JP2004098024A - 処理液塗布装置 - Google Patents

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Hiroyuki Onishi
大西 弘幸
Katsumori Takei
武井 克守
Masaya Shibatani
柴谷 正也
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Abstract

【課題】前処理液又は後処理液をターゲットに容易に塗布して、ターゲットに対して種週の処理を容易に行うことができる処理液塗布装置を提供する。
【解決手段】案内軸18に、前処理液吐出ヘッド21aを有した前処理液用キャリッジ21と、後処理液吐出ヘッド22aを有した後処理液用キャリッジ22とを摺動可能に設ける。駆動モータ20は、第1駆動プーリ12又は第2駆動プーリ15に選択的に駆動力を伝達する。第1駆動プーリ12は第1タイミングベルト14を介して前処理液用キャリッジ21に伝達されて、前処理液用キャリッジ21を移動させる。第2駆動プーリ15は第2タイミングベルト17を介して後処理液用キャリッジ22に伝達されて、後処理液用キャリッジ22を移動させる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体が付着される前の液体付着前ターゲットに前処理剤を塗布するとともに、液体が付着された後の液体付着後ターゲットに後処理剤を塗布する処理液塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ターゲットに対して液体を付着させる装置として、液体であるインクをターゲットとしての紙に噴射させるインクジェット式プリンタがある。この種のプリンタでは、印刷される前の紙に前処理液を塗布する前処理液吐出ヘッドや画像が印刷された後の紙に後処理液を塗布する後処理液吐出ヘッドを備えたものがある(例えば特許文献1参照)。前処理液は、印刷前に、インクが付着される予定の紙に対して塗布されることにより、インクの滲みを抑えたりして、印刷される画像の品質を向上させたりする。また、後処理液は、インクが付着された印刷後の紙に対して塗布されることにより、画像の光沢や耐光性などを向上させたりする。
【0003】
【特許文献1】
国際公開第02/057083号パンフレット(図1〜図5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ターゲットとしての紙に対して、前処理液や後処理液を塗布して画質や耐光性を向上するには、そのような前処理液吐出ヘッドや後処理液吐出ヘッドを備えたプリンタを用いる以外になかった。
【0005】
そのため、インクを吐出して印刷する印刷装置があるにも係わらず、前処理液や後処理液を塗布して画像の品質などを向上させたい場合には、新たにこれらの機能を搭載したプリンタを購入する必要があった。
【0006】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、前処理液又は後処理液をターゲットに容易に塗布して、ターゲットに対して種々の処理を容易に行うことができる処理液塗布装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ターゲットに対して処理液を噴射する吐出ヘッドを備え、この吐出ヘッドにより同処理液を同ターゲットの表面に塗布する処理液塗布装置であって、前記吐出ヘッドは、液体が付着される前のターゲットに、前記液体が付着される下に塗布される前処理液を吐出する前処理液吐出ヘッドと、液体が付着された後のターゲットに、前記液体が付着された上に塗布される後処理液を吐出する後処理液吐出ヘッドとのみから構成されており、前記前処理液吐出ヘッドを有した前処理液用キャリッジと、前記後処理液吐出ヘッドを有した後処理液用キャリッジとを、それぞれ別個独立に移動可能とさせて、前記ターゲットに対して前処理液及び後処理液を塗布することを要旨とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の処理液塗布装置において、前記前処理液用キャリッジと、前記後処理液用キャリッジとが、同一の案内軸に摺動可能に支持されており、前記前処理液吐出ヘッドを覆う第1キャップが、前記前処理液用キャリッジの移動方向における一端部に設けられ、前記後処理液吐出ヘッドを覆う第2キャップが、前記第1キャップとは反対側の端部に設けられていることを要旨とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の処理液塗布装置において、前記第1キャップは、前記前処理液吐出ヘッドをクリーニングする前処理液クリーニング機構に設けられており、前記第2キャップは、前記後処理液吐出ヘッドをクリーニングする後処理液クリーニング機構に設けられており、前記前処理液クリーニング機構と前記後処理液クリーニング機構とは、それぞれ別部材により構成されていることを要旨とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の処理液塗布装置において、前記前処理液用キャリッジ及び前記後処理液用キャリッジを選択して別個独立に駆動する駆動手段が更に設けられ、この駆動手段は、駆動力を発生させる駆動源と、前記前処理液用キャリッジを移動させるために、前記駆動源からの駆動力を前記前処理液用キャリッジに伝達する第1伝達手段と、前記後処理液用キャリッジを移動させるために、前記駆動源からの駆動力を前記後処理液用キャリッジに伝達する第2伝達手段と、前記駆動源の駆動力を第1伝達手段及び前記第2伝達手段の一方に選択的に伝達するための切換手段とを有していることを要旨とする。
【0011】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、処理液を塗布する吐出ヘッドが、前処理液を塗布する前処理液吐出ヘッドと、後処理液を塗布して後処理液吐出ヘッドとのみから構成されている。そのため、従来からある液体噴射装置により液体が付着されるターゲットに対して、その液体が付着される前又は後に処理液を塗布して、種々の処理を行って、画質や耐光性の向上などを容易に行うことができる。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、前処理液用キャリッジと、後処理液用キャリッジとが、同一の案内軸に摺動可能に支持されており、各キャリッジを覆うキャップが、それぞれ反対側の端部に設けられている。通常、前処理液用キャリッジと後処理液用キャリッジとは同時に使用されないため、駆動されるキャリッジは一方だけでよい。そのため、1つの案内軸に2つのキャリッジを設けてもそれぞれ別個独立に可動することができるので、構成を簡略化しながら、キャリッジを駆動するモータの負荷を低減することができ、小型化かつ低コスト化を行うことができる。
【0013】
また、各キャリッジを覆うキャップが相反する端部に設けられているので、一方のキャリッジが駆動されている間は、他方のキャリッジはキャップにより覆われた状態を保つことができる。従って、前処理液と、後処理液とが混じり合って、例えば前処理液と後処理液とが反応して目詰まりが生じるなどの不具合を抑えることができる。
【0014】
請求項3に記載の発明によれば、前処理液吐出ヘッドをクリーニングする前処理液クリーニング機構と、後処理液吐出ヘッドをクリーニングする後処理液クリーニング機構とがそれぞれ別部材により構成されている。そのため、前処理液と後処理液とが各クリーニング機構内において混合することがほとんどない。従って、例えば前処理液と後処理液とが反応して目詰まりが生じるなどの不具合を抑えることができる。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、駆動源からの駆動力は、切換手段により、前処理液用キャリッジ又は後処理液用キャリッジに伝達される。前処理液用キャリッジと後処理液用キャリッジとは、同時に使用することがないため、このような構成としてもそれどれのキャリッジを別個独立に移動させることができる。すなわち、駆動源が1つであっても、前処理液用キャリッジと後処理用キャリッジを別個独立に移動させることができるので、駆動機構を簡素化でき、装置の小型化を一層、図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した処理液塗布装置の第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0017】
本実施形態の処理液塗布装置10は、図1に示すように、フレーム11を備えている。このフレーム11には、上下2組の駆動プーリ及び従動プーリが回転可能に支持されている。上側の第1駆動プーリ12及び第1従動プーリ13には、第1タイミングベルト14が掛け装され、下側の第2駆動プーリ15及び第2従動プーリ16には、第2タイミングベルト17が掛け装されている。更に、前記第2タイミングベルト17の下方には、案内軸18が配設されている。
【0018】
前記第1駆動プーリ12及び前記第2駆動プーリ15は、駆動源としての駆動モータ20により駆動可能となっている。詳述すると、駆動モータ20は、処理液塗布装置10の前後(図3の左右)方向に、図示しない移動装置(これが切換手段に相当)により移動可能となっており、その回転軸20aの先端には、歯車20bが設けられている。そして、この歯車20bは、第1駆動プーリ12に設けられている歯車12a又は前記第2駆動プーリ15に設けられている歯車15aのいずれかに噛合する。そのため、駆動モータ20の回転力は、回転軸20aが歯車12aに噛合することにより第1駆動プーリ12を介して第1タイミングベルト14に伝達され、回転軸20aが歯車15aに噛合することにより第2駆動プーリ15を介して第2タイミングベルト17に伝達される。すなわち、第1伝達手段は、第1駆動プーリ12、第1従動プーリ13及び第1タイミングベルト14により構成され、第2伝達手段は、第2駆動プーリ15、第2従動プーリ16及び第2タイミングベルト17より構成されている。
【0019】
一方、前記案内軸18には、前処理液用キャリッジ21及び後処理液用キャリッジ22が摺動可能に支持されている。前処理液用キャリッジ21は、前記第1タイミングベルト14に固着されており、同第1タイミングベルト14の回転によりX方向に移動可能となっている。また、後処理液用キャリッジ22は、前記第2従動プーリ16に固着されており、同第2タイミングベルト17の回転によりX方向に移動可能となっている。
【0020】
前処理液用キャリッジ21は、その下方に前処理液吐出ヘッド21aが設けられている。この前処理液吐出ヘッド21aには図示しない複数のノズルが形成されている。また、この各ノズルには、前処理液であるインク受容性向上液を吐出するための図示しない圧電素子が設けられている。
【0021】
更に、前記前処理液用キャリッジ21には、交換可能な前処理液カートリッジ23が搭載されている。この前処理液カートリッジ23には、インク受容性向上液が収容されている。このインク受容性向上液は、前処理液カートリッジ23から前処理液吐出ヘッド21aに供給されて、前処理液吐出ヘッド21aから適宜下方に吐出される。なお、このインク受容性向上液は、画像の印刷を行う紙に予め吐出することにより、画像の耐擦性、乾燥性などの受容性を向上させ、又は画像の発色濃度、彩度、インクドットの径やドットのエッジ部のシャープネスの度合い等を含む画質やインクの定着を向上させる前処理液である。このインク受容性向上液は、具体的には、例えば、画像を形成するインクに含有される色材を凝集させる機能を有する金属塩、カチオンポリマー、凝集剤またはこれらの組み合わせからなる。または、水溶性ポリマーやシリカーアルミナ等の一般的なインク受容層形成材料も適宜使用することもできる。
【0022】
一方、後処理液用キャリッジ22は、前記前処理液用キャリッジ21と同様に、その下方に後処理液吐出ヘッド22aが設けられている。この後処理液吐出ヘッド22aには、前処理液吐出ヘッド21aと同様に、図示しない複数のノズルと圧電素子が設けられており、圧電素子の駆動により後処理液としてのオーバコート形成液が吐出される。
【0023】
また、後処理液吐出ヘッド22aには、交換可能な後処理液カートリッジ24が搭載されている。この後処理液カートリッジ24には、オーバコート形成液が収容されている。このオーバコート形成液は、後処理液カートリッジ24から後処理液吐出ヘッド22aに供給されて、後処理液吐出ヘッド22aから適宜下方に吐出される。なお、このオーバコート形成液は、光沢向上、耐水性向上、耐光性向上、耐耗性向上、酸化防止、紫外線吸収等の機能を有するオーバコートを画像の上に形成する後処理液である。このオーバコート形成液は、例えば、樹脂エマルジョン、水溶性樹脂、ヒンダードアミン系化合物(耐光性向上剤)、2,6−t−ブチル−P−クレゾール(酸化防止剤)、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(紫外線吸収)などがある。
【0024】
前処理液用キャリッジ21及び後処理液用キャリッジ22の下方には、隙間をおいてプラテン25が配設されている。この隙間には、前処理液吐出ヘッド21a又は後処理液吐出ヘッド22aから吐出される液が付着されるターゲットとしての紙Pが配置される。
【0025】
また、処理液塗布装置10内には、図3に示すように、複数の紙送りローラ26,27が配設されている。この紙送りローラ26,27は紙送りモータM(図1参照)により駆動される。そのため、図3の紙送りローラ26が駆動されると、処理液塗布装置10の外部に設けられた給紙トレイ28に載置された紙Pを、キャリッジ21,22とプラテン25との隙間に導く。また、紙送りローラ27が駆動されると、キャリッジ21,22とプラテン25との隙間に導かれた紙Pが、処理液塗布装置10の外部に設けられた排紙トレイ29へと搬送される。
【0026】
一方、図1及び図2(a)に示すように、処理液塗布装置10の一端部には、前処理液クリーニング機構30が配設されている。この前処理液クリーニング機構30は、キャップホルダ31を有しており、その上面に第1キャップ32が配設されている。この第1キャップ32は、非塗布領域(キャリッジ21,22とプラテン25の間に紙Pが至ってもインク受容性向上液やオーバコート形成液が塗布できない領域)に、前記前処理液用キャリッジ21が位置したときに、前処理液吐出ヘッド21aを覆う。また、同第1キャップ32は、第1吸引ポンプ33に接続されており、この第1吸引ポンプ33は、廃液タンク34に接続されている。そのため、第1吸引ポンプ33が駆動されると、前記前処理液吐出ヘッド21aが第1キャップ32に覆われた状態で吸引動作が行われ、前処理液用キャリッジ21のノズル内で目詰まりが生じたインク受容性向上液が、廃液タンク34に排出される。なお、第1キャップ32の塗布領域側には、ワイピング部材35が設けられており、前処理液吐出ヘッド21aの下面を払拭する。
【0027】
また、処理液塗布装置10の他端部には、後処理液クリーニング機構40が配設されている。この後処理液クリーニング機構40は、第2キャップホルダ41を有しており、その上面に第2キャップ42が配設されている。この第2キャップ42は、非塗布領域に前記後処理液用キャリッジ22が位置したときに、前記後処理液吐出ヘッド22aを覆う。また、第2キャップ42は、第2吸引ポンプ43に接続されており、この第2吸引ポンプ43は、前記廃液タンク44に接続されている。そのため、第2吸引ポンプ43が駆動されると、前記後処理液吐出ヘッド22aが第2キャップ42に覆われた状態で吸引動作が行われ、後処理液用キャリッジ22のノズル内で目詰まりが生じたオーバコート形成液が、廃液タンク44に排出される。なお、第2キャップ42の塗布領域側には、ワイピング部材45が設けられており、後処理液吐出ヘッド22aの下面を払拭する。
【0028】
一方、上述した処理液塗布装置10は、図1に示すように、筐体50に収容されている。この筐体50には、前処理液吐出ヘッド21aからインク受容性向上液を吐出させる前処理用ボタンPB及び後処理液吐出ヘッド22aからオーバコート形成液を吐出させる後処理用ボタンOBが設けられている。更に、同筐体50には、前処理液吐出ヘッド21aをクリーニングするための第1クリーニング動作ボタンB1と、後処理液吐出ヘッド22aをクリーニングするための第2クリーニング動作ボタンB2とが設けられている。
【0029】
次に、印刷する直前の紙Pにインク受容性向上液を吐出する前処理の作用について説明する。このとき、前処理が施される紙Pは、給紙トレイ28に載置されている。
【0030】
処理液塗布装置10は、筐体50に設けられている前処理用ボタンPBが押下されると、電源が投入される。次に、処理液塗布装置10は、駆動モータ20の図示しない移動機構を駆動させて、図3に実線で示すように、駆動モータ20の歯車20bを第1駆動プーリ12の歯車12aに噛合させる。そして、処理液塗布装置10は、紙送りローラ26を駆動して、給紙トレイ28から前処理を行う紙Pを前処理液用キャリッジ21とプラテン25との間に導く。なお、このとき、使用されない後処理液用キャリッジ22は、図2(a)及び(b)で示すように、非塗布領域にあって、その後処理液吐出ヘッド22aは第2キャップ42により覆われている。
【0031】
次に、処理液塗布装置10は、駆動モータ20を駆動して前処理液用キャリッジ21を移動させながら、前処理液吐出ヘッド21aからインク受容性向上液を吐出させる。そして、前処理液用キャリッジ21が塗布領域をX方向に片道移動する毎に、紙送りローラ27が駆動されて、紙Pを排紙トレイ29へと搬送する。すなわち、前処理液用キャリッジ21が、塗布領域を一端部(図2(a)に示す位置)から他端部(図2(b)に示す位置)まで又はその反対に移動する毎に、紙Pが排紙トレイ29へと搬送される。そして、紙Pの給紙トレイ28側の端部にインク受容性向上液が吐出されると、紙Pが排紙トレイ29に完全に排出される。これにより、通常の紙Pが、画像の発色濃度、彩度、インクドットの径やドットのエッジ部のシャープネスの度合い等を含む画質やインクの定着を向上させ、又は形成された画像の耐水性、耐光性などを含む保存安定性を向上させる紙Pとすることができる。なお、前処理を行う紙Pが排紙トレイ29に排出されると、前記前処理用ボタンPBが再び押下されて、処理液塗布装置10の電源が切断される。
【0032】
その後、この前処理が行われた紙Pに対して、公知のプリンタにより画像や文字が印刷される。そして、画像や文字が印刷された紙Pは、処理液塗布装置10にて後処理が行われる。
【0033】
次に、印刷後の紙Pにオーバコート形成液を吐出する後処理の作用について説明する。このとき、画像が印刷されて後処理が施される紙Pは、給紙トレイ28に供給されている。
【0034】
処理液塗布装置10は、筐体50に設けられている後処理用ボタンOBが押下されると、電源が投入される。次に、処理液塗布装置10は、駆動モータ20の図示しない移動機構を駆動させて、図3に二点鎖線で示すように、駆動モータ20の歯車20bを第2駆動プーリ15の歯車15aに噛合させる。そして、処理液塗布装置10は、紙送りローラ26を駆動して、給紙トレイ28から前処理を行う紙Pを後処理液用キャリッジ22とプラテン25との間に導く。なお、このとき、使用されない前処理液用キャリッジ21は、図2(a)及び(c)で示すように、非塗布領域にあって、その前処理液吐出ヘッド21aは第1キャップ32により覆われている。
【0035】
そして、後処理液用キャリッジ22が塗布領域を一端部(図2(a)に示す位置)から他端部(図2(c)に示す位置)まで又はその反対に移動する毎に、紙送りローラ27が駆動されて、紙Pを排紙トレイ29へと搬送する。そして、紙Pの給紙トレイ28側の端部にオーバコート形成液が吐出されると、紙Pが排紙トレイ29に完全に排出される。これにより、画像が印刷された紙Pには、光沢向上、耐水性向上、耐光性向上、酸化防止、紫外線吸収等の機能を有するオーバコートが形成される。なお、前処理を行う紙Pが排紙トレイ29に排出されると、前記後処理用ボタンOBが再び押下されて、処理液塗布装置10の電源が切断される。
【0036】
次に、吐出ヘッド21a,22aのクリーニング動作について説明する。
処理液塗布装置10は、第1クリーニング動作ボタンB1が押下されると、電源が投入されて、第1吸引ポンプ33が駆動される。これにより、第1キャップ32内の空気が吸引排気され、前処理液吐出ヘッド21aのノズルに高粘度となって目詰まりを生じさせたインク受容性向上液が、廃液タンク34に排出される。そして、所定時間が経過すると、第1吸引ポンプ33の駆動が停止され、第1クリーニング動作ボタンB1が元の位置に復帰する。
【0037】
また、後処理液吐出ヘッド22aのクリーニング動作も、前記前処理液吐出ヘッド21aのクリーニング動作と同様にして行われる。すなわち、第2クリーニング動作ボタンB2が押下されると、第2吸引ポンプ43が駆動されて、前処理液吐出ヘッド21aのノズルからオーバコート形成液が廃液タンク34に排出される。そして、所定時間後に第2吸引ポンプ43が停止し、第2クリーニング動作ボタンB2が元の位置に復帰する。
【0038】
本実施形態の処理液塗布装置10によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の処理液塗布装置10は、処理液を紙Pに塗布する吐出ヘッドは、前処理液吐出ヘッド21aと後処理液吐出ヘッド22aとから構成されている。そのため、印刷される紙Pに対して画像が印刷される前又は後に、インク受容性向上液又はオーバコート形成液を塗布することができる。従って、従来からあるプリンタにおいてインクにより画像が印刷された紙Pに対して、容易に処理液を塗布して、発色性や耐光性を向上したりインクの滲みを抑えたりといった種々の処理を行って、画質や耐光性の向上などを容易に行うことができる。
【0039】
(2)本実施形態においては、前処理液用キャリッジ21と、後処理液用キャリッジ22とが、1つの案内軸18に摺動可能にガイドされて、別個独立に移動可能となっている。そのため、キャリッジ21,22は、同時に駆動されないので、案内軸18を共通化して構成を簡素化しても、別個独立に移動させることができる。また、通常、片方のキャリッジしか可動しないので、キャリッジ21,22の負荷を低減することができ、処理液塗布装置10を小型化かつ低コスト化することができる。
【0040】
(3)また、前処理液吐出ヘッド21aを覆う第1キャップ32及び後処理液吐出ヘッド22aを覆う第2キャップ42が、処理液塗布装置10の両端部にそれぞれ設けられている。そのため、インク受容性向上液を塗布するために前処理液用キャリッジ21を移動させる際には、後処理液用キャリッジ22は第2キャップ42に覆われた状態にしたままにできる。また、逆に、オーバコート形成液を塗布するために後処理液用キャリッジ22を移動させる際には、前処理液用キャリッジ21は第1キャップ32に覆われた状態にしたままにできる。従って、使用しないときには、キャリッジ21,22は、ほとんど常にキャップ32,42に覆われているので、処理液の水分蒸発や他の処理液の混合などが抑えられて、目詰まりなどの不具合の発生を抑えることができる。
【0041】
(4)本実施形態では、前処理液吐出ヘッド21aをクリーニングする前処理液クリーニング機構30は、キャップホルダ31、第1キャップ32、第1吸引ポンプ33及び廃液タンク34を有している。また、後処理液吐出ヘッド22aをクリーニングする後処理液クリーニング機構40は、第2キャップホルダ41、第2キャップ42、第2吸引ポンプ43及び廃液タンク44を有している。すなわち、前処理液クリーニング機構30と後処理液クリーニング機構40は、別体から構成されているため、前処理液吐出ヘッド21aと後処理液吐出ヘッド22aからクリーニングにより排出された処理液が混合することがない。従って、インク受容性向上液とオーバコート形成液とが、例えば凝集反応などを起こして、吐出ヘッド21a,22aや吸引ポンプ33,43などの目詰まりが生じるなどの不具合を抑えることができる。
【0042】
(5)本実施形態では、1つの駆動モータ20の歯車20bが、第1駆動プーリ12の歯車12a又は第2駆動プーリ15の歯車15aに係合することにより、前処理液用キャリッジ21又は後処理液用キャリッジ22を適宜移動させることができる。すなわち、キャリッジ21,22の駆動源が1つであっても、キャリッジ21,22を別個独立に移動させることができるので、駆動機構を簡素化することができ、処理液塗布装置10の小型化をより一層、図ることができる。
【0043】
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した処理液塗布装置の第2実施形態を図4及び図5に従って説明する。なお、第2実施形態は、第1の実施形態の駆動手段の構成を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
【0044】
本実施形態の処理液塗布装置10では、前処理液用キャリッジ21を駆動する第1タイミングベルト14が、後処理液用キャリッジ22の第2タイミングベルト17と対向するように図示しないフレームに取り付けられている。すなわち、第1及び第2タイミングベルト14,17は、キャリッジ21,22を挟んでX方向に延びるように配置されている。
【0045】
第1駆動プーリ12には、駆動モータ20の回転軸20aが連結されている。そのため、駆動モータ20の駆動力が第1タイミングベルト14に伝達されて、前処理液用キャリッジ21が移動可能となっている。また、第2駆動プーリ15には、駆動モータ70の回転軸70aが連結されている。そのため、駆動モータ70の駆動力が第2タイミングベルト17に伝達されて、後処理液用キャリッジ22が移動可能となっている。
【0046】
本実施形態の処理液塗布装置10においては、上記第1実施形態と同様に、駆動モータ20が駆動されることにより前処理液用キャリッジ21が移動させられて、前処理液のインク受容性向上液が紙Pに塗布される。また、駆動モータ70が駆動されることにより後処理液用キャリッジ22が移動させられて、後処理液のオーバコート形成液が紙Pに塗布される。
【0047】
従って、本実施形態の処理液塗布装置10によれば、上記第1実施形態の(1)〜(4)に記載の効果と同様の効果を得ることができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
【0048】
○各実施形態形態では、キャリッジ21,22が移動する際にガイドする案内軸18を1つだけ設けた。これに代えて、各キャリッジ21,22をガイドする案内軸18をそれぞれ設けるようにしてもよい。この場合、各キャリッジ21,22の吐出ヘッド21a,22aを覆う各クリーニング機構30,40を処理液塗布装置10の同じ端部に設けるようにしてもよい。
【0049】
○上記第1実施形態では、第1駆動及び従動プーリ12,13と、第2駆動プーリ及び従動プーリ15,16は、フレーム11に対して上下に並ぶように配置した。これに代えて、図6(a)に示すように、第1駆動及び従動プーリ12,13と、第2駆動プーリ及び従動プーリ15,16を水平方向に配置してのもよい。すなわち、後処理液用キャリッジ22は、第2タイミングベルト17に係合し、前処理液用キャリッジ21は第2タイミングベルト17を跨いでフレーム11側の第1タイミングベルト14に係合している。そして、前処理液用キャリッジ21及び22が第1及び第2タイミングベルト14,17のそれぞれにより駆動されるようにしてもよい。
【0050】
○上記第2実施形態では、第1及び第2タイミングベルト14,17は、キャリッジ21,22を挟んで、キャリッジ21,22の移動方向に延びるように配置し、タイミングベルト14,17をそれぞれ駆動する駆動モータ20,70を設けた。これに代えて、図6(b)に示すように、第1駆動プーリ12及び第2従動プーリ16にそれぞれかさ歯車12b,15bを設け、駆動モータ20の回転軸20aにかさ歯車20cを設けてもよい。この場合、駆動モータ20をY方向に移動させてかさ歯車20cをかさ歯車12b又はかさ歯車15bに係合させることにより、1つの駆動モータ20で、前処理液用キャリッジ21又は後処理液用キャリッジ22を適宜駆動することができる。
【0051】
○上記各実施形態では、前処理液クリーニング機構30及び後処理液クリーニング機構40のすべてを別体とした。これに代えて、廃液タンク34及び廃液タンク44のみを共通してもよい。この場合、この廃液タンク内では前処理液と後処理液が混合するが、クリーニング動作には何ら影響がなく、スムーズにクリーニングを行うことができる。
【0052】
○上記各実施形態では、各キャリッジ21,22に、各カートリッジ23,24を搭載した、いわゆるオンキャリッジ型の処理液塗布装置10とした。これに代えて、キャリッジ21,22と離隔した位置に、各カートリッジ23,24を配設してもよい。この場合、カートリッジ23,24からチューブを介して各キャリッジ21,22の吐出ヘッド21a,22aへとインク受容性向上液又はオーバコート形成液を導く構成としてもよい。
【0053】
○上記各実施形態では、紙Pに対して前処理液及び後処理液の両方を塗布するとして説明したが、勿論、前処理液のみを塗布してもよいし、後処理液のみを塗布するために処理液塗布装置10を用いてもよい。
【0054】
○上記各実施形態では、液体が付着されるターゲットとして、インクが付着される紙Pに、画像の画質を向上させるインク受容性向上液を前処理液として、光沢性や耐光性を向上させるオーバコート形成液を後処理液として用いた。例えば、インクの代わりに、ターゲットに付着される液体が電極剤や色材あるいは生体有機物である場合には、これらと反応させる処理液などを前処理液や後処理液として用いるようにしてもよい。
【0055】
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(A)前記前処理液吐出ヘッドに供給される前処理液が、前記前処理液用キャリッジと離隔されて配設された処理液収容剤に収容されており、前記後処理液吐出ヘッドに供給される後処理液が、前記後処理液用キャリッジと離隔されて配設された処理液収容剤に収容されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の処理液塗布装置。
【0056】
従って、この(A)に記載の発明によれば、キャリッジとは離隔して前処理液又は後処理液を収容されている処理液収容剤に収容されている。そのため、処理液収容剤は、多量の前処理液又は後処理液を収容することができる。また、多量の処理液を収容した処理液収容剤がキャリッジには搭載されないので、交換頻度を少なくして、多量のターゲットに対して、前処理液又は後処理液を塗布することができる。
【0057】
【発明の効果】
本発明は、処理液を塗布する吐出ヘッドが、前処理液を塗布する前処理液吐出ヘッドと、後処理液を塗布する後処理液吐出ヘッドとのみから構成されている。そのため、従来からある液体噴射装置により液体が付着されるターゲットに対して、その液体が付着される前又は後に処理液を塗布して、種々の処理を行って、画質や保存性の向上などを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における処理液塗布装置の概略斜視図。
【図2】同処理液塗布装置の要部の模式正面図であって、(a)は両キャリッジが非塗布領域にある場合、(b)は前処理液用キャリッジが塗布領域にある場合、(c)は後処理液用キャリッジが塗布領域にある場合を示す。
【図3】同処理液塗布装置の概略側面断面図。
【図4】第2実施形態における処理液塗布装置の概略側面断面図。
【図5】同処理液塗布装置の要部の模式平面断面図。
【図6】変更例における処理液塗布装置の模式平面断面図であり(a)は第1実施形態に類似の変更例、(b)は第2実施形態に類似の変更例を示す。
【符号の説明】
P ターゲットとしての紙
10 処理液塗布装置
12 第1伝達手段を構成する第1駆動プーリ
13 第1伝達手段を構成する第1従動プーリ
14 第1伝達手段を構成する第1タイミングベルト
15 第2伝達手段を構成する第2駆動プーリ
16 第2伝達手段を構成する第2従動プーリ
17 第2伝達手段を構成する第2タイミングベルト
18 案内軸
20 駆動源としての駆動モータ
21 前処理液用キャリッジ
21a 前処理液吐出ヘッド
22 後処理液用キャリッジ
22a 後処理液吐出ヘッド
30 前処理液クリーニング機構
32 第1キャップ
40 後処理液クリーニング機構
42 第2キャップ

Claims (4)

  1. ターゲットに対して処理液を噴射する吐出ヘッドを備え、
    この吐出ヘッドにより同処理液を同ターゲットの表面に塗布する処理液塗布装置であって、
    前記吐出ヘッドは、
    液体が付着される前のターゲットに、前記液体が付着される下に塗布される前処理液を吐出する前処理液吐出ヘッドと、
    液体が付着された後のターゲットに、前記液体が付着された上に塗布される後処理液を吐出する後処理液吐出ヘッドとのみから構成されており、
    前記前処理液吐出ヘッドを有した前処理液用キャリッジと、前記後処理液吐出ヘッドを有した後処理液用キャリッジとを、それぞれ別個独立に移動可能とさせて、
    前記ターゲットに対して前処理液及び後処理液を塗布する処理液塗布装置。
  2. 前記前処理液用キャリッジと、前記後処理液用キャリッジとが、同一の案内軸に摺動可能に支持されており、
    前記前処理液吐出ヘッドを覆う第1キャップが、前記前処理液用キャリッジの移動方向における一端部に設けられ、
    前記後処理液吐出ヘッドを覆う第2キャップが、前記第1キャップとは反対側の端部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の処理液塗布装置。
  3. 前記第1キャップは、前記前処理液吐出ヘッドをクリーニングする前処理液クリーニング機構に設けられており、
    前記第2キャップは、前記後処理液吐出ヘッドをクリーニングする後処理液クリーニング機構に設けられており、
    前記前処理液クリーニング機構と前記後処理液クリーニング機構とは、それぞれ別部材により構成されていることを特徴とする請求項2に記載の処理液塗布装置。
  4. 前記前処理液用キャリッジ及び前記後処理液用キャリッジを選択して別個独立に駆動する駆動手段が更に設けられ、
    この駆動手段は、
    駆動力を発生させる駆動源と、
    前記前処理液用キャリッジを移動させるために、前記駆動源からの駆動力を前記前処理液用キャリッジに伝達する第1伝達手段と、
    前記後処理液用キャリッジを移動させるために、前記駆動源からの駆動力を前記後処理液用キャリッジに伝達する第2伝達手段と、
    前記駆動源の駆動力を第1伝達手段及び前記第2伝達手段の一方に選択的に伝達するための切換手段と
    を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の処理液塗布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102005008574A1 (de) * 2005-02-24 2006-09-07 Pötz, Thomas Verfahren und Vorrichtung zum digitalen Bedrucken von flächigen Materialien wie Textilien, Papier etc.
JP2012505094A (ja) * 2008-10-12 2012-03-01 インクテック カンパニー リミテッド インクジェットプリンタ用モジュールおよびこれを用いたプリンタ

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