JP2004091181A - 手術用品搬送用リフト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】手術用品の搬送用リフト装置の設置スペースを低減する。
【解決手段】手術用品の保管庫のある階層(A)と手術室のある階層(B)との間を移動するかご(15)を備えた手術用品の搬送用リフト装置において、かご(15)が上下二層の手術用品の格納部(15a,15b)を備え、各格納部(15a,15b)に対する手術用品の搬入口(22a,22b)が保管庫のある階層(A)に設けられ、各格納部(15a,15b)に対する手術用品の搬出口(28a,28b)が手術室のある階層(B)に設けられる。
【選択図】 図1
【解決手段】手術用品の保管庫のある階層(A)と手術室のある階層(B)との間を移動するかご(15)を備えた手術用品の搬送用リフト装置において、かご(15)が上下二層の手術用品の格納部(15a,15b)を備え、各格納部(15a,15b)に対する手術用品の搬入口(22a,22b)が保管庫のある階層(A)に設けられ、各格納部(15a,15b)に対する手術用品の搬出口(28a,28b)が手術室のある階層(B)に設けられる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手術用品搬送用リフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
手術用品には様々なものがあるが、そのうち手術器具類には手術内容に応じてセットとして取り揃え滅菌状態で保管しておくのが望ましいものがある。このような手術器具類はセットごとにコンテナ内に収納され滅菌状態で保管される。病院内の保管庫には手術器具類の各種セットをそれぞれ収納したコンテナが保管され、必要に応じて保管庫から手術室へとコンテナが搬送される。また、手術用品である例えば不定形の用品は上記コンテナとは別個の保管庫に保管され、そこから比較的大容量のワゴンに収納されて手術室へと搬送される。このように手術器具類のセットを収納したコンテナと他の不定形の手術用品は別個に保管されるため、コンテナとワゴンは互いに別の搬送経路で保管庫から手術室へと搬送される。
【0003】
また、病院、診療所等の医療施設において保管庫と手術室は別々の階層に配置されるのが一般的であり、通常の場合階層間には搬送経路としてコンテナ用のリフト装置とワゴン用のリフト装置がそれぞれ設けられる。コンテナはコンテナ用の保管庫からその階層の経路を水平移動し、コンテナ用のリフト装置のかごに乗せられて手術室の階層へと垂直移動し、手術室の階層の経路を水平移動して手術室に到達する。ワゴンは不定形の用品等の保管庫からその階層の経路を水平移動し、ワゴン用のリフト装置のかごに乗せられて手術室の階層へと垂直移動し、手術室の階層の経路を水平移動して手術室に到達する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のコンテナとワゴンを個別のリフト装置により保管庫から手術室まで搬送する方式では、病院等の建物にリフト装置を複数基設けなければならないので、スペースを二倍又はそれ以上要することになり、設置・運用コストが増加すると同時に、搬送のための人員、時間も倍近く要することになる。
【0005】
従って、本発明はそのような問題点を解決することができるリフト装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、手術用品の保管庫のある階層(A)と手術室のある階層(B)との間を移動するかご(15)を備えた手術用品の搬送用リフト装置において、かご(15)が上下二層の手術用品の格納部(15a,15b)を備え、各格納部(15a,15b)に対する手術用品の搬入口(22a,22b)が保管庫のある階層(A)に設けられ、各格納部(15a,15b)に対する手術用品の搬出口(28a,28b)が手術室のある階層(B)に設けられた手術用品搬送用リフト装置を採用する。
【0007】
この請求項1に係る発明によれば、かご(15)の上層又は下層の格納部(15a,15b)に或る種類の手術用品を格納し、下層又は上層の格納部(15b,15a)に他の種類の手術用品を格納することにより一基のかご(15)で二通りの手術用品を同時に階層(A,B)間で搬送することができる。従って、リフト装置(7)の設置数を低減し、リフト装置(7)を設置するための病院等建物内のスペース、設置費用、リフト装置(7)の操作労力・時間等を低減することができる。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の手術用品の搬送用リフト装置において、上下二層の格納部(15a,15b)の双方又は一方に対する搬入口(22a,22b)と搬出口(28a,28b)が保管庫と手術室にそれぞれクリーン搬送路(6,11)で接続された手術用品搬送用リフト装置を採用する。
【0009】
この請求項2に係る発明によれば、手術用品が保管庫から手術室へと滅菌状態を維持したまま搬送される。
【0010】
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の手術用品搬送用リフト装置において、かご(15)の昇降路(14)に空気排出手段(33)が設けられた手術用品搬送用リフト装置を採用する。
【0011】
この請求項3に係る発明によれば、空気排出手段(33)によって搬入口(22a)及び搬出口(28a)からクリーン搬送路(6,11)内の清浄な空気が昇降路(14)内に導入される。このため、かご(15)の回りが清潔に保たれ、手術用品が衛生的にかご(15)とクリーン搬送路(6,11)との間で受け渡される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0013】
この医療施設において手術用品の保管庫と手術室は図1に示す別々の階層A,Bに配置される。この実施の形態では下階層Aに保管庫が設けられ、上階層Bに手術室が設けられるが、上階層Bに保管庫を設け、下階層Aに手術室を設けてもよい。
【0014】
図示しないが保管庫は手術用品の種類に応じて複数種類用意される。手術用品のうち例えば手術器具類は手術内容に応じてセットとして取り揃えられセットごとに図1及び図3に例示されるコンテナ1内に収納され滅菌状態で保管される。コンテナ1は通気孔をHEPA(High Efficiency Particulate Air filter)フィルタにより覆った金属製の箱であり、公知の容器であるからその詳細な説明は省略する。これらのコンテナ1は空気清浄化手段、殺菌手段等を備えた無菌状態の保管庫内に収納され保管される。コンテナ1は手術室側からの要求に応じて保管庫からロボット等により取り出される。また、手術用品である例えば不定形の用品はコンテナ用保管庫とは別個の保管庫に保管され、手術室側の要求に応じて図1及び図2に例示されるワゴン2に積載され、ワゴン2ごと保管庫から取り出される。ワゴン2は、シャッタ3が設けられた箱体であり、キャスタ4等を備え人手によって搬送される。あるいは、ワゴン2は無線により遠隔操作される自走装置を備えた構造とすることもできる。
【0015】
図1に示すように、保管庫のある下階層Aには、ワゴン2を搬送するワゴン用水平搬送路5とコンテナ1を搬送するコンテナ用水平搬送路6が設けられる。ワゴン用水平搬送路5は保管庫のある階層Aの床面が利用され、この床面上をワゴン2が保管庫から後述するリフト装置7へと走行する。コンテナ用水平搬送路6は保管庫のある階層Aの天井側に配置される角筒状の導管を備える。導管内にはベルトコンベア、ローラコンベア等の搬送手段8が設けられる。また、導管にはHEPAフィルタユニット(図示せず)と吐出ダクト9が設けられ、大気がHEPAフィルタユニットを通過することにより清浄な空気として導管内に取り入れられ、吐出ダクト9から導管外に排出される。これにより、導管内はクリーン搬送路として常時清浄に保たれ、この清浄な雰囲気中をコンテナ1が保管庫からリフト装置7へと搬送手段8により搬送される。もちろん、ワゴン用水平搬送路5とコンテナ用水平搬送路6の配置は床と天井との間で入れ替えてもよいし、隣接するように配置してもよいし、階層Aの側壁に配置するようにしてもよい。
【0016】
また、手術室のある階層Bには、ワゴン2を搬送するワゴン用水平搬送路10とコンテナ1を搬送するコンテナ用水平搬送路11が設けられる。ワゴン用水平搬送路10は手術室のある階層Bの床面が利用され、この床面上をワゴン2がリフト装置7から手術室へと走行する。コンテナ用水平搬送路11は手術室のある階層Bの天井側に配置される導管を備える。導管内にはベルトコンベア、ローラコンベア等の搬送手段12が設けられる。また、導管にはHEPAフィルタユニット(図示せず)と吐出ダクト13が設けられ、大気がHEPAフィルタユニットを通過することにより清浄な空気として導管内に取り入れられ、吐出ダクト13から導管外に排出される。これにより、導管内はクリーン搬送路として常時清浄に保たれ、この清浄な雰囲気中をコンテナ1がリフト装置7から手術室へと搬送手段12により搬送される。
【0017】
図1乃至図3に示すように、保管庫のある階層Aと手術室のある階層Bとはリフト装置7で結ばれ、このリフト装置7によりワゴン2とコンテナ1とが同時に搬送される。
【0018】
リフト装置7は、各階層A,Bを垂直方向に貫いて伸びる昇降路14、昇降路14内を昇降する一基のかご15、昇降路14内でかご15を昇降させる巻上機16、かご15を安定的に保持するためのバランス錘17等を備える。巻上機16の作動により、かご15は昇降路14内を昇降し、手術用品の保管庫のある階層A又は手術室のある階層Bで停止する。
【0019】
かご15は上下二層の格納部15a,15bを備え、上層の格納部15aがコンテナ1の格納用、下層の格納部15bがワゴン2の格納用にそれぞれ設定され、各々箱型に形成される。コンテナ1とワゴン2の各格納部15a,15bは、各階層A,Bにおけるコンテナ1とワゴン2の水平搬送路5,6,10,11の配置により上下間で入れ替え可能である。各格納部15a,15bの前面は開口しており、各開口は上下方向にスライドする開閉扉18,19により開閉される。上層の格納部15aの底にはローラコンベア20が設けられ、下層の格納部15bの底にはベルト移載機21が設けられる。なお、必要に応じてコンテナ1の格納部15aにはHEPAフィルタユニットが装着される。
【0020】
また、保管庫のある階層Aには、かご15の上層の格納部15aと下層の格納部15bに対する搬入口22a,22bが形成される。各搬入口22a,22bは防火扉としても機能する外扉23,27で開閉可能に閉じられる。この階層Aの水平搬送路5である床上には、下層の格納部15bに対する搬入口22bに対応してステーションコンベア24と、ステーションガイドローラ25と、安全柵26とが設けられる。図1及び図2に示すように、かご15がこの階層Aで停止し、下層の格納部15bが対応する搬入口22bに合致すると、対応する開閉扉19と外扉27とが開き、ワゴン2がステーションコンベア24とステーションガイドローラ25とベルト移載機21とにより下層の格納部15b内へと導入される。その後、下層の格納部15bの開閉扉19と外扉27が閉じ、かご15が少しばかり上昇し、上層の格納部15aが対応する搬入口22aに合致すると、対応する開閉扉18と外扉23とが開き、コンテナ1がベルトコンベア8とローラコンベア20とにより上層の格納部15a内へと導入される。その後、上層の格納部15aの開閉扉18と外扉23が閉じると、かご15が上昇してワゴン2とコンテナ1の双方を手術室のある上階層Bへと垂直方向に搬送する。
【0021】
手術室のある階層Bには、かご15の上層の格納部15aと下層の格納部15bに対する搬出口28a,28bが形成される。各搬出口28a,28bは外扉29,30で開閉可能に閉じられる。この階層Bの水平搬送路10である床上には、下層の格納部15bに対する搬入口28bに対応してステーションコンベア31と、ステーションガイドローラ32と、安全柵33とが設けられる。図1及び図2に示すように、かご15がこの階層Bで停止し、下層の格納部15bが対応する搬出口28bに合致すると、対応する開閉扉19と外扉30とが開き、ワゴン2がステーションコンベア31とステーションガイドローラ32とベルト移載機21とにより下層の格納部15b内から階層Bの床上へと搬出される。その後、下層の格納部15bの開閉扉19と外扉30が閉じ、かご15が少しばかり上昇し、上層の格納部15aが対応する搬出口28aに合致すると、対応する開閉扉18と外扉29とが開き、コンテナ1がベルトコンベア12とローラコンベア20とにより上層の格納部15a内からクリーン搬送路である導管内へと搬出される。その後、上層の格納部15aの開閉扉18と外扉29が閉じると、空になったかご15が保管庫のある下階層Aへと昇降路14内を下降する。
【0022】
図1に示すように、リフト装置7におけるかご15の昇降路14には、例えばブロアである空気排出手段34が設けられる。昇降路14は回りを囲繞壁で囲まれて気密化されており、ブロアにより上記搬入口22a又は搬出口28aから清浄な空気を吸引するようになっている。この清浄な空気の流れにより昇降路14内が清潔に保たれる。
【0023】
次に、上記構成の手術用品搬送用リフト装置の作用について説明する。
【0024】
先ず保管庫のある階層Aにおいて不定形の手術用品等を収納したワゴン2を人手によりリフト装置7のステーションコンベア24の上に乗せ、リフト装置7の図示しない制御部に設けた入庫ボタンを人手で押下する。制御部は入庫ボタンが押下されたことを検出すると、搬入口22bの外扉27を開く指示を出す。この指示によって外扉27が開くと共にステーションコンベア24が作動し、ワゴン2をかご15の下層の格納部15b内に搬入する。
【0025】
かご15内へのワゴン2の入庫が完了した時点で、制御部が外扉27と開閉扉19を閉じる旨の指示を出す。この指示によって外扉27がワゴン2の搬入口22bを閉じ、開閉扉19が格納部15bの開口を閉じる。
【0026】
次いで、制御部がリフト装置7の巻上機16を起動させ、巻上機16はかご15をその上層の格納部15aがコンテナ1の搬入口22aに合致するように移動させ停止させる。かご15の上層の格納部15aがコンテナ1の搬入口22aに合致すると、制御部からの指令により外扉23と開閉扉18とが開く。次いで、導管のクリーン搬送路内のベルトコンベア8が駆動し、コンテナ1をかご15の上層の格納部15aに搬入する。コンテナ1が格納部15aに搬入されると、制御部からの指令により外扉23と開閉扉18とが閉じる。
【0027】
その後、制御部の指令により、巻上機16がかご15を上記下階層Aから手術室のある上階層Bへと上昇させ、かご15の下層の格納部15bを上階層Bの搬出口28bに合致させる。かご15の下層の格納部15bが搬出口28bに合致すると、制御部の指示によって外扉30と開閉扉19とが開き、ベルト移載機21とステーションコンベア31の駆動によりワゴン2が格納部15bから搬出口28bを通って上階層Bの水平搬送路10である床面上へと搬出される。ワゴン2はその後人手等により手術室へと搬送され、手術室内においてワゴン2から不定形の手術用品等が取り出される。
【0028】
ワゴン2が搬出され外扉30と開閉扉19とが閉じた後、制御部からの指令によりリフト装置7の巻上機16が、上層の格納部15aがコンテナ1の搬出口28aに合致するようにかご15を垂直方向に移動させ停止させる。かご15の上層の格納部15aがコンテナ1の搬出口28aに合致すると、制御部からの指令により外扉29と開閉扉18とが開く。次いで、格納部15a内のローラコンベア20とクリーン搬送路内のベルトコンベア12とが駆動し、コンテナ1を上層の格納部15aからクリーン搬送路内に搬出する。コンテナ1はこのクリーン搬送路内をベルトコンベア12により手術室内へと無菌状態を保持しつつ搬送され、手術室内で開封され、手術用品が取り出される。
【0029】
コンテナ1が格納部15aから搬出されると、制御部からの指令により外扉29と開閉扉18とが閉じる。空になったかご15は巻上機16によって昇降路14内を降下し、保管庫のある下階層Aへと戻る。
【0030】
以後、上記動作が繰り返され、手術用品が保管庫から手術室へと運搬される。
【0031】
なお、上記の実施の形態では手術用品をコンテナ、ワゴンのような箱内に詰めて搬送するようになっているが、袋に詰めて搬送することも可能であり、また、手術用品の種類によっては箱や袋に詰めないで剥き出しで搬送することも可能である。
【0032】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、手術用品の保管庫のある階層と手術室のある階層との間を移動するかごを備えた手術用品の搬送用リフト装置において、かごが上下二層の手術用品の格納部を備え、各格納部に対する手術用品の搬入口が保管庫のある階層に設けられ、各格納部に対する手術用品の搬出口が手術室のある階層に設けられた手術用品搬送用リフト装置であるから、かごの上層又は下層の格納部に或る種類の手術用品を格納し、下層又は上層の格納部に他の種類の手術用品を格納することにより一基のかごで二通りの手術用品を同時に階層間で搬送することができる。従って、リフト装置の設置数を低減し、リフト装置を設置するための病院等建物内のスペース、設置費用、リフト装置の操作労力・時間等を低減することができる。
【0033】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の手術用品の搬送用リフト装置において、上下二層の格納部の双方又は一方に対する搬入口と搬出口が保管庫と手術室にそれぞれクリーン搬送路で接続された手術用品搬送用リフト装置であるから、手術用品が保管庫から手術室へと滅菌状態を維持したまま搬送される。
【0034】
請求項3に係る発明によれば、請求項2に記載の手術用品搬送用リフト装置において、かごの昇降路に空気排出手段が設けられた手術用品搬送用リフト装置であるから、空気排出手段によって搬入口及び搬出口からクリーン搬送路内の清浄な空気が昇降路内に導入される。このため、かごの回りが清潔に保たれ、手術用品が衛生的にかごとクリーン搬送路との間で受け渡される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手術用品搬送用リフト装置の垂直断面図である。
【図2】図1中、II−II線矢視図である。
【図3】図1中、III−III線矢視図である。
【符号の説明】
6,11…水平搬送路
7…リフト装置
14…昇降路
15…かご
15a…上層の格納部
15b…下層の格納部
22a,22b…手術用品の搬入口
28a,28b…手術用品の搬出口
33…空気排出手段
A…保管庫のある階層
B…手術室のある階層
【発明の属する技術分野】
本発明は、手術用品搬送用リフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
手術用品には様々なものがあるが、そのうち手術器具類には手術内容に応じてセットとして取り揃え滅菌状態で保管しておくのが望ましいものがある。このような手術器具類はセットごとにコンテナ内に収納され滅菌状態で保管される。病院内の保管庫には手術器具類の各種セットをそれぞれ収納したコンテナが保管され、必要に応じて保管庫から手術室へとコンテナが搬送される。また、手術用品である例えば不定形の用品は上記コンテナとは別個の保管庫に保管され、そこから比較的大容量のワゴンに収納されて手術室へと搬送される。このように手術器具類のセットを収納したコンテナと他の不定形の手術用品は別個に保管されるため、コンテナとワゴンは互いに別の搬送経路で保管庫から手術室へと搬送される。
【0003】
また、病院、診療所等の医療施設において保管庫と手術室は別々の階層に配置されるのが一般的であり、通常の場合階層間には搬送経路としてコンテナ用のリフト装置とワゴン用のリフト装置がそれぞれ設けられる。コンテナはコンテナ用の保管庫からその階層の経路を水平移動し、コンテナ用のリフト装置のかごに乗せられて手術室の階層へと垂直移動し、手術室の階層の経路を水平移動して手術室に到達する。ワゴンは不定形の用品等の保管庫からその階層の経路を水平移動し、ワゴン用のリフト装置のかごに乗せられて手術室の階層へと垂直移動し、手術室の階層の経路を水平移動して手術室に到達する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のコンテナとワゴンを個別のリフト装置により保管庫から手術室まで搬送する方式では、病院等の建物にリフト装置を複数基設けなければならないので、スペースを二倍又はそれ以上要することになり、設置・運用コストが増加すると同時に、搬送のための人員、時間も倍近く要することになる。
【0005】
従って、本発明はそのような問題点を解決することができるリフト装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、手術用品の保管庫のある階層(A)と手術室のある階層(B)との間を移動するかご(15)を備えた手術用品の搬送用リフト装置において、かご(15)が上下二層の手術用品の格納部(15a,15b)を備え、各格納部(15a,15b)に対する手術用品の搬入口(22a,22b)が保管庫のある階層(A)に設けられ、各格納部(15a,15b)に対する手術用品の搬出口(28a,28b)が手術室のある階層(B)に設けられた手術用品搬送用リフト装置を採用する。
【0007】
この請求項1に係る発明によれば、かご(15)の上層又は下層の格納部(15a,15b)に或る種類の手術用品を格納し、下層又は上層の格納部(15b,15a)に他の種類の手術用品を格納することにより一基のかご(15)で二通りの手術用品を同時に階層(A,B)間で搬送することができる。従って、リフト装置(7)の設置数を低減し、リフト装置(7)を設置するための病院等建物内のスペース、設置費用、リフト装置(7)の操作労力・時間等を低減することができる。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の手術用品の搬送用リフト装置において、上下二層の格納部(15a,15b)の双方又は一方に対する搬入口(22a,22b)と搬出口(28a,28b)が保管庫と手術室にそれぞれクリーン搬送路(6,11)で接続された手術用品搬送用リフト装置を採用する。
【0009】
この請求項2に係る発明によれば、手術用品が保管庫から手術室へと滅菌状態を維持したまま搬送される。
【0010】
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の手術用品搬送用リフト装置において、かご(15)の昇降路(14)に空気排出手段(33)が設けられた手術用品搬送用リフト装置を採用する。
【0011】
この請求項3に係る発明によれば、空気排出手段(33)によって搬入口(22a)及び搬出口(28a)からクリーン搬送路(6,11)内の清浄な空気が昇降路(14)内に導入される。このため、かご(15)の回りが清潔に保たれ、手術用品が衛生的にかご(15)とクリーン搬送路(6,11)との間で受け渡される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0013】
この医療施設において手術用品の保管庫と手術室は図1に示す別々の階層A,Bに配置される。この実施の形態では下階層Aに保管庫が設けられ、上階層Bに手術室が設けられるが、上階層Bに保管庫を設け、下階層Aに手術室を設けてもよい。
【0014】
図示しないが保管庫は手術用品の種類に応じて複数種類用意される。手術用品のうち例えば手術器具類は手術内容に応じてセットとして取り揃えられセットごとに図1及び図3に例示されるコンテナ1内に収納され滅菌状態で保管される。コンテナ1は通気孔をHEPA(High Efficiency Particulate Air filter)フィルタにより覆った金属製の箱であり、公知の容器であるからその詳細な説明は省略する。これらのコンテナ1は空気清浄化手段、殺菌手段等を備えた無菌状態の保管庫内に収納され保管される。コンテナ1は手術室側からの要求に応じて保管庫からロボット等により取り出される。また、手術用品である例えば不定形の用品はコンテナ用保管庫とは別個の保管庫に保管され、手術室側の要求に応じて図1及び図2に例示されるワゴン2に積載され、ワゴン2ごと保管庫から取り出される。ワゴン2は、シャッタ3が設けられた箱体であり、キャスタ4等を備え人手によって搬送される。あるいは、ワゴン2は無線により遠隔操作される自走装置を備えた構造とすることもできる。
【0015】
図1に示すように、保管庫のある下階層Aには、ワゴン2を搬送するワゴン用水平搬送路5とコンテナ1を搬送するコンテナ用水平搬送路6が設けられる。ワゴン用水平搬送路5は保管庫のある階層Aの床面が利用され、この床面上をワゴン2が保管庫から後述するリフト装置7へと走行する。コンテナ用水平搬送路6は保管庫のある階層Aの天井側に配置される角筒状の導管を備える。導管内にはベルトコンベア、ローラコンベア等の搬送手段8が設けられる。また、導管にはHEPAフィルタユニット(図示せず)と吐出ダクト9が設けられ、大気がHEPAフィルタユニットを通過することにより清浄な空気として導管内に取り入れられ、吐出ダクト9から導管外に排出される。これにより、導管内はクリーン搬送路として常時清浄に保たれ、この清浄な雰囲気中をコンテナ1が保管庫からリフト装置7へと搬送手段8により搬送される。もちろん、ワゴン用水平搬送路5とコンテナ用水平搬送路6の配置は床と天井との間で入れ替えてもよいし、隣接するように配置してもよいし、階層Aの側壁に配置するようにしてもよい。
【0016】
また、手術室のある階層Bには、ワゴン2を搬送するワゴン用水平搬送路10とコンテナ1を搬送するコンテナ用水平搬送路11が設けられる。ワゴン用水平搬送路10は手術室のある階層Bの床面が利用され、この床面上をワゴン2がリフト装置7から手術室へと走行する。コンテナ用水平搬送路11は手術室のある階層Bの天井側に配置される導管を備える。導管内にはベルトコンベア、ローラコンベア等の搬送手段12が設けられる。また、導管にはHEPAフィルタユニット(図示せず)と吐出ダクト13が設けられ、大気がHEPAフィルタユニットを通過することにより清浄な空気として導管内に取り入れられ、吐出ダクト13から導管外に排出される。これにより、導管内はクリーン搬送路として常時清浄に保たれ、この清浄な雰囲気中をコンテナ1がリフト装置7から手術室へと搬送手段12により搬送される。
【0017】
図1乃至図3に示すように、保管庫のある階層Aと手術室のある階層Bとはリフト装置7で結ばれ、このリフト装置7によりワゴン2とコンテナ1とが同時に搬送される。
【0018】
リフト装置7は、各階層A,Bを垂直方向に貫いて伸びる昇降路14、昇降路14内を昇降する一基のかご15、昇降路14内でかご15を昇降させる巻上機16、かご15を安定的に保持するためのバランス錘17等を備える。巻上機16の作動により、かご15は昇降路14内を昇降し、手術用品の保管庫のある階層A又は手術室のある階層Bで停止する。
【0019】
かご15は上下二層の格納部15a,15bを備え、上層の格納部15aがコンテナ1の格納用、下層の格納部15bがワゴン2の格納用にそれぞれ設定され、各々箱型に形成される。コンテナ1とワゴン2の各格納部15a,15bは、各階層A,Bにおけるコンテナ1とワゴン2の水平搬送路5,6,10,11の配置により上下間で入れ替え可能である。各格納部15a,15bの前面は開口しており、各開口は上下方向にスライドする開閉扉18,19により開閉される。上層の格納部15aの底にはローラコンベア20が設けられ、下層の格納部15bの底にはベルト移載機21が設けられる。なお、必要に応じてコンテナ1の格納部15aにはHEPAフィルタユニットが装着される。
【0020】
また、保管庫のある階層Aには、かご15の上層の格納部15aと下層の格納部15bに対する搬入口22a,22bが形成される。各搬入口22a,22bは防火扉としても機能する外扉23,27で開閉可能に閉じられる。この階層Aの水平搬送路5である床上には、下層の格納部15bに対する搬入口22bに対応してステーションコンベア24と、ステーションガイドローラ25と、安全柵26とが設けられる。図1及び図2に示すように、かご15がこの階層Aで停止し、下層の格納部15bが対応する搬入口22bに合致すると、対応する開閉扉19と外扉27とが開き、ワゴン2がステーションコンベア24とステーションガイドローラ25とベルト移載機21とにより下層の格納部15b内へと導入される。その後、下層の格納部15bの開閉扉19と外扉27が閉じ、かご15が少しばかり上昇し、上層の格納部15aが対応する搬入口22aに合致すると、対応する開閉扉18と外扉23とが開き、コンテナ1がベルトコンベア8とローラコンベア20とにより上層の格納部15a内へと導入される。その後、上層の格納部15aの開閉扉18と外扉23が閉じると、かご15が上昇してワゴン2とコンテナ1の双方を手術室のある上階層Bへと垂直方向に搬送する。
【0021】
手術室のある階層Bには、かご15の上層の格納部15aと下層の格納部15bに対する搬出口28a,28bが形成される。各搬出口28a,28bは外扉29,30で開閉可能に閉じられる。この階層Bの水平搬送路10である床上には、下層の格納部15bに対する搬入口28bに対応してステーションコンベア31と、ステーションガイドローラ32と、安全柵33とが設けられる。図1及び図2に示すように、かご15がこの階層Bで停止し、下層の格納部15bが対応する搬出口28bに合致すると、対応する開閉扉19と外扉30とが開き、ワゴン2がステーションコンベア31とステーションガイドローラ32とベルト移載機21とにより下層の格納部15b内から階層Bの床上へと搬出される。その後、下層の格納部15bの開閉扉19と外扉30が閉じ、かご15が少しばかり上昇し、上層の格納部15aが対応する搬出口28aに合致すると、対応する開閉扉18と外扉29とが開き、コンテナ1がベルトコンベア12とローラコンベア20とにより上層の格納部15a内からクリーン搬送路である導管内へと搬出される。その後、上層の格納部15aの開閉扉18と外扉29が閉じると、空になったかご15が保管庫のある下階層Aへと昇降路14内を下降する。
【0022】
図1に示すように、リフト装置7におけるかご15の昇降路14には、例えばブロアである空気排出手段34が設けられる。昇降路14は回りを囲繞壁で囲まれて気密化されており、ブロアにより上記搬入口22a又は搬出口28aから清浄な空気を吸引するようになっている。この清浄な空気の流れにより昇降路14内が清潔に保たれる。
【0023】
次に、上記構成の手術用品搬送用リフト装置の作用について説明する。
【0024】
先ず保管庫のある階層Aにおいて不定形の手術用品等を収納したワゴン2を人手によりリフト装置7のステーションコンベア24の上に乗せ、リフト装置7の図示しない制御部に設けた入庫ボタンを人手で押下する。制御部は入庫ボタンが押下されたことを検出すると、搬入口22bの外扉27を開く指示を出す。この指示によって外扉27が開くと共にステーションコンベア24が作動し、ワゴン2をかご15の下層の格納部15b内に搬入する。
【0025】
かご15内へのワゴン2の入庫が完了した時点で、制御部が外扉27と開閉扉19を閉じる旨の指示を出す。この指示によって外扉27がワゴン2の搬入口22bを閉じ、開閉扉19が格納部15bの開口を閉じる。
【0026】
次いで、制御部がリフト装置7の巻上機16を起動させ、巻上機16はかご15をその上層の格納部15aがコンテナ1の搬入口22aに合致するように移動させ停止させる。かご15の上層の格納部15aがコンテナ1の搬入口22aに合致すると、制御部からの指令により外扉23と開閉扉18とが開く。次いで、導管のクリーン搬送路内のベルトコンベア8が駆動し、コンテナ1をかご15の上層の格納部15aに搬入する。コンテナ1が格納部15aに搬入されると、制御部からの指令により外扉23と開閉扉18とが閉じる。
【0027】
その後、制御部の指令により、巻上機16がかご15を上記下階層Aから手術室のある上階層Bへと上昇させ、かご15の下層の格納部15bを上階層Bの搬出口28bに合致させる。かご15の下層の格納部15bが搬出口28bに合致すると、制御部の指示によって外扉30と開閉扉19とが開き、ベルト移載機21とステーションコンベア31の駆動によりワゴン2が格納部15bから搬出口28bを通って上階層Bの水平搬送路10である床面上へと搬出される。ワゴン2はその後人手等により手術室へと搬送され、手術室内においてワゴン2から不定形の手術用品等が取り出される。
【0028】
ワゴン2が搬出され外扉30と開閉扉19とが閉じた後、制御部からの指令によりリフト装置7の巻上機16が、上層の格納部15aがコンテナ1の搬出口28aに合致するようにかご15を垂直方向に移動させ停止させる。かご15の上層の格納部15aがコンテナ1の搬出口28aに合致すると、制御部からの指令により外扉29と開閉扉18とが開く。次いで、格納部15a内のローラコンベア20とクリーン搬送路内のベルトコンベア12とが駆動し、コンテナ1を上層の格納部15aからクリーン搬送路内に搬出する。コンテナ1はこのクリーン搬送路内をベルトコンベア12により手術室内へと無菌状態を保持しつつ搬送され、手術室内で開封され、手術用品が取り出される。
【0029】
コンテナ1が格納部15aから搬出されると、制御部からの指令により外扉29と開閉扉18とが閉じる。空になったかご15は巻上機16によって昇降路14内を降下し、保管庫のある下階層Aへと戻る。
【0030】
以後、上記動作が繰り返され、手術用品が保管庫から手術室へと運搬される。
【0031】
なお、上記の実施の形態では手術用品をコンテナ、ワゴンのような箱内に詰めて搬送するようになっているが、袋に詰めて搬送することも可能であり、また、手術用品の種類によっては箱や袋に詰めないで剥き出しで搬送することも可能である。
【0032】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、手術用品の保管庫のある階層と手術室のある階層との間を移動するかごを備えた手術用品の搬送用リフト装置において、かごが上下二層の手術用品の格納部を備え、各格納部に対する手術用品の搬入口が保管庫のある階層に設けられ、各格納部に対する手術用品の搬出口が手術室のある階層に設けられた手術用品搬送用リフト装置であるから、かごの上層又は下層の格納部に或る種類の手術用品を格納し、下層又は上層の格納部に他の種類の手術用品を格納することにより一基のかごで二通りの手術用品を同時に階層間で搬送することができる。従って、リフト装置の設置数を低減し、リフト装置を設置するための病院等建物内のスペース、設置費用、リフト装置の操作労力・時間等を低減することができる。
【0033】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の手術用品の搬送用リフト装置において、上下二層の格納部の双方又は一方に対する搬入口と搬出口が保管庫と手術室にそれぞれクリーン搬送路で接続された手術用品搬送用リフト装置であるから、手術用品が保管庫から手術室へと滅菌状態を維持したまま搬送される。
【0034】
請求項3に係る発明によれば、請求項2に記載の手術用品搬送用リフト装置において、かごの昇降路に空気排出手段が設けられた手術用品搬送用リフト装置であるから、空気排出手段によって搬入口及び搬出口からクリーン搬送路内の清浄な空気が昇降路内に導入される。このため、かごの回りが清潔に保たれ、手術用品が衛生的にかごとクリーン搬送路との間で受け渡される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手術用品搬送用リフト装置の垂直断面図である。
【図2】図1中、II−II線矢視図である。
【図3】図1中、III−III線矢視図である。
【符号の説明】
6,11…水平搬送路
7…リフト装置
14…昇降路
15…かご
15a…上層の格納部
15b…下層の格納部
22a,22b…手術用品の搬入口
28a,28b…手術用品の搬出口
33…空気排出手段
A…保管庫のある階層
B…手術室のある階層
Claims (3)
- 手術用品の保管庫のある階層と手術室のある階層との間を移動するかごを備えた手術用品の搬送用リフト装置において、かごが上下二層の手術用品の格納部を備え、各格納部に対する手術用品の搬入口が保管庫のある階層に設けられ、各格納部に対する手術用品の搬出口が手術室のある階層に設けられたことを特徴とする手術用品搬送用リフト装置。
- 請求項1に記載の手術用品の搬送用リフト装置において、上下二層の格納部の双方又は一方に対する搬入口と搬出口が保管庫と手術室にそれぞれクリーン搬送路で接続されたことを特徴とする手術用品搬送用リフト装置。
- 請求項2に記載の手術用品の搬送用リフト装置において、かごの昇降路に空気排出手段が設けられたことを特徴とする手術用品搬送用リフト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002257984A JP2004091181A (ja) | 2002-09-03 | 2002-09-03 | 手術用品搬送用リフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002257984A JP2004091181A (ja) | 2002-09-03 | 2002-09-03 | 手術用品搬送用リフト装置 |
Publications (1)
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JP2004091181A true JP2004091181A (ja) | 2004-03-25 |
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ID=32062767
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JP2002257984A Pending JP2004091181A (ja) | 2002-09-03 | 2002-09-03 | 手術用品搬送用リフト装置 |
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JP (1) | JP2004091181A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108217389A (zh) * | 2016-12-15 | 2018-06-29 | 上海三菱电梯有限公司 | 双联电梯系统及其故障救援方法 |
-
2002
- 2002-09-03 JP JP2002257984A patent/JP2004091181A/ja active Pending
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