JP2004081440A - 遊技機製造設備のバンド取付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】固着具の横振れを防止して遊技盤へのバンドの適切な取付化を図る。
【解決手段】二次成形機構23が一次成形機構22からバンド7を受け取ると、位置決定ツール28が上昇して内部に固着具10の先端部を取り込んだ後、バンド挿入装置14のハンドツール27がバンド本体8の上方からバンド本体8の板厚方向両側を経由して固着具10の上部を挟む格好で支持したら、ハンドツール26がバンド本体8の支持を解放した後、バンド挿入装置14がバンド挿入エリア19に向けて下降し、固着具10の先端部が位置決定ツール29で案内されつつバンド取付用下孔5に挿入される。
【選択図】 図1
【解決手段】二次成形機構23が一次成形機構22からバンド7を受け取ると、位置決定ツール28が上昇して内部に固着具10の先端部を取り込んだ後、バンド挿入装置14のハンドツール27がバンド本体8の上方からバンド本体8の板厚方向両側を経由して固着具10の上部を挟む格好で支持したら、ハンドツール26がバンド本体8の支持を解放した後、バンド挿入装置14がバンド挿入エリア19に向けて下降し、固着具10の先端部が位置決定ツール29で案内されつつバンド取付用下孔5に挿入される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機のような球を遊技媒体として使用する遊技機を製造する設備において、遊技盤に球の流れる遊技領域を形成する帯状のバンドを取り付ける装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図15は特開平6−343739号公報で開示されたバンド取付装置を示し、バンド供給装置154におけるバンド151の搭載されたバンドパレット152からバンド151を1本ずつ取り出してバンド成形装置155に供給し、バンド成形装置155でバンド151を所定の弧状に成形した後にバンド151に設けられた固着具153cを遊技盤搬送装置156に搭載された遊技盤153に形成されたバンド取付用下孔153aに遊技盤153の意匠盤面から内部に圧入して、バンド151を遊技盤153に取り付けるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例は図15に示すように、バンド151が帯状のバンド本体151aの下縁部に形成された長孔151bに割ピンのような固着具151cの曲折部を挿入したことによってバンド本体151aに固着具15cを結合した構造になっているので、固着具151cを遊技盤153のバンド取付用下孔153aに挿入する場合、固着具151cが横振れを起こし、固着具151cが曲がってしまったり、バンド取付用下孔153aが大きくなってしまったりして、バンド151が遊技盤153に適切に取り付けられないという問題点があった。
【0004】
そこで、本発明は固着具の横振れを防止して遊技盤に適切に取り付けることができるバンド取付装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、遊技盤に遊技領域を形成する帯状のバンド本体に固着具を備えたバンドを取り付ける遊技機製造設備のバンド取付装置において、遊技盤に取り付けるための固着具の先端部を位置決めする位置決定ツールと、位置決定部材で支持された固着具の先端部と同軸上に位置させつつ遊技盤に取り付けるための固着具におけるバンド本体側の根元部を支持するハンドツールとを備えたことによって、位置決定ツールとハンドツールとで固着具をふらつきなく1本の直線上で位置決めし、その状態で位置決定ツールが固着具の根元部を支持しつつ固着具の先端部を位置決定ツールから取り外して遊技盤のバンド取付用下孔に挿入することができるので、固着具の横振れを防止して遊技盤に適切に取り付けることができる。また、本発明にあっては、位置決定ツールが固着具を挿入するすり鉢状の孔を備えれば、固着具の先端部をすり鉢状の孔に挿入することで、固着具の先端部を位置決定ツールで位置決めすることができる。また、本発明にあっては位置決定ツールが固着具を挿入するすり鉢状の径方向に2分割された孔を備える一対の開閉体と開閉体の開閉機構とを備えれば、位置決定ツールの開閉可能な孔の中心とハンドツールの中心とが上下方向の1本の線上で一致することができるうえ、開閉機構で開閉体を開くことでハンドツールと位置決定ツールとの干渉防止を図ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1から図5は一実施形態であって、図1はバンド取付工程を模式的に示し、図2はバンド取付装置の正面を模式的に示し、図3はバンド成形装置13の位置決定ツール28を切断した断面を示し、図5はバンド挿入装置14の位置決定ツール29の外観を分解して示す。図2に示すように、バンド取付装置に供給される遊技盤1はベニヤ板のような合板からなる方形状の遊技基板の一表面に図柄の印刷された合成樹脂からなる化粧シートを接合した意匠盤面を有する一方、基準孔2、部品逃孔3、アウト口4、バンド取付用下孔5;6が形成された形態とする。部品逃孔3、アウト口4、バンド取付用下孔5;6は基準孔2を基準とした位置に形成される。バンド取付装置に供給されるバンド7は帯状のバンド本体8の長縁下部に形成された複数の長孔9に割ピンのような複数の固着具10の曲折部を個別に挿入したことによってバンド本体8に複数の固着具10を横振れ可能に結合した形態とする。
【0007】
図2を参照し、バンド取付装置について、遊技盤搬送装置11で左側に示す遊技盤1を矢印X1方向の一方向に搬送する一方、バンド本体8を遊技盤1に取り付けられる所定の弧状(図1の右上の遊技盤1に取り付けられた弧状)に曲げ成形するとともに、複数本の固着具10を遊技盤1のバンド取付用下孔5に挿入することで、バンド7を遊技盤1に取り付ける装置を例として説明する。これらの固着具10がバンド取付用下孔5のそれぞれに挿入される前に、遊技盤リフト21上の遊技盤1とバンド挿入装置14のバンド7を支持する機構とを遊技盤1の基準孔2に図外の位置決めピンを挿入することで位置決めして、固着具10とバンド取付用下孔5との位置合わせが行われる。
【0008】
バンド取付装置は遊技盤搬送装置11の側部にバンド供給装置12、バンド成形装置13、バンド挿入装置14を備える。そして、バンド供給装置12に多数本のバンド7の搭載されたバンドパレット15を供給した状態において、遊技盤1が遊技盤搬送装置11で搬入エリア16に到達すると、遊技盤ストッパー17が下降限度位置から上昇して上昇限度位置に停止する過程で遊技盤搬送装置11の搬送体18よりも上方に突出し、搬送体18で搬送されてくる遊技盤1の搬送方向(矢印X1方向)先端面に接触して遊技盤1を搬入エリア16の内部に停止する。
【0009】
その後、遊技盤1のバンド挿入エリア19への供給時期になると、遊技盤ストッパー17が上昇限度位置から下降して下降限度位置に停止する過程において搬送体18よりも下方に引っ込み前記遊技盤1との接触を解放すると、遊技盤1が搬送体18で搬入エリア16からバンド挿入エリア19に搬送される。バンド挿入エリア19では遊技盤ストッパー20が下降限度位置から上昇して上昇限度位置に停止する過程で搬送体18よりも上方に突出し、搬送体18で搬送されてくる遊技盤1の搬送方向先端面に接触して遊技盤1をバンド挿入エリア19の内部に停止する。その後、遊技盤リフト21が下降限度位置から上昇して上昇限度位置に停止する過程で搬送体18よりも上方に突出し、遊技盤ストッパー20で停止している遊技盤1を搬送体18より上方に浮上支持する。
【0010】
一方、バンド7がバンド供給装置12からバンド成形装置13に受け取られることで、バンド本体8がバンド成形装置13で遊技盤1に取り付けられる所定の弧状(図1の右上の遊技盤1に取り付けられた弧状)に曲げ成形された後、バンド成形装置13からバンド挿入装置14に受け取られる。そして、遊技盤1が搬入エリア16からバンド挿入エリア19に到達するまでの間に、バンド7を受け取ったバンド挿入装置14がバンド挿入エリア19の真上に待機している。そして、遊技盤1がバンド挿入エリア19に到達して遊技盤リフト21で搬送体18から浮上支持され、遊技盤リフト21が上昇限度位置に停止し、バンド7を支持したバンド挿入装置14が遊技盤リフト21上の遊技盤1に向けて下降することで、固着具10がバンド挿入エリア19に位置決めしつつ取り込まれた遊技盤1のバンド取付用下孔5に挿入されて遊技盤1に抜けないように取り付けられる。
【0011】
バンド成形装置13は一次成形機構22と二次成形機構23とを備える。一次成形機構22はバンド成形装置13とバンド供給装置12とに対する矢印X2で示す横移動と昇降とを行うとともにバンド本体8を掴む機能を有し、バンド供給装置12から受け取ったバンド7のバンド本体8を少し曲げる予備成形を行う。二次成形機構23は一次成形機構22とバンド挿入装置14とに対する矢印X3で示す横移動(一次成形機構22の横移動と直交する方向の横移動)と昇降を行うとともにバンド本体8を掴む機能および複数の固着具10の先端部を位置決めする機能を有し、一次成形機構22から受け取ったバンド7のバンド本体8を遊技盤1に取り付ける弧状に曲げる本成形を行う。バンド挿入装置14は二次成形機構23とバンド挿入エリア19とに対する矢印X3で示す横移動(二次成形機構23と同方向の横移動)と昇降とを行うとともに複数の固着具10を掴む機能を有し、二次成形機構23から受け取ったバンド7の固着具10をバンド挿入エリア19における遊技盤1のバンド取付用下孔5に挿入する。
【0012】
図1を参照し、バンド7がバンド供給装置12からバンド成形装置13を経由してバンド挿入装置14で遊技盤搬送装置11におけるバンド挿入エリア19で停止中の遊技盤1に取り付けられる工程について説明する。ステップ101において、バンド供給装置12のバンド取出機構24でバンドパレット15から取り出されたバンド7に対し、一次成形機構22のハンドツール25が上方から下降してバンド本体8をバンド本体8の板厚方向両側から挟む格好で支持した後に上昇して停止する。その後、一次成形機構22が矢印X11で示す横方向に移動して仮想線で示すように二次成形機構23の真上で停止する。このように一次成形機構22がバンド供給装置12からバンド7を受け取って二次成形機構23の真上に停止するまでの過程において、ハンドツール25がバンド本体8の両端部を支持したまま互いに近づく方向に移動することによってバンド7を符号7Aで示す供給形態から符号7Bで示す一次成形形態(予備成形形態)に少し曲げる。
【0013】
そして、仮想線で示す一次成形機構22のハンドツール25が予備成形されたバンド本体8を上方から支持している状態において、二次成形機構23のハンドツール26が固着具10から横に位置をずらしてバンド本体8の下方からバンド本体8を板厚方向両側から挟む格好で支持する(ハンドツール25とハンドツール26とは互いに干渉しない位置でバンド本体8を掴む)。二次成形機構23のハンドツール26がバンド本体8を支持したら、一次成形機構22のハンドツール25がバンド本体8の支持を解放する。この一次成形機構22から二次成形機構23へのバンド7の受け渡しに際しては、一次成形機構22と二次成形機構23とのいずれかが下降または上昇してもよいが、一次成形機構22が下降し、二次成形機構23が上昇するというように、一次成形機構22と二次成形機構23との双方が矢印X12で示すように互いに近づく方向に昇降を行えば、受け渡しに対する移動時間が少なくなる。
【0014】
次に、ステップ102において、一次成形機構22からバンド7を受け取った二次成形機構23は矢印X13で示すように遊技盤搬送装置11のバンド挿入エリア19の方向に移動して遊技盤搬送装置11の側部に停止する。このように二次成形機構23が一次成形機構22からバンド7を受け取って遊技盤搬送装置11の側部に停止するまでの過程において、ハンドツール26がバンド本体8を多点支持したまバンド7をステップ101の符号7Bで示す一次成形形態から符号7Cで示す二次形成形態(本成形形態)に曲げる。ハンドツール26が本成形されたバンド本体8を下方から支持している状態において、二次成形機構23に固着具10と対応する数だけ設けられた位置決定ツール28が上昇して内部に形成されたすり鉢状の孔に固着具10の先端部を取り込む。また、二次成形機構23の停止と合うように、バンド挿入装置14がバンド挿入エリア19の真上から矢印X14で示す横方向に移動し二次成形機構23の真上に停止する。
【0015】
引き続き、ステップ103において、バンド挿入装置14のハンドツール27がバンド本体8の上方からバンド本体8の板厚方向両側を経由して固着具10の上部を挟む格好で支持する。バンド挿入装置14のハンドツール27が固着具10を支持したら、二次成形機構23のハンドツール26がバンド本体8の支持を解放する。この二次成形機構23からバンド挿入装置14へのバンド7の受け渡しに際しては、二次成形機構23とバンド挿入装置14とのいずれかが下降または上昇してもよいが、二次成形機構23が下降し、バンド挿入装置14が上昇するというように、二次成形機構23とバンド挿入装置14との双方が互いに近づく方向に昇降を行えば、受け渡しに対する移動時間が少なくなる。
【0016】
そして、二次成形機構23からバンド挿入装置14へのバンド7の受け渡しが終了した後、バンド挿入装置14が矢印X15で示すように上昇した後にバンド挿入エリア19に向けて横移動してバンド挿入エリア19の真上に停止する。このバンド挿入装置14がバンド7を二次成形機構23から受け取ってバンド挿入エリア19の真上に停止するまでの間に、遊技盤1がバンド挿入エリア19に搬送されてきて停止した後に遊技盤搬送装置11の下方から遊技盤搬送装置11よりも上方に上昇する遊技盤リフト21に支持される。遊技盤1が遊技盤搬送装置11より浮上した上昇限度位置で、遊技盤リフト21は停止する。
【0017】
さらに、バンド挿入装置14に設けられた開閉可能な位置決定ツール29が開状態から閉じる。位置決定ツール29はバンド挿入装置14の横移動する可動部分から分離されており、遊技盤搬送装置11の搬送体18を取り付ける土台である装置本体52(図5参照)に固定的に取り付けられた固定部分であって、位置決定ツール29が閉じることで内部に固着具10を案内する孔が形成される。位置決定ツール29の下面はステップ103において遊技盤1を浮上支持した遊技盤リフト21が上昇限度位置に停止することで遊技盤1の上面である意匠盤面に接近する。
【0018】
その状態において、ステップ104に示すように、バンド挿入装置14がバンド挿入エリア19に向けて下降して固着具10の先端部を遊技盤1のバンド取付用下孔5に挿入する。このバンド挿入装置14が下降する過程において、固着具10の先端部が閉じた位置決定ツール29で案内されつつバンド取付用下孔5に挿入された後、位置決定ツール29が閉状態から開き、ハンドツール27と位置決定ツール29との干渉(接触)防止が図られる。位置決定ツール29が開いた後もハンドツール27が下降を継続し、固着具10がバンド取付用下孔5に挿入される。そして、バンド挿入装置14が下降限度位置に停止すると、ハンドツール27が固着具10の支持を解放し、その後、バンド挿入装置14が上昇する。これによって、1個の遊技盤1への1本のバンド7の取付工程の1サイクルが終わる。
【0019】
図1および図7に示す遊技盤1において、符号71はバンド7の内側に取り付けられた内バンド、72は内バンド71に設けられた固着具、73はアウト口4を縁取るように遊技盤1に取り付けられたハートである。バンド7は内バンド71に対する外バンドと呼ばれる。内バンド71もバンド7と同様の工程で遊技盤1に取り付けられる。内バンド71が遊技盤1に取り付けられる場合、固着具72が遊技盤1のバンド取付用下孔6に挿入される前に、ハート73が遊技盤1のアウト口4の周りに搭載され、内バンド71の固着具の2本がハート73に形成された図外の貫通孔を上方から経由してバンド取付用下孔6に挿入されれば、内バンド71とハート73とを内バンド71の固着具で共締めしつつ遊技盤1に取り付けることができる。
【0020】
図3を参照し、位置決定ツール28について詳述する。位置決定ツール28は固着具10を挿入する上下方向に貫通するすり鉢状の孔31を備えて、二次成形機構23の決定ツール可動ベース32の上面に固定される。決定ツール可動ベース32には二次成形機構23を全体的に昇降する機構ベース33に取り付けられたエアシリンダーのような決定ツール昇降駆動源34のピストンロッドのような出力体35が結合されており、決定ツール可動ベース32が決定ツール昇降駆動源34で上昇すると、位置決定ツール28の上部が決定ツール可動ベース32よりも上方に配置されたハンドツール可動ベース36に形成された逃孔37から決定ツール可動ベース32よりも上方に突出し、孔31が孔31の中心線L1の上を下降する固着具10の先端部を接触し得る程度でがたつくことがない整合形態で取り込む。
【0021】
ハンドツール26はバンド本体8の板厚方向に相対峙する一対のローラ38;39を備える。バンド本体8の内側に位置するローラ38はハンドツール可動ベース36に定置的に設けられた支柱40に回転可能に支持され、バンド本体8の外側に位置するローラ39はハンドツール可動ベース36に可動的に設けられた支柱41に回転可能に支持される。支柱41は支柱40を逃げる開口部42を有するハンド可動ベース43に固定される。ハンド可動ベース43にはハンドツール可動ベース36に取り付けられたエアシリンダーのようなハンド開閉駆動源44のピストンロッドのような出力体45が結合されており、ハンド可動ベース43がハンド開閉駆動源44で外側から内側に向けて閉動作すると、ローラ39がローラ38に近づくように横移動し、ローラ38とローラ39とがバンド本体8を板厚方向両側から挟む格好で支持する。機構ベース33には二次成形機構23を全体的に昇降するエアシリンダーのような機構昇降駆動源46のピストンロッドのような出力体47が結合される。機構昇降駆動源46は二次成形機構23の土台としての図外の装置本体に設けられた図外の横移動機構の可動体に固定的に取り付けられる。
【0022】
よって、二次成形機構23は機構昇降駆動源46で昇降を行い、ローラ39がローラ38に近づくように横移動してローラ38とローラ39とがバンド本体8を掴むことでバンド本体8に対する本成形を行い、位置決定ツール28の孔31が固着具10の先端部を挿入することで複数の固着具10の先端部を個別に位置決めする。また、図4に示すように、二次形成機構23におけるハンドツール26と位置決定ツール28とバンド7との平面的な全体の位置関係について説明する。ハンドツール可動ベース26の上面に対し、ハンドツール26が一次成形機構21から実線で示す予備成形形態で供給されたバンド本体8の固着具10(図7参照)をバンド本体8の長手方向に避けた近傍を多点支持するように設けられ、位置決定ツール28の孔31がハンドツール26で仮想線で示す本成形形態に成形されたバンド本体8の固着具10と同軸上となるように、位置決定ツール28が固着具10と対応して配置される。
【0023】
図5を参照し、位置決定ツール29について詳述する。位置決定ツール29は一対の開閉体51を遊技盤搬送装置11の搬送体18を取り付ける土台である装置本体52に固定的に取り付けられた固定ベース53に形成された逃孔52Aを挟む格好で固定ベース53に備える。開閉体51の互いに向き合う先端部には、ハンド挿入装置14のハンドツール27の先端部を整合するように収容する縦溝54を上部に備え、固着具を挿入するすり鉢状の径方向に2分割された孔55を下部に備える。他方の開閉体51には一方の開閉体51の孔55と対となる図示は省略した孔が形成される。一対の開閉体51には開閉機構56を備える。開閉機構56はエアシリンダーのような開閉駆動源57のピストンロッドのような出力体58に可動体59を結合した形態であって、可動体59には開閉体51が個別に結合される。可動体59は固定ベース53の下面に固定されたガイドで互いに離れたり近づいたりする方向に案内される。固定ベース53には位置決め体61を備える。ハンドツール27を備えるハンド挿入装置14の横移動する可動部分の可動ベース62には位置決め体63を備える。可動ベース62が固定ベース53に向けて下降する過程において、位置決め体61と位置決め体63とが互いに嵌め合わされることで、位置決定ツール29の孔55の中心とハンドツール27の中心とが上下方向の1本の線上で一致する。また、図6に示すように、固定ベース53に対し、位置決定ツール29の孔55が図5のハンドツール27で支持された図7のバンド本体8の固着具10と同軸上となるように、位置決定ツール29が固着具10と対応して配置される。
【0024】
次に、図8のステップ201から図12のステップ210を参照し、図1のステップ101〜104における二次成形機構23の一次成形機構22からのバンド7の受け取りからバンド挿入装置14がバンド挿入エリア19の遊技盤1へのバンド7の取り付けまでの工程について詳述する。ステップ201において、バンド本体8を支持した一次成形機構22のハンドツール25が二次成形機構23におけるハンドツール26のローラ38;39が開いた真上に停止した後、一次成形機構22と二次成形機構23とが矢印X21;22で示すように互いに近づくように昇降し合う。これによって、ハンドツール25に支持されたバンド7が開いたローラ38;39の隙間に上方から挿入されることで、バンド7の固着具10がローラ38;39を下方に通過して開口部42に挿入されつつ位置決定ツール28よりも上方に離れて配置される。引き続き、ステップ202において、ローラ39がローラ38に近づいてローラ38とローラ39との間の隙間が狭くなるのに伴い、ハンドツール25がバンド7の支持を解放する。この解放で、バンド本体8が自身の弾性で一次成形形態を外側に少し広げるように戻り、バンド本体8の上部がローラ39の上方に配置されるように支柱41に設けられたバンドストッパー41aの下に潜り込み、バンド本体8の外側面がローラ39に接触する。そして、一次成形機構22と二次成形機構23とが互いに離れるように昇降し合う。
【0025】
次に、ステップ203において、ローラ39がローラ38にさらに近づいてバンド本体8を本成形するとともに、ローラ38とローラ39とがバンド本体8を支持する。そして、ステップ204において、位置決定ツール28が上昇して孔31の内部に固着具10の先端部を取り込む。ステップ205において、バンド7を本成形して支持した二次成形機構23とバンド挿入装置14とが互いに近づく方向に横移動し、二次成形機構23のハンドツール26とバンド挿入装置14のハンドツール27とが互いに上下で対向するように、上記二次成形機構23とバンド挿入装置14とが停止する。この停止で、バンド挿入装置14のハンドツール27の中心と二次成形機構23のローラ38;39で支持されたバンド7の固着具10とが二次成形機構23における位置決定ツール28の孔31の中心線L1である同軸上で相対峙する。その後、ステップ206に示すように、バンド挿入装置14と二次成形機構23とが互いに近づくように昇降し合うとともに、開状態のハンドツール27が二次成形機構23のバンド7を支持したローラ38;39の真上から下降した後に閉じて固着具10の上部を支持する。これによって、位置決定ツール28とハンドツール27とが固着具10をふらつきなく1本の直線上で位置決めした状態で支持することができる。その後、ステップ207ではローラ39がローラ38から離れてバンド7に対する支持を解除し、ステップ208では位置決定ツール28が下降して固着具10から抜け、ステップ209ではバンド7を支持したバンド挿入装置14と二次成形機構23とが矢印X23;24で示すように互いに離れるように昇降し合う。その後、ステップ210では、バンド7を支持したバンド挿入装置14がバンド挿入エリア19における遊技盤リフト21で支持された遊技盤1の真上に停止することで、バンド挿入装置14に支持されたバンド7の固着具10と遊技盤1のバンド取付用下孔5とがバンド取付用下孔5の中心線L2である同軸上で相対峙する。
【0026】
その後、ステップ211では位置決定ツール29における一対の開閉体51が閉じることで、中心線L2を中心とする孔55が形成される一方、バンド挿入装置14が矢印X24で示すように下降する。この下降によって、ステップ212に示すように、バンド挿入装置14がバンド挿入エリア19に向けて下降し、固着具10の先端部が閉じた一対の開閉体51の孔55で案内されつつバンド取付用下孔5に適切に挿入される。その後、ステップ213において、開閉体51が閉状態から開き、ハンドツール27と一対の開閉体51との干渉防止が図られる一方、一対の開閉体51が開いた後もハンドツール27が下降を継続し、固着具10がバンド取付用下孔5に挿入され、バンド挿入装置14が下降限度位置に停止すると、ハンドツール27が固着具10の支持を解放し、その後、バンド挿入装置14が上昇する。これによって、固着具10がバンド取付用下孔5に挿入されて支持され、バンド7が遊技盤1に取り付けられる。
【0027】
図13を参照し、前記ステップ211〜212におけるバンド挿入装置14の下降で固着具10がバンド取付用下孔5に挿入される過程について詳述する。バンド挿入装置14が下降し、ハンドツール27の先端部が閉じた開閉体51の内部空間に挿入され、固着具10の先端部が孔55を通過してバンド取付用下孔5の上部に挿入されるまでは、開閉体51が閉じている。その後、開閉体51が開いてハンドツール27との干渉防止を図る。このバンド挿入装置14の下降で固着具10がバンド取付用下孔5に挿入される過程において、バンド挿入装置14の可動ベース62に設けられたバンドストッパー64がバンド本体8の上端面と対向し、固着具10のバンド取付用下孔5に挿入される反力でバンド7が浮き上がることがないように、バンドストッパー64がバンド本体8の上昇を規制する。このバンドストッパー64によるバンド本体8の上昇規制によって、固着具10がバンド取付用下孔5に正確な位置まで挿入される。バンドストッパー64はハンドツール27の側部にハンドツール27の開閉と無関係に配置されている。
【0028】
図14に示すように、ハンドツール27は可動ベース62に取り付けられたエアシリンダーのような開閉駆動源66でツール軸65を中心として左右に開閉される。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のバンド取付を示す工程図。
【図2】同実施形態のバンド取付装置を示す平面的な模式図。
【図3】同実施形態のバンド成形装置の位置決定ツールの断面図。
【図4】同実施形態の二次成形機構を示す平面的な模式図。
【図5】同実施形態のバンド挿入装置の位置決定ツールの分解斜視図。
【図6】同実施形態の位置決定ツールの配置を示す平面的な模式図。
【図7】同実施形態の遊技盤に取り付けられたバンドを示す平面図。
【図8】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図9】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図10】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図11】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図12】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図13】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図14】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図15】従来例を示す模式図。
【符号の説明】
1 遊技盤
5 バンド取付用下孔
7 バンド
8 バンド本体
10 固着具
27 ハンドツール
28 位置決定ツール
29 位置決定ツール
31 孔
55 孔
56 開閉機構
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機のような球を遊技媒体として使用する遊技機を製造する設備において、遊技盤に球の流れる遊技領域を形成する帯状のバンドを取り付ける装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図15は特開平6−343739号公報で開示されたバンド取付装置を示し、バンド供給装置154におけるバンド151の搭載されたバンドパレット152からバンド151を1本ずつ取り出してバンド成形装置155に供給し、バンド成形装置155でバンド151を所定の弧状に成形した後にバンド151に設けられた固着具153cを遊技盤搬送装置156に搭載された遊技盤153に形成されたバンド取付用下孔153aに遊技盤153の意匠盤面から内部に圧入して、バンド151を遊技盤153に取り付けるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例は図15に示すように、バンド151が帯状のバンド本体151aの下縁部に形成された長孔151bに割ピンのような固着具151cの曲折部を挿入したことによってバンド本体151aに固着具15cを結合した構造になっているので、固着具151cを遊技盤153のバンド取付用下孔153aに挿入する場合、固着具151cが横振れを起こし、固着具151cが曲がってしまったり、バンド取付用下孔153aが大きくなってしまったりして、バンド151が遊技盤153に適切に取り付けられないという問題点があった。
【0004】
そこで、本発明は固着具の横振れを防止して遊技盤に適切に取り付けることができるバンド取付装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、遊技盤に遊技領域を形成する帯状のバンド本体に固着具を備えたバンドを取り付ける遊技機製造設備のバンド取付装置において、遊技盤に取り付けるための固着具の先端部を位置決めする位置決定ツールと、位置決定部材で支持された固着具の先端部と同軸上に位置させつつ遊技盤に取り付けるための固着具におけるバンド本体側の根元部を支持するハンドツールとを備えたことによって、位置決定ツールとハンドツールとで固着具をふらつきなく1本の直線上で位置決めし、その状態で位置決定ツールが固着具の根元部を支持しつつ固着具の先端部を位置決定ツールから取り外して遊技盤のバンド取付用下孔に挿入することができるので、固着具の横振れを防止して遊技盤に適切に取り付けることができる。また、本発明にあっては、位置決定ツールが固着具を挿入するすり鉢状の孔を備えれば、固着具の先端部をすり鉢状の孔に挿入することで、固着具の先端部を位置決定ツールで位置決めすることができる。また、本発明にあっては位置決定ツールが固着具を挿入するすり鉢状の径方向に2分割された孔を備える一対の開閉体と開閉体の開閉機構とを備えれば、位置決定ツールの開閉可能な孔の中心とハンドツールの中心とが上下方向の1本の線上で一致することができるうえ、開閉機構で開閉体を開くことでハンドツールと位置決定ツールとの干渉防止を図ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1から図5は一実施形態であって、図1はバンド取付工程を模式的に示し、図2はバンド取付装置の正面を模式的に示し、図3はバンド成形装置13の位置決定ツール28を切断した断面を示し、図5はバンド挿入装置14の位置決定ツール29の外観を分解して示す。図2に示すように、バンド取付装置に供給される遊技盤1はベニヤ板のような合板からなる方形状の遊技基板の一表面に図柄の印刷された合成樹脂からなる化粧シートを接合した意匠盤面を有する一方、基準孔2、部品逃孔3、アウト口4、バンド取付用下孔5;6が形成された形態とする。部品逃孔3、アウト口4、バンド取付用下孔5;6は基準孔2を基準とした位置に形成される。バンド取付装置に供給されるバンド7は帯状のバンド本体8の長縁下部に形成された複数の長孔9に割ピンのような複数の固着具10の曲折部を個別に挿入したことによってバンド本体8に複数の固着具10を横振れ可能に結合した形態とする。
【0007】
図2を参照し、バンド取付装置について、遊技盤搬送装置11で左側に示す遊技盤1を矢印X1方向の一方向に搬送する一方、バンド本体8を遊技盤1に取り付けられる所定の弧状(図1の右上の遊技盤1に取り付けられた弧状)に曲げ成形するとともに、複数本の固着具10を遊技盤1のバンド取付用下孔5に挿入することで、バンド7を遊技盤1に取り付ける装置を例として説明する。これらの固着具10がバンド取付用下孔5のそれぞれに挿入される前に、遊技盤リフト21上の遊技盤1とバンド挿入装置14のバンド7を支持する機構とを遊技盤1の基準孔2に図外の位置決めピンを挿入することで位置決めして、固着具10とバンド取付用下孔5との位置合わせが行われる。
【0008】
バンド取付装置は遊技盤搬送装置11の側部にバンド供給装置12、バンド成形装置13、バンド挿入装置14を備える。そして、バンド供給装置12に多数本のバンド7の搭載されたバンドパレット15を供給した状態において、遊技盤1が遊技盤搬送装置11で搬入エリア16に到達すると、遊技盤ストッパー17が下降限度位置から上昇して上昇限度位置に停止する過程で遊技盤搬送装置11の搬送体18よりも上方に突出し、搬送体18で搬送されてくる遊技盤1の搬送方向(矢印X1方向)先端面に接触して遊技盤1を搬入エリア16の内部に停止する。
【0009】
その後、遊技盤1のバンド挿入エリア19への供給時期になると、遊技盤ストッパー17が上昇限度位置から下降して下降限度位置に停止する過程において搬送体18よりも下方に引っ込み前記遊技盤1との接触を解放すると、遊技盤1が搬送体18で搬入エリア16からバンド挿入エリア19に搬送される。バンド挿入エリア19では遊技盤ストッパー20が下降限度位置から上昇して上昇限度位置に停止する過程で搬送体18よりも上方に突出し、搬送体18で搬送されてくる遊技盤1の搬送方向先端面に接触して遊技盤1をバンド挿入エリア19の内部に停止する。その後、遊技盤リフト21が下降限度位置から上昇して上昇限度位置に停止する過程で搬送体18よりも上方に突出し、遊技盤ストッパー20で停止している遊技盤1を搬送体18より上方に浮上支持する。
【0010】
一方、バンド7がバンド供給装置12からバンド成形装置13に受け取られることで、バンド本体8がバンド成形装置13で遊技盤1に取り付けられる所定の弧状(図1の右上の遊技盤1に取り付けられた弧状)に曲げ成形された後、バンド成形装置13からバンド挿入装置14に受け取られる。そして、遊技盤1が搬入エリア16からバンド挿入エリア19に到達するまでの間に、バンド7を受け取ったバンド挿入装置14がバンド挿入エリア19の真上に待機している。そして、遊技盤1がバンド挿入エリア19に到達して遊技盤リフト21で搬送体18から浮上支持され、遊技盤リフト21が上昇限度位置に停止し、バンド7を支持したバンド挿入装置14が遊技盤リフト21上の遊技盤1に向けて下降することで、固着具10がバンド挿入エリア19に位置決めしつつ取り込まれた遊技盤1のバンド取付用下孔5に挿入されて遊技盤1に抜けないように取り付けられる。
【0011】
バンド成形装置13は一次成形機構22と二次成形機構23とを備える。一次成形機構22はバンド成形装置13とバンド供給装置12とに対する矢印X2で示す横移動と昇降とを行うとともにバンド本体8を掴む機能を有し、バンド供給装置12から受け取ったバンド7のバンド本体8を少し曲げる予備成形を行う。二次成形機構23は一次成形機構22とバンド挿入装置14とに対する矢印X3で示す横移動(一次成形機構22の横移動と直交する方向の横移動)と昇降を行うとともにバンド本体8を掴む機能および複数の固着具10の先端部を位置決めする機能を有し、一次成形機構22から受け取ったバンド7のバンド本体8を遊技盤1に取り付ける弧状に曲げる本成形を行う。バンド挿入装置14は二次成形機構23とバンド挿入エリア19とに対する矢印X3で示す横移動(二次成形機構23と同方向の横移動)と昇降とを行うとともに複数の固着具10を掴む機能を有し、二次成形機構23から受け取ったバンド7の固着具10をバンド挿入エリア19における遊技盤1のバンド取付用下孔5に挿入する。
【0012】
図1を参照し、バンド7がバンド供給装置12からバンド成形装置13を経由してバンド挿入装置14で遊技盤搬送装置11におけるバンド挿入エリア19で停止中の遊技盤1に取り付けられる工程について説明する。ステップ101において、バンド供給装置12のバンド取出機構24でバンドパレット15から取り出されたバンド7に対し、一次成形機構22のハンドツール25が上方から下降してバンド本体8をバンド本体8の板厚方向両側から挟む格好で支持した後に上昇して停止する。その後、一次成形機構22が矢印X11で示す横方向に移動して仮想線で示すように二次成形機構23の真上で停止する。このように一次成形機構22がバンド供給装置12からバンド7を受け取って二次成形機構23の真上に停止するまでの過程において、ハンドツール25がバンド本体8の両端部を支持したまま互いに近づく方向に移動することによってバンド7を符号7Aで示す供給形態から符号7Bで示す一次成形形態(予備成形形態)に少し曲げる。
【0013】
そして、仮想線で示す一次成形機構22のハンドツール25が予備成形されたバンド本体8を上方から支持している状態において、二次成形機構23のハンドツール26が固着具10から横に位置をずらしてバンド本体8の下方からバンド本体8を板厚方向両側から挟む格好で支持する(ハンドツール25とハンドツール26とは互いに干渉しない位置でバンド本体8を掴む)。二次成形機構23のハンドツール26がバンド本体8を支持したら、一次成形機構22のハンドツール25がバンド本体8の支持を解放する。この一次成形機構22から二次成形機構23へのバンド7の受け渡しに際しては、一次成形機構22と二次成形機構23とのいずれかが下降または上昇してもよいが、一次成形機構22が下降し、二次成形機構23が上昇するというように、一次成形機構22と二次成形機構23との双方が矢印X12で示すように互いに近づく方向に昇降を行えば、受け渡しに対する移動時間が少なくなる。
【0014】
次に、ステップ102において、一次成形機構22からバンド7を受け取った二次成形機構23は矢印X13で示すように遊技盤搬送装置11のバンド挿入エリア19の方向に移動して遊技盤搬送装置11の側部に停止する。このように二次成形機構23が一次成形機構22からバンド7を受け取って遊技盤搬送装置11の側部に停止するまでの過程において、ハンドツール26がバンド本体8を多点支持したまバンド7をステップ101の符号7Bで示す一次成形形態から符号7Cで示す二次形成形態(本成形形態)に曲げる。ハンドツール26が本成形されたバンド本体8を下方から支持している状態において、二次成形機構23に固着具10と対応する数だけ設けられた位置決定ツール28が上昇して内部に形成されたすり鉢状の孔に固着具10の先端部を取り込む。また、二次成形機構23の停止と合うように、バンド挿入装置14がバンド挿入エリア19の真上から矢印X14で示す横方向に移動し二次成形機構23の真上に停止する。
【0015】
引き続き、ステップ103において、バンド挿入装置14のハンドツール27がバンド本体8の上方からバンド本体8の板厚方向両側を経由して固着具10の上部を挟む格好で支持する。バンド挿入装置14のハンドツール27が固着具10を支持したら、二次成形機構23のハンドツール26がバンド本体8の支持を解放する。この二次成形機構23からバンド挿入装置14へのバンド7の受け渡しに際しては、二次成形機構23とバンド挿入装置14とのいずれかが下降または上昇してもよいが、二次成形機構23が下降し、バンド挿入装置14が上昇するというように、二次成形機構23とバンド挿入装置14との双方が互いに近づく方向に昇降を行えば、受け渡しに対する移動時間が少なくなる。
【0016】
そして、二次成形機構23からバンド挿入装置14へのバンド7の受け渡しが終了した後、バンド挿入装置14が矢印X15で示すように上昇した後にバンド挿入エリア19に向けて横移動してバンド挿入エリア19の真上に停止する。このバンド挿入装置14がバンド7を二次成形機構23から受け取ってバンド挿入エリア19の真上に停止するまでの間に、遊技盤1がバンド挿入エリア19に搬送されてきて停止した後に遊技盤搬送装置11の下方から遊技盤搬送装置11よりも上方に上昇する遊技盤リフト21に支持される。遊技盤1が遊技盤搬送装置11より浮上した上昇限度位置で、遊技盤リフト21は停止する。
【0017】
さらに、バンド挿入装置14に設けられた開閉可能な位置決定ツール29が開状態から閉じる。位置決定ツール29はバンド挿入装置14の横移動する可動部分から分離されており、遊技盤搬送装置11の搬送体18を取り付ける土台である装置本体52(図5参照)に固定的に取り付けられた固定部分であって、位置決定ツール29が閉じることで内部に固着具10を案内する孔が形成される。位置決定ツール29の下面はステップ103において遊技盤1を浮上支持した遊技盤リフト21が上昇限度位置に停止することで遊技盤1の上面である意匠盤面に接近する。
【0018】
その状態において、ステップ104に示すように、バンド挿入装置14がバンド挿入エリア19に向けて下降して固着具10の先端部を遊技盤1のバンド取付用下孔5に挿入する。このバンド挿入装置14が下降する過程において、固着具10の先端部が閉じた位置決定ツール29で案内されつつバンド取付用下孔5に挿入された後、位置決定ツール29が閉状態から開き、ハンドツール27と位置決定ツール29との干渉(接触)防止が図られる。位置決定ツール29が開いた後もハンドツール27が下降を継続し、固着具10がバンド取付用下孔5に挿入される。そして、バンド挿入装置14が下降限度位置に停止すると、ハンドツール27が固着具10の支持を解放し、その後、バンド挿入装置14が上昇する。これによって、1個の遊技盤1への1本のバンド7の取付工程の1サイクルが終わる。
【0019】
図1および図7に示す遊技盤1において、符号71はバンド7の内側に取り付けられた内バンド、72は内バンド71に設けられた固着具、73はアウト口4を縁取るように遊技盤1に取り付けられたハートである。バンド7は内バンド71に対する外バンドと呼ばれる。内バンド71もバンド7と同様の工程で遊技盤1に取り付けられる。内バンド71が遊技盤1に取り付けられる場合、固着具72が遊技盤1のバンド取付用下孔6に挿入される前に、ハート73が遊技盤1のアウト口4の周りに搭載され、内バンド71の固着具の2本がハート73に形成された図外の貫通孔を上方から経由してバンド取付用下孔6に挿入されれば、内バンド71とハート73とを内バンド71の固着具で共締めしつつ遊技盤1に取り付けることができる。
【0020】
図3を参照し、位置決定ツール28について詳述する。位置決定ツール28は固着具10を挿入する上下方向に貫通するすり鉢状の孔31を備えて、二次成形機構23の決定ツール可動ベース32の上面に固定される。決定ツール可動ベース32には二次成形機構23を全体的に昇降する機構ベース33に取り付けられたエアシリンダーのような決定ツール昇降駆動源34のピストンロッドのような出力体35が結合されており、決定ツール可動ベース32が決定ツール昇降駆動源34で上昇すると、位置決定ツール28の上部が決定ツール可動ベース32よりも上方に配置されたハンドツール可動ベース36に形成された逃孔37から決定ツール可動ベース32よりも上方に突出し、孔31が孔31の中心線L1の上を下降する固着具10の先端部を接触し得る程度でがたつくことがない整合形態で取り込む。
【0021】
ハンドツール26はバンド本体8の板厚方向に相対峙する一対のローラ38;39を備える。バンド本体8の内側に位置するローラ38はハンドツール可動ベース36に定置的に設けられた支柱40に回転可能に支持され、バンド本体8の外側に位置するローラ39はハンドツール可動ベース36に可動的に設けられた支柱41に回転可能に支持される。支柱41は支柱40を逃げる開口部42を有するハンド可動ベース43に固定される。ハンド可動ベース43にはハンドツール可動ベース36に取り付けられたエアシリンダーのようなハンド開閉駆動源44のピストンロッドのような出力体45が結合されており、ハンド可動ベース43がハンド開閉駆動源44で外側から内側に向けて閉動作すると、ローラ39がローラ38に近づくように横移動し、ローラ38とローラ39とがバンド本体8を板厚方向両側から挟む格好で支持する。機構ベース33には二次成形機構23を全体的に昇降するエアシリンダーのような機構昇降駆動源46のピストンロッドのような出力体47が結合される。機構昇降駆動源46は二次成形機構23の土台としての図外の装置本体に設けられた図外の横移動機構の可動体に固定的に取り付けられる。
【0022】
よって、二次成形機構23は機構昇降駆動源46で昇降を行い、ローラ39がローラ38に近づくように横移動してローラ38とローラ39とがバンド本体8を掴むことでバンド本体8に対する本成形を行い、位置決定ツール28の孔31が固着具10の先端部を挿入することで複数の固着具10の先端部を個別に位置決めする。また、図4に示すように、二次形成機構23におけるハンドツール26と位置決定ツール28とバンド7との平面的な全体の位置関係について説明する。ハンドツール可動ベース26の上面に対し、ハンドツール26が一次成形機構21から実線で示す予備成形形態で供給されたバンド本体8の固着具10(図7参照)をバンド本体8の長手方向に避けた近傍を多点支持するように設けられ、位置決定ツール28の孔31がハンドツール26で仮想線で示す本成形形態に成形されたバンド本体8の固着具10と同軸上となるように、位置決定ツール28が固着具10と対応して配置される。
【0023】
図5を参照し、位置決定ツール29について詳述する。位置決定ツール29は一対の開閉体51を遊技盤搬送装置11の搬送体18を取り付ける土台である装置本体52に固定的に取り付けられた固定ベース53に形成された逃孔52Aを挟む格好で固定ベース53に備える。開閉体51の互いに向き合う先端部には、ハンド挿入装置14のハンドツール27の先端部を整合するように収容する縦溝54を上部に備え、固着具を挿入するすり鉢状の径方向に2分割された孔55を下部に備える。他方の開閉体51には一方の開閉体51の孔55と対となる図示は省略した孔が形成される。一対の開閉体51には開閉機構56を備える。開閉機構56はエアシリンダーのような開閉駆動源57のピストンロッドのような出力体58に可動体59を結合した形態であって、可動体59には開閉体51が個別に結合される。可動体59は固定ベース53の下面に固定されたガイドで互いに離れたり近づいたりする方向に案内される。固定ベース53には位置決め体61を備える。ハンドツール27を備えるハンド挿入装置14の横移動する可動部分の可動ベース62には位置決め体63を備える。可動ベース62が固定ベース53に向けて下降する過程において、位置決め体61と位置決め体63とが互いに嵌め合わされることで、位置決定ツール29の孔55の中心とハンドツール27の中心とが上下方向の1本の線上で一致する。また、図6に示すように、固定ベース53に対し、位置決定ツール29の孔55が図5のハンドツール27で支持された図7のバンド本体8の固着具10と同軸上となるように、位置決定ツール29が固着具10と対応して配置される。
【0024】
次に、図8のステップ201から図12のステップ210を参照し、図1のステップ101〜104における二次成形機構23の一次成形機構22からのバンド7の受け取りからバンド挿入装置14がバンド挿入エリア19の遊技盤1へのバンド7の取り付けまでの工程について詳述する。ステップ201において、バンド本体8を支持した一次成形機構22のハンドツール25が二次成形機構23におけるハンドツール26のローラ38;39が開いた真上に停止した後、一次成形機構22と二次成形機構23とが矢印X21;22で示すように互いに近づくように昇降し合う。これによって、ハンドツール25に支持されたバンド7が開いたローラ38;39の隙間に上方から挿入されることで、バンド7の固着具10がローラ38;39を下方に通過して開口部42に挿入されつつ位置決定ツール28よりも上方に離れて配置される。引き続き、ステップ202において、ローラ39がローラ38に近づいてローラ38とローラ39との間の隙間が狭くなるのに伴い、ハンドツール25がバンド7の支持を解放する。この解放で、バンド本体8が自身の弾性で一次成形形態を外側に少し広げるように戻り、バンド本体8の上部がローラ39の上方に配置されるように支柱41に設けられたバンドストッパー41aの下に潜り込み、バンド本体8の外側面がローラ39に接触する。そして、一次成形機構22と二次成形機構23とが互いに離れるように昇降し合う。
【0025】
次に、ステップ203において、ローラ39がローラ38にさらに近づいてバンド本体8を本成形するとともに、ローラ38とローラ39とがバンド本体8を支持する。そして、ステップ204において、位置決定ツール28が上昇して孔31の内部に固着具10の先端部を取り込む。ステップ205において、バンド7を本成形して支持した二次成形機構23とバンド挿入装置14とが互いに近づく方向に横移動し、二次成形機構23のハンドツール26とバンド挿入装置14のハンドツール27とが互いに上下で対向するように、上記二次成形機構23とバンド挿入装置14とが停止する。この停止で、バンド挿入装置14のハンドツール27の中心と二次成形機構23のローラ38;39で支持されたバンド7の固着具10とが二次成形機構23における位置決定ツール28の孔31の中心線L1である同軸上で相対峙する。その後、ステップ206に示すように、バンド挿入装置14と二次成形機構23とが互いに近づくように昇降し合うとともに、開状態のハンドツール27が二次成形機構23のバンド7を支持したローラ38;39の真上から下降した後に閉じて固着具10の上部を支持する。これによって、位置決定ツール28とハンドツール27とが固着具10をふらつきなく1本の直線上で位置決めした状態で支持することができる。その後、ステップ207ではローラ39がローラ38から離れてバンド7に対する支持を解除し、ステップ208では位置決定ツール28が下降して固着具10から抜け、ステップ209ではバンド7を支持したバンド挿入装置14と二次成形機構23とが矢印X23;24で示すように互いに離れるように昇降し合う。その後、ステップ210では、バンド7を支持したバンド挿入装置14がバンド挿入エリア19における遊技盤リフト21で支持された遊技盤1の真上に停止することで、バンド挿入装置14に支持されたバンド7の固着具10と遊技盤1のバンド取付用下孔5とがバンド取付用下孔5の中心線L2である同軸上で相対峙する。
【0026】
その後、ステップ211では位置決定ツール29における一対の開閉体51が閉じることで、中心線L2を中心とする孔55が形成される一方、バンド挿入装置14が矢印X24で示すように下降する。この下降によって、ステップ212に示すように、バンド挿入装置14がバンド挿入エリア19に向けて下降し、固着具10の先端部が閉じた一対の開閉体51の孔55で案内されつつバンド取付用下孔5に適切に挿入される。その後、ステップ213において、開閉体51が閉状態から開き、ハンドツール27と一対の開閉体51との干渉防止が図られる一方、一対の開閉体51が開いた後もハンドツール27が下降を継続し、固着具10がバンド取付用下孔5に挿入され、バンド挿入装置14が下降限度位置に停止すると、ハンドツール27が固着具10の支持を解放し、その後、バンド挿入装置14が上昇する。これによって、固着具10がバンド取付用下孔5に挿入されて支持され、バンド7が遊技盤1に取り付けられる。
【0027】
図13を参照し、前記ステップ211〜212におけるバンド挿入装置14の下降で固着具10がバンド取付用下孔5に挿入される過程について詳述する。バンド挿入装置14が下降し、ハンドツール27の先端部が閉じた開閉体51の内部空間に挿入され、固着具10の先端部が孔55を通過してバンド取付用下孔5の上部に挿入されるまでは、開閉体51が閉じている。その後、開閉体51が開いてハンドツール27との干渉防止を図る。このバンド挿入装置14の下降で固着具10がバンド取付用下孔5に挿入される過程において、バンド挿入装置14の可動ベース62に設けられたバンドストッパー64がバンド本体8の上端面と対向し、固着具10のバンド取付用下孔5に挿入される反力でバンド7が浮き上がることがないように、バンドストッパー64がバンド本体8の上昇を規制する。このバンドストッパー64によるバンド本体8の上昇規制によって、固着具10がバンド取付用下孔5に正確な位置まで挿入される。バンドストッパー64はハンドツール27の側部にハンドツール27の開閉と無関係に配置されている。
【0028】
図14に示すように、ハンドツール27は可動ベース62に取り付けられたエアシリンダーのような開閉駆動源66でツール軸65を中心として左右に開閉される。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のバンド取付を示す工程図。
【図2】同実施形態のバンド取付装置を示す平面的な模式図。
【図3】同実施形態のバンド成形装置の位置決定ツールの断面図。
【図4】同実施形態の二次成形機構を示す平面的な模式図。
【図5】同実施形態のバンド挿入装置の位置決定ツールの分解斜視図。
【図6】同実施形態の位置決定ツールの配置を示す平面的な模式図。
【図7】同実施形態の遊技盤に取り付けられたバンドを示す平面図。
【図8】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図9】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図10】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図11】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図12】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図13】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図14】同実施形態のバンド取付の詳細を示す工程図。
【図15】従来例を示す模式図。
【符号の説明】
1 遊技盤
5 バンド取付用下孔
7 バンド
8 バンド本体
10 固着具
27 ハンドツール
28 位置決定ツール
29 位置決定ツール
31 孔
55 孔
56 開閉機構
Claims (3)
- 遊技盤に遊技領域を形成する帯状のバンド本体に固着具を備えたバンドを取り付ける遊技機製造設備のバンド取付装置において、遊技盤に形成されたバンド取付用下孔に挿入するための固着具の先端部を位置決めする位置決定ツールと、位置決定部材で支持された固着具の先端部と同軸上に位置させつつ固着具におけるバンド本体側の根元部を支持するハンドツールとを備えたことを特徴とする遊技機製造設備のバンド取付装置。
- 位置決定ツールが固着具を挿入するすり鉢状の孔を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機製造設備のバンド取付装置。
- 位置決定ツールが固着具を挿入するすり鉢状の径方向に2分割された孔を備える一対の開閉体と開閉体の開閉機構とを備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機製造設備のバンド取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002245702A JP2004081440A (ja) | 2002-08-26 | 2002-08-26 | 遊技機製造設備のバンド取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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- 2002-08-26 JP JP2002245702A patent/JP2004081440A/ja active Pending
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