JP2004099256A - 給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】枚葉紙間にエアーを吹き込むノズル、及び下流側に送り出された枚葉紙を吸着する吸引部を一つのエアーポンプに接続しても、該ノズル及び吸引部のそれぞれを異なったタイミングで機能させることができる給紙装置を提供する。
【解決手段】積載された複数枚の枚葉紙間にエアーを吹き込むノズルと、下流側に送り出された枚葉紙を吸着可能に構成されるとともに、平面方向に移動可能に構成され、且つノズルによる枚葉紙間へのエアーの吹き込みを要しないときに吸引するように構成された吸引部と、ノズルが排気ポートに接続され、且つ吸引部が吸気ポートに接続されたエアーポンプとを備え、吸引部と吸気ポートとを接続する吸気系統は、吸引部と吸気ポートとの間が開閉可能に構成されるとともに、吸引部と吸気ポートとの間が閉塞された際に、吸気ポートと外部とが連通するように構成されてなる。
【選択図】     図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、積載された複数枚の枚葉紙を一枚づつ下流側に送り出す給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、下流側に配置された印刷機等に枚葉紙を給紙すべく、所定位置に積載された複数枚の枚葉紙を一枚ずつ送り出す給紙装置が周知である。
【0003】
かかる給紙装置は、積載された複数枚の枚葉紙から最上の枚葉紙を分離する分離装置と、該分離装置により分離されて下流側に送り出された枚葉紙を位置合わせして更に下流側に送り出すべく、該枚葉紙の位置決めを行う位置決装置とを備えている。
【0004】
前記分離装置は、積載された枚葉紙間にエアーを吹き込み、最上の枚葉紙と下層の枚葉紙とを分離するノズルと、該ノズルが排気ポートに接続された分離用エアーポンプとを備えている。
【0005】
前記位置決装置は、下流側に送り出されてきた枚葉紙の前端を当接させる前当体と、該前当体に前端が当接した枚葉紙の下面を吸着し、その状態で枚葉紙の送り出し方向に対して直交方向に移動する吸引部と、該吸引部が吸気ポートに接続された位置決用エアーポンプと、吸引部より送り出し方向に対して直交方向に移動する枚葉紙の側端を当接させる側当体とを備えている。
【0006】
前記吸引部は、分離装置におけるノズルからのエアーの吹き出しを要しないタイミング(先行して下流側に送り出された枚葉紙が下流側(該位置決装置等)に位置して、積載された枚葉紙から後続となる枚葉紙を送り出すことができず、最上の枚葉紙を下層の枚葉紙から分離することを要しないタイミング)において吸引するようになっている。
【0007】
この位置決装置は、枚葉紙の側端が側当体に当接、或いは略当接した際に、吸引部による枚葉紙の吸着を解除し、該枚葉紙の前端及び側端が前当体及び側当体に当接することで、枚葉紙の位置決めを行え得るように構成されている。これにより、下流側に配された印刷機に枚葉紙の姿勢を整えた上で、該枚葉紙を下流側の印刷機等に給紙できるようになっている。
【0008】
このように構成された給紙装置は、ノズルの接続された分離用エアーポンプと、吸引部の接続された位置決用エアーポンプとが、別個独立して設けられることで、ノズル及び吸引部のそれぞれの制御が容易となり、ノズルからのエアーの吹き出し、及び吸引部の吸引を必要とする上述したタイミングで、ノズル及び吸引部のそれぞれの機能を満足させ得るようになっている。
【0009】
【特許文献1】
特開平5―186074号公報
【特許文献2】
特開平5―261894号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エアーポンプの排気機能を利用したノズルと、エアーポンプの吸気機能を利用した吸引部とを機能させるべく、分離用エアーポンプ及び位置決用エアーポンプを別個独立に設けることは、コストの高騰を招くことになる。そこで、発明者は、前記ノズルが分離用エアーポンプの排気ポートに接続され、吸引部が位置決用エアーポンプの吸気ポートに接続されていることに着目し、ノズル及び吸引部のそれぞれを一つのエアーポンプの排気ポート及び吸気ポートのそれぞれに接続することを試みた。
【0011】
ところが、単にノズル及び吸引部をそれぞれを一つのエアーポンプの排気ポート及び吸気ポートのそれぞれに接続しただけでは、上述のタイミングでノズルのみを機能させようとしても、吸引部の機能を停止させるべくエアーポンプの吸気ポートと吸引部との間が閉塞されており、排気ポート(ノズル)から排気されるべきエアーを吸気ポートから吸気することができず、上記タイミングでノズルを機能させることができなかった。
【0012】
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、枚葉紙間にエアーを吹き込むノズル、及び下流側に送り出された枚葉紙を吸着する吸引部を一つのエアーポンプに接続しても、該ノズル及び吸引部のそれぞれを異なったタイミングで機能させることができる給紙装置を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる給紙装置は、請求項1記載の如く、所定位置に積載された複数枚の枚葉紙P,P…間にエアーを吹き込むノズル6と、前記所定位置から下流側に送り出された枚葉紙Pの何れか一方の面を吸着可能に構成されるとともに、平面方向に移動可能に構成され、且つ前記ノズル6による枚葉紙P,P…間へのエアーの吹き込みを要しないときに吸引するように構成された吸引部29と、前記ノズル6が排気ポートPdに接続され、且つ前記吸引部29が吸気ポートPvに接続されたエアーポンプ8とを備え、前記吸引部29と吸気ポートPvとを接続する吸気系統Lvは、吸引部29と吸気ポートPvとの間が開閉可能に構成されるとともに、吸引部29と吸気ポートPvとの間が閉塞された際に、前記吸気ポートPvと外部とが連通するように構成されてなることを特徴とする。
【0014】
上記構成の給紙装置によれば、吸気ポートPvと前記吸引部29とを接続する吸気系統Lvが、吸引部29と吸気ポートPvとの間が閉塞された際に、前記吸気ポートPvと外部とが連通するように構成されているため、ノズル6の機能を要し、且つ吸引部29の機能を要しない場合(吸引部29からエアーを吸引できないように吸引部29と吸気ポートPvとの間が閉塞された場合)に、積載された複数枚の枚葉紙P,P…間に吹き込むのに必要な流量のエアーを外部から吸気ポートPvに流入させることができる。これにより、ノズル6によって複数枚の枚葉紙P,P…間にエアーを吹き込むができ、下流側に送り出される枚葉紙Pと、積載された残りの枚葉紙Pとを確実に分離することができる。
【0015】
一方、ノズル6の機能を要さず、且つ吸引部29の機能を要する場合には、吸気ポートPvと吸引部29との間を開状態にすれば、吸気ポートPvと外部との間が閉塞され、枚葉紙Pを吸着させるのに必要なエアー量(流量)のエアーを吸引部29から引き込むことができる。これにより、吸引部29で枚葉紙Pを確実に吸着した状態で面方向に移動させることができる。なお、吸引部29に枚葉紙Pが吸着した際には、吸引部29におけるエアーの流入部分が枚葉紙Pによって外部からエアーが流入しにくい状態、或いは流入し得ない状態となっているので、複数枚の枚葉紙P,P…間にエアーの吹き込みを要しない状態にあるノズル6は、吸引部29から流入したエアーの流入量に対応して、エアーが吹き出ていない状態、或いは枚葉紙Pに対して作用しない極めて少ない吹き出し量のエアーが吹き出ている状態となる。
【0016】
したがって、上記構成の給紙装置は、ノズル6、及び吸引部29を一つのエアーポンプ8に接続しても、該ノズル6及び吸引部29のそれぞれを異なった動作タイミングで機能させることができる。その結果、エアーポンプの設置数を従来のエアーポンプの設置数に比して減らすことができ、コスト低減を図ることもできる。
【0017】
また、請求項2記載の如く、吸気系統Lvは、前記吸引部29と吸気ポートPvとを接続するとともに、前記吸引部29と吸気ポートPvとの間を開閉する切替バルブ43を備えた第一系統Lvaと、該第一系統Lvaにおける前記切替バルブ43と吸気ポートPvとの間から分岐した第二系統Lvbとを有し、該第二系統Lvbには、前記切替バルブ43が吸引部29と吸気ポートPvとの間を閉塞した際に、外部と連通するように開放する開閉バルブ19が設けらた構成を採用することができる。
【0018】
このようにすれば、吸引部29の機能(ノズル6の機能)を要するタイミングに応じて切替バルブ43を開閉するとともに、該切替バルブ43の開閉に対応して開閉バルブ19を開閉すれば、吸気系統Lvにおけるエアーの流通経路を切り替えることができ、ノズル6、及び吸引部29のそれぞれの機能を要するタイミングでそれぞれを機能させることができる。具体的には、切替バルブ43を閉状態にした際に、開閉バルブ19を開状態にすれば、ノズル6からエアーが吹き出させることができるとともに、吸引部29の吸引を停止させることができる。一方、切替バルブ43を開状態にした際に、開閉バルブ19を閉状態にすれば、吸引部29からエアーが吸い込まれ枚葉紙Pを吸着することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態にかかる給紙装置について、添付図面を参酌しつつ説明する。
【0020】
本実施形態にかかる給紙装置は、下流側に配置された印刷機に枚葉紙を給紙する装置である。かかる給紙装置は、図1に示す如く、平面視略角型をなす複数枚の枚葉紙Pを積載する載置台1と、該載置台1上に載置された複数枚の枚葉紙Pを捌いて最上の枚葉紙Pを下層の枚葉紙P(最上の枚葉紙Pの下方に位置する枚葉紙P)から分離させる分離装置2と、該分離装置2により下層の枚葉紙Pから分離状態にある最上の枚葉紙Pを一端(以下、前端という)を先頭にして下流側に送り出す送出装置3と、該送出装置3により送り出された枚葉紙Pを更に下流側に搬送する搬送装置4と、枚葉紙Pの姿勢を整えて下流側に配置された印刷機(図示しない)に向けて送り出すべく、前記搬送装置4により搬送されて来た枚葉紙Pを位置決めする位置決装置5とで構成されている。
【0021】
前記載置台1は、積載された複数枚の枚葉紙Pの高さに応じ、最上の枚葉紙Pが所定高さに位置するように昇降可能に構成されている。
【0022】
前記分離装置2は、積載された複数枚の枚葉紙P,P…間にエアーを吹き込むノズル6と、該ノズル6にエアー供給する後述する第一エアーポンプ8(図4)とを備えている。
【0023】
前記ノズル6は、積載された枚葉紙Pの上層部分であって、送り出し方向における上流側に位置する枚葉紙Pの他端(以下、後端という)に向けてエアーを吹き付け得るように配置されている。この分離装置2は、エアーを枚葉紙P,P…間に吹き込むことで少なくとも最上の枚葉紙Pと下層の枚葉紙Pとの間にエアーを介在させ、これらを分離するようになっている。なお、第一エアーポンプ8とノズル6との接続については後述する。
【0024】
前記送出装置3は、ノズル6からのエアーの吹き込みにより下層の枚葉紙Pと分離状態にある最上の枚葉紙Pの上面を吸着する吸着体7と、該吸着体7を介して外部のエアーを吸引する第二エアーポンプ9(図4)と、前記吸着体7を送り出し方向で往復動させる往復機構(図示しない)が内装された内装部10とを備えている。
【0025】
前記吸着体7は、枚葉紙Pに当接する吸盤状の吸着部11と、該吸着部11が載置台1上の枚葉紙Pと対向するように取り付けられた本体12とで構成されている。吸着部11は、上下方向に貫通した貫通穴(図示しない)が穿孔されており、該貫通穴と本体12に穿孔された貫通穴(図示しない)とが連通するように、本体12の下面に固定されている。本体12に穿孔された貫通穴は配管を介して前記第二エアーポンプ9に接続されている。なお、吸着体7と第二エアーポンプ9との接続については後述する。
【0026】
前記往復機構は、基点となる部位に位置した吸着体7によって吸着された最上の枚葉紙Pが、下層の枚葉紙Pから離間しつつ前端側(下流側)に送り出される(搬送される)ように、吸着体7を移動させる一方、該吸着体7(吸着された枚葉紙P)が下流側の所定位置に到達すると吸着体7を基点に戻すようになっている。
【0027】
前記搬送装置4は、上面が平面状態に形状設定されたテーブル部13と、枚葉紙Pの搬送方向に回転可能に構成されるとともに、テーブル部13の上面を内周面が摺動するように該テーブル部13に外嵌された無端のコンベアベルト14と、テーブル部13の上流端部と対向配置された送出ローラ15とを備えている。
【0028】
前記テーブル部13は、上面が下流側に向けて先下がり傾斜するように配置されている。また、このテーブル部13の上流端部及び下流端部には、枚葉紙Pの搬送方向に対して直交方向(以下、幅方向という)の回転軸を有するローラ16,16が設けられている。テーブル部13の上流端部側のローラ16の一端部には、ローラ駆動歯車17が取り付けられている。また、テーブル部13の下方には、テンションローラ18が前記ローラ16,16と略平行をなすように配置されており、前記コンベアベルト14が、前記ローラ16,16及びテンションローラ18に掛け渡されている。この状態で、コンベアベルト14の内周面の一部は、テーブル部13の上面を当接している。さらに、テーブル部13の上流端部(上流側のローラ16)の略下方には、後述する開閉バルブ19(図2)の開閉を行う開閉機構20(図2)を動作させる第一駆動軸21が、軸心を幅方向に位置させて前記テーブル部13を支持するフレームFに枢着されている。
【0029】
前記第一駆動軸21は、一端部に駆動歯車22、第一スプロケット23、及び第一プーリー24が取り付けられ、他端部に前記開閉機構20の一部を構成するカム36(図2)が取り付けられている。前記駆動歯車22は、前記ローラ駆動歯車17と噛合している。前記第一スプロケット23は、位置決装置5を駆動する第二駆動軸25の一端部に取り付けられた第二スプロケット26にチェーンCが掛け渡されている。前記第一プーリー24は、前記送出装置3を駆動する第三駆動軸27の一端部に取り付けられた第二プーリー28に無端ベルトVが掛け渡されている。これにより、搬送装置4のコンベアベルト14の移動タイミング、前記送出装置3(吸着体7)の動作タイミング、位置決装置5(吸引部である後述する引針体29)の動作タイミング、及び開閉機構20の動作タイミングのそれぞれが連動するようになっている。なお、送出装置3(吸着体7)の動作タイミングは、前記分離装置2(ノズル6)の動作にも連動しており、これによってこれらの動作タイミングと連動するようになっている。
【0030】
ここで開閉バルブ19及び開閉機構20について説明すると、開閉バルブ19は、図2に示す如く、側面及び下面に開口Ha,Hbを形成した略L字状の貫通穴30が穿孔された弁本体31と、該弁本体31の側面に形成された開口を開閉する開閉体32とを備えている。
【0031】
前記弁本体31は、下面に形成された開口Haと前記第一エアーポンプ8の第一吸気ポートPv(図4)とを配管接続し得るように形状設定されている。
【0032】
前記開閉体32は、外観略L字状に形成されており、屈曲部分が前記テーブル部13を支持する前記フレームFに枢着されている。該開閉体32は、一端部(以下、封鎖部33という)が前記弁本体31の側面に当接して該側面に形成された開口Hbを閉塞し得るように形状設定され、前記封鎖部33を弁本体31に当接させるべく他端部がコイルバネ34によって付勢されている。
【0033】
上記構成の開閉バルブ19は、開閉体32を正逆回転させることで、封鎖部33が弁本体31の側面に対して接離し、側面に形成された開口Hbの開閉を可能にしている。
【0034】
前記開閉機構20は、開閉体32を回転させて開閉バルブ19の開閉を行うリンク機構35と、該リンク機構35を動作させる前記カム36とで構成されている。
【0035】
前記リンク機構35は、二本の棒体37a,37bが組み合わされて構成されており、一方の棒体37aは、一端部が前記開閉体32におけるフレームFとの枢着部分とコイルバネ34の取り付け部分との間に枢着され、他端部が他方の棒体37bの一端部に枢着されている。他方の棒体37bは、長手方向の略中央部が前記フレームFに枢着されており、他端部には、前記カム36の外周に摺接する摺接部38が形成されている。
【0036】
このように構成された開閉機構20は、第一駆動軸21を駆動してカム36を軸周りに回転させると、該カム36の外周形状に対応してリンク機構35が動作し、開閉体32の封鎖部33が、弁本体31の側面に対して離間して開閉バルブ19が(側面の開口Hb)が開状態となり、さらに第一駆動軸21を回転させることで、カム36の回転に連動するリンク機構35の動作と対応して作用するコイルバネ34の付勢力よって開閉体32が回転し、封鎖部33が弁本体31に再度当接して側面の開口Hbを閉塞するように構成されている。
【0037】
図1に戻り、前記送出ローラ15は、回転駆動可能に構成されている。該送出ローラ15は、幅方向に軸心を位置させてテーブル部13の上流端部における上面に対し、前記コンベアベルト14を介して対向配置されており、コンベアベルト14に対して接離可能に構成されている。該送出ローラ15は、前記送出装置3により送り出された枚葉紙Pの前端部が、テーブル部13の上流端に位置した際に、コンベアベルト14に接近して該コンベアベルト14とともに枚葉紙Pを圧着し、該枚葉紙Pを強制的に下流側に搬送するようになっている。
【0038】
このように構成された搬送装置4は、送出ローラ15とコンベアベルト14とで下流側に搬送された枚葉紙Pの後端部が、送出ローラ15から離脱すると、コンベアベルト14のみで枚葉紙Pを下流側に搬送するようになっている。
【0039】
前記位置決装置5は、搬送装置4の下流側で隣接して配置されている。該位置決装置5は、前記搬送装置4により搬送されてきた枚葉紙Pに前端が当接するように構成された前当体39と、該位置決装置5により位置決めされた枚葉紙Pを下方に送り出すべく上下方向に配設された一対のローラ40a,40bと、該前当体39に当接した枚葉紙Pの下面を吸着して幅方向に移動する吸引部である前記引針体29と、該引針体29を幅方向に移動させる幅方向移動機構部41と、該引針体29により幅方向に移動させた枚葉紙Pの側端を当接させる側当体42と、引針体29の吸引及びその停止を行う切替バルブ43(図3)と、該切替バルブ43の開閉を切り替える切替機構44(図3)とで構成されている。
【0040】
前記前当体39は、断面略L字状に形成された長尺体であり、一方の片の端部が幅方向の軸周りに回転可能に該位置決装置5のフレームFaに枢着され、他方の片の端部が、搬送されてくる枚葉紙Pに前端と当接するように、枚葉紙Pの搬送経路R上に突出可能に配置されている。すなわち、該前当体39は、位置決めされた枚葉紙Pが下流側に送り出される際に下方に向けて回転し、搬送経路R上に突出した他方の片の端部が、搬送経路Rから退避するようになっている。
【0041】
前記一対のローラ40a,40bのうち、下方のローラ40aは、搬送されてくる枚葉紙Pの下面に外周面の一部が当接するように、前記前当体39の上方で且つ軸心を幅方向に位置させて該位置決装置5のフレームFaに枢着されている。他方のローラ40bは、前記一方のローラ40aと略平行で且つ対向して、該一方のローラ40aの上方に設けられている。該他方のローラ40bは、一方のローラ40aに対して接離可能に構成されており、位置決めされた枚葉紙Pを下流側に送り出す際に、一方のローラ40aに接近して枚葉紙Pを圧着し、この状態で回転駆動することで枚葉紙Pを送り出すように構成されている。
【0042】
前記引針体29は、図3(図1におけるA−A断面)に示す如く、上面に複数の溝が形成されるとともに、上面及び前面に開口を形成したL字状の貫通した通気穴45の形成されたブロック体であり、下面には前記幅方向移動機構部41の後述する第一案内体46の第一案内溝47に嵌め込まれるカムフォロア48が設けられている。該引針体29の前面に形成された開口部は、前記切替バルブ43に配管接続されている。
【0043】
前記幅方向移動機構部41は、該位置決装置5のフレームFaの枢着された従動軸49と、該従動軸49に外嵌された第一案内体46とで構成されている。
【0044】
前記従動軸49は、フレームFaから外側に延出した一端部に第三プーリー50、及び前記切替機構44の後述する第二案内体51が取り付けられている。第三プーリー50は、フレームFaから外側に延出した第二駆動軸25の一端部に取り付けられた第四プーリー52に無端ベルトVが掛け渡されている。
【0045】
前記第一案内体46は、外周回りに無端の第一案内溝47が形成されており、該第一案内溝47に前記引針体29のカムフォロア48が嵌め込まれている。
【0046】
上記構成の幅方向移動機構部41は、前記従動軸49が回転すると、引針体29のカムフォロア48が、回転する第一案内体46の第一案内溝47の形状に対応して幅方向に移動し、引針体29が幅方向で往復動するように構成されている。
【0047】
前記側当体42は、前記引針体29によって吸着された枚葉紙Pを幅方向に移動させた際に、該枚葉紙Pの幅方向の一方の側端が当接し得るように、引針体29と幅方向で所定間隔(引針体29の移動量に対応した間隔)を有し、且つ前記前当体39の他方の片の端部と同様に、枚葉紙Pの搬送経路R上に突出するように設けられている。
【0048】
前記切替バルブ43は、前記引針体29に接続されるとともに、第一エアーポンプ8に接続されるバルブ本体53と、該切替バルブ43の開閉を行う開閉板54とで構成されている。
【0049】
前記バルブ本体53は、外観略直方体をなしたブロック体で構成されており、長手方向を幅方向にして配置されている。該バルブ本体53は、上面の略中央部に下方に向けて吸気穴55が穿孔され、該吸気穴55の穿孔位置に対して該バルブ本体53の長手方向の一端側に偏心した位置で、下面から上方に向けて排気穴56が穿孔されている。該吸気穴55及び排気穴56は、バルブ本体53の一方の短手方向(高さ方向)の略中央部まで穿孔されている。該バルブ本体53は、前記開閉板54を内挿する内挿穴57が長手方向に貫通して穿設されている。該内挿穴57は、開閉板54を内挿し得るようにスリット状に形成されており、バルブ本体53の他方の短手方向(奥行き方向)で長尺に形成されている。この内挿穴57は、前記吸気穴55、及び排気穴56に接続した状態となっている。
【0050】
前記開閉板54は、前記バルブ本体53の内挿穴57を形成する内周面に摺接状態で内挿可能に形状設定されており、略中央部には、前記吸気穴55と排気穴56とを接続し得る径に設定された貫通した接続穴58が穿孔されている。つまり、接続穴58は、吸気穴55及び排気穴56の穴径、及び偏心量を考慮して穴径が設定されている。
【0051】
上記構成の切替バルブ43は、バルブ本体53に内挿された開閉板54を長手方向に移動させることで、前記接続穴58を介して吸気穴55と排気穴56とが連通する接続状態と、開閉板54により吸気穴55と排気穴56とが遮断された閉塞状態とに切り替え得るようになっている。なお、切替バルブ43(引針体29)と第一エアーポンプ8との接続については後述する。
【0052】
前記切替機構44は、前記開閉板54を動作させるリンク機構59と、該リンク機構59を動作させる前記第二案内体51とで構成されている。
【0053】
前記リンク機構59は、位置決装置5のフレームFaに取り付けられたブラケット60と、該ブラケット60に枢着された第一リンク61と、該第一リンク61と前記切替バルブ43とを連結する第二リンク62とで構成されている。前記ブラケット60は、第一リンク61を所定位置に配置すべく、フレームFaから外側に延出した取付部63を有しており、前記第一リンク61の略中央部が該取付部63の先端部に枢着されている。前記第一リンク61は、一端部に前記第二案内体51の後述する第二案内溝64に嵌め込まれる案内部65が形成されている。
【0054】
前記第二リンク62は、一端部が第一リンク61の他端部に枢着されるとともに、他端部が前記開閉板54の一端部に枢着されている。
【0055】
前記第二案内体51は、従動軸49の一端部に前記第三プーリー50と隣接して取り付けられている。該第二案内体51の外周には、前記第一リンク61の案内部65が嵌め込まれる無端の第二案内溝64が所定形状に設定されて形成されている。
【0056】
上記構成の幅方向移動機構部41は、前記第二駆動軸25を介して従動軸49を回転させることで、第一リンク61の案内部65が周方向に回転する第二案内溝64に沿って移動し、これに伴って第二リンク62及び切替バルブ43の開閉板54を幅方向に移動させて、切替バルブ43の開閉を切り替え得るようになっている。
【0057】
次に、前記ノズル6、引針体29と第一エアーポンプ8との接続、並びに吸着体7と第二エアーポンプ9との接続について説明する。図4は、これらを配管接続した配管図である。
【0058】
前記ノズル6は、第一配管66を介して第一エアーポンプ8の第一排気ポートPdに接続されている。前記第一配管66は、途中に開閉可能な第一弁部67を備えている。該第一弁部67は、送出装置3(吸着体7)、搬送装置4、及び位置決装置5(引針体29)と機械的に連動しており、吸着体7、引針体29、搬送装置4等の動作に応じて開閉するようになっている。
【0059】
前記引針体29は、配管を介して第一エアーポンプ8の第一吸気ポートPvに接続されている。具体的には、引針体29と第一吸気ポートPvとを接続する吸気系統Lvは、引針体29と第一吸気ポートPvとを接続する第一系統Lvaと、該第一系統Lvaから分岐した第二系統Lvbとで構成されている。
【0060】
前記第一系統Lvaは、引針体29の前面に形成した開口部と切替バルブ43の吸気穴55とが第二配管68で接続されるとともに、切替バルブ43の排気穴56と第一エアーポンプ8の第一吸気ポートPvとが第三配管69で接続されて構成されている。第三配管69は、前記第二系統Lvbを接続すべく、途中にT型継手70が設けられている。
【0061】
前記第二系統Lvbは、前記開閉バルブ19の前記弁本体31が前記第一系統LvaのT型継手70に第四配管71を介して接続されており、第一系統Lvaと合流した状態で第一エアーポンプ8の第一吸気ポートPvに接続されている。
【0062】
前記吸着体7は、第五配管72を介して第二エアーポンプ9の第二吸気ポートPvに接続されている。この第五配管72は、途中に開閉可能な第二弁部73を備えており、ノズル6、引針体29、搬送装置4等の動作に連動して、該第二弁部73が開閉するようになっている。
【0063】
図1に戻り、以上の構成からなる上記給紙装置は、載置台1に積載された複数枚の枚葉紙P,P…が、搬送装置4のテーブル部13上の枚葉紙Pが所定枚数となるまで所定時間毎に前記分離装置2及び送出装置3によって順次送り出されるようになっており、これらの送り出された枚葉紙Pが搬送装置4のテーブル部13(コンベアベルト14)上で搬送方向上流から下流に向けて所定の重なり量で重なりあった状態で、先行する枚葉紙P(位置決装置5に位置する枚葉紙P)が位置決めされ、且つ下流側の印刷機への送り出されるまで待機するようになっている。そして、位置決装置5によって位置決めされた枚葉紙Pが印刷機に給紙されると、テーブル部13上の最前の枚葉紙Pが位置決装置5(引針体29)上に位置するように、テーブル部13上の枚葉紙P,P…が下流側に所定の移動量で下流側に送られるとともに、テーブル部13上の枚葉紙Pが所定枚数となるように、載置台1上の枚葉紙Pが、分離装置2及び送出装置3によって送り出されるようになっている。
【0064】
これらの一連の行程について、図1及び図4に基づいて、該給紙装置の各装置1,2,3,4,5の連動した動作について、以下詳細に説明する。
【0065】
まず、第一エアーポンプ8、及び第二エアーポンプ9を駆動するとともに、チェーンC、無端ベルトVを介して各装置を駆動する。そうすると、まず、開閉バルブ19及び第一弁部67が開状態で、且つ切替バルブ43が閉状態となって、開閉バルブ19(弁本体31)からエアーが流入し、第一エアーポンプ8、第一弁部67を介してノズル6からエアーが流出し、上層部に位置する載置台1上の枚葉紙P,P…間にエアーが吹き込まれ、該エアーの介在によって最上の枚葉紙Pが下層の枚葉紙Pから離間(分離)した状態となる。そして、第二弁部73が開状態となって、第二エアーポンプ9の吸引により吸着体7の吸着部11からエアーが吸い込まれる。この状態で、往復機構が動作し、吸着部11を下層の枚葉紙Pから分離状態にある最上の枚葉紙Pの上面に接近すると、エアーの吸引によって枚葉紙Pが吸着部11に吸着され、該枚葉紙Pが下層の枚葉紙Pから離間しつつ下流側に送り出される。
【0066】
そして、送り出された枚葉紙Pの前端部が搬送装置4のコンベアベルト14と送出ローラ15間に位置すると、第二弁部73が閉状態となって枚葉紙Pの吸着が解除され、該枚葉紙Pがコンベアベルト14及び送出ローラ15によって圧着状態で下流側に送り出される。該枚葉紙Pの後端が送出ローラ15から離脱すると、コンベアベルト14上に載置状態にある枚葉紙Pは、コンベアベルト14のみによって下流側に搬送される。
【0067】
そして、搬送装置4によって搬送されてきた枚葉紙Pの前端が、位置決装置5に到達して前当体39の他方の片(端部)に当接する。この状態で、該枚葉紙Pが引針体29上に位置することとなる。そして、開閉バルブ19が閉状態になるとともに、切替バルブ43が開状態となり、第一エアーポンプ8の吸引によって引針体29から外部のエアーが吸い込まれ、引針体29に枚葉紙Pの下面が吸着される。この状態では、第一弁部67は閉状態となっているため、ノズル6からのエアーの流出が、無い状態となっており、載置台1上の枚葉紙P,P…間には、ノズル6によってエアーが吹き込まれていない状態となっている。
【0068】
そして、枚葉紙Pを吸着した状態で、引針体29が幅方向に移動し、吸着した枚葉紙Pの側端が側当体42に当接すると略同時、或いはその前後で、切替バルブ43が閉状態となって枚葉紙Pの吸着が解除される。そうすると、この状態で、枚葉紙Pの前端が前当体39によって位置決めされ、且つ側端が側当体42によって位置決めされた状態となる。そして、前当体39が下方に回転して他方の片の端部が搬送経路Rから退避し、位置決めされた枚葉紙Pが一対のローラ40a,40bで圧着されて下流側の印刷機に給紙される。
【0069】
上記位置決めされた枚葉紙Pが印刷機に給紙されると、コンベアベルト14上で待機している後続の枚葉紙Pがコンベアベルト14によって位置決装置5に送り出されるとともに、前記分離装置2及び送出装置3が上述の如く動作し、テーブル部13上の枚葉紙Pが所定の枚数となるように、載置台1上の枚葉紙Pが下流側に送り出される。上記行程が連続して繰り返されることで、下流側の印刷機に枚葉紙Pの姿勢を整えて順次給紙することができる。
【0070】
上記構成の給紙装置によれば、第一エアーポンプ8の第一吸気ポートPvと引針体29とを接続する吸気系統Lvを、切替バルブ43を介して第一吸気ポートPvと引針体29とを接続する第一系統Lvaと、該第一系統Lvaにおける切替バルブ43と第一吸気ポートPvとの間から分岐した第二系統Lvbとで構成し、該第二系統Lvbに前記切替バルブ43が閉状態であるときに開状態となる開閉バルブ19を設けたので、引針体29を機能させる必要がなく、且つノズル6を機能させる必要のある状態において、開閉バルブ19を開状態にすることで、外部からエアーを吸い込むことができ、ノズル6からエアーを流出させて枚葉紙P,P間にエアーを吹き込むことができる。一方、引針体29を機能させる必要があり、且つノズル6を機能させる必要のない状態において、開閉バルブ19を閉状態にするとともに、切替バルブ43を開状態にすれば、引針体29から外部のエアーを吸い込むことができ、引針体29で枚葉紙Pを確実に吸着することができる。
【0071】
これによって、一つの第一エアーポンプ8にノズル6及び引針体29を接続しても、これらを異なったタイミングで機能させることができる。その結果、従来に比してエアーポンプの設置数を減らすことができ、コスト低減が可能となる。
【0072】
また上述のように、吸気系統Lvを第一系統Lvaと、該第一系統Lvaから分岐した第二系統Lvbとで構成したので、開閉バルブ19、及び切替バルブ43のそれぞれを、開閉のみを切り替える簡素な構成なものにすることができ、開閉バルブ19、及び切替バルブ43の故障率、及びコストを低減することができる。
【0073】
また、第一弁部67、開閉バルブ19及び切替バルブ43を各装置2,3,4,5間に掛け渡したチェーンC等の駆動によって機械的に連動するようにしたので、第一弁部67、開閉バルブ19及び切替バルブ43のそれぞれの開閉のタイミングに誤差が生じにくく、ノズル6、及び引針体29のそれぞれを機能させる必要のあるタイミングで確実に機能させることができる。
【0074】
尚、本発明の給紙装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0075】
本実施形態において、開閉バルブ19、及び切替バルブ43は、上記実施形態に採用した形態のものに限定されるものではなく、開閉可能なバルブであれば、適宜変更可能である。
【0076】
また、本実施形態において、第一エアーポンプ8と引針体29とを接続する吸気系統Lvを、開閉切替可能な切替バルブ43を介して第一エアーポンプ8と引針体29とを接続した第一系統Lvaと、該第一系統Lvaから分岐し、開閉可能な開閉バルブ19を備えた第二系統Lvbで構成したが、これに限定されるものではなく、例えば、第一エアーポンプ8の第一吸気ポートPvと引針体29とを接続した系統に、前記切替バルブ43に代えて、第一吸気ポートPvと引針体29とを連通させ得る流路と、第一吸気ポートPvと外部とを連通させ得る流路とを備え、これらの流路を適宜切り替えることのできる方向制御弁を採用してもよい。
【0077】
さらに、本実施形態において、第一弁部67、開閉バルブ19及び切替バルブ43を、各装置3,4,5間に掛け渡したチェーンC等により機械的に連動して開閉させるようにしたが、これらは、必ずしも機械的に連動したものに限定されるものではなく、例えば、これらのそれぞれをソレノイド等で電気的に制御して開閉するようにしてもよい。
【0078】
本実施形態において、搬送装置4を介して送出装置3から位置決装置5に枚葉紙Pを送り出すようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、送出装置3から直接位置決装置5に枚葉紙Pを送り出すようしてもよい。この場合においても、ノズル6と引針対29との動作タイミングが異なるように、位置決装置5(引針体29)が動作して枚葉紙Pを位置決めしている際に、送出装置3から枚葉紙Pを送り出さないようにすればよい。
【0079】
【発明の効果】
以上のように、本発明にかかる給紙装置によれば、エアーポンプの吸気ポートと前記吸引部とを接続する吸気系統が、吸引部と吸気ポートとの間が閉塞された際に、前記吸気ポートと外部とが連通するように構成されているので、ノズル、及び吸引部のそれぞれを、一つのエアーポンプに接続しても、これらを異なったタイミングで機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる給紙装置の全体側面図を示す。
【図2】同実施形態にかかる給紙装置の開閉バルブ及び開閉機構の概略側面図を示す。
【図3】図1のA−A断面図であって、同実施形態にかかる位置決装置の断面図を示す。
【図4】同実施形態にかかるノズル、引針、第一弁部、開閉バルブ、及び切替バルブの配管図を示す。
【符号の説明】
1…載置台、2…分離装置、3…送出装置、4…搬送装置、5…位置決装置、6…ノズル、7…吸着体、8…第一エアーポンプ、9…第二エアーポンプ、10…内装部、11…吸着部、12…本体、13…テーブル部、14…コンベアベルト、15…送出ローラ、16…ローラ、17…ローラ駆動歯車、18…テンションローラ、19…開閉バルブ、20…開閉機構、21…第一駆動軸、22…駆動歯車、23…第一スプロケット、24…第一プーリー、25…第二駆動軸、26…第二スプロケット、27…第三駆動軸、28…第二プーリー、29…引針体(吸引部)、30…貫通穴、31…弁本体、32…開閉体、33…封鎖部、34…コイルバネ、35…リンク機構、36…カム、37a,37b…棒体、38…摺接部、39…前当体、40a,40b…ローラ、41…幅方向移動機構部、42…側当体、43…切替バルブ、44…切替機構、45…通気穴、46…第一案内体、47…第一案内溝、48…カムフォロア、49…従動軸、、50…第三プーリー、51…第二案内体、52…第四プーリー、53…バルブ本体、54…開閉板、55…吸気穴、56…排気穴、57…内挿穴、58…接続穴、59…リンク機構、60…ブラケット、61…第一リンク、62…第二リンク、63…取付部、64…第二案内溝、65…案内部、66…第一配管、67…第一弁部、68…第二配管、69…第三配管、70…T型継手、71…第四配管、72…第五配管、73…第二弁部、C…チェーン、F,Fa…フレーム、Ha…開口、Hb…開口、Lv…吸気系統、Lva…第一系統、Lvb…第二系統、Pv…第一吸気ポート,第二吸気ポート、Pd…第一排気ポート、R…搬送経路、V…無端ベルト

Claims (2)

  1. 所定位置に積載された複数枚の枚葉紙(P,P…)間にエアーを吹き込むノズル(6)と、前記所定位置から下流側に送り出された枚葉紙(P)の何れか一方の面を吸着可能に構成されるとともに、平面方向に移動可能に構成され、且つ前記ノズル(6)による枚葉紙(P,P…)間へのエアーの吹き込みを要しないときに吸引するように構成された吸引部(29)と、前記ノズル(6)が排気ポート(Pd)に接続され、且つ前記吸引部(29)が吸気ポート(Pv)に接続されたエアーポンプ(8)とを備え、前記吸引部(29)と吸気ポート(Pv)とを接続する吸気系統(Lv)は、吸引部(29)と吸気ポート(Pv)との間が開閉可能に構成されるとともに、吸引部(29)と吸気ポート(Pv)との間が閉塞された際に、前記吸気ポート(Pv)と外部とが連通するように構成されてなることを特徴とする給紙装置。
  2. 吸気系統(Lv)は、前記吸引部(29)と吸気ポート(Pv)とを接続するとともに、前記吸引部(29)と吸気ポート(Pv)との間を開閉する切替バルブ(43)を備えた第一系統(Lva)と、該第一系統(Lva)における前記切替バルブ(43)と吸気ポート(Pv)との間から分岐した第二系統(Lvb)とを有し、該第二系統(Lvb)には、前記切替バルブ(43)が吸引部(29)と吸気ポート(Pv)との間を閉塞した際に、外部と連通するように開放する開閉バルブ(19)が設けられてなる請求項1記載の給紙装置。
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