JP2004090987A - ロール状包装材料収納カートン - Google Patents

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Masayasu Hayashi
林 正保
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【課題】ラップフィルムなどのロール状包装材料を収納するカートンであって、収納したロール状包装材料が飛び出して落下することを確実に防止し、かつ、ラップフィルムなどのロール状包装材料の引き出しに支障がない簡単に形成することができる構造のロール状包装材料収納カートンを提供することにある。
【解決手段】本発明は、ラップフィルムなどが巻かれたロール状包装材料が収納されるカートン本体とその上方開口部の一側縁に起伏自在に連接された箱型の蓋体を有するロール状包装材料収納カートンにおいて、カートン本体の本体前板の上辺にロール押え板を本体前板側に膨らんだ円弧状の折れ線を介して連設し、ロール押え板をカートン本体の内側に折り曲げ、本体前板の上端から内側方向に突き出した形状に形成してなることを特徴とするロール状包装材料収納カートンである。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品包装などに用いられるロール状のラップフィルムなどを収納するロール状包装材料収納カートンに関するものであり、詳しくは、収納したラップフィルムなどのロール状包装材料が飛び出して落下しないように改良したロール状包装材料収納カートンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品などを包むのに用いられるラップフィルムなどの包装材料は、通常、紙筒にロール状に巻かれた状態で紙製のカートン内に収納されている。そして、カートンからラップフィルムなどの包装材料を所望の長さに引き出した後、カートンに付いた金属等の鋸刃部材により切断して使用するような形態となっている。ところで、従来のこの種のカートンではカートン本体に対して蓋体を被せるだけであるため、蓋体が開いて中のラップフィルムなどのロール状包装材料が飛び出して落下することがあった。そこで、このロール状包装材料の飛び出しを防止するため、カートン本体の側板に舌片を設けた形状などが多く知られている。(例えば、実公平7−12267号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のカートン本体の側板に舌片などを設けた形状のロール状包装材料収納カートンは、外からの異物などが侵入する危険性があり衛生上の点で問題がある。この問題を解消するために、種々の形状が検討されており、例えば、前板に押え片などを連設し、ラップフィルムなどのロール状包装材料の飛び出しを防止しようとする形状も種々提案されている。しかし、この形状でも押え片の位置が安定しないなど、ロール状包装材料の飛び出しを防ぐ効果が不確実であり、また、ラップフィルムなどを引き出す時に、引き出しにくくなる危険性が生じるという問題があり、満足な形状のものとなっていないという状態である。
【0004】
本発明は、上記のような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ラップフィルムなどのロール状包装材料を収納するカートンであって、収納したロール状包装材料が飛び出して落下することを確実に防止し、かつ、ラップフィルムなどのロール状包装材料の引き出しに支障がない簡単に形成することができる構造のロール状包装材料収納カートンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ラップフィルムなどが巻かれたロール状包装材料が収納されるカートン本体とその上方開口部の一側縁に起伏自在に連接された箱型の蓋体を有するロール状包装材料収納カートンにおいて、前記カートン本体の本体前板の上辺にロール押え板を前記本体前板側に膨らんだ円弧状の折れ線を介して連設し、前記ロール押え板を前記カートン本体の内側に折り曲げ、前記本体前板の上端から内側方向に突き出した形状に形成してなることを特徴とするロール状包装材料収納カートンである。
【0006】
上記の構成からなる本発明のロール状包装材料収納カートンでは、ラップフィルムなどのロール状包装材料を収納するカートンであって、カートン本体の本体前板に本体前板側に膨らんだ円弧状の折れ線を介して連設したロール押え板を内側に折り曲げてカートン本体の内側に突き出した形状とすることによって、収納したロール状包装材料が飛び出して落下することを確実に防止し、かつ、ラップフィルムなどの引き出しに支障がなく、簡単に形成することができる構造のものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明のロール状包装材料収納カートンの実施の形態を実施例をあげて説明する。図1は本発明に係るロール状包装材料収納カートンの一実施例を示す斜視図であり、図2はこのロール状包装材料収納カートンを形成するブランクを示す展開図であり、図3は図1に示すロール状包装材料収納カートンを形成するブランクの一部拡大図であり、そして、図4は本発明のロール状包装材料収納カートンの折り畳まれた状態およびロール状包装材料を収納した状態を示す断面図である。
【0008】
図1は、本発明のロール状包装材料収納カートンの一実施例を示す斜視図であり、ロール状包装材料収納カートン1は、ラップフィルムFを紙管に巻回したロール状包装材料Rを収納するカートン本体10と蓋体20とから構成されている。通常のロール状包装材料収納カートンと異なり、カートン本体10の本体前板11から内側に折り曲げられたロール押え板17が設けられていることが特長である。一般家庭や店舗その他において使用する時に、このロール状包装材料収納カートン1からラップフィルムFの必要な長さを引き出し、主に魚介、蔬菜、果実類等の食品の包装用に使用されている。
【0009】
図2は、本発明はロール状包装材料収納カートン1のブランクを示す展開図である。ブランク1Aは、ロール状包装材料Rを収納するカートン本体10の部分とカートン本体10の開口部を覆う蓋体20の部分から構成されている。カートン本体10の部分では本体前板11、本体底板12、本体後板13が順次折れ線a、bを介して連設され、本体前板11の両側辺には、本体折り込み片14、14がそれぞれ折れ線c、cを介して連設され、本体底板12の両側辺には、本体側板15、15がそれぞれ折れ線d、dを介して連設され、そして、本体後板13の両側辺には、本体折り込み辺16、16がそれぞれ折れ線e、eを介して連設されている。
【0010】
また、本体前板11の上辺には、ロール押え板17が折れ線fを介して連設されている。この折れ線fは直線ではなく、本体前板11側に膨らんだ円弧状としている。従って、本体前板11とロール押え板17との境界線が円弧状となり、それぞれの形状としては、本体前板11は上辺が円弧状に凹んだ形状となり、ロール押え板17は本体前板側に膨らんだ形状となっている。このように折れ線fを円弧状にすることによって、ロール押え板17をカートン本体1の内側に折り曲げた時に、折り曲げた状態が元に戻りにくく、安定した状態でロール状包装材料Rを押さえることができる。
【0011】
この折れ線Fの円弧形状は、直線とした場合の折れ線f′に対して、中央部の最大乖離幅Kを10mm以下とする。カートン本体1の長さ、つまり折れ線f′の長さが約30cmの場合には、最大乖離幅Kは3〜5mmの範囲であることが好ましい。3mm未満の場合には、折り曲げたロール押え板17が元に戻りやすく、5mmを超えた場合には、ロール押え板17が折り曲げにくくなる。
【0012】
一方、蓋体20の部分では、蓋体蓋板21が本体後板13の下辺に折れ線gを介して連設され、そして、この蓋体蓋板21の下辺には、蓋体前板22が折れ線hを介して連設されている。また、蓋体蓋板21の両側辺には、蓋体側板23,23がそれぞれ折れ線i、iを介して連設され、蓋体前板22の両側辺には、蓋体折り込み片24、24がそれぞれ折れ線j、jを介して連設されている。また、蓋体前板22には使用時に切り離してカッターCを露出させるための切り取り部22aが破断線Dで区画され、その切り取り部22aが貼り合せられる本体前板11の部分には、表面からの半切れで形成した複数の接着領域Hが形成されている。この接着領域Hで、本体前板11に蓋体前板22の切り取り部22aが貼り合わされる。
【0013】
つぎに、上記の構成からなる板紙製のブランク1Aを組み立てて本発明のロール状包装材料収納カートン1を形成する工程を説明する。すなわち、一般的なロール状包装材料収納カートンと同様の工程で、ブランク1Aの必要な箇所に糊付けしつつ折れ線に従って折り曲げて折り畳まれたロール状包装材料収納カートン1を作製し、その後、自動充填包装ラインでロール状包装材料収納カートン1の中にロール状に巻かれたロール状包装材料Rを収納する。
【0014】
まず、本体前板11を折れ線aで内側に折り曲げ、ついで、蓋体蓋板21を折れ線iで折り曲げて蓋体前板22を本体前板11の上に重ね、蓋体前板22の切り取り部22aと本体前板11に貼り合せて、折り畳まれたロール状包装材料収納カートン1作製する。このように折り畳まれた状態において、内容物のロール状包装材料Rを充填する前の保管、輸送などを行う。
【0015】
つぎに、自動充填包装ラインでロール状包装材料収納カートン1に内容物のラップフィルムFなどが巻かれたロール状包装材料Rを収納する。折り畳まれた状態のロール状包装材料収納カートン1を起こして四角柱形状とし、一方の側面の開口部からロール状包装材料Rを挿入する。ロール状包装材料Rを挿入した後、本体折り込み片14、16を折り曲げ、そして、その上に本体側板15を折り曲げて本体折り込み片14、16と側板15を貼り合わせる。ついで、蓋体折り込み片24を折り曲げ、その上に、蓋体側板23を折り曲げて貼り合わせることによって、一方の側面が形成される。同様にして、もう一方の側面を形成してロール状包装材料収納カートン1が完成される。
【0016】
この組み立て時において、図3に示すように、ロール押え部Pも同時に形成される。ロール状包装材料収納カートン1が折り畳まれた状態では、図3−aに示すように、ロール押え板17は折り曲げられていない状態となっている。そして、内容物のロール状包装材料Rを充填する時、折り畳まれた状態のロール状包装材料収納カートン1を起こすことによって、ロール押え板17も、図3−bに示すように、カートン本体1の内側方向に折り曲げられる。
【0017】
実際に、本発明のロール状包装材料収納カートンを使用するには、蓋体前板22の切り取り部22aを本体前板11から剥がしながら破断線Dに沿って切り取って除去した後、図1に示すように蓋体20を開け、中のラップフィルムFの端縁を摘んで所望の長さだけ引き出してからカッターCで切断する。この時、ロール押え板17が本体前板11の上端から内側に突き出した形状であり、ロール状包装材料Rの飛び出しを防止することができる。
【0018】
本発明のロール状包装材料収納カートンに収納するロール状包装材料Rは、主にラップフィルムFであり、例えば、塩化ビニリデン系、塩化ビニール系、ポリエチレン系などの合成樹脂フィルムである。また、ラップフィルムF以外にも、アルミホイル、ワックスペーパー、その他家庭または店舗等でのロール状包装材料についても利用可能なものである。
【0019】
さらに、上記の具体例ではロール状包装材料収納カートンについて説明したが、本発明はカートン本体と蓋体とが一体構成されるロール状包装材料収納カートン一般について適用可能であり、また、実施例で示したような直線状のカッターを備えたカートンのみならず、中央部がV字状に突出したいわゆるV字形状のカッターが取り付けられたカートンにも適用できることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、上記の構成からなる本発明のロール状包装材料収納カートンは、ラップフィルムなどのロール状包装材料を収納するカートンであって、カートン本体の前板に連設したロール押え板、折り返し板、糊代片により形成されたロール押え部を設けることによって、収納したロール状包装材料が飛び出して落下することを防止し、かつ、ラップフィルムなどのロール状包装材料の引き出しに支障がなく、簡単に形成することができるという効果を奏するものである。すなわち、折り畳まれた状態から起こして内容物であるラップフィルムなどが巻かれたロール状包装材料を収納すると同時に、ロール押え板がカートン本体の内側方向に突き出した形状に折り曲げられ、そのロール押え板の位置は元に戻りにくく安定しているため、確実にロール状包装材料が飛び出すことを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロール状包装材料収納カートンの実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すロール状包装材料収納カートンを形成するブランクの展開図である。
【図3】図1に示すロール状包装材料収納カートンを形成するブランクの一部拡大図である。
【図4】本発明のロール状包装材料収納カートンの折り畳まれた状態およびロール状包装材料を収納した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1  ロール状包装材料収納カートン
1A ブランク
10  カートン本体
11  本体前板
12  本体底板
13  本体後板
14  本体折り込み片
15  本体側板
16  本体折り込み片
17  ロール押え板
20  蓋体
21  蓋体蓋板
22  蓋体前板
22a 切り取り部
23  蓋体側板
24  蓋体折り込み片
C  カッター
D  切断線
H  接着領域
K  最大乖離幅
R  ロール状包装材料
a〜j 折れ線

Claims (1)

  1. ラップフィルムなどが巻かれたロール状包装材料が収納されるカートン本体とその上方開口部の一側縁に起伏自在に連接された箱型の蓋体を有するロール状包装材料収納カートンにおいて、前記カートン本体の本体前板の上辺にロール押え板を前記本体前板側に膨らんだ円弧状の折れ線を介して連設し、前記ロール押え板を前記カートン本体の内側に折り曲げ、前記本体前板の上端から内側方向に突き出した形状に形成してなることを特徴とするロール状包装材料収納カートン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103569438A (zh) * 2012-07-20 2014-02-12 株式会社吴羽 卷绕体收置盒以及装有卷绕体的收置盒

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103569438A (zh) * 2012-07-20 2014-02-12 株式会社吴羽 卷绕体收置盒以及装有卷绕体的收置盒

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