JP2004083408A - 鉛フリー、好ましくは砒素フリーの光学重クラウンガラス - Google Patents

鉛フリー、好ましくは砒素フリーの光学重クラウンガラス Download PDF

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Abstract

【課題】 所望の光学特性(nd/νd)と組み合わせて、PbOを使用しなくても、またできるだけAs23も使用することなく、同時に非常に低い転移温度を達成できる光学ガラスを提供する。
【解決手段】 酸化物基準で以下の組成(質量%表示):P25 43〜56%、ZnO 21〜36%、Al23 0〜6%、Na2O 0.5〜16%、K2O 0〜8%、ΣM2O(アルカリ金属酸化物) ≦16%、MgO 0〜5%、CaO 0〜5%、BaO 3〜14%、B23 0〜8%、La23 0〜7%を有することを特徴とする1.55≦nd≦1.60の屈折率nd、54≦νd≦63のアッベ数νd及びTg≦500℃の転移温度を有する鉛フリー、好ましくは砒素フリーの光学重クラウンガラスが提供される。これらのガラスは、画像、映写、遠距離通信、光通信技術及びレーザー技術の応用領域において光学要素として好適に使用できる。
【選択図】    なし

Description

 本発明は、鉛フリー、好ましくは砒素フリーの光学重クラウンガラス、このタイプのガラスの画像、映写、遠距離通信、光通信技術及びレーザー技術の分野における使用、及び光学要素並びにこれら光学要素のプリフォーム(予備成形物)に関する。
 近年、光技術及びオプトエレクトロニック技術(画像、映写、遠距離通信、光通信技術及びレーザー技術を含む応用分野)のいずれにおいても、小型化に対する著しい市場傾向がある。これは、これまでの最終製品のサイズ縮小から明らかであり、当然の事ながら、このタイプの最終プロジェクト個々のモジュール及び構成部品の小型化をさらに推し進めることを必要としている。光学ガラスの製造業者にとって、この傾向は、最終製品の数が多くなっているにも拘らず、原料ガラスの容積需要を著しく低下させる事態となっている。それと同時に、ガラス塊及び/又は引き抜きガラス棒からこのタイプの小さな構成部品を製造するには、製品当りのパーセンテージ表示で著しいスクラップ増大を招来し、またこの種の非常に小さな部品の機械加工にはより大きな構成部品よりも高いコストがかかるので、その後の加工業者もガラス製造業者の価格に対する圧力を強めている。
 光学部品をガラス塊又は引き抜きガラス棒から製造する別の方法として、従来慣用されているように、できるだけ最終形状に近いプリフォームをガラス溶融体から直接得ることができる製造プロセスが、最近ますます重要になってきている。例えば、その後の加工業者は、精密に加圧された小さな構成部品又はその前駆体、即ち再加圧するための「精密たね」として知られる最終形状に近いプリフォームを要求している。「精密たね」は、一般に、各種製造プロセスを介してアクセス可能な、好ましくは完全に火炎磨きされたセミフリー又はフリー・フォーミングされたガラス部分を意味すると理解されている。
 精密たねを製造する一つの方法はビード・スプレー法であり、所定のサイズ分布を有するガラスビードがスプレー法によってガラス溶融体から製造される。所望のサイズ画分は、例えば篩分けによって分別される。残りの画分は廃棄されるべきではなく、むしろ再び充分に溶融できる高純度カレットとしてリサイクルできる。このプロセスは、技術的及び必要労務の点から非常に簡単に遂行でき、ガラス・ストランドの場合の目標の所定分配を必要とせず、多数を短時間に製造することが可能となる。
 しかしながら、ブランク加圧法として知られる付加価値を連鎖的に高める最終形状に近い直接加圧法が、より有利である。この方法によれば、より小さな容積のガラス溶融体(多数の材料小片に亘って分布する)を短いセットアップ時間で柔軟に対応可能となる。しかしながら、たねスプレー法に比べて、サイクル数及び小片の数が少なく、また幾何形状も小さく、材料のみの価値から付加価値を得ることはできない。従って、製品は「システム取り付け準備OK」の状態でプレスから取り出さねばならず、即ち、高価な再機械加工、冷却及び/又は低温状態でのさらなる加工を省くことができなければならない。要求される高精度の幾何形状のために、このタイプの加圧プロセスのためには高品質の精密装置及び従って高価な金型材料を使用しなければならない。これらの金型の寿命は製造される製品及び/又は材料の採算性において極めて大きなファクターである。長い寿命を達成するために極めて重要なファクターは、作業温度はできるだけ低くなければならないが、この作業温度は、加圧される材料の粘度がなおプレス作業に充分である程度まで低減できるのみである。従って、加工温度、従って加工されるガラスの転移温度Tgと、このタイプの加圧作業の採算性との間には、直接的な因果関係があり、ガラスの転移温度が低ければ低いほど、金型の寿命は長くなり、利ざやは大きくなる。この関係によれば、従って、低いTgガラス、即ち低い融点及び転移点を有するガラスとして知られるものが必要になり、すなわち、できるだけ低い温度で作業するに充分な粘度を有するガラスが必要になる。
 最近、溶融プロセス技術の点からさらなる顧客の判定基準として「ショート・ガラス」、即ち比較的僅かな温度変化で粘度が著しく変わるガラスに対する要望が強くなっていると報告されている。溶融プロセスにおいては、この挙動は熱成形時間、即ち金型閉鎖時間を短縮できるという利点を有する。これは、まず第一に、処理量を増大し、即ちサイクル時間を短くし、第二に、前述したように金型材料に対してより優しく、また全体の製造コストに良い影響を有する。このタイプのショート・ガラスは、さらに、対応するロング・ガラスよりもより急速な冷却のために、結晶化傾向の強いガラスも加工できるという利点を有する。これによって、引き続いての二次熱成形段階で問題を生じ得る予備核形成が不要となる。これはまた、このタイプのガラスを引き抜いてファイバーにできるという可能性をもたらす。
 従来、類似の光学特性及び類似の化学組成を有するガラスは既に先行技術に記載されているが、これらのガラスは重大な欠点を有する。
 例えば、必須添加剤としてAg2O及びTl23を合計少なくとも4質量%含有する眼科用亜鉛燐酸塩ガラスが知られている(特許文献1参照)。この場合、イオン交換の為にこれら2つの非常に高価な成分が必要になる。さらに、それによって、Agのレドックス(酸化還元)感受性(Ag(I)からAg(0)へ)及びTl23の著しい毒性のために溶融プロセスが極めて困難になる。
 他のガラスは、特定の光学特性に設定する為に必要な必須成分としてLi2Oを少なくとも1質量%含有する眼科用亜鉛燐酸塩ガラスである(特許文献2参照)。しかしながら、Li2Oの添加は、この成分は比較的に高価で結晶化傾向を増大させるために不利である。
 低融点の工業的な亜鉛燐酸塩ガラスも提案されている(特許文献3参照)。しかしながら、これらのガラスは塩素分を含有しており、この塩素分は分析によって検出でき、ガラスの内部光学品質に悪影響を及ぼす。
 ブランク加圧用に使用でき、本発明に係るガラスと似たような組成を有する光学ガラスも提案されている(特許文献4参照)。しかしながら、この特許文献に記載のガラス組成物はナトリウム酸化物を含有していない。
 また、CuOを含有するガラスも提案されているが(特許文献5参照)、必須成分として10質量%まで含有するため、強い着色を付与し、従って従来の光学用途や光学ガラスに対しては厳に禁止される。この種の必須成分CuOを含有する(12質量%まで)ガラスは、特許文献6にも記載されている。
 必須成分としてNd23を含有する(33質量%まで)タイプのガラスも提案されており(特許文献7参照)、活性レーザーガラスを構成している。この種の活性は、予測される望ましくないビーム変調のために従来の光学用途からははじき出される。
 亜鉛燐酸塩ガラスではなくむしろアルミノ燐酸塩タイプのガラスも提案されているが(特許文献8参照)、その粘度−温度特性は亜鉛燐酸塩ガラスのそれと比肩し得るものではない。それらの溶融点は一般に非常に高く、従って、低Tgガラスとは呼べない。さらに、この種のガラスにLa23を添加しても、精密たね又は成形に所望のショート性は達成できない。
 非常に索状(筋状)フリーの光学ガラスも提案されているが(特許文献9参照)、この性質は、特に必須の非常に高い清澄剤の含有(Sb23≧1質量%)によって確保されなければならない。しかしながら、そのような高い含有量でのSb23の添加は、この成分の固有吸収によって生じると予測される透過性の低下の為に前記した現代の光学用途領域には不可能である。
ヨーロッパ特許出願公開EP 0 566 866号公報 米国特許第5,021,366号明細書 ヨーロッパ特許出願公開EP 0 494 358号公報 特開平2−124743号公報 特開平11−268927号公報 特開平9−100136号公報 特開昭63−21240号公報 米国特許第4,871,230号明細書 特開昭61−40839号公報
 従って、本発明の目的は、所望の光学特性(nd/νd)と組み合わせて、(生態学的配慮の為に)PbOを使用しなくても、またできるだけAs23も使用することなく、同時に非常に低い転移温度を達成できる光学ガラスを提供することにある。これらのガラスは、画像、映写、遠距離通信、光通信技術及びレーザー技術の適用領域に適していなければならず、また、1.55≦nd≦1.60の屈折率nd、54≦νd≦63のアッベ数νd及びTg≦500℃のできるだけ低いガラス転移温度を有していなければならない。さらに、それらは良好な溶融及び加工特性と充分な結晶化安定性を有し、連続的に操作される装置で製造可能でなければならない。さらにまた、できるだけショートなものでなければならない。
 前記目的は、特許請求の範囲に記載の本発明の各種態様によって達成される。特に、本発明によれば、酸化物基準で以下の組成
 P25  43〜56質量%、ZnO  21〜36質量%、
 Al23   0〜6質量%、
 Na2O  0.5〜16質量%、K2O   0〜8質量%、
 ΣM2O(アルカリ金属酸化物) ≦16質量%
 MgO     0〜5質量%、CaO     0〜5質量%、
 BaO    3〜14質量%、
 B23    0〜8質量%、La23   0〜7質量%
を有することを特徴とする1.55≦nd≦1.60の屈折率nd、54≦νd≦63のアッベ数νd及びTg≦500℃の転移温度を有する鉛フリー、好ましくは砒素フリーの光学重クラウンガラスが提供される。
 本発明に係るガラスは、類似のガラス族に属する公知の光学ガラスと共通したアッベ数や屈折率などの光学特性を有する。しかしながら、良好な溶融及び加工特性、低い加工コストによる低い製造コスト及び良好な環境適合性によって区別される。
 特に、本発明のガラスは、例えばプランク加圧又は精密加圧による最終形状に近い加工に適している。この点において、本発明に係るガラスの粘度−温度プロファイル及び作業点(温度)は、このタイプの最終形状に近い熱成形が感度の高い精密機械加工も可能なように好適に設定されたものである。
 さらに、本発明に係るガラスの結晶化安定性と粘度−温度プロファイルの組み合わせによって、これらのガラスから、目視的になんら問題も無く熱的手段(加圧又は予備加圧)によって(さらに)処理されるべきガラス又はプリフォームを作製可能となる。
 特に、本発明に係るガラスは、1.55≦nd≦1.60、好ましくは1.56≦nd≦1.59の屈折率nd、54≦νd≦63、好ましくは55≦νd≦62のアッベ数νd及びTg≦500℃、好ましくはTg≦450℃、さらに好ましくはTg≦400℃の転移温度を有する。
 ガラスの「内部品質」は、本発明によれば、ガラスは可能なかぎり最小限の量の気泡及び/又は筋状及び/又は類似の欠陥を含み、あるいは実際には好ましくはこのような欠陥の無いことを意味するものと理解されるべきである。
 以下の説明において、用語「X−フリー」又は「成分Xがフリー」は、ガラスは実質的にこの成分Xを含有しない、即ちこの種の成分はせいぜいガラス中に不純物として存在するが、個々の成分としてガラス組成物に添加されていないことを意味する。ここで、Xは例えばLi2Oなどの所望の成分を指している。
 本発明に係るガラスの基本ガラス系は、亜鉛燐酸塩系であり、これは固有的に所望の特性のための良好な基礎を形成する。
 以下の説明において、ガラス成分含有量の詳細は全て、特に指摘しない限り酸化物基準の質量%で与えられている。
 本発明に係るガラスは、少なくとも43質量%、好ましくは少なくとも44質量%、特に好ましくは少なくとも46質量%、最も好ましくは少なくとも48質量%の高い燐酸塩含有量を有し、従って良好な溶融特性を有する低Tgガラスである。燐酸塩含有量が43質量%未満に減少すると、もはや低Tgガラスと主張できないようなガラスになる。燐酸塩含有量は最大56質量%、好ましくは最大55質量%、特に好ましくは最大53質量%、最も好ましくは最大51質量%である。燐酸塩含有量が56質量%を超えて増大すると、屈折率が過度に減少する。さらに、以下に詳細に説明するように、燐酸塩は複合燐酸塩として添加することが好ましい。しかしながら、燐酸塩含有量が56質量%を超えると、複合燐酸塩の割合が遊離のP25の割合が多くなるように低下し、溶融特性が制御困難になり、かなり蒸発及び粉立ち作用が増大し、内部品質の低減にもつながる。さらに、遊離の非複合燐酸塩の割合が増大すると、製造作業に対する安全性の要求が増大し、また製造コストの上昇を余儀なくされる。
 さらに本発明に係るガラスは、少なくとも21質量%、好ましくは少なくとも22質量%、特に好ましくは少なくとも24質量%、最も好ましくは少なくとも25質量%の比較的高い酸化亜鉛含有量を有する。アルミニウム燐酸塩又はバリウム燐酸塩とは異なり、本発明に係る亜鉛燐酸塩ガラスは、所望の粘度−温度プロファイルを有し、即ちガラスは充分に「ショート」である。添加した亜鉛の割合が高いと、さらに、低いTgを設定するために必要な多量の燐酸塩が燐酸亜鉛として複合形態で導入されることによる利点をもたらす。これはガラス組成物の作業特性を著しく改善する。バッチの蒸発しダスト滴を形成する傾向が劇的に著しく改善され、ガラス溶融体の均質性が達成され、これは形成されるガラスの光学特性の品質及び均一性に特に反映されるが、さらにまた、一般に、例えば高い燐酸塩含有量の材料における気泡及び/又は筋状に関する改善された内部品質に反映され、逆に前記以外の場合にはそのショート性の為に筋状に対する感受性が高くなる。酸化亜鉛含有量が21質量%未満に低くなると、ガラスのショート性に対する調節特性がもはや充分にはもたらされず、さらに燐酸亜鉛によって複合基材として導入されるべき燐酸塩含有量が低下し、それによって形成されるガラスの内部品質に上記悪影響を及ぼすことになる。本発明に係るガラスは、最大36質量%、好ましくは最大32質量%、特に好ましくは最大31質量%、最も好ましくは最大29質量%の酸化亜鉛を含有する。
 粘度−温度特性を柔軟に制御し、さらに燐酸塩当量と結びつけるには、少なくとも3質量%、好ましくは少なくとも4質量%、最も好ましくは少なくとも5質量%のBaOが本発明に係るガラスに加えられる。本発明に係るガラス中のBaO含有量は、最大14質量%、好ましくは最大13質量%、特に好ましくは最大11質量%、最も好ましくは最大10質量%である。
 本発明に係るガラスにおいては、BaOは、必要に応じて、アルカリ土類金属酸化物MgO及び/又はCaOで部分的に置き換えることができ、その場合、これらの成分は各々最大5質量%、好ましくは最大4質量%、最も好ましくは最大3.5質量%の量で存在する。しかしながら、合計量においてこれらの成分の含有量は最大8質量%、好ましくは最大5質量%、最も好ましくは最大3.4質量%であることが好ましい。
 BaO、MgO及び/又はCaOの合計量は、最大15質量%、好ましくは最大13質量%、最も好ましくは最大11質量%であることが好ましい。
 本発明の幾つかの態様によれば、本発明に係るガラスは、精密調整のために及びリン酸塩当量を結びつけるために、適切であれば少なくとも0.5質量%、好ましくは少なくとも1質量%の量でAl23を含有し得る。しかしながら、Al23の含有量は最大6質量%、好ましくは最大5質量%、特に好ましくは最大3質量%、最も好ましくは最大2.5質量%に厳しく制限される。上記上限6質量%を超えるべきではなく、さもなくばAl23の網状構造形成特性のためにガラスのショート性が失われてしまうからである。
 本発明の好適な態様によれば、本発明に係るガラスは、少なくとも0.5質量%、より好ましくは少なくとも0.7質量%、最も好ましくは少なくとも1.0質量%の量でLa23を含有する。しかしながら、本発明に係るガラスにおけるこの成分の使用は、最大7質量%、好ましくは最大5質量%、特に好ましくは最大4質量%、最も好ましくは最大3.5質量%に制限されるべきである。同様に5質量%を超える量はガラスのショート性に悪影響を及ぼす。さらに、La23はリン酸亜鉛マトリックスに無制限に溶解しないので、より高いLa23含有量は光学特性を望ましくないより高い屈折率側へシフトし、失透傾向、即ち結晶化傾向を増大する。
 さらに、本発明に係るガラスはまた、少なくとも0.5質量%、好ましくは少なくとも5質量%、より好ましくは少なくとも6質量%、最も好ましくは少なくとも7質量%の量でNa2Oを含有する。アルカリ金属酸化物、特にNa2Oを含有しないガラスは、溶融特性に劣り易くなり、屈折率を増大し易くなる。さらに、リン酸亜鉛ミクロ構造が崩壊されることもあり、これはガラスの耐薬品性に悪影響を及ぼす。従って、本発明によれば、アルカリ金属酸化物、特にNa2Oの添加は好ましい。アルカリ金属酸化物の添加は溶融特性を最適化するのに供し、即ちこれらの酸化物はフラックスとして作用する。Na2Oは最大16質量%、好ましくは最大15質量%、特に好ましくは最大13質量%、最も好ましくは最大12質量%の量で添加されるべきである。
 適切であれば、Na2Oは、最大8質量%、好ましくは最大6質量%、特に好ましくは最大4質量%、他のアルカリ金属酸化物M2Oで置き換えることができる。この場合、アルカリ金属酸化物M2Oの合計量は16質量%、好ましくは15質量%、特に好ましくは13質量%、最も好ましくは12質量%を超えるべきではない。もしも16質量%を超える量が添加されると、ガラスの耐薬品性は劣化し易くなる。この点においてさらに好適なアルカリ金属酸化物は酸化カリウムである。Li2Oは、高価で、結晶化傾向を増大するので好ましくない。従って、本発明に係るガラスはLi2Oフリーであることが好ましい。
 さらに本発明に係るガラスは、適切であれば、最大8質量%、好ましくは最大5質量%の量でB23を含有することができる。B23の強い網状構造形成特性は、結晶化及び/又は耐薬品性についてガラスの安定性を増大する。しかしながら、この成分の量は8質量%を超えるべきではなく、さもないとガラスの網状構造が過度に強化され、ガラスのTg及び融点が望ましくないほど増大する。同様に、そのときガラスはより「ロング」になり、これは本発明にとっても好ましくない。従って、本発明に係るガラスの特に好ましい態様はB23フリーである。
 光学ガラスとして、本発明に係るガラスはまた、好ましくは着色剤及び/又は光学的に活性な成分フリーである。
 特に、本発明に係るガラスはまた、例えばAgなどのレドックス感受性成分フリーであり、及び/又は例えばTlやAsなどの毒性成分及び/又は健康に有害な成分フリーである。
 本発明の一態様によれば、本発明に係るガラスは、好ましくは特許請求の範囲に記載されていない他の成分フリーである。すなわち、この種の態様によれば、ガラスは実質的に前記した各成分からなる。ここで、用語「実質的に…からなる」は、他の成分はせいぜい不純物としては存在するが、ガラス組成物に個々の成分として故意に添加されていないことを意味する。
 本発明に係るガラスは、通常の清澄剤を少量で含有することができる。添加される清澄剤の合計量は、ガラス組成物の他の成分100質量%に添加する量として、最大2.0質量%、より好ましく最大1.0質量%である。本発明に係るガラスにおいては、以下の成分の少なくとも1種が清澄剤として存在できる(ガラス組成物の他の成分に対する添加量として、質量%で)。
 Sb23   0〜1%及び/又は
 SnO    0〜1%及び/又は
 NaCl   0〜1%及び/又は
 SO4 2-   0〜1%及び/又は
 F-     0〜1%。
 特定の用途のために必要であれば、本発明に係るガラスは、従来のNa/Ag及び/又はK/Agイオン交換によって強靭にし及び/又は屈折率プロファイルを有するようにすることができる。
 本発明はまた、画像、映写、遠距離通信、光通信技術及び/又はレーザー技術などの応用領域における本発明に係るガラスの使用にも関する。
 本発明はまた、本発明に係るガラスを含む光学要素にも関する。ここで、光学要素は、特にレンズ類、プリズム類、およびコンパクトな構成部品である。ここで、本発明によれば、用語「光学要素」は、例えば、たね、精密たね、等のこの種の光学要素のプリフォームも包含する。
 以下に実施例を示して本発明について具体的に説明するが、本発明が以下の実施例に限定されるものでないことは言うまでもない。
 本発明の好適な組成範囲の13のガラス(実施例1〜13)及び比較例のガラスを表2及び表3にまとめて示す。本発明のガラスは以下のようにして製造した。
 酸化物用の原料、好ましくは対応する炭酸塩、硝酸塩及び/又は弗化物と、好ましくは複合燐酸塩形態の燐酸塩分を計量し、例えばSb23などの1種以上の清澄剤を加え、充分に混合した。ガラスバッチを連続溶解装置内で約1070℃で溶解し、次いで清澄化し(1100℃)、均質化した。ガラスは約800℃の注型温度で注型でき、所望の寸法に加工した。大容積の連続装置では、経験から、温度は約100℃低くでき、材料は約650℃で最終形状に近い直接加圧法で加工できる。
 ガラス100kgの溶解例(計算値)の一例を表1に示す。なお、下記溶解例に従って得られたガラスは、表2に示す実施例4の特性を有していた。
Figure 2004083408
 下記表2及び表3には、本発明に係る実施例1〜13及び比較例1の組成(質量%)及び特性が示されている。特性としては、屈折率nd、アッベ数νd、スペクトルの青色領域における部分分散Pg,F及びこの部分分散の標準直線からの偏差ΔPg,F[10-4]、熱膨張率α20-300[10-6/K]、ガラス転移温度Tg[℃]及び密度ρ[g/cm3]を示す。
 本発明に係るガラスは全て、500℃未満のTgを有し、結晶化抵抗性があり、問題なく加工できた。本発明とは異なって酸化ホウ素含量が11.5質量%の比較例1のガラスは、とりわけ500℃を超える高いTgを示した。
Figure 2004083408
Figure 2004083408

Claims (9)

  1. 酸化物基準で以下の組成
     P25  43〜56質量%、ZnO  21〜36質量%、
     Al23   0〜6質量%、
     Na2O  0.5〜16質量%、K2O   0〜8質量%、
     ΣM2O(アルカリ金属酸化物) ≦16質量%
     MgO     0〜5質量%、CaO     0〜5質量%、
     BaO    3〜14質量%、
     B23    0〜8質量%、La23   0〜7質量%
    を有することを特徴とする1.55≦nd≦1.60の屈折率nd、54≦νd≦63のアッベ数νd及びTg≦500℃の転移温度を有する鉛フリー、好ましくは砒素フリーの光学ガラス。
  2. 酸化物基準で以下の組成
     P25  43〜56質量%、ZnO  21〜36質量%、
     Al23   0〜6質量%、
     Na2O  0.5〜16質量%、K2O   0〜8質量%、
     ΣM2O(アルカリ金属酸化物) ≦16質量%
     MgO     0〜5質量%、CaO     0〜5質量%、
     BaO    3〜14質量%、
     B23    0〜8質量%、La23  0.5〜7質量%
    を有し、1.55≦nd≦1.60の屈折率nd、54≦νd≦63のアッベ数νd及びTg≦500℃の転移温度を有する請求項1に記載のガラス。
  3. 酸化物基準で以下の組成
     P25  44〜55質量%、ZnO  22〜32質量%、
     Al23   0〜5質量%、
     Na2O   5〜15質量%、K2O   0〜8質量%、
     ΣM2O(アルカリ金属酸化物) ≦15質量%
     MgO     0〜5質量%、CaO     0〜5質量%、
     ΣMgO+CaO ≦8質量%
     BaO    4〜13質量%、
     B23    0〜8質量%、La23  0.5〜5質量%
    を有し、1.56≦nd≦1.59の屈折率nd、55≦νd≦62のアッベ数νd及びTg≦500℃の転移温度を有する請求項1に記載のガラス。
  4. 酸化物基準で以下の組成
     P25  46〜53質量%、ZnO  24〜31質量%、
     Al23   0〜3質量%、
     Na2O   6〜13質量%、K2O   0〜6質量%、
     ΣM2O(アルカリ金属酸化物) ≦13質量%
     MgO     0〜4質量%、CaO     0〜4質量%、
     ΣMgO+CaO ≦5質量%
     BaO    4〜11質量%、
     B23    0〜5質量%、La23  0.5〜4質量%
    を有し、1.56≦nd≦1.59の屈折率nd、55≦νd≦62のアッベ数νd及びTg≦450℃の転移温度を有する請求項1に記載のガラス。
  5. 酸化物基準で以下の組成
     P25  48〜51質量%、ZnO  25〜29質量%、
     Al23  0.5〜2.5質量%、
     Na2O   7〜12質量%、K2O   0〜4質量%、
     ΣM2O(アルカリ金属酸化物) ≦12質量%
     MgO     0〜3質量%、CaO  0.5〜3.5質量%、
     ΣMgO+CaO ≦3.5質量%
     BaO     5〜10質量%、
     La23  0.5〜3.5質量%
    を有し、1.56≦nd≦1.59の屈折率nd、55≦νd≦62のアッベ数νd及びTg≦400℃の転移温度を有する請求項1に記載のガラス。
  6. さらに清澄剤として以下の成分の少なくとも1種
     Sb23   0〜1質量%及び/又は
     SnO    0〜1質量%及び/又は
     NaCl   0〜1質量%及び/又は
     SO4 2-   0〜1質量%及び/又は
     F-     0〜1質量%
    を含有する請求項1乃至5のいずれか一項に記載のガラス。
  7. 前記請求項1乃至6のいずれか一項に記載のガラスの画像、映写、遠距離通信、光通信技術及び/又はレーザー技術の分野における使用。
  8. 前記請求項1乃至6のいずれか一項に記載のガラスの光学要素としての使用。
  9. 前記請求項1乃至6のいずれか一項に記載のガラスを含む光学要素。
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