JP2004099133A - シール方法、シール装置及び充填包装機 - Google Patents
シール方法、シール装置及び充填包装機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004099133A JP2004099133A JP2002265552A JP2002265552A JP2004099133A JP 2004099133 A JP2004099133 A JP 2004099133A JP 2002265552 A JP2002265552 A JP 2002265552A JP 2002265552 A JP2002265552 A JP 2002265552A JP 2004099133 A JP2004099133 A JP 2004099133A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing
- film
- width direction
- arc
- tubular film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Package Closures (AREA)
Abstract
【課題】背貼り部分を有する筒状フィルムの幅方向に沿ってシール不良を生じることなく良好に横シールを実施し得るシール装置およびシール方法の提供。
【解決手段】長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールした背貼り部分11を有する筒状フィルム12の長手方向と直交する幅方向に沿ってシールするシール装置において、前記筒状フィルムの幅方向に沿って、前記背貼り部分を筒状フィルム側に圧接しながら該幅方向の一方から他方に向けて漸次接触する弧状シール面13Aを有する横シーラー10を含むことを特徴とするシール装置。
【選択図】 図1
【解決手段】長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールした背貼り部分11を有する筒状フィルム12の長手方向と直交する幅方向に沿ってシールするシール装置において、前記筒状フィルムの幅方向に沿って、前記背貼り部分を筒状フィルム側に圧接しながら該幅方向の一方から他方に向けて漸次接触する弧状シール面13Aを有する横シーラー10を含むことを特徴とするシール装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被包装物を合成樹脂などからなるフィルム製の袋に充填し密封包装してなる包装体を連続的に製造するために用いるシール方法、シール装置及び充填包装機に関し、特に長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールした背貼り部分を有する筒状フィルムの長手方向と直交する幅方向に沿って良好にシールすることができるシール方法、シール装置及び充填包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールした背貼り部分を有する筒状フィルムの長手方向と直交する幅方向に沿ってシール(以下、横シールという)して被包装物品を密封包装した包装体の製造において、該筒状フィルムの長手方向に沿って所定間隔毎に横シールをする方式としては、回転シール方式や平板シール方式(波型平板を含む)などがある。
図3は背貼り部分を有する包装体製造用のシール装置の一例を示す図である(例えば、特許文献1参照)。このシール装置は、長尺の合成樹脂フィルム1(合成樹脂単層または積層フィルム、金属蒸着フィルム、合成樹脂フィルムと金属箔とのラミネートフィルムなど)を、被包装物の投入口を兼ねる製袋筒2の外周に巻き付けてその両端を重ね合わせながら製袋筒2の下方に移動させ、その途中、この両端の重なり合った部分を、互いに接触・離間する一対の背貼り用シーラー3で挟んでシールし、背貼り部分4を有する筒状フィルム5とし、さらに下方に移動した該筒状フィルム5を、互いに接触・離間する一対の横シーラー6で挟んで横シールし、かつその直後に幅方向に切断し、被包装物をフィルム袋で密封包装した包装体7を製造するようになっている。被包装物は製袋筒2の孔を通して、前記横シーラー6よりも上部の位置で筒状フィルム5内に投入される。なお、本例示は比較的大量の被包装物を収納するためのガゼット袋を製造する場合を示しており、そのために背貼り用シーラー3と横シーラー6との間に筒状フィルム5の両側を折り込むガゼット折込装置8を備えているが、平袋構造の包装体を製造する場合、このガゼット折込装置8は使用しない。
【0003】
このような背貼り部分を有する筒状フィルムを横シールして製袋する過程において、背貼り部分と筒状フィルムとが重なる部分(フィルム4枚部)が一番厚みがあることから、熱シール時にはその厚み部分(フィルム4枚部)に加圧力と温度が集中してしまうことになり、その左右の際部分(フィルム2枚部)に安定した加圧印加及び温度印加ができない問題があった。それ故に包装体の密封性を完全に満足できるものではなく、横シール部分に液状物質を噛み込んだ場合においては、フィルム2枚部の液状物質を排除しきれず、結果として液じわ漏れが起こる問題があり、安定した製品を作ることができなかった。
【0004】
前記厚み差によるシール不良の改善策として、シールの片側に熱板を設置し、もう片側を柔軟性のあるゴム(シリコーンゴム等)からなるシールバーを用いていたが、フィルム4枚部とフィルム2枚部の厚み差による印加圧力差の問題は解消できなかった。この厚み差を無くす手段として、予めフィルム厚み差を埋めるように熱板に段差をつける(この場合は厳密なフィルム厚み分でなくともよい)こともある。しかしながら、背貼り合わせズレは連続した稼働で常に起こり得るものであることにより、その段差起因による加圧力と温度の印加バラツキにより密封は不満足なものとなる。
【0005】
また液状物質の噛み込み対策としては、▲1▼液がない空間を熱シールする方法や▲2▼しごきロールによる液排除及び▲3▼充填液のサックバック(吸引)等があった(例えば特許文献2参照)。しかしながら、これらの各方法及びその組み合わせにおいても液じわ漏れを完全に防止するまでには至っていない。すなわち、▲1▼および▲3▼においては、連続した生産において液状物質の噛み込みが発生する可能性があり、▲2▼はフィルム厚み差があるため、しごきが完全にできない問題があった。
また▲1▼においては余分な包装部分が必要になり、そのフィルムコストが余計にかかり、▲3▼においては包装時間に余分な工程が必要になり、その結果生産性が低下してしまう問題があった。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−171112号公報
【特許文献2】
特開2002−46712号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した通り、背貼りを有する筒状フィルムに横シールを施すための従来のシール装置では、フィルム4枚部とフィルム2枚部の厚み差により横シール面に安定した加圧印加及び温度印加ができない問題があり、特に横シール部分に液状物質を噛み込んだ場合においては、フィルム2枚部の液状物質を排除しきれず、結果として液じわ漏れが発生する問題があった。
【0008】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、背貼り部分を有する筒状フィルムの幅方向に沿ってシール不良を生じることなく良好に横シールを実施し得るシール装置およびシール方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明は、長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールして背貼り部分を有する筒状フィルムの長手方向と直交する幅方向に沿ってシールするシール方法において、前記筒状フィルムの幅方向に沿って、前記背貼り部分を筒状フィルム側に圧接しながら該幅方向の一方から他方に向けて漸次前記筒状フィルムの幅方向をシールすることを特徴とするシール方法を提供する。
また本発明は、長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールした背貼り部分を有する筒状フィルムの長手方向と直交する幅方向に沿ってシールするシール装置において、前記筒状フィルムの幅方向に沿って、前記背貼り部分を筒状フィルム側に圧接しながら該幅方向の一方から他方に向けて漸次接触する弧状シール面を有する横シーラーを含むことを特徴とするシール装置を提供する。
本発明のシール装置において、前記横シーラーはロールであることが好ましい。
さらに本発明は、前記シール装置を備える充填包装機を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明のシール装置の第1の実施形態を示す図であり、このシール装置は、図中符号10で示す横シーラーを備えていることを特徴としている。この横シーラー10は、長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールして背貼り部分11を有する筒状フィルム12の長手方向と直交する幅方向(図1において左右方向)に沿って横シールするためのものである。
【0011】
この横シーラー10は、該筒状フィルム12の幅方向に沿って、背貼り部分11を筒状フィルム12側に圧接しながら該幅方向の一方から他方に向けて漸次接触する弧状シール面13Aを有する弧状シールバー13と、該弧状シールバー13と対をなし、該筒状フィルム12の背貼り部分11の反対側に接するベース盤14と、弧状シールバー13の一端側のピストン接続部17にピストン18Aを連結したシリンダー18とを備えている。
【0012】
この弧状シールバー13は、弧状シール面13Aをベース盤14に向けた状態で、ピストン接続部17と反対側の端部をシールバー固定部16によって、ベース盤14に対しピストン接続部17側の弧状シール面13Aが接近・離間するように回転可能に固定されている。この弧状シールバー13には、筒状フィルム12に横シールするために少なくとも弧状シール面13を筒状フィルム12のシール適温に加熱する加熱手段が設けられている。また弧状シール面13の突出形状は円弧状とするのが望ましいが、楕円弧状、放物線状、正規分布曲線状としてもよい。該弧状シール面13には、フィルム剥離性を向上させるためにフッ素樹脂シート材を取り付けたり、フッ素樹脂コーティングを施してもよい。
【0013】
前記ベース盤14はシール装置の定位置に固定された状態で配置されている。
このベース盤14の弧状シールバー13と接する面側には、耐熱性に優れたシリコーンゴム製シートなどからなる受けゴム15が取り付けられている。なお、ベース盤14を該筒状フィルム12のシール適温に加熱するための加熱手段を設けてもよい。
【0014】
前記シリンダー18は、その先端部をシリンダー固定具19によって回転可能に取り付けられている。このシリンダー18の駆動機構は特に限定されず、例えばエアーシリンダーや油圧シリンダー等を用いることができる。このシリンダー18に伸縮可能に収納されたピストン18Aの他端は弧状シールバー13のピストン接続部17に接続されている。このシリンダー18を駆動してピストン18Aを伸縮させることにより、弧状シールバー13の弧状シール面13Aをベース盤14に対し接近・離間させることができる。
【0015】
本発明のシール装置は、筒状フィルム12の幅方向に沿って、背貼り部分11を筒状フィルム12側に圧接しながら幅方向の一方から他方に向けて漸次接触する弧状シール面13Aを有する横シーラー10を含んでいればよく、背貼り部分11を有する筒状フィルム12を用いる種々のシール装置に前記横シーラー10を適用して構成できる。例えば、図3に示すシール装置の横シーラー6に代えて本実施形態の横シーラー10を適用することで、本発明に係るガゼット袋製造用のシール装置を構成でき、あるいはガゼット折込装置8を省くことで本発明に係る平袋製造用のシール装置を構成できる。
【0016】
本発明のシール方法は、前記横シーラー10を備えたシール装置を用いて実施できる。背貼り部分11を有する筒状フィルム12の材料は、特に限定されることなく、従来公知の長尺フィルムを用いることができ、合成樹脂製の単層または積層フィルム、アルミニウム蒸着フィルム、アルミニウム箔と合成樹脂フィルムとのラミネートフィルムなどの各種フィルム材を用いることができる。
【0017】
該シール装置において、長尺フィルムは、その幅方向両端を重ね合わせ、熱シールすることによって背貼り部分11を有する筒状フィルム12とした後、横シーラー10の設置位置に移動してくる。これを横シールする時、筒状フィルム12は、図1に示すように弧状シールバー13の弧状シール面13Aとベース盤14の受けゴム15との間に位置する。
【0018】
該筒状フィルム12の横シール時には、シリンダー18をピストン押出方向に駆動させる。このピストン18Aに押された弧状シールバー13は、ピストン接続部17側の弧状シール面13Aが筒状フィルム12に接近する方向にベース盤14に向けて押し出される。弧状シール面13Aは、中央部が弧状に膨出しているため、この弧状シール面13Aは筒状フィルム12の幅方向に沿って、背貼り部分11を筒状フィルム12側に圧接しながら幅方向の一方(シールバー固定具16側)から他方(ピストン接続部17側)に向けて漸次接触する。弧状シールバー13とベース盤14との少なくとも一方は、該筒状フィルム12の熱シールに適当な温度に加熱されており、弧状シール面13Aの押圧によって該筒状フィルム12に横シールが形成される。横シール後、この横シールの中央を幅方向に沿ってカットすることで、筒状フィルム12内に送り込まれた被包装物がフィルムによって密封包装された包装体が製造される。
【0019】
このシール方法においては、背貼り部分11を有する筒状フィルム12の幅方向に沿って、背貼り部分11を筒状フィルム12側に圧接しながら幅方向の一方から他方に向けて漸次接触する弧状シール面13Aを有する横シーラー10を用いて横シールを行うので、背貼り部分11を有する筒状フィルム12の幅方向の一方側から他方側に漸次横シールがなされることで、背貼り部分11が重なったフィルム4枚部と、それ以外のフィルム2枚部の厚み差に起因する密封不良を解消することが可能となり、安定した連続生産が実施可能である。
また横シール部分に液状物質を噛み込んだ場合、弧状シール面13Aが幅方向の一方から他方に向けて漸次接触することで、フィルム2枚部の液状物質を確実に排除できるので、液じわ漏れのない良好な製品を製造できる。
【0020】
なお、図1に示す横シーラー10においては種々の変更が可能であり、例えばベース盤14に代えて、別の弧状シールバー13を対向配置してもよい。
また弧状シールバー13の移動手段はシリンダー18に限定されず、他の駆動機構、例えばモータ、圧電アクチュエーター、形状記憶合金を用いた駆動機構などを使用してもよい。
【0021】
(第2の実施形態)
図2は本発明のシール装置の第2の実施形態を示す図であり、このシール装置は図中符号20に示す横シーラーを備えた構成になっている。この横シーラー20は、少なくとも一方が他方に対し接近・離間可能に対向配置された一対の熱ロール21,22を備えており、これらの熱ロール21,22の外周面である弧状シール面21A,22Aで背貼り部分11を有する筒状フィルム12を挟んで、その幅方向に沿って、背貼り部分11を筒状フィルム12側に圧接しながら幅方向の一方から他方に向けて漸次接触して横シールするようになっている。
【0022】
それぞれの熱ロール21,22は、離間して対向配置された一対のレール23,24に移動可能に取り付けられた基台25,26に取り付けられている。これらのレール23,24の長手方向は筒状フィルム12の幅方向に沿って配置されている。それぞれの熱ロール21,22は、レール23,24自体の接近・離間方向への移動、あるいは基台25,26に設けられた伸縮手段によって、少なくとも一方が他方に対して接近・離間方向に移動可能になっている。基台25,26の移動や熱ロール21,22の移動は、モータやエアシリンダーによって行われる。また熱ロール21,22の少なくとも一方には、弧状シール面21A,22Aを筒状フィルム12のシール適温に加熱する加熱手段が設けられている。
【0023】
本実施形態のシール装置は、上述した横シーラー20を備えており、背貼り部分11を有する筒状フィルム12の幅方向に沿って横シールを実施する場合、それぞれの熱ロール21,22を接近させた状態で、それぞれの弧状シール面21A,22A間に背貼り部分11を有する筒状フィルム12を挟みながら、筒状フィルム12の幅方向に沿って一方側から他方側に各熱ロール21,22を移動させる。筒状フィルム12は、幅方向の一方側から他方側に向けて熱ロール21,22の弧状シール面21,22Aに挟まれて漸次熱シールされる。背貼り部分11は熱ロール22によって筒状フィルム12側に圧接され、幅方向の一方側から他方側に向けて漸次熱シールされることで良好に熱シールすることができる。
【0024】
本実施形態では、背貼り部分11を有する筒状フィルム12を挟みながら熱シールする一対の熱ロール21,22を用いて筒状フィルム12を横シールすることによって、筒状フィルム12の幅方向の一方側から他方側に漸次横シールがなされることで、背貼り部分11が重なったフィルム4枚部と、それ以外のフィルム2枚部の厚み差に起因する密封不良を解消することが可能となり、安定した連続生産が実施可能である。
また横シール部分に液状物質を噛み込んだ場合、弧状シール面21A,22Aが幅方向の一方から他方に向けて漸次接触することで、フィルム2枚部の液状物質を確実に排除できるので、液じわ漏れのない良好な製品を製造できる。
【0025】
なお、図2に示す横シーラー10においては種々の変更が可能であり、例えば第1、第2の熱ロール21,22のうちのいずれか一方を固定板(または熱板)の受けゴムとしてもよい。
前記各実施例に記載されたシール装置は、各種の被包装物品を袋に詰めて密封包装した製品を製造するための充填包装機に適用可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、背貼り部分を有する筒状フィルムの幅方向に沿って、背貼り部分を筒状フィルム側に圧接しながら幅方向の一方から他方に向けて漸次接触する弧状シール面を有する横シーラーによって横シールを行うので、背貼り部分を有する筒状フィルムの幅方向に沿って、背貼り部分が重なったフィルム4枚部と、それ以外のフィルム2枚部の厚み差に起因する密封不良を解消することが可能となり、安定した連続生産が実施可能である。
また横シール部分に液状物質を噛み込んだ場合、弧状シール面が幅方向の一方から他方に向けて漸次接触することで、フィルム2枚部の液状物質を確実に排除できるので、液じわ漏れのない良好な製品を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシール装置の一実施形態を示す横シーラー部分の要部横断面図である。
【図2】本発明のシール装置の一実施形態を示す横シーラー部分の概略構成図である。
【図3】従来のシール装置を例示する斜視図である。
【符号の説明】
10,20 横シーラー
11 背貼り部分
12 筒状フィルム
13 弧状シールバー
13A 弧状シール面
21,22 熱ロール
21A,22A 弧状シール面
【発明の属する技術分野】
本発明は、被包装物を合成樹脂などからなるフィルム製の袋に充填し密封包装してなる包装体を連続的に製造するために用いるシール方法、シール装置及び充填包装機に関し、特に長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールした背貼り部分を有する筒状フィルムの長手方向と直交する幅方向に沿って良好にシールすることができるシール方法、シール装置及び充填包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールした背貼り部分を有する筒状フィルムの長手方向と直交する幅方向に沿ってシール(以下、横シールという)して被包装物品を密封包装した包装体の製造において、該筒状フィルムの長手方向に沿って所定間隔毎に横シールをする方式としては、回転シール方式や平板シール方式(波型平板を含む)などがある。
図3は背貼り部分を有する包装体製造用のシール装置の一例を示す図である(例えば、特許文献1参照)。このシール装置は、長尺の合成樹脂フィルム1(合成樹脂単層または積層フィルム、金属蒸着フィルム、合成樹脂フィルムと金属箔とのラミネートフィルムなど)を、被包装物の投入口を兼ねる製袋筒2の外周に巻き付けてその両端を重ね合わせながら製袋筒2の下方に移動させ、その途中、この両端の重なり合った部分を、互いに接触・離間する一対の背貼り用シーラー3で挟んでシールし、背貼り部分4を有する筒状フィルム5とし、さらに下方に移動した該筒状フィルム5を、互いに接触・離間する一対の横シーラー6で挟んで横シールし、かつその直後に幅方向に切断し、被包装物をフィルム袋で密封包装した包装体7を製造するようになっている。被包装物は製袋筒2の孔を通して、前記横シーラー6よりも上部の位置で筒状フィルム5内に投入される。なお、本例示は比較的大量の被包装物を収納するためのガゼット袋を製造する場合を示しており、そのために背貼り用シーラー3と横シーラー6との間に筒状フィルム5の両側を折り込むガゼット折込装置8を備えているが、平袋構造の包装体を製造する場合、このガゼット折込装置8は使用しない。
【0003】
このような背貼り部分を有する筒状フィルムを横シールして製袋する過程において、背貼り部分と筒状フィルムとが重なる部分(フィルム4枚部)が一番厚みがあることから、熱シール時にはその厚み部分(フィルム4枚部)に加圧力と温度が集中してしまうことになり、その左右の際部分(フィルム2枚部)に安定した加圧印加及び温度印加ができない問題があった。それ故に包装体の密封性を完全に満足できるものではなく、横シール部分に液状物質を噛み込んだ場合においては、フィルム2枚部の液状物質を排除しきれず、結果として液じわ漏れが起こる問題があり、安定した製品を作ることができなかった。
【0004】
前記厚み差によるシール不良の改善策として、シールの片側に熱板を設置し、もう片側を柔軟性のあるゴム(シリコーンゴム等)からなるシールバーを用いていたが、フィルム4枚部とフィルム2枚部の厚み差による印加圧力差の問題は解消できなかった。この厚み差を無くす手段として、予めフィルム厚み差を埋めるように熱板に段差をつける(この場合は厳密なフィルム厚み分でなくともよい)こともある。しかしながら、背貼り合わせズレは連続した稼働で常に起こり得るものであることにより、その段差起因による加圧力と温度の印加バラツキにより密封は不満足なものとなる。
【0005】
また液状物質の噛み込み対策としては、▲1▼液がない空間を熱シールする方法や▲2▼しごきロールによる液排除及び▲3▼充填液のサックバック(吸引)等があった(例えば特許文献2参照)。しかしながら、これらの各方法及びその組み合わせにおいても液じわ漏れを完全に防止するまでには至っていない。すなわち、▲1▼および▲3▼においては、連続した生産において液状物質の噛み込みが発生する可能性があり、▲2▼はフィルム厚み差があるため、しごきが完全にできない問題があった。
また▲1▼においては余分な包装部分が必要になり、そのフィルムコストが余計にかかり、▲3▼においては包装時間に余分な工程が必要になり、その結果生産性が低下してしまう問題があった。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−171112号公報
【特許文献2】
特開2002−46712号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した通り、背貼りを有する筒状フィルムに横シールを施すための従来のシール装置では、フィルム4枚部とフィルム2枚部の厚み差により横シール面に安定した加圧印加及び温度印加ができない問題があり、特に横シール部分に液状物質を噛み込んだ場合においては、フィルム2枚部の液状物質を排除しきれず、結果として液じわ漏れが発生する問題があった。
【0008】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、背貼り部分を有する筒状フィルムの幅方向に沿ってシール不良を生じることなく良好に横シールを実施し得るシール装置およびシール方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明は、長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールして背貼り部分を有する筒状フィルムの長手方向と直交する幅方向に沿ってシールするシール方法において、前記筒状フィルムの幅方向に沿って、前記背貼り部分を筒状フィルム側に圧接しながら該幅方向の一方から他方に向けて漸次前記筒状フィルムの幅方向をシールすることを特徴とするシール方法を提供する。
また本発明は、長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールした背貼り部分を有する筒状フィルムの長手方向と直交する幅方向に沿ってシールするシール装置において、前記筒状フィルムの幅方向に沿って、前記背貼り部分を筒状フィルム側に圧接しながら該幅方向の一方から他方に向けて漸次接触する弧状シール面を有する横シーラーを含むことを特徴とするシール装置を提供する。
本発明のシール装置において、前記横シーラーはロールであることが好ましい。
さらに本発明は、前記シール装置を備える充填包装機を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明のシール装置の第1の実施形態を示す図であり、このシール装置は、図中符号10で示す横シーラーを備えていることを特徴としている。この横シーラー10は、長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールして背貼り部分11を有する筒状フィルム12の長手方向と直交する幅方向(図1において左右方向)に沿って横シールするためのものである。
【0011】
この横シーラー10は、該筒状フィルム12の幅方向に沿って、背貼り部分11を筒状フィルム12側に圧接しながら該幅方向の一方から他方に向けて漸次接触する弧状シール面13Aを有する弧状シールバー13と、該弧状シールバー13と対をなし、該筒状フィルム12の背貼り部分11の反対側に接するベース盤14と、弧状シールバー13の一端側のピストン接続部17にピストン18Aを連結したシリンダー18とを備えている。
【0012】
この弧状シールバー13は、弧状シール面13Aをベース盤14に向けた状態で、ピストン接続部17と反対側の端部をシールバー固定部16によって、ベース盤14に対しピストン接続部17側の弧状シール面13Aが接近・離間するように回転可能に固定されている。この弧状シールバー13には、筒状フィルム12に横シールするために少なくとも弧状シール面13を筒状フィルム12のシール適温に加熱する加熱手段が設けられている。また弧状シール面13の突出形状は円弧状とするのが望ましいが、楕円弧状、放物線状、正規分布曲線状としてもよい。該弧状シール面13には、フィルム剥離性を向上させるためにフッ素樹脂シート材を取り付けたり、フッ素樹脂コーティングを施してもよい。
【0013】
前記ベース盤14はシール装置の定位置に固定された状態で配置されている。
このベース盤14の弧状シールバー13と接する面側には、耐熱性に優れたシリコーンゴム製シートなどからなる受けゴム15が取り付けられている。なお、ベース盤14を該筒状フィルム12のシール適温に加熱するための加熱手段を設けてもよい。
【0014】
前記シリンダー18は、その先端部をシリンダー固定具19によって回転可能に取り付けられている。このシリンダー18の駆動機構は特に限定されず、例えばエアーシリンダーや油圧シリンダー等を用いることができる。このシリンダー18に伸縮可能に収納されたピストン18Aの他端は弧状シールバー13のピストン接続部17に接続されている。このシリンダー18を駆動してピストン18Aを伸縮させることにより、弧状シールバー13の弧状シール面13Aをベース盤14に対し接近・離間させることができる。
【0015】
本発明のシール装置は、筒状フィルム12の幅方向に沿って、背貼り部分11を筒状フィルム12側に圧接しながら幅方向の一方から他方に向けて漸次接触する弧状シール面13Aを有する横シーラー10を含んでいればよく、背貼り部分11を有する筒状フィルム12を用いる種々のシール装置に前記横シーラー10を適用して構成できる。例えば、図3に示すシール装置の横シーラー6に代えて本実施形態の横シーラー10を適用することで、本発明に係るガゼット袋製造用のシール装置を構成でき、あるいはガゼット折込装置8を省くことで本発明に係る平袋製造用のシール装置を構成できる。
【0016】
本発明のシール方法は、前記横シーラー10を備えたシール装置を用いて実施できる。背貼り部分11を有する筒状フィルム12の材料は、特に限定されることなく、従来公知の長尺フィルムを用いることができ、合成樹脂製の単層または積層フィルム、アルミニウム蒸着フィルム、アルミニウム箔と合成樹脂フィルムとのラミネートフィルムなどの各種フィルム材を用いることができる。
【0017】
該シール装置において、長尺フィルムは、その幅方向両端を重ね合わせ、熱シールすることによって背貼り部分11を有する筒状フィルム12とした後、横シーラー10の設置位置に移動してくる。これを横シールする時、筒状フィルム12は、図1に示すように弧状シールバー13の弧状シール面13Aとベース盤14の受けゴム15との間に位置する。
【0018】
該筒状フィルム12の横シール時には、シリンダー18をピストン押出方向に駆動させる。このピストン18Aに押された弧状シールバー13は、ピストン接続部17側の弧状シール面13Aが筒状フィルム12に接近する方向にベース盤14に向けて押し出される。弧状シール面13Aは、中央部が弧状に膨出しているため、この弧状シール面13Aは筒状フィルム12の幅方向に沿って、背貼り部分11を筒状フィルム12側に圧接しながら幅方向の一方(シールバー固定具16側)から他方(ピストン接続部17側)に向けて漸次接触する。弧状シールバー13とベース盤14との少なくとも一方は、該筒状フィルム12の熱シールに適当な温度に加熱されており、弧状シール面13Aの押圧によって該筒状フィルム12に横シールが形成される。横シール後、この横シールの中央を幅方向に沿ってカットすることで、筒状フィルム12内に送り込まれた被包装物がフィルムによって密封包装された包装体が製造される。
【0019】
このシール方法においては、背貼り部分11を有する筒状フィルム12の幅方向に沿って、背貼り部分11を筒状フィルム12側に圧接しながら幅方向の一方から他方に向けて漸次接触する弧状シール面13Aを有する横シーラー10を用いて横シールを行うので、背貼り部分11を有する筒状フィルム12の幅方向の一方側から他方側に漸次横シールがなされることで、背貼り部分11が重なったフィルム4枚部と、それ以外のフィルム2枚部の厚み差に起因する密封不良を解消することが可能となり、安定した連続生産が実施可能である。
また横シール部分に液状物質を噛み込んだ場合、弧状シール面13Aが幅方向の一方から他方に向けて漸次接触することで、フィルム2枚部の液状物質を確実に排除できるので、液じわ漏れのない良好な製品を製造できる。
【0020】
なお、図1に示す横シーラー10においては種々の変更が可能であり、例えばベース盤14に代えて、別の弧状シールバー13を対向配置してもよい。
また弧状シールバー13の移動手段はシリンダー18に限定されず、他の駆動機構、例えばモータ、圧電アクチュエーター、形状記憶合金を用いた駆動機構などを使用してもよい。
【0021】
(第2の実施形態)
図2は本発明のシール装置の第2の実施形態を示す図であり、このシール装置は図中符号20に示す横シーラーを備えた構成になっている。この横シーラー20は、少なくとも一方が他方に対し接近・離間可能に対向配置された一対の熱ロール21,22を備えており、これらの熱ロール21,22の外周面である弧状シール面21A,22Aで背貼り部分11を有する筒状フィルム12を挟んで、その幅方向に沿って、背貼り部分11を筒状フィルム12側に圧接しながら幅方向の一方から他方に向けて漸次接触して横シールするようになっている。
【0022】
それぞれの熱ロール21,22は、離間して対向配置された一対のレール23,24に移動可能に取り付けられた基台25,26に取り付けられている。これらのレール23,24の長手方向は筒状フィルム12の幅方向に沿って配置されている。それぞれの熱ロール21,22は、レール23,24自体の接近・離間方向への移動、あるいは基台25,26に設けられた伸縮手段によって、少なくとも一方が他方に対して接近・離間方向に移動可能になっている。基台25,26の移動や熱ロール21,22の移動は、モータやエアシリンダーによって行われる。また熱ロール21,22の少なくとも一方には、弧状シール面21A,22Aを筒状フィルム12のシール適温に加熱する加熱手段が設けられている。
【0023】
本実施形態のシール装置は、上述した横シーラー20を備えており、背貼り部分11を有する筒状フィルム12の幅方向に沿って横シールを実施する場合、それぞれの熱ロール21,22を接近させた状態で、それぞれの弧状シール面21A,22A間に背貼り部分11を有する筒状フィルム12を挟みながら、筒状フィルム12の幅方向に沿って一方側から他方側に各熱ロール21,22を移動させる。筒状フィルム12は、幅方向の一方側から他方側に向けて熱ロール21,22の弧状シール面21,22Aに挟まれて漸次熱シールされる。背貼り部分11は熱ロール22によって筒状フィルム12側に圧接され、幅方向の一方側から他方側に向けて漸次熱シールされることで良好に熱シールすることができる。
【0024】
本実施形態では、背貼り部分11を有する筒状フィルム12を挟みながら熱シールする一対の熱ロール21,22を用いて筒状フィルム12を横シールすることによって、筒状フィルム12の幅方向の一方側から他方側に漸次横シールがなされることで、背貼り部分11が重なったフィルム4枚部と、それ以外のフィルム2枚部の厚み差に起因する密封不良を解消することが可能となり、安定した連続生産が実施可能である。
また横シール部分に液状物質を噛み込んだ場合、弧状シール面21A,22Aが幅方向の一方から他方に向けて漸次接触することで、フィルム2枚部の液状物質を確実に排除できるので、液じわ漏れのない良好な製品を製造できる。
【0025】
なお、図2に示す横シーラー10においては種々の変更が可能であり、例えば第1、第2の熱ロール21,22のうちのいずれか一方を固定板(または熱板)の受けゴムとしてもよい。
前記各実施例に記載されたシール装置は、各種の被包装物品を袋に詰めて密封包装した製品を製造するための充填包装機に適用可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、背貼り部分を有する筒状フィルムの幅方向に沿って、背貼り部分を筒状フィルム側に圧接しながら幅方向の一方から他方に向けて漸次接触する弧状シール面を有する横シーラーによって横シールを行うので、背貼り部分を有する筒状フィルムの幅方向に沿って、背貼り部分が重なったフィルム4枚部と、それ以外のフィルム2枚部の厚み差に起因する密封不良を解消することが可能となり、安定した連続生産が実施可能である。
また横シール部分に液状物質を噛み込んだ場合、弧状シール面が幅方向の一方から他方に向けて漸次接触することで、フィルム2枚部の液状物質を確実に排除できるので、液じわ漏れのない良好な製品を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシール装置の一実施形態を示す横シーラー部分の要部横断面図である。
【図2】本発明のシール装置の一実施形態を示す横シーラー部分の概略構成図である。
【図3】従来のシール装置を例示する斜視図である。
【符号の説明】
10,20 横シーラー
11 背貼り部分
12 筒状フィルム
13 弧状シールバー
13A 弧状シール面
21,22 熱ロール
21A,22A 弧状シール面
Claims (4)
- 長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールして背貼り部分を有する筒状フィルムの長手方向と直交する幅方向に沿ってシールするシール方法において、
前記筒状フィルムの幅方向に沿って、前記背貼り部分を筒状フィルム側に圧接しながら該幅方向の一方から他方に向けて漸次前記筒状フィルムの幅方向をシールすることを特徴とするシール方法。 - 長尺フィルムの両端部を重ね合わせてシールした背貼り部分を有する筒状フィルムの長手方向と直交する幅方向に沿ってシールするシール装置において、
前記筒状フィルムの幅方向に沿って、前記背貼り部分を筒状フィルム側に圧接しながら該幅方向の一方から他方に向けて漸次接触する弧状シール面を有する横シーラーを含むことを特徴とするシール装置。 - 前記横シーラーがロールである請求項2記載のシール装置。
- 請求項2または3に記載のシール装置を備える充填包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002265552A JP2004099133A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | シール方法、シール装置及び充填包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002265552A JP2004099133A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | シール方法、シール装置及び充填包装機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004099133A true JP2004099133A (ja) | 2004-04-02 |
Family
ID=32264664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002265552A Pending JP2004099133A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | シール方法、シール装置及び充填包装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004099133A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008044666A (ja) * | 2006-08-21 | 2008-02-28 | Orihiro Engineering Co Ltd | 横シール機構およびそれを備えた縦型充填包装機 |
-
2002
- 2002-09-11 JP JP2002265552A patent/JP2004099133A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008044666A (ja) * | 2006-08-21 | 2008-02-28 | Orihiro Engineering Co Ltd | 横シール機構およびそれを備えた縦型充填包装機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4316053B2 (ja) | 超音波シール装置 | |
US6167681B1 (en) | Sealing apparatus | |
EP0722306A1 (en) | Method and apparatus for combining a tensioned elastic garter with a substrate | |
JP2006502920A (ja) | 密閉封止における問題箇所の単離処理 | |
JPH02120046A (ja) | 積層材料帯片の製造方法およびその装置 | |
JP2023085512A (ja) | 包装機械 | |
WO2010150672A1 (ja) | 逆止形注出ノズルの取付装置 | |
US20080047658A1 (en) | Bonding method for continuous traveling web | |
US20030173022A1 (en) | Structure, method, and device for splicing laminated films | |
EP0883546B1 (en) | Sealing apparatus | |
JP2004099133A (ja) | シール方法、シール装置及び充填包装機 | |
JP3790012B2 (ja) | 断裂開放用ストリップをフィルムウエブと熱融着する装置 | |
JP2002104327A (ja) | ピロー包装機 | |
JP2002019737A (ja) | ヒートシール装置 | |
JP2001335010A (ja) | 包装体のシール装置 | |
JPH01267107A (ja) | 咬合具付包装袋の製袋充填方法及び装置 | |
WO2023013472A1 (ja) | シール装置 | |
JP2001151208A (ja) | 包装装置及び包装体 | |
JP2016068946A (ja) | 背貼り接合部を有する包装袋の製造方法および充填包装機 | |
JP2022041082A (ja) | 包装用フィルムの超音波シール方法および包装機 | |
JPH044204B2 (ja) | ||
JPH09155994A (ja) | 熱融着性フィルムの切断シール方法、熱融着性フィルムの切断シール装置、および製袋装置 | |
JP2004182309A (ja) | 小袋包装装置に対して供給される包装材料の繋ぎ方法 | |
JP5356921B2 (ja) | スリーブ貼付装置及び貼付方法 | |
JP4574584B2 (ja) | 紙容器用縦シール接着機構 |