JP2004087159A - 燃料電池およびカメラ - Google Patents
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Abstract
【構成】燃料電池10の燃料貯留槽60内のメタノール水溶液は化学反応セル52で化学反応され、発電を起す。このとき、カソード58では水が生成され、生成液貯留槽62に貯留される。この水は燃料電池10を暖めるヒーターによって加熱され気化されて水蒸気となる。そして、生成液貯留槽62には液体は遮断し、気体は透過させるフィルタ70が備えられているので、水は水蒸気としてフィルタ70を透過し、デジタルカメラCに設けられた空気孔22から放出される。これによって、デジタルカメラCに水を回収するタンクを設ける必要がなくなるので、その分だけデジタルカメラCを小型化できる。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料電池に係り、特に燃料電池で生成される排出液を気化させ、気体として排出する燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、太陽電池を利用したカメラが考案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、夜間等は充電することができず、その夜間等に充電が切れると長時間使用できなくなるという問題があった。
【0003】
そこで、定常的に発電を続けることができる燃料電池が考案されている。特に、デジタルカメラ等の携帯機器の高容量電源として注目されているのが、固体高分子型燃料電池(PEFC)である。このPEFCの中でも、メタノール水溶液を電池に直接供給するメタノール直接型燃料電池(DMFC)は、メタノールから水素を作る改質器や二酸化炭素濃度制御用の反応器等の周辺補助機器が不要な事から小型化に向いている。
【0004】
図5に示すように、DMFCでは、メタノール水溶液(CH3COOH+H2O)と酸素(O2)の化学反応により電気が作られる。最小構成単位である単セル100は、プロトン導電膜102と呼ばれる薄膜をアノード(燃料極)104とカソード(空気極)106の2つの電極で挟んだ構造になっている。燃料となるメタノール水溶液はアノード104の触媒作用で水素イオン(H+)と電子(e―)と二酸化炭素(CO2)に分解される。
【0005】
このとき、発生する電子により発電する。また、二酸化炭素はアノード104から放出される。そして、水素イオンはプロトン導電膜102中を移動し、カソード106に供給された酸素と結びついて水(H2O)になり、カソード106から排出される。
【0006】
このため、DMFCを電源として使用するためには、電力源としてメタノール水溶液を供給するのみではなく、カソード106で生成された水を回収する必要がある。特にカメラの様な精密電気機器は水分に弱いので、生成された水を何れかの場所に回収し、器外へ放出しなければならない。
【0007】
しかしながら、カメラ等の携帯機器は小型化のニーズがあり、水を回収するタンクを機器側に具備していては小型化が妨げられるという問題があった。
【0008】
【特許文献1】
特開平6−163965号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、燃料電池で生成された水を回収するスペースを機器側からなくすことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る燃料電池は、燃料極の燃料と空気極の気体が化学反応して発電を起こし、前記燃料極では気体が発生し、前記空気極では液体が生成される燃料電池であって、前記燃料極と前記空気極が外気に触れる箇所を液体は遮断し、気体は透過させる気液分離膜でシールしたことを特徴とする。
【0011】
請求項1に係る燃料電池の作用を以下に説明する。
【0012】
燃料極の燃料と空気極の気体が化学反応して発電する。そして、燃料極では気体が発生し、空気極では液体が生成される。ここで、燃料極と空気極が外気に触れる箇所は、液体は遮断し、気体は透過させる気液分離膜でシールされている。
【0013】
このため、燃料極から液体である燃料は漏れ出すことはなく、燃料極で発生した気体は気液分離膜から放出される。従って、燃料極の中に気体が貯まって、内圧が異常に上昇するということはない。
【0014】
また、空気極で生成される液体は、液状では空気極から漏れ出すことはないが、化学反応による発熱等で加熱し気化させることによって、気液分離膜を透過させることができる。これによって、空気極で生成された液体を気体として、燃料電池及び燃料電池を備える機器の外へ放出することができるので、機器側に液体を回収するためのタンクを設ける必要がなくなる。従って、その分だけ機器を小型化できる。
【0015】
請求項2に係る燃料電池は、請求項1に記載の燃料電池であって、前記液体を加熱し気化させる加熱手段を有することを特徴とする。
【0016】
請求項2に係る燃料電池の作用を以下に説明する。
【0017】
加熱手段で空気極で生成される液体を加熱することによって、液体は気化されて気液分離膜を透過する。これによって、空気極で生成される液体を気体として積極的に機器の外へ放出できるので、機器側に液体を回収するためのタンクを設ける必要はなくなる。
【0018】
請求項3に係る燃料電池は、請求項1又は2に記載の燃料電池であって、前記燃料極に燃料を補給する燃料パックと燃料電池ハウジングとの間に断熱層を設けたことを特徴とする。
【0019】
請求項3に係る燃料電池の作用を以下に説明する。
【0020】
断熱層は、燃料電池ハウジングと燃料パックの間の熱伝導を遮断するので、熱が燃料パック内の燃料に伝わって燃料が気化してしまうということを防止できる。なお、断熱層は液体を透過するので、燃料パックの給液口に取り付けても燃料の供給を妨げることはない。
【0021】
請求項4に係る燃料電池は、請求項1乃至3の何れかに記載の燃料電池であって、前記気液分離膜は、フッ素系樹脂、ポリウレタン系樹脂及び連続多孔質ポリテトラフロロエチレンの何れかで作られていることを特徴とする。
【0022】
請求項4に係る燃料電池の作用を以下に説明する。
【0023】
フッ素系樹脂、ポリウレタン系樹脂及び連続多孔質ポリテトラフロロエチレンは、防水性と透湿性に優れているので、気液分離膜をこれらの何れかで作ることによって、請求項1及び2の効果が得られる。また、フッ素系樹脂は静電気の帯電を防止できるので、静電気によるノイズの発生等を防止できる。そして、ポリウレタン系樹脂及び連続多孔質ポリテトラフロロエチレンは耐久性に優れているので、長期間の使用が可能である。
【0024】
請求項5に係るカメラは、請求項1乃至3の何れかに記載の燃料電池を備えることを特徴とする。
【0025】
請求項5に係るカメラの作用を以下に説明する。
【0026】
カメラが請求項1乃至4の何れかに記載の燃料電池を備えることによって、請求項1乃至4のような効果を有するカメラが得られる。
【0027】
請求項6に係るカメラは、請求項5に記載のカメラであって、前記空気極をシールした前記気液分離膜が、フラッシュから最も離れた位置に配置されていることを特徴とする。
【0028】
請求項6に係るカメラの作用を以下に説明する。
【0029】
フラッシュは高電圧になるが、空気極をシールした気液分離膜が、フラッシュから最も離れた位置に配置されているので、気液分離膜から放出される水蒸気を防水するための特別な防水処理をフラッシュに施す必要がなくなる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0031】
図1に示すように、メタノール水溶液(CH3COOH+H2O)が充填された燃料パック12をデジタルカメラCに設けられた収納部14へ上方から装填する。収納部14の底部には、メタノール水溶液と酸素(O2)の化学反応によって発電を起し、副産物として水(H2O)を生成するメタノール直接型燃料電池(以下、燃料電池)10が備えられている。
【0032】
この燃料電池10と燃料パック12は燃料パック12の燃料供給口16を燃料電池10の燃料給液口18へ嵌合させることで、水密状態で接続され、燃料は燃料パック12から燃料供給口16、燃料給液口18を通って燃料電池10へ送られる。
【0033】
また、燃料電池10の側面には、ヒーター20が取付けられている。ここで、燃料電池10で発電を起すためには、燃料電池を常温以上の温度帯に維持しなければならない。このため、寒冷地等で使用した場合は、発電を起すことができないこともあるので、ヒーター20で燃料電池10を暖めることによってどのような環境でも発電を起すことができるようにしている。
【0034】
また、ヒーター20の熱を利用して燃料電池10で生成される水を後述する方法で気化させ、デジタルカメラCの側面に設けられた空気穴22から水蒸気として放出する。
【0035】
図2には、本実施形態のデジタルカメラCの回路図が示されている。
【0036】
レリーズスイッチ24が押されると、シャッタ26が開き、レンズ28から入った光はCCD30で結像し、光学データは電気的な画像データに変換される。この画像データは画像処理部32へ送られ画像処理される。画像処理部32で処理された画像データは記録メディア34に保存される。
【0037】
そして、デジタルカメラCを構成する各部は、コントロール部36によって制御されている。このコントロール部36には、2次電池38が接続されており、デジタルカメラCを構成する各部は、2次電池38にバッファされた電気エネルギーで作動される。
【0038】
この2次電池38にバッファされた電気エネルギーが不足していると、コントロール部32は、コンバータ40を作動させて燃料電池10の発電を行う。そして、燃料電池10から電気エネルギーが供給されて2次電池38の充電が完了すると、コンバータ40の作動を停止させて燃料電池10の発電を停止させる。
【0039】
そして、2次電池38には、スイッチ42を介してヒーター20が接続されている。また、コントロール部36には、燃料電池10の温度を計る温度計44が接続されており、温度計44で計測された温度が、燃料電池10が発電を起すことができる温度帯よりも低い場合(例えば、デジタルカメラCを寒冷地で使用する場合)、コントロール部36は、スイッチ42をオンにしてヒーター20を作動させる。これによって、燃料電池10の温度は、発電を起すことができる温度帯まで上昇する。
【0040】
ここで、燃料電池10の構造について説明する。図3に示すように、燃料電池10を構成する箱状のケーシング50の中には、板状の化学反応セル52が配設されている。この化学反応セル52は、プロトン導電膜54を、燃料極となるアノード56と空気極となるカソード58で挟むように構成されている。
【0041】
そして、燃料電池10は化学反応セル52によって仕切られ2槽構造になっている。一方は、アノード56が一部を構成し、メタノール水溶液を貯留する燃料貯留槽60、他方はカソード58が一部を構成し、カソード58で生成される水を貯留する生成液貯留槽62となっている。
【0042】
また、ケーシング50の上部には燃料パック12が載置される受け台64が設けられている。この受け台64の上面には断熱材65が貼られており、燃料電池10の熱が燃料パック12へ伝わらないようになっている。また、受け台64には、燃料給液口18が設けられている。この燃料給液口18には、燃料供給口16と嵌合する部分を除いて、液体を透過できる断熱フィルタ66が詰められている。
【0043】
この断熱フィルタ66にメタノール水溶液を浸透させて燃料電池10へメタノール水溶液を供給する。また、断熱フィルタ66によって、燃料電池10側の熱が燃料パック12側へ伝わらないので、燃料電池10の発熱やヒーター20の熱によって燃料パック12内のメタノール水溶液が加熱されて気化してしまうということはない。
【0044】
また、燃料貯留槽60及び排出液貯留槽62の上部は開口され、この開口部67は気液分離膜68、70でシールされている。この気液分離膜68、70については後述する。さらに、燃料槽44の下部には、圧力弁72が設けられている。この圧力弁72はコンバータ40によって操作され、燃料貯留槽60内の内圧を変化させる。
【0045】
次に、燃料パック12の構造について説明する。図3に示すように、燃料パック12は、ケーシング74を備える。このケーシング74は、矩形柱形状で、長手方向の一方の頂面は開放されている。そして、ケーシング74の開放部には、キャップ76が取付けられ、このキャップ76によって開放部は密閉される。
【0046】
また、燃料電池10の燃料給液口18と接続される燃料供給口16は、キャップ76に備えられている。ここで、燃料供給口16は、ケーシング74又は燃料電池10の燃料槽60の内圧に変化を与えなければ、ケーシング74内のメタノール水溶液が出入しないような形状をしている。このため、燃料パック10を装填するとき、ケーシング74内のメタノール水溶液等が燃料供給口16から漏れ出ることはない。
【0047】
ここで、図3及び図4を参照して、燃料電池10及び燃料パック12の動作について説明する。
【0048】
まず、燃料パック12のキャップ76を外してケーシング74内へメタノール水溶液を充填する。そして、メタノール水溶液が充填された燃料パック12をデジタルカメラCに装填し、燃料電池10と接続する。
【0049】
燃料パック12の装填が検出されると、コントロール部36はコンバータ40を制御し、燃料電池10の燃料貯留槽60の圧力弁72を操作して燃料貯留槽60内の圧力を低下させる。これによって、メタノール水溶液は燃料パック12から燃料供給口16及び燃料給液口18を通って燃料貯留槽60に供給される。
【0050】
そして、燃料貯留槽60にメタノール水溶液が供給されると、コントロール部36はコンバータ40を制御してアノード56及びカソード58に電圧を印加する。これにより、メタノール水溶液は、アノード56の触媒作用で電子(e―)と二酸化炭素(CO2)及び水素イオン(H+)に分解される。このとき、発生した電子によって発電が起こり、この電子が2次電池38へ移動してバッファされることによって、2次電池38は充電される。
【0051】
ここで、気液分離膜68、70について説明する。気液分離膜68、70は、気体は透過し、液体は遮断する素材で作られている。このような素材として、フッ素系樹脂、ポリウレタン系樹脂又は連続多孔質ポリテトラフロロエチレン等があるが、本実施形態では、連続多孔質ポリテトラフロロエチレンを採用する。
【0052】
このため、アノード56で発生した二酸化炭素は気液分離膜68を通って燃料貯留槽60から放出されるので、燃料貯留槽60の内圧が異常に上昇するということはない。また、燃料貯留槽60内のメタノール水溶液は気液分離膜68を透過して燃料貯留槽60内から漏れ出すことはない。
【0053】
そして、水素イオンはプロトン導電膜54の中を通ってカソード58へ移動する。カソード58には気液分離膜70を透過した酸素が供給されており、この酸素と水素イオンが結びついて水(H2O)が発生し、生成液貯留槽62に貯まる。
【0054】
ここで、生成液貯留部62の気液分離膜70は液体を透過しないので、生成液貯留槽62内の水(液体)が気液分離膜70から漏れ出すことはない。しかし、生成液貯留槽62内に貯留された水は、何らかの手段で生成液貯留槽62内から放出しなければ生成液貯留槽62が貯留できる容量を超えてしまう。
【0055】
そこで、ヒーター20の熱を利用して生成液貯留槽62に貯留された水(液体)を加熱して気化させる。そして、水蒸気として気液分離膜70を透過させ、デジタルカメラCの側面に設けられた空気穴22から機外へ放出させる。
【0056】
これによって、燃料電池10で生成される水を回収するタンクをデジタルカメラCに設ける必要がなくなるので、その分だけデジタルカメラCを小型化できる。
【0057】
なお、フラッシュ23は高電圧になるが、図1に示すように、気液分離膜70はフラッシュ23から最も離れた位置に配置されているので、気液分離膜70から放出される水蒸気を防水するための特別な防水処理をフラッシュ23に施す必要はない。
【0058】
また、ヒーター20の熱を利用する例を説明したが、寒冷地等での使用を前提とせずにヒーターを備えていないデジタルカメラの場合は、化学反応時の発熱を利用して水を加熱し、気化させてもよい。
【0059】
また、本実施形態のように、気液分離膜でシールする部分は、燃料電池10のケーシング50の上部に限定されず、ケーシング50の側壁全体を気液分離膜で構成してもよい。
【0060】
また、本実施形態では、燃料電池10と燃料パック12が接触する構造としたが、燃料電池10と燃料電池12を非接触とし、ホースで両者をつなぐ構造とすることによって、燃料電池10の熱を燃料パック12に伝えないようにしてもよい。
【0061】
さらに、本実施形態では、デジタルカメラを例にとって説明したが、ノートパソコンや携帯電話等の他の携帯機器にも適用可能であり、メタノール直接型燃料電池以外の他の燃料電池にも適用可能である。
【0062】
【発明の効果】
本発明は上記構成としたので、携帯機器に生成液を回収するタンクを設ける必要がなくなり、その分だけ携帯機器を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る燃料電池を示す斜視図である。
【図2】本実施形態に係るデジタルカメラの回路図である。
【図3】本実施形態に係る燃料電池を示す断面図である。
【図4】本実施形態のメタノール直接型燃料電池の発電原理を示す斜視図である。
【図5】従来のメタノール直接型燃料電池の発電原理を示す図である。
【符号の説明】
10 燃料電池
12 燃料パック
20 ヒーター(加熱手段)
23 フラッシュ
56 アノード(燃料極)
58 カソード(空気極)
66 断熱フィルタ(断熱層)
67 断熱材(断熱層)
68 気液分離膜
70 気液分離膜
C デジタルカメラ(カメラ)
Claims (6)
- 燃料極の燃料と空気極の気体が化学反応して発電し、前記燃料極では気体が発生し、前記空気極では液体が生成される燃料電池であって、
前記燃料極と前記空気極が外気に触れる箇所を、液体は遮断し気体は透過させる気液分離膜でシールしたことを特徴とする燃料電池。 - 前記液体を加熱し気化させる加熱手段を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
- 前記燃料極に燃料を補給する燃料パックと燃料電池のハウジングとの間に断熱層を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池。
- 前記気液分離膜は、フッ素系樹脂、ポリウレタン系樹脂又は連続多孔質ポリテトラフロロエチレンで作られていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の燃料電池。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の燃料電池を備えることを特徴とするカメラ。
- 前記空気極をシールした前記気液分離膜が、フラッシュから最も離れた位置に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のカメラ。
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