JP2004090152A - ロボットの手首構造 - Google Patents

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Kimihiro Shimoyama
下山 公宏
Ken Onishi
大西 献
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Abstract

【課題】ケーブルをロボットの外部に露出することがないロボットの手首構造を提供すること。
【解決手段】少なくとも工具取付部材10、工具取付部材10を手先回転軸心Xを中心に回転させる手先回転機構20、工具取付部材位置検出器40、手先ケーシング30、手先ケーシング30を手先回転軸心Xと直交する手首回転軸心Yを中心に回転させる手首回転機構50、手先位置検出器60、手首ケーシング70を備えるロボット1の手首構造であって、手先回転機構20を工具取付部材10の反対側に配置し、工具取付部材10及び手先位置検出器60を中空構造とし、工具取付部材10を手先位置検出器60まで手先ケーシング30の内部に突設し、手首ケーシング70の内部に配置されたケーブル80を手先位置検出器中空部61aを介して工具取付部材中空部11まで連通させた。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、多数の関節を有するロボットの手首構造に関し、更に詳しくは、先端に取り付ける工具などに必要なケーブルを内蔵するロボットの手首構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業用ロボットなどとして使用されるロボットは、このロボット先端に設けられた工具取付部材にハンド、研磨装置、溶接装置、塗装装置、ドリルなどの工具を取り付けることで、種々の作業を行うことができる。これらの工具の中には、工具による作業や工具の制御及び駆動に必要な気体や液体などを供給する配管、駆動電力や制御信号などの電気を通す配線などのケーブルが必要な場合がある。従来、ロボットを設置する設備から直接的、またはこのロボットの内部を介して間接的にケーブルを工具に接続していた。
【0003】
図7は、従来のロボットの工具取付部材近傍の構成例を示す図である。同図に示すように、従来のロボット100は、その先端に工具取付部材101が図示しない軸受などにより手先ケーシング102に回転自在に支持されている。工具取付部材101は、手先ケーシング102の内部に設けられた図示しない手先回転機構により、手先回転軸心Xを中心に矢印A方向に回転することができる。この工具取付部材101及び手先ケーシング102は、図示しない軸受などにより手首ケーシング103に回転自在に支持されている。また、この工具取付部材101及び手先ケーシング102は、手首ケーシング103内に設けられた図示しない手首回転機構により、手首回転軸心Yを中心に矢印B方向に回転することができる。なお、104は、図示しない軸受などにより手首ケーシング103を回転自在に支持する上腕ケーシングである。
【0004】
手首ケーシング103の側面には、ケーブル用コネクタ105が取り付けられている。このケーブル用コネクタ105には、ロボット100の内部を通る図示しないケーブルが手首ケーシング103の内部で接続されている。工具取付部材101には、工具であるハンド200が取り付けられている。ハンド200には、ケーブル用コネクタ105に接続されるケーブル300を内部に導入する開口部201が設けられている。ここで、ハンド200は、ケーブル300から供給される空気などにより駆動する。また、ハンド200は、このハンド200内部に設けられた図示しない位置検出器の出力信号をケーブル300によりロボット100の図示しない制御装置に出力し、この制御装置からのハンド200の駆動電力を含む制御信号がケーブル300により入力され制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7に示すようにハンド200などの工具による作業や工具の駆動及び制御に必要な配管、配線などからなるケーブル300は、手首ケーシング103から一度外部に露出して、このハンド200などの工具に導入されている。これは、手首ケーシング103には、手先回転軸心Y上に図示しない手先回転位置検出器や手首回転機構が設けられており、その構造が複雑であるためロボット100の内部の複数のケーブル300をこの手先回転位置検出器や手首回転機構、工具取付部材101を介してハンド200などの工具に接続することが困難であったからである。従って、外部に露出するケーブル300がロボット100の動作、特に工具(ハンド200)の動作を制限し、ロボット100に取り付けられたハンド200などの工具を用いて狭隘な場所での作業が困難であった。また、外部に露出するケーブル300の長さが長いとロボットにこのケーブル300が巻きつく恐れがあった。また、ロボット100内部の図示しないケーブルとハンド200などの工具に接続するケーブル300とを連通するケーブル用コネクタ105が必要であり、ロボット100の気密性を確保することが困難であった。さらに、ケーブル300どうしや、ケーブル300とロボット100又はハンド200などの工具とが接触することでケーブル300が摩擦され発塵する恐れがあった。
【0006】
なお、従来ではケーブル300をハンド200などの工具の近傍で外部に露出させないロボットの手首構造が提案されている。例えば、回転手首先端に取り付けた工具へ材料・動力補給のためのホース又は配線を含む配線配管部材(ケーブル300)を通す中空穴を回転手首及び回転手首支持ハウジングに設けたロボットの手首機構(手先構造)がある(特許文献1参照)。または、手首先端の作業工具へ少なくとも1本以上のホース、配線を含む配線配管部材(ケーブル300)を回転手首の反作業用工具取付け側開口部と上アームのハウジングの開口部とを連結するパイプ材の内部に通すロボットの手首機構(手先構造)がある(特許文献2参照)。しかし、上記いずれのロボットの手首機構(手首構造)においても、配管配線部材(ケーブル)はロボットのいずれかの部分で外部に露出しており、上述した問題点を有している。また、ロボットの手首回転軸で支持されている回転手首などが大型化するため、狭隘な場所での工具の動作が制限されるという問題もある。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−123688号公報(図2)
【特許文献2】
特開平11−129183号公報(図1)
【0008】
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ケーブルをロボットの外部に露出することがないロボットの手首構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明では、少なくとも手先ケーシングの先端に回転自在に取り付けられた工具取付部材、工具取付部材を手先回転軸心を中心に回転させる手先回転機構、手先回転軸心上に設けられ工具取付部材の回転位置を検出する工具取付部材位置検出器、手先回転機構及び工具取付部材位置検出器を内部に有する手先ケーシング、手先ケーシングを手先回転軸心と直交する手首回転軸心を中心に回転させる手首回転機構、手首回転軸心上に設けられ手先ケーシングの回転位置を検出する手先位置検出器、手首回転機構及び手先位置検出器を内部に有する手首ケーシングを備えるロボットの手首構造であって、手先回転機構を工具取付部材の反対側に配置し、工具取付部材及び手先位置検出器を中空構造とし、工具取付部材を手先位置検出器まで手先ケーシングの内部に突設し、手首ケーシングの内部に配置されたケーブルを手先位置検出器中空部を介して工具取付部材中空部まで連通させたことを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、手先回転機構を工具取付部材の反対側に配置し、工具取付部材及び手先位置検出器を中空構造とし、工具取付部材を手先位置検出器まで手先ケーシングの内部に突設し、手首ケーシングの内部に配置されたケーブルを手先位置検出器中空部を介して工具取付部材中空部まで連通させたので、ケーブルが外部に露出することがなくなり、工具取付部材、手先ケーシングの大型化を極力防止することができるともに、ロボットの動作、特に工具の動作が制限されることがなくなる。また、ロボットにケーブルが巻きつくことがなくなる。また、ケーブル用コネクタなどを設ける必要がなく、ロボットの気密性が必要な環境下(例えば、水中など)でこのロボットを使用することができる。さらに、ロボットの外部でケーブルが摩擦され発塵することがなく、清浄な環境下(例えば、半導体製造設備などのクリーンルーム)でこのロボットを使用することができる。ここで、ケーブルとは、工具取付部材に取り付けられる工具による作業や工具の駆動及び制御に必要な配管、配線などをいう。なお、手先ケーシング内の手先回転機構、工具取付部材位置検出器の制御及び駆動に必要な配管、配線も含まれる。
【0011】
また、この発明では、請求項1に記載のロボットの手首構造において、工具取付部材と手先位置検出器との間に当該工具取付部材の周方向に空間部を設けたことを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、工具取付部材と手先位置検出器との間に当該工具取付部材の周方向に空間部を設けたので、ケーブルを空間部に這わせることができ、工具取付部材が回転することで工具に接続されたケーブルに張力がかかることを防止できる。また、工具取付部材の先端近傍まで空間部を設けることで、ケーブルを工具取付部材の先端近傍から工具取付部材中空部に連通させることができ、手先位置検出器近傍の工具取付部材中空部に手先回転機構や工具取付部材位置検出器などを配置することができ、手先ケーシングの大型化を防止することができる。
【0013】
また、この発明では、請求項1又は2に記載のロボットの手首構造において、工具取付部材と手先位置検出器との間に当該工具取付部材の外周面に摺動する固定部を設け、工具取付部材と固定部との摺接面に当該固定部に接続されたケーブルを工具取付部材中空部に接続されたケーブルまで連通させる連通機構を設けたことを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、工具取付部材と手先位置検出器との間に当該工具取付部材の外周面に摺動する固定部を設け、工具取付部材と固定部との摺接面に当該固定部に接続されたケーブルを工具取付部材中空部に接続されたケーブルまで連通させる連通機構を設けたので、工具取付部材が無限回転する場合、すなわち手先回転機構で工具を無限回転させる場合においても、ケーブルを工具取付部材中空部まで連通させることができる。これにより、ケーブルが外部に露出することを防止することができる。
【0015】
また、この発明では、請求項3に記載のロボットの手首構造において、連通機構は、摺接面の周方向に設けられた溝であることを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、連通機構を摺接面の周方向に設けられた溝としたので、固定部に接続されたケーブル内の気体や液体は溝に流入し、この溝から気体や液体を工具取付部材中空部に接続されたケーブル内に供給することができる。これにより、工具取付部材が無限回転する場合、すなわち手先回転機構で工具を無限回転させる場合においても、気体や液体を供給するケーブルを工具取付部材中空部まで連通させることができる。
【0017】
また、この発明では、請求項3に記載のロボットの手首構造において、連通機構は、摺接面に設けられたスリップリングであることを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、連通機構を摺接面に設けられたスリップリングとしたので、固定部に接続されたケーブルを通る電気はスリップリングを通り、工具取付部材中空部に接続されたケーブルに通電することができ、また工具取付部材中空部に接続されたケーブルを通る電気はスリップリングを通り、固定部に接続されたケーブルに通電することができる。これにより、工具取付部材が無限回転する場合、すなわち手先回転機構で工具を無限回転させる場合においても、電気を通すケーブルを工具取付部材中空部まで連通させることができる。
【0019】
また、この発明では、請求項1〜5のいずれか一つに記載のロボットの手首構造において、工具取付部材中空部の先端に着脱可能な蓋を設けたことを特徴とする。
【0020】
この発明によれば、工具取付部材中空部の先端に着脱可能な蓋を設けたので、ケーブルを必要としない工具を工具取付部材に取り付ける場合は工具取付部材中空部の気密性を確保することができ、ケーブルを必要とする工具を工具取付部材に取り付ける場合は工具取付部材中空部のケーブルを直接工具に接続することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。
【0022】
図1は、この発明にかかるロボットの手首構造の概略断面図である。同図に示すように、ロボット1の手首構造は、工具取付部材10と、手先回転機構20と、手先ケーシング30と、工具取付部材位置検出器40と、手首回転機構50と、手先位置検出器60と手首ケーシング70とにより構成されている。工具取付部材10は、工具取付部材中空部11を有する中空構造であり、この工具取付部材中空部11が後述する手先位置検出器60まで手先ケーシング30の内部に突設されている。また、この工具取付部材10は、手先ケーシング30に軸受12により回転自在に支持されている。工具取付部材10と後述する手先位置検出器60との間には、この工具取付部材10の周方向に空間部13が設けられている。また、この空間部13は、工具取付部材10の先端(図1では、左側)近傍まで設けられている。工具取付部材10には、この空間部13と工具取付部材中空部11とを連通する開口部14が設けられている。なお、工具取付部材10の先端面には、所定個所に蓋15がボルト16により固定されており、また後述する工具を固定するための固定穴17が所定個所に複数個設けられている。
【0023】
手先回転機構20は、減速機21とモータ22とブレーキ23とにより構成されており、手先ケーシング30の内部の工具取付部材10と反対側に配置されている。減速機21は、ウェーブジェネレータ21aと、フレックススプライン21bと、サーキュラスプライン21cとから構成されるハーモニックギアである。ウェーブジェネレータ21aは、後述するモータ22の手先回転軸22aに固定されている。フレックススプライン21bは、ウェーブジェネレータ21aに軸受21dにより回転自在に支持されており、工具取付部材10にボルト21eにより固定されている。サーキュラスプライン21cは、フレックススプライン21bと噛み合い、手先ケーシング30にボルト21fにより固定されている。
【0024】
モータ22は、手先回転軸22aと、モータ固定子22bと、モータ回転子22cとにより構成されている。手先回転軸22aは、手先ケーシング30に軸受22dにより回転自在に支持されている。モータ固定子22bは、手先ケーシング30に固定されている。モータ回転子22cは、手先回転軸22aの外周部に固定されている。このモータ22のモータ固定子22bの内周をモータ回転子22cが回転することにより、このモータ回転子22cが固定されている手先回転軸22aが回転する。手先回転軸22aが回転することで、この手先回転軸22aに固定されているウェーブジェネレータ21aは、フレックススプライン21bを回転させる。このとき、このフレックススプライン21bは、サーキュラスプライン22cに噛み合いながら回転するので、手先回転軸22aの回転速度を減速する。フレックススプライン21bは、減速された回転速度で工具取付部材10を手先回転軸心Xを中心に矢印C方向に回転させる。すなわち、手先回転機構20により、工具取付部材10を回転させる。なお、ブレーキ23は、減速機21とモータ22との間に設けられており、手先回転軸22aの回転を止めることで、工具取付部材10の回転を停止することができる。また、減速機21は、ハーモニックギアに限られず遊星ギア等でも良い。
【0025】
手先ケーシング30は、手首ケーシング70に軸受31により、回転自在に支持されている。工具取付部材位置検出器40は、工具取付部材10の工具取付部材中空部11内に設けられており、レゾルバー回転子41とレゾルバー固定子42とから構成されるレゾルバーである。レゾルバー回転子41は、工具取付部材10の工具取付部材中空部11に固定されている。レゾルバー固定子42は、シャフト43により手先ケーシング30に固定されている。工具取付部材10が手先回転機構20により回転すると、この工具取付部材中空部11に固定されているレゾルバー回転子41がレゾルバー固定子42の外周を回転する。工具取付位置検出器40は、レゾルバー回転子41のレゾルバー固定子42に対する回転角度を電気信号に変換し、レゾルバー回転子41が固定されている工具取付部材10の回転位置を検出するものである。
【0026】
手首回転機構50は、手首ケーシング70の内部に設けられており、減速機51と、ベルト伝動装置52と、図示しないモータと、ブレーキとにより構成されている。減速機51は、ウェーブジェネレータ51aと、フレックススプライン51bと、サーキュラスプライン51cとから構成されるハーモニックギアである。ウェーブジェネレータ51aは、後述するベルト伝動装置52の手首回転軸52aに固定されている。フレックススプライン51bは、ウェーブジェネレータ51aに軸受51dにより回転自在に支持されており、手先ケーシング30にボルト51eにより固定されている。サーキュラスプライン51cは、フレックススプライン51bと噛み合い、手首ケーシング70にボルト51fにより固定されている。
【0027】
ベルト伝動装置52は、手首回転軸52aと、従動プーリ52bと、ベルト52cと、図示しない原動プーリとにより構成されている。手首回転軸52aは、手首ケーシング70に軸受52dにより回転自在に支持されている。従動プーリ52bは、手首回転軸52aに固定されている。ベルト52cは、図示しない原動プーリの回転を従動プーリ52bに伝達するものである。原動プーリは、図示しないモータのモータ回転軸に固定されている。このモータが回転することにより、モータ回転軸に固定されている原動プーリが回転する。原動プーリが回転することでベルト52cを介して従動プーリ52bに固定されている手首回転軸52aが回転する。この手首回転軸52aに固定されているウェーブジェネレータ51aは、フレックススプライン51bを回転させる。このとき、このフレックススプライン51bは、サーキュラスプライン52cに噛み合いながら回転するので、手首回転軸52aの回転速度を減速する。フレックススプライン51bは、減速された回転速度で手先ケーシング30及び工具取付部材10を手先回転軸心Yを中心に矢印D方向に回転させる。すなわち、手先回転機構50により、手先ケーシング30及び工具取付部材10を手先回転軸心Xと直交する手首回転軸心Yを中心に回転させる。なお、ブレーキは、上述したブレーキ23と同様の機能を有し、手首回転軸52aの回転を止めることで、手先ケーシング30及び工具取付部材10の回転を停止することができる。また、減速機51は、ハーモニックギアに限られず遊星ギア等でも良い。
【0028】
手先位置検出器60は、手先ケーシング30と手首ケーシング70との間に設けられており、レゾルバー回転子61とレゾルバー固定子62とから構成されるレゾルバーである。レゾルバー回転子61は、手先位置検出器中空部61aを有する中空構造であり、手先ケーシング30に固定されている。レゾルバー固定子62は、レゾルバー回転子61の周囲を覆うように手首ケーシング70の内部に固定されている。手先ケーシング30及び工具取付部材10が手首回転機構50により回転すると、この手先ケーシング30に固定されているレゾルバー回転子61がレゾルバー固定子62の内部で回転する。手先位置検出器60は、レゾルバー回転子61のレゾルバー固定子62に対する回転角度を電気信号に変換し、レゾルバー回転子61が固定されている手先ケーシング30(工具取付部材10)の回転位置を検出するものである。
【0029】
手首ケーシング70は、その内部に後述する工具による作業や工具の駆動及び制御に必要な配管、配線などからなるケーブル80が配置されている。このケーブル80は、手首ケーシング70の内部から手先位置検出器60のレゾルバー回転子61の手先位置検出器中空部61aを通り、工具取付部材10の空間部13を通り、開口部14を介して、工具取付部材10の工具取付部材中空部11まで連通している。ケーブル80が、手首ケーシング70から工具取付部材10の工具取付部材中空部11まで連通していても、工具取付部材10の矢印C方向への回転及び手先ケーシングと工具取付部材10の矢印D方向への回転を円滑に行うことができる。なお、81は、ケーブル80を後述する工具に接続するためのコネクタである。ここで、工具取付部材10が手先回転軸心Xを中心に回転する回転角度(例えば、270度)を考慮して、工具取付部材10の空間部13にケーブル80を予め這わせておくことが好ましい。これにより、工具取付部材10が回転することで工具に接続されたケーブル80に張力がかかることを防止できる。
【0030】
図2は、工具取付部材に工具を取り付けた状態を示す図である。同図に示すように、工具90を工具取付部材10に取り付ける際には、まず、この工具取付部材10の先端面に設けられた蓋15をボルト16を外すことで取り外す。次に、工具取付部材中空部11まで連通しているケーブル80を工具90の開口部92から工具90内に引き出し、図示しない工具接続部にコネクタ81により接続する。そして、工具90と工具取付部材10とをボルト91を工具取付部材10の固定穴17に嵌合させることで固定する。これにより、ケーブル80は、ロボット1あるいは工具90の外部に露出することがなくなる。ここで、工具90がモータなどで駆動するハンドや研磨装置等である場合は、ハンドの位置や研磨装置の回転位置を検出する図示しない位置検出器からの出力信号をケーブル80によりロボット1の図示しない制御装置に出力する。この制御装置から制御信号をケーブル80によりハンドや研磨装置に入力し、ハンドや研磨装置を制御する。なお、工具90がハンドである場合において、清浄な環境下でロボット1を使用する際には、工具90は空気などの気体をケーブル80から供給して駆動することが好ましい。また、工具90が塗装装置や溶接装置等である場合は、塗料や溶接に必要な気体、電力などをケーブル80により供給する。
【0031】
図3は、この発明にかかるロボットの手首構造の他の概略断面図である。同図に示すロボット1の手首構造が、図1に示すロボット1の手首構造と異なる点は、工具取付部材10に蓋15を設けていないことである。同図に示すように、工具取付部材10の先端面に蓋15を設けない場合は、この工具取付部材10の工具取付部材中空部11に手首ケーシング70から連通しているケーブル80のコネクタ81を工具取付部材中空部11の先端面(図3においては、左側)に接続する。コネクタ81が接続された工具取付部材10には、ケーブル80と連通する連通孔18が設けられている。この連通孔18には、工具90内の図示しない工具接続部と連通するケーブル93がコネクタ94を介して接続されている。従って、工具取付部材中空部11内のケーブル80と工具90内のケーブル93はコネクタ81、連通孔18、コネクタ94を介して連通することができる。
【0032】
次に、工具取付部材10の回転を利用して作業を行うドリルなどの工具90をこの工具取付部材10に取り付ける場合について説明する。図4は、工具取付部材が無限回転する場合のこの発明にかかるロボットの手首構造の概略断面図である。同図に示すロボット1の手首構造が図1に示すロボット1の手首構造と異なる点は、工具取付部材10の外周面に摺動する固定部32を設けたことである。固定部32は、手先ケーシング30に図示しない固定手段(ボルトとナットなど)により固定されている。この固定部32の外周面の所定の位置には、気体や液体を供給するための配管であるケーブル80がコネクタ81により接続されている。固定部32には、コネクタ81を介してケーブル80に連通する連通孔32aがその内周面まで設けられている。一方、工具取付部材10の外周面には、固定部32の連通孔32aに対応する位置に、この工具取付部材の周方向に連通機構19を構成する溝19aが設けられている。この溝19aには、工具90内の図示しない工具接続部と連通するケーブル93がコネクタ94を介して連通されている。なお、19bは溝19aとコネクタ94を連通する穴であり、32bは工具取付部材10の溝19aと固定部32の連通孔32aとが設けられている摺接面をシールするOリングである。
【0033】
ロボット1の手首構造を上記のような構造とすることで、固定部32の外周面に接続されたケーブル80内の気体や液体は、連通機構19である溝19aに流入し、この溝19aから気体や液体を工具取付部材中空部11に接続されたケーブル93内に供給することができる。これにより、工具取付部材10が無限回転する場合、すなわち手先回転機構20で工具90を無限回転させる場合においても、気体や液体を供給するケーブル80を工具取付部材中空部11まで連通させることができる。なお、溝19aは固定部32の内周面に設けられていても良い。また、同図では、溝19aとコネクタ94との間を連通する穴19bが設けられているが、コネクタ94を直接溝19aと連通させても良い。
【0034】
図5は、工具取付部材が無限回転する場合のこの発明にかかるロボットの手首構造の他の概略断面図である。同図に示すロボット1の手首構造が図1に示すロボット1の手首構造と異なる点は、連通機構19として、ブラシ19dとリング19eとから構成されるスリップリング19cを用いたことである。固定部32の外周面の所定の位置には、駆動電力などの制御信号や工具90に設けられた図示しない位置検出器からの出力信号を通電するための配線であるケーブル80がコネクタ81により接続されている。固定部32には、コネクタ81を介してケーブル80に連通(通電)するブラシ19dがその内周面に設けられている。一方、工具取付部材10の外周面には、固定部32のブラシ19dに対応する位置に、この工具取付部材の周方向にリング19eが設けられている。このリング19eには、工具90内の図示しない工具接続部と連通するケーブル93がコネクタ94を介して連通(通電)されている。なお、19fは、リング19eとコネクタ94を連通(通電)する通電部材である。
【0035】
ロボット1の手首構造を上記のような構造とすることで、固定部32に接続されたケーブル80を通る電気は、スリップリング19cを通り、工具取付部材中空部11に接続されたケーブル93に通電することができる。また、工具取付部材中空部11に接続されたケーブル80を通る電気は、スリップリング19cを通り、固定部32に接続されたケーブル80に通電することができる。これにより、工具取付部材10が無限回転する場合、すなわち手先回転機構20で工具90を無限回転させる場合においても、電気を通すケーブル80を工具取付部材中空部11まで連通(通電)させることができる。なお、リング19eを固定部32の内周面に、ブラシ19dを工具取付部材10に設けても良い。また、同図では、リング19eとコネクタ94との間を連通(通電)する通電部材19fが設けられているが、コネクタ94を直接リング19eと連通(通電)させても良い。
【0036】
なお、図6に示すように、上記連通機構19である溝19aとスリップリング19cを同時に用いて良い。この場合は、溝19aとスリップリング19cとが干渉することを防止するために、この溝19aとスリップリング19cとを設ける工具取付部材10と固定部32との摺接面での位置を異ならせることが好ましい。これにより、気体や液体を供給するケーブル80と電気を通すケーブル80とを同時に工具取付部材中空部11まで連通(通電)させることができる。
【0037】
なお、上記実施形態では、ケーブル80は、工具90による作業や工具90の駆動及び制御に必要な配管、配線としているが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、工具取付部材位置検出器40の出力信号をロボット1の図示しない制御装置に出力する配線、この制御装置から手先回転機構20のモータ22やブレーキ23などを制御するための駆動電力を含む制御信号をこのモータ22やブレーキ23に供給するための配線であっても良い。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、手先回転機構を工具取付部材の反対側に配置し、工具取付部材及び手先位置検出器を中空構造とし、工具取付部材を手先位置検出器まで手先ケーシングの内部に突設し、手首ケーシングの内部に配置されたケーブルを手先位置検出器中空部を介して工具取付部材中空部まで連通させたので、ケーブルが外部に露出することがなくなり、工具取付部材、手先ケーシングの大型化を極力防止することができるともに、ロボットの動作、特に工具の動作が制限されることがなくなる。また、ロボットにケーブルが巻きつくことがなくなる。また、ケーブル用コネクタなどを設ける必要がなく、ロボットの気密性が必要な環境下(例えば、水中など)でこのロボットを使用することができる。さらに、ロボットの外部でケーブルが摩擦され発塵することがなく、清浄な環境下(例えば、半導体製造設備などのクリーンルーム)でこのロボットを使用することができる。
【0039】
また、請求項2に記載の発明によれば、工具取付部材と手先位置検出器との間に当該工具取付部材の周方向に空間部を設けたので、ケーブルを空間部に這わせることができ、工具取付部材が回転することで工具に接続されたケーブルに張力がかかることを防止できる。
【0040】
また、請求項3に記載の発明によれば、工具取付部材と手先位置検出器との間に当該工具取付部材の外周面に摺動する固定部を設け、工具取付部材と固定部との摺接面に当該固定部に接続されたケーブルを工具取付部材中空部に接続されたケーブルまで連通させる連通機構を設けたので、工具取付部材が無限回転する場合、すなわち手先回転機構で工具を無限回転させる場合においても、ケーブルを工具取付部材中空部まで連通させることができ、ケーブルが外部に露出することを防止することができる。
【0041】
また、請求項4に記載の発明によれば、連通機構を摺接面の周方向に設けられた溝としたので、固定部に接続されたケーブル内の気体や液体は溝に流入し、この溝から気体や液体を工具取付部材中空部に接続されたケーブル内に供給することができ、工具取付部材が無限回転する場合、すなわち手先回転機構で工具を無限回転させる場合においても、気体や液体を供給するケーブルを工具取付部材中空部まで連通させることができる。
【0042】
また、請求項5に記載の発明によれば、連通機構を摺接面に設けられたスリップリングとしたので、固定部に接続されたケーブルを通る電気はスリップリングを通り、工具取付部材中空部に接続されたケーブルに通電することができ、また工具取付部材中空部に接続されたケーブルを通る電気はスリップリングを通り、固定部に接続されたケーブルに通電することができ、工具取付部材が無限回転する場合、すなわち手先回転機構で工具を無限回転させる場合においても、電気を通すケーブルを工具取付部材中空部まで連通させることができる。
【0043】
また、請求項6に記載の発明によれば、工具取付部材中空部の先端に着脱可能な蓋を設けたので、ケーブルを必要としない工具を工具取付部材に取り付ける場合は工具取付部材中空部の気密性を確保することができ、ケーブルを必要すると工具を工具取付部材に取り付ける場合は工具取付部材中空部のケーブルを直接工具に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるロボットの手首構造の概略断面図である。
【図2】工具取付部材に工具を取り付けた状態を示す図である。
【図3】この発明にかかるロボットの手首構造の他の概略断面図である。
【図4】工具取付部材が無限回転する場合のこの発明にかかるロボットの手首構造の概略断面図である。
【図5】工具取付部材が無限回転する場合のこの発明にかかるロボットの手首構造の他の概略断面図である。
【図6】工具取付部材が無限回転する場合のこの発明にかかるロボットの手首構造の他の概略断面図である。
【図7】従来のロボットの工具取付部材近傍の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1     ロボット
10    工具取付部材
11    工具取付部材中空部
13    空間部
14    開口部
15    蓋
19    連通機構
19a   溝
19c   スリップリング
20    手先回転機構
21    減速機
22    モータ
22a   手先回転軸
23    ブレーキ
30    手先ケーシング
40    工具取付部材位置検出器
41    レゾルバー回転子
42    レゾルバー固定子
50    手首回転機構
51    減速機
52    ベルト伝動装置
52a   手首回転軸
60    手先位置検出器
61    レゾルバー回転子
61a   手先位置検出器中空部
62    レゾルバー固定子
70    手首ケーシング
80    ケーブル
90    工具

Claims (6)

  1. 少なくとも手先ケーシングの先端に回転自在に取り付けられた工具取付部材、前記工具取付部材を手先回転軸心を中心に回転させる手先回転機構、前記手先回転軸心上に設けられ前記工具取付部材の回転位置を検出する工具取付部材位置検出器、前記手先回転機構および工具取付部材位置検出器を内部に有する手先ケーシング、前記手先ケーシングを前記手先回転軸心と直交する手首回転軸心を中心に回転させる手首回転機構、前記手首回転軸心上に設けられ前記手先ケーシングの回転位置を検出する手先位置検出器、前記手首回転機構および手先位置検出器を内部に有する手首ケーシングを備えるロボットの手首構造であって、
    前記手先回転機構を前記工具取付部材の反対側に配置し、
    前記工具取付部材および前記手先位置検出器を中空構造とし、
    前記工具取付部材を前記手先位置検出器まで前記手先ケーシングの内部に突設し、
    前記手首ケーシングの内部に配置されたケーブルを手先位置検出器中空部を介して工具取付部材中空部まで連通させたことを特徴とするロボットの手首構造。
  2. 前記工具取付部材と手先位置検出器との間に当該工具取付部材の周方向に空間部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のロボットの手首構造。
  3. 前記工具取付部材と手先位置検出器との間に当該工具取付部材の外周面に摺動する固定部を設け、
    前記工具取付部材と固定部との摺接面に当該固定部に接続されたケーブルを工具取付部材中空部に接続されたケーブルまで連通させる連通機構を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のロボットの手首構造。
  4. 前記連通機構は、前記摺接面の周方向に設けられた溝であることを特徴とする請求項3に記載のロボットの手首構造。
  5. 前記連通機構は、前記摺接面に設けられたスリップリングであることを特徴とする請求項3に記載のロボットの手首構造。
  6. 前記工具取付部材中空部の先端に着脱可能な蓋を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のロボットの手首構造。
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