JP2004090938A - 包装用フィルムおよびこれを用いた包装方法 - Google Patents

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Yoshiro Kohama
小濱 芳郎
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Abstract

【課題】生鮮食品、特に端部をテープで結束して店頭に陳列される長尺野菜等を簡易な包装で原産地表示等が行なえ、商品の差別化と宣伝に絶大なる効果を発揮できる包装用フィルムおよびこれを使った包装方法の提供。
【解決手段】本発明の包装用フィルムは、包装用フィルム1の片面の長手方向に帯状の粘着層2を設ける。また、本発明の包装方法は、上記包装用フィルムを用い、前記粘着層を設けた面に被包装物を置いた後、前記フィルムでくるんで包装する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被包装体、特に長尺の生鮮食品や花卉の包装に有用な包装用フィルムおよびこの包装用フィルムを用いた包装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、生鮮食品は、通常、スーパー等の小売店側で消費者向けに小分けされて店頭に並べられている。その際、例えば、野菜等の包装形態は、一般に、野菜等を直接包装用フィルムで包むか、皿状若しくは箱状のトレーに載置し、その上から包装用フィルムをトレーごと包んで店頭に並べられている。
しかし、例えば、アスパラガス、ねぎ、にら等の比較的長尺な野菜は、上記包装によると手間がかかるのと、束にして結束する方が作業効率の向上が図れ、鮮度も保持できるため、図6に示すように、所定数づつ束にし、その片側若しくは両側の端部近傍を、片面に粘着層が形成された合成樹脂製のテープで結束した状態で店頭に並べられている。
【0003】
近年、食品の安全性と消費者の選択権を確保するために、店頭に並べられる野菜等にも、出荷日、原産地表示、生産者表示等が求められるようになってきており、それに呼応して、前記した包装用フィルムで野菜等を直接若しくはトレーごと包み込む包装形態のものでは、包装用フィルム上に原産地表示や生産者の住所、氏名等を印刷したり、出荷日等の情報を記載したりしたラベル等を貼付する等の方法が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図6に示したアスパラガスのような長尺野菜をテープで結束する形態のものは、テープ幅が2cm前後と狭く、その幅内に原産地表示や生産者の住所・名称等の表示を載せることができないため、せいぜい、商品名、商標名等を連続して長手方向に表示させているに過ぎない。
【0005】
最近では、テープで結束した長尺野菜にも原産地や生産者表示等をするため、長尺野菜あるいは結束テープに原産地表示等を印刷した下げ札を掛ける等の工夫がなされているが、下げ札の製造およびこれを掛ける手間により販売価格が上昇するという不利がある。
そこで、本発明の課題は、簡易な包装で全面にわたって製造者、原産地表示等が行なうことができ、生鮮食品や花卉等の差別化と宣伝に絶大なる効果を発揮できる包装用フィルムおよびこれを使った包装方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の包装用フィルムは、包装用フィルムの片面の長手方向に帯状の粘着層を設ける。
また、本発明の包装方法は、片面の長手方向に帯状の粘着層を設けた包装用フィルムを用い、前記粘着層を設けた面に被包装体を置いた後、前記フィルムでくるんで包装する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面により詳述する。
図1の(a)は、本発明の包装用フィルムの一例を示す平面図であり、(b)は、図1(a)の裏面図であり、(c)は、本発明の包装用フィルムの別の例を示す平面図である。
図2は、図1(c)で示した包装用フィルムを用いてアスパラガスを包装する例を示す斜視図であり、図3は、本発明の包装用フィルムを花卉に使用した例を示す斜視図であり、図4は、本発明の包装用フィルムの他の包装例を示す平面図である。また、図5は、専用の包装機を用いて長尺野菜を例として包装する場合の模式的な斜視図である。
【0008】
図1(a)〜(c)で示すように、本発明の包装用フィルムは、包装用フィルム1の片面に、長手方向に沿って帯状の粘着層2が形成されている。
この帯状の粘着層2は、図1(a)、(b)に示すように、包装用フィルム1の長手方向の中央線上に形成したり、図1(c)に示すように、両辺縁部に沿って形成したり、あるいは両者を組み合わせて数条となるように形成してもよい。
その他、粘着層2の形成態様はこれらに限らず、包装用フィルムの長手方向に帯状に形成できれば、直線、曲線、あるいはこれらの組合せ等如何なる態様に形成してもよい。
帯状の粘着層2は、図1(a)で示すように、連続的に形成してもよく、図1(c)で示すように、僅かな空白域3を設けて断続的に形成するようにしてもよい。粘着層を断続的に設けることにより、剥離性が向上し開封が容易に行なえる。
【0009】
包装用フィルム1上に帯状の粘着層2を設けると、その帯状部分が外観上他の部分と異なる質感になったり、変色する場合があるが、その部分を利用して、図1(b)に示すように、帯状の粘着層を設けた面の裏面の対応する部分に、従来のテープと同様のデザイン等を施すようにすると、一見テープで結束して包装されているような印象を与えるので好ましい。
【0010】
本発明の包装用フィルムは、表裏に関係無く、両全面を利用して印刷等を施すことができるため、図2に示すように、原産地や生産者の特定あるいは商標名等を所望の個所に自由に表現できる。
【0011】
図3は、中央線上に帯状の粘着層12を設けた本発明の包装用フィルムを、花卉の花、芽、葉等の広がりを有する部分の包装に使用した例を示すもので、前記花等の広がりを有する部分4を、包装用フィルムで囲い、粘着層12の部分を軽く重ねるだけで、前記花等の部分を締付けて傷付けることなく、簡易な包装が可能となる。
【0012】
図4は、両端に帯状の粘着層22を設けた本発明の包装用フィルムを、密封を要する食品に使用した例を示すもので、食品を包装用フィルムの中央部に置き、くるんで両端にある帯状の粘着層22の部分を押圧するだけで、容易に食品を密封状に包装することができる。
【0013】
本発明の包装用フィルムには、従来包装用フィルムの原料として知られた、延伸ポリプロピレン、延伸ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアミド、アクリル、セロハン、ポリイミド、洋紙、和紙、等のフィルム単体およびラミネートフィルム、不織布、アルミ等の金属箔ラミネートフィルムが使用できる。
また、包装用フィルムに形成する粘着層は、従来知られた両面粘着フィルム等の粘着材を前記包装フィルム上に接着したり、従来知られた水系粘着剤、溶剤系粘着剤、無用剤ホットメルト、オリゴマー硬化型(熱反応型、光反応型)等の粘着剤をコーティングすることにより容易に形成することができる。
【0014】
本発明の包装用フィルムを使用した包装方法は、図1に示したような片面の長手方向に帯状の粘着層2を設けた包装用フィルム1を用い、前記粘着層2を設けた面に、複数の長尺野菜等を置いた後、前記包装用フィルム1でくるんで包装する(図2参照)。
【0015】
このような包装は、手作業で行うこともできるが、通常、図3に示すような専用の包装機10を用いて行なうと便利である。
この包装機10は、基本的に、本発明の包装用フィルム11の巻回体13を回転可能に軸止できる巻回体取付部14と平板状の作業用テーブル15およびフィルム切断用のヒータ線16とから構成されている。
また、巻回体取付部14は、巻回体13の回転を促進する長尺ロール17と、この長尺ロール17上に摺動状に取付けられ、巻回体13の左右両端部を規制して巻回体13の横振れを防止する固定部材18から構成されている。
【0016】
包装に際しては、まず巻回体13から包装用フィルム11を、粘着層12が形成された面が上向きになるように作業テーブル15上に十分に引き出し、次いでその上に商品19、図示例では長尺野菜を複数本横方向に並べ、引き出した包装用フィルム11の先端辺を並べた長尺野菜上から矢印方向にくるむようにして包装した後、包装後の長尺野菜を作業テーブル15から引き降ろし、同時に作業テーブル15に新たに引き出された包装用フィルム11の適宜な個所を、ヒータ線16に当てて溶融切断するだけの作業で包装を容易に行なえる。
【0017】
本発明において、包装用フィルム上に置いた被包装体をくるむように包装することによって、包装用フィルムの重なり合う面で、帯状の粘着層がくっつき合って従来のテープと同様の結束作用を発揮し、外観上あたかもテープで結束した後に包装したような印象を与える。
また、アスパラガス等のような生鮮食品には、透明な包装用フィルムを採用することにより、直接触れることなく商品の中身(鮮度等)を確認できるため衛生的である。
【0018】
さらに、本発明の包装用フィルムは、表裏に関係無く、両全面を利用して原産地や生産者の特定あるいは商標名等を表示出来るだけでなく、消費者の注目を引くデザイン等を自由に表現できるので、自他商品識別機能を十二分に発揮することできる。
なお、本発明の食品の包装方法では、長尺野菜や花卉の包装を例に説明してきたが、これに限定されるものでは無く、秋刀魚等の魚類等、その他の長尺物にも適用できる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、従来、端部をテープで束ねただけで、店頭に陳列されていた長尺野菜等にも、簡単な包装で、原産地表示、生産者及び出荷日等を表示できるだけでなく、包装用フィルムに商標等を自由に表示して自他商品識別機能を発揮でき、しかも衛生的で、鮮度を保持できる包装が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の包装用フィルムの一例を示す平面図であり、(b)は、図1(a)の背面図であり、(c)は、本発明の包装用フィルムの別の例を示す平面図である。
【図2】図1(a)で示した包装用フィルムを用いてアスパラを包装した例を示す斜視図である。
【図3】本発明の包装用フィルムを花卉に使用した例を示す斜視図である。
【図4】本発明の包装用フィルムを使用した他の包装例を示す平面図である。
【図5】包装機を用いて長尺野菜を包装する場合の模式的な斜視図である。
【図6】従来の長尺野菜の包装形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、11 包装用フィルム
2、12、22 粘着層
3 空白層
4 花等の広がりを有する部分
10 包装機
13 (包装用フィルムの)巻回体
14 巻回体取付部
15 作業用テーブル
16 ヒータ線
17 長尺ロール
18 固定部材
19 商品

Claims (2)

  1. 長尺フィルムの片面の長手方向に帯状の粘着層を設けたことを特徴とする包装用フィルム。
  2. 片面の長手方向に帯状の粘着層を設けた包装用フィルムを用い、前記粘着層を設けた面に被包装体を置いた後、前記包装用フィルムでくるんで包装することを特徴とする包装方法。
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