JP2004096089A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プラズマエッチング処理装置100は、半導体ウエハを保管するローダ・モジュール(LM)20と、LM20に接続されたロード・ロック・モジュール(LLM)30と、LLM30にゲート及びシャッタを介して接続され、半導体ウエハにエッチング処理を施すプロセス・モジュール(PM)40とを備える。PM40でエッチング処理が施された半導体ウエハは、LLM30内から搬出されてLM20内に回収される。半導体ウエハの搬出開始前(ゲート及びシャッタのオープン前)において、LLM30の内部圧力を約250mTorrに昇圧又は維持すると共に、PM40の内部圧力を約200mTorrに減圧したときに、PM40の内部圧力がLLM30の内部圧力よりも低くなってからゲート31及びシャッタ41をオープンする
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板処理装置及び基板処理方法に関し、特に、半導体ウエハの真空処理装置に開閉自在なゲートを介して搬送室が接続されている基板処理装置及び当該装置を用いた基板処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
基板処理装置の一つである、半導体製造装置としてのプラズマエッチング処理装置は、半導体製造に供される半導体ウエハにプラズマを利用したエッチング処理を施す半導体デバイス製造プロセスの1工程を担う。半導体ウエハにエッチング処理を施す装置においては半導体ウエハを処理するプロセス・モジュール及び当該プロセス・モジュールに連結されて、当該プロセス・モジュールに半導体ウエハを搬入するロード・ロック・モジュールを備えている(例えば、特許文献1)。
【0003】
図6は、従来のプラズマエッチング処理装置の概略構成を示す平面図である。
【0004】
図6において、プラズマエッチング処理装置200は、複数の半導体ウエハを保管するローダ・モジュール(LM)220と、このLM220にドアを介して接続されたロード・ロック・モジュール(LLM)230と、このLLM230の内部に配され、LM220に保管された半導体ウエハを後述するプロセス・モジュール(PM)240に1枚ずつ搬入する図示しない半導体ウエハ搬送系と、LLM230にゲート及びシャッタを介して接続されると共に、搬入された半導体ウエハに、例えば400〜700mTorrの圧力下でエッチング処理を施すPM240とを備える。PM240でエッチング処理が施された半導体ウエハは、LLM230内の半導体ウエハ搬送系によって搬出されてLM220内に回収される。
【0005】
LM220、LLM230、及びPM240の各ユニット内には、清浄な空気等がパージされており、これらの気体は、図示しない真空ポンプにより排気されてダウンフローを形成する。これにより、プラズマエッチング処理装置200内のダストや半導体ウエハのパーティクルを除去することができる。
【0006】
PM240は、400〜700mTorrの圧力下での半導体ウエハに対するエッチング処理の後、次いで、エッチング処理が施された半導体ウエハのLLM230への搬出の際に真空引きされる。これにより、エッチング処理時にPM240内で生じた半導体ウエハのパーティクルがLLM230内部へ侵入するのを防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、LLM230は、図7に示すように、真空ポンプによるダウンフロー形成のために内部の気体が常時排気され、内部の圧力が常時20〜200mTorr程度で保持されているので、エッチング処理が施された半導体ウエハの搬出の際にPM240を真空引きしたとしても、PM240内部圧力が必ずしもLLM230内部圧力よりも低くならない場合があり、エッチング処理時にPM240内で生じた半導体ウエハのパーティクルがLLM230内部へ侵入するのを確実に防止することができない。
【0008】
本発明の目的は、基板の搬出時に真空処理室内から搬送室へダストやパーティクルが侵入するのを確実に防止することができ、さらに、基板上のパーティクルの数を減らすことができる基板処理装置、及び基板処理方法を提供することにある。
【0009】
【特許文献1】
特開平5−129240号公報
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1記載の基板処理装置は、内部で基板を処理する真空処理室と、前記真空処理室に開閉自在なゲートを介して接続される搬送室と、前記ゲートを開閉する開閉手段と、前記開閉手段の作動並びに前記真空処理室及び前記搬送室の各圧力を制御する制御手段とを備える基板処理装置において、前記制御手段は、前記ゲートの開動作前に前記搬送室の圧力を所定圧力に昇圧又は維持すると共に、前記真空処理室の圧力を前記所定圧力よりも低い圧力に減圧したときに、前記ゲートの開閉動作をするように制御を行うことを特徴とする。
【0011】
請求項1記載の基板処理装置によれば、ゲートの開動作前に搬送室の圧力を所定圧力に昇圧又は維持すると共に、真空処理室の圧力を所定圧力よりも低い圧力に減圧したときにゲートの開動作をするので、基板の搬出時に真空処理室内から搬送室へダストやパーティクルが侵入するのを確実に防止することができる。
【0012】
請求項2記載の基板処理装置は、請求項1記載の基板処理装置において、前記ゲートの開動作は、前記真空処理室の圧力が前記所定圧力より低くなってから所定時間経過後に行われることを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の基板処理装置によれば、ゲートの開動作は、真空処理室の圧力が所定圧力より低くなってから所定時間経過後に行われるので、請求項1による効果をより確実に奏することができる。
【0014】
請求項3記載の基板処理装置は、請求項1記載の基板処理装置において、前記ゲートの開動作は、前記真空処理室の圧力が、前記所定圧力より低い圧力においてその変動幅が所定値以内になったとき行われることを特徴とする。
【0015】
請求項3記載の基板処理装置によれば、ゲートの開動作は、真空処理室の圧力が、所定圧力より低い圧力においてその変動幅が所定値以内になったとき行われるので、請求項1による効果をより確実に奏することができる。
【0016】
請求項4記載の基板処理装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板処理装置において、前記所定圧力は、約250mTorrであることを特徴とする。
【0017】
上述の目的を達成するために、請求項5記載の基板処理装置は、内部で基板を処理する真空処理室と、前記真空処理室に開閉自在なゲートを介して接続される搬送室と、前記ゲートを開閉する開閉手段と、前記開閉手段の作動並びに前記真空処理室及び前記搬送室の各圧力を制御する制御手段とを備える基板処理装置において、前記制御手段は、前記真空処理室内への不活性ガスの供給及び排気を行った後に、前記真空処理室の圧力が前記搬送室の圧力と略等しくなるように制御してから、前記ゲートの開動作を行うことを特徴とする。
【0018】
請求項5記載の基板処理装置によれば、真空処理室内への不活性ガスの供給及び排気を行った後に、真空処理室の圧力が搬送室の圧力と略等しくなるように制御してから、ゲートの開動作を行うので、基板の搬出時に真空処理室内から搬送室へダストやパーティクルが侵入するのを確実に防止することができ、さらに真空処理室中のパーティクルを低減しつつ、巻き上げを防げるので基板上のパーティクルの数を減らすことができる。
【0019】
上述の目的を達成するために、請求項6記載の基板処理方法は、内部で基板を処理する真空処理室と、前記真空処理室に開閉自在なゲートを介して接続される搬送室と、前記ゲートを開閉する開閉手段と、前記開閉手段の作動並びに前記真空処理室及び前記搬送室の各圧力を制御する制御手段とを備える処理装置を用いた基板処理方法において、前記ゲートの開動作前に、前記搬送室の圧力を所定圧力に昇圧又は維持する昇圧維持工程と、前記真空処理室の圧力を前記所定圧力よりも低い圧力に減圧したときに、前記ゲートの開動作を行うゲート開放工程とを有することを特徴とする。
【0020】
請求項6記載の基板処理方法によれば、ゲートの開動作前に、搬送室の圧力を所定圧力に昇圧又は維持し、真空処理室の圧力を所定圧力よりも低い圧力に減圧したときにゲートの開動作を行うので、基板の搬出時に真空処理室内から搬送室へダストやパーティクルが侵入するのを確実に防止することができる。
【0021】
上述の目的を達成するために、請求項7記載の基板処理方法は、内部で基板を処理する真空処理室と、前記真空処理室に開閉自在なゲートを介して接続される搬送室と、前記ゲートを開閉する開閉手段と、前記開閉手段の作動並びに前記真空処理室及び前記搬送室の各圧力を制御する制御手段とを備える処理装置を用いた基板処理方法において、前記真空処理室内への不活性ガスの供給及び排気を行う給排気工程と、前記真空処理室の圧力が前記搬送室の圧力と略等しくなるように制御してから前記ゲートの開動作を行うゲート開放工程とを有することを特徴とする。
【0022】
請求項7記載の基板処理方法によれば、真空処理室内への不活性ガスの供給及び排気を行って、真空処理室の圧力が搬送室の圧力と略等しくなるように制御してからゲートの開動作を行うので、基板の搬出時に真空処理室内から搬送室へダストやパーティクルが侵入するのを確実に防止することができ、さらに真空処理室中のパーティクルを低減しつつ、巻き上げを防げるので基板上のパーティクルの数を減らすことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置を図面を参照しながら詳述する。
【0024】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置の概略構成を示す斜視図である。
【0025】
図1において、基板処理装置としてのプラズマエッチング処理装置100は、複数の半導体ウエハ(基板)を保管するローダ・モジュール(LM)20と、LM20にドアを介して接続されたロード・ロック・モジュール(LLM)30と、LLM30の内部に配され、LM20に保管された半導体ウエハを後述するプロセス・モジュール(PM)40に1枚ずつ搬入する図示しない半導体ウエハ搬送系と、LLM30にゲート及びシャッタを介して接続され、搬入された半導体ウエハに、例えば400〜700mTorrの圧力下でエッチング処理を施すPM40とを備える。PM40でエッチング処理が施された半導体ウエハは、LLM30内の半導体ウエハ搬送系によって搬出されてLM20内に回収される。
【0026】
図2は、図1におけるLM20及びLLM30を説明する部分透視斜視図である。
【0027】
図2において、LM20とLLM30は、LM20側においてLLM30に設けられたドア21を介して接続され、LLM30とPM40は、PM40側においてLLM30に設けられたゲート31、及びPM40に設けられたシャッタ41を介して接続されている(図3)。シャッタ41は、必ずしも必要ではなく、設けられない場合もある。
【0028】
LM20は、半導体ウエハWを収納するフープ(FOUP:Front Opening Unified Pod)22と、半導体ウエハWのアライメントを行うオリエンタ23とから成る。フープ22はドア25を有する。
【0029】
LM20は、ローダ・アーム24を内蔵し、ローダ・アーム24は、フープ22に収納されている半導体ウエハWをオリエンタ23に持ち込むと共に、オリエンタ23でアライメントが行われた半導体ウエハWをLLM30に受け渡すように構成されている。また、LLM30は、ロード・ロック・アーム32を内蔵し、ロード・ロック・アーム32は、半導体ウエハWをPM40内へ搬入してウエハ・テーブル44頂部に載置するように構成されている。このようなアーム24,32の移動可能な方向が、図2では、矢印で示されている。
【0030】
さらに、ロード・ロック・アーム32は、PM40内のエッチング処理が施された半導体ウエハWを搬出してLM20内のローダ・アーム24に受け渡す。また、ローダ・アーム24は、ロード・ロック・アーム32から受け取った半導体ウエハWをフープ22に受け渡す。
【0031】
図3は、図1のプラズマエッチング処理装置100の概略内部構成を示す断面図である。
【0032】
上述のように、内部に、半導体ウエハWを搬送するロード・ロック・アーム32(半導体ウエハ搬送系)を有するLLM30は、内部圧力を検出する後述する図4のマノメータ35を有する。また、LLM30には、その底部の排気ポート33を介して真空ポンプ34が接続され、LLM30の内部圧力は、マノメータ35及び真空ポンプ34に接続された後述する図4のLLM圧力制御部161により所望の値に制御される。
【0033】
PM40は、上部がアルミニウム等の導電材料を含み、半導体ウエハWにエッチング処理を行うべく内部が高真空に保持された処理室60と、処理室60内の下部に配設され且つ半導体ウエハWを載置する載置台を兼ねる下部電極45と、エッチングガス及びキャリアガスから成るプロセスガスを処理室60内に供給するシャワーヘッドを兼ねる上部電極47と、処理室60の上部に外嵌された永久磁石48とを備える。
【0034】
下部電極45と上部電極47の間にはチャンバ60aが形成され、チャンバ60aにおいて、半導体ウエハWは、図示しない静電チャックにより上部電極47の頂部に静電吸着される。また、処理室60は、その内部圧力を検出する後述する図4のマノメータ51を有する。
【0035】
処理室60には、その底部の排気ポート43を介して真空ポンプ50が接続され、処理室60の内部圧力は、マノメータ51及び真空ポンプ50に接続された後述する図4のPM圧力制御部162により、例えば400〜700mTorr、好ましくは530mTorrに制御される。
【0036】
また、ゲート31は、図示しないゲート駆動機構(開閉手段)により開閉され、シャッタ41(ゲート)は、図示しないシャッタ駆動機構(開閉手段)により開閉される。
【0037】
上部電極(シャワーヘッド)47には、ガス供給源49からプロセスガスが供給され、そこからチャンバ60aに均等に分散して放出される。なお、上部電極47にはプラズマ生成用の高周波電源301が整合器302を介して電気的に接続されている。また、下部電極45にはRIE(反応性イオンエッチング法)用の高周波電源303が整合器304を介して電気的に接続されている。高周波電源301は、50MHz以上の周波数、例えば60MHzの高周波電力を出力し、一方、高周波電源303は、1MHz〜20MHzの周波数、例えば2MHzの高周波電力を出力する。
【0038】
上記のように構成されたPM40は、所望の値の圧力に制御されたチャンバ60に放出された処理ガスに、上部電極47を介して60MHzの高周波電力を作用させると共に下部電極45を介して2MHzの高周波電力によりバイアス電位を印加して、グロー放電によってプロセスガスからプラズマを生成させることにより、予め酸化膜によりマスキングされている半導体ウエハWに対して反応性イオンエッチング処理を行う。
【0039】
また、LM20、LLM30、及びPM40内には、不活性気体であるN2ガスがパージされており、これらのN2ガスは真空ポンプ34,50等により排気されてダウンフローを形成し、これにより、LM20、LLM30、及びPM40内のダストや半導体ウエハWのパーティクルを排出することができる。
【0040】
図4は、図3のプラズマエッチング処理装置100の制御装置のブロック図である。
【0041】
図4において、プラズマエッチング処理装置100の制御装置150は、LLM圧力制御部161と、PM圧力制御部162と、ゲート駆動制御部171と、シャッタ駆動制御部172とから成る。
【0042】
LLM圧力制御部161は、圧力指示センサ36を介して、LLM30内部に設けられたマノメータ35に接続されると共に真空ポンプ34に接続され、LLM30の内部圧力を所望の値に制御する。PM圧力制御部162は、圧力指示センサ52を介して、PM40の内部に設けられたマノメータ51に接続されると共に真空ポンプ50に接続され、PM40の内部圧力を所望の値に制御する。
【0043】
また、制御装置150は、LLM圧力制御部161によって検出されたLLM30の内部圧力と、PM圧力制御部162によって検出されたPM40の内部圧力との差圧を算出する。
【0044】
ゲート駆動制御部171は、ゲート31を開閉するゲート駆動機構61に接続され、ゲート31を開閉させると共に、シャッタ駆動制御部172は、シャッタ41を開閉するシャッタ駆動機構71に接続され、シャッタ41を開閉させる。
【0045】
さらに、制御装置150は、半導体ウエハ搬送系のアーム24,32の作動を含むプラズマエッチング処理装置100全体の作動を制御するように構成されている。なお、この制御は、不図示のマイクロコンピュータが備える制御プログラムにより行われ、この制御プログラムは、後述するLLM30及びPM40の各内部圧力制御処理のプログラムも含まれている。
【0046】
以下、図4における制御装置150によって実行されるLLM30及びPM40の各内部圧力制御処理を図5を用いて説明する。
【0047】
図5は、図2におけるゲート31及びシャッタ41がオープン(開動作)する際のLLM30及びPM40の内部圧力の経時変化を示すグラフである。
【0048】
図5において、横軸における時間〔sec〕は、半導体ウエハWの搬出開始前から半導体ウエハWの搬出終了後までの経過時間を示しており、また、2本の矢印は、夫々、ゲート31及びシャッタ41のオープン時刻(半導体ウエハWの搬出開始時刻)又はクローズ時刻(半導体ウエハWの搬出終了時刻)を示している。
【0049】
従来技術では、図7に示すように、半導体ウエハWの搬入時に400〜700mTorrに真空引きされたPM40の内部圧力は、ゲート/シャッタ31,41のオープンにより、約30mTorrに真空引きされているLLM30の内部圧力に引きずられて約20mTorrまで減圧されるが、その際、PM40の内部圧力が必ずしもLLM30の内部圧力よりも低くならない場合があり、エッチング処理時にPM40内で生じた半導体ウエハのパーティクルがLLM30内部に侵入するのを確実に防止することができない。
【0050】
これに対して、本発明の実施の形態では、図5に示すように、半導体ウエハWの搬出開始前(ゲート31及びシャッタ41のオープン前)において、LLM30の内部圧力を約250mTorrに昇圧又は維持すると共に、PM40の内部圧力を約200Torrに減圧したときに、PM40の内部圧力がLLM30の内部圧力よりも低くなってから約7秒後に(図5で9秒時)、ゲート31及びシャッタ41をオープンする(図5で左側の矢印)。ゲート31及びシャッタ41のオープン後は、LLM30の内部圧力は、体積の大きいPM40の内部圧力約200mTorrと同じ圧力になり、この状態で、半導体ウエハWの搬出がなされる。LLM30の内部圧力は、LLM30に接続されたLLM圧力制御部161によりPM40の内部圧力約200mTorrと同じ圧力に制御してもよい。
【0051】
半導体ウエハWの搬出が終了すると、再びゲート31及びシャッタ41をクローズし、LLM30の内部圧力は常圧に戻され、LM20へ半導体ウエハ1を搬送すべくPM40の内部圧力は次なるエッチング処理のために一旦真空ポンプ50により高い真空度にまで減圧される。
【0052】
上記実施の形態によれば、LLM30の内部圧力を約250mTorrに昇圧又は維持すると共に、PM40の内部圧力を約200mTorrに減圧したときに、PM40の内部圧力がLLM30の内部圧力よりも低くなってからゲート31及びシャッタ41をオープンするので、PM40内部からLLM30にダスト及び半導体ウエハのパーティクルが侵入するのを確実に防止することができる。
【0053】
また、ゲート31及びシャッタ41のオープンは、PM40の内部圧力がLLM30の内部圧力よりも低くなってから約7秒後に行うのが好ましい。これにより、PM40内部からLLM30にダスト及び半導体ウエハのパーティクルが侵入するのをより確実に防止することができる。
【0054】
上記実施の形態では、半導体ウエハWの搬出開始前においてLLM30内部の圧力を約250mTorrに保持するとしたが、この保持は、操作者によってLLM30を閉鎖系にすることによって行われてもよいし、マイクロコンピュータによる制御によって行われてもよい。また、保持される圧力も250mTorrに限定されることはない。
【0055】
また、上記実施の形態では、ゲート31及びシャッタ41のオープンは、PM40の内部圧力がLLM30の内部圧力よりも低くなってから約7秒後に行うとしたが、PM40の内部圧力の約200mTorrを中心とした変動幅が所定値、例えば±10mTorr以内になったときに行ってもよい。
【0056】
さらに、上記実施の形態では、LLM30内部にN2ガス等をパージさせるとしたが、必ずしもN2ガス等をパージさせなくてもよい。
【0057】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る基板処理装置を説明する。
【0058】
第2の実施の形態に係る基板処理装置の構成は第1の実施の形態に係る基板処理装置の構成と同様であるので構成の説明は省略する。また、第1の実施の形態の説明の中で参照した図を本実施の形態の説明においても適宜に参照する。
【0059】
上述の第1の実施の形態に係る基板処理装置では、半導体ウエハWの搬出開始前から搬出終了までの間の圧力制御に特徴を有しているが、本実施の形態では圧力制御を開始する以前に、処理室60内に浮遊する浮遊パーティクルを排気させることを特徴としている。
【0060】
先ず、半導体ウエハWのプラズマ処理が終了した後に、高周波電源301,303をOFFする。これと同時に、制御手段(図示せず)によってガス供給源49(図3参照)からシャワーヘッドを兼ねる上部電源47を介して処理室60内にArガス(不活性ガス)を供給し、さらにこのArガスを排気ポート43を介して処理室60から外に排気する。この処理室60からの排気されるArガスとともに、処理室60内に浮遊するパーティクルは処理室60の外に排出される。これにより、処理室60内に浮遊するパーティクルを低減させることができる。
【0061】
この工程では、処理室60に給排気するガスとしてArガスを用いたが、Arガスに代えてN2ガスを用いてもよい。また、分子量の大きいガスを用いてもArガスを用いた場合に発揮される効果と同様の効果が発揮される。なお、Arガスの流量は、800SCCM(standard cc/min)程度が望ましい。
【0062】
上記の工程の後、半導体ウエハWの搬出開始以前に、LLM圧力制御部161(図4参照)による制御によってLLM30の内部圧力を約200mTorrに上昇または維持するとともに、PM圧力制御部162(図4参照)による制御によってPM40の内部圧力をLLM30の内部圧力と同じ約200mTorrに減圧させてから、ゲート31及びシャッタ41をオープンする。ここで、PM40とLLM30との内部圧力の差が大きすぎるうちにゲート31及びシャッタ41をオープンすると、圧力差による気流が生じて巻上げが起こる。すなわち処理室60内に付着していたパーティクルが空間中に広がってしまうという事態が発生する。そこで、本実施の形態においては、PM40の内部圧力をLLM30の内部圧力と等しくすることにより、半導体ウエハWの搬送時に下部電極45の周囲(排気ポート側)からの巻上げを防止している。なお、内部圧力の差が40mTorr程度であれば巻上げは起こらないので、PM40の内部圧力とLLM30の内部圧力との差をおよそ40mTorr以下にすればよい。
【0063】
また、第1の実施の形態では、PM40の内部圧力をLLM30の内部圧力よりも低くしていたが、本実施の形態では、Arガスをあらかじめ処理室60内に供給し、排気ポートから排気しているので、上記のように内部圧力の差が40mTorr以下でありさえすれば、PM40の内部圧力が高くてもよい。
【0064】
以上のように、本実施の形態においては、処理室中のパーティクルを低減しつつ、巻上げを防ぐことによって確実に半導体ウエハ上のパーティクルを減らすことができる。
【0065】
次に、内部圧力を検出する圧力計の自動調整機能について説明する。なお、ここでの圧力計とは、出力される電気信号を変換テーブルにより圧力値に変換する構成を有するものをいう。
【0066】
従来、これらの圧力計は、例えば真空中では1mTorrにおいて、また、大気中では760Torrにおいて、それぞれ圧力計のトリマを回転させて電圧を調整していた。すなわち、真空中では1mTorrの圧力表示となるように、また、大気中では760Torrの圧力表示となるように、圧力計からの電圧値を適宜に調整していた。
【0067】
また、調整後何日か経過すると圧力表示がずれることがしばしばあった。このときも同様に圧力計のトリマを回転させることによって電圧を調整していた。しかし、圧力表示がずれる度に、装置管理者などが圧力計のトリマを回転させて圧力表示を合わせる必要があり、かつ精密ドライバやテスタなどの道具が必要であり、作業にも手間がかかっていた。
【0068】
そこで、本実施の形態では、装置オペレータ等が操作するメンテナンス画面上でのボタン操作(ソフトウエア)によって圧力計の真空及び大気の調整を行えるようにする。
【0069】
先ず、真空調整においては、処理室内に取り付けられた、ここで述べている圧力計とはことなる高真空計(B/Aゲージなど)の圧力表示を参照しながら、処理室内を真空引きする。高真空計の表示が充分な真空値(1mTorr以下)であれば、ボタンを押し下げて真空調整処理を実行し、圧力計の電圧値が真空値(1mTorr)を示すように変換テーブルを変更する。調整された値は、スタティックRAMなどのメモリに保存され、電源を落としても保持されるようにしておく。
【0070】
大気調整においても同様であり、大気調整を行う圧力計を装備する処理室が空気(大気)にさらされている状態(およそ760Torr)であれば、ボタンを押し下げて真空調整処理を実行し、圧力計の電圧値が大気値(760Torr)を示すように変換テーブルを変更する。調整された値は、メモリに保持される。
【0071】
このように、メンテナンス画面上から圧力計の真空調整及び大気調整が可能となることで、従来では必要であった精密ドライバやテスタなどの道具が不要になり、また、各調整を行うのに5分程かかっていたものが、即時に行うことができるという効果がある。
【0072】
上記実施の形態に係るプラズマエッチング処理装置100は、プラズマを利用したエッチング処理を半導体ウエハWに施すとしたが、本発明は、スパッタリング処理やCVD(化学的気相成長)処理等を施す処理装置にも適用することができるのは云うまでもない。
【0073】
【実施例】
本発明者は、第1の実施の形態において、図4の半導体ウエハ搬送系10によって半導体ウエハWの搬送が行われる際におけるLLM30内部の圧力及びPM40内部の圧力と内部の汚染について研究した。
【0074】
具体的には、チャンバ60aにおいて半導体ウエハWに施すエッチング処理の条件を同一にし、LLM30及びPM40の各内部圧力並びにゲート31及びシャッタ41の開閉を上記実施の形態の要領で行った場合と(実施例1〜4,図5)、従来技術の要領で行った場合と(比較例1〜4,図7)において、半導体ウエハWの搬送時におけるゲート31及びシャッタ41をオープンさせる前後のLLM30内部の圧力及びPM40内部の圧力〔mTorr〕について追跡すると共に、LLM30内部において検出されたパーティクルの大きさ〔μm〕とその数〔個〕を測定した。測定結果を表1に示す。
【0075】
【表1】
なお、図5及び図7のグラフは、夫々実施例1、比較例1のものである。また、表1中エリアカウントとは、パーティクルの大きさ(μm)では測れないない程の大きな値のものを云う。
【0076】
表1から、比較例1〜4においては、LLM30内部の圧力が上昇し、PM40内部のガスがLLM30内部へ侵入し、もってLLM30内部へ侵入したパーティクルの大きさが大きく、数が多いのに対して、実施例1〜4においては、LLM30内部のガスがPM40内部へ流入し、もってPM40内部からLLM30内部へ排出されたパーティクルの大きさも小さく、数も少なかったので、LLM30の内部圧力がPM40の内部圧力よりも大きいときにゲート31及びシャッタ41をオープンさせると、チャンバ60aからLLM30へパーティクルが侵入することを確実に防止できることが分かった。
【0077】
また、第2の実施の形態のように、プラズマ処理後の高周波電源OFFと同時に、処理室内にArガスを供給し、これをさらに排気ポートから排気した後に、PM40の内部圧力をLLM30の内部圧力(200Torr)と同じにして、ゲート31及びシャッタ41をオープンした。この結果、従来は0.16μm径のパーティクルの数が0から100個レベルで非常に不安定であったものが、0.16μm径のパーティクルの数は10個以下になり、安定するようになった。
【0078】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載の基板処理装置によれば、ゲートの開動作前に搬送室の圧力を所定圧力に昇圧又は維持すると共に、真空処理室の圧力を所定圧力よりも低い圧力に減圧したときにゲートの開動作をするので、基板の搬出時に真空処理室内から搬送室へダストやパーティクルが侵入するのを確実に防止することができる。
【0079】
請求項2記載の基板処理装置によれば、ゲートの開動作は、真空処理室の圧力が所定圧力より低くなってから所定時間経過後に行われるので、請求項1による効果をより確実に奏することができる。
【0080】
請求項3記載の基板処理装置によれば、ゲートの開動作は、真空処理室の圧力が、所定圧力より低い圧力においてその変動幅が所定値以内になったとき行われるので、請求項1による効果をより確実に奏することができる。
【0081】
請求項5記載の基板処理装置によれば、真空処理室内への不活性ガスの供給及び排気を行った後に、真空処理室の圧力が搬送室の圧力と略等しくなるように制御してから、ゲートの開動作を行うので、基板の搬出時に真空処理室内から搬送室へダストやパーティクルが侵入するのを確実に防止することができ、さらに真空処理室中のパーティクルを低減しつつ、巻き上げを防げるので基板上のパーティクルの数を減らすことができる。
【0082】
請求項6記載の基板処理方法によれば、ゲートの開動作前に、搬送室の圧力を所定圧力に昇圧又は維持し、真空処理室の圧力を所定圧力よりも低い圧力に減圧したときにゲートの開動作を行うので、基板の搬出時に真空処理室内から搬送室へダストやパーティクルが侵入するのを確実に防止することができる。
請求項7記載の基板処理方法によれば、真空処理室内への不活性ガスの供給及び排気を行って、真空処理室の圧力が搬送室の圧力と略等しくなるように制御してからゲートの開動作を行うので、基板の搬出時に真空処理室内から搬送室へダストやパーティクルが侵入するのを確実に防止することができ、さらに真空処理室中のパーティクルを低減しつつ、巻き上げを防げるので基板上のパーティクルの数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1におけるLM20及びLLM30を説明する部分透視斜視図である。
【図3】図1のプラズマエッチング処理装置100の概略内部構成を示す断面図である。
【図4】図2のプラズマエッチング処理装置100の制御装置のブロック図である。
【図5】図2におけるゲート31及びシャッタ41がオープンする際のLLM30及びPM40の内部圧力の経時変化を示すグラフである。
【図6】従来のプラズマエッチング処理装置の概略構成を示す平面図である。
【図7】従来のプラズマエッチング処理装置においてLM240からエッチング処理が施された半導体ウエハの搬出の際のLLM230及びPM240の内部圧力の経時的変化を示すグラフである。
【符号の説明】
W 半導体ウエハ
10 半導体ウエハ搬送系
20 ローダ・モジュール(LM)
21 ドア
30 ロード・ロック・モジュール(LLM)
31 ゲート
32 ロード・ロック・アーム
34 真空ポンプ
40 プロセス・モジュール(PM)
41 シャッタ
50 真空ポンプ
60 チャンバ
100 プラズマエッチング処理装置
150 制御装置
161 LLM圧力制御部
162 PM圧力制御部
171 ゲート駆動制御部
172 シャッタ駆動制御部
Claims (7)
- 内部で基板を処理する真空処理室と、前記真空処理室に開閉自在なゲートを介して接続される搬送室と、前記ゲートを開閉する開閉手段と、前記開閉手段の作動並びに前記真空処理室及び前記搬送室の各圧力を制御する制御手段とを備える基板処理装置において、
前記制御手段は、前記ゲートの開動作前に前記搬送室の圧力を所定圧力に昇圧又は維持すると共に、前記真空処理室の圧力を前記所定圧力よりも低い圧力に減圧したときに、前記ゲートの開動作をすることを特徴とする基板処理装置。 - 前記ゲートの開動作は、前記真空処理室の圧力が前記所定圧力より低くなってから所定時間経過後に行われることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
- 前記ゲートの開動作は、前記真空処理室の圧力が、前記所定圧力より低い圧力においてその変動幅が所定値以内になったとき行われることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
- 前記所定圧力は、約250mTorrであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板処理装置。
- 内部で基板を処理する真空処理室と、前記真空処理室に開閉自在なゲートを介して接続される搬送室と、前記ゲートを開閉する開閉手段と、前記開閉手段の作動並びに前記真空処理室及び前記搬送室の各圧力を制御する制御手段とを備える基板処理装置において、
前記制御手段は、前記真空処理室内への不活性ガスの供給及び排気を行った後に、前記真空処理室の圧力が前記搬送室の圧力と略等しくなるように制御してから、前記ゲートの開動作を行うことを特徴とする基板処理装置。 - 内部で基板を処理する真空処理室と、前記真空処理室に開閉自在なゲートを介して接続される搬送室と、前記ゲートを開閉する開閉手段と、前記開閉手段の作動並びに前記真空処理室及び前記搬送室の各圧力を制御する制御手段とを備える処理装置を用いた基板処理方法において、
前記ゲートの開動作前に、前記搬送室の圧力を所定圧力に昇圧又は維持する昇圧維持工程と、
前記真空処理室の圧力を前記所定圧力よりも低い圧力に減圧したときに、前記ゲートの開動作を行うゲート開放工程とを有することを特徴とする基板処理方法。 - 内部で基板を処理する真空処理室と、前記真空処理室に開閉自在なゲートを介して接続される搬送室と、前記ゲートを開閉する開閉手段と、前記開閉手段の作動並びに前記真空処理室及び前記搬送室の各圧力を制御する制御手段とを備える処理装置を用いた基板処理方法において、
前記真空処理室内への不活性ガスの供給及び排気を行う給排気工程と、
前記真空処理室の圧力が前記搬送室の圧力と略等しくなるように制御してから前記ゲートの開動作を行うゲート開放工程とを有することを特徴とする基板処理方法。
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