JP2004084372A - 地下構造物の継手構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリート函体などの地下構造物に可撓継手を取り付ける場合で、コンクリート函体の壁厚が従来のものよりも大きいものを使用し、かつ、従来の幅狭の可撓継手をそのまま使用したときに、前後のコンクリート函体相互の間に生じる空隙を簡単に塞ぐことができ、しかも、コスト的にも安価にできる。
【解決手段】コンクリート函体4等による複数の地下構造物を縦列に接続して埋設する施工法において使用する前記地下構造物の継手構造であって、接続端部に取付けた継手金物19を介して可撓継手12を介装するものにおいて、前記可撓継手12の挟着部13は地下構造物の厚さの約半分程度の長さに形成し、相互に接合される地下構造物の接合面間の残余の隙間には、地下構造物の接続端部の外面の開口端部分のみにゴム板などによるパッキン部材27を介装し、該パッキン部材27と可撓継手12との間に形成される残余の隙間にスポンジ部材26を介装する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上下水道、共同溝、電信電話等の布設地下道等の地下構造物を市街地等に施工するオープンシールド工法などの地下構造物の施工法において使用する地下構造物の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばオープンシールド工法は開削工法(オープンカット工法)とシールド工法の長所を生かした合理性に富む工法である。図6にその概略を示すと、図中1はオープンシールド機で、これは左右の側壁板1aとこれら側壁板1aに連結する底板1bとからなる前面、後面及び上面を開口したシールド機である。
【0003】
該オープンシールド機1は前記側壁板1aと底板1bの先端を刃口11として形成し、また側壁板1aの中央又は後端近くに推進ジャッキ2を後方に向け上下に並べて配設する。図中3は隔壁を示す。
【0004】
図示は省略するが、発進坑内にこのオープンシールド機1を設置して、オープンシールド機1の推進ジャッキ2を伸長して発進坑内の反力壁に反力をとってオープンシールド機1を前進させ、地下構造物を形成する第1番目のコンクリート函体4を上方から吊り降し、オープンシールド機1のテール部1c内で縮めた推進ジャッキ2の後方にセットする。推進ジャッキ2と反力壁の間にはストラットを配設して適宜間隔調整をする。
【0005】
また、発進坑は土留壁で構成し、オープンシールド機1を発進させるにはこの土留壁を一部鏡切りするが、必要に応じて薬液注入等で発進坑の前方部分に地盤改良を施しておくこともある。
【0006】
ショベル等の掘削機9でオープンシールド機1の前面又は上面から土砂を掘削しかつ排土する。この排土工程と同時またはその後に推進ジャッキ2を伸長してオープンシールド機1を前進させる。この前進工程の場合、コンクリート函体4の前にはボックス鋼材又は型鋼を用いた枠体よりなる押角8を配設する。
【0007】
そして前記第1番目のコンクリート函体4の前に第2番目のコンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部1c内に吊り降す。以下、同様の掘削・排土工程、前進工程、コンクリート函体4のセット工程を適宜繰返して、順次コンクリート函体4をオープンシールド機1の前進に伴い縦列に地中に残置し、さらにこのコンクリート函体4の上面に埋戻し5を施す。
【0008】
なお、コンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部1c内に吊り降す際には、コンクリートブロック等による高さ調整材7をコンクリート函体4下に配設し、このテール部1c内でコンクリート函体4の左右および下部の空隙にグラウト材6を充填する。
【0009】
このようにして、オープンシールド機1が到達坑まで達したならばこれを撤去して工事を完了する。
【0010】
コンクリート函体4は、前記のようにオープンシールド機1のテール部1c内に吊り降され、オープンシールド機1の前進とともに該テール部1cから出て地中に残されていくものであるが、該コンクリート函体4は鉄筋コンクリート製のもので、図7に示すように左側板4a、右側板4bと上床板4cと下床板4dとからなるもので、前後面が開口10として開放されている。
【0011】
ところで、コンクリート函体4同士の接続は、図示は省略するが、コーナー部に前後方向の貫通孔を設け、長ボルト等の締結をもって縦列に並ぶものを剛に接続していく。
【0012】
しかし、地下構造物として縦列に接続されるコンクリート函体4は、地震や軟弱地盤を原因とする地盤の不等沈下などの影響を受けることがあり、この変位に対応できず継手部の破壊をもたらすおそれがある。
【0013】
そこで、かかる不都合を解消する継手として、例えば図8に示すような可撓継手が提案されている。この可撓継手12は、帯状部材を幅方向中央部分で長手方向を折り目としてU字状に折り曲げ、この折り曲げ部を挟着部13とし、該挟着部13と、ここから両側に連続する縁部14とで構成するもので、縁部14を定着板15で前後のコンクリート函体4の内周面に形成した切欠き凹部18にアンカーボルト31で固定し、これにより挟着部13を前後のコンクリート函体4の接合面の間に介装している。
【0014】
そして、挟着部13の長さは、コンクリート函体4の接合面のほぼ全幅にわたって挿着される。
【0015】
図中16は止水凸条を示し、アンカーボルト31で締結されることで潰され、コンクリート函体4と可撓継手12との間の止水を図る。この場合、凸条に形成してあるから弱い締結力でも止水が図れる。
【0016】
また、図中17は折り曲げられた際に互いに接触することとなる挟着部13の面に形成した溝を示し、温度や湿度により可撓継手12が伸縮した場合に、挟着部13の変形を容易にし伸縮に対応できるようにしている。
【0017】
ところでコンクリート函体4の接合面の幅は、コンクリート函体4の壁厚の厚さであるが、図7に示したような従来からのコンクリート函体4の厚さに対して、さらに大きな内圧にも耐えられるようにとの配慮から、図5に示すように厚さの大きいコンクリート函体4が提案されている。
【0018】
かかる壁厚の大きいコンクリート函体4に対し、前記した図8に示すような可撓継手12をそのまま使用すると、該可撓継手12の幅が接合面の幅の約半分程度しかないために、前後のコンクリート函体4の接合面の間に大きな空隙が生じる。このため、コンクリート函体4の接続のバランスがよくないものになってしまう。
【0019】
そこで、コンクリート函体4などの地下構造物に可撓継手を取り付ける場合、コンクリート函体4の壁厚が従来のものよりも大きいものを使用するときでも、従来の幅狭の可撓継手12をそのまま使用でき、その際、前後のコンクリート函体4相互の間に生じる空隙を簡単に塞ぐことができて、コンクリート函体4の接続バランスが悪くなることを防止できる地下構造物の継手構造として、図9に示すようなものを提案した。
【0020】
これは、コンクリート函体4の接続端部4eの内面側に断面略L字形の継手金物19を埋設し、該継手金物19に断面T字形の可撓継手12の両縁部をそれぞれボルト21で固定し、コンクリート函体の接合面側に前記断面T字形の可撓継手12の挟着部13を介装する継手構造において、相互に接合されるコンクリート函体4の接合面間の残余の隙間にゴム板などによるパッキン部材27を介装するものである。コンクリート函体4の側には前記ボルト21に結合するアンカーボルト29を予め埋設しておく。
【0021】
図中20はコンクリート函体4に埋設したアンカー筋、22は止水用の水膨張ゴムを示す。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
従来の幅狭の可撓継手をそのまま使用し、その際、前後のコンクリート函体相互の間に生じる空隙を塞ぐものとして、ゴム板などによるパッキン部材を使用すると、この空隙が大きくなると、使用するパッキン部材の量が嵩みコスト的に高価にものとなる。
【0023】
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、コンクリート函体などの地下構造物に可撓継手を取り付ける場合で、コンクリート函体の壁厚が従来のものよりも大きいものを使用し、かつ、従来の幅狭の可撓継手をそのまま使用したときに、前後のコンクリート函体相互の間に生じる空隙を簡単に塞ぐことができ、しかも、コスト的にも安価にできる地下構造物の継手構造を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、第1に、コンクリート函体等による複数の地下構造物を縦列に接続して埋設する施工法において使用する前記地下構造物の継手構造で、地下構造物の接続端部の内面側に継手金物を埋設し、該継手金物に断面T字形の可撓継手の両縁部をそれぞれボルトで固定し、地下構造物の接合面側に前記断面T字形の可撓継手の挟着部を介装する地下構造物の継手構造において、前記可撓継手の挟着部は地下構造物の厚さの約半分程度の長さに形成し、相互に接合される地下構造物の接合面間の残余の隙間には、地下構造物の接続端部の外面の開口端部分のみにゴム板などによるパッキン部材を介装し、該パッキン部材と可撓継手との間に形成される残余の隙間にスポンジ部材を介装することを要旨とするものである。
【0025】
第2に、コンクリート函体等による複数の地下構造物を縦列に接続して埋設する施工法において使用する前記地下構造物の継手構造で、地下構造物の接続端部の内面側に継手金物を埋設し、該継手金物に断面T字形の可撓継手の両縁部をそれぞれボルトで固定し、地下構造物の接合面側に前記断面T字形の可撓継手の挟着部を介装する地下構造物の継手構造において、前記可撓継手の挟着部は地下構造物の厚さの約半分程度の長さに形成し、相互に接合される地下構造物の接合面間の残余の隙間には、地下構造物の接続端部の外面の開口端側のみにゴム板などによるパッキン部材を介装することを特徴とする地下構造物の継手構造。
【0026】
第3に、コンクリート函体等による複数の地下構造物を縦列に接続して埋設する施工法において使用する前記地下構造物の継手構造で、地下構造物の接続端部の内面側に継手金物を埋設し、該継手金物に断面T字形の可撓継手の両縁部をそれぞれボルトで固定し、地下構造物の接合面側に前記断面T字形の可撓継手の挟着部を介装する地下構造物の継手構造において、前記可撓継手の挟着部は地下構造物の厚さの約半分程度の長さに形成し、相互に接合される地下構造物の接合面間の残余の隙間には、スポンジ部材を介装することを要旨とするものである。
【0027】
請求項1記載の本発明によれば、地下構造物の接合面に形成される隙間には、接続端部の外面の開口端部分にのみコストの嵩むゴム板などによるパッキン部材を介装し、残余の大部分の隙間は安価なスポンジ部材を介装することで、全体としてコストの低減を図れる。また、継手の接続部分の変形は、スポンジ部材の有する弾性で吸収できるから、接続部分のクリアランスも不要となる。
【0028】
請求項2、請求項3記載の本発明によれば、地下構造物の接合面に形成される隙間には接続端部の外面の開口端側のみにゴム板などによるパッキン部材を介装し、または、地下構造物の接合面に形成される隙間にはスポンジ部材のみを介装することで、パッキン部材の使用量を低減し、または、使用せずにすむから、さらにコスト低減を図ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の地下構造物の継手構造の第1実施形態を示す要部の縦断側面図、図2は同上縦断側面図、図3は同上正面図で、本発明の地下構造物として、オープンシールド工法で使用するコンクリート函体4を例にとって説明する。オープンシールド工法の基本構成は既に説明したとおりであるから、ここでの詳細な説明は省略し、同一の構成要素には同一の参照符号を付してある。
【0030】
また、本発明方法で使用するコンクリート函体4は図5に示すような壁厚が大きいものであり、これは既に説明したとおり、図7に示したような従来のものの厚さの約2倍の壁厚を有する。
【0031】
本発明のコンクリート函体4は第1実施形態では、図1に示すようにコンクリート函体4の接続部の内面側に断面略L字形でリング状の継手金物19をコンクリート函体4の成形時に埋設するもので、接続端部4eの内周面に可撓継手12の内周面側が装着される切欠き凹部18を箱抜きにより形成し、前記継手金物19には可撓継手固定用のボルト孔を設けた。
【0032】
継手金物19の内側には止水用の水膨張ゴム22を配設する。なお、本発明では従来のようなアンカー筋は配設しないが、継手金物19が配設されるので強度的には十分なものを確保できる。また、水膨張ゴム22の配設位置を継手金物19の内側とすることで、コンクリート函体4の成型時にコンクリート打設後、固化する前にこの水膨張ゴム22が水を吸って膨張し、コンクリート函体4の端面がコバ欠けすることを防げる。
【0033】
前後に位置するコンクリート函体4のいずれかの側の接合面の開口端外側にゴム板などによるパッキン部材27を接着剤などを貼着しておく。
【0034】
そして、前後に位置するコンクリート函体4を接続するには、該コンクリート函体4の接続端部4e間に可撓継手12を取り付ける。可撓継手12の構成は、図8に示した従来例と同様、帯状部材を幅方向中央部分で長手方向を折り目としてU字状に折り曲げ、この折り曲げ部を挟着部13とし、該挟着部13と、ここから両側に連続する縁部14とで構成し、内部に補強繊維28を配設するもので、挟着部13の長さは、例えば図7に示した壁厚の小さいコンクリート函体4に使用する幅狭のものとする。
【0035】
そして、かかる可撓継手12の縁部14を、定着板15で前後のコンクリート函体4の内周面に形成した切欠き凹部18の箇所で、継手金物19にボルト21で固定し、これにより挟着部13を前後のコンクリート函体4の接合面の間に介装する。
【0036】
前記ボルト21には例えば六角穴付皿ボルトを使用する。なお、コンクリート函体4の側には前記ボルト21に結合するアンカーボルト29を予め埋設しておく。
【0037】
可撓継手12のコンクリート函体4の接続端部への取付は、コンクリート函体4を埋設する前の段階で、前後に位置するコンクリート函体4の一方の側の継手金物19に、例えば工場などで可撓継手12の一方の縁部14を予め取り付けておき、現場で前後のコンクリート函体4を接続するときは、可撓継手12の他方の縁部14を他方のコンクリート函体4に取り付ければ、現場での取付作業が簡素化する。
【0038】
そして、可撓継手12の挟着部13の厚さは例えば約40mmで、長さは本実施形態のように使用する壁厚の大きいコンクリート函体4の壁厚の半分程度であることから、可撓継手12を介して接続した前後のコンクリート函体4の間には、可撓継手12の挟着部13が介装されていない残余の部分が空隙となる。
【0039】
この空隙のうち、開口端部外側の部分は、前記のように前後に位置するコンクリート函体4のいずれかの側に取り付けたパッキン部材27が介装するが、さらに残余の大きな空隙について、本発明ではこの空隙にコスト的に安価なスポンジ部材26を介装する。
【0040】
パッキン部材27は、図1に示すように一枚ものを空隙内に装着することもできるが、前後のコンクリート函体4の変位を考慮するならば、図4に示すように厚さ方向に分割した2枚ものとしてそれぞれの分割体を前後のコンクリート函体4のそれぞれの接合面に取り付けるようにしてもよい。このようにして装着したパッキン部材27により、前後のコンクリート函体4の接合部間には隙間が生じなくなり、コンクリート函体4前後のバランスが悪くなることがない。
【0041】
また、スポンジ部材26を介装することで、前後のコンクリート函体4の接合面での変形をこのスポンジ部材26の有する弾性が吸収するから、変形を吸収するためのクリアランスを接合部に設ける必要がなくなる。
【0042】
図10は第2実施形態を示し、スポンジ部材26を介装せずに前後のコンクリート函体4の接合部間の空隙の接続端部の外面の開口端側にのみパッキン部材27だけを介装することもできる。この場合も、パッキン部材27の使用量を少なくできるから、コスト低減を図れる。
【0043】
図11は第3実施形態を示し、前後のコンクリート函体4の接合部間の空隙にはパッキン部材27を介装せずにスポンジ部材26のみを空隙全体に介装することもできる。この場合は、パッキン部材27を全く使用せず、スポンジ部材26のみを使用するから、コスト低減を図れる。
【0044】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の地下構造物の継手構造は、コンクリート函体などの地下構造物に可撓継手を取り付ける場合で、コンクリート函体の壁厚が従来のものよりも大きいものを使用し、かつ、従来の幅狭の可撓継手をそのまま使用したときに、前後のコンクリート函体相互の間に生じる空隙を簡単に塞ぐことができ、しかも、コスト的にも安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地下構造物の継手構造の第1実施形態を示す要部の縦断側面図である。
【図2】本発明の地下構造物の継手構造の第1実施形態を示す接続状態の縦断側面図である。
【図3】本発明の地下構造物の継手構造の第1実施形態を示す正面図である。
【図4】本発明の地下構造物の継手構造のバッキン部材の他の例を示す要部の縦断側面図である。
【図5】本発明で使用するコンクリート函体の斜視図である。
【図6】オープンシールド工法の概要を示す縦断側面図である。
【図7】オープンシールド工法で使用するコンクリート函体の斜視図である。
【図8】従来の地下構造物の継手構造の第1例を示す縦断側面図である。
【図9】従来の地下構造物の継手構造の第2例を示す縦断側面図である。
【図10】本発明の地下構造物の継手構造の第2実施形態を示す要部の縦断側面図である。
【図11】本発明の地下構造物の継手構造の第3実施形態を示す要部の縦断側面図である。
【符号の説明】
1…オープンシールド機
1a…側壁板           1b…底板
1c…テール部          2…推進ジャッキ
3…隔壁             4…コンクリート函体
4a…左側板            4b…右側板
4c…上床板           4d…下床板
4e…接続端部
5…埋戻し            6…グラウト材
7…高さ調整材          8…押角
9…掘削機            10…開口
11…刃口             12…可撓継手
13…挟着部            14…縁部
15…定着板            16…止水凸条
17…溝              18…切欠き凹部
19…継手金物
20…アンカー筋          21…ボルト
22…水膨張ゴム          26…スポンジ部材
27…パッキン部材
28…補強繊維           31…アンカーボルト
29…アンカーボルト

Claims (3)

  1. コンクリート函体等による複数の地下構造物を縦列に接続して埋設する施工法において使用する前記地下構造物の継手構造で、地下構造物の接続端部の内面側に継手金物を埋設し、該継手金物に断面T字形の可撓継手の両縁部をそれぞれボルトで固定し、地下構造物の接合面側に前記断面T字形の可撓継手の挟着部を介装する地下構造物の継手構造において、前記可撓継手の挟着部は地下構造物の厚さの約半分程度の長さに形成し、相互に接合される地下構造物の接合面間の残余の隙間には、地下構造物の接続端部の外面の開口端部分のみにゴム板などによるパッキン部材を介装し、該パッキン部材と可撓継手との間に形成される残余の隙間にスポンジ部材を介装することを特徴とする地下構造物の継手構造。
  2. コンクリート函体等による複数の地下構造物を縦列に接続して埋設する施工法において使用する前記地下構造物の継手構造で、地下構造物の接続端部の内面側に継手金物を埋設し、該継手金物に断面T字形の可撓継手の両縁部をそれぞれボルトで固定し、地下構造物の接合面側に前記断面T字形の可撓継手の挟着部を介装する地下構造物の継手構造において、前記可撓継手の挟着部は地下構造物の厚さの約半分程度の長さに形成し、相互に接合される地下構造物の接合面間の残余の隙間には、地下構造物の接続端部の外面の開口端側にゴム板などによるパッキン部材を介装することを特徴とする地下構造物の継手構造。
  3. コンクリート函体等による複数の地下構造物を縦列に接続して埋設する施工法において使用する前記地下構造物の継手構造で、地下構造物の接続端部の内面側に継手金物を埋設し、該継手金物に断面T字形の可撓継手の両縁部をそれぞれボルトで固定し、地下構造物の接合面側に前記断面T字形の可撓継手の挟着部を介装する地下構造物の継手構造において、前記可撓継手の挟着部は地下構造物の厚さの約半分程度の長さに形成し、相互に接合される地下構造物の接合面間の残余の隙間には、スポンジ部材を介装することを特徴とする地下構造物の継手構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016079660A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 植村 誠 オープンシールド工法

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