JP2004077227A - 移動体ナビゲーションシステム、ナビゲーションサーバおよびナビゲーションプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の携帯端末間において特別な操作をすることなく、位置情報の交換および携帯端末間の経路情報の通知を行うことができ、自分の位置情報を第三者に勝手に取得されることのないナビゲーションシステムを提供する。
【解決手段】携帯ネットワーク4が、ユーザAが所有する携帯端末A1およびユーザBが所有する携帯端末B2と、ナビゲーションサーバ3とが相互に接続されて構成され、携帯端末間の位置情報の交換により希望する相手を自分のいる場所までナビゲーションできる移動体ナビゲーションシステム。
【選択図】 図1
【解決手段】携帯ネットワーク4が、ユーザAが所有する携帯端末A1およびユーザBが所有する携帯端末B2と、ナビゲーションサーバ3とが相互に接続されて構成され、携帯端末間の位置情報の交換により希望する相手を自分のいる場所までナビゲーションできる移動体ナビゲーションシステム。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地図表示が可能な複数の携帯端末間における相対的位置情報を受信することにより、両者の位置関係を把握することができるナビゲーションシステム、ナビゲーションサーバおよびナビゲーションプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は、一般的なナビゲーションシステムを用いて、ユーザAおよびユーザBが目的地へ行く場合のそれぞれのナビゲーションイメージを示した図である。図12において、コンビニは場所が固定されており、ユーザAおよびユーザBの目的地を示す。ユーザAおよびユーザBは現在の位置情報をGPS等から求め、目的地を登録することで現在地から目的地までの距離、経路を算出し、地図情報上にそれぞれの居場所を表示している。各ユーザは、別個に地図と自分の位置情報の確認を行っており、目的地までの経路を別々に移動することになる。
【0003】
しかし、この技術では各ユーザがお互いの現在地が分からないといった問題がある。各ユーザはお互いに目的地までの距離および経路は分かるのだが、相手の現在地を特定することが出来ない。最終目的地がコンビニである場合は、この技術でもよいのであるが、ユーザが待ち合わせをしている場合など、目的地が一時的な待ち合わせ場所等の通過地点なら相手の居場所が分からない場合には、各ユーザが同じルートを移動することになる。このような場合、現状ではお互いの位置を確認したい場合には、音声またはメールを使用したユーザが認識している範囲での情報交換になり、正確な位置データの交換を行うことができない。また、この場合にはユーザAおよびユーザBが共に現在の位置および目的地までの距離が分かっていることが前提となる。
【0004】
このような問題を解決するものとして、特開平11−239379号公報、特開2000−113391号公報、特開2001−126187号公報、特開2001−289664号公報、特開2002−10345号公報に記載されている発明は、携帯端末を用いることにより相手方の位置情報を得ることができるように構成されたものである。しかしながら、これらの発明は、その構成が他人の位置情報を要求する者が携帯端末により要求を発信すると、他人の位置情報が返信されるという構成をとるもので、知らない間に自分の位置情報を他人が取得する可能性があるため危険である。
【0005】
また、そのような危険がない発明として、特開2001−218250号公報には、発呼した者が情報を着呼する者へ位置情報を通知する発明が記載されているが、ユーザ情報を識別情報を用いて管理しているためサーバ等に莫大なメモリが必要となる問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、前記した従来の問題点を解決するものとして、複数の携帯端末間において特別な操作をすることなく、位置情報の交換および携帯端末間の経路情報の通知を行うことができ、自分の位置情報を第三者に勝手に取得されることのないナビゲーションシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の移動体ナビゲーションシステムは、自分の居場所を知らせるため、自己の所有する携帯端末の位置情報を他の携帯端末へ通知することをナビゲーションサーバへ要求することができる第1の携帯端末と、要求を受信すると、第1の携帯端末および第2の携帯端末の位置情報を確認し、第1の携帯端末と第2の携帯端末との位置関係を表示する簡易アプリケーションデータを作成し、作成した簡易アプリケーションデータを第2の携帯端末に送信することができるナビゲーションサーバと、簡易アプリケーションデータを受信することができる第2の携帯端末と、ナビゲーションサーバと接続され、第1および第2の携帯端末と無線通信により接続することができるネットワークとを有することを特徴とするものである。
【0008】
本発明の移動体ナビゲーションシステムは、自分の居場所を他人に知らせたい場合に携帯端末を用いて他人の携帯端末に地図情報と共に自分の位置情報を送信することができるものである。この発明によれば、自分が特定した相手にのみ自分の位置情報を知らせることができるため、その相手を自分の居場所まで導くことができる。また、勝手に第三者に自分の居場所を特定されるようなことはなく安全にシステムを利用することができる。
【0009】
さらに、本発明により作成される簡易アプリケーションは、携帯端末において画像表示を行うことができる機能を有していれば起動することができるアプリケーションであり、このアプリケーションにより表示された画像から地図情報と位置情報を取得することができる。よって、このアプリケーションにより表示される画像から居場所の特定を容易に行うことができる。
【0010】
請求項2に記載の移動体ナビゲーションシステムは、ナビゲーションサーバは、第1および第2の携帯端末の位置情報を確認し、簡易アプリケーションを作成することができる位置通知手段と、作成した簡易アプリケーションデータを第2の携帯端末に送信することができる通信管理手段とを有することを特徴とするものである。
【0011】
本発明の移動体ナビゲーションシステムにおいて、ナビゲーションサーバは、位置通知手段と通信管理手段とを有するものであり、位置通知手段は、第1および第2の携帯端末の位置情報を確認する機能、これらの位置情報を確認すると簡易アプリケーションを作成する機能を有しており、通信管理手段は、位置通知手段が作成した簡易アプリケーションデータの送信認証を管理する機能を有している。
【0012】
請求項3に記載の移動体ナビゲーションシステムは、位置通知手段は、ナビゲーション手段、地図情報記憶手段およびアプリケーション作成手段を有することを特徴とするものである。
【0013】
本発明の移動体ナビゲーションシステムは、位置通知手段が、ナビゲーション手段、地図情報記憶手段およびアプリケーション作成手段からなり、ナビゲーション手段は、携帯端末の位置情報と地図情報とから他方の携帯端末までの経路検索を行う機能を有しており、地図情報記憶手段は、地図情報を有しており、この地図情報は、ナビゲーション手段による経路検索の際およびアプリケーション作成手段により最終的な簡易アプリケーションが作成される際に地図情報が参照される。また、アプリケーション作成手段は、ナビゲーション手段により検索された経路と携帯端末間の距離を元に表示縮尺を自動決定し、簡易な地図情報と携帯端末の位置情報とを含んだ簡易アプリケーションデータを作成する機能を有するものである。
【0014】
請求項4に記載の移動体ナビゲーションシステムは、簡易アプリケーションデータを、第1の携帯端末にも送信することを特徴とするものである。
【0015】
本発明の移動体ナビゲーションシステムは、ナビゲーションサーバの作成した簡易アプリケーションデータを、発信者の所有する第1の携帯端末にも送信するものであり、このようにすれば、第1の携帯端末および第2の携帯端末の所有者両方にお互いの居場所を知らせることとなり、お互いが相手の位置を確認しながら目的地へ向かうことができる。すなわち、途中で両者が合流可能な場合は、相手と自分の位置を確認しながら目的地に着く前に出会うことができる。
【0016】
請求項5に記載の移動体ナビゲーションシステムは、簡易アプリケーションデータを、第1の携帯端末に送信する前に、送信の可否の確認を第2の携帯端末に行うことを特徴とするものである。
【0017】
本発明の移動体ナビゲーションシステムは、簡易アプリケーションデータを、第1の携帯端末に送信する際に、送信の可否を第2の携帯端末の所有者に確認を行ってから送信することができる。このような構成とすれば、第1の携帯端末には、第2の携帯端末の位置情報が含まれるため、第2の携帯端末の所有者に第1の携帯端末にもアプリケーションデータを送信してもよいかどうかの確認を行うものであり、自分の位置情報を知らない間に他人に知られているということがない。
【0018】
請求項6に記載の移動体ナビゲーションシステムは、送信の可否の確認と同時にリアルタイムでデータ更新の可否も併せて行うことを特徴とするものである。
【0019】
本発明の移動体ナビゲーションシステムは、位置情報を受信する際に、データの更新をリアルタイムで行うか否かを確認することができるものであり、リアルタイムで更新するかどうかを選択することができ、リアルタイムで更新するとした場合には、一定時間ごとに相手と自分の位置関係を逐一把握することができ、便利である。
【0020】
請求項7に記載のナビゲーションサーバは、自分の居場所を知らせるため、自己の所有する携帯端末の位置情報を他の携帯端末へ通知することをナビゲーションサーバへ要求することができる第1の携帯端末から前記要求を受信すると、前記第1の携帯端末と第2の携帯端末の位置情報を確認し、前記第1の携帯端末と前記第2の携帯端末との位置関係を表示する簡易アプリケーションデータを作成し、作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信することを特徴とするものである。
【0021】
請求項8に記載のナビゲーションサーバは、前記ナビゲーションサーバが、前記第1および前記第2の携帯端末の位置情報を確認し、前記簡易アプリケーションを作成することができる位置通知手段と、作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信することができる通信管理手段とを有することを特徴とするものである。
【0022】
請求項9に記載のナビゲーションサーバは、前記位置通知手段が、ナビゲーション手段、地図情報記憶手段およびアプリケーション作成手段を有することを特徴とするものである。
【0023】
請求項10に記載のナビゲーションサーバは、前記簡易アプリケーションを受信した際に、リアルタイムでデータ更新の可否を確認することを特徴とするものである。
【0024】
請求項11に記載のナビゲーションサーバは、前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末にも送信することを特徴とするものである。
【0025】
請求項12に記載のナビゲーションサーバは、前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末に送信する前に、送信の可否の確認を前記第2の携帯端末に行うことを特徴とするものである。
【0026】
請求項7〜12に記載のナビゲーションサーバは、請求項1〜6に記載の移動体ナビゲーションシステムに使用するナビゲーションサーバであり、その構成はそれぞれの請求項に対応しており、その効果も同一の効果を奏するものである。すなわち、本発明のナビゲーションサーバを用いて移動体ナビゲーションシステムを組んだときには請求項1〜6に記載の発明と同一の効果を奏するのである。
【0027】
請求項13に記載のナビゲーションプログラムは、自分の居場所を知らせるため、自己の所有する携帯端末の位置情報を他の携帯端末へ通知することをナビゲーションサーバへ要求することができる第1の携帯端末から前記要求を受信すると、サーバを、前記第1の携帯端末と第2の携帯端末の位置情報を確認する手段、前記第1の携帯端末と前記第2の携帯端末との位置関係を表示する簡易アプリケーションデータを作成する手段および作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信する手段として機能させることができることを特徴とするものである。
【0028】
請求項14に記載のナビゲーションプログラムは、前記サーバを、前記第1および前記第2の携帯端末の位置情報を確認し、前記簡易アプリケーションを作成することができる位置通知手段および作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信することができる通信管理手段として機能させることを特徴とするものである。
【0029】
請求項15に記載のナビゲーションプログラムは、前記位置通知手段を、ナビゲーション手段、地図情報記憶手段およびアプリケーション作成手段として機能させることを特徴とするものである。
【0030】
請求項16に記載のナビゲーションプログラムは、前記簡易アプリケーションを受信した際に、前記サーバを、リアルタイムでデータ更新の可否を確認する手段として機能させることを特徴とするものである。
【0031】
請求項17に記載のナビゲーションプログラムは、前記サーバを、前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末にも送信する手段として機能させることを特徴とするものである。
【0032】
請求項18に記載のナビゲーションプログラムは、前記サーバを、前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末に送信する前に、送信の可否の確認を前記第2の携帯端末に行う手段として機能させることを特徴とするものである。
【0033】
請求項13〜18に記載のナビゲーションプログラムは、サーバを、請求項1〜6に記載の移動体ナビゲーションシステムに使用するナビゲーションサーバとして機能させるものであり、その構成はそれぞれの請求項に対応しており、その効果も同一の効果を奏するものである。すなわち、本発明のナビゲーションプログラムにより機能するナビゲーションサーバを用いて移動体ナビゲーションシステムを組んだときには請求項1〜6に記載の発明と同一の効果を奏するのである。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照しながら、さらに詳細に説明する。
図1は、本発明の移動体ナビゲーションシステムの一構成例を示した図である。
【0035】
図1において、移動体ナビゲーションシステムは、携帯ネットワーク4が、ユーザAが所有する携帯端末A1およびユーザBが所有する携帯端末B2と、本発明を実現するためのサーバとなるナビゲーションサーバ3とが相互に接続されて構成されるシステムである。このとき、携帯端末A1および携帯端末B2は、携帯ネットワーク4とは無線通信で接続することができるものである。また、ナビゲーションサーバ3と携帯ネットワーク4とは、有線または無線通信により接続されている。
このとき、各ユーザの所有する携帯端末は、携帯電話や携帯情報端末(PDA)等のデータ通信と画像表示が可能な携帯端末であればよい。
【0036】
図2は、本発明のナビゲーションサーバの一構成例について示したブロック図である。本発明のナビゲーションサーバは、位置通知手段5および通信管理手段9とから構成されるものである。
さらに、位置通知手段5は、地図情報を記憶している地図情報記憶手段6と、カーナビゲーションシステムと同様の動作により2地点間の経路を検索することができる機能を有するナビゲーション手段7と、ユーザに送信する簡易アプリケーションデータを作成するアプリケーション作成手段8とからなる。また、通信管理手段9は、ユーザへの簡易アプリケーションデータの送信と認証を行うものである。
【0037】
アプリケーション作成手段8で作成される簡易アプリケーションデータは、発信者であるユーザAの電話番号および現在地、ユーザBの現在地、携帯端末間の経路ならびに携帯端末間の距離が含まれる画像データである。
また、サーバ内の位置通知手段5は地図情報を持っており、この地図情報を用いてアプリケーションの作成を行うため、ユーザの所有する携帯端末側には地図情報の記憶手段はなくてよい。このため携帯端末側には、データ通信と画像表示を行う機能があれば、その他の特別な機能は必要としない。
【0038】
次に、本発明の移動体ナビゲーションシステムの動作について、図1および図5を参照しながら説明する。図1においてユーザAは自分の所持する携帯電話からユーザBにナビゲーション情報を通知することをナビゲーションサーバ3に要求する。ナビゲーション通知要求を受けると、ナビゲーション手段7は、携帯端末A1と携帯端末B2の現在地を確認し、端末間の距離および端末間の経路を算出し、これらの情報を簡易アプリケーションデータ化する。次いで、得られた簡易アプリケーションデータをユーザBの所持する携帯端末B2に送信する。
【0039】
簡易アプリケーションデータは、ユーザ間の距離等を含んだ画像データであり、地図画面の縮尺はユーザ間の距離を元にサーバ側で自動的に算出される。
簡易アプリケーションデータの受信によりユーザBは、現在の自分の場所から発信者ユーザAまでの距離およびユーザAの居場所までの図5に示したようなナビゲーション情報を得ることができる。このとき、ユーザの特定は電話番号で行うため、予め識別情報を定めて処理するように、莫大なメモリは必要ない。
【0040】
次に、実施の形態の動作について、図3および図4を用いて説明する。図3は本発明のナビゲーションサーバにおける処理構成を、図4は本発明のナビゲーションシステムの処理シーケンスを示した図である。
ユーザAが携帯端末A1から、ナビゲーション通知希望要求をナビゲーション手段7に送信すると(A1)、ナビゲーションサーバは携帯端末A、携帯端末Bの現在地を確認する(A2)。
各ユーザの現在地を確認後、ナビゲーション手段7で地図情報記憶手段6の持つ地図情報と各ユーザの位置情報を元にユーザ間の距離、経路を算出し(A3)、アプリケーション作成部4にナビゲーション情報を転送する(A4)。
ナビゲーション情報を元に、アプリケーション作成手段8でユーザ送信用の簡易アプリケーションデータを作成するが、このとき、簡易アプリケーションデータに表示する地図の尺度は、地図情報を参照しながらユーザ間の距離を元にアプリケーション作成時に決定される(A5)。
簡易アプリケーションデータの作成が完了すると、アプリケーション作成手段8から通信管理手段9にデータが転送される(A6)。
通信管理手段9では、ユーザBに対して簡易アプリケーションデータの着信可否を確認し(A7)、着信可能であれば作成した簡易アプリケーションデータをユーザBに送信する(A8)。
【0041】
図5に、簡易アプリケーションデータの表示イメージの一例を示す。図5では、受信者の現在地を記号○で表示し、発信者の現在地を★で表示、また、画面下に発信者の記号(★)と電話番号を表示している。
これにより、携帯端末それぞれの場所、携帯端末間の距離および経路を容易に認識することができる。
【0042】
また、簡易アプリケーションデータとしては、各ユーザの移動経路を簡単な動画イメージとして、ユーザに送信することも可能である。このときの表示イメージを図6に示す。図6は、図5で示したイメージとは、移動経路を示す矢印の有無のみ異なり、それ以外の表示は同一である。このとき、一つの矢印が縮尺ごとに算出された特定の値とすれば、目的地到着までの大まかな目安とすることができる。
さらに、矢印を1つずつ順番に表示することとすれば、ユーザは移動する経路のイメージを得ることができる。
【0043】
本発明の移動体ナビゲーションシステムを利用するユーザに対する条件は、本システムを使用することができる携帯端末を持っていることのみである。
【0044】
また、本発明における他の実施の形態として、携帯端末間の双方向ナビゲーションシステムがある。本発明との差分としては、ユーザBに送信した簡易アプリケーションデータをユーザBの確認をもって発信ユーザAにも送信する点である。この双方向ナビゲーションシステムの動作について、図7および図8を参照しながら説明する。
図7に双方向ナビゲーションシステムの処理構成を、図8に双方向ナビゲーションシステムの処理シーケンスを示す。
ユーザAが、ナビゲーション通知希望要求をナビゲーション手段7に送信する(B1)。要求を受信すると、ナビゲーション手段7は携帯端末Aおよび携帯端末Bの現在地を確認する(B2)。
各ユーザの現在地を確認後、ナビゲーション手段7で地図情報記憶手段6の持つ地図情報と各ユーザの位置情報を元にユーザ間の距離、経路を算出し(B3)、アプリケーション作成手段8にナビゲーション情報を転送する(B4)。
ナビゲーション情報を元に、アプリケーション作成手段8でユーザ送信用の簡易アプリケーションデータを作成する(B5)。
簡易アプリケーションデータの作成が完了すると、アプリケーション作成手段8から通信管理手段9にデータが転送される(B6)。
通信管理手段9では、ユーザBに対して簡易アプリケーションデータの着信可否の確認(B7)と、発信者のユーザAへ通知しても良いか確認するための確認(ナビゲーション通知確認)を行う(B8)。
ユーザBはナビゲーション通知確認を受信すると、ユーザAに情報を通知/非通知するかを判断し、ナビゲーションサーバ3へナビゲーション通知応答を返す(B8)。
ユーザBが簡易アプリケーションデータの受信を許可すると通信管理手段9からユーザBに送信される(B9)。
ユーザBからのナビゲーション通知応答が通知の場合、通信管理手段9よりユーザAに簡易アプリケーションデータが送信される(B10)。
ユーザBからのナビゲーション通知応答が無い場合および非通知の場合、ユーザAにはユーザAの現在位置情報のみ送信され簡易アプリケーションデータの送信は行われない。
簡易アプリケーションの受信確認画面とデータナビゲーション通知確認画面の例を図9に示す。
【0045】
また、本発明の応用例として、移動中の定期的なデータ更新によって擬似的なリアルタイムナビゲーションシステムとして移動点(経由地)の表示も可能になる。このときのシステムの基本構成は、図2と全く同じである。
【0046】
図11にナビゲーションシステムを途中で終了する場合のナビゲーションシステムの処理構成を、図12に処理シーケンスを示す。
このときの基本処理(ユーザAからのデータ送信(C1))から簡易アプリケーションデータの着信可否の確認(C7)までは、前記説明A1〜A7とまったく同様である。
【0047】
簡易アプリケーション作成後、簡易アプリケーションデータの着信可否の確認時(C7)にリアルタイムでのデータ更新を実施するか確認する(C8)。
リアルタイムでのデータ更新をユーザが希望すると、サーバ側でユーザの現在地を確認し(C10)、ユーザの目的地と一致しなければ、ユーザに送信した簡易アプリケーションデータ上のユーザの現在地(プロットポイント)を算出する。
算出されたデータは、先に送信した簡易アプリケーションに追加できるデータ(ユーザの現在地情報)だけのプロットデータとして加工され、通信管理手段9にデータが転送され(C11)、次いで、ユーザに送信される(C12)。
ユーザ端末側では、先にC9で受信した簡易アプリケーションデータにC12で受信したプロットデータを重ねて表示する。
ユーザが目的地に到着するまで、C10の位置確認からC12のデータ送信を一定間隔で繰り返す(C13)。
本発明は、高速移動時の使用を前提としないため、受信するユーザ側では擬似的ではあるが、ほぼリアルタイムに移動状況を確認することができる。
たとえば、ユーザが歩行中の場合プロットデータの送信間隔は30秒程度で十分となる。なぜなら、歩行者が30秒で移動できる距離は、高々数十メートルだからである。
もしユーザが目的地に到着する前にナビゲーションを必要としなくなった場合、ユーザからナビゲーションの終了を希望する通知(ナビゲーション終了通知)をサーバに送信する(C14)。
サーバ側では、ナビゲーション終了通知を受信すると、定期的な位置データの確認を停止する。
【0048】
以上、説明した移動体ナビゲーションシステムの使用例としては、迷子探索や、待合わせ時の確認等が考えられる。
例えば、迷子探索の場合、迷ってしまったユーザは探して欲しい相手に対して連絡をする。すると、連絡を受けた相手は、簡易アプリケーションデータの受信により迷っている相手の居場所を特定することができるため、迷っているユーザを迎えに行くことが可能になる。
【0049】
本発明の効果的な使用法の一例について、図5、6および12を参照しながら、以下に説明する。
ユーザAとユーザBは映画を見るためにコンビニで待ち合わせをしている。
ユーザAは待ち合わせ場所に到着したが、ユーザBはまだ目的地に到着していない。約束の時間になってもユーザBは現れない。そこでユーザAからユーザBに“今何処にいるの?”と確認する。しかし、ユーザBは自分の居場所が分からないため、あとどのくらいでユーザAのいる場所まで到着できるのか分からない。近くにある建物等から現在地を特定しようとするが、はっきりとはわからない。
この場合、図12に示したようにお互いに目的地までの情報しか得られなければ、ユーザAはただ闇雲に、ユーザBの到着を待つしかないのである。
しかし、本発明を使用した場合、下記の効果を得ることができる。
本機能をユーザAが使用するとユーザBの携帯端末にサーバから簡単な地図、経路の入った簡易アプリケーションデータが送付される。
ユーザBはユーザAの居場所が明確になることにより、あとどのくらいでユーザAのところへ到着するか予測することができる。また、待ち合わせ場所を変更しユーザAを迎えに行くことも可能になる。
【0050】
ここで、本発明の双方向システムを使用すると、ユーザBからの返信によってユーザAも同じ情報を取得できるので、より早くユーザAとユーザBは出会うことができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明を利用することにより相手の正確な居場所(位置)の確認が可能となるため、移動体間の位置情報の交換により希望する相手を自分のいる場所までナビゲーションできる。また、発信者からナビゲーション情報の送信要求を行うため、一方的に第三者から自分の位置情報を特定される心配はなく、受信者側も、サーバからの確認により簡易アプリケーションデータを受信するため一方的にデータを受信させられることはない。
さらに、本機能はサーバ側の機能追加により実現される機能であり、画像表示が可能であれば、ユーザ側端末への特別な装置、機能の追加の必要はない。
このとき、ユーザ間での位置情報交換であるため特定の目的地(場所)を設定する必要がなく、簡易アプリケーションデータの縮尺はユーザ間の距離を元に計算されるため、特別な操作等を特に意識することなく各ユーザの居場所を認識することが可能である。
また、相手とのやりとりは通話しなくてもショートメッセージのやりとりで行うことができ、リアルタイムでのデータ更新をしない場合は、一時的な接続のみで位置情報を得ることができるため、相手の現在値を確認する際にネットワークに継続して接続しておく必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体ナビゲーションシステムの一構成例を示した図である。
【図2】本発明のナビゲーションサーバの一構成例について示したブロック図である。
【図3】本発明の移動体ナビゲーションシステムの処理構成を示した図である。
【図4】本発明の移動体ナビゲーションシステムの処理シーケンスを示した図である。
【図5】簡易アプリケーションデータの表示イメージの一例を示した図である。
【図6】簡易アプリケーションデータの表示イメージの別の例を示した図である。
【図7】双方向ナビゲーションシステムの処理構成を示した図である。
【図8】双方向ナビゲーションシステムの処理シーケンスを示した図である。
【図9】簡易アプリケーションの受信確認画面とデータナビゲーション通知確認画面の一例を示した図である。
【図10】ナビゲーションシステムを途中で終了する場合のナビゲーションシステムの処理構成を示した図である。
【図11】ナビゲーションシステムを途中で終了する場合のナビゲーションシステムの処理シーケンスを示した図である。
【図12】一般的に使用されているナビゲーションシステムの表示イメージを示した図である。
【符号の説明】
1 携帯端末A
2 携帯端末B
3 ナビゲーションサーバ
4 携帯ネットワーク
5 位置通知手段
6 地図情報記憶手段
7 ナビゲーション手段
8 アプリケーション作成手段
9 通信管理手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、地図表示が可能な複数の携帯端末間における相対的位置情報を受信することにより、両者の位置関係を把握することができるナビゲーションシステム、ナビゲーションサーバおよびナビゲーションプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は、一般的なナビゲーションシステムを用いて、ユーザAおよびユーザBが目的地へ行く場合のそれぞれのナビゲーションイメージを示した図である。図12において、コンビニは場所が固定されており、ユーザAおよびユーザBの目的地を示す。ユーザAおよびユーザBは現在の位置情報をGPS等から求め、目的地を登録することで現在地から目的地までの距離、経路を算出し、地図情報上にそれぞれの居場所を表示している。各ユーザは、別個に地図と自分の位置情報の確認を行っており、目的地までの経路を別々に移動することになる。
【0003】
しかし、この技術では各ユーザがお互いの現在地が分からないといった問題がある。各ユーザはお互いに目的地までの距離および経路は分かるのだが、相手の現在地を特定することが出来ない。最終目的地がコンビニである場合は、この技術でもよいのであるが、ユーザが待ち合わせをしている場合など、目的地が一時的な待ち合わせ場所等の通過地点なら相手の居場所が分からない場合には、各ユーザが同じルートを移動することになる。このような場合、現状ではお互いの位置を確認したい場合には、音声またはメールを使用したユーザが認識している範囲での情報交換になり、正確な位置データの交換を行うことができない。また、この場合にはユーザAおよびユーザBが共に現在の位置および目的地までの距離が分かっていることが前提となる。
【0004】
このような問題を解決するものとして、特開平11−239379号公報、特開2000−113391号公報、特開2001−126187号公報、特開2001−289664号公報、特開2002−10345号公報に記載されている発明は、携帯端末を用いることにより相手方の位置情報を得ることができるように構成されたものである。しかしながら、これらの発明は、その構成が他人の位置情報を要求する者が携帯端末により要求を発信すると、他人の位置情報が返信されるという構成をとるもので、知らない間に自分の位置情報を他人が取得する可能性があるため危険である。
【0005】
また、そのような危険がない発明として、特開2001−218250号公報には、発呼した者が情報を着呼する者へ位置情報を通知する発明が記載されているが、ユーザ情報を識別情報を用いて管理しているためサーバ等に莫大なメモリが必要となる問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、前記した従来の問題点を解決するものとして、複数の携帯端末間において特別な操作をすることなく、位置情報の交換および携帯端末間の経路情報の通知を行うことができ、自分の位置情報を第三者に勝手に取得されることのないナビゲーションシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の移動体ナビゲーションシステムは、自分の居場所を知らせるため、自己の所有する携帯端末の位置情報を他の携帯端末へ通知することをナビゲーションサーバへ要求することができる第1の携帯端末と、要求を受信すると、第1の携帯端末および第2の携帯端末の位置情報を確認し、第1の携帯端末と第2の携帯端末との位置関係を表示する簡易アプリケーションデータを作成し、作成した簡易アプリケーションデータを第2の携帯端末に送信することができるナビゲーションサーバと、簡易アプリケーションデータを受信することができる第2の携帯端末と、ナビゲーションサーバと接続され、第1および第2の携帯端末と無線通信により接続することができるネットワークとを有することを特徴とするものである。
【0008】
本発明の移動体ナビゲーションシステムは、自分の居場所を他人に知らせたい場合に携帯端末を用いて他人の携帯端末に地図情報と共に自分の位置情報を送信することができるものである。この発明によれば、自分が特定した相手にのみ自分の位置情報を知らせることができるため、その相手を自分の居場所まで導くことができる。また、勝手に第三者に自分の居場所を特定されるようなことはなく安全にシステムを利用することができる。
【0009】
さらに、本発明により作成される簡易アプリケーションは、携帯端末において画像表示を行うことができる機能を有していれば起動することができるアプリケーションであり、このアプリケーションにより表示された画像から地図情報と位置情報を取得することができる。よって、このアプリケーションにより表示される画像から居場所の特定を容易に行うことができる。
【0010】
請求項2に記載の移動体ナビゲーションシステムは、ナビゲーションサーバは、第1および第2の携帯端末の位置情報を確認し、簡易アプリケーションを作成することができる位置通知手段と、作成した簡易アプリケーションデータを第2の携帯端末に送信することができる通信管理手段とを有することを特徴とするものである。
【0011】
本発明の移動体ナビゲーションシステムにおいて、ナビゲーションサーバは、位置通知手段と通信管理手段とを有するものであり、位置通知手段は、第1および第2の携帯端末の位置情報を確認する機能、これらの位置情報を確認すると簡易アプリケーションを作成する機能を有しており、通信管理手段は、位置通知手段が作成した簡易アプリケーションデータの送信認証を管理する機能を有している。
【0012】
請求項3に記載の移動体ナビゲーションシステムは、位置通知手段は、ナビゲーション手段、地図情報記憶手段およびアプリケーション作成手段を有することを特徴とするものである。
【0013】
本発明の移動体ナビゲーションシステムは、位置通知手段が、ナビゲーション手段、地図情報記憶手段およびアプリケーション作成手段からなり、ナビゲーション手段は、携帯端末の位置情報と地図情報とから他方の携帯端末までの経路検索を行う機能を有しており、地図情報記憶手段は、地図情報を有しており、この地図情報は、ナビゲーション手段による経路検索の際およびアプリケーション作成手段により最終的な簡易アプリケーションが作成される際に地図情報が参照される。また、アプリケーション作成手段は、ナビゲーション手段により検索された経路と携帯端末間の距離を元に表示縮尺を自動決定し、簡易な地図情報と携帯端末の位置情報とを含んだ簡易アプリケーションデータを作成する機能を有するものである。
【0014】
請求項4に記載の移動体ナビゲーションシステムは、簡易アプリケーションデータを、第1の携帯端末にも送信することを特徴とするものである。
【0015】
本発明の移動体ナビゲーションシステムは、ナビゲーションサーバの作成した簡易アプリケーションデータを、発信者の所有する第1の携帯端末にも送信するものであり、このようにすれば、第1の携帯端末および第2の携帯端末の所有者両方にお互いの居場所を知らせることとなり、お互いが相手の位置を確認しながら目的地へ向かうことができる。すなわち、途中で両者が合流可能な場合は、相手と自分の位置を確認しながら目的地に着く前に出会うことができる。
【0016】
請求項5に記載の移動体ナビゲーションシステムは、簡易アプリケーションデータを、第1の携帯端末に送信する前に、送信の可否の確認を第2の携帯端末に行うことを特徴とするものである。
【0017】
本発明の移動体ナビゲーションシステムは、簡易アプリケーションデータを、第1の携帯端末に送信する際に、送信の可否を第2の携帯端末の所有者に確認を行ってから送信することができる。このような構成とすれば、第1の携帯端末には、第2の携帯端末の位置情報が含まれるため、第2の携帯端末の所有者に第1の携帯端末にもアプリケーションデータを送信してもよいかどうかの確認を行うものであり、自分の位置情報を知らない間に他人に知られているということがない。
【0018】
請求項6に記載の移動体ナビゲーションシステムは、送信の可否の確認と同時にリアルタイムでデータ更新の可否も併せて行うことを特徴とするものである。
【0019】
本発明の移動体ナビゲーションシステムは、位置情報を受信する際に、データの更新をリアルタイムで行うか否かを確認することができるものであり、リアルタイムで更新するかどうかを選択することができ、リアルタイムで更新するとした場合には、一定時間ごとに相手と自分の位置関係を逐一把握することができ、便利である。
【0020】
請求項7に記載のナビゲーションサーバは、自分の居場所を知らせるため、自己の所有する携帯端末の位置情報を他の携帯端末へ通知することをナビゲーションサーバへ要求することができる第1の携帯端末から前記要求を受信すると、前記第1の携帯端末と第2の携帯端末の位置情報を確認し、前記第1の携帯端末と前記第2の携帯端末との位置関係を表示する簡易アプリケーションデータを作成し、作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信することを特徴とするものである。
【0021】
請求項8に記載のナビゲーションサーバは、前記ナビゲーションサーバが、前記第1および前記第2の携帯端末の位置情報を確認し、前記簡易アプリケーションを作成することができる位置通知手段と、作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信することができる通信管理手段とを有することを特徴とするものである。
【0022】
請求項9に記載のナビゲーションサーバは、前記位置通知手段が、ナビゲーション手段、地図情報記憶手段およびアプリケーション作成手段を有することを特徴とするものである。
【0023】
請求項10に記載のナビゲーションサーバは、前記簡易アプリケーションを受信した際に、リアルタイムでデータ更新の可否を確認することを特徴とするものである。
【0024】
請求項11に記載のナビゲーションサーバは、前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末にも送信することを特徴とするものである。
【0025】
請求項12に記載のナビゲーションサーバは、前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末に送信する前に、送信の可否の確認を前記第2の携帯端末に行うことを特徴とするものである。
【0026】
請求項7〜12に記載のナビゲーションサーバは、請求項1〜6に記載の移動体ナビゲーションシステムに使用するナビゲーションサーバであり、その構成はそれぞれの請求項に対応しており、その効果も同一の効果を奏するものである。すなわち、本発明のナビゲーションサーバを用いて移動体ナビゲーションシステムを組んだときには請求項1〜6に記載の発明と同一の効果を奏するのである。
【0027】
請求項13に記載のナビゲーションプログラムは、自分の居場所を知らせるため、自己の所有する携帯端末の位置情報を他の携帯端末へ通知することをナビゲーションサーバへ要求することができる第1の携帯端末から前記要求を受信すると、サーバを、前記第1の携帯端末と第2の携帯端末の位置情報を確認する手段、前記第1の携帯端末と前記第2の携帯端末との位置関係を表示する簡易アプリケーションデータを作成する手段および作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信する手段として機能させることができることを特徴とするものである。
【0028】
請求項14に記載のナビゲーションプログラムは、前記サーバを、前記第1および前記第2の携帯端末の位置情報を確認し、前記簡易アプリケーションを作成することができる位置通知手段および作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信することができる通信管理手段として機能させることを特徴とするものである。
【0029】
請求項15に記載のナビゲーションプログラムは、前記位置通知手段を、ナビゲーション手段、地図情報記憶手段およびアプリケーション作成手段として機能させることを特徴とするものである。
【0030】
請求項16に記載のナビゲーションプログラムは、前記簡易アプリケーションを受信した際に、前記サーバを、リアルタイムでデータ更新の可否を確認する手段として機能させることを特徴とするものである。
【0031】
請求項17に記載のナビゲーションプログラムは、前記サーバを、前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末にも送信する手段として機能させることを特徴とするものである。
【0032】
請求項18に記載のナビゲーションプログラムは、前記サーバを、前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末に送信する前に、送信の可否の確認を前記第2の携帯端末に行う手段として機能させることを特徴とするものである。
【0033】
請求項13〜18に記載のナビゲーションプログラムは、サーバを、請求項1〜6に記載の移動体ナビゲーションシステムに使用するナビゲーションサーバとして機能させるものであり、その構成はそれぞれの請求項に対応しており、その効果も同一の効果を奏するものである。すなわち、本発明のナビゲーションプログラムにより機能するナビゲーションサーバを用いて移動体ナビゲーションシステムを組んだときには請求項1〜6に記載の発明と同一の効果を奏するのである。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照しながら、さらに詳細に説明する。
図1は、本発明の移動体ナビゲーションシステムの一構成例を示した図である。
【0035】
図1において、移動体ナビゲーションシステムは、携帯ネットワーク4が、ユーザAが所有する携帯端末A1およびユーザBが所有する携帯端末B2と、本発明を実現するためのサーバとなるナビゲーションサーバ3とが相互に接続されて構成されるシステムである。このとき、携帯端末A1および携帯端末B2は、携帯ネットワーク4とは無線通信で接続することができるものである。また、ナビゲーションサーバ3と携帯ネットワーク4とは、有線または無線通信により接続されている。
このとき、各ユーザの所有する携帯端末は、携帯電話や携帯情報端末(PDA)等のデータ通信と画像表示が可能な携帯端末であればよい。
【0036】
図2は、本発明のナビゲーションサーバの一構成例について示したブロック図である。本発明のナビゲーションサーバは、位置通知手段5および通信管理手段9とから構成されるものである。
さらに、位置通知手段5は、地図情報を記憶している地図情報記憶手段6と、カーナビゲーションシステムと同様の動作により2地点間の経路を検索することができる機能を有するナビゲーション手段7と、ユーザに送信する簡易アプリケーションデータを作成するアプリケーション作成手段8とからなる。また、通信管理手段9は、ユーザへの簡易アプリケーションデータの送信と認証を行うものである。
【0037】
アプリケーション作成手段8で作成される簡易アプリケーションデータは、発信者であるユーザAの電話番号および現在地、ユーザBの現在地、携帯端末間の経路ならびに携帯端末間の距離が含まれる画像データである。
また、サーバ内の位置通知手段5は地図情報を持っており、この地図情報を用いてアプリケーションの作成を行うため、ユーザの所有する携帯端末側には地図情報の記憶手段はなくてよい。このため携帯端末側には、データ通信と画像表示を行う機能があれば、その他の特別な機能は必要としない。
【0038】
次に、本発明の移動体ナビゲーションシステムの動作について、図1および図5を参照しながら説明する。図1においてユーザAは自分の所持する携帯電話からユーザBにナビゲーション情報を通知することをナビゲーションサーバ3に要求する。ナビゲーション通知要求を受けると、ナビゲーション手段7は、携帯端末A1と携帯端末B2の現在地を確認し、端末間の距離および端末間の経路を算出し、これらの情報を簡易アプリケーションデータ化する。次いで、得られた簡易アプリケーションデータをユーザBの所持する携帯端末B2に送信する。
【0039】
簡易アプリケーションデータは、ユーザ間の距離等を含んだ画像データであり、地図画面の縮尺はユーザ間の距離を元にサーバ側で自動的に算出される。
簡易アプリケーションデータの受信によりユーザBは、現在の自分の場所から発信者ユーザAまでの距離およびユーザAの居場所までの図5に示したようなナビゲーション情報を得ることができる。このとき、ユーザの特定は電話番号で行うため、予め識別情報を定めて処理するように、莫大なメモリは必要ない。
【0040】
次に、実施の形態の動作について、図3および図4を用いて説明する。図3は本発明のナビゲーションサーバにおける処理構成を、図4は本発明のナビゲーションシステムの処理シーケンスを示した図である。
ユーザAが携帯端末A1から、ナビゲーション通知希望要求をナビゲーション手段7に送信すると(A1)、ナビゲーションサーバは携帯端末A、携帯端末Bの現在地を確認する(A2)。
各ユーザの現在地を確認後、ナビゲーション手段7で地図情報記憶手段6の持つ地図情報と各ユーザの位置情報を元にユーザ間の距離、経路を算出し(A3)、アプリケーション作成部4にナビゲーション情報を転送する(A4)。
ナビゲーション情報を元に、アプリケーション作成手段8でユーザ送信用の簡易アプリケーションデータを作成するが、このとき、簡易アプリケーションデータに表示する地図の尺度は、地図情報を参照しながらユーザ間の距離を元にアプリケーション作成時に決定される(A5)。
簡易アプリケーションデータの作成が完了すると、アプリケーション作成手段8から通信管理手段9にデータが転送される(A6)。
通信管理手段9では、ユーザBに対して簡易アプリケーションデータの着信可否を確認し(A7)、着信可能であれば作成した簡易アプリケーションデータをユーザBに送信する(A8)。
【0041】
図5に、簡易アプリケーションデータの表示イメージの一例を示す。図5では、受信者の現在地を記号○で表示し、発信者の現在地を★で表示、また、画面下に発信者の記号(★)と電話番号を表示している。
これにより、携帯端末それぞれの場所、携帯端末間の距離および経路を容易に認識することができる。
【0042】
また、簡易アプリケーションデータとしては、各ユーザの移動経路を簡単な動画イメージとして、ユーザに送信することも可能である。このときの表示イメージを図6に示す。図6は、図5で示したイメージとは、移動経路を示す矢印の有無のみ異なり、それ以外の表示は同一である。このとき、一つの矢印が縮尺ごとに算出された特定の値とすれば、目的地到着までの大まかな目安とすることができる。
さらに、矢印を1つずつ順番に表示することとすれば、ユーザは移動する経路のイメージを得ることができる。
【0043】
本発明の移動体ナビゲーションシステムを利用するユーザに対する条件は、本システムを使用することができる携帯端末を持っていることのみである。
【0044】
また、本発明における他の実施の形態として、携帯端末間の双方向ナビゲーションシステムがある。本発明との差分としては、ユーザBに送信した簡易アプリケーションデータをユーザBの確認をもって発信ユーザAにも送信する点である。この双方向ナビゲーションシステムの動作について、図7および図8を参照しながら説明する。
図7に双方向ナビゲーションシステムの処理構成を、図8に双方向ナビゲーションシステムの処理シーケンスを示す。
ユーザAが、ナビゲーション通知希望要求をナビゲーション手段7に送信する(B1)。要求を受信すると、ナビゲーション手段7は携帯端末Aおよび携帯端末Bの現在地を確認する(B2)。
各ユーザの現在地を確認後、ナビゲーション手段7で地図情報記憶手段6の持つ地図情報と各ユーザの位置情報を元にユーザ間の距離、経路を算出し(B3)、アプリケーション作成手段8にナビゲーション情報を転送する(B4)。
ナビゲーション情報を元に、アプリケーション作成手段8でユーザ送信用の簡易アプリケーションデータを作成する(B5)。
簡易アプリケーションデータの作成が完了すると、アプリケーション作成手段8から通信管理手段9にデータが転送される(B6)。
通信管理手段9では、ユーザBに対して簡易アプリケーションデータの着信可否の確認(B7)と、発信者のユーザAへ通知しても良いか確認するための確認(ナビゲーション通知確認)を行う(B8)。
ユーザBはナビゲーション通知確認を受信すると、ユーザAに情報を通知/非通知するかを判断し、ナビゲーションサーバ3へナビゲーション通知応答を返す(B8)。
ユーザBが簡易アプリケーションデータの受信を許可すると通信管理手段9からユーザBに送信される(B9)。
ユーザBからのナビゲーション通知応答が通知の場合、通信管理手段9よりユーザAに簡易アプリケーションデータが送信される(B10)。
ユーザBからのナビゲーション通知応答が無い場合および非通知の場合、ユーザAにはユーザAの現在位置情報のみ送信され簡易アプリケーションデータの送信は行われない。
簡易アプリケーションの受信確認画面とデータナビゲーション通知確認画面の例を図9に示す。
【0045】
また、本発明の応用例として、移動中の定期的なデータ更新によって擬似的なリアルタイムナビゲーションシステムとして移動点(経由地)の表示も可能になる。このときのシステムの基本構成は、図2と全く同じである。
【0046】
図11にナビゲーションシステムを途中で終了する場合のナビゲーションシステムの処理構成を、図12に処理シーケンスを示す。
このときの基本処理(ユーザAからのデータ送信(C1))から簡易アプリケーションデータの着信可否の確認(C7)までは、前記説明A1〜A7とまったく同様である。
【0047】
簡易アプリケーション作成後、簡易アプリケーションデータの着信可否の確認時(C7)にリアルタイムでのデータ更新を実施するか確認する(C8)。
リアルタイムでのデータ更新をユーザが希望すると、サーバ側でユーザの現在地を確認し(C10)、ユーザの目的地と一致しなければ、ユーザに送信した簡易アプリケーションデータ上のユーザの現在地(プロットポイント)を算出する。
算出されたデータは、先に送信した簡易アプリケーションに追加できるデータ(ユーザの現在地情報)だけのプロットデータとして加工され、通信管理手段9にデータが転送され(C11)、次いで、ユーザに送信される(C12)。
ユーザ端末側では、先にC9で受信した簡易アプリケーションデータにC12で受信したプロットデータを重ねて表示する。
ユーザが目的地に到着するまで、C10の位置確認からC12のデータ送信を一定間隔で繰り返す(C13)。
本発明は、高速移動時の使用を前提としないため、受信するユーザ側では擬似的ではあるが、ほぼリアルタイムに移動状況を確認することができる。
たとえば、ユーザが歩行中の場合プロットデータの送信間隔は30秒程度で十分となる。なぜなら、歩行者が30秒で移動できる距離は、高々数十メートルだからである。
もしユーザが目的地に到着する前にナビゲーションを必要としなくなった場合、ユーザからナビゲーションの終了を希望する通知(ナビゲーション終了通知)をサーバに送信する(C14)。
サーバ側では、ナビゲーション終了通知を受信すると、定期的な位置データの確認を停止する。
【0048】
以上、説明した移動体ナビゲーションシステムの使用例としては、迷子探索や、待合わせ時の確認等が考えられる。
例えば、迷子探索の場合、迷ってしまったユーザは探して欲しい相手に対して連絡をする。すると、連絡を受けた相手は、簡易アプリケーションデータの受信により迷っている相手の居場所を特定することができるため、迷っているユーザを迎えに行くことが可能になる。
【0049】
本発明の効果的な使用法の一例について、図5、6および12を参照しながら、以下に説明する。
ユーザAとユーザBは映画を見るためにコンビニで待ち合わせをしている。
ユーザAは待ち合わせ場所に到着したが、ユーザBはまだ目的地に到着していない。約束の時間になってもユーザBは現れない。そこでユーザAからユーザBに“今何処にいるの?”と確認する。しかし、ユーザBは自分の居場所が分からないため、あとどのくらいでユーザAのいる場所まで到着できるのか分からない。近くにある建物等から現在地を特定しようとするが、はっきりとはわからない。
この場合、図12に示したようにお互いに目的地までの情報しか得られなければ、ユーザAはただ闇雲に、ユーザBの到着を待つしかないのである。
しかし、本発明を使用した場合、下記の効果を得ることができる。
本機能をユーザAが使用するとユーザBの携帯端末にサーバから簡単な地図、経路の入った簡易アプリケーションデータが送付される。
ユーザBはユーザAの居場所が明確になることにより、あとどのくらいでユーザAのところへ到着するか予測することができる。また、待ち合わせ場所を変更しユーザAを迎えに行くことも可能になる。
【0050】
ここで、本発明の双方向システムを使用すると、ユーザBからの返信によってユーザAも同じ情報を取得できるので、より早くユーザAとユーザBは出会うことができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明を利用することにより相手の正確な居場所(位置)の確認が可能となるため、移動体間の位置情報の交換により希望する相手を自分のいる場所までナビゲーションできる。また、発信者からナビゲーション情報の送信要求を行うため、一方的に第三者から自分の位置情報を特定される心配はなく、受信者側も、サーバからの確認により簡易アプリケーションデータを受信するため一方的にデータを受信させられることはない。
さらに、本機能はサーバ側の機能追加により実現される機能であり、画像表示が可能であれば、ユーザ側端末への特別な装置、機能の追加の必要はない。
このとき、ユーザ間での位置情報交換であるため特定の目的地(場所)を設定する必要がなく、簡易アプリケーションデータの縮尺はユーザ間の距離を元に計算されるため、特別な操作等を特に意識することなく各ユーザの居場所を認識することが可能である。
また、相手とのやりとりは通話しなくてもショートメッセージのやりとりで行うことができ、リアルタイムでのデータ更新をしない場合は、一時的な接続のみで位置情報を得ることができるため、相手の現在値を確認する際にネットワークに継続して接続しておく必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体ナビゲーションシステムの一構成例を示した図である。
【図2】本発明のナビゲーションサーバの一構成例について示したブロック図である。
【図3】本発明の移動体ナビゲーションシステムの処理構成を示した図である。
【図4】本発明の移動体ナビゲーションシステムの処理シーケンスを示した図である。
【図5】簡易アプリケーションデータの表示イメージの一例を示した図である。
【図6】簡易アプリケーションデータの表示イメージの別の例を示した図である。
【図7】双方向ナビゲーションシステムの処理構成を示した図である。
【図8】双方向ナビゲーションシステムの処理シーケンスを示した図である。
【図9】簡易アプリケーションの受信確認画面とデータナビゲーション通知確認画面の一例を示した図である。
【図10】ナビゲーションシステムを途中で終了する場合のナビゲーションシステムの処理構成を示した図である。
【図11】ナビゲーションシステムを途中で終了する場合のナビゲーションシステムの処理シーケンスを示した図である。
【図12】一般的に使用されているナビゲーションシステムの表示イメージを示した図である。
【符号の説明】
1 携帯端末A
2 携帯端末B
3 ナビゲーションサーバ
4 携帯ネットワーク
5 位置通知手段
6 地図情報記憶手段
7 ナビゲーション手段
8 アプリケーション作成手段
9 通信管理手段
Claims (18)
- 自分の居場所を知らせるため、自己の所有する携帯端末の位置情報を他の携帯端末へ通知することをナビゲーションサーバへ要求することができる第1の携帯端末と、
前記要求を受信すると、前記第1の携帯端末および第2の携帯端末の位置情報を確認し、前記第1の携帯端末と前記第2の携帯端末との位置関係を表示する簡易アプリケーションデータを作成し、作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信することができるナビゲーションサーバと、
前記簡易アプリケーションデータを受信することができる前記第2の携帯端末と、
前記ナビゲーションサーバと接続され、前記第1および前記第2の携帯端末と無線通信により接続することができるネットワークとを有することを特徴とする移動体ナビゲーションシステム。 - 前記ナビゲーションサーバは、前記第1および前記第2の携帯端末の位置情報を確認し、前記簡易アプリケーションを作成することができる位置通知手段と、作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信することができる通信管理手段とを有することを特徴とする請求項1記載の移動体ナビゲーションシステム。
- 前記位置通知手段は、ナビゲーション手段および地図情報記憶手段、アプリケーション作成手段を有することを特徴とする請求項2記載の移動体ナビゲーションシステム。
- 前記簡易アプリケーションを受信した際に、リアルタイムでデータ更新の可否を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の移動体ナビゲーションシステム。
- 前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末にも送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の移動体ナビゲーションシステム。
- 前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末に送信する前に、送信の可否の確認を前記第2の携帯端末に行うことを特徴とする請求項5記載の移動体ナビゲーションシステム。
- 自分の居場所を知らせるため、自己の所有する携帯端末の位置情報を他の携帯端末へ通知することをナビゲーションサーバへ要求することができる第1の携帯端末から前記要求を受信すると、前記第1の携帯端末と第2の携帯端末の位置情報を確認し、前記第1の携帯端末と前記第2の携帯端末との位置関係を表示する簡易アプリケーションデータを作成し、作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信することができるナビゲーションサーバ。
- 前記ナビゲーションサーバが、前記第1および前記第2の携帯端末の位置情報を確認し、前記簡易アプリケーションを作成することができる位置通知手段と、作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信することができる通信管理手段とを有することを特徴とする請求項7記載のナビゲーションサーバ。
- 前記位置通知手段が、ナビゲーション手段、地図情報記憶手段およびアプリケーション作成手段を有することを特徴とする請求項8記載のナビゲーションサーバ。
- 前記簡易アプリケーションを受信した際に、リアルタイムでデータ更新の可否を確認することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載のナビゲーションサーバ。
- 前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末にも送信することを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載のナビゲーションサーバ。
- 前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末に送信する前に、送信の可否の確認を前記第2の携帯端末に行うことを特徴とする請求項11記載の移動体ナビゲーションサーバ。
- 自分の居場所を知らせるため、自己の所有する携帯端末の位置情報を他の携帯端末へ通知することをナビゲーションサーバへ要求することができる第1の携帯端末から前記要求を受信すると、サーバを、前記第1の携帯端末と第2の携帯端末の位置情報を確認する手段、前記第1の携帯端末と前記第2の携帯端末との位置関係を表示する簡易アプリケーションデータを作成する手段および作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信する手段として機能させることができるナビゲーションプログラム。
- 前記サーバを、前記第1および前記第2の携帯端末の位置情報を確認し、前記簡易アプリケーションを作成することができる位置通知手段および作成した前記簡易アプリケーションデータを前記第2の携帯端末に送信することができる通信管理手段として機能させることを特徴とする請求項13記載のナビゲーションプログラム。
- 前記位置通知手段を、ナビゲーション手段、地図情報記憶手段およびアプリケーション作成手段として機能させることを特徴とする請求項14記載のナビゲーションプログラム。
- 前記簡易アプリケーションを受信した際に、前記サーバを、リアルタイムでデータ更新の可否を確認する手段として機能させることを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載のナビゲーションプログラム。
- 前記サーバを、前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末にも送信する手段として機能させることを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項に記載のナビゲーションプログラム。
- 前記サーバを、前記簡易アプリケーションデータを、前記第1の携帯端末に送信する前に、送信の可否の確認を前記第2の携帯端末に行う手段として機能させることを特徴とする請求項17記載の移動体ナビゲーションプログラム。
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