JP2004089271A - 吸収性製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収体を配置した立体領域を使用者の身体の複雑な曲線に対応して
、密接にフィットさせることで、排出された体液等が外に漏れだすことを防止
することができる吸収性製品を提供すること。
【解決手段】一方向に長い形状を有しており、液体の透過を防止するバック
シート39と、身体に接触する面側に配置される液体透過性の表面材28と、
前記バックシートと前記表面材との間に配置されて前記表面材を透過した液体
を吸収して保持する吸収体23,33とを備えていて、製品の長手方向Lと直
交する短手方向Tの両端付近における長手方向Lの中央領域には、それぞれ長
手方向に沿って配置された弾性体17,17の作用によって前記バックシート
から離間する方向に付勢された立体領域25,25が形成されており、前記立
体領域には、前記吸収体が配置されていて、この吸収体にスリット15,15
・・・を設けた。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば使い捨てのオシメや生理用ナプキン、失禁用パッドなどに適用され、尿などの体液を吸収保持するための吸収性製品および吸収性製品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、吸収性製品としての、失禁パッドや生理用ナプキンは、一般的には、
一方向に長い長方形もしくは長円形に形成したパット体であり、下着の股部に対応した位置において、前後に長さ方向を合わせて装着されることで、使用者が排出した尿や便等の排泄物を受容するようになっている。
このような吸収性製品は、使用者が装着したときに外面となる箇所には、液体不透過性のシート材が適用され、その内側には尿等の液体を吸収するための吸収材が配置され、さらにその内側で使用者の肌と接触する箇所には、液体を透過するシート材が配置されている。
【0003】
これにより、排泄物である尿等は、液体を透過するシート材を透過して、吸収材に吸収され、さらに、液体不透過性のシート材により外部にしみ出たりすることが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の失禁パッド等の吸収性製品は、複雑な凹凸を有する使用者の下半身に形態に、じゅうぶんに追従して接触することができず、このため、
使用者の身体と間に隙間を生じて、排泄物がこの隙間等から漏れるという不都合があった。
【0005】
特に、広く使用されている失禁パッド等では、その両サイド部分を起立させる所謂、股ギャザー構造や、その内側でさらに障壁を作る立体ギャザー構造等を採用している。そして、この立体ギャザーは、単に排出される液体が横方向に漏れる流れを止めるだけでなく、液体等を積極的に吸収させるために、吸収体を配置することも行われている(特許第2899273号)。
しかしながら、このような立体ギャザーでは、吸収体を配置するために、その剛性により、身体の前後の曲線に適切にフィットするように形状変化させることが困難となり、装着した人の身体への当接が不十分となる場合がある。このため隙間を生じると、排出された液体等の横漏れの原因ともなる。
【0006】
そこで、本発明は、失禁パッド,生理用ナプキン等の吸収性製品において、
吸収体を配置した立体領域を使用者の身体の複雑な曲線に対応して、密接にフィットさせることで、排出された体液等が外に漏れだすことを防止することができる吸収性製品を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項1の発明によれば、一方向に長い形状を有しており、液体の透過を防止するバックシートと、身体に接触する面側に配置される液体透過性の表面材と、前記バックシートと前記表面材との間に配置されて前記表面材を透過した液体を吸収して保持する吸収体とを備えていて、製品の長手方向と直交する短手方向の両端付近における、少なくとも長手方向中央領域には、
それぞれ長手方向に沿って配置された弾性体の作用によって前記バックシートから離間する方向に付勢された立体領域が形成されており、前記立体領域には、前記吸収体が配置されていて、この吸収体にスリットを設けた、吸収性製品により、達成される。
【0008】
請求項1の構成によれば、本発明の吸収性製品は、複数のシート状材料を積層固着して一方向に長い基本形状を有している。前記バックシートは液体の透過を防止する。前記表面材は身体に接触する面側に配置される液体透過性のものである。前記吸収体はバックシートと表面材の間に配置されて表面材を透過した液体を吸収して保持する。
そして、この発明では、製品の長手方向と直交する短手方向の両端付近における、少なくとも長手方向中央領域、すなわち、製品の両サイド部分には、長手方向に沿って配置された弾性体の作用によって前記バックシートから離間する方向に付勢された立体領域、すなわち、例えば、立体ギャザー部等の立体構造が配置されている。しかもこの立体領域には、単に排出される液体の流れを止めるだけでなく、液体等を積極的に吸収させるために、吸収体が配置されている。しかしながら、吸収体が配置されていると、その剛性等により、製品を着用した際に、この立体領域に関しては身体にフィットする形状に変形しにくい場合がある。このため、立体領域の吸収体にスリットを設けることで、このスリットの箇所で折れ曲がることにより、変形を容易にすることができ、製品の両サイド部分に配置された立体構造が、その吸収体により、確実にサイド部からの漏れだしを防止できる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、前記スリットが、製品の長手方向の中央領域に設けられていることを特徴とする。
請求項2の構成によれば、製品の長手方向(製品の長さ方向と同じ)の中央領域は、吸収性製品のうち、失禁パッド等においては、製品を使用者が着用した際における股間にあたり、身体の前後方向の曲面変化が比較的おおきな領域に相当する位置であるとともに、最も漏れが発生しやすい部位となる。このため、このような箇所の吸収体にスリットを設けることで、製品を効果的に身体にフィットさせることができる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1または2のいずれかの構成において、前記立体領域が、前記弾性体の作用により立ち上がる立体ギャザー部と、この立体ギャザー部の内側で、液体等の排出を阻止するためのバリア部とを有し、このバリア部に前記吸収体と、この吸収体に設けたスリットとを備えることを特徴とする。
請求項3の構成によれば、前記立体領域は、立体ギャザー部と他のバリア構成等を含む場合があるが、この立体ギャザー部以外のバリア部に吸収体を配置した場合には、この吸収体にスリットを設けることができ、バリア部の吸収体で吸収させつつ、立体ギャザー部でせき止められた液体等があった場合でも、
そのまま吸収体まで戻って吸収されることとなる。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1または2のいずれかの構成において、前記立体領域が、前記弾性体の作用により立ち上がる立体ギャザー部であり、この立体ギャザー部に前記吸収体と、この吸収体に設けたスリットとを備えることを特徴とする。
請求項4の構成によれば、前記立体領域は、立体ギャザー部と他のバリア構成等を含む場合があるが、この立体ギャザー部自体に吸収体を配置した場合には、この吸収体にスリットを設けることができる。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの構成において、前記吸収体が、同種の吸収体もしくは異なる種類の吸収体を積層したものであり、積層したいずれかの吸収体層に前記スリットを形成したことを特徴とする。
請求項6の構成によれば、吸収体の機能の違いに基づいて、異なる種類の吸収体を組み合わせた場合には、より変形しにくい吸収体が立体領域に配置されるように積層された場合でも、前記スリットにより、確実に立体領域を形成できる。
【0013】
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかの構成において、前記スリットが、吸収体の側縁部において内側から外側に延びるように形成され、かつこのような複数のスリットが製品の長手方向に沿って複数形成されていることを特徴とする。
請求項6の構成によれば、前記スリットは製品の短手方向に延びる形態となり、製品を装着した状態において、複数の各スリットが少しずつ変形することで、全体として、身体の前後の方向に沿った曲面に沿うように変形させやすい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0015】
図1ないし図4は、本発明の第1の実施形態に係る吸収性製品が示されており、その一例として失禁パッドの構成を示している。この実施形態では、吸収性製品を代表させて失禁パッドに適用した例を説明するが、全体の大きさの多少変えることで、同一の構造にて、生理用ナプキンやオシメにも適用できるものである。ここで、図1は、失禁パッド20を正面から見た概略斜視図であり、図中「前」と表示されている方が装着時に身体の前面側となる(他の図面に関しても同様)。図2は、図1の失禁パッド20の概略平面図であり、図3は図2のA−A線概略断面図、図4は図2のB−B線概略断面図である。
【0016】
図1に示されているように、失禁パッド20は、前後に長い形状を有している。失禁パッド20の両側縁付近には、それぞれ立体ギャザー部26,26が立ち上がっており、排泄された液体等が側方に漏れようとする場合の障壁とされている。立体ギャザー部26,26の内側(図1、図3では上側)には、サイドバリア部25,25が形成されている。この立体ギャザー部26,26とサイドバリア部25,25が、立体領域である。さらに、これら立体ギャザー部26,26の下側には、股ギャザー部31が設けらていて、使用者の股部に密着し、排泄された液体等が立体ギャザー部26,26から僅かに漏れても、
外部に漏れないようにされている。
【0017】
図2ないし図4は、上述の各部位を形成するための詳細な構造を示しており、これらの図を参照しながら、失禁パッド20の構造をさらに詳しく説明する。なお、図2ないし図4に示される断面は、理解の便宜のために部分的に実際よりも厚みを大きくして示している。
図3に示されているように、失禁パッド20は、使用者の身体に当接する側にセンター表面材28が配置されている。このセンター表面材28は、ティッシュ27で包まれた吸収体である第1の吸収体23を覆う構造とされている。
【0018】
ティッシュ27と第1の吸収体23は、使用者により排出された液体等を吸収して保持するための部分である。
ティッシュ23は、液体等を吸収する柔らかい材質、たとえばパルプ(バージンパルプ、古紙再生パルプ)、レーヨン、コットン、ケナフ、バガス、シルク、親水処理をした繊維(ポリオレフィン系、ポリエステル、アクリル)などを単一又は複合してシート化したものを用いることができる。
ティッシュ27は、第1の吸収層23を覆って、内容物の一部が漏れたり脱落するのを防ぐためのもので、図3及び図4に示すように、短手方向Tにおける中心からずれた部分で重ねて接合されている。これにより、後述する弾性体45の収縮力を妨げないように配置されることになる。
【0019】
センター表面材28は直接使用者の肌に触れるために、肌を必要以上に損なうことなく肌触りの良い点を考慮してこれに適した材料が選択される。センター表面材28は内側のシートもしくはトップシート等とも呼んでおり、液体を透過させ特に速やかに液体成分が透過されるのに適した材質の繊維として、たとえば種々の天然繊維、合成繊維あるいはこれらの組み合わせから選択できる。たとえば合成繊維としては一例としてポリエステルやポリプロピレンのファイバーを素材として液体透過性をよくするように形成した繊維が好ましい。例えば、センター表面材28が不織布で作られる場合には、例えば、湿式不織布(紙、ティッシュ、ハイドロスパン(デクスター社)、ケミカルボンド(又はレジンボンド)、サーマルボンド(エンボス、エアスルー)、エアレイド、スパンレース、スパンボンド、メルトブローン、ニードルパンチ、ステッチボンド、そしてスパンボンドとメルトブローン不織布を複合して作られたSM不織布(スパンボンドとメルトブローンの積層体)、SMS不織布(スパンボンドとメルトブローンとスパンボンドの積層体)等が採用できる。この中ではセンター表面材28の材質としては、特にサーマルボンド、スパンボンド、スパンレースが好ましい。
【0020】
また、この実施形態では、好ましくは、使用者の身体と接するセンター表面材28に図1で散点状に符号Pで示したような微細なエンボス加工(ピンエンボス)を施している。これによりセンター表面材28を透過する液体を第1の吸収体23側へ急速に拡散させる機能を発揮する。
【0021】
第1の吸収体23は吸収した液体の保持性が高く、しかも比較的厚みが薄く嵩張らない形態とされている。この第1の吸収体23としては、たとえばパルプ単体、もしくは必要によりパルプに吸収材であるポリマーを混合したりパルプにポリマーを散布したりして形成するパルプ吸収体が使用できるが、特にパルプ等によるシート材間にポリマーを高密度に配置してシート状としたのポリマーシート等が好ましい。ここでパルプは、たとえば木材を機械的または化学的に処理して、抽出したセルロース繊維の集合体を、例えば、接着剤等を用いてやや稠密に結合させた厚みの薄いものである。このため、第1の吸収体23は、比較的硬く、剛性があり、型保持性も高いものである。
なお、液体等の吸収量を必ずしも多くしなくてもよい場合には、第1の吸収体23を、液体の保持性(大容量の保持)は低いが、液体の拡散性に優れ、一旦吸収した液体がセンター表面材側に戻りにくいもの、例えば、パルプやレーヨン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル繊維等からなる不織布状のシート材としてもよい。
【0022】
図3に示されているように、この第1の吸収体23がセンター表面材28で包まれた層の左右の端部領域は、後述する立体ギャザー部26,26の作用により、図において起立した姿勢で支持されている。この起立方向は、製品を使用者が着用した場合の身体に向かう方向である。この図3において起立した状態で示された領域は、立体領域の一部としてのサイドバリア部25,25である。このサイドバリア部25,25は、使用者が製品を装着した状態において、排出された液体等が横方向(図2の方向T)に向かう場合、この液体が、センター表面材28を透過して、上記した第1の吸収体23に吸収されて保持されるようになっている。したがって、このような液体を、なるべく立体ギャザー部26まで透過させないように阻止し、さらに立体ギャザー部26でせき止められた液体を吸収する機能を発揮する。
この実施形態では、特に、このサイドバリア部25,25の第1の吸収体23の図3における外端付近、すなわち、図2において、失禁パッド20の両側縁に近い第1の吸収体23の端縁部に、スリット15を形成することで、サイドバリア部25,25が使用者の身体の前後方向の曲面に適合して、密接に当接するようにされている。このスリット25,25については、後で詳しく説明する。
【0023】
図3において、サイドバリア部25,25の下側には、失禁パッド20の両側縁に沿って2つのサイド表面材29,30を配置して、立体ギャザー部26を設けている。
すなわち、サイド表面材29,30は、センター表面材28の長手方向L(図2に方向Lを表示)に沿って、センター表面材28の両側に配置されている。センター表面材28が液体を透過させることができるのに対して、サイド表面材29,30は液体の透過を防止する材質で作られている。
サイド表面材29,30の材質としては、たとえばポリオレフィン系不織布あるいはポリエステル系不織布と薄いプラスチックフィルムとを組み合わせたもの、ポリエステル系不織布等とポリエチレンフィルム等を組み合わせたもの、SM不織布、SMS不織布等が採用できる。
【0024】
左右の立体ギャザー部26,26は、それぞれサイド表面材29,30の少なくとも長手方向の中央部に弾性体17を配置することで形成されている。この弾性体17の弾性収縮能力により、折り返された各サイド表面材29,30の少くとも中央部(袋状の折り返し部分)には、図2に示すように立体ギャザー部26が形成されている。この立体ギャザー部26を形成することにより、
使用者の排泄物もしくは液体成分が失禁パッド20の短手方向(図2の長手方向Lと直交する方向)Tに沿って外側に漏れ出さないように使用者の身体に密着して阻止する。
【0025】
図3において、立体ギャザー部26,26の下層には第2の吸収体33が配置されている。この第2の吸収体33は、第1の吸収体23よりも外側に配置され、第1の吸収体23で吸収保持しきれなった液体等を吸収し保持する役割を果たすものである。このため、第2の吸収体33は吸収した液体の保持性が高く、しかも比較的厚みが薄く嵩張らない形態とされている。この第2の吸収体22としては、本実施形態では、上述した第1の吸収体と同じものが使用されているが、後述するような機能の異なる種類の吸収体を用いてもよい。
【0026】
第2の吸収体33は、その下側及び両側縁をティッシュ34で覆い、ポリマー等の散逸が防止されている。そして、その外側(図3の下側)にはバックシート39が配置されている。バックシート39は、外側のシート材であり、液体の透過を防止する材質により作られている。バックシート39の材質としては、たとえば薄いプラスチックフィルム、具体的には、ポリエチレンフィルムやポリエチレンラミネート紙等が使用できる。バックシート39は液体は通さないが好ましくは水蒸気を透過させて蒸れを防止でき、ある程度可撓性を備えている材質を選択する。これにより失禁パッド20の内側の内容物(汚物である固形物や尿、血液等)が外側に漏れ出ないようになっている。
【0027】
さらに、図3において、ティッシュ34と各サイド表面材29,30との間には、股ギャザー不織布32,35が固定されている。つまり、股ギャザー不織布32,35は、それぞれ帯状の形態で、製品の両サイドの長手方向Lに沿って配置固定され、これら股ギャザー不織布32,35の間は開口41とされることで、第1の吸収体23からの液体等が、第2の吸収体33側へ通過することができるようにされている。なお、図3に示されている開口41の厚さは理解の便宜のため表されているものであり、実際はティッシュ27と第2の吸収体層は接合されている。
これら股ギャザー不織布32,35の各外側側縁部は、バックシート39の各側縁部と接着されることにより、股ギャザー部31,31とされている。すなわち、各股ギャザー不織布32,35の各外側側縁部とバックシート39の各側縁部との接着部には、それぞれ、例えば、紐状の弾性体17,17を挿通させることにより、立体ギャザー部26と同様に、ギャザー構造とされている。
股ギャザー部31は、立体ギャザー部26と協働して、失禁パッド20の股にあたる短手方向両端部を弾性力で引くことで、使用者の股へのフィット性を高め、使用者の排泄物もしくは液体成分が股部から漏れる事を防ぐ機能を発揮する。
【0028】
さらに、バックシート39の外面には仮固定用の接着部37を設け、その上にハクリ紙36が貼られている。
これにより、失禁パッド20を使用する時には、このハクリ紙36を剥離して、ずれ防止用接着部37を露出することにより、このずれ防止用接着部37がたとえば下着等の内面に着脱可能に粘着して貼り付くことにより、失禁パッド20がパンツのような下着に対してずれないように固定することができることになる。
なお、バックシート39の長手方向Lの中央領域における両端部を更に延伸させて、その下面に接着部を設け、延伸された部分を折り返して下着の外側面に固定するようにした、所謂ウイング部を設けてもよい。
【0029】
さらに、本実施形態の失禁パッド20では、図1及び図3に示されているように第1の吸収体23は、所定の厚みを有することからチャネルエンボス部42で区画された内側の領域が凸部47として、使用者の身体の局部に密着することができるようになっている。これにより、身体の局部に対する隙間をできるだけ形成しないようにして、排出された液体等を横漏れ等させないように、
即座に吸収できるようにされている。特に、凸部47は、図1及び図2に示されているように、失禁パッド20の長手方向の中央付近で、縮幅された凹状部47a,47bが設けられ、チャネルエンボス部42も同様の形状とされている。また、図2に示されているように、これに対応して、第2の吸収体33にも失禁パッド20の長手方向の中央付近で、縮幅された凹状部33a,33bが設けられている。このため、凸部47は、使用者の身体の股部の形状に合うようにされているから、より適切にフィトして、横漏れ等を生じないようにされている。
なお、凸部47の周囲に形成したチャネルエンボス部42とは、所定幅の溝状に形成したエンボスであり、この場合、溝の深さが深い部分と浅い部分もしくは溝のない部分とが交互に連続するように構成してもよい。
【0030】
また、本実施形態の失禁パッド20では、図2の製品の長手方向Lの一端領域、例えば、図示の場合には、製品の後端部近傍に、変形部51を備えている。変形部51は、図3及び図4に示されているように、失禁パッド20の後端の第2の吸収体33の端部近傍から所定幅で、第2の吸収体33に設けたスリット46,46を含んだ構造とされている。
第2の吸収体33に設けられるスリット46,46は、一本でもよいが、好ましくは、図示のように2本設けられる。また、第1の吸収体23には、変形部51に対応して、切欠き部43が設けられている。
これにより、弾性体45の収縮力を受けたスリット部分46,46が図1に示すように曲折する際に、変形部51は、図4に表れているように、弾性体45が固定された箇所が、上方に突出したゆるやかな曲面51aとなり、このゆるやかな曲面51aから徐々に下に拡がる形状となることで、型くずれしにくい立体形状を形成することができる。
【0031】
図5は、第1の吸収体23に形成されるスリット15の構成と作用について説明するための説明図である。スリット15は、第1の吸収体23の側縁23a(図2をあわせて参照)には、側縁23aの内側から外側に延びるように形成されている。図2に示されているように、このようなスリット15は、好ましくは複数形成されており、その形成位置は、好ましくは、図示されているように、失禁パッド20の長手方向Lの中心付近の領域である。
具体的には、各スリット15,15は、図5に示されているように、製品の内側である図において手前の途中の位置から、外側である第1の吸収体23の側縁23aに向かって形成されている。
尚、スリット15,15は、第1の吸収体23を完全に切断する切れ目である必要はなく、幅の狭い溝状のものや、第1の吸収体13を完全に切断しないミシン目状等の切れ目等で形成してもよい。
これにより、各スリット15,15は失禁パッド20の短手方向に延びる形態となり、使用者が失禁パッド20を装着した状態において、各スリット15,15のサイド表面材30側がそれぞれ離れていくといったように、少しずつ変形することで、図5の曲線Rに示すように、全体として、身体の前後の方向に沿った曲面に沿うように変形させやすい。
【0032】
本実施形態の失禁パッド20は、以上のように構成されており、図6に示すように、パンツや紙オムツ等でなる下着PAの内側の股部に対応した箇所に、
上述した仮固定用の接着部37(図3参照)を利用して仮止めされる。
このようにして、失禁パッド20を装着した場合の作用について、図2、図3及び図2の失禁パッド20の左端付近のスリットを形成した箇所をを拡大して示す図7を参照して説明する。
図2において、失禁パッド20の長手方向Lと直交する短手方向Tの両端付近、すなわち、失禁パッド20の両サイド部分には、長手方向に沿って配置された各弾性体17の作用によって、図3においてバックシート39から離間する方向に付勢された立体ギャザー部26が配置されている。
【0033】
しかもこの立体ギャザー部26,26の内側(図3において上側)に位置するサイドバリア部25,25には、単に排出される液体の流れを止めるだけでなく、液体等を積極的に吸収させるために、第1の吸収体23が配置されている。しかしながら、第1の吸収体23が配置されていると、その剛性等により、失禁パッド20を着用した際に、このサイドバリア部25,25を含む立体領域に関しては身体にフィットする形状に変形しにくい場合がある。このため、第1の吸収体23にスリット15,15を設けることで、このスリット15,15の箇所で折れ曲がることにより、変形を容易にすることができる。
このため、第1の吸収体23を配置したサイドバリア部25,25を使用者の身体の複雑な曲線に対応して、密接にフィットさせることで、排出された体液等が外に漏れだすことを有効に防止することができる
【0034】
図8ないし図10は、第1の実施形態の各変形例を示しており、これらの図は、失禁パッド20の図7で示した箇所と対応する領域だけを表し、図7と同様にセンター表面材28を省略して理解の便宜のためサイドバリア部25の第1の吸収体23を露出して示している。これらの変形例において、上述した第1の実施形態の説明に用いた符号と同一の符号を付した箇所及び図示を省略した箇所は、第1の実施形態の説明と共通する構成であるから、重複する説明は省略し、相違点を中心に説明する。
【0035】
図8は第1の実施形態の変形例1であり、第1の吸収体23の複数のスリット55,55・・・が、第1の吸収体23の縁部23aにおいて内側から外側に延びるとともに、内端部55a,55a・・・が曲折されている。このように構成されていると、失禁パッド20を装着する身体の位置に対応して、その曲面に合うように、より適切に身体にフィットさせた形態として選んだりすることができる。特に、内端部55a,55aのスリットを長手方向Lに沿って設けたことにより、内端部55a,55aの位置でも曲折しやすくなり、スリット55,55の長さの区間が肌に密接に接触し、確実に漏れを防ぐことができる。なお、内端部55a,55aの中央にスリット55,55が連結するT字状としてもよい。
【0036】
図9は第1の実施形態の変形例2であり、第1の吸収体23の複数のスリット55,55・・・が、第1の吸収体23の縁部23aにおいて内側から外側に延びるように曲線状に形成されている。
また、図10は、第1の実施形態の変形例3であり、第1の吸収体23の複数のスリットが、第1の吸収体23の縁部23aにおいて、隣接するスリット57,58が内側から外側に延びるように、互いに異なる方向に斜めに形成されている。
これらの各変形例のように構成されている場合にも、失禁パッド20を装着する身体の位置に対応して、その曲面に合うように、より適切に身体にフィットさせる利点のある形態として選ぶことができる。また、スリットは、これらの変形例の他にも、長手方向Lの中央部よりも前側は、図10におけるスリット58のように、前側から中央部に向けた角度で設け、後ろ側はスリット57のように後ろ側から中央部に向けた角度で設ける等、フィット性を高めるために、適宜の構成を選択することができる。
【0037】
図11ないし図13は、本発明の吸収性製品の第2の実施形態としての失禁パッド60を示している。これらの図において、第1の実施形態と同一の符号を付した箇所は共通する構成であり、作用効果も同じであるから、重複する説明は省略し、相違点のみ説明する。
【0038】
図13に示すように、第2の実施形態の失禁パッド60は、失禁パッド20と比較すると、積層構造がや異なっており、また、第1の吸収体が別体の立体ギャザーにより立体領域とされたサイドバリア部が存在せず、立体ギャザー部126に弾性体62,62と第1の吸収体23,23がそれぞれ配置されている点が相違している。
【0039】
すなわち、図13に示されているように、第1の吸収体23の上には、ティッシュ34で包まれた第3の吸収体61が配置されている。この第3の吸収体61は、図11及び図12に示す凸部47を形成するもので、本実施形態の凸部47は、吸収体の構成の相違に対応して、第1の実施形態よりも高く突出しかつ柔軟な形態で形成されている。
【0040】
この第3の吸収体61は、本実施形態の吸収体の一部を構成するもので、主として、吸収した液体を急速に拡散させた上で保持する性質を備えるものである。第3の吸収体61は、所謂「マット」材と呼ばれており、たとえばパルプに吸収材であるポリマーを混合したりパルプにポリマーを散布したりして形成するパルプ吸収体もしくはポリマー等が好ましい。ここでパルプは、たとえば木材を機械的または化学的に処理して、抽出したセルロース繊維の集合体であり、比較的繊維どうしの隙間がある状態で、吸収した液体の拡散を促進し、多量のポリマーを保持して、厚み方向の体積を大きくすることで液体の吸収容量を大きくしている。
【0041】
図13において、ティッシュ34に包まれた第3の吸収体61の上部を覆うセンター表面材28は、両側方に延長され、チャネルエンボス部42,42を介して、立体ギャザー部126,126を形成している。
すなわち、立体ギャザー部126,126では、失禁パッド60の長さ方向に延びる弾性体62,62と、この各弾性体62,62とともにセンター表面材28の袋状とされた部分に収容固定されている第1の吸収体23の両端部23c,23cとを有している。
【0042】
すなわち、この実施形態では、立体ギャザー部126,126自体に吸収体が配置されるように構成されており、第1の吸収体23の両端部23c,23cには、ぞれぞれ、第1の実施形態で詳述したように、スリット15,15・・・が形成されている。
【0043】
また、弾性体62,62は、所定の幅を有するフィルム状弾性体を使用しているので、線状のゴム等を使用する場合と比較して、失禁パッド60を身につけた使用者の肌に対して、弾性体45が配置された部分が面状に当接できるので、不必要な刺激を与えず、装着の違和感を低減できる。また、線状のゴム等を弾性体として使用する場合より強い収縮力を発揮することで、比較的硬く、
剛性の高い第1の吸収体23を、各スリット15,15・・・の箇所で変形させる上で十分な力を付与することができる。
【0044】
本実施形態は以上のように構成されており、この失禁パッド60では、失禁パッド20と比較すると、第3の吸収体62の構成に対応して、失禁パッド20よりも大きく突出する凸部47を有している。このため、失禁パッド20と比較して、装着時に、より使用者の局部に適切に当接できるようにされている。そして、このような当接状態において、第3の吸収体62が排出された液体等を急速かつ、より多量に拡散保持することできる。
それ以外の作用効果は第1の実施形態と同じである。
【0045】
ところで本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上述の実施の形態の吸収性製品の例として失禁パッドを図示しているが、これに限らず失禁パッド以外の吸収性製品、たとえば女性用生理用品や、オムツ等種々の製品に適用することができる。
また、上述の各実施形態の個別の構成は、必要により省略したり、説明しない他の構成と組み合わせてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、失禁パッド,生理用ナプキン等の吸収性製品において、吸収体を配置した立体領域を使用者の身体の複雑な曲線に対応して、密接にフィットさせることで、排出された体液等が外に漏れだすことを防止することができる吸収性製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収性製品の第1の実施形態に係る失禁パッドの概略斜視図。
【図2】図1の失禁パッドの概略平面図。
【図3】図2のA−A線概略断面図。
【図4】図2のB−B線概略断面図。
【図5】図1の失禁パッドの吸収体に設けたスリットの作用を説明する図。
【図6】図1の失禁パッドの使用方法を示す説明図。
【図7】図1の失禁パッドの吸収体に設けたスリットの構成を示す拡大平面図。
【図8】図1の失禁パッドの変形例1を示す要部拡大図。
【図9】図1の失禁パッドの変形例2を示す要部拡大図。
【図10】図1の失禁パッドの変形例3を示す要部拡大図。
【図11】本発明の吸収性製品の第2の実施形態に係る失禁パッドの概略平面図。
【図12】本発明の吸収性製品の第2の実施形態に係る失禁パッドの概略斜視図。
【図13】図11のD−D線概略断面図。
【符号の説明】
15,55,56,57,58・・・スリット、20,60・・・失禁パッド(吸収性製品)、23・・・第1の吸収体、25,25・・・サイドバリア部、26,26・・・立体ギャザー部、28・・・センター表面材、29,30・・・サイド表面材、31,31・・・股ギャザー部、33・・・第2の吸収体、43・・・切欠き部、46,46・・・スリット、47・・・凸部、51・・・変形部、L・・・失禁パッドの長手方向、T・・・失禁パッドの短手方向。

Claims (6)

  1. 一方向に長い形状を有しており、
    液体の透過を防止するバックシートと、
    身体に接触する面側に配置される液体透過性の表面材と、
    前記バックシートと前記表面材との間に配置されて前記表面材を透過した液体を吸収して保持する吸収体と
    を備えていて、
    製品の長手方向と直交する短手方向の両端付近における、少なくとも長手方向中央領域には、それぞれ長手方向に沿って配置された弾性体の作用によって前記バックシートから離間する方向に付勢された立体領域が形成されており、
    前記立体領域には、前記吸収体が配置されており、この吸収体にスリットを設けた
    ことを特徴とする、吸収性製品。
  2. 前記スリットが、製品の長手方向の中央領域に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の吸収性製品。
  3. 前記立体領域が、前記弾性体の作用により立ち上がる立体ギャザー部と、この立体ギャザー部の内側で、液体等の排出を阻止するためのバリア部とを有し、このバリア部に前記吸収体と、この吸収体に設けたスリットとを備えることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の吸収性製品。
  4. 前記立体領域が、前記弾性体の作用により立ち上がる立体ギャザー部であり、この立体ギャザー部に前記吸収体、この吸収体に設けたスリットとを備えることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の吸収性製品。
  5. 前記吸収体が、同種の吸収体もしくは異なる種類の吸収体を積層したものであり、積層したいずれかの吸収体層に前記スリットを形成したことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の吸収性製品。
  6. 前記スリットが、吸収体の側縁部において内側から外側に延びるように形成され、かつこのような複数のスリットが製品の長手方向に沿って複数形成されていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の吸収性製品。
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