JP2004077850A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】偏光板基板に金属粒子を含有する偏光ガラスを用いる。これにより、偏光板の信頼性が向上し、偏光板として偏光フィルムを用いた場合に比べ、金属粒子を含有して偏光作用を示す前記偏光ガラスを用いることで、偏光板の耐熱温度を高めることができ、信頼性のきわめて高い液晶表示装置を提供出来る。液晶高輝度化、長寿命化および低騒音化の両立が可能となる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源からの光を液晶表示素子に照射し、液晶表示素子上に形成した光学像である画像を投射レンズで投影する液晶表示装置に係わり、特に画像の高輝度化に伴い高温となる偏光板について、信頼性を向上するための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光源からの光を液晶表示素子に照射し、映像信号に応じて液晶表示素子上に形成した光学像である画像を投射レンズで投影する液晶表示装置の光学系には、液晶表示素子として透過型液晶表示素子を用いた場合、少なくとも1個の液晶表示素子とその前後に1対の偏光板である偏光フィルムが用いられる。
【0003】
図5に一般的な透過型液晶表示素子を用いた従来の液晶表示装置の一形態である液晶プロジェクタの光学系の構成を示す。
【0004】
図5において、光源4から出射した光束は第1レンズアレイ5に入射する。第1レンズアレイ5は、入射した光束をマトリックス状に配置された複数のレンズセルで複数の光束に分割して、効率よく第2レンズアレイ6と偏光変換素子7を通過するように導く。第1レンズアレイ5と同様に、マトリックス状に配置された複数のレンズセルを持つ第2レンズアレイ6は、構成するレンズセルそれぞれが対応する第1レンズアレイ5のレンズセルの形状を透過型の液晶表示素子2R,2G,2B側に投影する。この時、偏光変換素子7は第2レンズアレイ6からの光束を所定の偏光方向に揃える。そして、これら第1レンズアレイ5の各レンズセルの投影像を集光レンズ8、及びコンデンサレンズ16R,16G,16B、第1リレーレンズ14、第2リレーレンズ15により各液晶表示素子2R,2G,2B上に重ね合わせる。
【0005】
その過程で、ダイクロイックミラー9,10により、光源4より出射された白色光は赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色に分離され、それぞれ対応する液晶表示素子2R,2G,2Bに照射される。なお、ここではダイクロイックミラー9は青反射緑赤透過特性であり、ダイクロイックミラー10は緑反射赤透過特性である。
【0006】
各液晶表示素子2R,2G,2Bは入射側に入射側偏光板1R,1G,1Bを、出射側に出射側偏光板3R,3G,3Bを備え、所定の偏光方向の光を通すようになっている。そして、図示しない映像信号駆動回路により液晶表示素子を透過する光量を制御して画素ごとに濃淡を変える光強度変調を行う。
【0007】
光強度変調で形成された液晶表示素子2R,2G,2B上の画像は、色合成プリズム17によって色合成され、さらに、投射レンズ18によってスクリーン19上へと投射され、大画面映像を得ることができる。
【0008】
なお、第1リレーレンズ14と第2リレーレンズ15は、液晶表示素子2B,2Gに対して液晶表示素子2Rの、光源4から液晶表示素子面までの光路長が長くなっていることを補うものである。
【0009】
また、コンデンサレンズ16R,16G,16Bは液晶表示素子2R,2G,2B通過後の光線の広がりを押さえ、投射レンズ18によって効率のよい投射を実現する。
【0010】
冷却用ファン20は、例えば入射側偏光板1R,1G,1B、出射側偏光板3R,3G,3Bや液晶表示素子2R,2G,2B等で光源4からの照射光の一部を吸収して生じる熱を、空気の流れ(風)を図示しない冷却用ダクトを介して送風し、前記偏光板や液晶表示素子への流路21を形成して冷却する。
【0011】
以上のように構成された液晶プロジェクタでは、特に小型であることと、明るい画像が得られることが要求されているので、液晶表示素子の小型化が進み、また光源の効率化も進み、高輝度化が図られている。これに伴い、小型化した液晶表示素子に光が集中し光吸収による発熱で温度が上昇する。また、液晶表示素子の前後に配設された液晶表示素子と略同サイズの1対の偏光板でも光吸収による発熱で温度が上昇する。
【0012】
図6は、入射側偏光板1、出射側偏光板3、および透過型液晶表示素子2について詳細に示したものである。矢印25の方向に入射側偏光板1に入射した光線は、入射側偏光板1の透過軸に直交する偏光成分は入射側偏光板1で吸収され、透過軸に平行な偏光成分のみが入射側偏光板1を通過する。通過した光は、液晶表示素子2により映像信号(図示せず)の階調に応じて偏光方向が変化させられ、出射側偏光板3に入射し、出射側偏光板3の透過軸に平行な偏光成分は出射側偏光板3を透過するが、それ以外は出射側偏光板3で吸収される。このように、入射側および出射側の偏光板は、透過軸以外の偏光成分を吸収して発熱するため、表面を空冷することにより、発熱による温度上昇を抑制する。特に、液晶表示素子2で光源からの照射光を透過させないように制御する場合、出射側偏光板3は照射光を吸収して著しく発熱する。
【0013】
従来は、上記偏光板として樹脂製の偏光フィルムを用いている。この偏光フィルムは熱収縮性が高く、光源からの光を吸収して発熱した際に変形するのを防止するために、一般的には粘着材によりガラス等の透明基板に貼合して用いられる。また、この透明基板は偏光フィルムで発生した熱を放熱する役割を有している。
さらに、最近はこの透明基板としては、例えば特許公報第3091183号で開示されているように、熱伝導率が高いという特性に注目してサファイヤが用いられてきている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
偏光フィルムは高温になると熱収縮性により面内での特性にムラが生じ、これが画像の色ムラおよび輝度ムラとなる。また、偏光フィルムの偏光度は使用するにつれて熱のよる劣化で低下していき、これは偏光フィルムが高温であるほど、また偏光フィルムへの入射光量が多いほど進行が早く進む。
【0015】
上記理由により、透明基板にサファイヤ等を用いることで放熱効率を向上する手法をとっているが、画像の高輝度化のために必然的に偏光フィルムへの入射光量が増加し、従来の構成では温度上昇が避けられない。
【0016】
表1は、図5に示す液晶プロジェクタにおいて、サファイヤを偏光フィルムの透明基板に用いた場合の、偏光フィルム温度を実測したもので、温度測定の条件は次の通りである。
【0017】
【表1】
【0018】
周囲温度はTa25℃、光源は155W仕様の超高圧水銀ランプ、透過型液晶表示素子は0.7インチ、偏光フィルムのサイズは21.5mm X 18.0mm、透明基板サイズは23.5mm X 20.0mm、入力信号は全黒表示である。ファンはシロッコファン(2W用)を各R,G,B光路(チャンネル)の偏光板及び液晶表示素子をそれぞれ冷却するために各光路に1個合わせて合計3個使用し、R,G光路用のファンの駆動電源電圧は7V、B光路用のファンの駆動電源電圧は9Vである。なお、B光路用のファンの駆動電源電圧が高いのは、B光用の液晶表示素子は紫外線の影響により、他の液晶表示素子より劣化を受け易いので、ファンの回転数を上げ、他の液晶表示素子より温度を一段と低くする必要があるためである。
【0019】
一般に、偏光フィルムは耐用年数と熱変形による色ムラ(輝度ムラ)の点から、信頼性を考慮すると、70℃以下で使用するのが望ましい。周囲温度の許容上限温度である35℃で偏光フィルムの温度を70℃以下とするためには、周囲温度が常温の25℃の場合、偏光フィルムの温度は60℃以下とする必要がある。しかし、表1から明らかなように、全てのチャンネル(光路)においてこの温度を超えている。
【0020】
なお、表2は液晶表示素子の温度を実測したものである。
【0021】
【表2】
【0022】
周囲温度の許容上限温度である35℃で液晶表示素子の許容温度75℃以下とするためには、周囲温度が常温の25℃の場合、偏光フィルムの温度は65℃以下とする必要があるが、表2から明らかなようにこの温度に対しマージンを有している。
【0023】
偏光フィルムの温度を下げるためには、図5において、効率よくファン20から偏光板や液晶表示素子に送風できるように送風の流路21を詳細に検討する必要が生じ、検討に長時間を要し、開発期間にも影響を与える。また、ファン20の回転数を上げて送風能力を上げる必要も生じ、これにともない、ファン20の回転で生じる騒音も増大し、耳障りとなる。
【0024】
本発明の目的は、上記した課題を解決し、前記偏光フィルムの代替として耐熱性に極めて優れた偏光板を用いた液晶表示装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、白色光を放射する光源ユニットと、液晶表示素子と、該光源ユニットの出射光を所定の直線偏光に変換して該液晶表示素子に照射する照明光学ユニットと、該液晶表示素子上に映像信号に応じて形成された光学像を投射する投射ユニットを有する液晶表示装置であって、該液晶表示素子の入射側もしくは出射側の少なくともいずれか一方に偏光板を備え、該偏光板に金属粒子を含有する偏光ガラスを用いるように構成する。
【0026】
この構成により、偏光板として偏光フィルムを用いた場合に比べ、金属粒子を含有して偏光作用を示す前記偏光ガラスを用いることで、偏光板の耐熱温度を高めることができ、信頼性のきわめて高い液晶表示装置を提供出来る。
【0027】
一般に、液晶表示素子として透過型を使用する場合、透過型液晶表示素子の前後に1対の偏光板を使用し、また反射型を使用する場合、例えば、色分離光学素子(例えばダイクロイックミラー)の後反射型液晶表示素子の間にあるいは反射型表示素子での変調後色合成を行う色合成光学素子(例えば色合成プリズム)の間に偏光板を挿入して各色の偏光度を高めて色純度を高める。このような偏光板に金属を含有する前記偏光ガラスを適用する。
【0028】
また、前記偏光ガラスの板厚を、0.3mm以下とすることで、高温時に熱膨張で発生する複屈折性の影響を低減することができる。
【0029】
さらに、前記偏光ガラスを薄くしたことに起因する強度低下を軽減するために、前記偏光ガラスを、偏光性を持たないガラス基板に貼合せて、前記偏光ガラス強度の向上を図る。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0031】
本発明は、液晶プロジェクタに使用する偏光板として、ガラス中にアスペクト比の大きな金属粒子を一方向に配列させた偏光ガラスを用いることに特徴を有する。
【0032】
このような偏光ガラスとしては、銅或いは、銅とハロゲンとを含有するガラスを加熱してガラス中にハロゲン化銅粒子を析出させ、得られたハロゲン化銅粒子含有ガラスを所定の粘度を示す温度で延伸し、延伸したガラス中のハロゲン化銅粒子を例えば水素で還元してガラス表面の両面に金属銅粒子を生成するものがある。この偏光ガラスでは、ガラス表面の還元層で生成された金属粒子が偏光特性を示す。
【0033】
図3は金属粒子による偏光特性を説明するものである。
【0034】
図3において、一般の光は光の電気ベクトルの方向が互いに直交する31aと31bの成分からなる。偏光ガラス24中に異方性形状を有する金属粒子34があるので、光はその電気ベクトルの方向が金属粒子34の短軸に平行な成分31bと長軸に平行な成分31aに対して吸収の差が生じる。即ち、偏光ガラス24を透過すると金属粒子34の短軸に平行な成分31bは大きな減衰を受けることなく透過して成分32bとなるが、長軸に平行な成分31aは大きな減衰を受けて成分32aとなる。このように金属粒子34の短軸に平行な成分と長軸に平行な成分との間で吸収の差が生じ、一方向の直線偏光成分のみを透過させる偏光板が得られる。なお、33は光の進行方向である。
【0035】
この偏光ガラスは、光通信用アイソレター用の偏光子であるが、金属銅粒子のアスペクト比が2:1以下より小さいと可視光領域で偏光特性を示すことが記述されており、本号公報で開示された偏光ガラスを液晶プロジェクタに適用することは可能である。
【0036】
図2は、図5に示す液晶プロジェクタにおいて、液晶表示素子の前後に配置される一対の偏光板である偏光フィルムを上記した金属粒子を含有する偏光ガラスに置き換えた本発明の実施の形態を示すものである。図2において、100R,100G,100Bは上記偏光ガラスの入射側偏光板、300R,300G,300Bは上記偏光ガラスの出射側偏光板である。図2において、図5に同一な部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0037】
上記した金属粒子を含有する偏光ガラスは、一般のガラスと同様、耐熱温度が略400℃であり、この偏光ガラスを、図2に示す液晶プロジェクタの液晶表示素子の前後に配置される一対の偏光板として用いれば、表1に示す実使用温度と比べ十分にマージンがあり、温度的に問題となる恐れはない。また、十分なマージンがあるのでファンの回転数を下げることも可能となり、ファンの回転に伴う騒音を低減することができる。さらに、温度的なマージンが十分あるので、ファンによる送風の流路を確保するダクトの設計も容易となり、開発期間を短縮することも可能となる。
【0038】
液晶プロジェクタに使用する金属粒子を含有する偏光ガラスは、表裏のガラス表面にハロゲン化金属粒子を還元して金属粒子を生成させたものであり、偏光性を呈するのはこの部分である。したがって、偏光ガラスの熱膨張に伴い内部応力が生じることにより、偏光ガラスに複屈折が発生する。この複屈折は直線偏光を乱すことにより画像のコントラストを低下させる要因となり、偏光ガラスの板厚が厚い程顕著である。100℃に加熱した板厚の異なる一般的なガラス(サイズ:23.5mm×20.0mm)を、クロスニコルに配置した2枚のフィルムタイプ偏光板で挟んで複屈折性を調べた結果、板厚0.3mm以上で著しい光抜けが発生した。したがって、100℃で使用する場合は金属粒子を含有する偏光ガラスの板厚は0.3mm以下とすることが望ましい。しかし、偏光ガラスの板厚を薄くすると割れやすくなるので、偏光ガラスを偏光性のないガラスに接着して使用することで、部品強度を向上させることができる。図1に、この実施の形態を示す。図1に示すように、偏光ガラス24の板厚を0.3mm、偏光性のないガラス22を0.5mmとし、UV接着材23で接着したところ、実使用上十分な強度を確保できることを確認した。この際、偏光性のないガラス22の複屈折による偏光の乱れを回避する為に、入射側偏光板と出射側偏光板いずれに使用する場合にも、偏光ガラスは液晶表示素子側に配置する必要がある。
【0039】
一般に、液晶プロジェクタでは、偏光板として、消光比3000:1〜10000:1のものが使用されるが、前記した金属粒子を含有する偏光ガラスの消光比が上記を満足せず、例えば、消光比が10:1程度の場合、前記偏光ガラスをプリ偏光板とし、後段に従来の偏光フィルムをメイン偏光板とした2段構成で一つの偏光板として機能するようにすればよい。図4はこのような2段構成の偏光板を示す一実施の形態である。図4において、液晶表示素子2の入射側偏光板1は、従来の偏光フィルムであるが、出射側偏光板としては、液晶表示素子2側に金属粒子を含有する偏光ガラスのプリ偏光板300’aを配置し、プリ偏光板300’aの出射側に従来の偏光フィルムであるメイン偏光板300’bを配置し、プリ偏光板300’aとメイン偏光板300’bで一つの出射側偏光板300’として機能する。出射側偏光板は図6で述べたように、液晶表示素子2で光源からの照射光を透過させないように制御する場合、出射側偏光板3は照射光を吸収して著しく発熱する。そこで、耐熱温度の高い偏光ガラスのプリ偏光板300’aで主に照射光を吸収させて温度を上昇させ、消光比については主に後段のメイン偏光板300’bで負うようにすれば、温度と消光比の両方を満足させることができる。なお、入射側偏光板1に従来の偏光フィルムを使用するので、温度上昇が問題となるが、この場合は、従来、ファンからの冷風が入射側偏光板と液晶表示素子と出射側偏光板とに当たるようにそれぞれにダクト(図示せず)が設けられているが、出射側偏光板300’a,300’bは温度的にマージンがあるので、出射側偏光板用のダクトからの送風量を少なくして、その分入射側偏光板用のダクトからの送風量を増やして許容温度内となるようにする。
【0040】
なお、上記では、金属粒子を含有する偏光ガラスを、図2で示した透過型液晶表示素子を3枚使用する3板式の液晶プロジェクタの透過型液晶表示素子の前後に配置される1対の偏光板に適用する場合について述べたが、これに限定されるものではなく、例えば、透過型液晶表示素子を1枚使用する単板式の液晶プロジェクタに用いられる透過型液晶表示素子の前後に配置される1対の偏光板や、反射型液晶表示素子を使用する液晶プロジェクタに用いられる例えばダイクロイックミラーによる色分離の後や色合成の前に(即ち、反射型表示素子での変調前や変調後に)挿入して各色の偏光度を高めて色純度を高める偏光板等に適用してもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、偏光板の信頼性を向上させた液晶表示装置を提供できる。またこれにより、従来方式ほど偏光板の冷却効率を要求されなくなる為、冷却に用いているファンの回転数を低減することができ、低騒音化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による偏光板を示す構成図である。
【図2】本発明による偏光板を用いた透過型液晶プロジェクタの構成を示すブロック図である。
【図3】金属粒子による偏光特性を説明する説明図である。
【図4】2段構成の偏光板を示す構成図である。
【図5】透過型液晶表示素子を用いた従来の液晶プロジェクタの光学系の構成を示すブロック図である。
【図6】入射側偏光板、出射側偏光板、および透過型液晶表示素子の詳細説明図である。
【符号の説明】
1・・・入射側偏光板、2・・・液晶表示素子、3・・・出射側偏光板、4・・・光源、5・・・第1レンズアレイ、6・・・第2レンズアレイ、7・・・偏光変換素子、8・・・集光レンズ、9・・・ダイクロイックミラー、10・・・ダイクロイックミラー、11,12,13・・・反射ミラー、14,15・・・リレーレンズ、16・・・コンデンサレンズ、17・・・色合成プリズム、19・・・スクリーン、20・・・ファン、21・・・流路、22・・・ガラス、23・・・UV接着剤、24・・・偏光ガラス、25・・・光の進行方向31・・・一般の光、32・・・偏光、33・・・光の進行方向、34・・・金属粒子、100・・・入射側偏光板、300,300’・・・出射側偏光板、300’a・・・プリ偏光板、300’b・・・メイン偏光板。
Claims (3)
- 白色光を放射する光源ユニットと、液晶表示素子と、該光源ユニットの出射光を所定の直線偏光に変換して該液晶表示素子に照射する照明光学ユニットと、該液晶表示素子上に映像信号に応じて形成された光学像を投射する投射ユニットを有する液晶表示装置であって、
該液晶表示素子の入射側もしくは出射側の少なくともいずれか一方に偏光板を備え、
該偏光板として金属粒子を含有する偏光ガラスを用いることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記偏光ガラスの板厚を、0.3mm以下とすることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記偏光ガラスを、偏光性を持たないガラス基板に貼合することを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れかに記載の液晶表示装置。
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Publication Number | Publication Date |
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ID=32022025
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2002
- 2002-08-20 JP JP2002238725A patent/JP2004077850A/ja active Pending
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