JP2004097688A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明表示器を遊技盤に対して移動可能とする。
【解決手段】透明EL表示器24の周縁部を保持した保持筐体13は、ラック26及び歯車25を介してモータ27によって駆動され前後に移動可能である。透明EL表示器24が遊技盤12に対して移動可能であるため、透明EL表示器24に図柄を表示した状態で遊技盤12に対して前後方向に移動させることによって、遊技者に対して演出効果を付与することができ、遊技者の趣向を高めることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、透明表示器を備える弾球遊技機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やアレンジボール式パチンコ機等の弾球遊技機には、例えば図柄や各種の情報を表示するための表示器が備わっているのが普通である。
表示器の形式には様々なものがあるが、特開平5−115596号公報や特開平7−16341号公報には透明表示器を用いる技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−115596号公報(段落0016、図2)
【特許文献2】
特開平7−16341号公報(第2−3頁、図6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の弾球遊技機にあっては、遊技盤に装着されて各種表示を行う表示器の位置は固定的であったので、表示位置を変更して演出効果を出すことはできなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記課題を解決するための請求項1記載の弾球遊技機は、遊技盤に装着されて各種表示を行う透明表示器を備える弾球遊技機において、前記透明表示器は前記遊技盤に対して移動可能な構成とされていることを特徴とし、透明表示器が移動可能であるため、例えば透明表示器に図柄を表示した状態で遊技盤に対して移動(例えば前後方向、上下方向または左右方向に移動)させることによって、遊技者に対して演出効果を付与することができ、遊技者の趣向を高めることができる。
【0006】
なお、透明表示器は遊技盤に対して移動可能な構成であればよく、設置位置や移動範囲などに制限はないが、例えば従来の表示器と同様に枠状の構造物(例えばセンター役物)に収容してその内部で移動させるとよい。
透明表示器を移動させるための機構は特に限定されないが、例えばモータやソレノイドを駆動源として、その力を例えば歯車、ラック、梃子等によって透明表示器に伝達する構成とすればよい。
【0007】
請求項2記載の弾球遊技機は、請求項1記載の弾球遊技機において、前記透明表示器の駆動回路も前記透明表示器と共に移動可能な構成とされているので、透明表示器と駆動回路とを結ぶ配線例えばFPC(フレキシブル回路基板)に透明表示器の移動に伴って屈伸等の応力がかかるのを回避できる。
【0008】
請求項3記載の弾球遊技機は、遊技盤に装着されて各種表示を行う透明表示器と、該透明表示器の背面側に配置された光源とを備える弾球遊技機において、前記透明表示器及び前記光源の双方又は一方を移動して前記透明表示器と前記光源との相対距離を変化可能に構成されていることを特徴とし、請求項1の弾球遊技機と同様に遊技者に対する演出効果を付与でき、遊技者の趣向をより一層高めることができる。
【0009】
つまり、透明表示器と光源の少なくとも一方を移動させることで両者間の距離を相対的に変化させるため、その相対距離の変化により透明表示器を通しての光源の発光色の認識具合が変化することになる。このことは、透明表示器が表示状態のときには、その表示色に加えてその表示色の周囲が光源による発光色に染まったような表示を行うことが可能となり、遊技者に対する演出効果は抜群であり、遊技者の趣向をより一層高めることができる。
【0010】
請求項4記載の弾球遊技機は、請求項3記載の弾球遊技機において、前記透明表示器が前記光源との相対距離を変化させるべく可動に構成されており、前記透明表示器が前記光源に対して設定距離に近づいたときに前記光源が発光するように構成されていることを特徴とし、透明表示器が光源に対して設定距離に近づくと光源が発光するため、請求項3による表示色の混色効果を確実に実現させることができる。
【0011】
請求項5記載の弾球遊技機は、請求項3または4記載の弾球遊技機において、前記透明表示器の表示色と前記光源の発光色とが異なるように設定されていることを特徴とする。
透明表示器の表示色と光源の発光色とを異ならせるようにしたため、透明表示器と光源との距離が近い場合には透明表示器の表示色と光源の発光色とを混色させることができる。すなわち、透明表示器と光源との距離の変化により、透明表示器の表示色本来の色に加えて表示色を混色とすることができ、表示色の変化による意外性を遊技者に付与することができる。
【0012】
なお、請求項3〜5の弾球遊技機において透明表示器を移動可能とする場合、請求項2記載の構成すなわち透明表示器の駆動回路も透明表示器と共に移動可能な構成を採用できる。
請求項6記載の弾球遊技機は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、前記透明表示器は透明EL表示器であることを特徴とし、透明性に優れた透明EL表示器を採用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のいくつかの実施例により発明の実施の形態を説明する。
【0014】
【実施例1】
透明表示器を遊技盤の前後方向に移動させる実施例1を図1(断面図)及び図2(正面図)により説明する。なお、図1及び図2に示されない弾球遊技機の構成は公知技術に従っているので、その説明は省略する。こうした弾球遊技機の公知構成について図示と説明を省略しているのは他の実施例でも同様である。
【0015】
本実施例の弾球遊技機に装備されている遊技盤12の表面には装飾シート(いわゆるセル)7が貼着され、障害釘8が打ち付けられている。また、図示されていないが、遊技盤12には公知の入賞装置や風車等も装着されている。
遊技盤12にはケース22の外形に整合する取付穴が穿設されており、取付穴にはめ込まれたケース22が例えばビスにより取り付けられている。
【0016】
ケース22の上部には棒状のガイド23が固定されている。ガイド23は、その軸方向を遊技盤12の前後方向に沿って配されており、ガイド23の先端部はケース22の前面に設けられた保護カバー20に嵌入し、後端部はケース22の裏側に貫通しており、例えば熱かしめ等によってケース22に固定されている。
【0017】
ガイド23は透明EL表示器24の周縁部を保持した保持筐体13を貫通しており、保持筐体13はガイド23に沿って前後に移動可能である。また、保持筐体13の下部はラック26に連結されており、ラック26に歯合する歯車25はモータ27の出力軸に固定されている。モータ27は、その回転量すなわち保持筐体13の移動量を正確に制御するために例えばステッピングモータが採用され、モータ駆動回路28によって電力を供給される。なお、ラック26を複数にしてもよい。
【0018】
このため、モータ27を正逆回転させれば、保持筐体13すなわち透明EL表示器24を前後に移動させることができる。なお、保持筐体13(透明EL表示器24)は、保持筐体13がケース22の壁面に接触する位置を後退限とし、ラック26と歯車25との歯合が維持される範囲で前後進可能である。
【0019】
透明EL表示器24のFPC(フレキシブル回路基板)5はケース22の後壁を貫通しており、コネクタ11にてEL駆動回路10に接続されている。EL駆動回路10は、ケース22の背面との間にスペーサ15を介在させて、基板固定用ビス14によりケース22に取り付けられている。
【0020】
透明EL表示器24、FPC5、EL駆動回路10等の構成は公知技術に従っているので説明を省略するが、EL駆動回路10による印加電圧の制御により透明EL表示器24の表示(発光)が制御される。
これらケース22、透明EL表示器24、保持筐体13、ガイド23、ラック26、歯車25、モータ27等からなる表示ユニット4は、図2に示すように3つを並べた状態で遊技盤12に取り付けられており、それらの前方上部及び下部は保護カバー20にて覆われている。したがって、透明EL表示器24、ラック26、歯車25等は、上方から落下して来る遊技球9や下方から跳ね上がってくる遊技球9との接触を防がれている。なお、図2においては、保護カバー20は右側の表示ユニット4の前方となる部分を切除した状態で示されている。
【0021】
この弾球遊技機では、遊技球が始動入賞口に入賞したことに起因して公知の大当たり抽選が行われる。大当たり抽選が行われると、各表示ユニット4の透明EL表示器24において図柄を変動表示した後、例えば左、右、中の順に図柄を静止表示することで大当たり抽選の結果を表示する。大当たり抽選が当たりなら、図2に例示するように3つの表示ユニット4の図柄が777のように揃い(大当たり図柄が静止表示され)、大当たり抽選が外れなら表示ユニット4の図柄は揃わない(外れ図柄が静止表示される)。そして、大当たり図柄が確定表示されると、周知の大当たり遊技が実行される。
【0022】
また、複数種類の大当たり図柄の中には確変図柄として設定されている図柄があり(大当たり図柄の約半数)、これが表示されると大当たり遊技の終了後に大当たり抽選で大当たりとなる確率が高確率になる(確率変動する)。この高確率状態は次に大当たりが発生するまで継続するが、高確率状態にあるときには3つの表示ユニット4によって「確変中」の文字が表示され、高確率状態にあることを遊技者に報知する。
【0023】
各表示ユニット4のモータ27は、例えば始動入賞口への入賞、図柄の変動表示開始、リーチ表示等のイベントに起因して駆動されるので、これらのイベントに伴って各透明EL表示器24が前進または後退移動する。なお、3つの透明EL表示器24が同期的に動く場合もあれば、ばらばらに動くこともあり、また3つの中の1つまたは2つだけが動くこともある。
【0024】
透明EL表示器24を保持している保持筐体13はガイド23を摺動するので、透明EL表示器24の移動はスムーズである。
このように透明EL表示器24が遊技盤12に対して移動可能であるため、例えば透明EL表示器24に図柄を表示した状態で遊技盤12に対して前後方向に移動させることによって、遊技者に対して演出効果を付与することができ、遊技者の趣向を高めることができる。
【0025】
各表示ユニット4の透明EL表示器24を独立的に移動させることができるので、同期的に移動させたりばらばらに移動させたりして演出効果を一層高めることができる。
各表示ユニット4(ケース22)が例えばビスにより遊技盤12に取り付けられているので、例えば透明EL表示器24が割れる等の故障に際しては、表示ユニット4単位で交換することができる。
【0026】
【実施例2】
この実施例は透明EL表示器24を上下に移動させる例である。なお、実施例1と共通する部分については、実施例1と同符号を用いて説明を省略する。
図3に示すように、ガイド23はケース22の床に立設されて、例えば熱かしめ等によってケース22に固定されている。透明EL表示器24を保持している保持筐体13は、ガイド23により上下に摺動可能に支えられている。保持筐体13の下部背面側にはラック26が上下方向に沿って固定されており、モータ27の出力軸に固定された歯車25がラック26に歯合している。モータ27及び歯車25はケース22の一部を切り抜いた場所に収容されており、モータ駆動回路28はケース22の背面に取り付けられている。なお、ラック26を複数にしてもよい。
【0027】
このように構成されているので、モータ27を正逆回転させれば、保持筐体13すなわち透明EL表示器24を上下に移動させることができる。なお、保持筐体13(透明EL表示器24)は、保持筐体13の上部がケース22の壁面に接触する位置を上昇限とし、ラック26と歯車25との歯合が維持される範囲で昇降可能である。
【0028】
図4に示すように、本実施例の表示ユニット4も実施例1と同様に3つを並べた状態で遊技盤12に取り付けられており、保護カバー20が上方から落下して来る遊技球9や下方から跳ね上がってくる遊技球9から透明EL表示器24、ラック26、歯車25等を保護している。なお、図4は、図2と同様に保護カバー20の一部を切除した状態を示している。
【0029】
この弾球遊技機も、実施例1と同様遊技球が始動入賞口に入賞したことに起因して公知の大当たり抽選を行い、その抽選の結果を各表示ユニット4の透明EL表示器24によって表示し、大当たり抽選が当たりなら(大当たり図柄が確定表示されると)、周知の大当たり遊技が実行される。
【0030】
また、実施例1と同様に確変図柄が表示されると大当たり遊技の終了後に高確率になり(確率変動し)、高確率状態にあるときには3つの表示ユニット4によって「確変中」の文字が表示され、高確率状態にあることを遊技者に報知する。各表示ユニット4のモータ27は、例えば始動入賞口への入賞、図柄の変動表示開始、リーチ表示等のイベントに起因して駆動されるので、これらのイベントに伴って各透明EL表示器24が上昇または下降する。なお、3つの透明EL表示器24が同期的に動く場合もあれば、ばらばらに動くこともあり、また3つの中の1つまたは2つだけが動くこともある。透明EL表示器24を保持している保持筐体13はガイド23を摺動するので、透明EL表示器24の移動はスムーズである。
【0031】
このように透明EL表示器24が遊技盤12に対して移動可能であるため、例えば透明EL表示器24に図柄を表示した状態で遊技盤12に対して上下方向に移動させることによって、遊技者に対して演出効果を付与することができ、遊技者の趣向を高めることができる。
【0032】
各表示ユニット4の透明EL表示器24を独立的に移動させることができるので、同期的に移動させたりばらばらに移動させたりして演出効果を一層高めることができる。例えば、図4に示すように左と右の透明EL表示器24に同じ図柄が静止表示されて中の透明EL表示器24では変動表示が続いているリーチ表示のときに、左右の透明EL表示器24は停止させておいて中の(変動中の)透明EL表示器24を昇降移動させることでリーチアクションを盛り上げて遊技者の期待感を高める、といった動作が可能になる。
【0033】
本実施例の場合、ガイド23と下部の保護カバー20との間が開いているので、この部分においてケース22の床部分に穴を開けて遊技球が通過可能としてもよい。
【0034】
【実施例3】
この実施例は透明EL表示器24の背後を遊技球が通過可能とした例である。なお、実施例1または実施例2と共通する部分については、それらと同符号を用いて説明を省略する。
【0035】
図5及び図6に示すように、上部の保護カバー20には通過穴3aが設けられていて、遊技球9が通過穴3aを通って保護カバー20の内側に流入可能である。通過穴3aの下方にはガイド板2aが配されており、通過穴3aを通過した遊技球9を透明EL表示器24の背後に誘導する。透明EL表示器24の背後にはケース22の壁面に取り付けられた入賞口33が配されており、ガイド板2aから落下した遊技球9が入賞可能である。入賞球は、公知の弾球遊技機と同様に入賞検出スイッチによって検出されてから遊技盤12の背後側を誘導されて機外に排出される。
【0036】
ただし、通過穴3aを通過した遊技球9のすべてが入賞口33に入賞するわけではない。入賞しなかった遊技球9は透明EL表示器24の背後を通過して下のガイド板2b上に至り、ガイド板2bによって誘導されて下の通過穴3aから落下する。
【0037】
この実施例の弾球遊技機は実施例2と同様に透明EL表示器24を昇降させることが可能であるので、実施例2と同様の効果を発揮する。
また、透明EL表示器24の背後を遊技球9が通過可能としており、その遊技球9の挙動は透明EL表示器24を透かして見えるので、興趣が高まる。しかも、透明EL表示器24の背後には入賞口33が設置されているので、遊技者は遊技球9の入賞を視認でき、一層興趣が高まる。
【0038】
なお透明EL表示器24の移動は、実施例2と同様に始動入賞口への入賞、図柄の変動表示開始、リーチ表示等のイベントに起因して行われ、移動態様も実施例2と同様行われる。
【0039】
【実施例4】
この実施例は透明表示器と共に駆動回路も移動させる例である。なお、実施例1と共通する部分については、実施例1と同符号を用いて説明を省略する。
図7及び図8に示すように、可動用ガイド34がケース22の後壁を摺動自在に貫通しており、可動用ガイド34の前端部は保持筐体13に固定され、後端部はEL駆動回路10に固定されている。
【0040】
保持筐体13及び透明EL表示器24は実施例1と同様にモータ27、歯車25及びラック26によって前後に移動されるが、可動用ガイド34によって保持筐体13とEL駆動回路10とが連結されているので、EL駆動回路10も保持筐体13及び透明EL表示器24と連動して前後に移動する。またEL駆動回路10と保持筐体13とを接続するFPC5も同様に移動する。
【0041】
EL駆動回路10及びFPC5が透明EL表示器24と共に移動可能な構成とされているので、FPC5が透明EL表示器24の移動に伴って屈伸等することはなく、そうした屈伸等の応力がFPC5にかかるのを回避でき、そのような応力でFPC5が傷むのを防止できる。
【0042】
また、実施例1と同様に透明EL表示器24が前後に移動できるので、実施例1と同様の効果を発揮する。
なお透明EL表示器24の移動は、実施例1と同様に始動入賞口への入賞、図柄の変動表示開始、リーチ表示等のイベントに起因して行われ、移動態様も実施例1と同様行われる。
【0043】
【実施例5】
この実施例は透明表示器の背後に光源を配した例である。なお、実施例1と共通する部分については、実施例1と同符号を用いて説明を省略する。
図9に示すように、ケース22の後壁の透明EL表示器24に対面する位置には面発光光源であるバックライト30(本実施例ではシート型EL)が取り付けられており、その背後にはバックライト駆動回路29が配されている。シート型バックライト30はバックライト駆動回路29から電力を供給されて発光するが、その発光色は透明EL表示器24の表示色(例えばオレンジ色)とは異なる色とされている。
【0044】
本実施例の弾球遊技機は、透明EL表示器24を移動させることでシート型バックライト30との距離を相対的に変化させるため、その相対距離の変化により透明EL表示器24を通してのシート型バックライト30の発光色の認識具合が変化することになる。このことは、透明EL表示器24が表示状態のときには、その表示色に加えてその表示色の周囲が光源による発光色に染まったような表示を行うことが可能となり、遊技者に対する演出効果は抜群であり、遊技者の趣向をより一層高めることができる。
【0045】
また、透明EL表示器24の表示色とシート型バックライト30の発光色とを異ならせるようにしたため、透明EL表示器24とシート型バックライト30との距離が近い場合には透明EL表示器24の表示色とシート型バックライト30の発光色とを混色させることができる。すなわち、透明EL表示器24とシート型バックライト30との距離の変化により、透明EL表示器24の表示色本来の色に加えて表示色を混色とすることができ、表示色の変化による意外性を遊技者に付与することができる。
【0046】
透明EL表示器24の輝度とバックライトの輝度とがほぼ等しい(好ましくは等しい)場合、例えば透明EL表示器24の表示色をオレンジ色、シート型バックライト30の発光色を青色(ブルー)にすれば、混色効果によって表示色は白色、非表示の透明部分は青色(バックライト30の発光色)になるから高級感と意外性を兼ね備えるものになる。なお、透明EL表示器24の表示色とシート型バックライト30の発光色とが補色の関係にあれば同様の効果が得られる。
【0047】
この混色効果は透明EL表示器24とシート型バックライト30との距離が3mm以下になると極めて良好に発現する。
透明EL表示器24の移動は、実施例1と同様に始動入賞口への入賞、図柄の変動表示開始、リーチ表示等のイベントに起因して行われ、移動態様も実施例1と同様行われるので、実施例1と同様の効果も得られる。
【0048】
本実施例のシート型バックライト30は常時点灯されているが、例えば上記の透明EL表示器24の移動起因となるイベントの発生に応じて点灯、消灯したり、透明EL表示器24の表示態様に応じて点灯、消灯することもできる。
【0049】
【実施例6】
この実施例は透明表示器の背後に配される光源としてLEDを用いる例である。なお、実施例1と共通する部分については、実施例1と同符号を用いて説明を省略する。
【0050】
図10及び図11に示すように、ケース22の後壁の透明EL表示器24に対面する位置には穴が設けられ、RGB発光可能なLED33が収容されている。LED33はプリント基板32に実装されており、プリント基板32がケース22の背面に固定されている。また、LED33の前方にはケース22の内面に取り付けられた拡散板31が配されており、LED33からの光は拡散板31によって拡散される。
【0051】
拡散板31は透明EL表示器24に対面する位置にあるので、LED33から放射されて拡散板31で拡散される光は透明EL表示器24のバックライトとなる。
図16及び図17に示すように、本実施例の弾球遊技機においても実施例1と同様に表示ユニット4は3つを並べた状態で遊技盤12に取り付けられており、それらの前方上部及び下部は保護カバー20にて覆われている。したがって、透明EL表示器24、ラック26、歯車25等は、上方から落下して来る遊技球9や下方から跳ね上がってくる遊技球9との接触を防がれている。なお、図16、17においては、保護カバー20は右側の表示ユニット4の前方となる部分を切除した状態で示されている。
【0052】
本実施例でも透明EL表示器24の移動は、実施例1と同様に始動入賞口への入賞、図柄の変動表示開始、リーチ表示等のイベントに起因して行われ、移動態様も実施例1と同様行われる。このため実施例1と同様の効果が得られる。
また、本実施例の弾球遊技機は、透明EL表示器24を移動させることで拡散板31(バックライト)との距離を相対的に変化させるため、実施例5と同様にその相対距離の変化により透明EL表示器24を通してのバックライトの発光色の認識具合が変化することになる。このことは、透明EL表示器24が表示状態のときには、その表示色に加えてその表示色の周囲が光源による発光色に染まったような表示を行うことが可能となり、遊技者に対する演出効果は抜群であり、遊技者の趣向をより一層高めることができる。
【0053】
しかも、バックライトの光源がRGB発光可能なLED33であるので、透明EL表示器24の表示色とバックライトの発光色とを様々な組合わせにすることができる。このため、透明EL表示器24の表示色とバックライトの発光色とを異ならせて、透明EL表示器24とバックライトとの距離が近い場合には透明EL表示器24の表示色とバックライトの発光色とを混色させることができる。すなわち、透明EL表示器24とバックライトとの距離の変化により、透明EL表示器24の表示色本来の色に加えて表示色を混色とすることができ、表示色の変化による意外性を遊技者に付与することができる。
【0054】
例えば図16に示すように、透明EL表示器24の表示色とバックライト(LED33)の発光色とを補色の関係にすると、透明EL表示器24の表示色は白色、背景色はバックライトの発光色となる。これにより実施例5で示したのと同様の混色効果を得ることができる。また、バックライトの発光色を変化させることで表示色を変化させることも容易である。
【0055】
図16の例は左と中の表示ユニット4に7が静止表示され右の表示ユニット4は変動表示中のリーチ表示のときに、透明EL表示器24の表示色とバックライト(LED33)の発光色との混色効果を出現させているが、他の状態で同様の操作を行えることは言うまでもない。
【0056】
なお、表示色の角度依存性をなくして、上記の混色効果を良好にするためには透明EL表示器24と拡散板31(バックライト)との距離を3mm以内にすることが望ましいので、本実施例ではリーチ表示に伴って変動表示中の透明EL表示器24を後退させて透明EL表示器24と拡散板31(バックライト)との距離を3mm以下としている。
【0057】
また、図17に示すように、各表示ユニット4のバックライト(LED33)の発光色を異ならせて、各透明EL表示器24の見かけの表示色と背景色を別々にすることもできる。図17の例は、各透明EL表示器24の本来の表示色がオレンジ色で、左の表示ユニット4のバックライトの発光色を青色、中の表示ユニット4のバックライトの発光色を赤色、右の表示ユニット4のバックライトの発光色を緑色にした例であり、このとき左の表示ユニット4では透明EL表示器24の表示色は白色、背景色は青色、中の表示ユニット4では透明EL表示器24の表示色は桃色、背景色は赤色、左の表示ユニット4では透明EL表示器24の表示色は黄色、背景色は緑色に見える。
【0058】
図18は透明EL表示器24の本来の表示色とバックライトの発光色との混色効果を説明するためのCIE色度座標であり、透明EL表示器24の本来の表示色がオレンジ色(OR)であるとき、バックライトの発光色を青色(B)にすれば透明EL表示器24の表示色は白色(W)、背景色は青色(B)、バックライトの発光色を緑色(G)にすれば透明EL表示器24の表示色は黄色(Y)、背景色は緑色(G)、バックライトの発光色を赤色(R)にすれば透明EL表示器24の表示色は桃色(P)、背景色は赤色(R)になる。また、LED33のRGBを制御することでフルカラーの発光が可能であるから、ここに例示した以外のさまざまな色合いのバックライトとすることができる。同様に透明EL表示器24の本来の表示色もオレンジ色以外の様々な色が可能であるから、透明EL表示器24の表示色とバックライトの発光色との組合わせは事実上無制限である。
【0059】
なお、図16〜18は透明EL表示器24の輝度とバックライトの輝度とがほぼ等しい(好ましくは等しい)場合であって、両者の輝度差が大きくなると上記の効果は薄まるか発揮されなくなる。
本実施例のバックライト(LED33)は常時点灯されているが、例えば上記の透明EL表示器24の移動起因となるイベントの発生に応じて点灯、消灯したり発光色を変化させることもできる。また、透明EL表示器24の表示態様やバックライト(LED33)との距離に応じて例えばフラッシュ状に点滅したり発光色を変化させることもできる。
【0060】
【実施例7】
この実施例は透明表示器と背後に配される光源との距離に応じて光源の発光を制御する例である。なお、実施例1、6と共通する部分については、実施例1、6と同符号を用いて説明を省略する。
【0061】
図12及び図13に示すように、ケース22の後壁にはLED点灯装置(本実施例ではバネプローブ35)が装着されており、保持筐体13と後壁との距離すなわち透明EL表示器24と拡散板31との距離を検出可能になっている。そして、透明EL表示器24と拡散板31との距離が設定距離(本実施例では3mm)以下になるとバネプローブ35からオン信号が出されてLED33が点灯する構成になっている。
【0062】
本実施例の弾球遊技機の動作は、LED33への通電がバネプローブ35に制御される点を除けば実施例6と同様であり、実施例6と同様の効果を奏する。
しかも、透明EL表示器24と拡散板31との距離が3mm以下になるとLED33が点灯する構成であるから、実施例6で図16〜図18を参照して説明した表示色の混色効果を確実に実現させることができる。
【0063】
【実施例8】
この実施例も透明表示器と背後に配される光源との距離に応じて光源の発光を制御する例であるが、バックライトの点灯を制御するための表示制御回路を備えた点で実施例7とは違いがある。なお、実施例1、6と共通する部分については、実施例1、6と同符号を用いて説明を省略する。
【0064】
図14及び図15に示すように、LED33の点灯を制御するための表示制御回路36はモータ駆動回路28と接続されており、透明EL表示器24と拡散板31との距離を示す距離信号をモータ駆動回路28から取得する。
表示制御回路36は、この距離信号に基づいてLED33の点灯、消灯を制御するので、例えば実施例7と同様に透明EL表示器24と拡散板31との距離が設定距離(例えば3mm)以下になるとLED33を点灯させることができる。これにより実施例7と同様の効果が得られる。
【0065】
また、透明EL表示器24と拡散板31との距離の変化に応じてLED33を点灯制御できるから、透明EL表示器24と拡散板31との距離の変化に応じてLED33の点灯、消灯を自在に制御できる。例えば透明EL表示器24と拡散板31との距離の変化に応じて図16や図17に例示した制御を行うことができるから、この点において実施例7よりも優れているといえる。
【0066】
以上、実施例に従って、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
例えば、実施例では複数(実施例では3つ)の透明EL表示器を使用する例を示したが、透明EL表示器を1枚としてもよいし、2枚或いは4枚以上としてもよい。また、透明EL表示器に限らず、例えば透明液晶表示器を採用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の表示ユニットの断面図。
【図2】実施例1の表示ユニットを装着した遊技盤の正面図。
【図3】実施例2の表示ユニットの断面図。
【図4】実施例2の表示ユニットを装着した遊技盤の正面図。
【図5】実施例3の表示ユニットの断面図。
【図6】実施例3の表示ユニットを装着した遊技盤の正面図。
【図7】実施例4の表示ユニットで透明EL表示器を前進させた状態の断面図。
【図8】実施例4の表示ユニットで透明EL表示器を後退させた状態の断面図。
【図9】実施例5の表示ユニットの断面図。
【図10】実施例6の表示ユニットで透明EL表示器を前進させた状態の断面図。
【図11】実施例6の表示ユニットで透明EL表示器を後退させた状態の断面図。
【図12】実施例7の表示ユニットで透明EL表示器を前進させた状態の断面図。
【図13】実施例7の表示ユニットで透明EL表示器を後退させた状態の断面図。
【図14】実施例8の表示ユニットで透明EL表示器を前進させた状態の断面図。
【図15】実施例8の表示ユニットで透明EL表示器を後退させた状態の断面図。
【図16】実施例6〜8の弾球遊技機における表示の例示図。
【図17】実施例6〜8の弾球遊技機における表示の他の例示図。
【図18】実施例6〜8の弾球遊技機における混色効果を説明するためのCIE色度座標図。
【符号の説明】
4      表示ユニット
8      障害釘
9      遊技球
10    駆動回路
12    遊技盤
13    保持筐体
20    保護カバー
22    ケース
23    ガイド
24    透明EL表示器
25    歯車
26    ラック
27    モータ
28    モータ駆動回路
29    バックライト駆動回路
30    バックライト
31    拡散板
33    入賞口
34    可動用ガイド
35    バネプローブ
36    表示制御回路

Claims (6)

  1. 遊技盤に装着されて各種表示を行う透明表示器を備える弾球遊技機において、
    前記透明表示器は前記遊技盤に対して移動可能な構成とされていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1記載の弾球遊技機において、
    前記透明表示器の駆動回路も前記透明表示器と共に移動可能な構成とされていることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 遊技盤に装着されて各種表示を行う透明表示器と、該透明表示器の背面側に配置された光源とを備える弾球遊技機において、
    前記透明表示器及び前記光源の双方又は一方を移動して前記透明表示器と前記光源との相対距離を変化可能に構成されていることを特徴とする弾球遊技機。
  4. 請求項3記載の弾球遊技機において、
    前記透明表示器が前記光源との相対距離を変化させるべく可動に構成されており、
    前記透明表示器が前記光源に対して設定距離に近づいたときに前記光源が発光するように構成されている
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  5. 請求項3または4記載の弾球遊技機において、
    前記透明表示器の表示色と前記光源の発光色とが異なるように設定されていることを特徴とする弾球遊技機。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
    前記透明表示器は透明EL表示器であることを特徴とする弾球遊技機。
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