JP2004092065A - 作業用機械における乗降遮断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遮断棒5を、運転席側に揺動自在に軸支される基部バー17と、該基部バーに対して遮断棒の長さ方向にスライド移動自在に組付けられるスライドバー18とを用いて長さ調節自在に構成すると共に、該スライドバーを、運転席と一体的に前後移動するスライドレール20にケーブル21を介して連結して、運転席の前後移動に連動して遮断棒の長さ調節が行われる構成にした。
【選択図】 図7
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル等の作業用機械において、作業部等の誤作動を防止するために設けられる作業機械における乗降遮断装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、油圧ショベル等の作業用機械において、オペレータが運転席に乗車していないときや、オペレータが運転席に乗降する際に、誤って操作具が操作されて作業部が突然動き出してしまうことを防止するため、運転席への乗降通路を遮断する遮断姿勢と、乗降通路から退避する退避姿勢とに変姿自在な遮断棒を設ける一方、該遮断棒を、作業用機械に設けられる油圧アクチュエータの油圧系を非作動状態にロックする油圧ロック機構に連繋させて、遮断棒が遮断姿勢のときには油圧アクチュエータを作動させることができるが、遮断棒が退避姿勢のときには油圧アクチュエータを作動させることができないように構成したものがある。この様な遮断棒は、従来、長さが一定のものであって、その基端部は、例えば運転席側方に配されるコンソールボックスに揺動自在に軸支され、遮断姿勢のときには先端部が前方に水平状に突出して乗降通路を遮断し、また退避姿勢のときには先端部が下方を向く垂下状となって乗降通路から退避するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、運転席を、オペレータの体形や好みに合わせて前後位置調節できるように構成したものがあるが、このものにおいて、例えば、運転席と一体的に前後移動するコンソールボックスに遮断棒が取り付けられている場合、該遮断棒も運転席の前後移動と一体的に前後移動することになる。このため、遮断棒によって遮断されない距離、つまり遮断姿勢の遮断棒の先端部と乗降通路の前端位置とのあいだの距離が、運転席の前後位置によって変化してしまうことになり、特に、運転席を最後端位置まで後方に移動させた場合には、前記遮断棒によって遮断されない距離が広くなって、遮断効果に劣るという問題がある。また、遮断棒の遮断効果を高めるためには遮断棒の長さが長い方が好ましいが、遮断棒を長くすると、垂下状となる退避姿勢にしたときに遮断棒と運転室床面とが干渉してしまう。特に、運転席の高さ位置を調節できるように構成されているものにあっては、運転席を最下端位置にしても運転室床面に干渉しないようにするためには遮断棒の長さを長くできず、遮断効果に劣るという問題があり、これらに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、運転席への乗降通路を遮断する遮断姿勢と、乗降通路から退避する退避姿勢とに変姿自在な遮断棒を、運転席側に支持される基部バーと、該基部バーに対して遮断棒の長さ方向にスライド移動自在に組付けられるスライドバーとを用いて長さ調節自在に構成したものである。
そして、この様にすることにより、運転席の前後位置や遮断棒の姿勢に対応させて遮断棒の長さを調節するように構成することができ、遮断効果の向上に貢献できる。
このものにおいて、スライドバーを、複数のバーを遮断棒の長さ方向にスライド移動自在に組付けて構成することにより、遮断棒の長さの調節量を大きく設定することができる。
また、基部バーは、前後位置調節可能な運転席と一体的に前後移動するように設けられる一方、スライドバーは、運転席の前後移動に連動して、運転席の後方への移動では遮断棒が長くなる方向にスライド移動し、前方への移動では遮断棒が短くなる方向にスライド移動する構成にすることにより、運転席の前後移動に連動して遮断棒の長さ調節が行われることになって、運転席の前後位置に拘わらず、高い遮断効果を確保できる。
このものにおいて、運転席の前後移動とスライドバーのスライド移動とを連動せしめるにあたり、スライドバーを、運転席または運転席と一体的に前後移動する移動部材に、インナーとアウターからなるケーブルを介して連結することにより、運転席とスライドバーとを連動させることができる。
この場合、スライドバーの基部バーに対するスライド移動量は、運転席の前後移動量と一致するように設定することもでき、また、運転席の前後移動に連動するスライドバーのスライド移動は、運転席の前後移動範囲のうち所定範囲内に設定することもできる。
さらに、スライドバーは、遮断棒の変姿に連動して、遮断棒が遮断姿勢のときには遮断棒が長くなる方向にスライド移動し、退避姿勢のときには遮断棒が短くなる方向にスライド移動する構成にすることにより、遮断棒の変姿に連動して遮断棒の長さ調節が行われることになって、遮断姿勢のときには高い遮断効果を得られる一方、退避姿勢の遮断棒が床面に接当してしまうような不具合を回避できる。
また、遮断棒の遮断姿勢と退避姿勢との変姿は操作ノブの操作に基づいて行われるように構成する一方、スライドバーは、上記操作ノブに対し、操作ノブが遮断姿勢側に操作されているときには遮断棒が長くなる方向にスライド移動し、退避姿勢側に操作されているときには遮断棒が短くなる方向にスライド移動するように連繋することにより、操作ノブの操作に基づいて、遮断棒の変姿に伴う遮断棒の長さ調節を行うことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第一の実施の形態を、図1〜図7の図面に基づいて説明する。図面において、1は油圧ショベルのキャブ内に配される運転席であって、該運転席1は、キャブ床面に設置されるシートサポート1aに、前後スライド機構2および上下調節機構(図示せず)を介して、前後位置および上下位置調節可能な状態で支持されている。さらに、上記運転席1の左右には、操作レバー3aが取り付けられた左右のコンソールボックス3が配されているが、これら左右のコンソールボックス3は、前記運転席1と一体的に前後および上下移動するように構成されている。また、本実施の形態では、左側のコンソールボックス3の前方を通って運転席1に乗降するように、つまり左側のコンソールボックス3の前方が運転席1への乗降通路になっている。
【0006】
一方、4は後述する油圧ロック解除時における運転席1への乗降通路を遮断するための乗降遮断装置であって、該乗降遮断装置4を構成する遮断棒(油圧ロックバー)5は、操作ノブ6の操作に基づいて、乗降通路を遮断する遮断姿勢と、乗降通路から退避する退避姿勢とに揺動変姿するように構成されているが、以下、操作ノブ6の操作に基づく遮断棒5の揺動変姿について説明する。
【0007】
7は左側コンソールボックス3の左側面部にカバー8により覆われた状態で取付けられる基板であって、該基板7には、略L字形状の揺動カム9の中央部が支軸10を介して揺動自在に軸支されている。そして、該揺動カム9の一端側には、オペレータが把持して操作する操作ノブ6がカバー8から突出するようにして取付けられており、また揺動カム9の他端側には連結ピン11が止着されている。
【0008】
さらに、前記基板7には、遮断棒5の基端部が揺動支軸12を介して揺動自在に軸支されている。この遮断棒5の基端側には円弧状の長孔13が開設されており、該長孔13には前記連結ピン11が孔長手方向移動自在に嵌合されている。
【0009】
そして、操作ノブ6が図3、図4に示す遮断操作位置に位置している状態では、揺動カム9は他端側が下前方を向く下動姿勢になっており、また連結ピン11を介して揺動カム9に連結される遮断棒5は、先端部が前方に略水平状に突出して乗降通路を遮る遮断姿勢になっている。
【0010】
一方、操作ノブ6を前記遮断操作位置から後方に操作して図5、図6に示す退避操作位置にすると、これに伴い揺動カム9が支軸10を軸として揺動して、他端側が上前方を向く上動姿勢になる。そして、該揺動カム9の揺動に伴う連結ピン11の上動により、遮断棒5が揺動支軸12を軸として揺動し、これにより遮断棒5は、先端部が略垂下方向を向いて乗降通路から退避する退避姿勢に変姿するように構成されている。
【0011】
ここで、14、15は前記基板7に設けられるストッパであって、これらストッパ14、15は、遮断棒5が遮断姿勢、退避姿勢になったときに遮断棒5の基端側に当接するように設定されており、これにより遮断棒5が遮断姿勢、退避姿勢を越えて揺動することがないように構成されている。さらに、該遮断姿勢、退避姿勢の遮断棒5は、バネ16の付勢力により、操作ノブ6の操作がない状態では各姿勢に保持されるようになっている。
【0012】
また、前記基板7には、操作ノブ6の操作に基づく揺動カム9の揺動に連繋して開閉するマイクロスイッチ(図示せず)が取り付けられているが、該マイクロスイッチは、油圧ショベルに設けられる各種油圧アクチュエータ(走行モータ、旋回モータ、作業部用シリンダ等)への圧油供給系を遮断するための油圧ロック機構(図示せず)に電気的に接続されている。そして、操作ノブ6が遮断操作位置、つまり遮断棒5が遮断姿勢のときには、油圧ロック機構がロック解除状態になって操作レバー3a等の操作具操作に基づく油圧アクチュエータの作動を行うことができるが、操作ノブ6が退避操作位置、つまり遮断棒5が退避姿勢のときには、油圧ロック機構がロック状態になって操作レバー3a等の操作具を操作しても油圧アクチュエータが作動しないように構成されている。
【0013】
扨、前記遮断棒5は、基部バー17とスライドバー18とから構成されている。基部バー17の基端側半部はプレート状をしているが、該プレート部17Aの中央部が、前述した揺動支軸12を介して基板7に揺動自在に軸支されていると共に、プレート部17Aの基端側に前記長孔13が開設されている。また、基部バー17の先端側半部は円筒形状をしており、該円筒部17Bには、スライドバー18が軸方向スライド移動自在に挿通されている。そして、このスライドバー18が基部バー17に対してスライド移動することにより、遮断棒5の長さが調節されるように構成されている。
【0014】
ここで、19は基部バー17の円筒部17Bに内装されるスプリングであって、該スプリング19によりスライドバー18は、基部バー17から突出する方向、即ち遮断棒5が長くなる方向に向けて常時付勢されている。
【0015】
一方、20は運転席1の前後スライド機構2を構成するスライドレールであって、該スライドレール20は、運転席1側に固着されて運転席1と一体的に前後移動するものであるが、このスライドレール20とスライドバー18とは、ケーブル21を介して連動連結されている。
【0016】
前記ケーブル21は、ケーブルアウター21aと該ケーブルアウター21a内を移動自在に貫通するインナーケーブル21bとから形成されるが、ケーブルアウター21aは、シートサポート1aの後部に固設の支持片1bと前記基板7の後部に固設の支持片7aとのあいだを接続するように配されている。また、前記連結ピン11および基板7の後部には、インナーケーブル21bが懸回される可動プーリ22および固定プーリ23がそれぞれ回転自在に軸承されている。そして、インナーケーブル21bは、一端部がスライドバー18の基端部に止着され、該スライドバー18の基端部から基部バー17の円筒部17B内を通って、可動プーリ22および固定プーリ23に懸回され、さらにケーブルアウター21a内を貫通して、他端部がスライドレール20に止着されている。
【0017】
そして、運転席1を最も後方の後端位置に位置せしめた状態で遮断棒5を前述した遮断姿勢にしたとき、スライドバー18は、スプリング19の付勢力を受けて基部バー17の円筒部17Bから最も突出する、つまり遮断棒5の長さが最長になっていると共に、前記インナーケーブル21bが弛みのない状態で張設されるように設定されている。さらに、このときの遮断棒5の先端部(スライドバー18の先端部)からキャブの前側支柱24までの間隔は、運転席1への乗降通路を確実に遮断することができる適切な間隔Aとなるように設定されている。
この状態から運転席1を前方側にスライド移動させると、該運転席1と一体的にスライドレール20が前方に移動し、さらにインナーケーブル21bの他端部も前方に移動する。これによりインナーケーブル21bの一端側が後方に引っ張られて、スライドバー18は、スプリング19の付勢力に抗して基部バー17の円筒部17B内に入り込む方向、つまり遮断棒5の長さが短くなる方向にスライド移動する。その移動量は、運転席1を前方側にスライド移動させた移動量と等しく、而して、運転席1を前方側に移動させたとき、遮断棒5の先端部からキャブの前側支柱24までの間隔は、前記適切な間隔Aに保持されるように設定されている。
また、前端位置に位置している運転席1を後方側に移動させると、これに伴いインナーケーブル21bの他端側が後方に移動し、これによりインナーケーブル21bの一端側が前方に繰出されるが、該繰出された分だけスライドバー18はスプリング19の付勢力を受けて基部バー17の円筒部17Bから突出する方向、つまり遮断棒5の長さが長くなる方向に移動し、而して、運転席1を後方側に移動させる場合においても、遮断棒5の先端部からキャブの前側支柱24までの間隔を、前記適切な間隔Aに保持できるように構成されている。
【0018】
一方、遮断棒5を遮断姿勢から退避姿勢に変姿せしめるべく操作ノブ6を遮断操作位置から退避操作位置に操作すると、該操作ノブ6の操作に伴い揺動カム9が下動姿勢から上動姿勢に変姿する。これと共に、揺動カム9に止着の連結ピン11に軸承される可動プーリ22も上動するが、該可動プーリ22が上動することにより、基部バー17の円筒部17Bの基端から可動プーリ22を経て固定プーリ23に至るまでのインナーケーブル21bの懸回長さが、遮断棒5が遮断姿勢のときと比べて退避姿勢のときの方が長くなる。而して、遮断棒5を遮断姿勢から退避姿勢に変姿させると、インナーケーブル21bはスライドバー18を基部バー17の円筒部17B内に入り込む方向に引張り、これによりスライドバー18は、遮断棒5の長さが短く方向にスライド移動する。つまり、操作ノブ6を遮断操作位置から退避操作位置に操作して遮断棒5を遮断姿勢から退避姿勢にすることに伴い、遮断棒5の長さが短くなる構成になっている。
【0019】
叙述の如く構成されたものにおいて、遮断棒5は、基端側の基部バー17と、該基部バー17の円筒部17Bに遮断棒5の長さ方向にスライド移動自在に挿通されるスライドバー18とを用いて構成されている。そして、該スライドバー18は、運転席1と一体的に前後移動するスライドレール20にケーブル21を介して連結されていて、前述したように、運転席1を前後移動させると、該移動量だけスライドバー18が自動的にスライド移動して、遮断棒5を短長せしめことになる。
この結果、運転席1の前後位置に拘わらず、遮断姿勢の遮断棒5の先端部とキャブの前側支柱24との間隔を適切な一定の間隔Aに保持できることになって、高い遮断効果を確保することができる。
【0020】
さらにこのものにおいて、前記遮断棒5を遮断姿勢から退避姿勢にするべく操作ノブ6を遮断操作位置から退避操作位置に操作すると、前述したように、スライドバー18は、操作ノブ6の操作に連繋したインナーケーブル21bの作用によって、基部バー17の円筒部17B内に入り込む方向、つまり遮断棒5が短くなる方向に自動的にスライド移動することになる。もって、水平状となる遮断姿勢の遮断棒5の長さを充分な遮断効果が得られるように長く設定しても、垂下状となる退避姿勢に変姿させると遮断棒5の長さが自動的に短くなるから、退避姿勢の遮断棒5の先端部がキャブの床面と干渉してしまうような不具合を回避できる。
【0021】
尚、本発明は上記第一の実施の形態に限定されないことは勿論であって、図8に示す第二の実施の形態の如く、スライドバー25を、複数のバー25aをテレスコピック状に組付けて構成することもできる。この場合、インナーケーブル21bの一端側は、最も先端側のバー25aの基端部に接続され、またインナーケーブル21bの他端側は、図示しないが第一の実施の形態と同様にスライドレールに接続されている。そして、この様に構成することにより、遮断棒5の長さの調節量をより大きく設定することができる。
【0022】
また、図9に示す第三の実施の形態のものでは、第一の実施の形態のような遮断棒5の変姿に伴って上下動する可動プーリは設けられておらず、遮断棒5の揺動支軸12に第二の固定プーリ26が軸承されている。このものにおいて、インナーケーブル21bは、スライドバー18の基端部から基部バー17の円筒部17B内を通って、第二の固定プーリ26、固定プーリ23に懸回されてから、図示しないが第一の実施の形態と同様にスライドレールに連結される。そして、この第三の実施の形態のものは、遮断棒5が遮断姿勢から退避姿勢に変姿することに伴う遮断棒5の長さ調節は行われないが、運転席1の前後移動に伴いスライドバー18が自動的にスライド移動して遮断棒5の長さ調節を行うことになる。
【0023】
さらに、図10に示す第四の実施の形態のもののように、運転席の前後移動に連動するスライドバー18のスライド移動を、運転席1の前後移動範囲のうちの所定の範囲内となるように設定することもできる。つまり、この第四の実施の形態のものでは、前記第三の実施の形態と同様に、インナーケーブル21bが第二の固定プーリ26を懸回するように構成されているが、このインナーケーブル21bの他端部は、スライドレール20に形成の前後方向を向く長溝20aにスライド移動自在に係合されている。また、27はインナーケーブル21bの他端部を前方側に押圧するスプリングであって、該スプリング27の押圧力は、スライドバー18を押圧するスプリング19の押圧力よりも小さく設定される。そして、運転席が前後移動しても、長溝20a内をインナーケーブル21bが移動するあいだはスライドバー18のスライド移動は行われず、運転席が長溝20aの溝長を越えて移動した場合に、該運転席の移動に連動してスライドバー18がスライド移動する構成になっている。
尚、上記第二〜第四の実施の形態のものにおいて、第一の実施の形態と共通のものについては同一の符号を付すと共に、その詳細な説明は省略した。
【図面の簡単な説明】
【図1】運転席部の側面図である。
【図2】運転席部の正面図である。
【図3】運転席が後端位置のときの遮断姿勢の遮断棒を示す図である。
【図4】運転席が前端位置のときの遮断姿勢の遮断棒を示す図である。
【図5】運転席が後端位置のときの退避姿勢の遮断棒を示す図である。
【図6】運転席が前端位置のときの退避姿勢の遮断棒を示す図である。
【図7】運転席を前後移動させたときの遮断棒の長さ調節を示す図であって、(X)は運転席が後端位置のとき、(Y)は運転席が前端位置のときを示す。
【図8】第二の実施の形態における乗降遮断装置を示す図である。
【図9】第三の実施の形態における乗降遮断装置を示す図である。
【図10】第四の実施の形態における乗降遮断装置を示す図である。
【符号の説明】
1 運転席
5 遮断棒
6 操作ノブ
17 基部バー
18 スライドバー
20 スライドレール
20a 長溝
21 ケーブル
21a ケーブルアウター
21b インナーケーブル
25 スライドバー
25a バー
Claims (8)
- 運転席への乗降通路を遮断する遮断姿勢と、乗降通路から退避する退避姿勢とに変姿自在な遮断棒を、運転席側に支持される基部バーと、該基部バーに対して遮断棒の長さ方向にスライド移動自在に組付けられるスライドバーとを用いて長さ調節自在に構成したことを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置。
- 請求項1において、スライドバーは、複数のバーを遮断棒の長さ方向にスライド移動自在に組付けて構成されることを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置。
- 請求項1乃至2において、基部バーは、前後位置調節可能な運転席と一体的に前後移動するように設けられる一方、スライドバーは、運転席の前後移動に連動して、運転席の後方への移動では遮断棒が長くなる方向にスライド移動し、前方への移動では遮断棒が短くなる方向にスライド移動する構成であることを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置。
- 請求項3において、運転席の前後移動とスライドバーのスライド移動とを連動せしめるにあたり、スライドバーを、運転席または運転席と一体的に前後移動する移動部材に、インナーとアウターからなるケーブルを介して連結したことを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置。
- 請求項3乃至4において、スライドバーの基部バーに対するスライド移動量は、運転席の前後移動量と一致するように設定されることを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置。
- 請求項3乃至4において、運転席の前後移動に連動するスライドバーのスライド移動は、運転席の前後移動範囲のうち所定範囲内に設定されることを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置。
- 請求項1乃至6において、スライドバーは、遮断棒の変姿に連動して、遮断棒が遮断姿勢のときには遮断棒が長くなる方向にスライド移動し、退避姿勢のときには遮断棒が短くなる方向にスライド移動する構成であることを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置。
- 請求項1乃至7において、遮断棒の遮断姿勢と退避姿勢との変姿は操作ノブの操作に基づいて行われるように構成する一方、スライドバーは、上記操作ノブに対し、操作ノブが遮断姿勢側に操作されているときには遮断棒が長くなる方向にスライド移動し、退避姿勢側に操作されているときには遮断棒が短くなる方向にスライド移動するように連繋されることを特徴とする作業用機械における乗降遮断装置。
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