JP2004094509A - 携帯通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両位置情報を発信する装置とともに使用して容易に自分の車を探し出すことができる携帯通信端末を提供することを目的とする。
【解決手段】車両位置を検出して車両位置情報を外部に送信し、外部からの信号を受信したときに、受信状態に関する信号を外部に送信する装置を搭載した車両に対し、車両位置情報を要求する信号を送信する送信部2bと、車両位置情報と受信状態に関する信号とを受信する受信部3bと、該受信状態に関する信号から車両までの距離を算出する距離算出部25と、地図情報を記憶する記憶部27と、該地図情報とともに、前記車両位置情報装置から送信されてきた車両位置情報と前記距離算出部が算出した距離情報とを表示する車両位置情報表示部24とを有し、車両を容易に探し出すことができる携帯通信端末を提供する。
【選択図】 図3
【解決手段】車両位置を検出して車両位置情報を外部に送信し、外部からの信号を受信したときに、受信状態に関する信号を外部に送信する装置を搭載した車両に対し、車両位置情報を要求する信号を送信する送信部2bと、車両位置情報と受信状態に関する信号とを受信する受信部3bと、該受信状態に関する信号から車両までの距離を算出する距離算出部25と、地図情報を記憶する記憶部27と、該地図情報とともに、前記車両位置情報装置から送信されてきた車両位置情報と前記距離算出部が算出した距離情報とを表示する車両位置情報表示部24とを有し、車両を容易に探し出すことができる携帯通信端末を提供する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定の車両を探し出すために用いられる携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、郊外のショッピングモール等の駐車スペースが広い場所に、車を駐車した場合には、そこに駐車されている車の台数や同車種の車の多さから、自分の車を発見することが容易でないという問題があった。これに対処するために、自分の車を駐車した場所に記してある番号や記号をドライバーが記憶したり、無線を利用したキーレスエントリーシステム等により、自分の車を探し出す方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、人間の記憶はとかく曖昧であり、また、キーレスエントリーシステムについても、探し出せる範囲に一定の制限があって、必ずしも広い駐車場の中から、自分の車を容易に探し出す手段としては、十分であるとは言えなかった。
【0004】
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、大規模な駐車場において、自分の車の駐車位置を忘れた時や夜間の暗がりで自分の車を視覚により認識できない場合においても、車両位置情報を発信する装置とともに使用して容易に自分の車を探し出すことができる携帯通信端末を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、車両位置を検出して、車両位置情報を外部に送信可能な車両位置情報装置と、外部からの信号を受信したときに、受信状態に関する信号を外部に送信する受信状態確認装置とを搭載した車両に対し、車両位置情報を要求する信号を送信する送信部と、車両位置情報と受信状態に関する信号とを受信する受信部と、該受信状態に関する信号から車両までの距離を算出する距離算出部と、地図情報を記憶する記憶部と、該地図情報とともに、前記車両位置情報装置から送信されてきた車両位置情報と前記距離算出部が算出した距離情報とを表示する車両位置情報表示部とを有する携帯通信端末を提案している。
【0006】
この発明によれば、携帯通信端末は、地図情報と送信されてきた車両位置情報とを表示する車両位置情報表示部を備えているため、これらの情報をもとに、車両を発見することができる。また、携帯通信端末の距離算出部は、車両位置情報装置からの受信状態に関する信号から車両までの距離を算出し、車両までの距離を表示することとしたので、移動中に、自分の位置が分からなくなった場合でも、距離情報により、自分の進んでいる方向が、車両の方向か否かを確認することができる。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載された携帯通信端末において、送信時の電波強度を切り換える電波強度切り換え部を有し、前記受信状態に関する信号により、送信時の電波強度を切り換える携帯情報端末を提案している。
【0008】
この発明によれば、受信状態に関する信号により、送信時の電波強度を切り換えることとしたので、送信時の電波強度と車両までの距離とを関連づけることによって、車両までの距離を算出することができる。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された携帯通信端末において、前記受信状態確認装置が車両の照明装置を制御する照明制御部と、車両の報音装置を制御する報音制御部とを有し、送信時の電波強度が最小になったときに前記照明制御部および報音制御部に作動信号を送信する携帯通信端末を提案している。
【0010】
この発明によれば、携帯通信端末が、送信時の電波強度が最小になったと判断したときに、受信状態確認装置の照明制御部および報音制御部に作動信号を送信することとしたので、携帯通信端末の使用者が、車両を視認できる距離に近づいたときは、車両の照明装置の点灯や報音装置の作動により、車両を確定することができる。
【0011】
請求項4に係る発明は、車両位置を検出して、車両位置情報を外部に送信可能な車両位置情報装置と、外部からの信号を受信したときに、受信状態に関する信号を外部に送信する受信状態確認装置とを搭載した車両に対し、車両位置情報を要求する信号を送信する送信部と、車両位置情報と受信状態に関する信号とを受信する受信部と、受信した電波の強度を検出する電波強度検出部と、該電波強度検出部で検出した電波強度から車両までの距離を算出する距離算出部と、指向性アンテナと、無指向性アンテナと、該指向性アンテナと無指向性アンテナとを切り換えるアンテナ切り替え部と、地図情報を記憶する記憶部と、該地図情報とともに、前記車両位置情報装置から送信されてきた車両位置情報と、電波強度が最大のときに前記距離算出部が算出した距離情報と、前記電波強度検出部で検出した電波強度とを表示する車両位置情報表示部とを有する携帯通信端末を提案している。
【0012】
この発明によれば、車両位置情報装置からの車両位置情報の受信を無指向性アンテナで行い、その後は、アンテナ切り換え部によって、アンテナを指向性アンテナに切り換えて、電波強度検出部により、受信状態に関する信号の電波強度を検出して、これを表示部に表示するため、電波強度の最大値を示す方向を検出すれば、その方向が車両位置の方向となる。また、電波強度が最大のときの車両までの距離を表示するため、地図情報や車両位置情報と併せて、これらの情報を用いることにより、車両の検出を容易に行うことができる。
【0013】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載された携帯通信端末において、前記受信状態確認装置が車両の照明装置を制御する照明制御部と、車両の報音装置を制御する報音制御部とを有し、前記距離算出部が算出した距離が所定の距離よりも近くなったときに前記照明制御部および報音制御部に作動信号を送信する携帯通信端末を提案している。
【0014】
この発明によれば、携帯通信端末が、距離算出部の算出した距離が所定の距離よりも近くなったと判断したときに、受信状態確認装置の照明制御部および報音制御部に作動信号を送信することとしたので、指向性アンテナの使用により、携帯通信端末の使用者が、車両を視認できる距離に近づいたときは、車両の照明装置の点灯や報音装置の作動により、車両を確定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る携帯通信端末について図3から図7を参照して詳細に説明する。ただし、本発明の実施形態に係る携帯通信端末については、車両位置情報装置と受信状態確認装置との情報のやりとりにおいて、車両の位置を検出するものであるため、まずは、車両位置情報装置および受信状態確認装置の内容について説明する。
車両位置情報装置100および受信状態確認装置200は、図1より、車両位置検出部1と、送信部2aと、受信部3aと、車両位置情報制御部4と、受信確認制御部5、電源監視部6と、照明制御部7と、報音制御部8と、無指向性アンテナ9aとから構成されている。
【0016】
車両位置検出部1は、図2より、GPSアンテナ10(GPS:Global Positioning System)と、GPS受信機11と、演算部12と、GPS制御部13とから構成されている。GPSアンテナ10は、上空を周回する3つまたは4つのGPS衛星からの電波を受信する。GPS受信機11は、GPSアンテナ10が受信した電波を電気信号に変換する。演算部12は、GPS受信機11が変換した複数の電気信号をもとに、各GPS衛星からの電波の到達時間を求める。そして、各GPS衛星までの距離を演算することにより、車両の現在位置を算出する。
【0017】
GPS制御部13は、車両位置情報制御部4からの命令により、GPS受信機11に受信の開始や終了を指示する。また、演算部12からの車両位置情報を入力して、これを車両位置情報制御部4に出力する。なお、車両位置検出部1には、図示しない光ディスクドライブ部や地図データ記憶部、操作部、表示部、交通情報受信部、誘導経路生成部等が備えられており、走行時には、通常のナビゲーションシステムとして機能する。
【0018】
送信部2aは、車両位置検出部1で算出した車両の位置情報を無線情報に変換して、これを携帯通信端末に送信する。受信部3aは、外部の携帯通信端末からの車両位置情報を要求する信号や受信状態に関する信号を受信し、これを電気信号に変換し、受信確認制御部5を介して車両位置情報制御部4に出力する。車両位置情報制御部4は、GPS制御部13に対して、GPSシステムの起動または終了を指示するとともに、GPS制御部13から算出された車両位置情報を入力する。また、車両位置検出部1から入力した車両位置情報を送信部2aを介して、携帯通信端末に送信する。
【0019】
受信確認制御部5は、受信部3aが受信した携帯通信端末からの信号に対し、受信確認信号を送信部2aを介して送信し、あるいは、受信状態を判別して、受信状態に関する信号を送信する。また、照明制御部7および報音制御部8を介して、図示しない車両の照明装置や報音装置の作動を制御する。電源監視部6は、車両のアクセサリー電源を監視し、アクセサリー電源がOFFになったときは、車両位置情報制御部4に対して信号を出力する。照明制御部6は、図示しない車両に備えられている照明装置を受信確認制御部5からの作動信号により制御する。報音制御部8は、図示しない車両に備えられている報音装置を受信確認制御部5からの作動信号により制御する。無指向性アンテナ9aは、携帯通信端末との間で、車両位置情報や受信状態に関する信号の送受信を行う。
【0020】
本発明の第1の実施形態に係る携帯通信端末は、図3より、送信部2bと、受信部3bと、無指向性アンテナ9aと、電波強度コントロール部20と、操作入力部21と、電波強度切り替え部22と、I/F部23(I/F:Interface)と、車両位置情報表示部24と、距離算出部25、携帯通信端末制御部26、記憶部27とから構成されている。送信部2bは、携帯通信端末の使用者が操作入力部21を介して要求した車両位置情報を取得するため、車両位置情報装置100に対し、車両位置情報を要求する信号や受信状態確認装置200に対し、受信確認信号を送信する。また、車両位置情報装置100の照明制御部7および報音制御部8に対し、作動信号を送信する。
【0021】
受信部3bは、車両位置情報装置100からの車両位置情報を受信する。また、車両位置情報装置100からの受信確認信号を受信し、これを電気信号に変換して、携帯通信端末制御部26に出力する。電波強度コントロール部20は、後述する電波強度切り替え部22からの制御信号により、送信する電波の強度をコントロールする。操作入力部21は、情報の表示や情報の検索を行う複数のボタンにより構成されている。
【0022】
電波強度切り替え部22は、後述する携帯通信端末制御部26からの信号、すなわち、車両位置情報装置100からの受信確認信号により、電波強度コントロール部20に制御信号を出力する。I/F部23は、コンピュータや光ディスクドライブ等の外部機器との情報のやり取りを行う入出力端子である。本実施形態においては、インターネットを用いて、駐車場の配置地図をダウンロードする場合や市販の地図ディスクから駐車場の地図を取得する場合に用いられる。
【0023】
車両位置情報表示部24は、I/F部23を介して入力された地図データを記憶し、これに、携帯通信端末制御部26から得られる車両位置情報を付加して表示する。距離算出部25は、電波強度と車両位置までの距離とを関連づけたデータテーブルを記憶し、電波強度切り替え部22からの信号をもとに、送信時の電波強度から車両位置までの距離を算出する。携帯通信端末制御部26は、受信部3bから入力された車両位置情報や距離算出部25から入力された距離情報を車両位置情報表示部24に出力する。また、受信部3bから入力される受信確認信号を電波強度切り替え部22に出力する。さらに、I/F部23を介して、外部の機器とデータのやり取りを行う。記憶部27は、I/F部23を介して、入力された地図情報や電波強度と車両位置までの距離とを関連づけたデータテーブル等を格納している。
【0024】
次に、第1の実施形態に係る携帯通信端末によって、車両の車両位置情報を取得するために車両位置情報装置100が事前に行うべき処理について説明する。車両位置情報装置100は、図5より、電源監視部6から車両のアクセサリー電源OFFの信号を入力すると(ステップ101)、車両位置検出部内のGPS受信機11が動作状態であるか否かを確認する(ステップ102)。車両位置検出部1内のGPS受信機11が動作状態である場合は、車両位置情報制御部4が、現在の車両位置情報をGPS制御部13から取得し(ステップ103)、所定の記憶部に格納するとともに、待機状態に移行する。
【0025】
車両位置検出部1内のGPS受信機11が動作状態でない場合は、車両位置情報制御部4からGPS制御部13にGPS受信機11の起動を指示する信号を出力する(ステップ104)。GPS制御部13からの起動信号により起動したGPS受信機11は、GPSアンテナ10により上空を周回する3つまたは4つのGPS衛星からの電波を受信する。受信された情報は、演算部12により演算されて、現在の車両位置情報を算出する(ステップ105)。取得した車両位置情報は、GPS制御部13から車両位置情報制御部4に出力され(ステップ106)、これを記憶部に格納して待機状態に移行する。なお、車両位置情報を携帯通信端末に送信した後は、消費電力を削減するため、GPS受信機11はその動作を停止する。
【0026】
次に、携帯通信端末を使用して、広い駐車場の中から自分の車を探し出すためには、まず、携帯通信端末のI/F部23を介して、例えば、コンピュータと接続して、インターネット上から、駐車場の地図情報を車両位置情報表示部24内の記憶装置にダウンロードしたり、車両位置情報装置100と接続して、図示しない地図データ記憶部から地図情報を事前に取得しておく。携帯通信端末の使用者は、図6から、操作入力部21の所定のボタンを操作して車両位置情報の取得を携帯通信端末制御部26に命ずる。信号を受けた携帯通信端末制御部26は、電波強度切り替え部22を介して、電波強度コントロール部20の利得を最大に設定する。そして、車両位置情報装置100に対して、車両位置情報の取得をするための信号を送信する(ステップ201)。
【0027】
車両位置情報制御部4が、受信状態確認装置200が受信した携帯通信端末からの信号を入力すると(ステップ202)、記憶部にすでに格納しておいた車両位置情報を送信部2aに出力し、この情報を携帯通信端末に対して送信する(ステップ203)。車両位置情報を受信した携帯通信端末は、受信部3bにおいて、これを電気信号に変換した後、携帯通信端末制御部26を介して、車両位置情報表示部24にこの情報を出力する。車両位置情報表示部24は、入力された車両位置情報を車両位置情報表示部24内の記憶装置に一度格納したのち、すでに取得済の地図情報とともに車両位置情報表示部24に表示する。また、距離算出部25から出力された最大の電波強度レベルに相当する車両位置までの距離についても併せて表示する。携帯通信端末の使用者は、車両位置情報表示部24の表示を手がかりに、車両位置のおおよその方角を確定し、移動を開始する(ステップ204)。
【0028】
携帯通信端末内の携帯通信端末制御部26は、車両位置情報装置100から車両位置情報を取得した後は、定期的に受信状態に関する信号を受信状態確認装置200に送信する。受信状態確認装置200は、携帯通信端末からの受信状態に関する信号を受信できたときは、携帯通信端末に対して受信確認信号を送信する。携帯通信端末が、最初に、車両位置情報装置100から車両位置情報を取得した後は、電波強度を1レベル落とし(ステップ205)、受信状態に関する信号を受信状態確認装置200に送信する(ステップ206)。携帯通信端末は、受信状態確認装置200からの受信確認信号を待って、信号が受信状態確認装置200により受信されたのか否かの判断を行う(ステップ207)。
【0029】
所定の時間内に受信状態確認装置200からの受信確認信号を受信できたときは、携帯通信端末内の携帯通信端末制御部26が、この信号を電波強度切り換え部22に出力する。電波強度切り換え部22は、距離算出部25に対して電波強度のレベルに関する信号を出力する。距離算出部25は、この信号を記憶装置に格納したデータテーブルと照合して、電波強度のレベルに相当する車両位置までの距離を算出し、この情報に基づいて距離情報を更新する(ステップ208)。
【0030】
一方、所定の時間内に受信状態確認装置200からの受信確認信号を受信できないときは、受信不可状態が所定の回数以上であるか否かを確認し(ステップ210)、受信不可状態が所定の回数以下である場合には、所定の時間待機して(所定時間、使用者の移動を待って)(ステップ211)、先程と同じ電波強度で受信状態に関する信号を受信状態確認装置200に送信し、再び、受信確認信号の受信を待つ。一方で、受信不可状態が所定の回数以上である場合には、車両位置情報表示部24に、例えば、「進行方向が、車両位置と異なります。もう一度、地図で進行方向を確認して下さい。」等のメッセージを表示する(ステップ212)。
【0031】
次に、電波強度切り換え部22は、現在の電波強度が設定された範囲の最小値であるか否かの判断を行う(ステップ209)。電波強度切り換え部22が、現在の電波強度を設定された範囲の最小値でないと判断したときは、ステップ205に戻って、電波強度を1レベル下げて、受信状態に関する信号を受信状態確認装置200に送信する。一方、電波強度が設定された範囲の最小値であると判断したときは、受信状態確認装置200に作動信号を送信して、車両の照明装置を点灯させ、報音装置を作動させる(ステップ213)。
【0032】
本実施形態によれば、車両位置情報装置から取得した車両位置情報と、車両位置情報表示部内に記憶された地図情報を表示部に表示するとともに、電波強度から算出した車両位置までの距離を同時に表示することとしたので、携帯通信端末を用いることによって、目視により自分の車を発見できる位置まで、容易に近づくことができる。さらに、送信時の電波強度が最小になったと判断したときは、車両の照明装置や報音装置を作動することとしたので、容易に、自分の車の位置を確定することができる。
【0033】
本発明の第2の実施形態に係る携帯通信端末は、図4より、送信部2bと、受信部3bと、無指向性アンテナ9aと、指向性アンテナ9bと、操作入力部21と、I/F部23と、車両位置情報表示部24と、距離算出部25と、携帯通信端末制御部26と、記憶部27と、電波強度検出部30と、アンテナ切り換えスイッチ31とを備えている。なお、第1の実施形態と同一の符号を付した部分については、同一の要素を示すものであるため、詳細な説明は省略する。
【0034】
無指向性アンテナ9aは、送信されてきた方向を問わず無線情報を受信し、その方向を問わず無線情報を送信するアンテナである。指向性アンテナ9bは、特定方向から送信されてきた無線情報のみを受信し、特定の方向にのみ無線情報を送信するアンテナである。電波強度検出部30は、指向性アンテナ9bを使用して受信状態確認装置200と通信を行う場合に、受信状態確認装置200から送信されてきた受信状態に関する信号の電波強度を検出し、その情報を車両位置情報表示部24に出力する。アンテナ切り換えスイッチ31は、携帯通信端末制御部26の制御信号により、使用するアンテナを切り換える役割を有する。
【0035】
次に、図7の処理フロー図を用いて、第2の実施形態に係る携帯通信端末の作用について説明する。携帯通信端末の使用者は、操作入力部21の所定のボタンを操作して車両位置情報の取得を携帯通信端末制御部26に命ずる。信号を受けた携帯通信端末制御部26は、アンテナ切り換えスイッチ31を操作して、アンテナを無指向性アンテナ9aとする。そして、車両位置情報装置100に対して、車両位置情報の取得をするための信号を送信する(ステップ301)。
【0036】
受信状態確認装置200が、携帯通信端末からの車両位置情報の取得をするための信号を受信すると(ステップ302)、車両位置情報装置100は、車両位置情報を携帯通信端末に送信する(ステップ303)。携帯通信端末が車両位置情報を受信すると、これを車両位置情報表示部24に地図データとともに表示する(ステップ304)。携帯通信端末の受信部3bが車両位置情報を受信した後に、携帯通信端末制御部26は、アンテナ切り換えスイッチ31を操作して、アンテナを指向性アンテナ9bに変更する(ステップ305)。
【0037】
携帯通信端末の携帯通信端末制御部26は、車両位置情報装置100から車両位置情報を取得した後は、定期的に受信確認のための信号を受信状態確認装置200に送信する(ステップ306)。受信状態確認装置200は、携帯通信端末からの上記信号を受信できたときは、携帯通信端末に対して受信確認信号を送信する。携帯通信端末の受信部3bが受信状態確認装置200からの受信確認信号を受信したときは、電波強度検出部30により、受信確認信号の電波強度が検出される。検出された電波強度情報は、車両位置情報表示部24に出力され、車両位置情報表示部24において、その電波強度が数字等で表示される(ステップ307)。
【0038】
携帯通信端末の使用者は、車両位置情報表示部24に表示された電波強度を見ながら、方向を変えて、電波強度が最大となる方向を検出し、その方向に移動する(ステップ308)。同時に、携帯通信端末制御部26は、電波強度のバラツキが、その最大値に対して、所定の範囲内に収まったことを確認すると、再び、受信状態に関する信号を受信状態確認装置200に送信する(ステップ309)。携帯通信端末制御部26は、所定の時間待機して受信部3bが、受信状態確認装置200からの受信確認信号を受信したかを判断する(ステップ310)。
【0039】
受信状態確認装置200に受信状態を関する信号を送信したが、所定時間内に受信状態確認装置200からの受信確認信号を受信できないときは、受信不可状態が所定の回数以上であるか否かを確認し(ステップ314)、受信不可状態が所定の回数以下である場合には、所定の時間待機して(所定時間、使用者の移動を待って)(ステップ316)、再び、受信状態に関する信号を受信状態確認装置200に送信する。一方、受信状態確認装置200での受信不可状態がN回以上続いたと判断したときは(ステップ314)、車両位置情報表示部24に、例えば、「進行方向が、車両位置と異なります。もう一度、地図で進行方向を確認して下さい。」等のメッセージを表示する(ステップ315)。
【0040】
所定の時間内に受信状態確認装置200からの受信確認信号を受信できたときは、受信した信号のレベルを電波強度検出部30で検出し、これを携帯通信端末内の携帯通信端末制御部26を介して距離算出部25に出力して距離を算出する(ステップ311)。なお、距離情報については、電波強度の変化に応じて、適宜、更新される(ステップ312)。
【0041】
次に、距離算出部25は、現在の距離情報が予め設定された範囲の最小値であるか否かの判断を行う(ステップ313)。距離算出部25が、現在の距離情報が設定された範囲の最小値でないと判断したときは、ステップ309に戻って、再び、受信状態確認装置200に対して受信状態に関する信号を送信する。一方、現在の距離情報が設定された範囲の最小値であると判断したときは、作動信号を送信して、車両の照明装置を点灯させ、報音装置を作動させる(ステップ317)。
【0042】
本実施形態によれば、第1の実施例に加えて、携帯通信端末のアンテナを指向性アンテナと無指向性アンテナとで切り換え可能な構造とし、指向性アンテナで受信した信号の電波強度を検出して、これを表示することとしたので、これによって、車両位置の方向を正確に検出することができる。
【0043】
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本発明の実施形態によれば、電波強度切り替え部を携帯通信端末側にのみ配置したが、電波強度切り替え部を双方に配置して、距離に応じて、電波強度を低下させることにより、消費電力を低減させるようにしてもよい。
【0044】
また、本発明の実施形態によれば、地図データの取得に関して、コンピュータと接続して、インターネット上から、駐車場の地図データを車両位置情報表示部内の記憶装置にダウンロードしたり、車両位置情報装置と接続して、地図データ記憶部から地図データを事前に取得する方法を例示したが、駐車場内に、所定の周波数で、駐車場の地図データを送信する送信機を設置して、これを携帯通信端末で受信して用いる方法でもよい。また、地図データの送信元では、この地図データに買い物情報や広告欄を設けて、各種の宣伝用に用いても良い。
【0045】
また、本発明の実施形態においては、指向性アンテナを使用して、その受信信号の電波強度を検出して、車両位置方向を確定する方法について説明したが、例えば、携帯通信端末に地磁気センサを配置し、携帯通信端末が地図データと車両位置情報とから地図上で車両位置の方角を算出し、記憶するとともに、地磁気センサの出力から使用者の進行方向を検出して、使用者の進行方向と車両位置の方角が一致したときは、報音装置によって、これを報音や音声情報で案内するようにしてもよい。
【0046】
また、本発明の実施形態においては、携帯通信端末の使用者が、車両位置に対して、所定の距離範囲に近づいたときは、車両の照明装置や報音装置を作動して、車両位置を知らせることについて説明したが、これに限らず、オートアンテナを上下させたり、ウインカーを点滅させる等の方法でもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、地図情報と車両位置情報および電波強度から算出した車両位置までの距離を同時に表示し、電波強度が最小になったときは、車両の照明装置や報音装置を作動することとしたので、大規模な駐車場において、自分の車の駐車位置を忘れた時や夜間の暗がりで自分の車を視覚により認識できない場合においても、目視により自分の車を発見できる位置まで、容易に近づくことができる効果がある。また、指向性アンテナを用いて、受信した信号の電波強度を検出して、これを表示することとしたので、車両位置の方向を正確に検出することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両位置情報装置の構成を示す図である
【図2】本発明の実施形態に係る車両位置検出部の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る携帯通信端末の構成を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る携帯通信端末の構成を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係る車両位置情報装置における車両位置情報の取得に関する処理フローチャート図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る携帯通信端末による車両位置の検出に関する処理フローチャート図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る携帯通信端末による車両位置の検出に関する処理フローチャート図である。
【符号の説明】
1・・・車両位置検出部、2a、2b・・・送信部、3a、3b・・・受信部、24・・・車両位置情報表示部、25・・・距離算出部、27・・・記憶部
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定の車両を探し出すために用いられる携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、郊外のショッピングモール等の駐車スペースが広い場所に、車を駐車した場合には、そこに駐車されている車の台数や同車種の車の多さから、自分の車を発見することが容易でないという問題があった。これに対処するために、自分の車を駐車した場所に記してある番号や記号をドライバーが記憶したり、無線を利用したキーレスエントリーシステム等により、自分の車を探し出す方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、人間の記憶はとかく曖昧であり、また、キーレスエントリーシステムについても、探し出せる範囲に一定の制限があって、必ずしも広い駐車場の中から、自分の車を容易に探し出す手段としては、十分であるとは言えなかった。
【0004】
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、大規模な駐車場において、自分の車の駐車位置を忘れた時や夜間の暗がりで自分の車を視覚により認識できない場合においても、車両位置情報を発信する装置とともに使用して容易に自分の車を探し出すことができる携帯通信端末を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、車両位置を検出して、車両位置情報を外部に送信可能な車両位置情報装置と、外部からの信号を受信したときに、受信状態に関する信号を外部に送信する受信状態確認装置とを搭載した車両に対し、車両位置情報を要求する信号を送信する送信部と、車両位置情報と受信状態に関する信号とを受信する受信部と、該受信状態に関する信号から車両までの距離を算出する距離算出部と、地図情報を記憶する記憶部と、該地図情報とともに、前記車両位置情報装置から送信されてきた車両位置情報と前記距離算出部が算出した距離情報とを表示する車両位置情報表示部とを有する携帯通信端末を提案している。
【0006】
この発明によれば、携帯通信端末は、地図情報と送信されてきた車両位置情報とを表示する車両位置情報表示部を備えているため、これらの情報をもとに、車両を発見することができる。また、携帯通信端末の距離算出部は、車両位置情報装置からの受信状態に関する信号から車両までの距離を算出し、車両までの距離を表示することとしたので、移動中に、自分の位置が分からなくなった場合でも、距離情報により、自分の進んでいる方向が、車両の方向か否かを確認することができる。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載された携帯通信端末において、送信時の電波強度を切り換える電波強度切り換え部を有し、前記受信状態に関する信号により、送信時の電波強度を切り換える携帯情報端末を提案している。
【0008】
この発明によれば、受信状態に関する信号により、送信時の電波強度を切り換えることとしたので、送信時の電波強度と車両までの距離とを関連づけることによって、車両までの距離を算出することができる。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された携帯通信端末において、前記受信状態確認装置が車両の照明装置を制御する照明制御部と、車両の報音装置を制御する報音制御部とを有し、送信時の電波強度が最小になったときに前記照明制御部および報音制御部に作動信号を送信する携帯通信端末を提案している。
【0010】
この発明によれば、携帯通信端末が、送信時の電波強度が最小になったと判断したときに、受信状態確認装置の照明制御部および報音制御部に作動信号を送信することとしたので、携帯通信端末の使用者が、車両を視認できる距離に近づいたときは、車両の照明装置の点灯や報音装置の作動により、車両を確定することができる。
【0011】
請求項4に係る発明は、車両位置を検出して、車両位置情報を外部に送信可能な車両位置情報装置と、外部からの信号を受信したときに、受信状態に関する信号を外部に送信する受信状態確認装置とを搭載した車両に対し、車両位置情報を要求する信号を送信する送信部と、車両位置情報と受信状態に関する信号とを受信する受信部と、受信した電波の強度を検出する電波強度検出部と、該電波強度検出部で検出した電波強度から車両までの距離を算出する距離算出部と、指向性アンテナと、無指向性アンテナと、該指向性アンテナと無指向性アンテナとを切り換えるアンテナ切り替え部と、地図情報を記憶する記憶部と、該地図情報とともに、前記車両位置情報装置から送信されてきた車両位置情報と、電波強度が最大のときに前記距離算出部が算出した距離情報と、前記電波強度検出部で検出した電波強度とを表示する車両位置情報表示部とを有する携帯通信端末を提案している。
【0012】
この発明によれば、車両位置情報装置からの車両位置情報の受信を無指向性アンテナで行い、その後は、アンテナ切り換え部によって、アンテナを指向性アンテナに切り換えて、電波強度検出部により、受信状態に関する信号の電波強度を検出して、これを表示部に表示するため、電波強度の最大値を示す方向を検出すれば、その方向が車両位置の方向となる。また、電波強度が最大のときの車両までの距離を表示するため、地図情報や車両位置情報と併せて、これらの情報を用いることにより、車両の検出を容易に行うことができる。
【0013】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載された携帯通信端末において、前記受信状態確認装置が車両の照明装置を制御する照明制御部と、車両の報音装置を制御する報音制御部とを有し、前記距離算出部が算出した距離が所定の距離よりも近くなったときに前記照明制御部および報音制御部に作動信号を送信する携帯通信端末を提案している。
【0014】
この発明によれば、携帯通信端末が、距離算出部の算出した距離が所定の距離よりも近くなったと判断したときに、受信状態確認装置の照明制御部および報音制御部に作動信号を送信することとしたので、指向性アンテナの使用により、携帯通信端末の使用者が、車両を視認できる距離に近づいたときは、車両の照明装置の点灯や報音装置の作動により、車両を確定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る携帯通信端末について図3から図7を参照して詳細に説明する。ただし、本発明の実施形態に係る携帯通信端末については、車両位置情報装置と受信状態確認装置との情報のやりとりにおいて、車両の位置を検出するものであるため、まずは、車両位置情報装置および受信状態確認装置の内容について説明する。
車両位置情報装置100および受信状態確認装置200は、図1より、車両位置検出部1と、送信部2aと、受信部3aと、車両位置情報制御部4と、受信確認制御部5、電源監視部6と、照明制御部7と、報音制御部8と、無指向性アンテナ9aとから構成されている。
【0016】
車両位置検出部1は、図2より、GPSアンテナ10(GPS:Global Positioning System)と、GPS受信機11と、演算部12と、GPS制御部13とから構成されている。GPSアンテナ10は、上空を周回する3つまたは4つのGPS衛星からの電波を受信する。GPS受信機11は、GPSアンテナ10が受信した電波を電気信号に変換する。演算部12は、GPS受信機11が変換した複数の電気信号をもとに、各GPS衛星からの電波の到達時間を求める。そして、各GPS衛星までの距離を演算することにより、車両の現在位置を算出する。
【0017】
GPS制御部13は、車両位置情報制御部4からの命令により、GPS受信機11に受信の開始や終了を指示する。また、演算部12からの車両位置情報を入力して、これを車両位置情報制御部4に出力する。なお、車両位置検出部1には、図示しない光ディスクドライブ部や地図データ記憶部、操作部、表示部、交通情報受信部、誘導経路生成部等が備えられており、走行時には、通常のナビゲーションシステムとして機能する。
【0018】
送信部2aは、車両位置検出部1で算出した車両の位置情報を無線情報に変換して、これを携帯通信端末に送信する。受信部3aは、外部の携帯通信端末からの車両位置情報を要求する信号や受信状態に関する信号を受信し、これを電気信号に変換し、受信確認制御部5を介して車両位置情報制御部4に出力する。車両位置情報制御部4は、GPS制御部13に対して、GPSシステムの起動または終了を指示するとともに、GPS制御部13から算出された車両位置情報を入力する。また、車両位置検出部1から入力した車両位置情報を送信部2aを介して、携帯通信端末に送信する。
【0019】
受信確認制御部5は、受信部3aが受信した携帯通信端末からの信号に対し、受信確認信号を送信部2aを介して送信し、あるいは、受信状態を判別して、受信状態に関する信号を送信する。また、照明制御部7および報音制御部8を介して、図示しない車両の照明装置や報音装置の作動を制御する。電源監視部6は、車両のアクセサリー電源を監視し、アクセサリー電源がOFFになったときは、車両位置情報制御部4に対して信号を出力する。照明制御部6は、図示しない車両に備えられている照明装置を受信確認制御部5からの作動信号により制御する。報音制御部8は、図示しない車両に備えられている報音装置を受信確認制御部5からの作動信号により制御する。無指向性アンテナ9aは、携帯通信端末との間で、車両位置情報や受信状態に関する信号の送受信を行う。
【0020】
本発明の第1の実施形態に係る携帯通信端末は、図3より、送信部2bと、受信部3bと、無指向性アンテナ9aと、電波強度コントロール部20と、操作入力部21と、電波強度切り替え部22と、I/F部23(I/F:Interface)と、車両位置情報表示部24と、距離算出部25、携帯通信端末制御部26、記憶部27とから構成されている。送信部2bは、携帯通信端末の使用者が操作入力部21を介して要求した車両位置情報を取得するため、車両位置情報装置100に対し、車両位置情報を要求する信号や受信状態確認装置200に対し、受信確認信号を送信する。また、車両位置情報装置100の照明制御部7および報音制御部8に対し、作動信号を送信する。
【0021】
受信部3bは、車両位置情報装置100からの車両位置情報を受信する。また、車両位置情報装置100からの受信確認信号を受信し、これを電気信号に変換して、携帯通信端末制御部26に出力する。電波強度コントロール部20は、後述する電波強度切り替え部22からの制御信号により、送信する電波の強度をコントロールする。操作入力部21は、情報の表示や情報の検索を行う複数のボタンにより構成されている。
【0022】
電波強度切り替え部22は、後述する携帯通信端末制御部26からの信号、すなわち、車両位置情報装置100からの受信確認信号により、電波強度コントロール部20に制御信号を出力する。I/F部23は、コンピュータや光ディスクドライブ等の外部機器との情報のやり取りを行う入出力端子である。本実施形態においては、インターネットを用いて、駐車場の配置地図をダウンロードする場合や市販の地図ディスクから駐車場の地図を取得する場合に用いられる。
【0023】
車両位置情報表示部24は、I/F部23を介して入力された地図データを記憶し、これに、携帯通信端末制御部26から得られる車両位置情報を付加して表示する。距離算出部25は、電波強度と車両位置までの距離とを関連づけたデータテーブルを記憶し、電波強度切り替え部22からの信号をもとに、送信時の電波強度から車両位置までの距離を算出する。携帯通信端末制御部26は、受信部3bから入力された車両位置情報や距離算出部25から入力された距離情報を車両位置情報表示部24に出力する。また、受信部3bから入力される受信確認信号を電波強度切り替え部22に出力する。さらに、I/F部23を介して、外部の機器とデータのやり取りを行う。記憶部27は、I/F部23を介して、入力された地図情報や電波強度と車両位置までの距離とを関連づけたデータテーブル等を格納している。
【0024】
次に、第1の実施形態に係る携帯通信端末によって、車両の車両位置情報を取得するために車両位置情報装置100が事前に行うべき処理について説明する。車両位置情報装置100は、図5より、電源監視部6から車両のアクセサリー電源OFFの信号を入力すると(ステップ101)、車両位置検出部内のGPS受信機11が動作状態であるか否かを確認する(ステップ102)。車両位置検出部1内のGPS受信機11が動作状態である場合は、車両位置情報制御部4が、現在の車両位置情報をGPS制御部13から取得し(ステップ103)、所定の記憶部に格納するとともに、待機状態に移行する。
【0025】
車両位置検出部1内のGPS受信機11が動作状態でない場合は、車両位置情報制御部4からGPS制御部13にGPS受信機11の起動を指示する信号を出力する(ステップ104)。GPS制御部13からの起動信号により起動したGPS受信機11は、GPSアンテナ10により上空を周回する3つまたは4つのGPS衛星からの電波を受信する。受信された情報は、演算部12により演算されて、現在の車両位置情報を算出する(ステップ105)。取得した車両位置情報は、GPS制御部13から車両位置情報制御部4に出力され(ステップ106)、これを記憶部に格納して待機状態に移行する。なお、車両位置情報を携帯通信端末に送信した後は、消費電力を削減するため、GPS受信機11はその動作を停止する。
【0026】
次に、携帯通信端末を使用して、広い駐車場の中から自分の車を探し出すためには、まず、携帯通信端末のI/F部23を介して、例えば、コンピュータと接続して、インターネット上から、駐車場の地図情報を車両位置情報表示部24内の記憶装置にダウンロードしたり、車両位置情報装置100と接続して、図示しない地図データ記憶部から地図情報を事前に取得しておく。携帯通信端末の使用者は、図6から、操作入力部21の所定のボタンを操作して車両位置情報の取得を携帯通信端末制御部26に命ずる。信号を受けた携帯通信端末制御部26は、電波強度切り替え部22を介して、電波強度コントロール部20の利得を最大に設定する。そして、車両位置情報装置100に対して、車両位置情報の取得をするための信号を送信する(ステップ201)。
【0027】
車両位置情報制御部4が、受信状態確認装置200が受信した携帯通信端末からの信号を入力すると(ステップ202)、記憶部にすでに格納しておいた車両位置情報を送信部2aに出力し、この情報を携帯通信端末に対して送信する(ステップ203)。車両位置情報を受信した携帯通信端末は、受信部3bにおいて、これを電気信号に変換した後、携帯通信端末制御部26を介して、車両位置情報表示部24にこの情報を出力する。車両位置情報表示部24は、入力された車両位置情報を車両位置情報表示部24内の記憶装置に一度格納したのち、すでに取得済の地図情報とともに車両位置情報表示部24に表示する。また、距離算出部25から出力された最大の電波強度レベルに相当する車両位置までの距離についても併せて表示する。携帯通信端末の使用者は、車両位置情報表示部24の表示を手がかりに、車両位置のおおよその方角を確定し、移動を開始する(ステップ204)。
【0028】
携帯通信端末内の携帯通信端末制御部26は、車両位置情報装置100から車両位置情報を取得した後は、定期的に受信状態に関する信号を受信状態確認装置200に送信する。受信状態確認装置200は、携帯通信端末からの受信状態に関する信号を受信できたときは、携帯通信端末に対して受信確認信号を送信する。携帯通信端末が、最初に、車両位置情報装置100から車両位置情報を取得した後は、電波強度を1レベル落とし(ステップ205)、受信状態に関する信号を受信状態確認装置200に送信する(ステップ206)。携帯通信端末は、受信状態確認装置200からの受信確認信号を待って、信号が受信状態確認装置200により受信されたのか否かの判断を行う(ステップ207)。
【0029】
所定の時間内に受信状態確認装置200からの受信確認信号を受信できたときは、携帯通信端末内の携帯通信端末制御部26が、この信号を電波強度切り換え部22に出力する。電波強度切り換え部22は、距離算出部25に対して電波強度のレベルに関する信号を出力する。距離算出部25は、この信号を記憶装置に格納したデータテーブルと照合して、電波強度のレベルに相当する車両位置までの距離を算出し、この情報に基づいて距離情報を更新する(ステップ208)。
【0030】
一方、所定の時間内に受信状態確認装置200からの受信確認信号を受信できないときは、受信不可状態が所定の回数以上であるか否かを確認し(ステップ210)、受信不可状態が所定の回数以下である場合には、所定の時間待機して(所定時間、使用者の移動を待って)(ステップ211)、先程と同じ電波強度で受信状態に関する信号を受信状態確認装置200に送信し、再び、受信確認信号の受信を待つ。一方で、受信不可状態が所定の回数以上である場合には、車両位置情報表示部24に、例えば、「進行方向が、車両位置と異なります。もう一度、地図で進行方向を確認して下さい。」等のメッセージを表示する(ステップ212)。
【0031】
次に、電波強度切り換え部22は、現在の電波強度が設定された範囲の最小値であるか否かの判断を行う(ステップ209)。電波強度切り換え部22が、現在の電波強度を設定された範囲の最小値でないと判断したときは、ステップ205に戻って、電波強度を1レベル下げて、受信状態に関する信号を受信状態確認装置200に送信する。一方、電波強度が設定された範囲の最小値であると判断したときは、受信状態確認装置200に作動信号を送信して、車両の照明装置を点灯させ、報音装置を作動させる(ステップ213)。
【0032】
本実施形態によれば、車両位置情報装置から取得した車両位置情報と、車両位置情報表示部内に記憶された地図情報を表示部に表示するとともに、電波強度から算出した車両位置までの距離を同時に表示することとしたので、携帯通信端末を用いることによって、目視により自分の車を発見できる位置まで、容易に近づくことができる。さらに、送信時の電波強度が最小になったと判断したときは、車両の照明装置や報音装置を作動することとしたので、容易に、自分の車の位置を確定することができる。
【0033】
本発明の第2の実施形態に係る携帯通信端末は、図4より、送信部2bと、受信部3bと、無指向性アンテナ9aと、指向性アンテナ9bと、操作入力部21と、I/F部23と、車両位置情報表示部24と、距離算出部25と、携帯通信端末制御部26と、記憶部27と、電波強度検出部30と、アンテナ切り換えスイッチ31とを備えている。なお、第1の実施形態と同一の符号を付した部分については、同一の要素を示すものであるため、詳細な説明は省略する。
【0034】
無指向性アンテナ9aは、送信されてきた方向を問わず無線情報を受信し、その方向を問わず無線情報を送信するアンテナである。指向性アンテナ9bは、特定方向から送信されてきた無線情報のみを受信し、特定の方向にのみ無線情報を送信するアンテナである。電波強度検出部30は、指向性アンテナ9bを使用して受信状態確認装置200と通信を行う場合に、受信状態確認装置200から送信されてきた受信状態に関する信号の電波強度を検出し、その情報を車両位置情報表示部24に出力する。アンテナ切り換えスイッチ31は、携帯通信端末制御部26の制御信号により、使用するアンテナを切り換える役割を有する。
【0035】
次に、図7の処理フロー図を用いて、第2の実施形態に係る携帯通信端末の作用について説明する。携帯通信端末の使用者は、操作入力部21の所定のボタンを操作して車両位置情報の取得を携帯通信端末制御部26に命ずる。信号を受けた携帯通信端末制御部26は、アンテナ切り換えスイッチ31を操作して、アンテナを無指向性アンテナ9aとする。そして、車両位置情報装置100に対して、車両位置情報の取得をするための信号を送信する(ステップ301)。
【0036】
受信状態確認装置200が、携帯通信端末からの車両位置情報の取得をするための信号を受信すると(ステップ302)、車両位置情報装置100は、車両位置情報を携帯通信端末に送信する(ステップ303)。携帯通信端末が車両位置情報を受信すると、これを車両位置情報表示部24に地図データとともに表示する(ステップ304)。携帯通信端末の受信部3bが車両位置情報を受信した後に、携帯通信端末制御部26は、アンテナ切り換えスイッチ31を操作して、アンテナを指向性アンテナ9bに変更する(ステップ305)。
【0037】
携帯通信端末の携帯通信端末制御部26は、車両位置情報装置100から車両位置情報を取得した後は、定期的に受信確認のための信号を受信状態確認装置200に送信する(ステップ306)。受信状態確認装置200は、携帯通信端末からの上記信号を受信できたときは、携帯通信端末に対して受信確認信号を送信する。携帯通信端末の受信部3bが受信状態確認装置200からの受信確認信号を受信したときは、電波強度検出部30により、受信確認信号の電波強度が検出される。検出された電波強度情報は、車両位置情報表示部24に出力され、車両位置情報表示部24において、その電波強度が数字等で表示される(ステップ307)。
【0038】
携帯通信端末の使用者は、車両位置情報表示部24に表示された電波強度を見ながら、方向を変えて、電波強度が最大となる方向を検出し、その方向に移動する(ステップ308)。同時に、携帯通信端末制御部26は、電波強度のバラツキが、その最大値に対して、所定の範囲内に収まったことを確認すると、再び、受信状態に関する信号を受信状態確認装置200に送信する(ステップ309)。携帯通信端末制御部26は、所定の時間待機して受信部3bが、受信状態確認装置200からの受信確認信号を受信したかを判断する(ステップ310)。
【0039】
受信状態確認装置200に受信状態を関する信号を送信したが、所定時間内に受信状態確認装置200からの受信確認信号を受信できないときは、受信不可状態が所定の回数以上であるか否かを確認し(ステップ314)、受信不可状態が所定の回数以下である場合には、所定の時間待機して(所定時間、使用者の移動を待って)(ステップ316)、再び、受信状態に関する信号を受信状態確認装置200に送信する。一方、受信状態確認装置200での受信不可状態がN回以上続いたと判断したときは(ステップ314)、車両位置情報表示部24に、例えば、「進行方向が、車両位置と異なります。もう一度、地図で進行方向を確認して下さい。」等のメッセージを表示する(ステップ315)。
【0040】
所定の時間内に受信状態確認装置200からの受信確認信号を受信できたときは、受信した信号のレベルを電波強度検出部30で検出し、これを携帯通信端末内の携帯通信端末制御部26を介して距離算出部25に出力して距離を算出する(ステップ311)。なお、距離情報については、電波強度の変化に応じて、適宜、更新される(ステップ312)。
【0041】
次に、距離算出部25は、現在の距離情報が予め設定された範囲の最小値であるか否かの判断を行う(ステップ313)。距離算出部25が、現在の距離情報が設定された範囲の最小値でないと判断したときは、ステップ309に戻って、再び、受信状態確認装置200に対して受信状態に関する信号を送信する。一方、現在の距離情報が設定された範囲の最小値であると判断したときは、作動信号を送信して、車両の照明装置を点灯させ、報音装置を作動させる(ステップ317)。
【0042】
本実施形態によれば、第1の実施例に加えて、携帯通信端末のアンテナを指向性アンテナと無指向性アンテナとで切り換え可能な構造とし、指向性アンテナで受信した信号の電波強度を検出して、これを表示することとしたので、これによって、車両位置の方向を正確に検出することができる。
【0043】
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本発明の実施形態によれば、電波強度切り替え部を携帯通信端末側にのみ配置したが、電波強度切り替え部を双方に配置して、距離に応じて、電波強度を低下させることにより、消費電力を低減させるようにしてもよい。
【0044】
また、本発明の実施形態によれば、地図データの取得に関して、コンピュータと接続して、インターネット上から、駐車場の地図データを車両位置情報表示部内の記憶装置にダウンロードしたり、車両位置情報装置と接続して、地図データ記憶部から地図データを事前に取得する方法を例示したが、駐車場内に、所定の周波数で、駐車場の地図データを送信する送信機を設置して、これを携帯通信端末で受信して用いる方法でもよい。また、地図データの送信元では、この地図データに買い物情報や広告欄を設けて、各種の宣伝用に用いても良い。
【0045】
また、本発明の実施形態においては、指向性アンテナを使用して、その受信信号の電波強度を検出して、車両位置方向を確定する方法について説明したが、例えば、携帯通信端末に地磁気センサを配置し、携帯通信端末が地図データと車両位置情報とから地図上で車両位置の方角を算出し、記憶するとともに、地磁気センサの出力から使用者の進行方向を検出して、使用者の進行方向と車両位置の方角が一致したときは、報音装置によって、これを報音や音声情報で案内するようにしてもよい。
【0046】
また、本発明の実施形態においては、携帯通信端末の使用者が、車両位置に対して、所定の距離範囲に近づいたときは、車両の照明装置や報音装置を作動して、車両位置を知らせることについて説明したが、これに限らず、オートアンテナを上下させたり、ウインカーを点滅させる等の方法でもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、地図情報と車両位置情報および電波強度から算出した車両位置までの距離を同時に表示し、電波強度が最小になったときは、車両の照明装置や報音装置を作動することとしたので、大規模な駐車場において、自分の車の駐車位置を忘れた時や夜間の暗がりで自分の車を視覚により認識できない場合においても、目視により自分の車を発見できる位置まで、容易に近づくことができる効果がある。また、指向性アンテナを用いて、受信した信号の電波強度を検出して、これを表示することとしたので、車両位置の方向を正確に検出することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両位置情報装置の構成を示す図である
【図2】本発明の実施形態に係る車両位置検出部の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る携帯通信端末の構成を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る携帯通信端末の構成を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係る車両位置情報装置における車両位置情報の取得に関する処理フローチャート図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る携帯通信端末による車両位置の検出に関する処理フローチャート図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る携帯通信端末による車両位置の検出に関する処理フローチャート図である。
【符号の説明】
1・・・車両位置検出部、2a、2b・・・送信部、3a、3b・・・受信部、24・・・車両位置情報表示部、25・・・距離算出部、27・・・記憶部
Claims (5)
- 車両位置を検出して、車両位置情報を外部に送信可能な車両位置情報装置と、外部からの信号を受信したときに、受信状態に関する信号を外部に送信する受信状態確認装置とを搭載した車両に対し、車両位置情報を要求する信号を送信する送信部と、車両位置情報と受信状態に関する信号とを受信する受信部と、該受信状態に関する信号から車両までの距離を算出する距離算出部と、地図情報を記憶する記憶部と、該地図情報とともに、前記車両位置情報装置から送信されてきた車両位置情報と前記距離算出部が算出した距離情報とを表示する車両位置情報表示部とを有する携帯通信端末。
- 送信時の電波強度を切り換える電波強度切り換え部を有し、前記受信状態に関する信号により、送信時の電波強度を切り換える請求項1に記載された携帯情報端末。
- 前記受信状態確認装置が車両の照明装置を制御する照明制御部と、車両の報音装置を制御する報音制御部とを有し、送信時の電波強度が最小になったときに前記照明制御部および報音制御部に作動信号を送信する請求項1または請求項2に記載された携帯通信端末。
- 車両位置を検出して、車両位置情報を外部に送信可能な車両位置情報装置と、外部からの信号を受信したときに、受信状態に関する信号を外部に送信する受信状態確認装置とを搭載した車両に対し、車両位置情報を要求する信号を送信する送信部と、車両位置情報と受信状態に関する信号とを受信する受信部と、受信した電波の強度を検出する電波強度検出部と、該電波強度検出部で検出した電波強度から車両までの距離を算出する距離算出部と、指向性アンテナと、無指向性アンテナと、該指向性アンテナと無指向性アンテナとを切り換えるアンテナ切り替え部と、地図情報を記憶する記憶部と、該地図情報とともに、前記車両位置情報装置から送信されてきた車両位置情報と、電波強度が最大のときに前記距離算出部が算出した距離情報と、前記電波強度検出部で検出した電波強度とを表示する車両位置情報表示部とを有する携帯通信端末。
- 前記受信状態確認装置が車両の照明装置を制御する照明制御部と、車両の報音装置を制御する報音制御部とを有し、前記距離算出部が算出した距離が所定の距離よりも近くなったときに前記照明制御部および報音制御部に作動信号を送信する請求項4に記載された携帯通信端末。
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