JP2011054679A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011054679A
JP2011054679A JP2009200666A JP2009200666A JP2011054679A JP 2011054679 A JP2011054679 A JP 2011054679A JP 2009200666 A JP2009200666 A JP 2009200666A JP 2009200666 A JP2009200666 A JP 2009200666A JP 2011054679 A JP2011054679 A JP 2011054679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
chamber
substrate
processing
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009200666A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yokawa
孝士 余川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2009200666A priority Critical patent/JP2011054679A/ja
Publication of JP2011054679A publication Critical patent/JP2011054679A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】複数の基板(ロット)の一括した処理を一つの処理単位(ジョブ)とする場合、複数のジョブを同時に実行する基板処理装置において、基板処理中に異常が発生したジョブの基板回収と正常なジョブの実行を並行に実施することが可能な機能を持つ基板処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の異なるジョブを同時に実行する基板処理装置であって、異常が発生したジョブに該当する未処理材料を回収すると共に正常なジョブを並行させることにある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の異なるジョブを同時に実行する運用において、あるジョブを継続できなくなったときに該当ジョブの未処理材料を回収して他のジョブを継続させるように制御する基板処理装置及び基板処理装置における基板搬送制御に関する。
従来から、複数の異なるプロセスを同時に実行するクラスタ型の基板処理装置において、あるプロセスが異常となったときに、異常となったプロセスを停止させると共に正常であるプロセスはそのまま継続させるという運用は行われてきた。例えば、特許文献1には、複数のプロセス系を有する基板処理装置において、異常が発生したプロセス系を停止させて正常であるプロセス系はそのまま実行する運用が開示されている。
また、クラスタ型の基板処理装置において、異常が発生した場合に基板を回収する制御も行われている。例えば、特許文献2には、基板回収プログラムを用いて真空搬送室等に残留した基板を自動的に回収する方法が開示されている。
しかしながら、異常となったプロセス系を基板回収する間、他のプロセス系は運用を停止させなければならなかった。従い、スループット及び装置稼働率の低下が顕著であった。
特開平09-050948 特開2001−085497
本発明は、例えば、複数の基板(ロット)の一括した処理を一つの処理単位(ジョブ)とする場合、複数のジョブを同時に実行する基板処理装置において、基板処理中に異常が発生したジョブの基板回収と正常なジョブの実行を並行に実施することが可能な機能を持つ基板処理装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴とするところは、複数の異なるジョブを同時に実行する基板処理装置であって、異常が発生したジョブに該当する未処理材料を回収すると共に正常なジョブを並行させることにある。
複数のジョブを同時に実行している基板処理装置において、処理炉のエラーなどで処理を継続することができなくなったジョブのウェハを回収すると共に、処理可能なジョブの装置運転を止めることなく処理を継続することにより、安全に装置稼働率を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るクラスタ型の基板処理装置の概略的な構成図である。 本発明の実施形態に係るクラスタ型の基板処理装置の概略的な断面図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置を制御するための制御用コントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置のプロセスモジュールとして用いるプラズマ処理装置の概略図である。 本発明の実施形態に用いられる基板処理装置の構成内のウェハWのロケーションを示す図である。 処理不可となったジョブのウェハWが滞留している様子を示す図である。
本発明を実施するための最良の形態において、基板処理装置は、一例として、半導体装置(IC)の製造方法における処理工程を実施する半導体製造装置として構成されている。尚、図1に、本発明の実施の形態に係る基板処理装置の一例であるクラスタ型の半導体製造装置の概略的な構成例を示す。図2に、図1のクラスタ型の半導体製造装置の概略的な断面構成例を示す。図1及び図2の構成では、ウェハ搬送用ロボットや処理室としてのプロセスチャンバが複数台、及びキャリア受渡し用のロードロック室が2式接続された構成となっている。
まず、図1及び図2を用いて、基板処理装置の概要を説明する。
尚、本発明が適用される基板処理装置1においては基板としてのウェハWを搬送するキャリアとして、FOUP(front opening unified pod。以下、ポッドという。)が使用されている。また、以下の説明において、前後左右は、図1を基準とする。すなわち、図1が示されている紙面に対して、前は紙面の下、後ろは紙面の上、左右は紙面の左右とする。
図1及び図2に示されているように、基板処理装置1は真空状態などの大気圧未満の圧力(負圧)に耐えるロードロックチャンバ構造に構成された真空搬送室としての第一の搬送室110を備えており、第一の搬送室110の筐体111は平面視が五角形で上下両端が閉塞した箱形状に形成されている。第一の搬送室110には負圧下で二枚のウェハWを同時に移載可能な第一の搬送手段としての第一のウェハ移載機112が設置されている。前記第一のウェハ移載機112は、エレベータ113によって、第一の搬送室110の気密性を維持しつつ昇降できるように構成されている。
第一の搬送室110の筐体111の5枚の側壁のうち前側に位置する1枚の側壁には、搬入/搬出用の予備室兼冷却室131,141がそれぞれ室開閉手段としてのゲートバルブ134,144を介して連結されており、それぞれ負圧に耐え得るロードロックチャンバ構造に構成されている。さらに、基板予備室としての予備室兼冷却室131,141にはそれぞれ基板載置台132,133,142,143が設置されている。
予備室兼冷却室131,141の前側には、大気圧下で用いられる大気搬送室としての第二の搬送室120がゲートバルブ130,140を介して連結されている。第二の搬送室120には二枚のウェハWを同時に移載可能な第二のウェハ移載機122が設置されている。第二の搬送手段としての第二のウェハ移載機122は第二の搬送室120に設置されたエレベータ123によって昇降されるように構成されているとともに、リニアアクチュエータ124によって左右方向に往復移動されるように構成されている。
図1に示されているように、第二の搬送室120の左側には、基板位置調整機構としてのノッチ合せ装置107が設置されている。また、図2に示されているように、第二の搬送室120の上部にはクリーンエアを供給するエア供給機構としてのクリーンユニット106が設置されている。
図1及び図2に示されているように、第二の搬送室120の筐体121には、ウェハWを第二の搬送室120に対して搬入搬出するためのウェハ搬入搬出口104と、前記ウェハ搬入搬出口104を閉塞する蓋105と、ポッドオープナ103がそれぞれ設置されている。ポッドオープナ103は、ロードポートとしてのIOステージ100に載置されたポッド101のキャップ及び搬入搬出口104を閉塞する蓋105を開閉するキャップ開閉機構102を備えており、IOステージ100に載置されたポッド101のキャップ及びウェハ搬入搬出口104を閉塞する蓋105をキャップ開閉機構102によって開閉することにより、ポッド101のウェハ出し入れを可能にする。また、ポッド101は図示しない工程内搬送装置(AGV/OHT)によって、前記IOステージ100に供給及び排出されるようになっている。
図1に示されているように、第一の搬送室110の筐体111の5枚の側壁のうち背面側に位置する4枚の側壁には、ウェハWに所望の処理を行う処理室150,151,152,153がそれぞれゲートバルブ160,161,162,163を介して隣接して連結されている。処理室150,151,152,153は全て同一種の処理室を連結することができる。一方、目的に応じてそれぞれ異なる処理室を連結することもできる。
以下、本実施形態における基板処理装置1を使用した処理工程を説明する。
未処理のウェハWは25枚がポッド101に収納された状態で、処理工程を実施する基板処理装置1へ工程内搬送装置によって搬送されてくる。図1及び図2に示されているように、搬送されてきたポッド101はIOステージ100の上に工程内搬送から受け渡されて載置される。ポッド101のキャップ及びウェハ搬入搬出口104を開閉する蓋105がキャップ開閉機構102によって取り外され、ポッド101のウェハ出し入れ口が開放される。
ポッド101がポッドオープナ103により開放されると、第二の搬送室120に設置された第二のウェハ移載機122はポッド101からウェハWを1枚ピックアップする。そして、基板位置調整機構としてのノッチ合せ装置107へ移載し、ウェハWの位置を調整する。ここでノッチ合せ装置107とは載置されたウェハWをX方向、Y方向及び円周方向に位置を調整する装置である。
前記ノッチ合せ装置107にてウェハWの位置を調整していると同時に、前記第二のウェハ移載機122はポッド101から次のウェハWをピックアップして第二の搬送室120に搬出する。
前記ノッチ合せ装置107にてウェハWの位置調整が終了したら、前記第二のウェハ移載機122でノッチ合せ装置107上のウェハWを第二の搬送室120に搬出すると共に、このとき第二のウェハ移載機122が保持しているウェハWをノッチ合せ装置107へ移載する。そして、ウェハWに対して位置調整を行う。
次にゲートバルブ130を開け、第一の予備室兼冷却室131に搬入し、ウェハWを基板載置台133に移載する。この移載作業中には、第一の搬送室110側のゲートバルブ134は閉じられており、第一の搬送室110の負圧は維持されている。ここで、大気搬送モジュールがポッド101を載置するロードポートと、大気圧下で基板Wを搬送する大気搬送室としての第二の搬送室120と、基板予備室としての予備室兼冷却室131,141とで構成され、基板Wは大気搬送モジュール内で大気圧にて搬送される。
ウェハWの基板載置台133への移載が完了すると、ゲートバルブ130が閉じられ、第一の予備室兼冷却室131が排気装置(図示せず)によって負圧に排気される。
第一の予備室兼冷却室131が負圧に排気されると同時に、第二のウェハ移載機122はノッチ合せ装置107からウェハWをピックアップし、ゲートバルブ140を開けて第二の予備室兼冷却室141に搬入し、ウェハWを基板載置台143に移載する。そしてゲートバルブ140を閉じ、第二の予備室兼冷却室141を排気装置(図示せず)によって負圧に排気する。
第二のウェハ移載機122により、上述のようにポッド101から前記第二の搬送室120を介して基板予備室である予備室兼冷却室131,141までの基板搬送が繰り返し実行される。しかしながら、第一の予備室兼冷却室131及び第二の予備室兼冷却室141が負圧の場合は、第一の予備室兼冷却室131及び第二の予備室兼冷却室141へのウェハWの搬入を実行せずに第一の予備室兼冷却室131及び第二の予備室兼冷却室141の直前の所定の位置で停止する。
第一の予備室兼冷却室131が予め設定された圧力値に減圧されると、ゲートバルブ134が開かれる。続いて第一の搬送室110の第一のウェハ移載機112は基板載置台133からウェハWをピックアップする。ピックアップ後、ゲートバルブ134を閉じて第一の基板予備室兼冷却室131を大気圧に戻し、次のウェハWを搬入するための準備をする。
ゲートバルブ134を閉じて第一の基板予備室兼冷却室131を大気圧に復帰させるのと同時に、第一の処理室150のゲートバルブ160を開き、ウェハ移載機112がウェハWを第一の処理室150に搬入する。そして第一の処理室150内にガス供給装置(図示せず)から処理ガスが供給され、所望の処理がウェハWに施される。
続いて、第二の予備室兼冷却室141が予め設定された圧力値に減圧されると、ゲートバルブ144が開かれる。続いて第一の搬送室110の第一のウェハ移載機112は基板載置台143からウェハWをピックアップする。
ピックアップ後、ゲートバルブ144を閉じて第二の予備室兼冷却室141を大気圧に戻し、次のウェハWを搬入するための準備をする。
ゲートバルブ144を閉じて第二の予備室兼冷却室141を大気圧に復帰させるのと同時に、第二の処理室151のゲートバルブ161を開き、ウェハ移載機112がウェハWを第二の処理室151に搬入する。そして、第二の処理室151内にガス供給装置(図示せず)から処理ガスが供給され、所望の処理がウェハWに施される。
以下、同様にして第三の処理室152、第四の処理室153にウェハWを搬入し、所望の処理を施す。
第一の処理室150において所望の処理が終了したら、第一のウェハ移載機112は第一の処理室150から搬出したウェハWを第一の予備室兼冷却室131へ搬出する。このとき、第一の予備室兼冷却室131に未処理のウェハWが存在する場合、第一のウェハ移載機は前記未処理ウェハWを第一の予備室兼冷却室131から第一の搬送室110へ搬出する。
そしてゲートバルブ134を閉じ、処理済ウェハWの冷却を開始すると同時に第一の予備室兼冷却室131に接続された不活性ガス供給装置(図示せず)から不活性ガスを導入し、第一の予備室兼冷却室131内の圧力を大気圧に戻す。
第一の予備室兼冷却室131において予め設定された冷却時間が経過し、且つ第一の基板予備室兼冷却室131内の圧力が大気圧に戻されると、ゲートバルブ130が開かれる。続いて、第二の搬送室120の第二のウェハ移載機122は基板載置台132から処理済のウェハWをピックアップして第二の搬送室120に搬出し、ゲートバルブ130を閉じる。そして、第二の搬送室120のウェハ搬入搬出口104を通してポッド101に収納する。以上の動作が繰り返されることにより、ウェハWが25枚ずつ順次、処理されていく。
ポッド101内の全てのウェハWに所望の処理が行われ、処理済の25枚のポッド101への収納が完了すると、ポッド101のキャップとウェハ搬入搬出口104を閉塞する蓋105がポッドオープナ103によって閉じられる。閉じられたポッド101はロードポートとしてのIOステージ100上から次の工程へ工程内搬送装置によって搬送されていく。
ここで、制御用コントローラが基板処理装置1に接続されており、制御用コントローラは搬送制御、プロセス制御を行う手段を持つように構成される。図3は図1及び図2に示す基板処理装置を制御するための制御用コントローラの構成を示すブロック図である。
図3において、制御用コントローラ11は、操作部12と統括制御コントローラ13と第一の処理室150を制御するためのプロセスチャンバコントローラPMC(1)14、第二の処理室151を制御するためのプロセスチャンバコントローラPMC(2)15が、LAN回路16で接続されている。また、統括制御コントローラ13には第一の移載機112を制御するロボットコントローラ13a、第二の移載機122を制御する大気ロボットコントローラ13b、マスフローコントローラMFC13cなどが接続されている。さらに、プロセスチャンバコントローラPMC(1)14には、マスフローコントローラMFC14a、APC14b、温度調節器14c、バルブI/O14dなどが接続されている。尚、MFC14aはガスの流量を制御するためのマスフローコントローラであり、APC14bはプロセスチャンバPM内の圧力を制御するためのオートプレッシャーコントローラである。また、温度調節器14cは処理室としてのプロセスチャンバPM内の温度の制御を行うものであり、バルブI/O14dはガスや排気用のバルブのON/OFFを制御するための入出力ポートである。また、PMC(2)15もPMC(1)14と同様な構成である。尚、図示されていないが、第三の処理室152を制御するためのプロセスチャンバコントローラPMC(3)と第四の処理室153を制御するためのプロセスチャンバコントローラPMC(4)も同様な構成で、同じようにLAN回路16に接続されている。
記憶部18は、LAN回線16に接続されており、操作部12に表示される画面を介して入力された指示データや各種レシピ(プロセスレシピ、ダミー基板用レシピ等)を格納する。
操作部12はシステム制御コマンドの指示、モニタ表示、ロギングデータ、アラーム解析、及びパラメータ編集などの画面を表示する機能を有している。また、統括制御コントローラ13は、システム全体の運用制御、真空ロボットコントローラ13aの制御、大気ロボットコントローラ13bの制御、MFC13cやバルブやポンプなどを制御する排気系制御を行う。
次に、図3に示す制御用コントローラ11の基本的な運用例について説明する。操作部12からのコマンド指示を受けた統括制御コントローラ13は、ウェハ搬送指示を大気ロボットコントローラ13bに指示すると、該大気ロボットコントローラは、第二の移載機122を制御して、ウェハWをポッド101からノッチ合せ装置107を介して予備室兼冷却室131,141に搬送させる。そして、統括制御コントローラ13は、ウェハWを搬送されると予備室兼冷却室131,141の排気制御(つまり、ポンプやバルブの制御)を実施する。そして、予備室兼冷却室131,141が所定の負圧力に達したところで、真空ロボットコントローラ13aに指示してウェハWを該当する第一の処理室150へ搬送させる。続いて、PMC(1)14又はPMC(2)15等に対して、ウェハWに付加価値を与えるためのプロセスレシピの実行指示を行い、ウェハWに所定の処理が施される。処理済のウェハWは、第一の処理室150から予備室兼冷却室131,141へ搬送され、更に大気圧に戻された後、元のポッド101に搬送される。尚、予め搬送先に異なるポッド指定されている場合、元のポッド110ではなく、指定されたポッドに搬送してもよい。
図4には、複数の処理室150,151,152,153のうち少なくとも一つに用いられるプラズマ処理装置200が示されている。図4に示されているように、プラズマ処理装置200は処理室202を形成する真空容器204を備えている。真空容器204の側壁には、被処理基板としてのウェハWを処理室内に搬入搬出するためのウェハ搬入搬出口206が開設されており、ウェハ搬入搬出口206はゲートバルブ208によって開閉されるように構成されている。
真空容器204の底壁には排気ライン210の一端が接続されており、排気ライン210の他端は真空排気手段としての真空排気装置211に接続されている。排気ライン210の途中には排気コンダクタンス調整手段としての排気コンダクタンス調整弁212が介設されている。排気コンダクタンス調整弁212には排気コンダクタンス調整弁制御装置214が電気的に接続されており、排気コンダクタンス調整弁212には排気コンダクタンス調整弁制御装置214には、処理室202内の圧力を検出する圧力センサ216が電気的に接続されている。排気コンダクタンス調整弁制御装置214は圧力センサ216からの検出結果及びコントローラ218からの指令に基づいて、排気コンダクタンス調整弁212を制御することにより、処理室202内の圧力を調整するように構成されている。
真空容器204の処理室202内にはアノード電極(陽極)220が設置されている。アノード電極220の内部にはガス通路224が形成されており、アノード電極220の下面にはシャワー板222がガス通路224を仕切るように嵌め込まれている。シャワー板222には多数個の吹出口226がガスをシャワー状に吹き出すように開設されている。アノード電極220のガス通路224にはガス導入手段としてのガス導入ライン228が接続されており、ガス通路224にはガス導入ライン228から多種類のガスが導入されるようになっている。
一方、真空容器204の処理室202の下部にはカソード電極(陰極)230が設置されている。カソード電極230はウェハWを載置した状態で保持する基板載置台(サセプタ)を兼用するように構成されており、サセプタ兼用のカソード電極230には保持したウェハWを加熱するヒータ(図示せず)が内蔵されている。
アノード電極220とカソード電極230との間には、高周波電力供給手段としての高周波発振器232がインピーダンス整合器234を介して接続されており、高周波発振器232は前述のPMC(1)14(若しくはPMC(2)15)に相当するコントローラ218に通信線236によって接続されている。高周波発振器232はコントローラ218からの指令に応答してインピーダンス整合器234を介してアノード電極220とカソード電極230との間に高周波電圧を印加するようになっている。
カソード電極230には自己バイアス電圧検出手段としての電圧計238が接続されており、電圧計238は検出結果を通信線240によってコントローラ218に送信するように構成されている。コントローラ218には記憶装置242、表示装置244及び入力装置246が接続されている。ここで、記憶装置242、表示装置244の代わりにそれぞれ記憶部18、操作部12を使用してもよいのはいうまでもない。また、記憶部18が別体となっている例を示しているが、例えば、コントローラ218内に組み込まれていているメモリ等を用いても良い。
コントローラ218にはソフトウェアの機能として、進行波電力量及び累積自己バイアス電圧の管理機能が組み込まれている。このため、コントローラ218はプラズマ処理に関するデータとして、進行波電力値を高周波発振器232から通信線236を介して取得して、記憶装置242に格納するように構成されている。また、コントローラ218はプラズマ処理に関するデータとして、自己バイアス電圧値を電圧計238から通信線240を介して取得して、記憶装置242に格納するように構成されている。
次に、前記構成に係るプラズマ処理装置200によるウェハWへの膜の形成方法を説明する。
膜を形成すべきウェハWがウェハ搬入搬出口206に搬送されてくると、ゲートバルブ208が開けられ、ウェハWがウェハ搬入搬出口206から処理室202内に搬入され、サセプタを兼用するカソード電極230の上に載置される。ウェハWがカソード電極230に設置されて保持されると、ウェハ搬入搬出口206がゲートバルブ208によって閉じられる。処理室202内が真空排気装置211によって排気ライン210及び排気コンダクタンス調整弁212を通じて排気される。
処理室202内が所定の圧力に維持されながら、原料ガスがガス導入ライン228からガス通路124に導入され、処理室202内にシャワー板222の吹出口226からシャワー状に吹き出される。処理室202内の圧力を一定に維持する方法としては、圧力センサ216から出力されて排気コンダクタンス調整弁制御装置214に入力される信号に基づいて、排気コンダクタンス調整弁212が制御されるフィードバック制御方法が使用される。
処理室202内が所定の圧力に維持された状態で、コントローラ218に入力装置246から設定された電力値が高周波発振器232に通信線236を通じて設定され、高周波電力が高周波発振器232によって発生される。高周波発振器232によって発生された高周波電力は、アノード電極220にインピーダンス整合器234を通して印加される。高周波電力が印加されると、アノード電極220とカソード電極230との間にプラズマが生成される。このようにして生成されたプラズマにより、処理室202内にシャワー状に吹き出された原料ガスが分解又は活性化し、サセプタを兼ねるカソード電極230に保持されたウェハWの上に堆積し、膜が形成される。
本実施形態におけるクラスタ型の基板処理装置1において、制御用コントローラ11は、複数の材料処理単位(以下、ジョブという。)を同時に実行することができるよう構成されている。例えば、第一の処理室150と第二の処理室151とを使用して処理を行うジョブAと、第三の処理室152と第四の処理室153と使用して処理を行うジョブBを同時に実行することができる。
そして、ジョブAとジョブBが同時に実行されている状態で、ジョブAが使用する第一の処理室150と第二の処理室151の両処理室がアラーム発生などで使用できない状態になってもジョブBは処理を継続することができる。しかしながら、第一のウェハ移載機112のアーム上、搬入出用の予備室兼冷却室131,141の各基板載置台132,133,142,143、第二のウェハ移載機122のアーム上のいずれか、又は複数の位置(ロケーション)にジョブAのウェハWが滞留している場合、ジョブBの処理においても使用するロケーションなので、これらロケーションにあるジョブAのウェハWを排除しないとジョブBの処理を継続できない。また、ジョブAのウェハWの排除を優先してしまうと、ジョブBの処理を停止することになり、スループットの低下を招く。従い、ジョブBの処理を優先しながらジョブAのウェハWの基板を回収するのが望ましい。
図5、図6を用いて本願発明における基板処理装置における基板搬送制御について説明する。図5は、図1の装置構成をウェハWが載置される位置(ロケーション)を表すために簡略化した図であり、同じ構成要素に対しては図1と同一の番号を付与している。図6は、第一の処理室150と第二の処理室151とを使用して処理を行うジョブAと、第三の処理室152と第四の処理室153の処理室とを使用して処理を行うジョブBを同時に実行している状態で、第一の処理室150と第二の処理室151が使用不可になったときに、ジョブAのウェハWが複数のロケーション300,303,306,308,309,310にあることを斜線で示している。
この場合、第一の処理室150のウェハロケーション309と第二の処理室151のウェハロケーション310にあるウェハWは、第一の処理室150と第二の処理室151が使用不可のため、第一の移載機112で搬出することはできない。従って、第一の処理室150のウェハロケーション309と第二の処理室151のウェハロケーション310にあるウェハWは、滞留させる。その他の第二の移載機の上アームウェハロケーション300、搬入出用の予備室兼冷却室131の基板載置台のウェハロケーション303、搬入出用の予備室兼冷却室141の基板載置台のウェハロケーション306、第一の移載機の上アーム移載機の上アームウェハロケーション308のウェハWは搬送元のポッド101へ戻す。又は、ジョブAの運転開始時に搬送先FOUPが指定されていた場合には、そのFOUPにウェハWを搬送する。
更に具体的に、上記ウェハロケーション300,303,306,308に滞留したウェハWを搬送元のポッド101へ戻すと共に、どのようにしてウェハロケーション311,312で処理されたジョブBのウェハWに関して搬送を行うのかを説明する。まずウェハロケーション301にあるウェハWは搬送元のポッド101へ戻す。又は、ジョブAの運転開始時に搬送先FOUPが指定されていた場合には、そのFOUPにウェハWを搬送する。
次にウェハロケーション303またはウェハロケーション306のウェハWを搬入出用の予備室兼冷却室131または搬入出用の予備室兼冷却室141から搬出するが、大気圧状態ではない搬入出用の予備室兼冷却室はプロセス処理を継続するジョブBのウェハWに第三の処理室152または第四の処理室153において処理が施された後、搬入出用の予備室兼冷却室131または搬入出用の予備室兼冷却室141に搬入されたときに搬入出用の予備室兼冷却室131または搬入出用の予備室兼冷却室141を大気圧に戻すようになっている。従って、前記ウェハロケーション303またはウェハロケーション306のウェハWの基板回収処理は、搬入出用の予備室兼冷却室131または搬入出用の予備室兼冷却室141のうちどちらかが大気圧になったときに、第二のウェハ移載機122のウェハWを保持していない方のアームで搬出する。
そして、その直後に第二のウェハ移載機122のアームに保持しているジョブBのウェハWを搬入出用の予備室兼冷却室に搬入する。
例えば、搬入出用の予備室兼冷却室131が大気圧状態であった場合、搬入出用の予備室兼冷却室131からウェハロケーション303のウェハWを取り出してウェハロケーション301で保持し、空になったウェハロケーション303にウェハロケーション300のウェハWを搬入する。また、搬入出用の予備室兼冷却室131が大気圧状態でなかった場合、搬入出用の予備室兼冷却室131が大気圧になってからウェハロケーション303のウェハWを取り出してウェハロケーション301で保持し、空になったウェハロケーション303にウェハロケーション300のウェハWを搬入する。これによりジョブBの処理を継続する。
そしてウェハロケーション301にあるウェハWを搬送元のポッド101へ戻す。又は、ジョブAの運転開始時に搬送先FOUPが指定されていた場合には、そのFOUPにウェハWを搬送する。ウェハWを戻した後、ジョブBに未処理ウェハがあった場合、第二のウェハ移載機122でジョブBのウェハをポッドから取り出す。
しかしながら、搬入出用の予備室兼冷却室131,141に対して新規にジョブBのウェハWを搬入出用の予備室兼冷却室131,141のウェハロケーションに空きが出来ないように搬入すると第一のウェハ移載機112のアーム上にあるウェハロケーション308を大気側に戻すことが出来なくなる。
したがって、第一のウェハ移載機112のアーム上にジョブAのウェハを保持している場合は、原則としてジョブBのウェハWを搬入しない。このように搬入出用の予備室兼冷却室131,141のウェハロケーションに空きがある状態で搬入出用の予備室兼冷却室131,141を真空排気し、該搬入出用の予備室兼冷却室131,141の真空排気後にウェハロケーション308のウェハWを搬入出用の予備室兼冷却室131,141に搬出する。
その後、搬入出用の予備室兼冷却室を大気圧に戻し、ウェハロケーション308から前記予備室兼冷却室131,141に搬送したウェハWを搬送元のポッド101または指定された搬送元FOUPに搬送する。
このようにして装置内からジョブAのウェハWが排除され、処理室152および処理室153で成膜処理されたウェハWは通常動作と同様に第一のウェハ移載機112のアーム上のジョブBのウェハWと入れ替えることによりジョブBのプロセス処理を継続することが出来る。従って、ジョブAの基板回収とジョブBの基板処理を並列することが可能となり、ジョブAの基板回収を行ってもジョブBのスループットを極力低下させることを抑えられる。更に、正常なジョブBの基板処理を優先させることができるのでジョブAの基板回収を行ってもジョブのスループットが極力抑えられる。
上記では基板処理装置の一例として半導体製造装置を示しているが、半導体製造装置に限らず、LCD装置のようなガラス基板を処理する装置であってもよい。また、クラスタ型の基板処理装置について示したがインライン型の基板処理装置にも適用できることは言うまでもない。
<本発明の好ましい態様>
以下に本発明の好ましい態様について付記する。
本発明の第1の態様は、
複数のジョブを実行する基板処理装置において、
真空中で基板を搬送するための第一の搬送手段と真空容器内を真空排気するための排気手段を有する真空搬送室と、前記真空搬送室にゲートバルブを介して隣接された基板に処理を施す複数の処理室と、大気圧から真空へ、又は真空から大気圧へ圧力を制御することにより前記真空搬送室へ基板を搬入または真空搬送室から基板を搬出するための基板予備室と、ゲートバルブを介して前記基板予備室に隣接された大気圧下で基板を搬送するための第二の搬送手段と、前記基板が収納される基板収容容器(FOUP)を載置するためのロードポートを有する大気搬送モジュールで構成される基板処理装置であって、
前記ジョブが使用する前記処理炉、前記真空搬送室、前記基板予備室が使用不可になり、ジョブを継続することができなくなったときに、該当ジョブの未処理基板を搬送元の前記FOUPに戻すことにある。
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様において、
継続することができなくなったジョブの未処理基板を予め指定されたFOUPに戻すことにある。
本発明の第3の態様は、本発明の第1又は第2の態様において、
異常なジョブの未処理基板の回収と正常なジョブの未処理基板の処理を並行させることにある。
本発明の第4の態様は、本発明の第3の態様において、
正常なジョブを優先して実行することにある。
1 基板処理装置
100 IOステージ(ロードポート)
101 ポッド(FOUP)
102 キャップ開閉機構
103 ポッドオープナ
104 ウェハ搬入搬出口
105 蓋
106 クリーンユニット
107 ノッチ合せ装置
110 第一の搬送室(真空搬送室)
111 第一の搬送室の筐体
112 第一のウェハ移載機
113 第一のウェハ移載機のエレベータ
120 第二の搬送室(大気搬送室)
121 第二の搬送室の筐体
122 第二のウェハ移載機
123 第二のウェハ移載機のエレベータ
124 リニアアクチュエータ
130 ゲートバルブ
131 第一の予備室兼冷却室(基板予備室)
132 基板載置台(上)
133 基板載置台(下)
134 基板冷却装置
140 ゲートバルブ
141 第二の予備室兼冷却室(基板予備室)
142 基板載置台(上)
143 基板載置台(下)
144 基板冷却装置
150 第一の処理室
151 第二の処理室
152 第三の処理室
153 第四の処理室
160 ゲートバルブ
161 ゲートバルブ
162 ゲートバルブ
163 ゲートバルブ
200 プラズマ処理装置
202 処理室
300 第二の移載機のウェハロケーション(上)
301 第二の移載機のウェハロケーション(下)
302 ノッチ合せ装置のウェハロケーション
303 第一の予備室兼冷却室の基板載置台ウェハロケーション(下)
304 第一の予備室兼冷却室の基板載置台ウェハロケーション(上)
305 第二の予備室兼冷却室の基板載置台ウェハロケーション(下)
306 第二の予備室兼冷却室の基板載置台ウェハロケーション(上)
307 第一の移載機のウェハロケーション(下)
308 第一の移載機のウェハロケーション(上)
309 第一の処理室のウェハロケーション
310 第二の処理室のウェハロケーション
311 第三の処理室のウェハロケーション
312 第四の処理室のウェハロケーション
W ウェハ

Claims (1)

  1. 複数の異なるジョブを同時に実行する基板処理装置であって、
    異常が発生したジョブに該当する未処理材料を回収すると共に正常なジョブを並行させることを特徴とする基板処理装置。
JP2009200666A 2009-08-31 2009-08-31 基板処理装置 Pending JP2011054679A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009200666A JP2011054679A (ja) 2009-08-31 2009-08-31 基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009200666A JP2011054679A (ja) 2009-08-31 2009-08-31 基板処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011054679A true JP2011054679A (ja) 2011-03-17

Family

ID=43943418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009200666A Pending JP2011054679A (ja) 2009-08-31 2009-08-31 基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011054679A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014515885A (ja) * 2011-04-22 2014-07-03 マッパー・リソグラフィー・アイピー・ビー.ブイ. リソグラフィ機のクラスタのためのネットワークアーキテクチャおよびプロトコル
CN107564812A (zh) * 2016-06-30 2018-01-09 株式会社斯库林集团 热处理方法及热处理装置
JP2019009368A (ja) * 2017-06-28 2019-01-17 株式会社Screenホールディングス 熱処理装置および熱処理方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014515885A (ja) * 2011-04-22 2014-07-03 マッパー・リソグラフィー・アイピー・ビー.ブイ. リソグラフィ機のクラスタのためのネットワークアーキテクチャおよびプロトコル
US9507629B2 (en) 2011-04-22 2016-11-29 Mapper Lithography Ip B.V. Network architecture and protocol for cluster of lithography machines
JP2016219812A (ja) * 2011-04-22 2016-12-22 マッパー・リソグラフィー・アイピー・ビー.ブイ. リソグラフィ機のクラスタのためのネットワークアーキテクチャおよびプロトコル
CN107564812A (zh) * 2016-06-30 2018-01-09 株式会社斯库林集团 热处理方法及热处理装置
JP2018006513A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 株式会社Screenホールディングス 熱処理方法および熱処理装置
US10580667B2 (en) 2016-06-30 2020-03-03 SCREEN Holdings Co., Ltd. Light-irradiation heat treatment method and heat treatment apparatus
JP2019009368A (ja) * 2017-06-28 2019-01-17 株式会社Screenホールディングス 熱処理装置および熱処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8443484B2 (en) Substrate processing apparatus
JP5575507B2 (ja) 基板処理装置、基板搬送方法、半導体装置の製造方法および基板処理装置のメンテナンス方法
US6330755B1 (en) Vacuum processing and operating method
JP5901978B2 (ja) 基板処理装置、基板処理装置制御プログラム、及び半導体装置の製造方法
KR101401976B1 (ko) 기판 처리 장치, 기판 처리 방법, 반도체 장치의 제조 방법, 기판 반송 방법 및 기록 매체
CN106992132B (zh) 半导体制备和研发制造设施的资本设备上使用的检修隧道
JP2012109333A (ja) 基板処理装置
JP2008135517A (ja) 基板処理装置の制御装置、制御方法および制御プログラムを記憶した記憶媒体
WO2014168006A1 (ja) 基板処理装置、記録媒体及び半導体装置の製造方法
JP4961893B2 (ja) 基板搬送装置及び基板搬送方法
US20090078372A1 (en) Vacuum processing apparauts
JP2005150259A (ja) 基板処理装置及びその制御方法
JP2009231809A (ja) 基板処理装置及び半導体製造装置管理方法
JP2011054679A (ja) 基板処理装置
US9818629B2 (en) Substrate processing apparatus and non-transitory computer-readable recording medium
JP5571122B2 (ja) 基板処理装置および基板処理装置の制御方法
US20190139804A1 (en) Substrate processing apparatus and notification method
JP2001250780A (ja) 半導体製造装置におけるダミー基板の運用方法
JP5997542B2 (ja) 真空処理装置及び真空処理方法
JP5972608B2 (ja) 基板処理装置、及び半導体装置の製造方法並びにプログラム
JP2010161157A (ja) 基板収納方法及び記憶媒体
JP2014120618A (ja) 真空処理装置及び真空処理方法
JP2011096719A (ja) 基板処理装置
USRE39775E1 (en) Vacuum processing operating method with wafers, substrates and/or semiconductors
JP2013207013A (ja) 真空処理装置