JP2004099476A - 染毛料 - Google Patents

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杉本 憲一
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Abstract

【課題】手や皮膚に染まらずに簡単に染毛でき、使用時に特異な匂いがなく、しかも従来の市販品と同等の高い染毛力を有して、コンディショニング効果にも優れた簡単に染毛できる染毛料を提供する。
【解決手段】(A)直接染料と、(B)下記一般式(I)
【化1】
Figure 2004099476

(式中、Rは水素又は炭素数1〜2のアルキル基であり、Rは水素又はメチル基であり、Rは水素又は炭素数1〜4のアルキル基であり、nは1〜5の整数である。)で表されるポリオキシアルキレンベンジルエーテル化合物とを含有することを特徴とする染毛料。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、染毛料に関し、さらに詳しくは手や皮膚に染まらず、使用時に特異な匂いがなく、毛髪に対して優れた浸透効果により高い染毛力を有し、かつ優れたコンディショニング効果を有する染毛料に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、髪のニュアンスを変えたり、白髪を隠したいという消費者の要望が高まり、毛髪を染毛する多くの商品が開発されている。最も汎用されているものとしては、パラフェニレンジアミン等の酸化染料を用いた2剤型の酸化染毛剤であり、これは、使用時にアルカリ性下で過酸化水素を作用させて酸化・発色せしめるものであり、扱い方によっては、毛髪損傷や皮膚刺激を引き起こす場合もある。このため、酸化染料を用いず、酸性染料やニトロ染料等の直接染料を用いた、頭皮や頭髪に対して影響の少ない半永久染毛料が開発されてきた。半永久染毛剤としては、酸性染料を用いたヘアマニキュアなどが市販品として挙げられ、この場合、酸性染料単独では毛髪への浸透速度並びに浸透量が不十分であるので、浸透促進剤としてベンジルアルコールが配合されている。例えば、直接染料とベンジルアルコール等の芳香族アルコールとカチオン化合物やシリコーン化合物を組み合わせた染毛料が開示されている(特許文献1、2参照)。しかしながら、これらのベンジルアルコール等の芳香族アルコールを用いたものは、特異な匂いを有しており、手や皮膚に染着しやすく、また、皮膚に着色した場合は簡単に落ちない欠点を有しているため、使用時には専用の手袋をつけて染毛したり、専用のリムーバーなどを用いて皮膚染着を落とさなければならず、非常に煩雑な操作を強いられていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−105615号公報
【特許文献2】
特開平10−287535号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、手や皮膚に染まらずに簡単に染毛でき、使用時に特異な匂いがなく、しかも従来の市販品と同等の高い染毛力を有して、コンディショニング効果にも優れた簡単に染毛できる染毛料の開発が強く望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、斯かる実情に鑑み鋭意検討した結果、染料として直接染料を用い、特定のポリオキシアルキレンベンジルエーテル化合物を配合することによって、毛髪に対して優れた浸透効果により染毛料が手や皮膚に染まらずに毛髪に対しては高い染毛効果を与え、しかも使用時に特異な匂いがなく、優れたコンディショニング効果を有することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明は、(A)直接染料と、(B)下記一般式(I)
【0007】
【化2】
Figure 2004099476
【0008】
(式中、Rは水素又は炭素数1〜2のアルキル基であり、Rは水素又はメチル基であり、Rは水素又は炭素数1〜4のアルキル基であり、nは1〜5の整数である。)で表されるポリオキシアルキレンベンジルエーテル化合物を含有することを特徴とする染毛料にある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】
本発明に用いられる直接染料としては、皮膚に対する染着性の観点から、塩基性染料、ニトロ系染料及び分散染料が好ましい。これらの塩基性染料、ニトロ系染料及び分散染料は、Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook(The Cosmetic,Toiletry,and Fragrance Association、第9巻、2002年)に記載された公知の染料である。
【0011】
塩基性染料としては、赤色213号、赤色214号、BASIC BLUE 3、BASIC BLUE 6、BASIC BLUE 7、BASIC BLUE 9、BASIC BLUE 26、BASIC BLUE 41、BASIC BLUE 99、BASIC BROWN 4、BASIC BROWN16、BASIC BROWN 17、BASIC GREEN 1、BASIC GREEN 4、BASIC ORANGE 1、BASIC ORANGE 2、BASIC RED 1、BASIC RED 2、BASIC RED 22、BASIC RED 46、BASIC RED 76、BASIC RED 118、BASIC VIOLET 1、BASIC VIOLET 3、BASIC VIOLET 4、BASIC VIOLET 10、BASIC VIOLET 11:1、BASIC VIOLET 14、BASIC VIOLET 16、BASIC YELLOW 11、BASIC YELLOW 28、BASIC YELLOW 57等が挙げられる。
【0012】
例えば、ニトロ系染料としては、HC BLUE NO.2、HC BLUENO.4、HC BLUE NO.5、HC BLUE NO.6、HC BLUE NO.8、HC BLUE NO.9、HC BLUE NO.10、HC BLUE NO.11、HC BLUE NO.12、HC BLUE NO.13、HC BLUE NO.14、HC BROWN NO.1、HCBROWN NO.2、HC GREEN NO.1、HC ORANGE NO.1、HC ORANGE NO.2、HC ORANGE NO.3、HC ORANGE NO.5、HC RED NO.1、HC RED NO.3、HC RED NO.7、HC RED NO.8、HC RED NO.9、HC RED NO.10、HC RED NO.11、HC RED NO.13、HC RED NO.14、HC VIOLET NO.1、HC VIOLET NO.2、HC YELLOW NO.4、HC YELLOWNO.5、HC YELLOW NO.6、HC YELLOW NO.7、HC YELLOW NO.8、HC YELLOW NO.9、HC YELLOW NO.10、HC YELLOW NO.11、HC YELLOW NO.12、HC YELLOW NO.13、HC YELLOW NO.14、HC YELLOW NO.15等が挙げられる。
【0013】
分散染料としては、Disperse Black 9、Disperse Blue 1、Disperse Blue 3、Disperse Violet 1、Disperse Violet 4等が挙げられる。
【0014】
これら直接染料の中でも、更に好ましいものとしては、塩基性染料であるBASIC BLUE 99、BASIC BROWN 16、BASIC BROWN 17、BASIC RED 76、BASIC YELLOW 57であり、Williams社よりARIANOR Sienna Brown、ARIANOR Mahogany、ARIANOR Madder Red、ARIANOR Steel Blue、ARIANOR Straw Yellow等の商品名で、またJalcol社よりSienna Brown、Mahogany、Madder Red、Steel Blue、Straw Yellow等の商品名で市販されている。
【0015】
本発明の染毛料において、これらの直接染料は、それぞれ単独で用いることができるし、また二種以上を組み合わせて用いることもできる。また、これら直接染料の染毛料中への配合量は、好ましくは0.01〜3.0質量%(以下、%と略記する)、更に好ましくは、0.05〜1.0%の範囲である。直接染料の配合量が0.01%未満の場合には充分な染色効果が得られない場合があり、3.0%を超えると手や皮膚への染着が激しくなり使用上問題を生じる場合がある。
【0016】
本発明で用いられる成分(B)のポリオキシアルキレンベンジルエーテル化合物は、下記一般式(I)
【0017】
【化3】
Figure 2004099476
【0018】
(式中、Rは水素又は炭素数1〜2のアルキル基であり、Rは水素又はメチル基であり、Rは水素又は炭素数1〜4のアルキル基であり、nは1〜5の整数である。)で表される構造を有するものである。
【0019】
ポリオキシアルキレンベンジルエーテル化合物の具体例を挙げれば、ポリオキシエチレン(1E.O.)ベンジルエーテル、ポリオキシエチレン(2E.O.)ベンジルエーテル、ポリオキシエチレン(3E.O.)ベンジルエーテル、ポリオキシエチレン(2E.O.)ポリオキシプロピレン(1E.O.)ベンジルエーテル、ポリオキシエチレン(3E.O.)ポリオキシプロピレン(1E.O.)ベンジルエーテル、ポリオキシエチレン(3E.O.)ポリオキシプロピレン(2E.O.)ベンジルエーテル、ポリオキシエチレン(1E.O.)4−メチルベンジルエーテル、ポリオキシエチレン(2E.O.)4−メチルベンジルエーテル等が挙げられ、即ち、上記一般式(I)中、Rは水素又は炭素数1〜2のアルキル基であり、Rは水素又はメチル基であり、Rは水素又は炭素数1〜4のアルキル基であり、nは1〜5の整数の構造を示すものである。斯かるように、ポリオキシアルキレン部分が単一の構造の化合物のみではなく、単一の化合物中においてポリオキシエチレン部分とポリオキシプロピレン部分とが混在していても良い。
【0020】
また、これらのポリオキシエチレンベンジルエーテル化合物のうち、好ましいものとしては、ポリオキシエチレン(1E.O.)ベンジルエーテル、ポリオキシエチレン(2E.O.)ベンジルエーテル、ポリオキシエチレン(3E.O.)であり、これらは、青木油脂工業社よりブラウノンBA−1,ブラウノンBA−2,ブラウノンBA−3等の商品名で市販されている。
【0021】
本発明の染毛料において、これらのポリオキシアルキレンベンジルエーテル化合物は、それぞれ単独で用いることができるし、また二種以上を組み合わせて用いることもできる。また、これらのポリオキシアルキレンベンジルエーテル化合物の染毛料中への配合量は、好ましくは0.5〜20%、更に好ましくは、1.0〜10%の範囲である。ポリオキシアルキレンベンジルエーテル化合物の配合量が0.5%未満の場合には充分な染毛効果が得られない場合があり、20%を超えると製剤化上問題を生じる場合があるため好ましくない。
【0022】
本発明の染毛料においては、pH値を3.0〜8.0にすることが好ましく、より好ましくは、pH4.0〜7.0である。pHが3.0よりも低いと毛髪への染毛性に劣る場合があり、またpHが8.0を超えると、手や皮膚へ染着しやすくなり好ましくない。
【0023】
本発明の染毛料は所望により、本発明の効果を損しない範囲で、通常化粧料に一般に配合される成分、例えばエタノール、イソプロパノール等のアルコール、ラノリン誘導体、蛋白質誘導体や、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル油、ツバキ油、オリーブ油等の植物油等の油性成分、プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール等の保湿成分、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等の非イオン界面活性剤アルキルスルホン酸塩等のアニオン界面活性剤、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素、水溶性高分子物質(アニオン性、非イオン性、カチオン性のものを含む)、金属イオン封鎖剤、防腐剤、pH調整剤、ビタミン類、紫外線吸収剤、酸化防止剤、色素、香料及び噴射剤等を含むことができる。また、剤型としてエアゾール、液状、乳液状、クリーム状、ゲル状等様々な剤型タイプにすることができ、特に剤型を問わない。
【0024】
【実施例】
以下、本発明を実施例等により、さらに具体的に説明するが、これらにより本発明の技術的範囲が限定解釈されるべきものではない。尚、実施例に先立って各実施例で採用した試験法及び評価法を説明する。
【0025】
(1)皮膚への染着性試験
健常人の上腕内側部の3cm×3cmの面積部に試料0.5gを塗布し、5分間放置する。その後、温水で30秒間洗浄して乾燥した後、ミノルタ社製色差計(CR−300)を用いて測色を行い、下記の式に従って、塗布前との色差(ΔE)を求め、皮膚への染着性を評価した。尚、ΔEが大きいほど皮膚への染着性が高いことを示す。
【0026】
色差(ΔE)=[(ΔL)+(Δa)+(Δb)1/2
ΔL:塗布前後のL値の差
Δa:塗布前後のa値の差
Δb:塗布前後のb値の差
【0027】
(2)染毛性試験
市販のヒト白髪毛髪より作成したヘアーピース(10cm、1g)を市販のシャンプー(カネボウ社製 サラ エクストラダメージ シャンプーEX しっとり)で洗浄後、試料を0.5gを塗布し、染液が毛髪全体に行き渡るようによく揉み、3分間放置する。次いで温水にて1分間濯ぎ、乾燥した。自然乾燥させた後、ミノルタ社製色差計(CR−300)を用いて測色を行い、下記の式に従って、シャンプー処理前の毛髪との色差(ΔE)を求め、染毛性を評価した。尚、ΔEが大きいほど染毛性が高いことを示す。
【0028】
色差(ΔE)=[(ΔL)+(Δa)+(Δb)1/2
ΔL:塗布前後のL値の差
Δa:塗布前後のa値の差
Δb:塗布前後のb値の差
【0029】
(3)匂い試験
塗布時及びすすぎ時の匂いを20名の専門パネラーを用いて評価した。尚、評価基準は以下の通りである。
【0030】
評価基準:
◎:極めて良好 特異な異臭がせず、よいと答えた被験者の数が17人以上
○:良好    特異な異臭がせず、よいと答えた被験者の数が12人以上、
17人未満
△:やや悪い  特異な異臭がせず、よいと答えた被験者の数が8人以上、
12人未満
×:悪い    特異な異臭がせず、よいと答えた被験者の数が8人未満
【0031】
(4)コンディショニング性試験
塗布時及びすすぎ時の使用感を20名の専門パネラーを用いて評価した。尚、評価基準は以下の通りである。
【0032】
評価基準:
◎:極めて良好 使用感がよいと答えた被験者の数が17人以上
○:良好    使用感がよいと答えた被験者の数が12人以上、17人未満
△:やや悪い  使用感がよいと答えた被験者の数が8人以上、12人未満
×:悪い    使用感がよいと答えた被験者の数が8人未満
【0033】
(5)乾燥後の髪の仕上がり感試験
20名の専門パネラーについて、前記と同様の方法で使用した後、毛髪を乾燥させ、毛髪のまとまり易さ、しなやかさ、櫛通りの良否等の仕上がり具合を比較官能評価した。尚、評価基準は以下の通りである。
【0034】
評価基準:
◎:極めて良好 仕上がりがよいと答えた被験者の数が17人以上
○:良好    仕上がりがよいと答えた被験者の数が12人以上、17人未満
△:やや悪い  仕上がりがよいと答えた被験者の数が8人以上、12人未満
×:悪い    仕上がりがよいと答えた被験者の数が8人未満
【0035】
実施例1〜6、比較例1〜5
下記表1に示す配合組成の染毛料を常法に従って調製し、皮膚染着性、染毛性、匂い、コンディショニング性及び仕上がり感を評価した。その結果を併せて表1に示す。
【0036】
【表1】
Figure 2004099476
【0037】
表1から明らかなように、実施例1〜6の本発明の染毛料は、皮膚染着性、染毛性、匂い、コンディショニング性及び仕上がり感について優れていた。また、本発明の必須成分(A)を含まない比較例1及び5は、染料を含有しないために染毛性がなく本発明の目的を達成できなかった。また、本発明の必須成分(A)の代わりに、従来汎用されている酸性染料である赤色106号を用いた比較例2は、明らかに皮膚の染着性が高く、かつ染毛性は低かった。本発明の必須成分(B)を含まない比較例3は、同濃度の直接染料を含む実施例2と比較して、明らかに染毛性が低く、コンディショニング性や仕上がり感も劣っていた。また、本発明の必須成分(B)の代わりに、従来汎用されているベンジルアルコールを用いた場合には、特に匂いについて劣っており、また皮膚への染着性が極端に高くなり本発明の目的を達成できない。
【0038】
実施例7
下記組成の染毛料(カラートリートメント)を常法により調製した。
Figure 2004099476
(製造方法)
成分3〜10を80℃にて均一に混合溶解し、成分1,2,11,12,14,15を80℃にて均一に混合溶解したものへ加えて乳化を行う。40℃まで冷却後、成分13を添加し、30℃まで冷却しながら混合する。
【0039】
実施例7の本発明の染毛料は、皮膚染着性、染毛性、コンディショニング性及び仕上がり感のいずれの項目においても優れていた。
【0040】
実施例8
下記組成の染毛料(ヘアマニキュア)を常法により調製した。
Figure 2004099476
(製造方法)
成分1〜3、5、8、9,13及び15を70℃にて均一に混合溶解する。40℃まで冷却後、成分4、6、7、10〜12、14を室温にて混合溶解したものを添加し、30℃まで冷却しながら混合する。
【0041】
実施例8の本発明の染毛料は、皮膚染着性、染毛性、コンディショニング性及び仕上がり感のいずれの項目においても優れていた。
【0042】
実施例9
下記組成の染毛料(カラーシャンプー)を常法により調製した。
Figure 2004099476
(製造方法)
成分1〜14及び16を70℃にて均一に混合溶解する。50℃まで冷却後、成分15を添加し、30℃まで冷却しながら混合する。
【0043】
実施例9の本発明の染毛料は、皮膚染着性、染毛性、コンディショニング性及び仕上がり感のいずれの項目においても優れていた。
【0044】
尚、上記の各処方にて用いた香料は下記のものである。
【0045】
【表2】
Figure 2004099476
【0046】
【発明の効果】
本発明の染毛料は、手や皮膚に染まらず、毛髪に対して優れた浸透効果により高い染毛力を有し、かつ特異な溶剤臭もなく、高いコンディショニング効果を有し、使用性に優れたものである。

Claims (1)

  1. (A)直接染料と、(B)下記一般式(I)
    Figure 2004099476
    (式中、Rは水素又は炭素数1〜2のアルキル基であり、Rは水素又はメチル基であり、Rは水素又は炭素数1〜4のアルキル基であり、nは1〜5の整数である。)で表されるポリオキシアルキレンベンジルエーテル化合物とを含有することを特徴とする染毛料。
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