JP2004081327A - 遊技機 - Google Patents

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JP2004081327A
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Takaaki Ichihara
市原 高明
Hideyuki Honda
本多 秀行
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Abstract

【課題】保留にかかる表示を始めてから保留の消化に伴う図柄変動を始めるまでの期間中(いわゆる保留期間中)であっても、遊技者が期待度の高低や率等を推測可能にするとともに、遊技者の期待感を徐々に高められるようにする。
【解決手段】パチンコ機やアレンジボール機等の遊技機に関し、時刻taに図柄変動を保留してから、消化に伴って時刻tfに図柄変動を開始するまでの期間内(本例では時刻tb)に保留表示部4で保留にかかる予告表示を開始し、当該開始後は物事自体が経時的に変化する態様に準じて予告表示を変化させる予告表示手段2を備える。予告表示の変化を認識した遊技者は、有利な遊技状態(例えば大当たり遊技や確率変動等)が得られるのではないかという期待感を持って遊技するようになる。遊技者は予告表示の内容に基づいて期待度の高低や率等を推測できるので、遊技者の期待感を徐々に高め得る。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、図柄変動開始条件が成立したことを契機として図柄変動を開始する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機の一つであるパチンコ機の中には、図柄変動の途中でパチンコ球が始動口に入賞することがあり、現在行なっている図柄変動を終えた後に当該始動口入賞に基づく図柄変動を可能にするべく保留機能を備えたものがある。当該保留機能に関する技術は、例えば特開平11−164948号公報や特開2002−95835号公報等に開示されている。前者の技術によれば、リーチを予告する予告表示の際には保留数表示用のLEDを通常とは異なる態様で点灯したり、発光色を変化させて表示する。後者の技術によれば、保留を表す画像を移動させ、予告表示の際には当該画像の移動を関連付けて表示する。これらの技術によって予告表示の際に行われるLEDや画像の移動の表示を認識した遊技者は、当該保留にかかる抽選結果の期待度が高いか否かを推測することが可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した各技術で予告表示を行うのは保留の消化に伴って行う図柄変動の途中であるので、少なくとも図柄変動を始めるまでに遊技者が期待度の高低を推測することは極めて困難であった。しかも、予告表示の際に行うLEDや画像の移動の表示を認識した遊技者は一気に期待感が上昇したり低下する。
本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、保留にかかる表示を始めてから保留の消化に伴う図柄変動を始めるまでの期間中(いわゆる保留期間中)であっても、遊技者が期待度の高低や率等を推測可能にするとともに、遊技者の期待感を徐々に高め得る遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段1】
課題を解決するための手段1は、請求項1に記載した通りである。
ここで、請求項1に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
(1)「図柄変動開始条件」は図柄変動を開始する条件であって、例えば所定の領域(ゲートや始動口等)に備えた検出器が遊技球を検出したことや、所定の操作部材(始動レバー等)に備えた検出器が操作を検出したこと等が該当する。
(2)「図柄変動」は、複数個の図柄からなる図柄群を用いて行う変動を意味する。図柄は、例えば文字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ等),映像などからなる抽選表示用図柄(特別図柄,普通図柄等)や装飾表示用図柄(装飾図柄,背景図柄等)などが該当する。
(3)「図柄変動を開始不能な期間」は、例えば図柄変動中や大当たり遊技中等の期間や、所定の操作部材が操作不能な期間などが該当する。
(4)「物事」は、現実的な物事(例えば植物としての花,動物としての猫や犬、物としてのボール、事としての音や振動等)に限らず、空想的な物事(例えば漫画のキャラクタ等)を含む。よって「物事自体の変化」は、成長,萎縮(衰退),伸縮等で事物自体が変化してゆくことを意味する。例えば種が発芽して双葉になり花へ成長してゆく変化や、ボールに空気を入れて大きく膨らんでゆく変化、回転数の増減に応じてエンジン音が高く(低く)なる変化などが該当する。
【0005】
当該手段1によれば図1に模式的に示すように、図柄変動開始条件が成立(本例では検出器1が遊技球Bを検出したこと)を契機として図柄変動を開始し、図柄変動を開始不能な期間中に図柄変動開始条件が成立すると図柄変動を保留し、実行中の図柄変動を終えると保留していた図柄変動を消化するように構成する。さらには、時刻taに図柄変動を保留してから、消化に伴って時刻tfに図柄変動を開始するまでの期間内(本例では時刻tb)に保留表示部4で保留にかかる予告表示を開始し、当該開始後は物事自体が経時的に変化する態様に準じて予告表示を変化させる予告表示手段2を備える。
【0006】
予告表示手段2が保留表示部4に表示する予告表示の例を図1に示すが、「n番目の保留」という表現は現在実行中の図柄変動を終えた後のn番目に開始する図柄変動を意図する。まず4番目の保留となる時刻tbには種子4aが現れ、3番目の保留となる時刻tcには種子4aが発芽して双葉4bになり、2番目の保留となる時刻tdには双葉4bから茎4cが伸び、1番目の保留となる時刻teには草花4dへ成長してゆく変化を行なっている。すなわち、物事としての草花が経時的に成長してゆく過程に準じて予告表示を変化させている。その後の時刻tfには、保留を消化するために変動表示手段3は変動表示部5で図柄変動を開始して時刻tgに停止する。予告表示手段2による予告表示を終えるタイミングは任意であって、本例で最も遅いのは図柄変動を停止する時刻tgの直前である。このような予告表示の変化を認識した遊技者は、有利な遊技状態(例えば大当たり遊技や確率変動等)が得られるのではないかという期待感を持って遊技するようになる。遊技者は予告表示の内容に基づいて期待度の高低や率等を推測することが可能になるので、遊技者の期待感を徐々に高めることができる。
【0007】
なお図柄変動を保留した時刻taと予告表示を開始した時刻tbとは、ほぼ同時であってもよく、非同時であってもよい。また図1における変動表示部5と保留表示部4は、それぞれが一の表示器(あるいは表示装置や発光体)にかかる画面の全領域または一部領域で構成するか、複数の表示器で同時表示が可能に構成する。変動表示部5と保留表示部4は一の表示器(すなわち一の画面内)で構成してもよく、異なる表示器で構成してもよい。さらに予告表示では、単に種子4aから草花4dへ成長してゆく変化だけでなく、その途中の過程で特定のキャラクタが水を与える場面や日照りの場面などを併せて表示すれば現実感が増す。
【0008】
【課題を解決するための手段2】
課題を解決するための手段2は、請求項2に記載した通りである。
ここで、請求項2に記載した用語「演出」は、表示によって遊技者等に伝達する手段を除いて、表示以外の伝達媒体を通じて伝達し得る全ての手段を含む。例えば音(音声,音楽,効果音等)を奏する演出、特定の装置や部材を振動させる演出、可動体を作動させる演出などについて一の演出または二以上の組み合わせからなる演出が該当する。伝達媒体は、例えば音響装置,振動体,可動体などが該当する。演出と伝達媒体との関係は任意であって、複数の伝達媒体を用いて一の演出を行う態様、一の伝達媒体を用いて複数の演出を行う態様、複数の伝達媒体を用いて複数の演出を行う態様がある。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
【0009】
当該手段2によれば、予告表示を開始した後に予告表示手段2が変化させる予告表示とともに、当該予告表示に関連する演出を行う予告演出手段6を備える。例えば物事としての動物の犬が経時的に成長してゆく過程に準じて予告表示を変化させる場合には、幼犬→子犬→成犬に変化するに従って鳴き声も変化させる。本例での予告演出手段6は、成長する犬の表示に従って鳴き声を変化させ、音響装置を通じて出す。こうすれば予告表示に関連する演出によって現実感が増すとともに、表示だけでなく音や振動等で報知するので遊技者等が認識し易くなる。
【0010】
【課題を解決するための手段3】
課題を解決するための手段3は、請求項3に記載した通りである。
当該手段3によれば、予告表示手段2は保留に対応する抽選結果の期待度に基づいて予告表示の変化形態を異ならせる。「期待度」は予告した事柄が予告通りの結果(すなわち抽選結果)になる割合であって、「信頼度」とほぼ同義である。例えば抽選結果の期待度が高いときは図1に示すように種子4a→双葉4b→茎4c→草花4dの順で予告表示を変化させてゆくが、抽選結果の期待度が低いときは茎4cまでは同様に予告表示を変化させるものの草花4dに代えて当該植物が枯れる予告表示を行う。本例では草花4dまで予告表示が変化してゆくか否かで、期待度の高低を推測できる。このことは単に期待度が高いか低いかのみならず、当該期待度がどの程度の率なのかも推測することが可能になる。よって予告表示の変化形態が期待度によって異なれば、遊技者等は期待度の高低や率等をより確実に推測できるようになる。
【0011】
【課題を解決するための手段4】
課題を解決するための手段4は、請求項4に記載した通りである。
当該手段4によれば、予告表示手段2は消化に伴う図柄変動の開始と同期して予告表示を変化させる。すなわち予告表示手段2は図柄変動を開始するごとであって当該変動開始とほぼ同時に、物事自体が経時的に変化する態様に準じて予告表示を変化させる。こうすれば遊技者等は予告表示の変化を確認する時期が限定されるので、他の期間は遊技に集中することが可能になる。
【0012】
【課題を解決するための手段5】
課題を解決するための手段5は、請求項5に記載した通りである。
ここで、請求項5に記載した用語「図柄変動の形態」は、図柄変動を開始してから停止するまでの図柄変動期間中に生じ得る形態を意味する。例えば変動態様(リーチに達したか否か、逆方向変動を行なった否か等)や、停止図柄(大当たり図柄か否か、あるいは確率変動用図柄か否か等)、特定の背景や特定のキャラクタ等が変動中に表示されたか否か等が該当する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
【0013】
当該手段5によれば、予告表示手段2は実行中の図柄変動の形態または既に停止した図柄変動の形態に基づいて、予告表示の変化形態を異ならせる。図1の例に従えば、予告表示手段2は実行中の図柄変動がリーチに達すれば少なくとも茎4cまで成長する演出を行うが、図柄変動がリーチに達せずに停止すれば双葉4bの段階で枯れる演出を行う。よって遊技者等は注目する保留にかかる演出だけでなく、当該保留以外の保留にかかる図柄変動の形態がどのようになったのかを考慮しなければ期待度の高低や率等を推測することが困難になる。したがって、期待度の高低や率等を推測する楽しむ機会を与えることができる。
【0014】
【課題を解決するための手段6】
課題を解決するための手段6は、請求項6に記載した通りである。
当該手段6によれば、予告表示手段2が行なった予告表示に基づいて、図柄変動の形態を異ならせて表示する変動表示手段3を備える。変動表示手段3は、例えば予告表示手段2が種子4aから草花4dまで変化させる予告表示を行なったときは少なくともリーチに達する図柄変動を行うが、予告表示手段2が双葉4bになった後に枯れる予告表示を行なったときはリーチに至らずにハズレ図柄で停止する図柄変動を行う。最初に行う予告表示のみを含めて、予告表示手段2が行なった予告表示を認識した遊技者等は、変動表示部5で変動表示手段3が行う図柄変動がどのような形態になるのかを推測することが可能になる。
【0015】
【課題を解決するための手段7】
課題を解決するための手段7は、図柄変動を開始不能な期間中に図柄変動開始条件が成立すると、実行中の図柄変動を終えた後に図柄変動を開始するように構成した遊技機であって、前記図柄変動開始条件が成立してから前記図柄変動を開始するまでの期間内に予告表示を開始し、当該開始後は物事自体が経時的に変化する態様に準じて前記予告表示を変化させる予告表示手段を有する。
【0016】
当該手段7によれば図1の例に従えば、時刻taに検出器1が遊技球Bを検出すると図柄変動開始条件が成立する。当該図柄変動開始条件が成立してから時刻tfに変動表示部5で図柄変動を開始するまでの期間内に、予告表示手段2は時刻tbに種子4aを保留表示部4に表示して予告表示を開始している。その後は、双葉4b→茎4c→草花4dの順で適時に予告表示を変化させている。このような予告表示やその変化を認識した遊技者は、有利な遊技状態(例えば大当たり遊技や確率変動等)が得られるのではないかという期待感を持って遊技するようになる。遊技者は予告表示の内容に基づいて期待度の高低や率等を推測することが可能になるので、遊技者の期待感を徐々に高めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用した例であって、図2〜図11を参照しながら説明する。
【0018】
まず図2は、カードユニット10(CRユニット)およびパチンコ機12の外観を正面図で示す。カードユニット10は、記録媒体(例えば磁気カードやICカード等)に記録された残高情報や有価価値情報等を入出力でき、残高情報等の範囲内で遊技者が望む金額分に相当するパチンコ球(遊技球B,遊技媒体に相当)の貸し出しが可能に構成する。なお、カードユニット10の具体的な構成や作動等については周知の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0019】
パチンコ機12の遊技盤14には、通過するパチンコ球を検出するゲートセンサ54を有するゲート56や、ソレノイド48によって運動可能な一対の可動片50(いわゆるチューリップ)を有する始動口24、ソレノイド44によって開閉可能な開閉蓋28を有する大入賞口26、保留数表示器52,58や液晶表示器22等を有する複合役物装置16、所定形状に形成した複数の装飾用表示器(例えばLEDやランプ等)を有する装飾表示装置20、その他に一般の入賞口,風車,障害釘などを適宜に配置する。始動口24は一対の可動片50が閉じた状態でも入賞可能であって、入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ46等を備える。当該始動口センサ46は検出器1に相当する。大入賞口26は上述した開閉蓋28(いわゆるアタッカー)の他に、大入賞口開放期間(例えば20秒間)内にパチンコ球が入賞すると大当たり遊技状態を所要回数(例えば16ラウンド)内で継続可能なVゾーン(特別領域)や、当該Vゾーンに入ったパチンコ球を検出するVセンサ62等を備える。
【0020】
図3(A)において図2を部分的に拡大して示す複合役物装置16は、普通図柄の図柄変動や特別図柄の図柄変動などを表示可能な液晶表示器22や、特別保留数(すなわち特別図柄にかかる図柄変動の保留数)を表示する保留数表示器52、普通保留数(すなわち普通図柄にかかる図柄変動の保留数)を表示する保留数表示器58等を有する。液晶表示器22は、始動口入賞を契機として表示する図柄変動等を主に表示する変動領域76と、保留の有無や予告等を主に表示する保留領域86とからなる。変動領域76は変動表示部5に相当し、保留領域86は保留表示部4に相当する。図3(A)に示す変動領域76には、左図柄群70を用いて左図柄変動C2を行い、中図柄群72を用いて中図柄変動C4を行い、右図柄群74を用いて右図柄変動C6を行う図柄変動の例を示す。左図柄群70,中図柄群72,右図柄群74の各構成は任意に設定可能であるが、簡単のために本例では数字図柄「0」から「9」までを用いて各々構成している。
【0021】
また保留領域86は、図3(B)に示すように4つの保留区域78,80,82,84からなる。保留区域78内には保留番号78aが表示可能であり、同様にして保留区域80,82,84内には各々保留番号80a,82a,84aが表示可能である。保留番号は現在実行中の図柄変動を終えた後の何番目に図柄変動を開始するかを表し、保留時にのみ「1」等の数値を表示する。よって一つの保留に着目すれば、図柄変動が新たに開始されるごとに保留区域84から保留区域78に向かって(図面左方向に)順番に移り、予告等を表示してゆく。
【0022】
さらに保留数表示器52,58は、各々が所定個数(例えば4個や9個等)からなるLEDやセグメント素子等で構成する。LEDやセグメント素子等には、二色以上(例えば赤色,緑色,橙色等)を切り換えて発色可能なものを用いるのが望ましい。保留数表示器52の表示は保留領域86の表示と形態が異なり、何個の保留があるのかを一目で判別可能な点で意義がある。なお保留数表示器52を設けなくても保留領域86で保留状態を認識可能であるので、部品が少なくなる点で製造コストを低く抑えることができる。その他には液晶表示器22に代えて、CRT,プラズマ表示器等のように図柄を表示可能な表示器(以下、単に「図柄表示器」と呼ぶ。)を用いてもよい。同様にLEDまたはセグメント素子に代えて、電球,ランプ,図柄表示器等を任意に用いてもよい。
【0023】
パチンコ球がゲート56を通過すると、液晶表示器22の特定表示領域22aで普通図柄の図柄変動等を表示する。普通図柄の図柄変動は、液晶表示器22とは別体に遊技盤14に備えた普通図柄表示器で表示する構成でもよい。当該普通図柄表示器には、例えばセグメント素子,液晶表示器,図柄表示器等を用いる。普通図柄を変動し始めてから所要の変動時間(例えば30秒間)を経過すると停止し、抽選結果が当たりのときはソレノイド48を作動させて始動口24の可動片50を所定パターンで開閉するように構成する。当該所定パターンは、例えば0.3秒間開けた後に閉じる等の動作を一回または二回以上を断続的に行う。
【0024】
遊技盤14の下方には、タバコの吸い殻等を入れる灰皿38や、賞球を含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿36、遊技者が接触しているか否かを検出するタッチセンサ34を有するハンドル32、上皿30の内部に設けられて音(音声,音楽,効果音等)を奏でるスピーカ40(音響装置)などを備える。遊技領域の周囲等には、遊技状態等に応じて発光するランプ類18(発光体)を備える。上皿30の上方には、球貸しを指示する球貸ボタン42や、残高情報等を表示する情報表示器60、記録媒体の返却を指示する返却ボタン64等を備える。
【0025】
次に、パチンコ機12によるパチンコ遊技を実現するべく構成した基板や装置等の接続例について図4を参照しながら説明する。なお以下の説明で単に「接続する」という場合には、特に断らない限り電気的に接続することを意味する。
【0026】
CPU(プロセッサ)122を中心に構成したメイン制御基板120は、遊技制御プログラムや一定のデータ等を格納したROM124、乱数,保留数(特別保留数,普通保留数)および上限値等のような一時的データを格納可能なRAM126、あるいは入出力処理回路や通信制御回路などを備える。当該ROM124やRAM126は、記憶部に相当する。CPU122は、遊技制御プログラムを実行してパチンコ遊技を実現する。当該遊技制御プログラムには、後述する始動口処理,保留処理,消化処理等のような各手続きを実現するプログラムを含む。例えばROM124にはEPROMを用い、RAM126にはDRAMを用いるが、他の記録媒体(例えばEEPROM,SRAM,フラッシュメモリ,磁気カード,ICカード等)を用いてもよい。他の構成要素は周知の技術と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0027】
メイン制御基板120には、タッチセンサ34や払出制御基板112からの信号を受けて発射用のモータ100を駆動制御する発射制御基板110や、駆動センサ104や計数センサ106等からの信号を受けて払い出し用のモータ102を駆動制御する払出制御基板112、カードユニット10や払出制御基板112と接続してデータの送受信や情報表示器60の表示等を制御するインタフェース基板114(図4では「I/F基板」と表記する)、パチンコ機12の外部装置に信号(例えば大当たり,図柄確定,確変中等のような遊技情報を含む)を伝達可能な外部端子板108、始動口24に入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ46(図示しないが他の入賞口に入賞したパチンコ球を検出する入賞口センサ)などを接続する。発射制御基板110や払出制御基板112等の各基板は、いずれもメイン制御基板120と同様にCPUを中心に構成する。モータ100,102には例えばパルスモータ(正逆回転可能なものが望ましい)を用いるが、サーボモータ等を用いてもよい。駆動センサ104は、モータ102やパチンコ球を払い出す払出装置等の駆動状態を監視する。計数センサ106は、実際に払い出したパチンコ球の個数をカウントする。
【0028】
またメイン制御基板120には、図柄制御基板140を通じて制御する液晶表示器22への表示,スピーカ40から出す音,発光体(例えばランプ類18,装飾表示装置20および保留数表示器52,58等)の表示などを総括して制御するサブ制御基板130や、メイン制御基板120から離れた位置に備えた装置(例えばゲートセンサ54,Vセンサ62およびソレノイド44,48等)に信号を中継する中継端子板138などを接続する。ソレノイド44の作動を制御することにより、開閉蓋28を矢印D2方向に往復運動させて開閉を行うことができる。同様にしてソレノイド48の作動を制御することにより、可動片50を矢印D4方向に往復運動させて開閉を行うことができる。
【0029】
サブ制御基板130はCPU132を中心に構成し、サブ制御プログラムや所要のデータ等を格納するROM134、受信データ,大当たり図柄,抽選データ等の一時的データを格納するRAM136、あるいは入出力処理回路や通信制御回路などを備える。CPU132はROM134に格納したサブ制御プログラムを実行して、メイン制御基板120から送信された演出用のコマンドを受信し、図柄制御基板140を通じて液晶表示器22に図柄を表示したり、スピーカ40から音を出したり、発光体(例えばランプ類18,装飾表示装置20および保留数表示器52,58等)の表示などを制御する。ROM134にはEPROMを用い、RAM136にはDRAMを用いるが、上述した他種のメモリを任意に用いてもよい。他の構成要素については周知の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0030】
図柄制御基板140はメイン制御基板120と同様にCPUを中心に構成し、図柄を予め記憶しておき表示コマンド等を受けて生成するキャラクタジェネレータや、サブ制御基板130から送信された表示用のコマンドを受けて液晶表示器22に図柄を表示するVDP(Video Display Processor)等を有する。VDPはパレットRAM等を有し、二以上のレイヤーで独立に表示/非表示を制御可能なものが望ましい。またVDPは、コマンドに含まれる表示情報に従ってキャラクタジェネレータが生成した図柄データを読み込み、配色指定及びスプライト処理等の画像編集を行なってVRAMやパレットRAMに図柄データを展開した上で、最終的に映像信号や同期信号等を液晶表示器22に出力する。スプライト処理を実行して実現するスプライト機能によって、図柄(特別図柄,普通図柄,背景図柄など)の表示や図柄変動などを容易に実現できる。
【0031】
なお上述した駆動センサ104,計数センサ106,ゲートセンサ54,始動口センサ46,Vセンサ62等には、接触型センサ(例えばリードスイッチ,マイクロスイッチ,圧力センサ等)、あるいは非接触型センサ(例えば近接センサ,光センサ,赤外線センサ等)を用いる。
【0032】
上述のように構成したパチンコ機12において、本発明を実現するべくメイン制御基板120,サブ制御基板130,図柄制御基板140で実行する手続きについて図5〜図8を参照しながら説明する。ここで図5には始動口24へのパチンコ球の入賞判別を実現する始動口処理の手続きを、図6には変動不能状態のときに図柄変動を保留する保留処理の手続きを、図7には変動可能状態のときに保留を消化して図柄変動を実現する消化処理の手続きを、図8には液晶表示器22に表示する図柄等を制御する図柄変動処理の手続きをそれぞれフローチャートで示す。これらの手続きのうちで、始動口処理はメイン制御基板120で実現し、保留処理および消化処理はサブ制御基板130で実現し、図柄変動処理は図柄制御基板140で実現する。なお以下の説明で単に「保留数」という場合には、特に断らない限り特別保留数を意味する。
【0033】
図5に示す始動口処理では、まず始動口24にパチンコ球が入賞したか否かを判別する〔ステップS10〕。例えば図2,図4に示す始動口センサ46からの検出信号があれば入賞した(YES)と判別し、当該検出信号がなければ入賞していない(NO)と判別する。もし始動口24にパチンコ球が入賞すると(YES)、当該入賞ごとに対応して各種乱数を読み込んでRAM126等の記憶部にそれぞれ記憶する〔ステップS12〕。
【0034】
ステップS12で読み込む乱数は、カウンタ等を用いたソフトウェア乱数と、発振器等を用いたハードウェア乱数とのいずれか一方または双方を用いる。例えば大当たりか否かを決定するための当落判定用乱数RAや、図柄変動を停止した後に確定して表示する大当たり図柄(例えば[333]や[777]等のようなゾロ目の図柄パターンなど)を特定するための停止図柄用乱数RB、図柄変動の開始から停止までの表示パターン等を特定するための図柄表示用乱数RCなどが該当する。また必要に応じて、図柄変動と独立して行う予告表示や演出を選択するための演出選択用乱数RDを読み込む構成としてもよい。
【0035】
各種乱数を読み終えると、例えば4や10等の数値を予めROM124等に設定した上限値の範囲内で(あるいは無制限に)保留数を増やす〔ステップS14〕。当該保留数を増やすタイミングは、図1に示す時刻taに相当する。そして、サブ制御基板130や払出制御基板112等に保留情報コマンドを送信する〔ステップS16〕。当該保留情報コマンドには、サブ制御基板130で処理する予告表示に関する情報(例えば保留数,演出選択用乱数RD等のような乱数等)や、払出制御基板112で処理する賞球を払い出しに関する情報(例えば始動口入賞に対応する個数等)などを含む。
【0036】
ステップS16でコマンドを送信したか、あるいはステップS10で始動口24にパチンコ球が入賞していなかったときは(NO)、変動不能か否か又は保留数が0以下であるか否かを判別する〔ステップS18〕。すなわち現在の遊技状態が図柄変動中であるときや大当たり遊技中であるとき等は変動不能と判別し、そのいずれの状態でもないときは変動可能と判別する。保留数が0以下であれば、既に保留にかかる図柄変動を全て終えている。
【0037】
もし図柄変動が可能な時期であって、かつ保留数が1以上ならば(ステップS18のNO)、保留数を減らし〔ステップS20〕、サブ制御基板130に変動情報コマンドを送信する〔ステップS22〕。当該変動情報コマンドには、図柄変動や予告表示に関する情報などを含む。また変動情報コマンドを送信するタイミングは、図1に示す時刻tfに相当する。図柄変動に関する情報には、図柄変動の変動パターンや、停止図柄用乱数RBや図柄表示用乱数RC等のような乱数などが該当する。予告表示に関する情報には、連続表示や間欠表示等を指示するデータなどが該当する。図柄変動の変動パターンと予告表示とは関連させてもよく、無関係としてもよい。関連させる例としては、保留領域86のうちでいずれかの区域に表示している予告表示や、既に表示を終えた予告表示に基づいて、図柄変動の変動パターンを異ならせるケースが該当する。
【0038】
ステップS22でコマンドをサブ制御基板130に送信して始めた図柄変動を終えるのには所定の変動期間(例えば60秒間等)を要する。そのため、図柄変動の表示期間中はステップS24,S26の実行を待機する必要がある。そして図柄変動を終えた後、今回の抽選結果が大当たりか否かを判別する〔ステップS24〕。外来ノイズ等の影響を受けにくく信頼性を高く構成した一般的なパチンコ機12では、大当たりか否か(すなわち当落判定用乱数RA=当選値であるか否か)を判別する。もし大当たりならば(YES)、大当たり遊技を実現して賞球を得る機会を遊技者に与えるべく大当たり処理を実行したうえで〔ステップS24〕、始動口処理を終える。そして上述した始動口処理を再び実行することにより、パチンコ遊技を継続する。
【0039】
大当たり処理は、例えば大入賞口26の開閉蓋28を所要期間(一例として30秒間)だけ開放したり、当該大入賞口26等に入賞したパチンコ球の数に応じて賞球を払い出す等を行う。当該大当たり処理の具体的な手続きは周知であるので、その説明および図示を省略する。これに対してステップS18で変動不能であるか保留数が0以下のとき(YES)、あるいはステップS24で抽選結果がハズレであったときは(NO)、それぞれその時点で始動口処理を終える。そして上述した始動口処理を再び実行することにより、パチンコ遊技を継続する。
【0040】
図6に示す保留処理では、メイン制御基板120から送信されたコマンドを受信し(ステップS30のYES)、かつ当該コマンドに含まれる保留数が前回受信したときの保留数よりも増えていたときは(ステップS32のYES)、演出選択用乱数RD等の乱数を読み込んでRAM136等の記憶部に記憶する〔ステップS34〕。なおメイン制御基板120から送信されたコマンドに演出選択用乱数RD等の乱数を含んでいた場合には、当該乱数をRAM136等の記憶部に記憶する構成としてもよい。
【0041】
続いてROM134やRAM136等に予め記憶した複数の予告表示(例えば二十の予告表示)の中から、一の予告表示または二以上を組み合わせた予告表示を決定する〔ステップS36〕。どのような基準に基づいて決定するかは、パチンコ機12の機種等に応じて任意に設定できる。例えば図5のステップS12または図6のステップS34でRAM136等に記憶した乱数に基づいて決定してもよく、現在実行中の図柄変動の形態(あるいは既に停止した図柄変動の形態)に基づいて決定してもよく、他の条件に基づいて決定してもよい。図柄変動の形態は、例えばリーチに達したか否か、逆方向変動を行なった否か、停止図柄が大当たり図柄か否か、確率変動用図柄か否か、特定の背景や特定のキャラクタ等が変動中に表示されたか否か等が該当する。この決定によって予告表示をする内容が特定されるとともに、基準に従って予告表示の変化形態が異なり得る。
【0042】
そして、図柄制御基板140に表示用のコマンドを送信して液晶表示器22の画面上に備えた保留領域で予告表示を始める〔ステップS38〕。当該予告表示のタイミングは、図1に示す時刻tbに相当する。そして、所要の装置に信号を伝達して当該予告表示に関連する演出を始めたうえで〔ステップS40〕、保留処理を終える。予告表示に関連する演出としては、例えば予告表示として動物を表示する場合には当該動物の鳴き声をスピーカ40から出す演出や、予告表示として地響きの場面を表示する場合には地鳴りの音をスピーカ40から出すとともに遊技者が座る椅子やハンドル32等を振動させる演出などが該当する。
【0043】
その一方、ステップS30でメイン制御基板120からコマンドを受信しておらず(NO)、あるいはステップS32でコマンドを受信したものの保留数が前回受信したときの保留数と比べても変化しないときは(NO)、保留状態は前回と変化ないのでそのまま保留処理を終える。
【0044】
図7に示す消化処理では、メイン制御基板120から送信されたコマンドを受信し(ステップS50のYES)、かつ当該コマンドに含まれる保留数が前回受信したときの保留数よりも減っていたときは(ステップS52のYES)、現時点で行なっている保留領域の表示を一つずつシフトさせたうえで〔ステップS54〕、予告表示を変化させる〔ステップS56〕。当該予告表示を変化させるタイミングは、図1に示す時刻tc,td,teに相当する。そして、変化後の予告表示に関連する演出を継続させて〔ステップS58〕、消化処理を終える。ステップS56を実行して実現する予告表示の変化は、物事自体が経時的に変化する態様に準じて行う。すなわち動物が経時的に成長してゆく過程や、ボールが膨らんで(または萎んで)ゆく過程等のように変化させる。当該変化はアニメーション表示のように連続的でもよく、スライド映写のように断続的でもよい。
【0045】
その一方、ステップS50でメイン制御基板120からコマンドを受信しておらず(NO)、あるいはステップS52でコマンドを受信したものの保留数が前回受信したときの保留数と比べても変化しないときは(NO)、保留状態は前回と変化ないのでそのまま消化処理を終える。
【0046】
図8に示す図柄変動処理では、上述した図5のステップS16,S22等を実行してメイン制御基板120から送信された演出用のコマンドを受信し(ステップS60のYES)、かつ当該コマンドが図柄変動の実行を指示していれば(ステップS62のYES)、指定された変動パターン等に従って図柄変動を始める〔ステップS64〕。こうして始めた図柄変動は、上述のコマンドで指定された変動期間を経過するまで(ステップS72のNO)、図柄変動を継続する〔ステップS70〕。図柄変動を実行する変動期間は図5のステップS12で記憶した乱数や記憶部(ROMやRAM等)などに基づいて任意に設定可能であるが、例えば60秒間等が該当する。当該変動期間を経過すると(ステップS72のYES)、図柄変動を停止し〔ステップS74〕、図柄変動処理を終える。こうして図柄変動を停止すると抽選にかかる図柄が確定するので、遊技者は抽選結果を認識できる。なお、ステップS60でメイン制御基板120から演出用のコマンドを受信していないときや(ステップS60のNO)、当該コマンドが図柄変動を指示していないときは(ステップS62のNO)、図柄変動とは無関係であるのでそのまま図柄変動処理を終える。
【0047】
図柄変動を継続する変動期間中には(ステップS70,S72)、予告表示等を継続する継続条件を満たすとき(ステップS66のYES)、その予告表示等を継続する〔ステップS68〕。ステップS66の継続条件は、パチンコ機12の機種等に応じて任意に設定できる。例えば受信したコマンドに予告表示等を継続するデータ情報(具体的には演出選択用乱数RD等の乱数や変化の形態を指示するデータなど)が含まれていることや、メイン制御基板120やサブ制御基板130から新たな演出用のコマンドを受信したことなどが該当する。なお、当該図柄変動を開始する以前の保留状態において保留領域で始めた予告表示(図6のステップS38,S40を参照)と関連する内容をステップS68で表示すると、遊技者は物事自体がまだ変化していると認識し得る。こうしてステップS68で実行する予告表示等の継続によって、物事自体が経時的に変化する態様に準じて予告表示を変化させる形態を実現することができる。
【0048】
図5〜図8に示す各処理を実行することで実現される液晶表示器22(変動表示部5および保留表示部4)の表示例について、図9,図10を参照しながら説明する。図9,図10の表示例では、未保留にかかる保留区域を斜線ハッチで示し、保留番号を表さない。よって図示はしないものの、斜線ハッチを施さない保留区域では保留にかかる何らかの表示(例えば予告表示等)が行われる。なお、現在の保留数は「3」であることを前提として説明する。
【0049】
図柄変動を開始不能な期間中にパチンコ球が始動口24に入賞すると(図5のステップS10でYES)、保留数が増えて4になり(図5のステップS14)、メイン制御基板120から送信するコマンドに従って液晶表示器22の保留領域86における保留区域84には予告表示を行う(図6のステップS38)。図9(A)に示す例の保留区域84には、物事の一例である植物(たとえば向日葵)の種子を模した予告図柄88aを表示している。なお保留区域78,80,82では、各々の保留にかかる表示を行なっている(図示せず)。
本例では種子を模した予告図柄88aを表示するので音や振動はあまり関係しないが、物事の一例である動物(たとえば犬や猫)を模した予告図柄を表示した場合には当該動物の鳴き声をスピーカ40から出したり、物事の一例である地響きの場面を予告表示する場合には地鳴りの音をスピーカ40から出すとともに遊技者が座る椅子やハンドル32等を振動させるとよい(図6のステップS40)。こうすれば、見るだけではない味わえない現実感や臨場感が得られる。
【0050】
現在実行中の図柄変動を終えて、2番目の図柄変動を始めると(図5のステップS18でNO)、保留数が減って3になり(図5のステップS20)、メイン制御基板120から送信するコマンドに従って保留領域86の表示がシフトし(図7のステップS54)、保留区域82で行う予告表示を変化させる(図7のステップS56)。図9(B)に示す例の保留区域82には、双葉を模した予告図柄88bを表示している。この予告図柄88bを見た遊技者等は、保留区域84で表示していた種子が成長したものと認識し得る。
【0051】
2番目の図柄変動を終えて、3番目の図柄変動を始めると(図5のステップS18でNO)、保留数が減ること,保留領域86の表示がシフトすること,保留区域で行う予告表示を変化させることは(図5のステップS20,図7のステップS54,図7のステップS56)、対象となる保留区域が異なる点を除いて上述した内容と同様である。すなわち図9(C)に示す例の保留区域80には、双葉から成長した茎を模した予告図柄88cを表示する。さらに3番目の図柄変動を終えて4番目の図柄変動を始めると、図9(C)に示す例の保留区域78には、茎から成長した開花状態を模した予告図柄88dを表示する。
【0052】
そして当該保留の消化に伴う図柄変動を行う場合でも、図10に示すように変動領域76で開花した植物(本例では向日葵)を模した予告図柄88eを図柄変動とともに表示すると(図8のステップS68)、保留領域86で表示されていた種子や双葉等の段階との関連から、遊技者は当該保留に対する期待感を持って図柄変動の行方を見るようになる。このように種子から双葉,茎を経て開花した植物を認識した遊技者は、当該保留にかかる期待度が高いことを推測できる。
一方、本例のように図9(C)に示す茎の段階から図9(D)に示す開花の段階に進むケースに限らず、図11に示すように植物が枯れた状態を模した予告図柄88fを表示するケースがある。この場合には、開花するケースと比較すると、遊技者は当該保留にかかる期待度が低いことを推測できる。
【0053】
上述した実施の形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(a1)図柄変動を保留してから消化に伴って図柄変動を開始するまでの期間内(いわゆる保留期間中)に保留領域86で保留にかかる予告表示を開始した{図6のステップS38,図9(A)を参照}。そして、当該予告表示の開始後は物事の一例である植物自体が経時的に変化する態様に準じて予告表示を変化させた{予告表示手段2;図7のステップS56、図9(B),図9(C),図9(D)を参照}。このような予告表示の変化を認識した遊技者は、有利な遊技状態(例えば大当たり遊技や確率変動等)が得られるのではないかという期待感を持って遊技するようになる。遊技者は予告表示の内容に基づいて期待度の高低を推測することが可能になるので、遊技者の期待感を徐々に高め得る。
【0054】
(a2)予告表示を開始した以後に、当該予告表示に関連する演出を行う構成とした{予告演出手段6;図6のステップS40,図7のステップS58}。上記実施の形態では例示しなかったが、例えば物事としての動物の犬が経時的に成長してゆく過程に準じて予告表示を変化させる場合には、幼犬→子犬→成犬のように成長する犬の変化に従って鳴き声も変化させ、スピーカ40を通じて出す。こうすれば予告表示に関連する演出によって現実感が増すとともに、表示だけでなく音や振動等で報知するので遊技者等が認識し易くなる。
【0055】
(a3)演出選択用乱数RDなどの乱数に基づいて一の予告表示または二以上を組み合わせた予告表示を決定することにより、保留に対応する抽選結果の期待度に基づいて予告表示の変化形態を異ならせる構成とした{2;図6のステップS36、図9,図11を参照}。例えば抽選結果の期待度が高いときは図9に示すように種子→双葉→茎→草花(開花)の順で予告表示を変化させてゆくが(図9を参照)、抽選結果の期待度が低いときは種子→双葉→茎→枯れるの順で予告表示を変化させる(図9(A)→図9(B)→図9(C)→図11を参照)。本例では草花まで予告表示が変化してゆくか否かで、期待度の高低を推測できる。よって予告表示の変化形態が期待度によって異なれば、遊技者等は期待度の高低をより確実に推測できるようになる。
【0056】
(a4)消化に伴う図柄変動の開始と同期して予告表示を変化させる構成とした{予告表示手段2;図7のステップS52,S56}。本例では図柄変動を開始するごとであって当該開始とほぼ同時に、種子→双葉→茎→草花(開花)の順で予告表示を変化させた(図9を参照)。こうすれば遊技者等は予告表示の変化を確認する時期が限定されるので、他の期間は遊技に集中することが可能になる。
【0057】
(a5)実行中の図柄変動の形態または既に停止した図柄変動の形態に基づいて、一の予告表示または二以上を組み合わせた予告表示を決定することにより、予告表示の変化形態を異ならせる構成とした{予告表示手段2;図6のステップS36}。例えば実行中の図柄変動がリーチに達すれば図9(C)に示すような予告図柄88c(茎の段階)まで成長する予告表示や演出を行うが、実行中図柄変動がリーチに達することなく停止すれば図9(B)に示す双葉の段階を経た後に枯れる予告表示や演出を行う。よって遊技者等は注目する保留にかかる予告表示や演出だけでなく、実行中の図柄変動がどのようになったのかを考慮しなければ期待度の高低を推測することが困難になる。したがって、期待度の高低を推測する楽しむ機会を与えることができる。
【0058】
(a6)現在表示している予告表示(あるいは既に表示を終えた予告表示)に基づいて、図柄変動の変動パターンを異ならせて表示する構成とした{変動表示手段3;図5のステップS22}。例えば図9(A)に示す種子の段階から図9(D)に示す開花の段階まで変化させる予告表示を行なったときは少なくともリーチに達する図柄変動を行うが、植物が枯れる予告表示を行なったときはリーチに至らずにハズレ図柄で停止する図柄変動を行う。このように予告表示を認識した遊技者等は、変動領域76で行う図柄変動がどうなるのかを推測し得る。
【0059】
〔他の実施の形態〕
上述したパチンコ機12(遊技機)であって、他の部分の構造,形状,大きさ,材質,配置および動作条件等については、上記実施の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。(b1)上述した実施の形態では、パチンコ機12に本発明を適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって図柄変動開始条件が成立したことを契機として図柄変動を開始するものにも同様に本発明を適用することができる。当該他の遊技機であっても、予告表示の変化を認識した遊技者は期待度の高低を推測し得るので、遊技者の期待感を徐々に高めることができる。
【0060】
(b2)上述した実施の形態では、図柄変動を開始するごとに予告表示を変化させた{図7のステップS56,図9を参照}。この形態に代えて(あるいは加えて)、図柄変動の開始とは無関係に予告表示を変化させる構成としてもよい。例えば図9(A)から図9(D)に示すような種子から双葉への変化については、保留領域86のうちでいずれの区域に表示するかにかかわらず、アニメーション表示のように連続的に表示してもよく、あるいはスライド映写のように断続的に表示してもよい。こうすれば、本例については植物の成長過程がよく分かる。また、キャラクタ等が種子や双葉等に対して水を与えるようなアニメーションを変動領域76や保留領域86で表示すると現実感が増す。
【0061】
(b3)上述した実施の形態では、植物の種子が開花まで至るか否かによって期待度の高低を推測可能に構成した{図9,図11を参照}。この形態に代えて(あるいは加えて)、予告表示の内容を細分化して構成すると期待度がどの程度の率なのかも推測することが可能になる。例えば上述したような茎まで成長した後に枯れてしまうケースだけでなく、▲1▼図9(A)に示す種子のまま成長しないケース、▲2▼水を与え過ぎて種子が腐ってしまうケース、▲3▼双葉まで成長するがその後に枯れてしまうケース、▲4▼開花寸前まで成長した後に枯れてしまうケース、▲5▼一旦は開花するがすぐに枯れてしまうケース、▲6▼いずれかの段階で動物に食べられてしまうケースなどが該当する。こうして多段階・多様に変化する予告表示を行えば、遊技者は期待度(例えば50%や80%等)を推測可能になる。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、予告表示の変化を認識した遊技者は期待度の高低や率等を推測することが可能になるので、遊技者の期待感を徐々に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を模式的に示す図である。
【図2】パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図3】複合役物装置と保留領域の構成例を示す図である。
【図4】各種の基板と装置にかかる概略構成を示すブロック図である。
【図5】始動口処理の手続きを示すフローチャートである。
【図6】保留処理の手続きを示すフローチャートである。
【図7】消化処理の手続きを示すフローチャートである。
【図8】図柄変動処理の手続きを示すフローチャートである。
【図9】予告表示の一例を示す図である。
【図10】予告表示の一例を示す図である。
【図11】予告表示の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 検出器
2 予告表示手段
3 変動表示手段
4 保留表示部
4a 種子
4b 双葉
4c 茎
4d 草花
5 変動表示部
6 予告演出手段
B 遊技球
12 パチンコ機(遊技機)
22 液晶表示器(予告表示手段)
24 始動口(特定領域)
40 スピーカ(予告表示手段,予告演出手段)
46 始動口センサ(検出器)
54 ゲートセンサ(検出器)
56 ゲート(特定領域)
76 変動領域(変動表示部)
78,80,82,84 保留区域
78a,80a,82a,84a 保留番号
86 保留領域(保留表示部)
88a,88b,88c,88d,88e,88f 予告図柄(予告表示)
120 メイン制御基板(予告表示手段,変動表示手段,保留表示部,予告演出手段)
122,132 CPU
124,134 ROM(記憶部)
126,136 RAM(記憶部)
130 サブ制御基板(予告表示手段,変動表示手段,保留表示部,予告演出手段)
140 図柄制御基板(予告表示手段,変動表示手段,保留表示部)

Claims (6)

  1. 図柄変動開始条件が成立したことを契機として図柄変動を開始し、図柄変動を開始不能な期間中に前記図柄変動開始条件が成立すると図柄変動を保留し、実行中の図柄変動を終えると保留していた図柄変動を消化するように構成した遊技機であって、
    図柄変動を保留してから消化に伴って前記図柄変動を開始するまでの期間内に前記保留にかかる予告表示を開始し、当該開始後は物事自体が経時的に変化する態様に準じて前記予告表示を変化させる予告表示手段を有する遊技機。
  2. 請求項1に記載した遊技機であって、
    予告表示を開始した後に予告表示手段が変化させる前記予告表示とともに、当該予告表示に関連する演出を行う予告演出手段を有する遊技機。
  3. 請求項1または2に記載した遊技機であって、
    予告表示手段は、保留に対応する抽選結果の期待度に基づいて、予告表示の変化形態を異ならせる遊技機。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載した遊技機であって、
    予告表示手段は、消化に伴う図柄変動の開始と同期して予告表示を変化させる遊技機。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載した遊技機であって、
    予告表示手段は、実行中の図柄変動の形態または既に停止した図柄変動の形態に基づいて、予告表示の変化形態を異ならせる遊技機。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載した遊技機であって、
    予告表示手段が行なった予告表示に基づいて、図柄変動の形態を異ならせて表示する変動表示手段を有する遊技機。
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