JP2004074076A - 有機el塗布装置および方法 - Google Patents

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増市 幹雄
Yukihiro Takamura
高村 幸宏
Sanzo Moriwaki
森脇 三造
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Abstract

【課題】塗布条件に関わりなく塗布液を常に連続的な液柱状に吐出して良好に塗布液を基板に塗布する。
【解決手段】ノズル4aは、その先端部が開口されたノズル本体41を備えている。そして、そのノズル本体41の内部空間SPに、スペーサ42と、フィルタ43と、スペーサ44と、先端部材45とがこの順序で挿入されるとともに、ノズル本体41の先端側から先端部に固定キャップ46を外装することで内部空間SP内で保持される。固定キャップ46をノズル本体41の先端部から取外すと、先端部材45をノズル本体41から取外すことができ、さらにノズル本体41の内部空間SPからスペーサ44およびフィルタ43を取出せる。先端部材45には、略中央部にオリフィス45aがノズル孔として穿設されている。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス基板などの基板に有機EL(エレクトロルミネッセンス)材料を含む塗布液を吐出する有機EL塗布装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の有機EL塗布装置は、供給源に貯留されている有機EL材料を含む塗布液を取り出すポンプと、上記供給源から配管を通してポンプにより圧送されてくる塗布液を基板に形成された溝に向けて吐出するノズルとを備えている。この装置では、ノズルのノズル孔から基板に向けて吐出する塗布液が液滴状になると吐出先が安定しないため、液柱を形成しつつ連続的に吐出することで上記溝に向けて安定して吐出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、塗布液の流量や粘度などの塗布条件によっては、塗布液を常に連続的な液柱状に吐出するのは困難になることも考えられる。例えば、特開2000−202357号公報には、有機材料をノズル孔から連続吐出する装置において、ノズル孔の直径を50μmより大きく、好ましくは200μmより大きく設定することが開示されているが、このような比較的大きなノズル径を有するノズルを用いた装置により、幅寸法が100μm以下の溝に向けて塗布液を良好に吐出するのは困難である。すなわち、有機EL表示装置の解像度の上昇に伴い塗布幅が狭くなっているという現状に対して上記従来装置では柔軟に対応することが困難となっている。
【0004】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、塗布条件に関わりなく塗布液を常に連続的な液柱状に吐出して良好に塗布液を基板に塗布することができる有機EL塗布装置および方法を提供することを目的とする。
【0005】
また、本発明は、ノズル孔の直径を容易に変更して汎用性の高い有機EL塗布装置を提供することを目的とする。
【0006】
また、本発明は、塗布条件に基づきノズル孔の適正直径を決定して良好に塗布液を基板に塗布することができる有機EL塗布装置および方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、基板に形成された所定幅の溝に向けて有機EL材料を含む塗布液をノズルのノズル孔から連続吐出する有機EL塗布装置において、前記基板に形成された溝の幅は100μm以下であり、前記ノズル孔の直径は16〜35μmの範囲の所定値であることを特徴としている。
【0008】
この構成によれば、例えば溝の幅が100μmであれば、ノズル孔の直径を35μm以下とすると、幅方向の両側合わせて少なくとも65μmのマージンがあるので、ノズルの装置内での位置決め精度のマージンとなるとともに、基板や溝などの機械的な位置決め精度の余裕にもなることから、塗布液が溝から溢れ出る虞がなく、基板の溝に対して塗布液が好適に吐出される。また、ノズル孔の直径を16μm以上とすると、流量が小さ過ぎてスループットが低下する虞がない。このように、ノズル孔の直径を16〜35μmの範囲の所定値とすることで、溝の幅寸法などの塗布条件に関わりなく、塗布液を常に連続的な液柱状に吐出し得るものとなる。
【0009】
前記ノズルは、ノズル本体と、当該ノズル本体の先端部に着脱自在で、その略中央部にオリフィスが前記ノズル孔として穿設された先端部材とを備えたものであるとすると、予め互いに異なる直径のオリフィスが穿設された複数の先端部材を準備しておくことにより、先端部材を取り替えるだけで、例えば溝の幅寸法に応じてノズル孔の直径を容易に変更することができる。
【0010】
また、上記目的を達成するために、本発明は、基板に形成された所定幅の溝に向けて有機EL材料を含む塗布液をノズルのノズル孔から連続吐出する有機EL塗布装置において、前記ノズル孔の直径は、塗布条件に基づき決められていることを特徴としている。
【0011】
この構成によれば、ノズル孔の直径が塗布条件に基づき決められていることにより、塗布条件に関わりなく塗布液を常に連続的な液柱状に吐出し得るものとなる。
【0012】
前記塗布条件は、前記塗布液の流量、前記塗布液中の前記有機EL材料の濃度、前記塗布液の粘度および前記溝の幅寸法のうち少なくとも1つを含むとすることにより、上記流量、濃度、粘度、幅寸法などの大小に応じてノズル孔の直径を決定することで、塗布条件に応じた吐出が行われる。
【0013】
また、前記塗布条件を入力するための入力手段と、所定の情報を表示するための表示手段とをさらに備え、前記入力手段により入力された前記塗布条件に基づき前記ノズル孔の適正直径を決定し、当該適正直径を前記表示手段に表示するようにしてもよい。
【0014】
この構成によれば、個々の塗布条件に応じてノズル孔の適正直径が決定されて表示されることから、操作性および利便性が向上することとなる。
【0015】
この場合において、前記塗布条件と前記ノズル孔の適正直径との対応関係を記憶する記憶手段をさらに備え、前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づき前記入力手段により入力された前記塗布条件に対応する適正直径を選択し、その選択した適正直径を前記表示手段に表示するようにすると、適正直径の決定が容易に行われることとなる。
【0016】
また、前記ノズルは、ノズル本体と、当該ノズル本体の先端部に着脱自在で、その略中央部にオリフィスが前記ノズル孔として穿設された先端部材とを備えたもので、予め準備された互いに異なる直径のオリフィスを有する複数の先端部材のうちから、前記塗布条件に基づき決められた適正直径に対応するオリフィスを有する先端部材が前記ノズル本体に装着されているとすると、先端部材を取り替えるだけで、適正直径のノズル孔に容易に変更することができる。なお、決められた適正直径と同一直径のオリフィスが予め準備されていないときは、最も近い直径のオリフィスを適正直径に対応するオリフィスとすればよい。
【0017】
また、上記目的を達成するために、本発明は、基板に形成された所定幅の溝に向けて有機EL材料を含む塗布液をノズルのノズル孔から連続吐出する有機EL塗布方法において、幅が100μm以下の前記溝に向けて直径が16〜35μmの前記ノズル孔から前記塗布液を連続吐出することを特徴としている。
【0018】
この構成によれば、例えば溝の幅が100μmであれば、ノズル孔の直径を35μm以下とすると、幅方向の両側合わせて少なくとも65μmのマージンがあるので、ノズルの装置内での位置決め精度のマージンとなるとともに、基板や溝などの機械的な位置決め精度の余裕にもなることから、塗布液が溝から溢れ出る虞がなく、基板の溝に対して塗布液が好適に吐出される。また、ノズル孔の直径を16μm以上とすると、流量が小さ過ぎてスループットが低下する虞がない。このように、ノズル孔の直径を16〜35μmの範囲とすることで、溝の幅寸法などの塗布条件に関わりなく、塗布液を常に連続的な液柱状に吐出し得るものとなる。
【0019】
また、上記目的を達成するために、本発明は、基板に形成された所定幅の溝に向けて有機EL材料を含む塗布液をノズルのノズル孔から連続吐出する有機EL塗布方法において、前記ノズル孔の直径を、前記塗布液の流量、前記塗布液中の前記有機EL材料の濃度、前記塗布液の粘度および前記溝の幅寸法のうち少なくとも1つに基づき決めるようにしたことを特徴としている。
【0020】
この構成によれば、ノズル孔の直径が、塗布液の流量、塗布液における有機EL材料の濃度、塗布液の粘度、溝の幅寸法のうち少なくとも1つを含む塗布条件に基づき決められていることにより、例えば上記流量、濃度、粘度、幅寸法などの大小に応じてノズル孔の直径を決定することで、塗布条件に関わりなく塗布液を常に連続的な液柱状に吐出し得るものとなる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る有機EL塗布装置の一実施形態を示す図、図2は図1の有機EL塗布装置での基板とノズルの位置関係を模式的に示す斜視図である。
【0022】
この有機EL塗布装置は、図2に示すように、所定の溶媒に有機EL材料が混合された塗布液(以下、単に「有機EL材料」ともいう。)をノズルから基板100上に形成された溝101に吐出するもので、基板100の溝101には例えばITOからなる透明電極が形成されている。溝101の幅寸法Lは、本実施形態では例えば、L≦100μmの所定値になっている。
【0023】
この有機EL塗布装置は、図1に示すように、赤・緑・青色の有機EL材料24a〜24cの塗布を受けるガラス基板100を載置するステージ1と、このステージ1をY方向(図2)に移動させるステージ移動機構部2と、ガラス基板100上に形成された位置合わせマーク3a(図2)の位置を検出する位置合わせマーク検出部3と、赤色の有機EL材料24aを赤色用のノズル4aに供給する第1供給部5と、緑色の有機EL材料24bを緑色用のノズル4bに供給する第2供給部6と、青色の有機EL材料24cを青色用のノズル4cに供給する第3供給部7と、各色のノズル4a〜4cをX方向(図2)に移動させるノズル移動機構部8と、液晶ディスプレイおよびタッチパネルからなり、入力部および表示部を兼用する操作表示パネル9と、ステージ移動機構部2と位置合わせマーク検出部3と第1〜第3供給部5〜7とノズル移動機構部8と操作表示パネル9とを制御する制御部10とで構成されている。
【0024】
これらの構成要素のうち、第1供給部5は、例えば、赤色の有機EL材料24aの供給源20aと、この供給源20aから赤色の有機EL材料24aを取り出すためのポンプ21と、赤色の有機EL材料24aの流量を検出する流量計22と、赤色の有機EL材料24a中の異物を除去するためのフィルタ23とを備えている。
【0025】
また、第2供給部6は、例えば、緑色の有機EL材料24bの供給源20bと、この供給源20bから緑色の有機EL材料24bを取り出すためのポンプ21と、緑色の有機EL材料24bの流量を検出する流量計22と、緑色の有機EL材料24b中の異物を除去するためのフィルタ23とを備えている。
【0026】
また、第3供給部7は、例えば、青色の有機EL材料24cの供給源20cと、この供給源20cから青色の有機EL材料24cを取り出すためのポンプ21と、青色の有機EL材料24cの流量を検出する流量計22と、青色の有機EL材料24c中の異物を除去するためのフィルタ23とを備えている。
【0027】
そして、制御部10はステージ1をY方向に所定量だけ移動させるようにステージ移動機構部2を制御し、ノズル4a〜4cをX方向に所定量だけ移動させるようにノズル移動機構部8を制御するとともに、第1〜第3供給部5〜7の各流量計22からの検出値a〜cに応じてノズル4a〜4cから所定流量の有機EL材料24a〜24cを流し出すように第1〜第3供給部5〜7の各ポンプ21に指令d〜fを出力する。具体的には、制御部10が装置各部を以下のように制御して有機EL材料をガラス基板100上で溝101に沿ってストライプ状に塗布している。
【0028】
ガラス基板100の塗布開始位置にノズル4a〜4cが位置すると、制御部10は、各ノズル4a〜4cからガラス基板100への有機EL材料24a〜24cの吐出開始を各ポンプ21に指示するとともに、ノズル4a〜4cをほぼ直線状に移動させるように制御する。これによって、赤・緑・青色の有機EL材料24a〜24cが同時にガラス基板100上にストライプ状に塗布されていく。
【0029】
そして、制御部10は、ガラス基板100の塗布停止位置にノズル4a〜4cが位置すると、各ノズル4a〜4cからガラス基板100への有機EL材料24a〜24cの吐出を停止させるよう各ポンプ21に指示するとともに、ノズル4a〜4cの移動を停止させる。
【0030】
ところで、上記のように構成された有機EL塗布装置の各ノズル4a〜4cは、オリフィスが穿設された先端部材をノズル本体に対して着脱可能にしてノズル孔の直径を容易に変更可能にしている。以下、図3を参照しつつノズルの構成について詳述する。図3は図1の有機EL塗布装置に組み込まれたノズルを示す図で、同図(a)は断面図、同図(b)は分解組立図である。なお、各ノズル4a〜4cの構成は同一であるため、ノズル4aの構成について説明し、他のノズル4b,4cの構成説明を省略する。
【0031】
このノズル4aは、その先端部が開口されたノズル本体41を備えている。そして、そのノズル本体41の内部空間SPに、スペーサ42と、フィルタ43と、スペーサ44と、先端部材45とがこの順序で挿入されるとともに、ノズル本体41の先端側(同図の下側)から先端部に固定キャップ46を外装することで内部空間SP内で保持される。また、固定キャップ46をノズル本体41の先端部から取外すと、先端部材45をノズル本体41から取外すことができ、さらにノズル本体41の内部空間SPからスペーサ44およびフィルタ43を取出すことが可能となっている。なお、固定キャップ46およびノズル本体41の先端部にそれぞれ雌ネジおよび雄ネジを螺刻し、固定キャップ46をノズル本体41の先端部に螺合させて固定するようにしてもよく、こうすることで固定力を高めることができるとともに、固定キャップ46の着脱が容易となる。また、先端部材45には、略中央部にオリフィス45aがノズル孔として穿設されている。
【0032】
上記のようにして組み立てられたノズル4aでは、ノズル本体41の後端側(同図の上側)から内部空間SPに連通するようにノズル本体41に貫通孔41aが設けられており、第1供給部5から有機EL材料24aがその貫通孔41aを介して内部空間SPに圧送されてくる。また、ノズル4aに圧送されてきた有機EL材料24aは、内部空間SPを流路としてノズル先端側に流れ、フィルタ43を透過した後、先端部材45のオリフィス45aを通過して吐出される。このように本実施形態ではノズル本体41の内部空間SPはオリフィス45aに連通されて有機EL材料24aを流通させるための流路として機能している。
【0033】
そして、この流路(ノズル本体41の内部空間SP)上に、フィルタ43の外周縁が2つのスペーサ42、44で挟まれて内部空間SPの所定位置に保持固定されている。この位置は、先端部材45のオリフィス45aから内部空間SP側(同図の上側)にスペーサ44の厚み分だけ離間した位置となっている。このスペーサ44を用いることでフィルタ43とオリフィス45aとの離間距離を正確に設定することができる。
【0034】
図3に示すように、オリフィス45aが穿設された先端部材45をノズル本体41に着脱可能に構成しているので、予め互いに異なる直径のオリフィス45aが穿設された複数の先端部材45を準備しておけばよい。これによって、ノズル4aのノズル孔の直径を容易に変更することができる。
【0035】
次に、図4、図5を参照して、ノズル孔の直径を変更することによる利点について説明する。図4、図5はポンプ21に対する指令dを変更して種々の吐出圧力で塗布液を吐出したときの流量(単位時間当りの吐出量)を計測した結果を示す図で、図4は異なる濃度の塗布液を同一直径のオリフィスから吐出した結果を示し、図5は異なる直径のオリフィスから同一濃度の塗布液を吐出した結果を示している。なお、図1の第1〜第3供給部5〜7における配管系の耐圧は0.35MPaであり、図4、図5では吐出圧力の最大値を0.3MPaとしている。
【0036】
図4で用いた塗布液中の有機EL材料の濃度はD1>D2>D3>D4である。例えば濃度D4の低濃度のときは吐出圧力が約0.12MPaで流量が約125μL/分になり、濃度D1の高濃度のときは吐出圧力が約0.2MPaで同一流量の約125μL/分になる。各濃度における吐出圧力の最小値(例えば濃度D4における0.08MPa)は、連続的な液柱が形成される最小値であり、これ未満の吐出圧力では連続的な液柱が形成されずに液滴になる。図4から分かるように、有機EL濃度が高くなるにつれて、同一流量を得るのに必要な吐出圧力は高くなる。
【0037】
図5で用いたノズル孔の直径は16,18,20,22μmである。図5でも、図4と同様に、吐出圧力の最小値(例えば直径22μmにおける0.21MPa)は、連続的な液柱が形成される最小値であり、これ未満の吐出圧力では連続的な液柱が形成されずに液滴になる。
【0038】
図5から分かるように、ノズル孔の直径が大きいときは大流量でないと液柱が形成されず、液柱を形成して連続的に、かつ小流量で吐出したいときはノズル孔の直径を小さくする必要がある。また逆に、ノズル孔の直径が小さいときは、吐出圧力を上限(0.3MPa)まで高くしても小流量(例えば直径16μmで流量130μL/分)しか得られず、大流量を得るためにはノズル孔の直径を大きくする必要がある。
【0039】
なお、図4、図5では、有機EL材料は例えばポリビニルカルバゾール(PVK)系を使用し、溶媒は例えばメシチレンを使用しているが、これらに限られず、有機EL材料はポリフェニレン系、ポリフルオレン系、ポリフェニレンビニレン(PPV)系、Cyano−PPV系、MEH−PPV系などでもよく、溶媒はトルエン、キシレン、テトラリン、プレニテン、アニソールなどでもよい。
【0040】
また、図4ではノズル孔の直径を18μmとしており、図5では有機EL材料の濃度をD1としている。
【0041】
図1の有機EL塗布装置を用いて有機EL表示装置を製造する場合、使用する有機EL材料、溶媒の種類や濃度によって、塗布液の粘度、すなわち流動性が変化する。また、必要な塗布液の膜厚や基板100の溝101の幅寸法Lなどによって、必要な流量も変化する。
【0042】
これに対して、図4、図5によれば、過大な吐出圧力にならずに配管系の耐圧から余裕を持たせた適当な吐出圧力で、連続的に液柱を形成しつつ塗布液の吐出を行うためには、塗布条件(例えば塗布液中の有機EL材料の濃度、その濃度によって変化する塗布液の粘度、基板100の溝101の幅寸法L、必要な塗布液の流量など)に応じて、ノズル孔の直径を変更するのが有効であることが分かる。
【0043】
例えば、溝101の幅寸法L=100μmであれば、ノズル孔の直径を35μm以下とすると、幅方向の両側合わせて少なくとも65μmのマージンがあるので、ノズル4a〜4cの機械的な位置決め精度のマージンとなるとともに、基板100(溝101)の機械的な位置決め精度の余裕にもなることから、塗布液が溝101から溢れ出る虞がなく、基板100の溝101に対して塗布液を好適に吐出することができる。また、ノズル孔の直径を16μm以上とすると、流量が小さ過ぎてスループットが低下する虞がなく、基板100の溝101に対して塗布液を好適に吐出することができる。
【0044】
次に、図1を参照して、ノズル孔の適正直径の決定について説明する。制御部10は、CPUなどからなり、メモリ11を有する。メモリ11には、例えば塗布液における有機EL材料の濃度、その濃度によって変化する塗布液の粘度、基板100の溝101の幅寸法L、必要な塗布液の流量などの塗布条件と、ノズル孔の適正直径との対応関係がテーブルデータとして格納されている。なお、メモリ11には上記対応関係を関数式として格納しておいてもよい。そして、制御部10は、操作表示パネル9に塗布条件を順次表示し、操作者により対応するデータが入力されると、その入力値から上記対応関係に基づき適正直径を決定し、操作表示パネル9に表示する。
【0045】
この場合、塗布条件として溝101の幅寸法Lおよび塗布液の膜厚が入力されると、必要な流量を制御部10により算出し、その結果に応じて適正直径を決定するようにしてもよい。また、塗布条件として溝101の幅寸法Lおよび必要な流量が入力されると、その入力データに応じて適正直径を決定するようにしてもよい。また、塗布条件として溝101の幅寸法Lおよび塗布液の粘度が入力されると、その入力データに応じて適正直径を決定するようにしてもよい。また、例えば上述したような代表的な有機EL材料および溶媒の粘度などの特性をメモリ11に格納しておき、塗布条件として、使用する有機EL材料および溶媒の種類、その濃度が入力されると、その入力データに応じて適正直径を決定するようにしてもよい。このように本実施形態では、操作表示パネル9は入力手段、表示手段に相当し、メモリ11は記憶手段に相当する。
【0046】
このように、本実施形態によれば、有機EL材料を含む塗布液を吐出するノズル4aのノズル孔の直径を16〜35μmの範囲の所定値としているので、高解像度を実現すべく基板100に形成された幅が100μm以下と狭い溝101に対して、ノズル4aの機械的な位置決め精度のマージンとなるとともに、基板100(溝101)の機械的な位置決め精度の余裕にもなることから、塗布液が溢れ出ることはなく、さらに流量が不足することもないので、良好に塗布液を塗布することができる。
【0047】
また、本実施形態によれば、ノズル本体41に対してオリフィス45aが穿設された先端部材45を着脱可能に各ノズル4a〜4cを構成しているので、ノズル孔の直径を容易に変更することができる。従って、予め互いに異なる直径のオリフィス45aが穿設された複数の先端部材45を準備しておくことにより、塗布条件に応じて適正直径のオリフィスを有する先端部材を装着することで、ノズル孔を常に適正直径のものとしておくことができ、これによって汎用性の高い装置を実現できる。その結果、塗布条件に関わりなくガラス基板100への有機EL材料の吐出を確実に液柱を形成して連続的に安定して行うことができ、また、スループットが低下することなく効率良く吐出を行うことができる。
【0048】
また、本実施形態によれば、操作表示パネル9に入力された塗布条件に基づき適正直径を決定するようにしているので、オリフィス(ノズル孔)45aを常に適正直径とすることができ、良好に塗布液を基板100の溝101に塗布することができる。
【0049】
また、本実施形態によれば、決定した適正直径を操作表示パネル9に表示するようにしているので、適正直径を容易に知ることができ、操作性および利便性を向上することができる。
【0050】
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、先端部材45に単一のオリフィス45aを形成しているが、オリフィスの個数、配置および形状などは任意であり、各塗布条件について、吐出圧力に対する流量などを予め計測しておけばよい。
【0051】
また、第1〜第3供給部5〜7において、ポンプ21と流量計22との間もしくはノズル直前に圧力計を介設し、ポンプ21による吐出圧力もモニタするようにしてもよい。
【0052】
また、上記実施形態では、塗布条件とノズル孔の適正直径との対応関係をテーブルデータとしてメモリ11に格納しているが、これに限られない。例えばメモリ11には塗布液の粘度、ノズル孔の直径、ポンプ21の吐出圧力や流量などの関係を格納しておき、操作表示パネル9により入力されるデータに基づき、制御部10により上記対応関係を算出し、それに基づき適正直径を求めるようにしてもよい。
【0053】
また、予め互いに異なる直径のオリフィス45aが穿設された複数の先端部材45を準備しておき、制御部10により決定されたノズル孔の適正直径に対応するオリフィス45aを有する先端部材45をノズル本体41に装着するようにしてもよい。この場合、決定されたノズル孔の適正直径に一致するオリフィス45aを有する先端部材45が予め準備されていないときは、最も近い直径のオリフィスを適正直径に対応するオリフィスとすればよい。
【0054】
また、予め互いに異なる直径のオリフィス45aが穿設された複数の先端部材45を準備しておくとともに、その準備されている各直径データをメモリ11に記憶しておき、制御部10は、準備されている直径のうちから塗布条件に対応するものをノズル孔の適正直径として選択するようにしてもよい。
【0055】
また、上記実施形態では、制御部10によりノズル孔の適正直径を自動的に決定するようにしているが、これに限られず、例えばノズル孔の適正直径と塗布条件との対応関係をテーブルデータとして準備しておき、操作者が塗布条件に基づき当該テーブルデータから適正直径を求めるようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、基板に形成された溝の幅は100μm以下であり、ノズル孔の直径は16〜35μmの範囲の所定値であるとしているので、塗布液が溝から溢れ出たり、流量が小さ過ぎてスループットが低下することなく、幅が狭く形成された基板の溝に対して塗布液を好適に吐出することができ、機械的な位置決め精度に余裕ができる。また、溝の幅寸法などの塗布条件に関わりなく塗布液を常に連続的な液柱状に吐出して良好に塗布液を基板に塗布することができる。
【0057】
また、前記ノズルは、ノズル本体と、当該ノズル本体の先端部に着脱自在で、その略中央部にオリフィスが前記ノズル孔として穿設された先端部材とを備えたものであるとしているので、予め互いに異なる直径のオリフィスが穿設された複数の先端部材を準備しておくことにより、先端部材を取り替えるだけで、例えば溝の幅寸法に応じてノズル孔の直径を容易に変更することができ、汎用性の高い装置を実現できる。
【0058】
また、本発明によれば、ノズル孔の直径を塗布条件に基づき決めるようにしているので、塗布条件に関わりなく塗布液を常に連続的な液柱状に吐出することができ、これによって良好に塗布液を基板に塗布することができる。
【0059】
また、塗布条件は、塗布液の流量、塗布液における有機EL材料の濃度、塗布液の粘度、溝の幅寸法のうち少なくとも1つを含むとすることにより、上記流量、濃度、粘度、幅寸法などの大小に応じてノズル孔の直径を決定することで、塗布条件に応じた吐出を行うことができ、これによって良好に塗布液を基板に塗布することができる。
【0060】
また、入力手段により入力された塗布条件に基づきノズル孔の適正直径を決定し、当該適正直径を表示手段に表示するようにしているので、個々の塗布条件に応じてノズル孔の適正直径が決定されて表示されることから、操作性および利便性を向上することができる。
【0061】
この場合において、塗布条件とノズル孔の適正直径との対応関係を記憶しておき、記憶されている対応関係に基づき入力手段により入力された塗布条件に対応する適正直径を選択し、その選択した適正直径を表示手段に表示するようにすることにより、適正直径の決定を容易に行うことができる。
【0062】
また、予め準備された互いに異なる直径のオリフィスを有する複数の先端部材のうちから、塗布条件に基づき決められた適正直径に対応するオリフィスを有する先端部材をノズル本体に装着することにより、先端部材を取り替えるだけで、適正直径のノズル孔に容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る有機EL塗布装置の一実施形態を示す図である。
【図2】図1の有機EL塗布装置での基板とノズルの位置関係を模式的に示す斜視図である。
【図3】図1の有機EL塗布装置に組み込まれたノズルを示す図で、(a)は断面図、(b)は分解組立図である。
【図4】ポンプに対する指令を変更して種々の吐出圧力で塗布液を吐出したときの流量を計測した結果を示す図で、異なる濃度の塗布液を同一直径のオリフィスから吐出した結果を示している。
【図5】ポンプに対する指令を変更して種々の吐出圧力で塗布液を吐出したときの流量を計測した結果を示す図で、異なる直径のオリフィスから同一濃度の塗布液を吐出した結果を示している。
【符号の説明】
4a〜4c…ノズル
9…操作表示パネル(入力手段、表示手段)
10…制御部
11…メモリ(記憶手段)
24a〜24c…有機EL材料(塗布液)
41…ノズル本体
45…先端部材
45a…オリフィス
100…ガラス基板
101…溝

Claims (9)

  1. 基板に形成された所定幅の溝に向けて有機EL材料を含む塗布液をノズルのノズル孔から連続吐出する有機EL塗布装置において、
    前記基板に形成された溝の幅は100μm以下であり、
    前記ノズル孔の直径は16〜35μmの範囲の所定値であることを特徴とする有機EL塗布装置。
  2. 前記ノズルは、ノズル本体と、当該ノズル本体の先端部に着脱自在で、その略中央部にオリフィスが前記ノズル孔として穿設された先端部材とを備えたものであることを特徴とする請求項1記載の有機EL塗布装置。
  3. 基板に形成された所定幅の溝に向けて有機EL材料を含む塗布液をノズルのノズル孔から連続吐出する有機EL塗布装置において、
    前記ノズル孔の直径は、塗布条件に基づき決められていることを特徴とする有機EL塗布装置。
  4. 前記塗布条件は、前記塗布液の流量、前記塗布液中の前記有機EL材料の濃度、前記塗布液の粘度および前記溝の幅寸法のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項3記載の有機EL塗布装置。
  5. 前記塗布条件を入力するための入力手段と、
    所定の情報を表示するための表示手段とをさらに備え、
    前記入力手段により入力された前記塗布条件に基づき前記ノズル孔の適正直径を決定し、当該適正直径を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項3または4記載の有機EL塗布装置。
  6. 前記塗布条件と前記ノズル孔の適正直径との対応関係を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づき前記入力手段により入力された前記塗布条件に対応する適正直径を選択し、その選択した適正直径を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項5記載の有機EL塗布装置。
  7. 前記ノズルは、ノズル本体と、当該ノズル本体の先端部に着脱自在で、その略中央部にオリフィスが前記ノズル孔として穿設された先端部材とを備えたもので、
    予め準備された互いに異なる直径のオリフィスを有する複数の先端部材のうちから、前記塗布条件に基づき決められた適正直径に対応するオリフィスを有する先端部材が前記ノズル本体に装着されていることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の有機EL塗布装置。
  8. 基板に形成された所定幅の溝に向けて有機EL材料を含む塗布液をノズルのノズル孔から連続吐出する有機EL塗布方法において、
    幅が100μm以下の前記溝に向けて直径が16〜35μmの前記ノズル孔から前記塗布液を連続吐出することを特徴とする有機EL塗布方法。
  9. 基板に形成された所定幅の溝に向けて有機EL材料を含む塗布液をノズルのノズル孔から連続吐出する有機EL塗布方法において、
    前記ノズル孔の直径を、前記塗布液の流量、前記塗布液中の前記有機EL材料の濃度、前記塗布液の粘度および前記溝の幅寸法のうち少なくとも1つに基づき決めるようにしたことを特徴とする有機EL塗布方法。
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