JP2004097328A - 増設用ラック - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のラックに棚板を容易に増設する。
【解決手段】既存のラック12の棚板1と同じ高さに取り付けられる増設用棚板13と、この増設用棚板13の一方に設けられた支持用筒部23と、この支持用筒部23が固定されて増設用棚板13を既存のラック12の棚板1と同じ高さで支持する支柱15と、増設用棚板13の他方に設けられた状態で既存のラック12の棚板1に引っ掛けられて増設用棚板13を既存のラック12の棚板1と同じ高さで支持するフック16とを備えた。フック16は、帯状金属を側面形状がS字型に湾曲して形成し、その両端部に線材嵌合用切り欠き25を設けた。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、既存のラックに簡単に棚板を増設することができる増設用ラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
いわゆるメタルラック等のように、4本の支柱に複数段の棚板を取り付けたラックは一般に知られている。このようなラックの構造は次のようになっている。
【0003】
棚板1は、図2に示すように、金属線材を組み合わせて四角形板状に構成され、その角部に支持用筒部2が取り付けられている。支持用筒部2は円錐形筒状に形成されている。図3に示す支柱3には環状溝4が設けられている。この環状溝4は、上下方向に一定間隔毎に形成されている。環状溝4には支持用スリーブ5が取り付けられる。この支持用スリーブ5は、二つ割りの円錐形筒状に形成され、くさびとして機能する。
【0004】
これにより、四角形の複数枚の棚板1が4本の支柱3に、任意の高さで支持されて、ラックが構成される。
【0005】
このような構成のラックに対して棚板1を増設する場合は、既存の棚板1の横に新たに棚板1を取り付ける。このようにして増設するラックの例を図4に示す。この例では、既存のラック(4本の支柱3に4枚の棚板1が取り付けられた既存のラック)に2本の支柱3と4枚の棚板1を新たに増設して構成されている。具体的には、既存のラックの2本の支柱3を利用し、その2本の支柱3と新たに増設した2本の支柱3とで、4枚の新たな棚板1を任意の高さで支持して構成されている。即ち、既存のラックの2本の支柱3を含む4本の支柱3に、新たな棚板1の四隅の支持用筒部2がそれぞれ嵌合し、環状溝4に嵌合した支持用スリーブ5が支柱3と支持用筒部2との間に介在して、支持用筒部2を支柱3に固定する。これにより、棚板1を任意の高さで支柱3に固定して、ラックを構成する。
【0006】
さらに、棚板を横に複数枚並べて増設する技術として、登録実用新案第3059954号の物置棚がある。
【0007】
【特許文献1】
登録実用新案第3059954号の物置棚は、登録実用新案公報中の図5に示されているように、2つ割りの配置スリーブ4とC字型の固定スリーブ51とで支え棒3を抱え込むようにして、2つの棚板5を支え棒3に固定する構造となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成のラックの場合、棚板1を増設するには、既存のラックの一方の支柱3を一旦取り外し、増設する棚板1の各支持用筒部2を、既存の棚板1の各支持用筒部2と共に、支柱3に通す必要があった。このため、既存のラックに対して新たな棚板1を増設するのは容易でなかった。
【0009】
また、特許文献1の物置棚の場合、2つ割りの配置スリーブ4とC字型の固定スリーブ51とを支柱に比較的容易に取り付けることができるが、既存のラックの場合、2つ割りの配置スリーブ4及びC字型の固定スリーブ51に対応できる構造とはなっておらず、そのまま取り付けることはできない。このため、既存のラックに対して新たな棚板1を増設するのは容易でなかった。
【0010】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、既存のラックに棚板を容易に増設することができる増設用ラックを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために第1の発明に係る増設用ラックは、既存のラックの棚板と同じ高さに取り付けられる増設用棚板と、当該増設用棚板の一方に設けられた支持用筒部と、当該支持用筒部が固定されて上記増設用棚板を既存のラックの棚板と同じ高さで支持する支柱と、上記増設用棚板の他方に設けられた状態で既存のラックの棚板に引っ掛けられて増設用棚板を既存のラックの棚板と同じ高さで支持するフックとを備えたことを特徴とする。
【0012】
上記構成により、棚板を増設する場合は、増設用棚板の一方に設けられた支持用筒部を支柱に通して、増設用棚板を既存のラックの棚板と同じ高さで支持する。増設用棚板の他方は、フックを既存のラックの棚板に引っ掛ける。これにより、既存のラックに増設用棚板を、容易にかつ、既存のラックの棚板と同じ高さで、増設することができる。
【0013】
第2の発明に係る増設用ラックは、既存の2つのラックの棚板の間に配設される増設用棚板と、当該増設用棚板の周縁に設けられた状態で既存の各ラックの棚板に引っ掛けられて増設用棚板を既存のラックの棚板と同じ高さで支持するフックとを備えたことを特徴とする。
【0014】
上記構成により、2つ以上の既存のラックに対して新たな棚板を増設する場合は、隣り合う2つの既存のラックの間に増設用棚板を配設する。このとき、増設用棚板の周縁に設けられたフックが既存のラックの棚板に引っ掛かり、増設用棚板が既存のラックの棚板に支持される。これにより、既存のラックに増設用棚板を、容易にかつ、既存のラックの棚板と同じ高さで、増設することができる。
【0015】
第3の発明に係る増設用ラックは、第1又は第2の発明に係る増設用ラックにおいて、上記フックが、帯状金属を側面形状がS字型に湾曲して形成され、その両端部に線材嵌合用切り欠きを設けたことを特徴とする。
【0016】
上記構成により、増設用棚板の周縁に設けられたS字型のフックを既存のラックの棚板に引っ掛ける。これにより、既存のラックに棚板を容易に増設することができる。棚板が金属線材を組み合わせて構成されている場合は、金属線材の部分に線材嵌合用切り欠きを嵌合させる。これにより、フックの位置ずれを防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る増設用ラックについて、図面を参照しながら説明する。
【0018】
本発明の実施形態について説明する。図1は本実施形態に係る増設用ラックを示す斜視図、図5は本実施形態に係る増設用ラックのフックを示す正面図、図6は本実施形態に係る増設用ラックのフックを示す平面図、図7は本実施形態に係る増設用ラックのフックを示す側面図、図8は本実施形態に係る増設用ラックのフックを示す裏面図である。
【0019】
本実施形態に係る増設用ラック11は、既存のラック12に棚板を容易に増設することができるようにしたものである。
【0020】
本実施形態に係る増設用ラック11は、図1に示すように、既存のラック12の棚板1と同じ高さに取り付けられる増設用棚板13と、この増設用棚板13の一方に設けられた固定手段14と、この固定手段14が固定されて増設用棚板13を既存のラック12の棚板1と同じ高さで支持する支柱15と、増設用棚板13の他方に設けられた状態で既存のラック12の棚板1に引っ掛けられて増設用棚板13を既存のラック12の棚板1と同じ高さで支持するフック16とから構成されている。
【0021】
支柱15は、図3に示す従来の支柱3と同様である。この支柱15は、断面形状が円形の棒材で構成され、その外周面に環状溝4が形成されている。環状溝4は、後述する支持用スリーブ5の係止用凸条6が嵌合することでこの支持用スリーブ5を支持するための溝である。この環状溝4は、支柱15の外周面に環状に形成され、一定間隔をおいて上下に複数設けられている。環状溝4の位置は、増設用ラック11の大きさ等に合わせて適宜設定される。支柱15の全長は、既存のラック12の支柱3に合わせて適宜設定される。
【0022】
増設用棚板13は、図1に示すように、四角形板状に形成されている。具体的には、物の載置面となる床板部18と、床板部18の周縁を覆う周縁壁部19とから構成されている。
【0023】
床板部18は、金属線材を縦横に組み合わせて四角形の平板状に形成されている。床板部18の大きさは、既存のラック12の棚板1の大きさや設置位置の状況等に応じて適宜設定される。
【0024】
周縁壁部19は、床板部18の周縁から垂直方向へ垂下して形成されている。周縁壁部19は、上下2本の水平線材19A,19Bと、これらの水平線材19A,19Bの間に設けられ波打つように曲げて各水平線材19A,19Bをつなぐ中間線材19Cとを組み合わせて構成されている。
【0025】
なお、既存のラック12の棚板1も増設用棚板13と同様に構成されている。即ち、物の載置面となる四角形板状の床板部20と、床板部20の周縁を覆う周縁壁部21とから構成されている。
【0026】
固定手段14は、図1に示すように、増設用棚板13の一方の隅に2つだけ設けられている。この固定手段14は、支持用筒部23と、支持用スリーブ5(図3参照)とから構成されている。
【0027】
支持用筒部23は、増設用棚板13を支柱15に、支持用スリーブ5を介して固定するための部材である。支持用筒部23は、その内部に円錐形状の嵌合穴(図示せず)を有している。この嵌合穴は、支持用スリーブ5とほぼ整合するように、上方へ向けて内径を縮小させて形成されている。これにより、支持用スリーブ5の内周面に設けられた後述の係止用凸条6(図3参照)が支柱15の環状溝4に嵌合した状態で、支持用筒部23を支持用スリーブ5にその上側から嵌合させることで、支持用筒部23が支持用スリーブ5を締め付けるようになっている。即ち、支持用スリーブ5がくさびとして機能して支柱15の外側面と支持用筒部23の嵌合穴の内側面とに圧接されて、支持用筒部23を支柱15に確実に固定させる。これにより、支持用スリーブ5の係止用凸条6を支柱15の任意の位置の環状溝4に嵌合させて、支持用筒部23を支持用スリーブ5に取り付けることで、増設用棚板13を任意の高さで支柱15に固定することができるようになっている。
【0028】
支持用筒部23は、増設用棚板13の周縁壁部19の水平線材19A,19Bに直接に接合されている。
【0029】
支持用スリーブ5は、上述した従来の支持用スリーブ5と同様のもので、支柱15の環状溝4に嵌合して支柱15に固定されるための部材である。この支持用スリーブ5は、支柱15を包み込むように二つ割りの円錐形筒状に形成されている。円錐形筒状に形成された支持用スリーブ5は、上方へ向けて直径が縮小し、くさびとして機能するようになっている。支持用スリーブ5の内側面には、支柱15の環状溝4に直接に嵌合する係止用凸条6が設けられている。この係止用凸条6は円環状にかつ細い凸条に形成されている。この係止用凸条6が環状溝4に嵌合した状態で、二つ割りの支持用スリーブ5が支柱15を包み込むように取り付けられることにより、支持用スリーブ5が支柱15に対して上下方向へずれることなく、確実に支持されるようになっている。
【0030】
フック16は、増設用棚板13を既存のラック12の棚板1と同じ高さで支持するための部材である。フック16は、増設用棚板13の他方に設けられた状態で、既存のラック12の棚板1に引っ掛けられて、増設用棚板13を既存のラック12の棚板1と同じ高さで支持する。フック16は、図5〜図8に示すように、帯状金属を側面形状がS字型に湾曲して形成されている。これにより、逆方向に開口したU字状の嵌合溝16A,16Bが形成される。このU字状の嵌合溝16A,16Bは、既存のラック12の棚板1の周縁壁部21に上側から引っ掛けられ、増設用棚板13の周縁壁部19に下側から引っ掛けられる。S字型の帯状金属の両端部には、線材嵌合用切り欠き25が設けられている。この線材嵌合用切り欠き25は、増設用棚板13の床板部18及び棚板1の床板部20を構成する金属線材を嵌合させるための切り欠きである。線材嵌合用切り欠き25を金属線材に嵌合させた状態で、フック16を棚板1の周縁壁部21と、増設用棚板13の周縁壁部19とに引っ掛けると、フック16がずれることがなくなり、増設用棚板13が既存のラック12の棚板1に安定して支持される。
【0031】
[動作]
以上のように構成された増設用ラック11は、次のようにして、既存のラック12に組み付けられる。ここでは、図9に示すように、既存のラック12の横に増設用ラック11を取り付ける例を説明する。
【0032】
増設用棚板13の一方に設けられた支持用筒部23を支柱15に通して、固定手段14によって増設用棚板13を既存のラック12の棚板1と同じ高さで支持する。増設用棚板13の他方は、フック16を既存のラック12の棚板1に引っ掛ける。
【0033】
これで、増設用ラック11の取付作業が終了する。
【0034】
[効果]
以上のように、増設用棚板13をフック16で既存のラック12に取り付けるようにしたので、増設用ラック11を既存のラック12に取り付けて、容易に増設することができるようになる。このとき、既存のラック12は、移動する必要もなく、棚板1に載置したものを取り除く必要もない。ただ、既存のラック12の脇に増設用ラック11の増設用棚板13をフック16で引っ掛けるだけで、既存のラック12の棚板1を容易に増設することができる。
【0035】
[変形例]
(1) 上記実施形態では、図9に示すように、既存のラック12の横に1つの増設用ラック11を取り付けたが、既存のラック12に取り付けられた増設用ラック11にさらに増設用ラック11を取り付けてもよい。横に連続的に取り付けても、部屋の角部に合わせて90度方向を変えて取り付けてもよい。これにより、容易に増設することができるようになる。
【0036】
(2) 上記実施形態では、図9のように、既存のラック12の横に並べた状態で増設用ラック11を取り付けたが、図10に示すように、既存のラック12の正面又は裏面(図10中の下側の面)に取り付けてT字型に構成してもよい。フック16は、既存のラック12の棚板1の周縁壁部21に引っ掛けられ、支柱15には取り付けられないため、既存のラック12の正面又は裏面にも容易に取り付けることができる。また、増設用ラック11は、2以上設けてもよい。増設用ラック11に増設用ラック11を連続的に取り付けてもよい。これにより、容易に増設することができるようになる。
【0037】
また、図11に示すように、既存のラック12を90度の角度を持たせて配設すると共に、その間に増設用ラック11を取り付けてもよい。この場合、増設用棚板13には、支持用筒部23が1つだけ設けられて、1つの角部だけが支柱15で支持される。対向する二面は4つのフック16で既存のラック12の棚板1に支持される。
【0038】
(3) 上記実施形態では、増設用棚板13の一方を支柱15で支持し、他方をフック16で支持するようにしたが、図12〜図14に示すように、固定手段14及び支柱15を用いずに、フック16のみで増設用棚板13を取り付けてもよい。
【0039】
図12は、既存の3つのラック12を互いに接続する態様である。中央に長いラック12、両側に短いラック12を所定角度を持たせて配設し、これの間に増設用棚板13を取り付ける。ここでは、増設用棚板13を三角形状に構成し、4つのフック16で各ラック12の棚板1に取り付ける。これにより、中央の長いラック12と、両側の短いラック12の各棚板1を連続した面にすることができる。なお、増設用棚板13は、三角形に限らず、扇形でもよい。また、ここでは既存の3つのラック12の四隅を支持する支柱3のうち1カ所を1本の支柱3で共有したが、既存の3つのラック12をそれぞれ4本の支柱3で支持するようにしてもよい。
【0040】
図13は、既存の2つのラック12を互いに接続する態様である。2つのラック12を一定間隔を空けて配設し、その間に四角形の増設用棚板13を配設する。この場合、増設用棚板13の両側に4つのフック16を取り付けて、増設用棚板13を、既存のラック12の各棚板1に取り付ける。
【0041】
図14は、既存の2つのラック12を一定角度を持たせた状態で、互いに接続する態様である。2つのラック12を一定角度を持たせて配設し、その間に三角形の増設用棚板13を配設する。この場合、増設用棚板13の両側に4つのフック16を取り付けて、増設用棚板13を、既存のラック12の各棚板1に取り付ける。増設用棚板13は扇形でもよい。なお、ここでは2つの既存のラック12の四隅を支持する支柱3のうち1カ所を1本の支柱3で共有したが、2つの既存のラック12をそれぞれ4本の支柱3で支持するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
【0043】
増設用棚板をフックで既存のラックに取り付けるようにしたので、増設用ラックを既存のラックに容易に取り付けることができる。これにより、既存のラックを移動したり、棚板に載置したものを取り除いたりすることなく、容易に増設することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る増設用ラックを示す斜視図である。
【図2】従来の棚板及び固定手段を示す正面図である。
【図3】従来の支柱及び支持用スリーブを示す斜視図及び正面図である。
【図4】従来のラックを示す正面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る増設用ラックのフックを示す正面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る増設用ラックのフックを示す平面図である。
【図7】本発明の実施形態に係る増設用ラックのフックを示す側面図である。
【図8】本発明の実施形態に係る増設用ラックのフックを示す裏面図である。
【図9】本発明の実施形態に係る増設用ラックの配設位置を示す平面図である。
【図10】本発明の第1変形例に係る増設用ラックの配設位置を示す平面図である。
【図11】本発明の第2変形例に係る増設用ラックの配設位置を示す平面図である。
【図12】本発明の第3変形例に係る増設用ラックの配設位置を示す平面図である。
【図13】本発明の第4変形例に係る増設用ラックの配設位置を示す平面図である。
【図14】本発明の第5変形例に係る増設用ラックの配設位置を示す平面図である。
【符号の説明】
11:増設用ラック、12:既存のラック、13:増設用棚板、14:固定手段、15:支柱、16:フック、18:床板部、19:周縁壁部、23:支持用筒部、25:線材嵌合用切り欠き。

Claims (3)

  1. 既存のラックの棚板と同じ高さに取り付けられる増設用棚板と、
    当該増設用棚板の一方に設けられた支持用筒部と、
    当該支持用筒部が固定されて上記増設用棚板を既存のラックの棚板と同じ高さで支持する支柱と、
    上記増設用棚板の他方に設けられた状態で既存のラックの棚板に引っ掛けられて増設用棚板を既存のラックの棚板と同じ高さで支持するフックとを備えたことを特徴とする増設用ラック。
  2. 既存の2つのラックの棚板の間に配設される増設用棚板と、
    当該増設用棚板の周縁に設けられた状態で既存の各ラックの棚板に引っ掛けられて増設用棚板を既存のラックの棚板と同じ高さで支持するフックとを備えたことを特徴とする増設用ラック。
  3. 請求項1又は2に記載の増設用ラックにおいて、
    上記フックが、帯状金属を側面形状がS字型に湾曲して形成され、その両端部に線材嵌合用切り欠きを設けたことを特徴とする増設用ラック。
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