JP2004087257A - コネクタ構造 - Google Patents

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Shinya Saito
齋藤 真也
Nobuyuki Kikuchi
菊地 信幸
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Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
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Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】組み立て・接続作業が簡単に行なえるコネクタ構造を提供する。
【解決手段】可撓性を有するフイルム11上に接点パターン13を形成してなる第一の基板10と、第一の基板10の接点パターン13に当接する端子パターン73を形成してなる第二の基板70とを有し、第一の基板10には接点パターン13を設けた部分を外側にして折り曲げて接点パターン13を外部に露出した状態で固定するコネクタ本体30を取り付け、コネクタ本体30を、第二の基板70上に装着することで、第一の基板10の接点パターン13を第二の基板70の端子パターン73に当接して接続する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可撓性を有する基板に設けた接点パターンを、他の基板に設けた端子パターンに接続するのに用いて好適なコネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は可撓性を有する基板に設けた接点パターンと、他の基板に設けた端子パターン間を接続するのに用いる従来のコネクタ構造を示す斜視図である。同図に示すようにこのコネクタ構造は、可撓性を有する第一の基板310と、可撓性を有する第二の基板330と、第二の基板330を載置する基台350と、第二の基板330上に固定されるコネクタ本体370とを具備して構成されている。ここで第一の基板310は可撓性を有する合成樹脂製のフイルム311の先端部に並列に五本の接点パターン313を設け、また接点パターン313の部分を補強するためにその裏面側に補強板315を貼り付けて構成されている。
【0003】
一方第二の基板330は可撓性を有する合成樹脂フイルム331の表面に並列に五本の端子パターン333を設けて構成されている。コネクタ本体370は合成樹脂を略矩形状に形成して構成されており、上面に設けた挿入穴371内部には図示しない五組の金属板製の挟持部材が内蔵され、それぞれの挟持部材からはコネクタ本体370の下面に向けて端子部373が突出されている。そしてこれら端子部373はそれぞれ第二の基板330の端子パターン333に半田380によって電気的・機械的に固定されている。
【0004】
そして前記コネクタ本体370の挿入穴371に第一の基板310の先端を挿入することでコネクタ本体370内部の五組の挟持部材が第一の基板310の接点パターン313を設けた部分をその表裏面側から挟持し、これによって第一の基板310の各接点パターン313と第二の基板330の各端子パターン333間を電気的に導通する。
【0005】
しかしながら上記従来のコネクタ構造においては、予めコネクタ本体370を半田付けによって第二の基板330上に固定した後に、第一の基板310をコネクタ本体370に接続しなければならず二つの工程が必要であり、その組み立て・接続作業が煩雑であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、組み立て・接続作業が簡単に行なえるコネクタ構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため本発明は、可撓性を有するフイルム上に接点パターンを形成してなる第一の基板と、前記第一の基板の接点パターンに当接する端子パターンを形成してなる第二の基板とを有し、前記第一の基板には接点パターンを設けた部分を外側にして折り曲げて接点パターンを外部に露出した状態で固定するコネクタ本体を取り付け、前記コネクタ本体を、前記第二の基板上に装着することで、第一の基板の接点パターンを第二の基板の端子パターンに当接して接続することを特徴とする。
【0008】
また本発明は、前記コネクタ本体は弾発部材を内蔵し、該弾発部材を介して前記第一の基板の接点パターンを設けた部分を折り曲げて第一の基板の接点パターンをコネクタ本体から外部に突出して弾性をもって第2の基板の端子パターンに圧接して接続することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかるコネクタ構造を示す斜視図である。同図に示すようにこのコネクタ構造は、第一基板10の先端にコネクタ本体30を取り付け、このコネクタ本体30を第二の基板70にスナップイン方式で取り付けることで構成される。以下各構成部品について説明する。
【0010】
図2は第一の基板10とこれに装着するコネクタ本体30とを示す分解斜視図である。同図に示すように第一の基板10は可撓性を有する帯状の合成樹脂製のフイルム11の端部近傍に、六本の接点パターン13を並列に設けて構成されている(図では接点パターン13はフイルム11の反対側の面に設けられている)。各接点パターン13からはそれぞれ回路パターン15が引き出されている。また第一の基板10の先端二ヶ所と、接点パターン13よりも回路パターン15側の二ヶ所には、それぞれ貫通穴からなる係合部17,17,19,19が設けられている。係合部17,17と係合部19,19とは、第一の基板10を接点パターン13の部分で折り曲げた際に対向して一致する位置に設けられている。また第一の基板10の先端辺の両係合部17,17の間の部分には、切り欠き21が設けられている。
【0011】
コネクタ本体30は、第一ケース31と第二ケース51と弾発部材61とを具備して構成されている。第一ケース31は合成樹脂を横長の略矩形板状に成形して構成されており、第二ケース51に対向する側の面の左右には第二ケース51側に向かって突出する突起状の係合部33,33が設けられ、更にその両外側には2つずつの穴からなる係合部37が設けられている。また係合部33,33の下部には幅方向(水平方向)に向かって棒状の弾発部材支持部41が渡され、弾発部材支持部41と係合部33を設けた面との間に前記第1の基板10の先端部分を挿入するスリット状の挿入部35,35を形成し、また弾発部材支持部41の下方の空間を弾発部材収納部43としている。両挿入部35,35の両端までの幅は、第一の基板10の幅と略同一に形成されている。また第一ケース31の下面両端からは下方向に向かって爪部391,391を有する係止片39,39を突設している。
【0012】
第二ケース51は合成樹脂を前記第一ケース31と略同一寸法の横長の略矩形板状に成形して構成されており、第一ケース31に対向する側の面には前記4つの係合部37にそれぞれ嵌合する突起状の4つの係合部53(図では三つのみ示す)を設けている。また第一ケース31の2つの係合部33,33にそれぞれ嵌合する貫通孔からなる係合部55,55も設けられている。
【0013】
弾発部材61はシリコンゴム等のゴム弾性を有する部材を棒状に形成して構成されている。
【0014】
そして第一の基板10にコネクタ本体30を装着するには、図3に示すように第一の基板10先端の切り欠き21によって二つに分割された部分を第一ケース31の挿入部35,35に挿入し、次に第一の基板10の係合部17,17に第一ケース31の係合部33,33を挿入して係止する。
【0015】
次に第一ケース31の弾発部材収納部43に弾発部材61を収納した上で、弾発部材61の外周に沿うように第一の基板10を折り曲げ、第一の基板10の係合部19,19に第一ケース31の係合部33,33を挿入して係止する。
【0016】
次に第一ケース31に第二ケース51を接合し、その際第一ケース31の係合部33,33を第二ケース51の係合部55,55に挿入・係合し、同時に第二ケース51の4つの係合部53をそれぞれ第一ケース31の係合部37に挿入・係合し、これによって図1に示すようなコネクタ本体30を構成する。
【0017】
図4は以上のようにして第一の基板10に装着したコネクタ本体30部分の断面図である。同図に示すようにコネクタ本体30は、弾発部材61を介して折り曲げた第一の基板10をその両側から第一,第二ケース31,51によって挟持して一体化することで構成されている。ここで弾発部材61の一部は、弾発部材支持部41によってコネクタ本体30の下面から下方向に押し出され、弾発部材61の下面側で折り曲げた第一の基板10の接点パターン13(図2参照)が下方に向かってコネクタ本体30から突出している。
【0018】
一方図1に示すように第二の基板70は、硬質基板上に六本の端子パターン73を並列に設けて構成されている。これら端子パターン73のピッチは第一の基板10の接点パターン13のピッチと同一に形成され、それぞれの端子パターン73からは回路パターン75が引き出されている。六本の端子パターン73の幅方向の両側には、前記コネクタ本体30に設けた係止片39,39を係止する貫通孔からなる係止部71,71が設けられている。なお図1において、コネクタ本体30の下面301と係止片39の爪部391の上面との距離L1は、第二の基板70の厚みL2と略同一にしている。
【0019】
そして第一の基板10に取り付けたコネクタ本体30の両係止片39,39の爪部391,391を第二の基板70の両係止部71,71に挿入して第二の基板70の裏面側に係止すれば、それにより第一,第二の基板10,70間の結合が完了する。
【0020】
このとき第一の基板10に設けた各接点パターン13と第二の基板70に設けた各端子パターン73とはそれぞれ接触するが、その際弾発部材61は少し押し潰され、その弾発力によって第一,第二の基板10,70の接点パターン13,端子パターン73間は強く圧接され、その接続は確実になる。
【0021】
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば上記実施形態では第二の基板70として硬質基板を用いたが、図5に示す従来例の第二の基板330のように、これをフレキシブル基板で構成してその裏面側に基台を設置しても良い。
【0022】
またコネクタ本体30の構造も種々の変形が可能であり、要は第一の基板10の接点パターン13を設けた部分を外側にして折り曲げることで接点パターン13を外部に突出した状態で固定するコネクタ本体であればどのような構造であっても良い。
【0023】
また第一の基板10に取り付けたコネクタ本体30を第二の基板70上に装着する構造は、前記爪状の係止片39によるスナップイン方式に限定されず、例えばネジ止めや熱カシメ等他の種々の装着構造を用いても良い。さらに場合によっては半田付けでコネクタ本体30を第二の基板70上に固定しても良い。この場合は例えばコネクタ本体30の少なくとも一部を金属で構成してその所定部分を第二の基板70に半田で固定する。
【0024】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明にかかるコネクタ構造によれば、第一の基板に固定したコネクタ本体を、第二の基板上に装着することで、第一の基板の接点パターンを第二の基板の端子パターンに当接して接続するように構成したので、両者の接続作業が容易になる。
【0025】
また本発明は、コネクタ本体内に弾発部材を内蔵したので、第一の基板の接点パターンと第二の基板の端子パターン間を強く弾接でき、その接続が確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるコネクタ構造を示す斜視図である。
【図2】第一の基板10とこれに装着するコネクタ本体30とを示す分解斜視図である。
【図3】第一の基板10にコネクタ本体30を装着する方法を示す図である。
【図4】第一の基板10に装着したコネクタ本体30部分の断面図である。
【図5】従来のコネクタ構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 第一の基板
11 フイルム
13 接点パターン
15 回路パターン
17,19 係合部
21 切り欠き
30 コネクタ本体
31 第一ケース
33 係合部
35 挿入部
37 係合部
39 係止片
391 爪部
41 弾発部材支持部
43 弾発部材収納部
51 第二ケース
53 係合部
55 係合部
61 弾発部材
70 第二の基板
71 係止部
73 端子パターン

Claims (2)

  1. 可撓性を有するフイルム上に接点パターンを形成してなる第一の基板と、前記第一の基板の接点パターンに当接する端子パターンを形成してなる第二の基板とを有し、
    前記第一の基板には接点パターンを設けた部分を外側にして折り曲げて接点パターンを外部に露出した状態で固定するコネクタ本体を取り付け、
    前記コネクタ本体を、前記第二の基板上に装着することで、第一の基板の接点パターンを第二の基板の端子パターンに当接して接続することを特徴とするコネクタ構造。
  2. 前記コネクタ本体は弾発部材を内蔵し、該弾発部材を介して前記第一の基板の接点パターンを設けた部分を折り曲げて第一の基板の接点パターンをコネクタ本体から外部に突出して弾性をもって第2の基板の端子パターンに圧接して接続することを特徴とする請求項1記載のコネクタ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013229249A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Yazaki Corp フラット回路体の接続構造
DE102013004375A1 (de) * 2013-03-12 2014-09-18 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Vorrichtung zum Übertragen von elektrischen Signalen an und/oder von einer beweglichen Komponente eines Kraftfahrzeugs,Kraftfahrzeug und Verfahren zum Herstellen einer derartigen Vorrichtung

Cited By (2)

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