JP2004080286A - 撮像素子 - Google Patents

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Takashi Misawa
三沢 岳志
Makoto Tsugita
次田 誠
Masaru Osada
長田 勝
Kazuya Oda
小田 和也
Takeshi Miyashita
宮下 丈司
Atsuhiko Ishihara
石原 淳彦
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】撮像エリアの中央部に対応する画像情報を優先して読み出すことのできる撮像素子を得る。
【解決手段】水平方向及び垂直方向に所定ピッチで配置され、入射光に応じた電荷を発生する複数の受光部70と、当該受光部70で発生した電荷を列毎に垂直方向に転送する垂直転送路74と、当該垂直転送路74から転送された電荷を水平方向に転送する水平転送路と、を備えると共に、水平転送路を上記水平方向に第1領域及び第2領域の2つの領域に分割し、第1領域及び第2領域の2つの水平転送路82A、82Bにおける垂直転送路から転送された電荷を出力するための出力部(アンプ84A、84B)を各水平転送路82A、82Bの分割位置側端部に電気的に接続させるように設ける。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像素子に係り、特に、水平方向及び垂直方向に所定ピッチで配置され入射光に応じた電荷を発生する複数の光電変換部と、当該光電変換部で発生した電荷を列毎に垂直方向に転送する垂直転送路と、当該垂直転送路から転送された電荷を水平方向に転送する水平転送路と、を備えた撮像素子に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
近年、CCD(Charge Coupled Device、電荷結合素子)等の撮像素子の高解像度化に伴い、デジタルカメラの需要が急増している。
【0003】
ところで、CCDは、入射光に応じた電荷を発生する複数の光電変換部を一方向のみに所定ピッチで配置したライン型CCDと、当該光電変換部を水平方向及び垂直方向に所定ピッチで配置したエリア型CCDと、の2種類に大別される。このうち、デジタルカメラで使用されるものの主流となっているエリア型CCDには、上記光電変換部で発生した電荷を列毎に垂直方向に転送する垂直転送路と、当該垂直転送路から転送された電荷を水平方向に転送する水平転送路と、が備えられている。
【0004】
ところで、撮像素子の解像度が増加すると、当然ながら撮像によって得られた画像情報の読み出し時間が増大する。そこで、従来より、撮像素子からの画像情報の読み出しを高速化しようとする多くの試みが行われてきた。例えば、特開2001−119010では、水平転送路を複数のブロックに分割し、各分割領域の出力をパラレルに出力することにより、見かけ上のデータレートを向上させる技術が提案されている。
【0005】
その一方で、撮像素子を備えたデジタルカメラでは、デジタルズームをかける場合や、被写体像の中央部分に対応する画像情報のみに基づいてAF(Auto Focus、自動合焦)機能を働かせる場合等、撮像エリアの中央部に対応する画像情報を優先して読み出したい場合があった。
【0006】
しかしながら、光電変換部を水平方向及び垂直方向に所定ピッチで配置した従来のエリア型の撮像素子では、画像情報を当該撮像素子の端部に位置する光電変換部で発生した電荷に対応するものから順にラスター走査順に出力していたので、撮像エリアの中央部に対応する画像情報が出力されるまでに時間がかかる、という問題点があった。
【0007】
この問題点を解決するために、前述の特開2001−119010に記載の技術を適用することも考えられるが、当該技術では、分割された水平転送路の各ブロックにおける電荷の転送方向が同一方向とされているので、被写体像の中央部から周辺部にかけて範囲を変えながら画像情報を読み出す、といった要求には必ずしも応えることができるとはいえない。
【0008】
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであり、撮像エリアの中央部に対応する画像情報を優先して読み出すことのできる撮像素子を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の撮像素子は、水平方向及び垂直方向に所定ピッチで配置され、入射光に応じた電荷を発生する複数の光電変換部と、前記光電変換部で発生した電荷を列毎に垂直方向に転送する垂直転送路と、前記垂直転送路から転送された電荷を水平方向に転送する水平転送路と、を備えた撮像素子であって、前記水平転送路が前記水平方向に第1領域及び第2領域の2つの領域に分割され、前記第1領域及び前記第2領域の2つの水平転送路における前記垂直転送路から転送された電荷を出力するための出力部が前記2つの水平転送路の分割位置側端部に電気的に接続されるように設けられたことを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載の撮像素子によれば、水平方向及び垂直方向に所定ピッチで配置された複数の光電変換部によって入射光に応じた電荷が発生され、発生された電荷が垂直転送路によって列毎に垂直方向に転送され、更に、垂直転送路から転送された電荷が水平転送路によって水平方向に転送される。すなわち、本発明の撮像素子は、インターライン転送型CCDやフレーム転送型CCD等の順次転送型の撮像素子として構成されている。
【0011】
ここで、本発明の撮像素子では、上記水平転送路が上記水平方向に第1領域及び第2領域の2つの領域に分割され、当該第1領域及び第2領域の2つの水平転送路における上記垂直転送路から転送された電荷を出力するための出力部が当該2つの水平転送路の分割位置側端部に電気的に接続されるように設けられている。
【0012】
すなわち、本発明の撮像素子は、分割されて得られた2つの水平転送路の各々について、垂直転送路から転送された電荷が分割位置側端部から他端部に至る順序で順次出力されるものとされており、これによって撮像素子の撮像エリアにおける中央部に対応する画像情報を優先して読み出すことができるようにされている。
【0013】
このように、請求項1に記載の撮像素子によれば、水平方向及び垂直方向に所定ピッチで配置され、入射光に応じた電荷を発生する複数の光電変換部と、当該光電変換部で発生した電荷を列毎に垂直方向に転送する垂直転送路と、当該垂直転送路から転送された電荷を水平方向に転送する水平転送路と、を備えると共に、水平転送路が上記水平方向に第1領域及び第2領域の2つの領域に分割され、第1領域及び第2領域の2つの水平転送路における垂直転送路から転送された電荷を出力するための出力部が上記2つの水平転送路の分割位置側端部に電気的に接続されるように設けられているので、撮像エリアの中央部に対応する画像情報を優先して読み出すことができる。
【0014】
また、請求項2記載の撮像素子は、請求項1に記載の発明において、前記出力部が、前記2つの水平転送路に対して個別に設けられたことを特徴とするものである。
【0015】
すなわち、例えば、出力部を第1領域及び第2領域の2つの水平転送路に対して共通に設けた場合には、各水平転送路から転送されてきた電荷が当該出力部で混合されてしまう点を考慮して各水平転送路からの画像情報の出力を時分割で行う必要がある。このため、必要とされる画像情報を読み出すのに時間がかかると共に、やや複雑な読み出し制御が必要となる。
【0016】
これに対し、本発明では、出力部を各水平転送路に対して個別に設けているので、各水平転送路からの画像情報の出力を各々独立に行うことができ、この結果として、出力部を各水平転送路に対して共通に設ける場合に比較して、簡易な読み出し制御で、かつ短時間に必要とされる画像情報を読み出すことができる。
【0017】
このように、請求項2に記載の撮像素子によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、本発明の出力部が2つの水平転送路に対して個別に設けられているので、出力部を2つの水平転送路に対して共通に設ける場合に比較して、簡易な読み出し制御で、かつ短時間に必要とされる画像情報を読み出すことができる。
【0018】
これに対し、請求項3記載の撮像素子は、請求項1に記載の発明において、前記出力部が、前記2つの水平転送路に対して共通に設けられたことを特徴とするものである。
【0019】
従って、本発明の撮像素子では、出力部を各水平転送路に対して個別に設けた場合に比較して、出力部に必要とされる面積を小さくすることができ、この結果として撮像素子を小型化することができる。また、本発明の撮像素子では、各水平転送路から転送されてきた電荷が当該出力部で混合されてしまう点を考慮して各水平転送路からの画像情報の出力を時分割で行う必要があり、やや複雑な読み出し制御を必要とするものの、出力された画像情報に対してアナログ信号処理等の各種後処理を行う手段が1系統のみでよくなる。この結果、本発明の撮像素子を用いた装置(例えば、デジタルカメラ、携帯電話器、PDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)等)の低コスト化及び小型化を図ることができる。
【0020】
このように、請求項3に記載の撮像素子によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、本発明の出力部が2つの水平転送路に対して共通に設けられているので、撮像素子を小型化することができると共に、当該撮像素子を用いた装置の低コスト化及び小型化を図ることができる。
【0021】
一方、請求項4記載の撮像素子は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の発明において、前記光電変換部の各々に対応して備えられると共に前記垂直転送路に前記光電変換部で発生した電荷を転送するときに所定レベルの電力が印加される複数の電極を更に備え、前記複数の電極への所定レベルの電力の印加が、前記複数の光電変換部のうちの前記垂直方向の中央部における予め定められた領域に属する光電変換部に対応する電極のみ、他の領域に属する光電変換部に対応する電極とは独立して行えるように構成されたことを特徴とするものである。
【0022】
請求項4に記載の撮像素子は、光電変換部の各々に対応して備えられると共に垂直転送路に光電変換部で発生した電荷を転送するときに所定レベルの電力が印加される複数の電極が更に備えられる。
【0023】
ここで、本発明の撮像素子は、上記複数の電極への所定レベルの電力の印加が、上記複数の光電変換部のうちの上記垂直方向の中央部における予め定められた領域に属する光電変換部に対応する電極のみ、他の領域に属する光電変換部に対応する電極とは独立して行えるように構成されている。
【0024】
このように、請求項4に記載の撮像素子によれば、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、光電変換部の各々に対応して備えられると共に垂直転送路に光電変換部で発生した電荷を転送するときに所定レベルの電力が印加される複数の電極を更に備え、当該複数の電極への所定レベルの電力の印加が、複数の光電変換部のうちの垂直方向の中央部における予め定められた領域に属する光電変換部に対応する電極のみ、他の領域に属する光電変換部に対応する電極とは独立して行えるように構成されているので、当該予め定められた領域に属する光電変換部により得られた画像情報のみを読み出すことができる。
【0025】
更に、請求項5記載の撮像素子は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の発明において、前記2つの水平転送路に転送された電荷を廃棄する廃棄手段を更に備えたことを特徴とするものである。
【0026】
この構成により、必要のない電荷が水平転送路に転送された場合や、撮像エリアの水平方向中央部における必要な画像情報が出力された後に水平転送路に電荷が残存する場合等には、これらの不必要な電荷を廃棄手段によって廃棄することにより、当該電荷を水平転送路で転送する場合に生じる無駄な時間を削減することができ、この結果として、必要とされる画像情報の高速な読み取りを行うことができる。
【0027】
このように、請求項5に記載の撮像素子によれば、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、本発明の2つの水平転送路に転送された電荷を廃棄する廃棄手段を備えたので、必要とされる画像情報の高速な読み取りを行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、ここでは、本発明の撮像素子をインターライン転送型CCDに適用すると共に、当該CCDをデジタルカメラに搭載する場合について説明する。
【0029】
〔第1実施形態〕
まず、図1を参照して、本第1実施形態に係る撮像素子18の構成について説明する。同図に示すように、本第1実施形態に係る撮像素子18には、各々入射光に応じた電荷を発生するフォトダイオードで構成された光電変換部としての多数の受光部70が水平方向及び垂直方向に所定ピッチで配置されている。なお、同図において受光部70毎に表記されている‘R’、‘G’、‘B’は、対応する受光部70の受光面上に設けられた色分解フィルタ(図示省略)の対応色を示すものであり、‘R’は赤を、‘G’は緑を、‘B’は青を、各々示している。
【0030】
また、撮像素子18には、受光部列の間の各々に、各受光部列の各々に対応して垂直転送路74が形成されている。垂直転送路74は、受光部70の各々に対応して設けられた、垂直転送電極Vを備えた垂直転送CCDを含んで構成されている。
【0031】
また、撮像素子18には、電気的に接続された垂直転送電極Vに所定レベルの電圧が印加されることにより、受光部70で発生された信号電荷を当該受光部70から対応する垂直転送CCDに転送させるトランスファーゲート(転送ゲート)76が各受光部70に対応して設けられている。
【0032】
ここで、垂直転送電極Vは各行毎に電気的に接続されている。また、本実施の形態に係る撮像素子18には、垂直転送電極Vに対し、垂直転送路74による電荷転送方向(垂直方向)に沿って7つおきに共通の垂直駆動信号が供給されるように垂直駆動信号用配線78が設けられている。すなわち、撮像素子18は、垂直転送路74を8相の垂直駆動信号φV1〜φV8によって駆動させるものとして構成されており、垂直駆動信号φV1、φV2、・・・、φV8は、各々、垂直転送電極V1、V2、・・・、V8に印加される。
【0033】
一方、撮像素子18には、各垂直転送路74の電荷転送方向最下流に位置する垂直転送CCDに隣接して、各垂直転送路74から転送された電荷を水平方向に転送する2つの水平転送路82A及び水平転送路82Bが形成されている。なお、水平転送路82Aは、垂直転送路74の形成領域を図1紙面左右方向(水平方向)に均等に2分割したときの図1紙面左側の領域に含まれる垂直転送路74に対応し、水平転送路82Bは、残りの垂直転送路74に対応している。
【0034】
水平転送路82A及び水平転送路82Bは、各々、対応する垂直転送路74の各々に対応して設けられた、水平転送電極Hを備えた水平転送CCDを含んで構成されている。また、水平転送路82A及び水平転送路82Bの互いに隣接する側の端部は受光部70側から離れる方向でかつ垂直方向に屈曲されており、各々の端部に位置された水平転送CCDにはアンプ84A及びアンプ84Bが各々電気的に接続されている。そして、アンプ84A及びアンプ84Bの各々の出力端は、各アンプからの出力信号を外部に出力するための出力端子86A及び出力端子86Bに、各々接続されている。
【0035】
なお、本実施の形態に係る撮像素子18は、水平転送電極Hに対し、水平転送路82A及び水平転送路82Bによる電荷転送方向に沿って2つおきに共通の水平駆動信号が供給されるように構成されている。すなわち、撮像素子18は、水平転送路82A及び水平転送路82Bを各々2相の水平駆動信号φH1、φH2によって駆動させるものとして構成されており、水平転送路82Aでは水平駆動信号φH1、φH2が各々水平転送電極H1L、H2Lに印加され、水平転送路82Bでは水平駆動信号φH1、φH2が各々水平転送電極H1R、H2Rに印加される。
【0036】
従来のインターライン転送型CCDにおける水平転送路は1本の連続した転送路として構成されており、垂直転送路から転送されてきた電荷を一方向のみに転送して出力するものとされていた。これに対し、本実施の形態に係る撮像素子18の水平転送路は、図1に示されるように、水平方向に第1領域及び第2領域の2つの領域に分割され、当該第1領域及び第2領域の2つの水平転送路82A、82Bにおける垂直転送路74から転送された電荷を出力するための出力部が、水平転送路82A、82Bの分割位置側端部に電気的に接続されるように設けられている。
【0037】
この構成により、本実施の形態に係る撮像素子18では、撮像エリアの中央部に対応する画像情報を優先して読み出すことができる。
【0038】
次に、本実施の形態に係る撮像素子18を搭載したデジタルカメラ10の構成について説明する。まず、図2を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の外観上の構成を説明する。
【0039】
図2(A)に示すように、デジタルカメラ10の正面には、被写体像を結像させるためのレンズ12と、露光に際して被写体が適正な露光光量が得られない低照度の場合に発光されるストロボ30と、撮影する被写体の構図を決定するために用いられる光学ファインダ46と、が備えられている。
【0040】
また、デジタルカメラ10の上面には、撮影を実行する際にユーザによって押圧操作されるシャッタスイッチ(所謂、レリーズスイッチ)44と、電源スイッチ48と、が備えられており、デジタルカメラ10の側面には、撮影によって得られた画像データをデジタルデータとして記憶する可搬型の記録メディア(本実施の形態では、メモリカード)をデジタルカメラ10に装着する際に当該記録メディアが挿入される記録メディア挿入部50が備えられている。
【0041】
一方、図2(B)に示すように、デジタルカメラ10の背面には、撮影によって得られた被写体像、各種メニュー画面、メッセージ等を表示する液晶ディスプレイで構成された画像モニタ40と、画像モニタ40の表示領域における上・下・左・右の4方向の移動方向を示す矢印キーが設けられた操作スイッチ42と、が備えられている。
【0042】
次に、図3を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の電気系の構成を説明する。
【0043】
同図に示すように、デジタルカメラ10は、撮影時にレンズ12を通過した被写体を示す入射光の光量を制限するためのメカニカル・シャッタ及び絞り(以下、「シャッタ・絞り」という。)14と、前述の撮像素子18と、入力された信号に対して所定のアナログ信号処理を施す2つのアナログ信号処理部20A、20Bと、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する2つのアナログ/デジタル変換器(以下、「A/D変換器」という。)22A、22Bと、を含んで構成されている。
【0044】
また、デジタルカメラ10は、入力されたデジタル信号に対して所定のデジタル信号処理を施すデジタル信号処理部24と、主として入力されたデジタル信号によって示される情報を記憶するSDRAM(Synchronous DRAM)により構成されたメモリ26と、入力されたデジタルデータを所定の圧縮形式(本実施の形態では、JPEG形式)で圧縮する一方、入力された圧縮済みのデジタルデータを圧縮形式に応じた伸張形式で伸張する圧縮伸張部28と、レンズ12、シャッタ・絞り14、撮像素子18、及びストロボ30の各々を駆動するための駆動信号を生成する駆動回路32と、を含んで構成されている。
【0045】
撮像素子18の2つの出力端子86A、86Bは各々アナログ信号処理部20A、20Bの入力端に、アナログ信号処理部20A、20Bの出力端は各々A/D変換器22A、22Bを介してデジタル信号処理部24の入力端に、デジタル信号処理部24の出力端はメモリ26の入力端に、各々接続されている。
【0046】
なお、アナログ信号処理部20A、20Bで行われるアナログ信号処理には、相関二重サンプリング処理が含まれる。
【0047】
また、デジタル信号処理部24で行われるデジタル信号処理には、2つのA/D変換器22A、22Bの各々から2つに分割された状態で入力されるデジタル信号を1つに合成するためのマッピング処理が含まれる。なお、当該マッピング処理については後述する。
【0048】
更に、デジタル信号処理部24で行われるデジタル信号処理には、上記マッピング処理が施された後のデジタル信号に対して行われる高域信号処理及び補間処理が含まれる。ここで、高域信号処理は、処理対象とする信号から、例えば、Y・Y法により画素に対応させて垂直方向/水平方向の輝度信号が有する周波数帯域を通常よりも高域に延ばすと共に、垂直方向/水平方向の周波数範囲が重ならないように処理して信号の高品位化を図るものである。また、補間処理は、撮像素子18で単板の色分解フィルタが用いられている場合に行われる処理であり、その位置に配した色分解フィルタの他の2つの色を生成する補間処理を行うものである。この補間処理を行う際には、得られた高域化された輝度信号を用いて3原色R(赤)、G(緑)、B(青)の補間データを算出する。これにより、撮像素子18における有効画面領域の各画素に対して3原色R、G、Bのプレーンデータが得られる。
【0049】
一方、駆動回路32の各種駆動信号を出力する出力端は、レンズ12、シャッタ・絞り14、撮像素子18、及びストロボ30に接続されており、これら各部は、駆動回路32から入力された駆動信号によって駆動される。なお、図3では、錯綜を回避するために、駆動回路32からレンズ12、シャッタ・絞り14及びストロボ30に対し、1本の線が分岐されて接続された状態が示されているが、実際には、駆動回路32から各部へは各々異なる配線によって接続されており、各部は各々異なる駆動信号で駆動される。
【0050】
また、デジタルカメラ10は、デジタルカメラ10全体の動作を司るCPU(中央演算処理装置)36を更に備えている。
【0051】
アナログ信号処理部20A、20B、A/D変換器22A、22B、デジタル信号処理部24、メモリ26、圧縮伸張部28、駆動回路32、CPU36、操作スイッチ42、及びシャッタスイッチ44は各々メインバスMBに接続されており、CPU36は、アナログ信号処理部20A、20B、A/D変換器22A、22B、デジタル信号処理部24及び圧縮伸張部28の作動の制御、メモリ26へのアクセス、及び操作スイッチ42、シャッタスイッチ44のユーザによる操作状態の検知を行うことができる。
【0052】
また、メモリ26の出力端は、記録メディア挿入部50に挿入されて装着されたメモリカード38に圧縮伸張部28を介して接続されている。更に、メモリ26の他の出力端は画像モニタ40に接続されており、CPU36はメモリ26に記憶されたデジタル画像データによって示される被写体像の画像モニタ40への表示や、メモリ26を介して各種メニューやメッセージ等の画像モニタ40への表示を行うことができる。
【0053】
一方、駆動回路32は、CPU36から入力された撮影条件に応じた制御信号に基づいて、レンズ12、シャッタ・絞り14、撮像素子18、及びストロボ30の各々に供給すべき駆動信号を生成して各部に供給する。すなわち、駆動回路32には、図示しないクロック生成部及びタイミング信号生成部が備えられており、CPU36から入力された制御信号と、上記クロック生成部及びタイミング信号生成部からの各種信号と、に基づいて各部に供給する駆動信号を生成している。ここで、駆動回路32は、前述の垂直駆動信号φV1〜φV8と、水平駆動信号φH1及びφH2を生成して、撮像素子18の所定の電極に供給する。
【0054】
次に、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の作用を説明する。まず、撮像素子18の動作について図1を参照しつつ説明する。
【0055】
レンズ12により撮像素子18の受光部70側表面に被写体の光学像が結像されると、各受光部70では光電変換が行われ、光の強さと時間に応じて信号電荷が蓄積される。これによって電荷像ができる。
【0056】
各受光部70に蓄積された信号電荷は、各トランスファーゲート76に接続された垂直転送電極Vに所定レベルの電圧が印加されて全てのトランスファーゲート76がオンされることにより、対応するトランスファーゲート76を介して一斉に対応する垂直転送CCDに転送される。信号電荷が読み出されると、各受光部70は再びバイアスされた状態となり、信号電荷の蓄積が可能となる。
【0057】
垂直転送CCDに読み出された信号電荷は、各垂直転送CCDの垂直転送電極Vに印加された垂直駆動信号φV1〜φV8に同期して、水平転送路側に順次転送される。
【0058】
以上の動作により、水平転送路82A及び水平転送路82Bの垂直転送路74に対応する水平転送CCDには、1行毎の信号電荷が次々に転送されることになる。
【0059】
そして、1行分の信号電荷が水平転送路82A及び水平転送路82Bに転送される度に、各水平転送CCDの水平転送電極Hに印加された水平駆動信号φH1、φH2に同期して、当該1行分の信号電荷が対応するアンプ84A又はアンプ84Bを介して信号電圧に変換されて順次出力される。
【0060】
以上の動作を撮像素子18の撮像エリアにおける必要とされる領域に対応する受光部70によって蓄積された信号電荷が出力されるまで繰り返し行う。
【0061】
次に、デジタルカメラ10の全体的な動作について説明する。撮像素子18による撮像によって撮像素子18の出力端子86A、86Bから出力されたアナログ画像信号(信号電圧)は、各々アナログ信号処理部20A、20Bに入力される。
【0062】
アナログ信号処理部20A、20Bでは、撮像素子18から入力されたアナログ画像信号に対して所定のアナログ信号処理が施され、次いでA/D変換器22A、22Bによりデジタル信号に変換された後、デジタル信号処理部24により所定のデジタル信号処理が施されてデジタル画像データとしてメモリ26に一旦記憶される。
【0063】
ところで、図4(A)に模式的に示すように、撮像素子18の撮像エリアを水平方向中央部で均等に2分割したときの図4紙面右側のブロックをAブロックとし、左側のブロックをBブロックとしたとき、本実施の形態に係る撮像素子18では、各ブロックに属する受光部70によって得られた信号電荷が垂直転送路74により垂直方向に転送されると共に、垂直転送路74によって転送された信号電荷が水平転送路82A及び水平転送路82Bによって撮像エリアの水平方向中央部に向けて順次転送されてアナログ信号処理部20A、20Bに出力される。
【0064】
従って、撮像素子18では、撮像エリアにおける水平方向中央部に位置する画素から周辺部に位置する画素に至る順序でアナログ画像信号が出力端子86A、86Bから並行して順次出力されることが撮像エリアの各行毎に行われる。従って、デジタル信号処理部24では、水平転送路が1つとされた従来の撮像素子を用いた場合と同様にA/D変換器22A、22Bから入力されたデジタル信号を、入力された順序でラスター走査順にメモリ26にマッピングしたのでは、マッピング後のデジタル信号は左右が入れ替わった状態の被写体像を示すものとなってしまう。
【0065】
そこで、本実施の形態に係るデジタル信号処理部24では、図4(B)に示すように、メモリ26におけるデジタル信号のマッピング領域を図4紙面左右方向中央部でAブロックに対応するA領域26Aと、Bブロックに対応するB領域26Bとに分割し、A領域26A及びB領域26Bの各々に対して、対応するA/D変換器から順次入力されたデジタル信号を、入力された順に、上記マッピング領域の最上端に位置する記憶アドレスから最下端に位置する記憶アドレスにかけて、上記マッピング領域の分割位置側端部に位置する記憶アドレスから他端部に位置する記憶アドレスに至る順序で、すなわち、同図のA領域26A及びB領域26Bの各領域内における矢印で示される順序で、記憶するようにする。
【0066】
図5には、このマッピング処理を実現するための回路構成の一例が示されている。同図に示す回路では、メモリ26のA領域26A及びB領域26Bの双方に共通の行方向の記憶アドレスを生成する行アドレス生成回路24Aと、A領域26A及びB領域26Bの各々に対して個別に列方向の記憶アドレスを生成する列アドレス生成回路24Bと、が備えられている。
【0067】
また、列アドレス生成回路24Bには、A領域26Aの列方向の記憶開始アドレス(図4(B)の‘A1’の位置の列方向アドレス)を生成するA列開始アドレス生成部24Cと、B領域26Bの列方向の記憶開始アドレス(図4(B)の‘B1’の位置の列方向アドレス)を生成するB列開始アドレス生成部24Dと、計数値が‘0’からメモリ26の1アドレスに対応する値ずつインクリメントされ、A領域26A及びB領域26Bの各々の1行分に対応する回数だけ計数すると計数値がリセットされるカウンタ24Eと、A列開始アドレス生成部24Cにより生成された記憶開始アドレスからカウンタ24Eの計数値を減算する減算器24Fと、B列開始アドレス生成部24Dにより生成された記憶開始アドレスとカウンタ24Eの計数値を加算する加算器24Gと、が備えられている。
【0068】
この回路では、列アドレス生成回路24Bの減算器24Fからは、A領域26Aの列方向に対する記憶開始アドレスから記憶終了アドレスに至るアドレス値が順次出力され、加算器24Gからは、B領域26Bの列方向に対する記憶開始アドレスから記憶終了アドレスに至るアドレス値が順次出力される。そして、行アドレス生成回路24Aからは、メモリ26のマッピング領域の最上行に対応する記憶アドレスから最下行に対応する記憶アドレスに至るアドレス値が、列アドレス生成回路24Bから1行分のアドレス値が出力される毎に順次出力される。
【0069】
従って、行アドレス生成回路24A及び列アドレス生成回路24Bから出力されるアドレス値により示されるメモリ26の記憶領域に、A/D変換器からの入力順にデジタル信号を記憶することにより、図4を参照して説明したマッピング処理を高速に行うことができる。
【0070】
なお、デジタル信号処理部24によりマッピング処理、高域信号処理、補間処理等が施されてメモリ26に記憶されたデジタル画像データは、シャッタスイッチ44が押圧操作されたときに、圧縮伸張部28により所定の圧縮形式で圧縮された後に画像ファイルとしてメモリカード38に記憶される。
【0071】
また、本実施の形態に係るデジタルカメラ10は、被写体像の中央部分の所定領域に対応するデジタル画像データに基づいてAF機能を働かせるものとして構成されており、当該AF機能を働かせるときには、上記所定領域に対応するデジタル画像データがメモリ26に記憶された時点でAF機能の動作を開始することができるので、水平転送路が1つのみとされた従来の撮像素子を適用した場合に比較して、高速に合焦を完了することができる。
【0072】
更に、本実施の形態に係るデジタルカメラ10は、撮像素子18による連続的な撮像によって得られたデジタル画像データを用いてリアルタイムでデジタルズームをかける場合には、撮像エリアの中央部におけるズーム対象領域に対応するデジタル画像データを用いてデジタルズームを実行するものとして構成されており、当該デジタルズームを実行するときには、ズーム対象領域に対応するデジタル画像データがメモリ26に記憶された時点でデジタルズームの実行を開始することができるので、水平転送路が1つのみとされた従来の撮像素子を適用した場合に比較して、高速にデジタルズームを実行することができる。
【0073】
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係る撮像素子18は、水平方向及び垂直方向に所定ピッチで配置され、入射光に応じた電荷を発生する複数の受光部70と、当該受光部70で発生した電荷を列毎に垂直方向に転送する垂直転送路74と、当該垂直転送路74から転送された電荷を水平方向に転送する水平転送路と、を備えると共に、水平転送路が上記水平方向に第1領域及び第2領域の2つの領域に分割され、第1領域及び第2領域の2つの水平転送路82A、82Bにおける垂直転送路から転送された電荷を出力するための出力部(アンプ84A、84B)が上記2つの水平転送路82A、82Bの分割位置側端部に電気的に接続されるように設けられているので、撮像エリアの中央部に対応する画像情報を優先して読み出すことができる。
【0074】
また、本実施の形態に係る撮像素子18は、上記出力部が2つの水平転送路82A、82Bに対して個別に設けられているので、当該出力部を2つの水平転送路に対して共通に設ける場合に比較して、簡易な読み出し制御で、かつ短時間に必要とされる画像情報を読み出すことができる。
【0075】
なお、本実施の形態では、メモリ26へのマッピングの際にデジタル信号の並び順を変えることによってデジタル画像データを正しく被写体像を示すものとする場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図6に模式的に示すように、メモリ26へのマッピングの際には撮像素子18から出力されたイメージで記憶しておき(図6(A))、デジタル画像データを用いて被写体像を表示する際には、画面読み出し時と同様のイメージで表示できる画像モニタを適用する(図6(B))形態とすることもできる。この場合は、本実施の形態に係るデジタルカメラ10のデジタル信号処理部24で行っていた特殊なマッピング処理を行う必要がなくなるので、当該マッピング処理を行うために要した回路(図5参照)等の負荷を削減できる。
【0076】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態に係る撮像素子では、撮像エリアにおける水平方向の中央部に対応する画像情報を優先して読み出すことはできるものの、AF機能やデジタルズームのためには必要のない信号電荷も読み出す必要があり、これらの処理を行う上では必ずしも効率がよいとは言えない。
【0077】
そこで、本第2実施形態では、この点を改善するために、上記第1実施形態で示した撮像素子18に改良を加えたものについて説明する。まず、図7を参照して、本第2実施形態に係る撮像素子18の構成について説明する。なお、図7における図1と同一の構成要素については図1と同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0078】
図7に示すように、本第2実施形態に係る撮像素子18は、所定レベルの電圧を印加することにより、水平転送路82A及び水平転送路82Bの各々に含まれる水平転送CCDに蓄積された電荷を廃棄する水平リセットドレイン88A及び水平リセットドレイン88Bが新たに設けられている点のみが、上記第1実施形態に係る撮像素子と異なっている。この水平リセットドレイン88A、88Bが本発明の廃棄手段に相当する。
【0079】
なお、本第2実施形態に係る撮像素子18を適用したデジタルカメラ10の構成は上記第1実施形態(図2、図3)と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0080】
以下、本第2実施形態に係る撮像素子18の動作について、上記第1実施形態に係る撮像素子と異なる部分のみについて説明する。なお、ここでは、AF機能やデジタルズーム等の、撮像エリアの中央部の画像情報のみを必要とする処理を実行する際の撮像素子18の動作について説明する。
【0081】
垂直転送路74から水平転送路82A及び水平転送路82Bに1行分の信号電荷が転送されると、各水平転送CCDの水平転送電極Hに印加された水平駆動信号φH1、φH2に同期して、当該信号電荷が対応するアンプ84A又はアンプ84Bを介して信号電圧に変換されて順次出力される。
【0082】
ここで、撮像素子18の撮像エリアにおける水平方向中央部の必要とされる範囲内に対応する垂直転送路74から転送されてきた信号電荷が対応するアンプ84A又はアンプ84Bから出力された時点で、水平転送電極Hへの水平駆動信号φH1、φH2の供給を停止し、水平リセットドレイン88A及び水平リセットドレイン88Bに所定レベルの電圧を印加することにより、その時点で各水平転送CCDに残存していた信号電荷を廃棄する。
【0083】
この動作を垂直転送路74から信号電荷が転送されてくる度に行うことにより、撮像エリアの水平方向の必要とされる範囲内の信号電荷のみを外部に出力することができると共に、不必要な信号電荷を水平転送路から出力するために必要とされた時間を大幅に削減することができ、この結果として、上記第1実施形態に係る撮像素子を適用した場合に比較して、より高速にAF機能やデジタルズーム等の処理を実行することができる。
【0084】
なお、本第2実施形態に係る撮像素子18により1画像分の画像情報を得る場合には、上記第1実施形態で説明した動作と同様に、水平リセットドレイン88A、88Bによる信号電荷の廃棄を行わないように撮像素子18を動作させればよい。また、本第2実施形態に係るデジタルカメラ10の全体的な動作は、上記第1実施形態とほぼ同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0085】
以上詳細に説明したように、本第2実施形態に係る撮像素子18は、上記第1実施形態に係る撮像素子18と同様の効果を奏することができると共に、2つの水平転送路82A、82Bに転送された電荷を廃棄する水平リセットドレイン88A、88Bを備えたので、必要とされる画像情報の高速な読み取りを行うことができる。
【0086】
〔第3実施形態〕
上記第1、第2実施形態に係る撮像素子では、撮像エリアの水平方向については中央部に対応する画像情報を優先して読み出すことが可能であったが、撮像エリアの垂直方向については考慮されていなかった。
【0087】
そこで、本第3実施形態では、この点を考慮して、上記第2実施形態で示した撮像素子18(図7参照)に改良を加えたものについて説明する。まず、図8を参照して、本第3実施形態に係る撮像素子18の構成について説明する。なお、図8における図7と同一の構成要素については図7と同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0088】
図8に示すように、本第3実施形態に係る撮像素子18は、撮像エリアの垂直方向中央部の予め定められた領域(以下、「垂直方向特定領域」という。)に属する受光部70にトランスファーゲート76を介して接続された垂直転送電極Vのみ、他の垂直転送電極Vとは独立して垂直駆動信号が供給できるように配線78’が設けられている点のみが、上記第2実施形態に係る撮像素子と異なっている。なお、図8では、上記垂直方向特定領域として撮像エリアの垂直方向中央部に位置する1組の垂直転送電極V1〜V8が含まれる領域を適用した場合について示している。この場合、同図に示すように、当該1組の垂直転送電極V1〜V8のうちの垂直転送電極V1、V3、V5、V7に対してのみ、独立して垂直駆動信号φV1b、φV3b、φV5b、φV7bが供給される。
【0089】
なお、本第3実施形態に係る撮像素子18を適用したデジタルカメラ10の構成は上記第1実施形態(図2、図3)と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0090】
以下、本第3実施形態に係る撮像素子18の動作について説明する。なお、ここでは、AF機能やデジタルズーム等の、撮像エリアの中央部の画像情報のみを必要とする処理を実行する際の撮像素子18の動作について説明する。
【0091】
レンズ12により撮像素子18の受光部70側表面に被写体の光学像が結像されると、各受光部70では光電変換が行われ、光の強さと時間に応じて信号電荷が蓄積される。これによって電荷像ができる。
【0092】
ここで、垂直駆動信号φV1b、φV3b、φV5b、φV7bのみが所定レベルの電圧とされて対応するトランスファーゲート76がオンされることにより、垂直方向特定領域に属する全ての受光部70によって蓄積された信号電荷が一斉に対応する垂直転送CCDに転送される。
【0093】
垂直転送CCDに読み出された信号電荷は、各垂直転送CCDの垂直転送電極Vに印加された垂直駆動信号に同期して、水平転送路側に順次転送される。
【0094】
以上の動作により、水平転送路82A及び水平転送路82Bの垂直転送路74に対応する水平転送CCDには、1行毎の信号電荷が次々に転送されることになる。但し、垂直方向特定領域に属しない受光部70によって蓄積された信号電荷は垂直転送CCDに転送されていないので、当該受光部70に対応する行(以下、「読取対象外行」という。)については被写体像に応じた信号電荷が水平転送路に転送されることはない。
【0095】
そこで、水平転送路82A及び水平転送路82Bに読取対象外行の信号電荷が転送されてきた場合には、水平転送路82A及び水平転送路82Bの各々の水平転送電極Hへの水平駆動信号φH1、φH2の供給を停止し、水平リセットドレイン88A及び水平リセットドレイン88Bに所定レベルの電圧を印加することにより、転送されてきた信号電荷を廃棄する。
【0096】
これに対し、水平転送路82A及び水平転送路82Bに垂直方向特定領域に属する受光部70によって蓄積された信号電荷が転送されてきた場合には、水平転送路82A及び水平転送路82Bの各々の水平転送電極Hへの水平駆動信号φH1、φH2の供給を行い、撮像素子18の撮像エリアにおける水平方向中央部の必要とされる範囲内に対応する垂直転送路74から転送されてきた信号電荷が対応するアンプ84A又はアンプ84Bから出力された時点で、水平転送電極Hへの水平駆動信号φH1、φH2の供給を停止し、水平リセットドレイン88A及び水平リセットドレイン88Bに所定レベルの電圧を印加することにより、その時点で各水平転送CCDに残存していた信号電荷を廃棄する。
【0097】
この結果、一例として図9に示すように、撮像素子18の撮像エリアにおける必要とされる領域(同図では「必要領域」と表記。)を除く垂直方向の領域の信号電荷については高速に読み出されて廃棄され、必要とされる領域を除く水平方向の領域の信号電荷についても廃棄されるので、撮像エリアの垂直方向及び水平方向の必要とされる範囲の外に対応する信号電荷を水平転送路から出力するために必要とされる時間を大幅に削減することができ、この結果として、上記第2実施形態に係る撮像素子を適用した場合に比較して、より高速にAF機能やデジタルズーム等の処理を実行することができる。
【0098】
なお、本第3実施形態に係る撮像素子18により1画像分の画像情報を得る場合には、上記第1実施形態で説明した動作と同様に、水平リセットドレイン88A、88Bによる信号電荷の廃棄を行わないように撮像素子18を動作させればよい。また、本第3実施形態に係るデジタルカメラ10の全体的な動作は、上記第1実施形態とほぼ同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0099】
以上詳細に説明したように、本第3実施形態に係る撮像素子18は、上記第2実施形態に係る撮像素子18と同様の効果を奏することができると共に、受光部70の各々に対応して備えられ、かつ垂直転送路74に受光部70で発生した電荷を転送するときに所定レベルの電力が印加される複数の垂直転送電極V(本実施の形態では、垂直転送電極V1、V3、V5、V7)への所定レベルの電力の印加が、垂直方向特定領域に属する受光部70に対応する電極のみ、他の領域に属する受光部70に対応する電極とは独立して行えるように構成されているので、垂直方向特定領域に属する受光部70により得られた画像情報のみを読み出すことができる。
【0100】
〔第4実施形態〕
上記第1〜第3実施形態に係る撮像素子18は、2つの水平転送路に対して各々個別に設けられた出力部を介して並行して信号電圧を出力するように構成されていたので、アナログ信号処理部やA/D変換器も2組ずつ必要とされていた。
【0101】
そこで、本第4実施形態では、この点を改善するために、上記第1実施形態で示した撮像素子18に改良を加えたものについて説明する。まず、図10を参照して、本第4実施形態に係る撮像素子18の構成について説明する。なお、図10における図1と同一の構成要素については図1と同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0102】
図10に示すように、本第4実施形態に係る撮像素子18は、アンプ84A及びアンプ84Bに代えて水平転送路82A及び水平転送路82Bに対して共通に設けられた水平転送電極HLを備えた水平転送CCD及びアンプ84を適用している点のみが上記第1実施形態に係る撮像素子と異なっている。
【0103】
すなわち、本第4実施形態に係る撮像素子18では、水平転送路82A及び水平転送路82Bの互いに隣接する端部には、水平転送電極HLを備えた水平転送CCDを介して共通のアンプ84が電気的に接続されている。そして、アンプ84の出力端は、アンプ84からの出力信号を外部に出力するための出力端子86に接続されている。
【0104】
このように、本第4実施形態に係る撮像素子18は、垂直転送路74から転送され、水平転送路82A及び水平転送路82Bの各々によって転送された信号電荷を単一の出力端子86から信号電圧として出力するものとされているので、当該撮像素子18をデジタルカメラに適用した場合の、当該デジタルカメラの電気系の構成は、一例として図11に示すように、アナログ信号処理部及びA/D変換器は各々1系統のみ備えればよい。但し、この場合は、水平転送路82A及び水平転送路82Bから同時に信号電荷が水平転送電極HLを備えた水平転送CCDに転送されると、これらの信号電荷が混合されてしまうので、水平転送路の駆動は時分割で行う必要がある。
【0105】
図12には、第4実施形態に係る撮像素子18の水平転送路を駆動させる水平駆動信号の波形例が示されている。なお、同図の水平転送路を示す図では、アンプ84を中心とした一部のみが図示されている。
【0106】
同図に示す例では、水平転送路82Aに含まれる水平転送電極H1L及び水平転送電極H2Lに供給される水平駆動信号のデューティは各々25%及び75%とされており、各水平駆動信号はハイレベルとローレベルが互いに逆転された状態とされている。同様に、水平転送路82Bに含まれる水平転送電極H1R及び水平転送電極H2Rに供給される水平駆動信号のデューティも各々25%及び75%とされており、各水平駆動信号はハイレベルとローレベルが互いに逆転された状態とされている。
【0107】
また、水平転送路82Aの水平転送電極に供給される水平駆動信号と、水平転送路82Bの水平転送電極に供給される水平駆動信号とでは、互いに位相が180°ずれた状態とされている。
【0108】
そして、アンプ84に接続された最終段の水平転送CCDに対応する水平転送電極HLに供給される水平駆動信号は、水平転送電極H1Rに供給される水平駆動信号と水平転送電極H1Lに供給される水平駆動信号が合成された状態とされている。
【0109】
水平駆動信号を以上のものとすることにより、水平転送路82Aにより転送されてきた信号電荷と水平転送路82Bにより転送されてきた信号電荷とが混合されることなく、水平転送電極HLに供給される水平駆動信号に同期して信号電圧を時分割で順次出力することができる。
【0110】
また、このときの水平駆動信号は、最終段の水平転送電極HLに供給するものを除いて、水平転送路が分割されていない従来の撮像素子を適用した場合の半分の周波数とすることができるので、撮像素子における消費電力を大幅に削減することができる。
【0111】
なお、水平転送路以外の部分に関する撮像素子18の動作は、上記第1実施形態に係る撮像素子と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0112】
以上詳細に説明したように、本第4実施形態に係る撮像素子18は、水平方向及び垂直方向に所定ピッチで配置され、入射光に応じた電荷を発生する複数の受光部70と、当該受光部70で発生した電荷を列毎に垂直方向に転送する垂直転送路74と、当該垂直転送路74から転送された電荷を水平方向に転送する水平転送路と、を備えると共に、水平転送路が上記水平方向に第1領域及び第2領域の2つの領域に分割され、第1領域及び第2領域の2つの水平転送路82A、82Bにおける垂直転送路から転送された電荷を出力するための出力部(アンプ84)が上記2つの水平転送路82A、82Bの分割位置側端部に電気的に接続されるように設けられているので、撮像エリアの中央部に対応する画像情報を優先して読み出すことができる。
【0113】
また、本第4実施形態に係る撮像素子18では、上記出力部が2つの水平転送路82A、82Bに対して共通に設けられているので、撮像素子18を小型化することができると共に、当該撮像素子18を用いた装置の低コスト化及び小型化を図ることができる。
【0114】
なお、本第4実施形態では、第1実施形態に係る撮像素子18に対して、出力部を共通とする改良を加えた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2実施形態や第3実施形態に係る撮像素子18に対して出力部を共通とする改良を加える形態とすることもできる。
【0115】
図13には、第2実施形態に係る撮像素子18に対して出力部を共通とする改良を加えた場合の撮像素子18の構成が示されている。なお、同図における図7と同一の符号が付された構成要素は図7と同一のものであることを示す。また、同図に示される撮像素子18において、水平転送路に供給される水平駆動信号が第4実施形態で示したもの(図12参照)と同様であること以外の当該撮像素子18の動作は第2実施形態に係る撮像素子18と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0116】
この形態では、第4実施形態に係る撮像素子と同様の効果を奏することができると共に、2つの水平転送路82A、82Bに転送された電荷を廃棄する水平リセットドレイン88A、88Bを備えたので、第2実施形態に係る撮像素子と同様に、必要とされる画像情報の高速な読み取りを行うことができる。
【0117】
一方、図14には、第3実施形態に係る撮像素子18に対して出力部を共通とする改良を加えた場合の撮像素子18の構成が示されている。なお、同図における図8と同一の符号が付された構成要素は図8と同一のものであることを示す。また、同図に示される撮像素子18において、水平転送路に供給される水平駆動信号が第4実施形態で示したもの(図12参照)と同様であること以外の当該撮像素子18の動作は第3実施形態に係る撮像素子18と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0118】
この形態では、第4実施形態に係る撮像素子と同様の効果を奏することができると共に、受光部70の各々に対応して備えられ、かつ垂直転送路74に受光部70で発生した電荷を転送するときに所定レベルの電力が印加される複数の垂直転送電極V(本実施の形態では、垂直転送電極V1、V3、V5、V7)への所定レベルの電力の印加が、前述の垂直方向特定領域に属する受光部70に対応する電極のみ、他の領域に属する受光部70に対応する電極とは独立して行えるように構成されているので、第3実施形態に係る撮像素子と同様に、垂直方向特定領域に属する受光部70により得られた画像情報のみを読み出すことができる。
【0119】
また、上記各実施の形態では、本発明をインターライン転送型CCDに適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、フレーム転送型CCD等のあらゆる順次転送型の撮像素子に適用することができることは言うまでもない。
【0120】
【発明の効果】
本発明の撮像素子によれば、水平方向及び垂直方向に所定ピッチで配置され、入射光に応じた電荷を発生する複数の光電変換部と、当該光電変換部で発生した電荷を列毎に垂直方向に転送する垂直転送路と、当該垂直転送路から転送された電荷を水平方向に転送する水平転送路と、を備えると共に、水平転送路が上記水平方向に第1領域及び第2領域の2つの領域に分割され、第1領域及び第2領域の2つの水平転送路における垂直転送路から転送された電荷を出力するための出力部が上記2つの水平転送路の分割位置側端部に電気的に接続されるように設けられているので、撮像エリアの中央部に対応する画像情報を優先して読み出すことができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る撮像素子18の概略構成を示す平面図である。
【図2】実施の形態に係るデジタルカメラ10の外観を示す外観図である。
【図3】第1〜第3実施形態に係るデジタルカメラ10の電気系の構成を示すブロック図である。
【図4】実施の形態に係るデジタルカメラ10のデジタル信号処理部24において実行されるマッピング処理の説明に供する模式図である。
【図5】実施の形態に係るマッピング処理を実現するための回路構成の一例を示すブロック図である。
【図6】実施の形態に係るマッピング処理の代替技術の説明に供する模式図である。
【図7】第2実施形態に係る撮像素子18の概略構成を示す平面図である。
【図8】第3実施形態に係る撮像素子18の概略構成を示す平面図である。
【図9】第3実施形態に係る撮像素子18の効果の説明に供する概略図(一部波形図)である。
【図10】第4実施形態に係る撮像素子18の概略構成を示す平面図である。
【図11】第4実施形態に係るデジタルカメラ10の電気系の構成を示すブロック図である。
【図12】第4実施形態に係る撮像素子18の水平転送路を駆動させる水平駆動信号の波形例を示す概略図である。
【図13】第4実施形態に係る撮像素子18の他の形態例を示す平面図である。
【図14】第4実施形態に係る撮像素子18の他の形態例を示す平面図である。
【符号の説明】
10  デジタルカメラ
18  撮像素子
70  受光部
74  垂直転送路
76  トランスファーゲート
82A、82B  水平転送路
84、84A、84B  アンプ
86、86A、86B  出力端子
88A、88B  水平リセットドレイン(廃棄手段)
H  水平転送電極
V  垂直転送電極

Claims (5)

  1. 水平方向及び垂直方向に所定ピッチで配置され、入射光に応じた電荷を発生する複数の光電変換部と、
    前記光電変換部で発生した電荷を列毎に垂直方向に転送する垂直転送路と、
    前記垂直転送路から転送された電荷を水平方向に転送する水平転送路と、
    を備えた撮像素子であって、
    前記水平転送路が前記水平方向に第1領域及び第2領域の2つの領域に分割され、前記第1領域及び前記第2領域の2つの水平転送路における前記垂直転送路から転送された電荷を出力するための出力部が前記2つの水平転送路の分割位置側端部に電気的に接続されるように設けられたことを特徴とする撮像素子。
  2. 前記出力部が、前記2つの水平転送路に対して個別に設けられたことを特徴とする請求項1記載の撮像素子。
  3. 前記出力部が、前記2つの水平転送路に対して共通に設けられたことを特徴とする請求項1記載の撮像素子。
  4. 前記光電変換部の各々に対応して備えられると共に前記垂直転送路に前記光電変換部で発生した電荷を転送するときに所定レベルの電力が印加される複数の電極を更に備え、
    前記複数の電極への所定レベルの電力の印加が、前記複数の光電変換部のうちの前記垂直方向の中央部における予め定められた領域に属する光電変換部に対応する電極のみ、他の領域に属する光電変換部に対応する電極とは独立して行えるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の撮像素子。
  5. 前記2つの水平転送路に転送された電荷を廃棄する廃棄手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の撮像素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007124174A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Fujifilm Corp 固体撮像装置および固体撮像素子の駆動制御方法

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