JP2004084105A - 分繊装置および分繊方法 - Google Patents
分繊装置および分繊方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004084105A JP2004084105A JP2002245010A JP2002245010A JP2004084105A JP 2004084105 A JP2004084105 A JP 2004084105A JP 2002245010 A JP2002245010 A JP 2002245010A JP 2002245010 A JP2002245010 A JP 2002245010A JP 2004084105 A JP2004084105 A JP 2004084105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- separating
- yarn
- yarns
- pitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 title claims abstract description 24
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 32
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 claims description 2
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 claims description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims 2
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002243 precursor Substances 0.000 description 1
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
【解決課題】確実で効率的な分繊操作を可能とするとともに操作性や安全性に優れた分繊装置および分繊方法を提供する。
【解決手段】周方向に延在する多数本の導糸溝を有する分繊ロールと、この分繊ロールの周りを転動自在に、かつ、分繊位置と避退位置との間で移動自在に設けた遊星ロールとを有する分繊装置を用い、撚りをかけて束ねた多数本の糸条を遊星ロール上で引っ張りながらその遊星ロールによって徐々に分繊し、分繊された糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに遊星ロールを避退させ、多数本の糸条を分繊ロールの導糸溝に一気に嵌め込む。
【選択図】 図1
【解決手段】周方向に延在する多数本の導糸溝を有する分繊ロールと、この分繊ロールの周りを転動自在に、かつ、分繊位置と避退位置との間で移動自在に設けた遊星ロールとを有する分繊装置を用い、撚りをかけて束ねた多数本の糸条を遊星ロール上で引っ張りながらその遊星ロールによって徐々に分繊し、分繊された糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに遊星ロールを避退させ、多数本の糸条を分繊ロールの導糸溝に一気に嵌め込む。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個のパッケージから繰り出され、束ねられた数十本単位の糸条を分繊する装置およびその分繊装置を用いた分繊方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
分繊装置は、束ねられた数十本から数百本といった多数本の糸条を一方向に互いに並行に引き揃え、一定のピッチで次の工程に送るときに用いらるもので、分繊装置が有する分繊ロールの1本の導糸溝には1本の糸条が嵌め込まれ、導かれる。このような分繊装置が使われる理由は、パッケージから繰り出した数十本から数百本もの糸条を分繊ロールの導糸溝に1本ずつ導いていたのでは、大変な手間がかかるからである。
【0003】
さて、そのような分繊装置としては、特開平7−133542号公報に記載されているようなものが知られている。この従来の分繊装置は、周方向に延在する多数本の導糸溝を有する分繊ロールの表面に回転軸方向に延びる複数本の分繊バーを磁石や粘着テープで取り付けてなり、撚りをかけて束ねた多数本の糸条を分繊バー上で引っ張りながら徐々に分繊し、糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに多数本の糸条を導糸溝に一気に嵌め込むようにしたものである。しかしながら、この従来の分繊装置には、以下において説明するような問題がある。
【0004】
すなわち、上記従来の分繊装置は、分繊ロールの表面に複数本の分繊バーを磁石や粘着テープで取り付けているので、分繊操作中に分繊バーが脱落して分繊操作が不能になったり、隣り合う分繊バーとの間隔によっては糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致しない分繊不良を生じて手作業による修正が必要になったり、導糸溝への糸条の嵌め込みが完了した後に分繊バーを取り外すときに手指が分繊ロールに巻き込まれたりするといった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上述した従来の技術の上記問題点を解決し、確実で効率的な分繊操作を可能とするとともに操作性や安全性に優れた分繊装置および分繊方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、周方向に延在する多数本の導糸溝を有する分繊ロールと、この分繊ロールの周りを転動自在に設けた遊星ロールとを有する分繊装置を提供する。この分繊装置によれば、撚りをかけて束ねた多数本の糸条を遊星ロール上で引っ張りながらその遊星ロールによって徐々に分繊し、分繊された糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに多数本の糸条を分繊ロールの導糸溝に一気に嵌め込むことができる。
【0007】
上記において、遊星ロールを分繊位置と避退位置との間で移動自在に設けるのも好ましい。この場合は、撚りをかけて束ねた多数本の糸条を遊星ロール上で引っ張りながらその遊星ロールによって徐々に分繊し、分繊された糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに遊星ロールを避退させ、多数本の糸条を分繊ロールの導糸溝に一気に嵌め込むことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1(概略正面図)および図2(概略側面図)において、分繊ロール1は、等ピッチで設けた、周方向に延在する多数本の導糸溝1aを有する。この分繊ロール1には、複数個のアイドルロール4を介して平滑な表面を有する遊星ロール2が対向配置されている。アイドルロール4は、分繊される糸条Yの張力によって遊星ロール2が撓むのを防止するためのものであるが、必須のものではない。そして、遊星ロール2は、好ましくは、図2に実線で示す、糸条Yの分繊操作が行われるときの位置、すなわち分繊位置と、一点鎖線で示す、分繊された多数本の糸条を分繊ロール1の導糸溝1aに一気に嵌め込むときの避退位置との間を移動できるように、エアシリンダ等の駆動装置3で支持されている。遊星ロール2は、その上を糸条Yが通過するとき、糸条Yが分繊ロール1の導糸溝1aに接触しない位置に配置されている。また、避退位置は、分繊ロール1の導糸溝1aに嵌め込まれた糸条Yが接触することのない位置である。この例では、遊星ロール2はただ1本設けているが、分繊ロール1の直径が大きい場合には2〜3本配置したり、遊星ロール2の直径そのものを大きくするのもよい。
【0009】
さて、上述した分繊装置を用いた糸条の分繊は、図3、図4に示すようにして行う。すなわち、図3に示すように、撚りをかけて束ねた多数本の糸条Yを遊星ロール2上を矢印方向に引っ張る。すると、遊星ロール2の回転に伴って撚りが徐々に下流側に流れ、ついには図4に示すように糸条Yが分繊されてくる。この状態で、糸条Yが分繊ロール1に対して直角な方向になろうとする、いわゆる入糸作用が働き、この入糸作用と、遊星ロール2の回転に伴って糸条Yが遊星ロール2の回転軸方向に徐々に拡がろうとする作用との相乗作用によって、ついには糸条Yのピッチが導糸溝1aのピッチと等しくなる。このとき、多数本の糸条Yを分繊ロール1の導糸溝1aに一気に嵌め込む。遊星ロール2を分繊位置と避退位置との間で移動自在に設けている場合には、糸条Yのピッチが等しくなったところで遊星ロールを図2に示す避退位置に移動させ、糸条Yを導糸溝1aに嵌め込む。以後は、糸条Yは1本ずつ導糸溝1aで導かれて次工程に搬送される。
【0010】
本発明の分繊装置および分繊方法は、分繊を必要とするいろいろな用途に用いることができる。たとえば、数十本から数百本といった多数本の炭素繊維前駆体繊維糸条を一方向に互いに並行するように引き揃え、焼成して耐炎化繊維糸条を得る工程で用いることができる。また、数十本から数百本といった多数本の強化繊維糸条を一方向に互いに並行するように引き揃え、糸条を開繊・拡幅してシート状にした後、B−ステージの熱硬化性樹脂を含浸して一方向性プリプレグとする工程で用いることができる。
【0011】
【発明の効果】
本発明は、周方向に延在する多数本の導糸溝を有する分繊ロールと、この分繊ロールの周りを転動する遊星ロールとを有する分繊装置により、撚りをかけて束ねた多数本の糸条を遊星ロール上で引っ張りながらその遊星ロールによって徐々に分繊し、分繊された糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに多数本の糸条を分繊ロールの導糸溝に一気に嵌め込むものであるから、多数本の糸条を分繊ロールの導糸溝に1本ずつ嵌め込む手間を省くことができ、また、遊星ロールを用いることから確実で効率的な分繊操作が可能となるとともに、操作性や安全性にも優れている。さらに、遊星ロールを分繊位置と避退位置との間で移動自在に設け、分繊された糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに遊星ロールを避退させるようにすれば、確実性、操作性、安全性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る分繊装置の概略正面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る分繊装置の概略側面図である。
【図3】図1、図2に示す分繊装置を用いて分繊を行っている様子を示す分繊ロールの概略斜視図である。
【図4】図1、図2に示す分繊装置を用いて分繊を行っている様子を示す分繊ロールの概略斜視図である。
【符号の説明】
1:分繊ロール
1a:導糸溝
2:遊星ロール
3:駆動装置
4:アイドルロール
Y:糸条
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個のパッケージから繰り出され、束ねられた数十本単位の糸条を分繊する装置およびその分繊装置を用いた分繊方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
分繊装置は、束ねられた数十本から数百本といった多数本の糸条を一方向に互いに並行に引き揃え、一定のピッチで次の工程に送るときに用いらるもので、分繊装置が有する分繊ロールの1本の導糸溝には1本の糸条が嵌め込まれ、導かれる。このような分繊装置が使われる理由は、パッケージから繰り出した数十本から数百本もの糸条を分繊ロールの導糸溝に1本ずつ導いていたのでは、大変な手間がかかるからである。
【0003】
さて、そのような分繊装置としては、特開平7−133542号公報に記載されているようなものが知られている。この従来の分繊装置は、周方向に延在する多数本の導糸溝を有する分繊ロールの表面に回転軸方向に延びる複数本の分繊バーを磁石や粘着テープで取り付けてなり、撚りをかけて束ねた多数本の糸条を分繊バー上で引っ張りながら徐々に分繊し、糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに多数本の糸条を導糸溝に一気に嵌め込むようにしたものである。しかしながら、この従来の分繊装置には、以下において説明するような問題がある。
【0004】
すなわち、上記従来の分繊装置は、分繊ロールの表面に複数本の分繊バーを磁石や粘着テープで取り付けているので、分繊操作中に分繊バーが脱落して分繊操作が不能になったり、隣り合う分繊バーとの間隔によっては糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致しない分繊不良を生じて手作業による修正が必要になったり、導糸溝への糸条の嵌め込みが完了した後に分繊バーを取り外すときに手指が分繊ロールに巻き込まれたりするといった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上述した従来の技術の上記問題点を解決し、確実で効率的な分繊操作を可能とするとともに操作性や安全性に優れた分繊装置および分繊方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、周方向に延在する多数本の導糸溝を有する分繊ロールと、この分繊ロールの周りを転動自在に設けた遊星ロールとを有する分繊装置を提供する。この分繊装置によれば、撚りをかけて束ねた多数本の糸条を遊星ロール上で引っ張りながらその遊星ロールによって徐々に分繊し、分繊された糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに多数本の糸条を分繊ロールの導糸溝に一気に嵌め込むことができる。
【0007】
上記において、遊星ロールを分繊位置と避退位置との間で移動自在に設けるのも好ましい。この場合は、撚りをかけて束ねた多数本の糸条を遊星ロール上で引っ張りながらその遊星ロールによって徐々に分繊し、分繊された糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに遊星ロールを避退させ、多数本の糸条を分繊ロールの導糸溝に一気に嵌め込むことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1(概略正面図)および図2(概略側面図)において、分繊ロール1は、等ピッチで設けた、周方向に延在する多数本の導糸溝1aを有する。この分繊ロール1には、複数個のアイドルロール4を介して平滑な表面を有する遊星ロール2が対向配置されている。アイドルロール4は、分繊される糸条Yの張力によって遊星ロール2が撓むのを防止するためのものであるが、必須のものではない。そして、遊星ロール2は、好ましくは、図2に実線で示す、糸条Yの分繊操作が行われるときの位置、すなわち分繊位置と、一点鎖線で示す、分繊された多数本の糸条を分繊ロール1の導糸溝1aに一気に嵌め込むときの避退位置との間を移動できるように、エアシリンダ等の駆動装置3で支持されている。遊星ロール2は、その上を糸条Yが通過するとき、糸条Yが分繊ロール1の導糸溝1aに接触しない位置に配置されている。また、避退位置は、分繊ロール1の導糸溝1aに嵌め込まれた糸条Yが接触することのない位置である。この例では、遊星ロール2はただ1本設けているが、分繊ロール1の直径が大きい場合には2〜3本配置したり、遊星ロール2の直径そのものを大きくするのもよい。
【0009】
さて、上述した分繊装置を用いた糸条の分繊は、図3、図4に示すようにして行う。すなわち、図3に示すように、撚りをかけて束ねた多数本の糸条Yを遊星ロール2上を矢印方向に引っ張る。すると、遊星ロール2の回転に伴って撚りが徐々に下流側に流れ、ついには図4に示すように糸条Yが分繊されてくる。この状態で、糸条Yが分繊ロール1に対して直角な方向になろうとする、いわゆる入糸作用が働き、この入糸作用と、遊星ロール2の回転に伴って糸条Yが遊星ロール2の回転軸方向に徐々に拡がろうとする作用との相乗作用によって、ついには糸条Yのピッチが導糸溝1aのピッチと等しくなる。このとき、多数本の糸条Yを分繊ロール1の導糸溝1aに一気に嵌め込む。遊星ロール2を分繊位置と避退位置との間で移動自在に設けている場合には、糸条Yのピッチが等しくなったところで遊星ロールを図2に示す避退位置に移動させ、糸条Yを導糸溝1aに嵌め込む。以後は、糸条Yは1本ずつ導糸溝1aで導かれて次工程に搬送される。
【0010】
本発明の分繊装置および分繊方法は、分繊を必要とするいろいろな用途に用いることができる。たとえば、数十本から数百本といった多数本の炭素繊維前駆体繊維糸条を一方向に互いに並行するように引き揃え、焼成して耐炎化繊維糸条を得る工程で用いることができる。また、数十本から数百本といった多数本の強化繊維糸条を一方向に互いに並行するように引き揃え、糸条を開繊・拡幅してシート状にした後、B−ステージの熱硬化性樹脂を含浸して一方向性プリプレグとする工程で用いることができる。
【0011】
【発明の効果】
本発明は、周方向に延在する多数本の導糸溝を有する分繊ロールと、この分繊ロールの周りを転動する遊星ロールとを有する分繊装置により、撚りをかけて束ねた多数本の糸条を遊星ロール上で引っ張りながらその遊星ロールによって徐々に分繊し、分繊された糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに多数本の糸条を分繊ロールの導糸溝に一気に嵌め込むものであるから、多数本の糸条を分繊ロールの導糸溝に1本ずつ嵌め込む手間を省くことができ、また、遊星ロールを用いることから確実で効率的な分繊操作が可能となるとともに、操作性や安全性にも優れている。さらに、遊星ロールを分繊位置と避退位置との間で移動自在に設け、分繊された糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに遊星ロールを避退させるようにすれば、確実性、操作性、安全性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る分繊装置の概略正面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る分繊装置の概略側面図である。
【図3】図1、図2に示す分繊装置を用いて分繊を行っている様子を示す分繊ロールの概略斜視図である。
【図4】図1、図2に示す分繊装置を用いて分繊を行っている様子を示す分繊ロールの概略斜視図である。
【符号の説明】
1:分繊ロール
1a:導糸溝
2:遊星ロール
3:駆動装置
4:アイドルロール
Y:糸条
Claims (6)
- 周方向に延在する多数本の導糸溝を有する分繊ロールと、この分繊ロールの周りを転動自在に設けた遊星ロールとを有する分繊装置。
- 遊星ロールを分繊位置と避退位置との間で移動自在に設けた、請求項1に記載の分繊装置。
- 請求項1に記載の分繊装置を用い、撚りをかけて束ねた多数本の糸条を遊星ロール上で引っ張りながらその遊星ロールによって徐々に分繊し、分繊された糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに多数本の糸条を分繊ロールの導糸溝に一気に嵌め込む分繊方法。
- 請求項2に記載の分繊装置を用い、撚りをかけて束ねた多数本の糸条を遊星ロール上で引っ張りながらその遊星ロールによって徐々に分繊し、分繊された糸条のピッチが導糸溝のピッチと一致したときに遊星ロールを避退させ、多数本の糸条を分繊ロールの導糸溝に一気に嵌め込む分繊方法。
- 請求項1もしくは2に記載の分繊装置または請求項3もしくは4に記載の分繊方法を用いる炭素繊維の製造方法。
- 請求項1もしくは2に記載の分繊装置または請求項3もしくは4に記載の分繊方法を用いる一方向性プリプレグの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002245010A JP2004084105A (ja) | 2002-08-26 | 2002-08-26 | 分繊装置および分繊方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002245010A JP2004084105A (ja) | 2002-08-26 | 2002-08-26 | 分繊装置および分繊方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004084105A true JP2004084105A (ja) | 2004-03-18 |
Family
ID=32053328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002245010A Pending JP2004084105A (ja) | 2002-08-26 | 2002-08-26 | 分繊装置および分繊方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004084105A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102776644A (zh) * | 2012-08-09 | 2012-11-14 | 常州市第八纺织机械有限公司 | 展纤牵拉装置 |
WO2024090144A1 (ja) * | 2022-10-28 | 2024-05-02 | 三菱ケミカル株式会社 | 部分分割炭素繊維束を製造する方法 |
-
2002
- 2002-08-26 JP JP2002245010A patent/JP2004084105A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102776644A (zh) * | 2012-08-09 | 2012-11-14 | 常州市第八纺织机械有限公司 | 展纤牵拉装置 |
WO2024090144A1 (ja) * | 2022-10-28 | 2024-05-02 | 三菱ケミカル株式会社 | 部分分割炭素繊維束を製造する方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2016216846A (ja) | 混繊糸製造装置 | |
JP2004084105A (ja) | 分繊装置および分繊方法 | |
JP4777407B2 (ja) | 整経装置 | |
JP4541583B2 (ja) | 糸継ぎ機及び炭素繊維の製造方法 | |
ITMI982143A1 (it) | Procedimento e relativa macchina per l'accoppiamento di un filo elastomerico ad un filo inestensibile. | |
JPS58197332A (ja) | 芯線を有した糸を製造する方法及びこの方法を実施する為の装置 | |
TW200401856A (en) | False twist texturing machine | |
JPS5971429A (ja) | 結束紡績装置における糸継ぎ方法 | |
CN115353285A (zh) | 一种玻璃纤维丝自动牵伸装置 | |
JP2006348420A (ja) | 繊維コードの結節方法及び結節装置 | |
JP3019695B2 (ja) | 導糸ロールおよび分繊方法 | |
JP7314741B2 (ja) | ロービングの糸継ぎ方法、糸継ぎ装置、及びロービング | |
JP2008106405A (ja) | 補強用繊維コードの製造方法および補強用繊維コード | |
US3626685A (en) | Method and apparatus for forwarding twisted yarns | |
WO2023189041A1 (ja) | ノッター装置 | |
JP4907686B2 (ja) | 整経ビーム | |
JP5753408B2 (ja) | 糸結節システム及び複数の糸を結節してディップ処理した糸を連続して生産する方法 | |
JP2007112607A (ja) | 繊維束の引き出し方法及び繊維束引き出し装置 | |
JP2009062645A (ja) | すだれ織物、及び、すだれ織物と補強用繊維コードの製造方法 | |
JP2546377B2 (ja) | フラットケーブルの製造方法 | |
KR100888789B1 (ko) | 광섬유 커버링용 필라멘트 합사물의 권취드럼 | |
JP2006328561A (ja) | ブレイダー用ボビンキャリア | |
JPH07216680A (ja) | 糸条の合糸方法および合糸装置 | |
CN114381838A (zh) | 用于对经纱进行整经的方法和分条整经机 | |
SU1313793A1 (ru) | Способ сращивани элементарной нити с движущимс непрерывным жгутом |