JP2006328561A - ブレイダー用ボビンキャリア - Google Patents
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Abstract
【課題】 撚り入りの糸条が巻き付けられたボビンをボビンキャリアに対して縦に載置することにより、糸条の巻き付け量が多く、かつ、前記ボビンから縦に糸条を解舒し取り出す際、解舒部に張力を加える必要がなく、糸条を傷めることのないブレイダー用ボビンキャリアを提供すること。
【解決手段】 糸条Yをボビン3から縦取り式に解舒して取り出すブレイダー用ボビンキャリアであって、撚り入りの糸条Yが巻き付けられたボビン3を載置していることを特徴とするボビンキャリア。
【選択図】 図1
【解決手段】 糸条Yをボビン3から縦取り式に解舒して取り出すブレイダー用ボビンキャリアであって、撚り入りの糸条Yが巻き付けられたボビン3を載置していることを特徴とするボビンキャリア。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数本の糸条或いは繊維束(以下、単に糸条と称する)をマンドレルの周囲に巻き付けて様々な組物を組成するブレイダーに用いられるボビンキャリアに係り、特には、撚り入りの糸条が巻き付けられたボビンを載置し、前記ボビンから糸条の撚りの復元力を利用して縦取り式に糸条の解舒及び取り出しを行うことにより、糸条同士の擦れによる糸条の損傷等が生じないブレイダー用ボビンキャリアに関する。
現在、ガラス繊維、炭素繊維又はナイロン繊維等の高強力糸条よりなる繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)を用いて、パイプやシャフト等の様々な繊維強化複合材料が製造されている。そして、これらの繊維強化複合材料を自動的に組物組成して製造するブレイダーが知られている。
前記ブレイダーは、円筒形、T字型、I字型、テトラポット型等の様々な形状を有するマンドレルの周囲に複数本の糸条を交錯させて組物構成の組成体を組成する装置である。組成体を組成する過程で、糸条が巻かれたボビンを載置しているボビンキャリアは、ブレイダー上の軌道を走行しながら、糸条を供給する。
従来ボビンは、ボビンキャリアに対して横向きに載置されるか、縦向きに載置されていた。横向きにボビンが載置された場合、ボビンに巻き付けられた糸条は、ボビンの軸線に対して略直角方向に向かって解舒され、取り出されていた。逆に、縦向きにボビンが載置された場合、糸条は、ボビンの軸線に対して略直角方向にボビンの回転に伴って横から解舒され取り出される(横取り式)か、あるいは、ボビンを回転させることなく、ボビンの軸線方向に縦から解舒され取り出され(縦取り式)ていた(例えば、特許文献1参照)。
ボビンをボビンキャリアに対して横向きに載置した場合、糸条の巻き付け量を増やそうとすると、ボビンの直径を長くするか、ボビン長を長くすることが考えられる。しかし、そのようにして巻き付け量を増やそうとすると、ボビンをボビンキャリア内に載置することが難しくなる。逆に、直径等を長くしたボビンをボビンキャリア内に載置できるようにするとボビンキャリア自体が大きくなり、ブレイダーをボビンキャリアに合わせて大きくしない限り、ブレイダーの作動時にボビンキャリア同士が接触する可能性が高くなる。
ボビンを横向きに載置する欠点を回避すべく、ボビンをボビンキャリアに対して縦向きに載置し、糸条を横から取り出す場合(横取り式)、糸条の巻き付け量を増やすためボビン長を長くすると、ボビンの上端又は下端に位置する糸条の解舒時において、糸条の解舒部と糸条を横に取り出す部分を結ぶ線が、ボビンの軸線に対して大きな角度を持つこととなる。その結果、糸条に掛かる負荷が大きくなり、糸条を傷める可能性があった。
また、ボビンをボビンキャリアに対して縦向きに載置し、糸条を縦から取り出す場合(縦取り式)、糸条を解舒する際、上向きに糸条の解舒部に張力を加える必要があった。張力を加える結果、糸条同士が擦れ、糸条に毛羽が立つことや、糸条の繊維が傷むことがあった。毛羽や切断された繊維がボビンの周囲に付着すると、解舒不良につながった。
さらに、上記ボビンには、撚りのない糸条を用いていることから、糸条の解舒時において糸条同士が擦れて傷んだ場合、解舒過程において、傷みが糸条に広がっていくことがあった。
本発明の目的は、上記課題を解消するために、撚り入りの糸条が巻き付けられたボビンをボビンキャリアに対して縦に載置することにより、糸条の巻き付け量が多く、かつ、前記ボビンから縦に糸条を解舒し取り出す際、解舒部に張力を加える必要がなく、糸条を傷めることのないブレイダー用ボビンキャリアを提供することにある。
上記の目的を達成するために請求項1に記載の発明は、糸条をボビンから縦取り式に解舒して取り出すブレイダー用ボビンキャリアであって、撚り入りの糸条が巻き付けられたボビンを載置しているボビンキャリアに関するものである。
請求項2に記載の発明は、前記糸条が炭素繊維であることを特徴とするブレイダー用ボビンキャリアに関するものである。
請求項1に記載のブレイダー用ボビンキャリアは、糸条の撚りの復元力を利用して糸条の解舒を行うものであることから、ボビンから自然に糸条を解舒することができる。また、糸条の解舒部に張力を加える必要がないことから、糸条同士が無理に擦れることがなく、毛羽立ち等の糸条の繊維の損傷を防ぐことができる。その結果、ボビンをボビンキャリアに対して縦に載置することによりボビンの直径を長くするなどして糸条の巻き付け量を多くすることができる一方、毛羽や切断された糸条の繊維がボビンの周囲に巻き付くことにより生じる解舒不良等を防ぐことができる。
さらに、前記発明に用いられる糸条は撚りの入った状態でボビンに巻き付けられていることから、解舒時に糸条が傷み糸条の繊維が露出したとしても、撚りの存在により繊維の露出の拡大を防ぐことができる。
また解舒後、糸条の撚りは戻り、完全に解消することから(撚り数は0となる)、撚りのない糸条をブレイダーに供給することができる。その結果、撚りが残っていることからせん断や捻りに弱い糸条が用いられ、性能に問題がある組物が組成されることを防ぐことができる。
請求項2に記載のブレイダー用ボビンキャリアは、糸条として炭素繊維を用いていることから、炭素繊維の高剛性を撚りの復元力に利用することができる。
以下、本発明に係るブレイダー用ボビンキャリアの実施例について、図1から図7に基づいて詳細に説明する。
まず、本発明に係るブレイダー用ボビンキャリアが用いられるブレイダーの一例について図5を用いて説明する。図5は、本発明に係るブレイダー用ボビンキャリアBCが用いられるブレイダーBRの一実施の形態を示す概略斜視図である。b1は、機台b2の上板b3に配設された8の字が連続した形状を有する平面軌道であり、BCは、平面軌道b1に沿って走行する糸条Yが巻き付けられたボビン3が載置されたボビンキャリアである。mは、その周囲に組成体Wが組成されるマンドレルである。マンドレルmは、その位置及び姿勢を制御するマンドレル制御装置b4のマンドレル支持腕b5の先端部に配設されたマンドレル支持部材b6に保持されている。図5には、例示的に2個のボビンキャリアBCのみが示されているが、多数のボビンキャリアBCを平面軌道b1に沿って走行させることができる。多数のボビンキャリアBCを平面軌道b1に沿って走行させて、糸条Yを組成点Pにおいて交錯させることにより、マンドレルmの周囲に組成体Wを組成する。
図6は、ボビンキャリアBCがブレイダーBRの上板b3と嵌合する状態を示す概略斜視図である。図6には、例示的に1個のボビンキャリアBCのみが示されているが、多数のボビンキャリアBCを上板b3に載置させることができる。
次に前記ブレイダー等に用いられる、本発明に係るブレイダー用ボビンキャリアの構成について、図1から図4に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係るブレイダー用ボビンキャリアの一実施の形態を示す正面図であり、図2は、図1に示すボビンキャリアの右側面図であり、図3は、図1に示すボビンキャリアの左側面図であり、図4は、図1に示すボビンキャリアの背面図である。
本発明に係るブレイダー用ボビンキャリアの一実施の形態として、基部から上に向かって、シュー1、撚りの入った糸条Yが巻き付けられたボビン3、糸条Yに張りを付与しローラ上で滑らないようにするテンションローラ5、糸条Yを上方に送り出す送り手段6、糸条Yの弛みを調整する弛み取り手段8により構成されているボビンキャリアが考えられる。但し、本発明に係るボビンキャリアは、実施例に記載のボビンキャリアに限定されることはない。
ボビン3は、戻りばね(図示せず)により付勢されているボビン押さえ2により、ボビンキャリアから外れないようにされている。
テンションローラ5は、ローラ5aと、糸条Yの走行方向とは反対方向に前記ローラを付勢する抵抗体5bにより構成されている。また、ローラ5aの隣には、糸条Yがローラ5aから外れないように押えローラが設けられている。抵抗体として、ねじりバネ又はゴム等が用いられる。実施例においては、ねじりバネを使用している。
送り手段6は、送りローラ6a、シャフト6b、ラチェット歯車6cにより構成されている。そして、送りローラ6aとラチェット歯車6cとは、それらの間に位置するシャフト6bにより動きが連動するようになっている。送りローラ6a及びラチェット歯車6cと、シャフト6bとは、ネジ又はボルト等により結び付けられている。
弛み取り手段8は、弛み取りローラ8a、ねじりバネ8b、シャフト8c、カム8d、ピン8e、ピン8fにより構成されている。そして、ねじりバネ8bの内側に位置するシャフト8cにより、弛み取りローラ8aとカム8dの動きが連動するようになっている。弛み取りローラ8a及びカム8dと、シャフト8cとは、ネジ又はボルト等により結び付けられている。
また、ねじりバネ8bは、図1において矢印Bの方向に弛み取りローラ8aを付勢している。
図4に記載のように、カム8dとラチェット歯車6cとは、カム従動節10a及びラチェット爪10dにより、間欠的に動きが連動するようになっている。
次に、図7を用いて、ボビン3に糸条Yを1巻きに1撚りが入るように撚りを入れながら巻き付ける装置及び方法について、概説する。給糸パッケージ11aに撚りが入っていない状態で巻き付けられている糸条Yは、給糸パッケージ11aから引き出されて、ガイド部11dにより撚りが入れられた後、巻き取りボビン11e(ボビン3)に巻き付けられる。ガイド部11dは巻き取りボビン11eの周りを時計回り又は反時計回りに周回していることから、巻き取りボビン11eに巻き取られる前に糸条Yは、ガイド部11dにより、巻き取りボビン11eの周りを周回することとなる。その結果、糸条Yは、1巻きに1撚りが入った状態で、巻き取りボビン11eに巻き付けられることとなる。
ガイド部11dは、モーター11bにより巻き取りボビン11eの周りを周回させられている。モーター11bの駆動力は、ギア11cを介して、ガイド部11dに伝えられている。
巻き取りボビン11eは、楕円形のカム11gの回動により、矢印E及びFの方向に往復移動している。前記往復移動により、巻き取りボビン11eの上下に渡って糸条Yを均等に巻き付けることが可能となる。また、ばね11fにより、移動に伴う巻き取りボビン11eへの衝撃は、緩和されている。なお、カム11gの駆動手段は、図示していない。
上記は、糸条Yをボビン3に撚りを入れながら巻き付け、糸玉を形成する方法及び装置の一実施の形態である。従って、撚り入りの糸玉を形成する方法は、上記に限定されることはない。
本発明は撚りが解舒されるときの糸条Yの復元力を利用するものであることから、糸条Yは、剛性又は弾性力を有していなければならない。本発明に用いられる糸条Yとしては、高い剛性を有している炭素繊維等が考えられる。
また、本発明に用いられる糸条Yは、樹脂を含浸していない、いわゆるドライの糸条である。樹脂を含浸している糸条を用いると、樹脂で糸条同士がくっつき、糸条の撚りの復元力を利用しての解舒が難しくなるからである。
次に、本発明に係るブレイダー用ボビンキャリアの動作及び糸条Yの走行について図1を用いて説明する。ボビン3に巻かれている糸条Yは、糸玉から解舒後ボビン軸線上、矢印Zの方向に送り出されて、糸道ガイド4を通りテンションローラ5に送られる。糸条Yの解舒は撚りの復元力を利用して行われるので、解舒部に糸条の解舒のための張力を加える必要がなく、また、解舒部に張力が加わることもない。ブレイダーを作動させて糸条Yが矢印Zの方向に送り出されると、解舒部において撚りの戻りを妨げるものがなくなることから、張力が解舒部に伝わる前に撚りが戻り、糸条Yが自然にボビン3から離れるからである。
解舒された糸条Yは、張力を加えられることなく自然にボビン3から離れるので、撚りは完全に解舒されてはいても、張りのない状態で一対のテンションローラ5に達する。糸条Yに張りがないと、送りローラ6a上で糸条Yが滑ってしまうこととなり、送りローラ6aの回動時に、糸条Yを送り出すことができなくなる。前記問題の発生を防ぐため、テンションローラ5は、糸条Yに張りを付与する。張りは、糸条Yの走行方向とは反対方向に弾性体(ねじりバネ)5bにより付勢されたローラ5aを、糸条Yが弾性体5bの付勢力に抗して摺動する過程で付与される。張りが付与された後、糸条Yは送りローラ6aに向かう。
送りローラ6aに達した糸条Yは、送りローラ6aに周接し、送りローラ6a上を矢印Bの方向に一周以上摺動する。その後、糸条Yは、糸道ガイド7を通り、弛み取りローラ8aに達する。送りローラ6aは、それと連動するラチェット歯車6cがラチェット爪10dにより係止されている間、糸条Yにより矢印Bの方向へ回動させられることはない。しかし、ラチェット爪10dが外れ、ラチェット歯車6cが回動したときに、送りローラ6aは、一体的に同調して矢印Bの方向に回動する。送りローラ6aの回動により、回動分多めに糸条Yは送り出される。
糸条Yは、弛み取りローラ8aに周接し、まず、図1に記載されているように矢印Bの方向に、前記ローラ8aの外周面の上端から下端に渡って摺動した後、弛み取りローラ8aに設けられている二つのピン8e、8fにより、矢印Aの方向へ屈曲させられる。糸条Yを弛み取りローラ8a上のピン8eで矢印Aの方向に屈曲させていることから、摺動する糸条Yは、弛み取りローラ8aに対して矢印Aの方向へ回動させようする力を加える。
この力に対し、ねじりバネ8bは、弛み取りローラ8aを矢印Bの方向に付勢している。そして、糸条Yが弛み取りローラ8a上を摺動する過程において、糸条Yによる弛み取りローラ8aを矢印Aの方向に回動させようとする力と、ねじりバネ8bによる弛み取りローラ8aを矢印Bの方向に付勢する力がほぼ拮抗するようにしている。但し、糸条Yを傷めないように、糸条Yによる力の方を、ねじりバネ8bによる力よりも若干大きくなるようにしている。その結果、前記ローラ8aを摺動する糸条Yに抵抗が加えられることとなり、糸条Yの弛みが取り除かれ、その弛みが調整される。その後、糸条Yは、糸道ガイド9を通って矢印Zの方向にある組成点Pに送られる。
弛み取りローラ8aは、シャフト8cにより反対側のカム8dと連動している。糸条Yによる力の方がねじりバネ8bによる力よりも若干大きいため、糸条Yが弛み取りローラ8aを摺動する過程において、ねじりバネ8bの付勢力に抗して送りローラ8aは矢印Aの方向に回動させられる。そうすると、図4においてカム8dも一体的に同調して矢印Dの方向に回動させられる。
カム8dの回動の結果カム8dの凸部が、カム従動節10aと接触し、カム従動節10aを矢印Dの方向に、シャフト10cを中心として回動させる。カム従動節10aが回動すると、カム従動節10aと一体となっているラチェット爪10dも同調してシャフト10cを中心として矢印Dの方向に回動し、ラチェット爪10dはラチェット歯車6cから一時的に解舒される。ラチェット爪10dから解舒されると、ラチェット爪10dにより係止されていたラチェット歯車6cが矢印C方向に回動することとなり、ラチェット歯車6cと連動している送りローラ6aも図1において矢印B方向に回動する。
送りローラ6aの回動は、その回動分多めに糸条Yを弛み取りローラ8a側へ送ることを可能とする。その結果、送りローラ6aと弛み取りローラ8a間の糸条Yが弛み、糸条Yに加えられる張力が緩和される。それと同時に、糸条Yが弛み取りローラ8aを矢印Bの方向へ回動させようとする力も減少し、糸条Yがねじりバネ8bに加える負荷も緩和される。このようにして、弛み取り手段8において糸条Y及びねじりバネ8bに対して過度の負荷が加わらないように調整されている。
バネ8bに対する負荷が軽減されると、バネ8bの付勢力により弛み取りローラ8aは矢印B方向に回動し、再び前の状態に戻る。その結果、送りローラ6aと弛み取りローラ8a間の糸条Yは、前記回動により弛み取りローラ8a側に引っ張られ、送りローラ6aの回動による糸条Yの弛みは解消する。また、カム8dも弛み取りローラ8aと連動していることから、図4において矢印C方向に同調して回動し、前の状態に戻る。カム8dが元の位置に戻り、カム8dの凸部がカム従動節10aから離れると、シャフト10cに巻き付けられているねじりバネ10bがカム従動節10a及びラチェット爪10dを矢印Cの方向へ回動させ、再び元の位置に戻す。その結果、ラチェット爪10dがラチェット歯車6cと再び係合し、ラチェット歯車6c及び送りローラ6aの回動を止める。
以上のような構成で前記実施例では、糸条Yは、撚りの復元力を利用してボビン3から自然に解舒され、走行中に適切に張りを調整された後に、ブレイダーBRへと送られることとなる。従って、糸条の解舒部に張力を加える必要がないことから、糸条Yを傷めることがない。また、解舒の過程で撚りが完全に解消されていることから、撚りの残った糸条YがブレイダーBRへと送られることもない。
3 ボビン
5 テンションローラ
5a ローラ
5b 弾性体(ねじりバネ)
6 送り手段
6a 送りローラ
6b シャフト
6c ラチェット歯車
8 弛み取り手段
8a 弛み取りローラ
8b ねじりバネ
8c シャフト
8d カム
8e ピン
8f ピン
Y 糸条
BR ブレイダー
5 テンションローラ
5a ローラ
5b 弾性体(ねじりバネ)
6 送り手段
6a 送りローラ
6b シャフト
6c ラチェット歯車
8 弛み取り手段
8a 弛み取りローラ
8b ねじりバネ
8c シャフト
8d カム
8e ピン
8f ピン
Y 糸条
BR ブレイダー
Claims (2)
- 糸条をボビンから縦取り式に解舒して取り出すブレイダー用ボビンキャリアであって、撚り入りの糸条が巻き付けられたボビンを載置していることを特徴とするボビンキャリア。
- 前記糸条が炭素繊維であることを特徴とする請求項1に記載のブレイダー用ボビンキャリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005150041A JP2006328561A (ja) | 2005-05-23 | 2005-05-23 | ブレイダー用ボビンキャリア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005150041A JP2006328561A (ja) | 2005-05-23 | 2005-05-23 | ブレイダー用ボビンキャリア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006328561A true JP2006328561A (ja) | 2006-12-07 |
Family
ID=37550539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005150041A Pending JP2006328561A (ja) | 2005-05-23 | 2005-05-23 | ブレイダー用ボビンキャリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006328561A (ja) |
-
2005
- 2005-05-23 JP JP2005150041A patent/JP2006328561A/ja active Pending
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