JP2004088812A - 自転車用ダイナモの過電圧防止装置 - Google Patents

自転車用ダイナモの過電圧防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】自転車用ダイナモによって発電された高電圧が負荷側の素子等に作用するのを防止する。
【解決手段】この装置1は、ダイナモ2で発電された電圧が供給される負荷3に対して過電圧が作用するのを防止する装置であって、ツェナーダイオードD2,D3を含む電圧モニタ回路5と、サイリスタTY1,TY2を含む電流バイパス回路6とを備えている。ツェナーダイオードは、ダイナモ2の発電電圧が降伏電圧を越えた場合にブレークダウンし、サイリスタのゲートに電流を供給する。サイリスタは、ダイナモ2とダイナモ負荷3との間に設けられ、ツェナーダイオードからの電流をそのゲートに受けて、ダイナモ出力の両端の間で電流をバイパスし、負荷に供給される電流を制御する。
【選択図】   図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、過電圧防止装置、特に、自転車用ダイナモで発電された電圧が供給される負荷に対して過電圧が作用するのを防止する自転車用ダイナモの過電圧防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、自転車においても自動変速装置が提供されている。このような自転車においては、電動変速機が用いられ、この電動変速機を駆動するために、ダイナモとダイナモで発電された電圧を充電するための充電システムとが設けられている。そして、このようなシステムにおけるダイナモは、一般的に自転車の速度(車輪の回転)に比例してその発電電圧が大きくなり、高速になると発電電圧が100Vを越えるような場合がある。したがって、充電システムを構成する素子や、その他のダイナモの発電電圧によって駆動される素子について、高電圧に耐え得るような仕様のものが必要になる。しかし、高電圧に耐え得るような素子は汎用性が乏しく、しかもコストが高い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、前述のような自転車用のダイナモが抱える問題点について、以下に詳細に説明する。
通常、ダイナモが発生する電圧は、図1に示すように、ダイナモ負荷の抵抗値及び車速の増加に伴って増加する。そして、例えば、高速走行時にダイナモとダイナモ負荷との接続が遮断された場合、非常に高い電圧を発生する場合があり、ダイナモ負荷側を構成する素子の耐圧が低い場合には、素子が破壊されるおそれがある。
【0004】
また、ダイナモを回転させるためのトルク(以下、単に回転トルクと記す)について検討すると、通常は、この回転トルクはダイナモ負荷の抵抗値の変化に伴って増減する特性を有している。すなわち、図2に示すように、ダイナモ負荷の抵抗値が非常に高い場合(ダイナモとの接続が遮断もしくはそれに近い場合)には、ダイナモの回転速度に比例して回転トルクが増加する傾向にあり、ダイナモ負荷の抵抗値が非常に低い場合(ダイナモとの接続が短絡もしくはそれに近い場合)には、ダイナモの回転速度に反比例して回転トルクが減少する傾向にある。このような傾向を示す原因は、主にダイナモ内部で発生する渦電流損にある。
【0005】
図2から明らかなように、例えば、ダイナモとダイナモ負荷との接続を遮断したダイナモ負荷の抵抗値が非常に高い状態で高速走行すると、ダイナモが高電圧を発生するためにダイナモとダイナモ負荷とを遮断する回路等に高電圧に耐え得る素子が必要になるだけでなく、乗り手側の自転車をこぐ負荷が、速度が増すにつれて増加するという問題が発生する。
【0006】
本発明の課題は、自転車用ダイナモによって発電された高電圧が負荷側の素子等に作用するのを防止することにある。
本発明の別の課題は、自転車用ダイナモを備えたものにおいて、高速走行時におけるダイナモを回転させるために要するトルクを軽減することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る自転車用ダイナモの過電圧防止装置は、自転車用ダイナモで発電された電圧が供給される負荷に対して過電圧が作用するのを防止する装置であって、電圧検出手段と、電流バイパス回路とを備えている。電圧検出手段は、自転車用ダイナモの発電電圧を検出し、検出電圧が所定のしきい値を越えた場合に制御信号を出力する。電流バイパス回路は、ダイナモとダイナモ負荷との間に設けられ、電圧検出手段からの制御信号を受けてダイナモ出力の両端の間で電流をバイパスし、負荷に供給される電流を制御する。
【0008】
この装置では、車速が増加し、ダイナモの発電電圧が所定のしきい値を越えた場合は、ダイナモから負荷に供給される電流がバイパスされ、負荷側への供給電流が制御される。したがって、負荷側に過電圧が印加されるのを抑えることができ、負荷側の素子等を高耐圧用のものにする必要がなく、コストを低減できる。また、車速が増加してダイナモの両出力端間で電流がバイパスされた後は、回転トルク特性が図2において「ダイナモの負荷の抵抗値が非常に低い場合」の特性となり、したがって高速走行においてもダイナモの回転トルクが軽減される。
【0009】
請求項2に係る自転車用ダイナモの過電圧防止装置は、請求項1の装置において、電圧検出手段はダイナモ出力の周波数により発電電圧を検出する。
ダイナモの発電電圧はダイナモ出力の周波数に比例するので、このダイナモ出力周波数を検出することによって発電電圧を検出することができる。
請求項3に係る自転車用ダイナモの過電圧防止装置は、請求項1又は2の装置において、電圧検出手段はダイナモの両出力端の間に接続されたツェナーダイオードを含む。
【0010】
この装置では、ダイナモ発電電圧がツェナーダイオードの降伏電圧を越えると、ツェナーダイオードを介して電流が流れるようになる。したがって、ツェナーダイオードの降伏電圧をしきい値として、ダイナモ発電電圧がこのしきい値を越えるか否かを検出することができる。
この場合は、安価な素子でしかも発熱を伴うことなく発電電圧を検出することができる。
【0011】
請求項4に係る自転車用ダイナモの過電圧防止装置は、請求項3の装置において、電流バイパス回路は、ダイナモの両出力端の間に接続されツェナーダイオードを通過した電流がゲートに入力されるサイリスタを含む。
この装置では、ダイナモ発電電圧がツェナーダイオードの降伏電圧を超えると、ツェナーダイオードを介して電流が流れ、この電流がサイリスタのゲートに入力される。すると、それまで阻止状態(オフ)であったサイリスタが導通状態(オン)となり、これにより、ダイナモの両出力端の間が短絡される。したがって、前述のように、ダイナモ負荷側に過電圧が印加されるのが防止され、また、高速走行時の回転トルクが増加するのを防止できる。
【0012】
ここでは、安価な素子で電流バイパス回路を構成でき、また発熱を伴うことなく電流をバイパスさせることができる。
請求項5に係る自転車用ダイナモの過電圧防止装置は、請求項1から4のいずれかの装置において、電圧検出手段及び電流バイパス回路はダイナモ負荷の内部に配置されている。
【0013】
ここでは、各構成要素がダイナモ負荷の内部に配置されているので、従来に比較して装置全体の占有スペースが大きくなるのを防ぐことができる。
請求項6に係る自転車用ダイナモの過電圧防止装置は、請求項1から4のいずれかの装置において、電圧検出手段及び電流バイパス回路はダイナモとダイナモ負荷との間に配置されている。
【0014】
ここでは、従来の過電圧防止装置を備えていないシステムに対して本装置を後付けし、ダイナモ負荷側の素子を保護することができる。また、高速走行時の回転トルクを減少させることができる。
請求項7に記載の自転車用ダイナモの過電圧防止装置は、請求項1から4のいずれかの装置において、電圧検出手段及び電流バイパス回路はダイナモの内部に配置されている。
【0015】
ここでは、各構成要素がダイナモの内部に配置されているので、従来に比較して装置全体の占有スペースが大きくなるのを防ぐことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図3、図4及び図5に本発明の一実施形態による自転車用ダイナモの過電圧防止装置1を示す。この装置1は、ダイナモ2により発電された電圧が印加される負荷3に対して、過電圧が作用するのを防止するための装置であり、この実施形態では、ダイナモ負荷3の内部に配置されている。
【0017】
過電圧防止装置1は、電圧モニタ回路5と、電流バイパス回路6とを有している。電圧モニタ回路5は、ダイナモ2の発電電圧を検出する回路であり、ダイナモ2の発電電圧が所定のしきい値を越えた場合に制御信号を出力する。また、電流バイパス回路6は、ダイナモ2とダイナモ負荷3との間に設けられており、電圧モニタ回路5からの制御信号を受けてダイナモ出力の両端の間で電流をバイパスして負荷3に供給される電流を制御するものである。
【0018】
図5に各回路の具体的な構成を示す。
ダイナモ出力は交流波形であるため、図5に示すように、この装置1は、ダイナモ出力波形が正(+)の周期の場合に作用する正側回路1aと、負(−)の周期の場合に作用する負側回路1bとから構成されている。
正側回路1aは、それぞれダイナモの第1出力端子と第2出力端子との間に設けられたツェナーダイオードD2及びサイリスタTY1を有している。ツェナーダイオードD2は、ダイナモの第1出力端子が正(+)の場合に逆方向となるように接続されている。そして、このツェナーダイオードD2には、ダイオードD1と抵抗R1とが直列に接続されている。ダイオードD1は、ダイナモ2の第1出力端子とツェナーダイオードD2との間に、ダイナモ2の第1出力端子が正の場合に順方向となるように接続されている。また、抵抗R1はツェナーダイオードD2とダイナモ2の第2出力端子との間に接続されている。これらのダイオードD1及び抵抗R1はサイリスタTY1を保護するために設けられたものである。すなわち、サイリスタのゲート−カソード間の耐電圧は、小型サイリスタでは比較的低い(±100V以内程度)ものが多く、ダイオードD1及び抵抗R1はそのためのゲート保護用として機能する。また、サイリスタTY1は、ダイナモ2の第1出力端子が正の場合に順方向になるように、ダイナモ2の第1及び第2出力端子間に接続されており、ツェナーダイオードD2を通過した電流の一部がゲート電流として入力されている。
【0019】
また、負側回路1bは、正側回路1aと全く極性が逆になるように構成されている。すなわち、負側回路1bは、それぞれダイナモの両出力端子間に設けられたツェナーダイオードD3及びサイリスタTY2を有している。そして、ツェナーダイオードD3は、ダイナモの第2出力端子が正の場合に逆方向となるように接続されており、このツェナーダイオードD3には、前記同様にサイリスタTY2を保護するためのダイオードD4及び抵抗R2が直列に接続されている。ダイオードD4は、ダイナモ2の第2出力端子とツェナーダイオードD3との間に、ダイナモ2の第2出力端子が正の場合に順方向となるように接続されている。また、抵抗R2はツェナーダイオードD3とダイナモ2の第1出力端子との間に接続されている。また、サイリスタTY2は、ダイナモ2の第2出力端子が正の場合に順方向になるように、ダイナモ2の両出力端子間に接続されており、ツェナーダイオードD3を通過した電流の一部がゲート電流として入力されている。
【0020】
以上の回路を構成する各ツェナーダイオードD2,D3としては、図6に示すように、ダイナモ負荷の抵抗値が非常に低い場合の特性と、ダイナモ負荷の抵抗値が非常に高い場合の特性とが交差するポイントでブレークダウン(オン)するような仕様のものを選択する。
次に動作について説明する。
【0021】
まず、車速が低速について説明する。
低速で走行している場合においては、ダイナモ2の発電電圧は低い。ここでは、ダイナモ2の第1出力端子が正の周期では、ツェナーダイオードD2及びダイオードD4によって電流が阻止され、また各サイリスタTY1,TY2のゲートに電流が流れないので各サイリスタTY1,TY2は阻止状態(オフ)となっている。また、逆の周期、すなわちダイナモ2の第2出力端子が正の周期では、ツェナーダイオードD3及びダイオードD1によって電流が阻止され、各サイリスタTY1,TY2のゲートに電流が流れないので各サイリスタTY1,TY2はオフとなっている。したがって、低速で走行している場合は、ダイナモ2からの電流はバイパスされることなくダイナモ負荷側に供給される。
【0022】
このような状況では、ダイナモ2の発電電圧は低いので、これがダイナモ負荷側に印加されても素子を破壊する等の問題は生じない。また、電流はバイパス回路6においてバイパスされないので、回転トルク特性は、図7に示すように、「ダイナモ負荷の抵抗値が非常に高い場合」の特性に沿った特性となる。
一方、車速が増加し、ダイナモ2の発電電圧がツェナーダイオードD2,D3の降伏電圧を超えると、ダイナモ2の第1出力端子が正の周期では、正側回路1aにおいて、ツェナーダイオードD2がブレークダウン(オン)してサイリスタTY1のゲートに電流が流れる。すると、サイリスタTY1が導通状態(オン)となり、ダイナモ2からの電流はこのサイリスタTY1を通過してバイパスされてしまう。なお、このダイナモ2の第1出力端子が正の周期では、負側回路1bにおいては、ダイオードD4により電流が阻止され、サイリスタTY2がオンすることはない。また、逆の周期、すなわちダイナモ2の第2出力端子が正の周期では、負側回路1bにおいて、ツェナーダイオードD3がオンしてサイリスタTY2のゲートに電流が流れる。すると、サイリスタTY2がオンし、ダイナモ2からの電流はこのサイリスタTY2を通過してバイパスされてしまう。なお、負側回路1aにおいては、ダイオードD1により電流が阻止され、サイリスタTY1がオンすることはない。
【0023】
このように、車速が高速になってダイナモ2の発電電圧がツェナーダイオードD2,D3の降伏電圧を越えると、電流バイパス回路6によってダイナモ2からの電流はバイパスされ、ダイナモ負荷側には供給されない。したがって、過電圧がダイナモ負荷側の素子に印加されるのを避けることができ、ダイナモ負荷側の素子を高耐圧にすることなく素子の損傷等を防止することができる。また、電流はバイパス回路6においてバイパスされるので、この電流バイパス後の回転トルク特性は、図7に示すように、「ダイナモ負荷の抵抗値が非常に低い場合」の特性に沿った特性となる。
【0024】
以上の処理を図8にフローチャートで示す。
このフローチャートに示すように、ステップS1ではダイナモ2の発電電圧が設定値を越えたか否かを判断し、ステップS2では発電電圧が設定値以下であるか否かを判断する。これらの判断ステップS1,S2は、発電電圧がツェナーダイオードD2,D3の降伏電圧を超えたか否かに相当している。そして、発電電圧が設定値以下の場合はステップS3に移行し、電流バイパス回路を流れる電流値を減少させる。このステップS3の処理は、電流バイパス回路6において、各ツェナーダイオードD2,D3がブレークダウンしておらず、各サイリスタTY1,TY2がオフの場合に相当している。一方、車速が高くなって電圧が設定値を越えた場合はステップS4に移行し、電流バイパス回路を流れる電流値を増加させる。このステップS4の処理は、電流バイパス回路6において、各ツェナーダイオードD2,D3がオンし、各サイリスタTY1,TY2がオンして電流をバイパスさせている場合に相当している。
【0025】
このように、本実施形態では、車速が高速になってダイナモ発電電圧が所定のしきい値(具体的にはツェナーダイオードの降伏電圧)より高くなると、ダイナモ2からの電流をバイパスさせてダイナモ負荷への供給を制限している。したがって、ダイナモ負荷を構成する素子の損傷を避けることができ、高耐圧の素子を採用する必要がなく、負荷側の回路を安価に構成することができる。さらに、回転トルク特性は、図7に示すように、低速領域(図7の範囲L)においては「ダイナモ負荷の抵抗値が非常に高い場合」の特性となり、また高速領域(図7の範囲H)においては「ダイナモ負荷の抵抗値が非常に低い場合」の特性となるので、全速度領域において回転トルクが小さくなり、乗り手の負担が軽減される。
【0026】
[他の実施形態]
(a)電圧検出モニタ回路及び電流バイパス回路からなる本装置の設置場所については、前記実施形態に限定されない。図9に示すように、ダイナモ1とダイナモ負荷3との間に別の接続線を設けて配置しても良い。この場合は、本装置を有していない従来のシステムに本装置を後付けし、ダイナモ負荷側の素子の保護を図り、かつ回転トルクを小さくすることができる。また、図10に示すように、ダイナモ2の内部に発電装置2aに接続して配置しても良い。この場合は、本装置を有するシステム全体の占有スペースを小さくすることができる。
【0027】
(b)前記実施形態では、電圧を検出するための手段として、発電電圧をツェナーダイオードによって直接検出するようにしたが、発電電圧はダイナモ出力の周波数に比例するので、周波数を検出して、発電電圧が所定のしきい値を越えたか否かを判断するようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】
以上のような本発明によれば、自転車用ダイナモによって発電された高電圧が負荷側の素子等に作用するのを抑えることができ、しかも、高速走行時におけるダイナモを回転させるために要するトルクを軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各車速におけるダイナモ出力電圧比と負荷との関係を示す特性図。
【図2】ダイナモ負荷の抵抗値の違いによる回転トルク比と車速との関係を示す特性図。
【図3】本発明の一実施形態によるシステムの全体構成図。
【図4】前記実施形態における過電圧防止装置のブロック構成図。
【図5】前記過電圧防止装置の回路図。
【図6】電圧モニタ回路のしきい値を説明するための図。
【図7】前記実施形態の装置における回転トルク比と車速との関係を示す特性図。
【図8】前記実施形態の処理手順を示すフローチャート。
【図9】本発明の他の実施形態によるシステムの全体構成図。
【図10】本発明のさらに他の実施形態によるシステムの全体構成図。
【符号の説明】
1   過電圧防止装置
2   ダイナモ
3   ダイナモ負荷
5   電圧モニタ回路
6   電流バイパス回路
D2,D3 ツェナーダイオード
TY1,TY2 サイリスタ

Claims (7)

  1. 自転車用ダイナモで発電された電圧が供給される負荷に対して過電圧が作用するのを防止する過電圧防止装置であって、
    前記自転車用ダイナモの発電電圧を検出し、検出電圧が所定のしきい値を越えた場合に制御信号を出力する電圧検出手段と、
    前記ダイナモとダイナモ負荷との間に設けられ、前記電圧検出手段からの制御信号を受けて前記ダイナモ出力の両端の間で電流をバイパスし、前記負荷に供給される電流を制御する電流バイパス回路と、
    を備えた自転車用ダイナモの過電圧防止装置。
  2. 前記電圧検出手段は前記ダイナモ出力の周波数により発電電圧を検出する、請求項1に記載の自転車用ダイナモの過電圧防止装置。
  3. 前記電圧検出手段は前記ダイナモの両出力端の間に接続されたツェナーダイオードを含む、請求項1又は2に記載の自転車用ダイナモの過電圧防止装置。
  4. 前記電流バイパス回路は前記ダイナモの両出力端の間に接続され前記ツェナーダイオードを通過した電流がゲートに入力されるサイリスタを含む、請求項3に記載の自転車用ダイナモの過電圧防止装置。
  5. 前記電圧検出手段及び前記電流バイパス回路は前記ダイナモ負荷の内部に配置されている、請求項1から4のいずれかに記載の自転車用ダイナモの過電圧防止装置。
  6. 前記電圧検出手段及び前記電流バイパス回路は前記ダイナモと前記ダイナモ負荷との間に配置されている、請求項1から4のいずれかに記載の自転車用ダイナモの過電圧防止装置。
  7. 前記電圧検出手段及び前記電流バイパス回路は前記ダイナモの内部に配置されている、請求項1から4のいずれかに記載の自転車用ダイナモの過電圧防止装置。
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