JP2004072746A - ランダム・アクセス・メモリを用いた空間・時間スイッチのアーキテクチャ - Google Patents

ランダム・アクセス・メモリを用いた空間・時間スイッチのアーキテクチャ Download PDF

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Abstract

【課題】RAMを用い、入力チャネル(ICH0〜ICH127)から出力チャネル(OCH0〜OCH127)へ大量のデータを迅速にスイッチするスイッチング回路と方法を開示する。
【解決手段】データ・スイッチング回路10は、同じ時限中に、それぞれが複数の同サイズのデータ量を含む複数のデータ・ストリームを受信する少なくとも1つの入力10inと、それぞれが複数のメモリ・セルを含む複数のアドレス指定可能なメモリ10と、第1の時限中にデータ・ストリームが与える同じ組のデータ量のコピーを複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれに書込むアドレス増分・書込み回路11と、複数の前記メモリの各1つ10と接続し、第2の時限中に前記メモリから所定のデータ量を読み出して、該データ量を出力チャネルに出力する読み出し回路13,14と、この動作に必要な接続パターンを格納し随時提供する接続メモリ12を含む。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本実施例は、電子スイッチ構造体に関し、より詳細には、各出力チャネルが、交互配置されたデータ・ストリームを運ぶマルチ入力チャネルからのデータを、任意の1つの組のマルチ出力チャネルに迅速にスイッチするランダム・アクセス・メモリ・スイッチング構造体に関する。このようなデータ・ストリームは各種形式で与えられるが、一例を挙げると、このようなデータは光伝送システムで与えられることが多い。たとえば、光システムは光同期伝送網(synchronous optical network:「SONET」)規格や同期デジタル・ハイアラーキ(Synchronous Digital Hierarchy:「SDH」)規格の中で標準化されており、これらの規格は、各種データ・フォーマットを定義しており、これらのデータ・フォーマットは、以下の例で説明されているように用いられている。いずれにしても、以下詳細に説明する好適実施例によって、このような光伝送システムを改善することが可能である。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本実施例は、図1に関連した一例として次に検討するように、高速で比較的大量のデータのスイッチングに関する。特に図1は、公知のSTS−1フォーマットのデータ・ストリームを示しているが、このようなフォーマットは前記規格で定義されSONETシステムで用いられており、類似のバージョンはSDHシステムで用いられている。STS−1フォーマットは、8ビット・バイトのシリアル・ストリームを伝送するが、図1の例では、2つのこのようなバイトBとバイトBが示されており、ここでBは、tからtまでのバイト間隔(byteinterval)を占有し、バイトBは、tからtまでのバイト間隔を占有する。STS−1規格ではデータ速度は51.84 Mbits/秒なので、バイトBとバイトBのような各バイトは、6.48 MHz (つまり、6.48 MHz x 8ビット/秒 = 51.84 Mbits/秒)のビット・レートで伝送される。
【0003】
STS−1と比べてデータのスループットを大きくするためには、データを交互配置して、通常、STS−xと表す他のSTS値を実行する。ここでxは交互配置するレベルを示す。この点について、図1は公知のSTS−3フォーマットのデータ・ストリームを示している。ここでx = 3の値は、図1に示すように、1つのSTS−1バイト間隔の中に3つのデータ・ストリームを交互配置することを示している。このようにtからtまでのSTS−1バイト間隔中に3つの異なるストリームからの3つのバイトがS0、S1およびS2として示されており、添え字「0」は対応するストリーム番号S0、S1またはS2のバイト番号を示している。したがって、1つのSTS−1バイト間隔中、バイトS0、S1およびS2にそれぞれ対応する3つのSTS−3バイト間隔がそれぞれ存在する。同様に、tからtまでのSTS−1バイト間隔中に3つの異なるストリームからの3つのバイトがS0、S1およびS2として示されている。このデータ・フォーマットが与えられているので、当業者は、STS−3フォーマットのデータ・レートがSTS−1の3倍、つまり、3 x 51.84= 155.22 Mbits/秒に等しくなることを容易に確認できるであろう。
【0004】
図1の説明と考察を徹底すると、図1には他のSTS−xデータ・フォーマット、つまり、STS−48のデータ・ストリームが示されている。前からの約束事(conventions)と考察から、当業者は、STS−48データが、1つのSTS−1バイト間隔中に48の異なるシリアル・ストリームからの交互配置された48バイトのデータを含むことを容易に理解できるであろう。したがって、一例として、tからtまでのSTS−1バイト間隔において、図1は、そのバイト間隔中に、第1のストリームからの第1のバイトS0と、各々が47ストリームのそれぞれ1つからのそれに続く47バイトとがあり、48番目のデータ・ストリームによって与えられる48番目のバイトS47で終わっていることを示している。したがって、1つのSTS−1バイト間隔中に、それぞれバイトS0からS47に対応する48個のSTS−48バイト間隔が存在する。このようにSTS−48フォーマットのデータ・レートは、STS−1のバイト・レートの48倍、つまり、48 x 51.84 = 2,488.32 Mbits/秒、または311.04 MHzのバイト・レートに等しくなる。
【0005】
現在、各種アーキテクチャは、データ伝送のためにSTS−xフォーマットを用いているので、このようなシステムのために各種回路設計が開発されている。
この点について、このようなシステムにおける1つのニーズは、STS−x入力が与えられると、STS−x出力が必要なスイッチング回路を求めることである。さらに、STS−xストリームを交互配置してより速いデータ・レートを達成することに加えて、このようなストリームに関連することが多い他の態様は、このようなストリームの複数チャネルを入力することであって、このことは、このようなチャネルのそれぞれが同じSTS−xフォーマットになることを意味している。たとえば、STS−48規格が1つのSTS−1バイト間隔中に48バイトを与えると、システムは、複数チャネルのこのようなバイトを処理する能力が要求されることを想起されたい。たとえば、後で説明する好適実施例に関連した一例として実際に用いられる最新の一方法は、128チャネルを与える。したがって、このようなシステムは、1つのSTS−1バイト間隔(つまり、1/6.48 MHz)中に、各チャネルに48バイトのストリームがあって、合計128 x 48 = 6,144バイトに対する128チャネルを受信する。換言すると、他の127チャネルがそれぞれのデータ・ストリームを与えているのと同時に、各チャネルは各自のデータ・ストリームを与えている。これに応答して(In response,)、これらのシステムはSTS−1バイト間隔を介してこれらの入力を受信し、次の1つのSTS−1バイト間隔中に任意の入力チャネルから任意の入力バイトを選択して、共通するSTS−1バイト間隔内で任意の出力チャネルの任意のSTS−48バイト間隔に、その受信した入力を与えることが必要である。たとえば、特定のSTS−1バイト間隔中、入力チャネル2からのSTS−48バイト間隔0中のバイトは、出力チャネル49のSTS−48バイト間隔17にスイッチされ、同じ特定のSTS−1バイト間隔中に入力チャネル12からのSTS−48バイト間隔5中のバイトは、出力チャネル105のSTS−48バイト間隔32にスイッチされ、さらにこの同じ特定のSTS−1バイト間隔中には、その間隔中のすべての他の個別バイトの宛先、つまり、各個別入力チャネルの各個別バイト・ストリームから任意の出力チャネルの任意のSTS−48バイト間隔に対して出力されることに、完全な融通性が存在しなければならない。一般に、同じか、異なっているかまたは複数のSTS−48バイト間隔を備えた1つの出力チャネルまたは複数の出力チャネルの複数のSTS−48バイト間隔に対して、1つの入力バイトを呼びだすことは許されている。
【0006】
図1について上に紹介した方法でバイトをスイッチするシステムは、空間・時間スイッチング(space−time switching)または時空交互配置スイッチング(time−spaced interleaved switching :TSI)と呼ばれることが多い。「時間」という用語は、1つの時限のバイトが異なる時限にスイッチすることを暗示するために用いられ、「空間」という用語は、1つのチャネル(またはストリーム)からのバイトを異なるチャネルにスイッチすることを暗示するために用いられている。その上、この機能を実行する集積回路デバイスは、スイッチ構造チップ(switch−fabric chips)と呼ばれることがあり、複雑なステージを用いることが多く、その場合の1つまたは複数のステージは、データ・バイトを時間についてスイッチし、1つまたは複数の他のステージは、データ・バイトを空間についてスイッチする。これらの方法は、速度またはデータの能力の点で制限されることが多く、複数ステージが含まれる場合は、タイミングに関連した複雑な検討が必要である。他の方法として、データ・スイッチング用に複数ポート・メモリが用いられてきたが、本質的に(by definition)このような方法は、メモリの格納セルごとに複数ポートが必要である。結果として、この回路を形成するために必要な面積はポートの数のほぼ2乗に増加する。したがって、技術の進展に伴って移送すべきデータの量が増加すると、複数ポートの方法から見た必要な面積は、法外な費用がかからないとしても、ますます非効率になっている。
【0007】
上記観点から、従来技術の複雑性と欠点に対処する必要性と、以下説明する好適実施例によって達成されるようなスイッチング・システムに対する要求とが生じている。
【0008】
【課題を解決する手段】
好適実施例にはデータ・スイッチング回路が存在する。このデータ・スイッチング回路は、同じ時限中に複数のデータ・ストリームを受信する少なくとも1つの入力を含む。各データ・ストリームは、複数の同じサイズのデータ量を含む。
このデータ・スイッチング回路は、複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれが複数のメモリ・セルを含む、複数のアドレス指定可能なメモリをさらに含む。データ・スイッチング回路は、複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれの中に、第1の時限中にそのデータ・ストリームによって与えられる同じ組のデータ量のコピーを書き込む回路をさらに含む。最後にこのデータ・スイッチング回路は、複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれ1つに結合され、第2の時限中にそれぞれのアドレス指定可能なメモリからいくつかのデータ量を読み出し、その読み出したデータ量を出力チャネルに出力する読み出し回路をさらに含む。
【0009】
各種のデータ・スイッチング要素に関連して多くのさらなる態様が提供されている。したがって、これらの他の態様の開示を行うとともに特許を請求する。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本明細書の発明の背景の項で説明されているので、読者はその考察の基本に精通していると想定する。
【0011】
好適実施例は、各チャネルがいくつかのSTS−xデータ・ストリームを与えるいくつかの入力チャネルを受信し、そのデータの各バイトを各種出力チャネルの1つに向けられた各種時限の1つにスイッチするように動作可能である。以前に紹介したように、好適実施例の例は、入力チャネルと出力チャネルの数がともに128に等しい模範的な実施例とともにSTS−48データについて示されている。この例の考察をさらに進めるため、図2は、128入力チャネルの各チャネルごとに、1つのSTS−1バイト間隔に対するデータの時間系列を示している。たとえば、図2に示すデータの最上部の行に注目すると、この行は、入力チャネル0から到着した各データ・ストリームから逐次到着する48バイトを示しており、ここで各バイトはSAb,cと示され、(i)Aは、0から47までのストリーム番号であり、(ii)bはストリーム内のバイト番号であり、1つのSTS−1バイト間隔の場合、すべてのストリームに対して同じであり、例のために「0」に等しく、(iii)cは入力チャネル番号であり、したがって、図2の第1の行では[0]に等しい。このように、最上部の行は、バイトS00,0からS470,0を含む。次に図2の最上部から2番目の行に注目すると、この行は、入力チャネル0と、入力チャネル2から127に沿って48バイトが受信されるのと同時に、入力チャネル1から到着する各ストリームS0からS47の48バイトを示している。これらの約束事はこの後も用いられるので、図2の最下段の行は、入力チャネル127から到着するそれぞれのストリームS0からS47の48バイトを示している。したがって、示されているSTS−1バイト間隔が完了すると、合計48 x 128 = 6,144バイトが与えられる。本明細書の残りの部分を参照するために、各バイトが配置されている場合のSTS−48バイト間隔は、そのバイトに対応する時間スロットと呼ばれる。この好適実施例の目的は、これら6,144バイトの任意の1バイトを、その時間スロットの任意の1つから、1つの出力STS−1バイト間隔の中の任意の異なる時間スロットと、128出力チャネルの任意の1チャネルとにスイッチすることである。換言すると、図2が1つの入力STS−1バイト間隔を占有する6,144バイトの第1のグループ(grouping)だと考えられる場合、これらの好適実施例の目的は、この第1のグループからのあらゆるバイトまで選択でき、1つの出力STS−1バイト間隔中に、そのバイトを第2のグループにスイッチできること、つまり、第1のグループ(つまり、所定の入力チャネルと入力STS−1バイト間隔内の時間)内の任意の時間スロットからの各バイトを、第2のグループ(つまり、所定の出力チャネルと出力STS−1バイト間隔内の時間)の中の任意の時間スロットにスイッチできることである。
【0012】
これらの好適実施例においては、一部は第1のグループのコピーを複数のランダム・アクセス・メモリ(「RAM」)の中に格納し、出力STS−1バイト間隔中に所望の出力チャネルに出力する時間スロットを選択するように、そのメモリのアドレスを指定することによって、データ・バイトを入力STS−1バイト間隔の入力時間スロットから、1つの出力STS−1バイト間隔の任意の時間スロットにスイッチするという上述の目的は達成されている。この態様を紹介するため、全体として10で表され、後で説明する他のサポート回路とともに望ましくは集積回路IC上に形成される第1のRAMの内容に関する図が図3に示されている。この好適実施例におけるRAM 10は、RAM全体のサイズを最小にするように各セルが単一ポート・セルであるいくつかの記憶セルを含むが、本発明のいくつかの態様は、複数ポートのメモリ・セルと組み合わされた場合に有利な用途がある。それだけでなく、RAM 10は、望ましくはいくつかの記憶セルを含み、チャネルごとの入力ストリームの数に等しいいくつかの行を含むサイズであるので、この例には行0(ROW 0)から行47と示されている48行が存在する。各行は、STS−48バイト間隔中に入力チャネル0から127に沿って到着したバイトと同様、データ・バイトのストリームSAのそれぞれ1つからの各データ・バイトの128データ・バイトの格納用である。望ましくは、これらのバイトは、ICH0からICH127と示されている128入力チャネルから並列に1つの書き込み動作で128バイト(つまり128バイトx 8ビット=1,024ビット)を受信する128バイト・バスBから、RAM 10の入力10inに書き込まれる。例として、バスBは、集積回路ICの内部にあるように示されているので、含まれている説明は、システム10が光伝送システムのように、バスBのようなバスが、各チャネルがチップ外データ・レート(たとえば、311.04 MHzのバイト・レート)でSTS−xデータのようなシリアル・バイト・ストリームを含む多数のチャネルからデータ・バイトを受信するシステムとともに好適に用いられていることを示すように意図されていることに注意されたい。たとえば、光伝送システムにおいては、ほぼ2.5 Gbpsのシリアル・ビット・ストリームが1つのチャネルとしてシリアル・リンク受信機に入力される。受信機はこのストリームを検出し、バイト幅データに変換して、311.04 MHzの1つのバイト幅チャネルを出力する例が上に与えられている。したがって、このような1つまたは複数の受信機は、これら128バイト幅チャネルを出力することができ、説明した例のバイトを与える。その特定の例にさらに注目すると、行0に沿って128データ・バイトS00,0からS00,127が示されており、図2から見ると、これらのバイトは、並列の入力チャネル0から127に沿って1つのバイト間隔で与えられるように示されている。したがって、好適実施例に従って、図2と図3の双方に注目すると、1つのSTS−48バイト間隔中に図2の第1の列によって示される128バイトが受信され、これに応答して、1つのSTS−48バイト間隔中にそれら128バイトがバスBに与えられて連結され、図3に示すRAM 10の最下段の行の中に書き込まれる。したがって、このような動作は、望ましくはSTS−48データに対して6,48MHzのSTS−1レートの48倍のクロック周波数を実行する。何故ならば、STS−1バイト間隔中に到着する48バイトが存在するので、6.48MHz x 48 = 311.04 MHzのレートになるからである。信号は、高速の単一ビット幅ストリーム上のような異なるフォーマットでRAM 10を含む集積回路に入力されるが、それらの信号は、RAM 10に入力するために、チップ上で311.04 MHzの8ビット幅ストリームに好適に変換されることに注意されたい。この処理は、図3のRAM 10の対応する各行に、図2で示された各列が書き込まれることを続行する。換言すると、RAM 10はアドレスを増分する回路11によって歩進的にアドレス指定され、増分された各アドレス(つまり、行)は、図2の各列のバイトに対して書き込まれる。結果として、STS−48バイト間隔の48(つまり、1つのSTS−1バイト間隔)が終わるときRAM 10の内容は図2の6,144バイトすべてを含む。
【0013】
図3は、一部がRAM 10にアドレスを与えるために接続され、一部がマルチプレクサのデータ入力でRAM 10の出力を受信するためにマルチプレクサ14に接続されている接続メモリ12を示しているが、このような装置は、上記のように6,144バイトが書き込まれたRAM 10を読み出すために用意されている。したがって、48クロックサイクルの後、RAM 10の中にはSTS−1バイト間隔全体に相当するデータが存在し、好適実施例における次の48クロックサイクル中、次に説明する読み出し回路に関連してRAM 10は書き込みから読み出しへスイッチされる。特に接続メモリ12は、所望の接続パターン、つまり、128出力チャネルのうちの1つの所望の出力チャネルOCHDに読み出される48バイトのアドレスを格納する。この好適実施例においては、接続メモリに格納されるアドレスは13ビットで構成される。接続メモリ12からの13アドレスビットのうちの6ビットは、RAM 10の48行の任意の1行をアドレス指定するために用いられ、RAM 10はこれに応答して、マルチプレクサ14のデータ入力に行全体(つまり、128バイト)を出力する。接続メモリ12からの13アドレスビットのうちの残りの7ビットは、マルチプレクサ14がこれらのビットに応答して、RAM 10から与えられた128バイトの任意の1バイトを選択して、この選択したバイトを1つの出力チャネルOCHDに出力するようにマルチプレクサ14を制御するために用いられる。したがって、連続する48クロックサイクルの過程で、各クロックサイクルごとにこの動作を用いると、接続メモリ12からのアドレスによってRAM 10内の任意のバイトが選択され、そのバイトは所望の1つの出力チャネルOCHDに出力される。
【0014】
図4は、1つの好適実施例によるスイッチング・システム100を示しているが、このシステムでは、図3からのRAM 10とそれに関連する構造体が128回複製されており、システム100は、1つの集積回路IC上に好適に形成される。複製された構造体に名称をつけるために、類似であり128回複製される図3の各構造体に0から127の添え字を追加する。たとえば、バスBがICH0からICH127までの入力チャネルから128入力バイトを受信すると、図4におけるバスBは、これらのバイトを連結した128バイト語として与えるために、128個のRAM10から10127のそれぞれに接続される。さらに各RAM10から10127は、各RAMの語(つまり、行)アドレスを増分してアドレス指定した行に次の128バイトの組を書き込み、この処理を合計48回繰り返すことによって書き込まれる。したがって、48回の書き込みの終了時点では、各RAM10から10127は、他のRAMのそれぞれの中にあるデータの正確なコピーを格納する。次に各RAM10から10127は、対応する出力チャネルに関して読み出される。次に一例としてRAM 10に注目すると、このRAMは、接続メモリ12から読み出しアドレスを受信し、接続メモリ12は、出力チャネルOCH0に対する所望の接続パターン、つまり、48 STS−48クロックサイクルを介して出力チャネルOCH0に読み出される48バイトを指定する接続パターンを格納する。しかし、同時に他の各RAM 10xにも、対応する出力チャネルOCHxに対する接続パターンを備えた対応する接続メモリ12がある。したがって、同じ48クロックサイクル中、そのRAM 10は、出力チャネルOCH0に48バイトを与えるために読み出され、次に出力チャネルOCH1に48バイトを与えるためにRAM 10が読み出され、出力チャネルOCH2に48バイトを与えるためにRAM 10が読み出され、以下同様に出力チャネルOCH127に48バイトを与えるためにRAM 10127が読み出される。このように、スイッチング・システム100全体としての容量は、48 STS−48クロックサイクル(つまり、1つのSTS−1バイト間隔)を介して、システム100は、入力チャネルICH0からICH127から出力チャネルOCH0からOCH127の任意の1つに、合計48 x 128
= 6,144バイトをスイッチすることができるようになっている。
【0015】
図5は、他の実施例によるユニット10Uを示しているが、このユニット10Uは、図4の各RAM10から10127と以下に説明する別の実施例の中の別のRAMとともに、図3のRAM 10の代わりに用いられる。紹介すると、ユニット10Uは2つのRAM 10aおよび10bを含み、動作する場合、「ピンポン」効果として動作するたためにこれらのRAMの1つは読み出されて他のRAMは書き込まれ、その逆も成立する。このように、また以下に説明するように、連続的なデータのスループットが用意されている。2つのRAM 10aおよび10bは、バスBに接続されてバスBからデータを受信するが、ここでバスBは、311.04 MHzのクロックサイクル(つまり、STS−48バイト間隔)ごとに異なる128入力チャネルから連結された128バイトを与える。さらに、2つのRAM 10aおよび10bは、これらのRAMの書き込み中に2つのRAMの行アドレスを増分するアドレス増分回路11に接続される。読み込みのために、接続メモリ12によって各RAM 10aおよび10bのアドレスが指定され、メモリ12は、2つのRAM用の所望の接続パターンを格納する。
それだけでなく、そのパターンは、それぞれがRAM 10aおよび10bからの各データ出力に接続されるマルチプレクサ14aおよび14bに対してアドレスを与える。2つのマルチプレクサ14aおよび14bの出力がマルチプレクサ15のデータ入力として接続されると、マルチプレクサ15は、制御信号Ra/Rbによって制御され、その出力端子で出力チャネルOCHDに対してデータを与える。
【0016】
ユニット10Uの動作は、上で紹介したピンポン動作を追加したRAM 10に対する上記説明と多くの点で同じである。特に、311.04 MHzのSTS−48クロック周波数のとき、データがバスBに与えられると、第1のSTS−1バイト間隔中(つまり、48個のSTS−48クロック周期)、この2つのRAM 10aおよび10bの1つだけが書き込まれ、他の1つは読み出される。したがって、例えば信号RaおよびRbは相補的であり、RAM 10aおよび10bの読み出し中はそれぞれ動作可能である。たとえば、第1の組の48 STS−48クロック周期に対してRaが動作可能であるのでRAM 10bは読み出されており、同時にRbが動作不能になっているのでRAM 10bは書き込まれていると想定する。したがって、これらの状態の場合、第1の組の48STS−48クロック周期中、バスBはRAM 10bに対して、各STS−48クロックサイクル中に増分回路11によって与えられるときと同様、RAM10bのアドレスの増分によって容易に連結された128バイトの語を与える。しかし、この同じ第1の組の48 STS−48クロック周期中、RAM 10aは、RAM 10に関する上記説明と同様に読み出される。したがって、STS−48の各サイクルごとに、接続メモリ12は13ビットのアドレスを与え、その6ビットはRAM 10aから出力される行のアドレスを指定し、その7ビットによって、マルチプレクサ14aは、その行から選択されたバイトをマルチプレクサ15の入力に出力する。さらにRaの値が確定すると、その選択されたバイトは所望の出力チャネルOCHDに対して出力される。したがって、第1の組の48 STS−48クロック周期が終了すると、48行がRAM 10aから読み出され、各行からバイトが選択されていて、同時に48行がRAM 10bに書き込まれている。
【0017】
ユニット10Uの動作を続けると、第1の組のSTS−48クロック周期に直ちに続くものは第2の組のSTS−48クロック周期であり、その第2の組のクロック周期中、RaおよびRbの状態は、第1の組のクロック周期中の状態と比べて反転される。したがって、この第2の組のクロック周期中、RAM 10aは書き込まれ、RAM 10bは読み出され、この2つの動作は、第1の組のクロック周期に対する上記説明と同じように発生するが、RAM 10aおよび10bと相対的に逆の関係で発生する。したがって簡潔に言えば、RAM 10aは、各書き込みごとにそのアドレスを増分することによって書き込まれ、RAM10bは接続メモリ12からRAM 10bにアドレスを与えることによって読み出され、読み出された語はマルチプレクサ14bに出力され、マルチプレクサ14bからマルチプレクサ15に1バイトが与えられると、次にマルチプレクサ15が、そのバイトを出力チャネルOCHDに出力する。上記説明が与えられているので、当業者は、2つのRAM 10aおよび10bの使用によって読み出し動作を中断させずに連続して実行することができることを理解できるであろう。つまり、最初に書き込まれるRAMを待ち合わせるために、48 STS−48クロック周期が停止することはない。同様に、書き込み動作を中断させずに連続して実行することができる。つまり、最初に読み出されるRAM内の前のデータを待ち合わせるために、48 STS−48クロック周期が停止することはない。
【0018】
図6は、他の好適実施例によるスイッチング・システム110を示しており、ここで再びRAM 10と図3および図4の類似の構造体とを複製してもよいし、ユニット10Uとその構造体とを複製してもよいが、次に示すことは例外である。システム110は好適に集積回路に形成される。さらに、システム110におけるRAM 10’のサイズは、図3のRAM 10と同じであるが、各RAM 10’の読み出し速度は、図4のシステム100におけるRAM 10と比べると2倍である。換言すると、RAM 10’はSTS−1間隔ごとに48バイトの速度で読み出されるので、このような各RAMは311.04MHzで読み出されることに関する上記説明を想起されたい。対照的に、システム110における各RAM 10’は、当業者によって既に確認できているように、2倍の速度、つまり、2 x 311.04 = 622.08 MHzで読み出されるようにつくられている。以下に説明するように、システム110の各RAM 10’は、相対的に2倍の速度で読み出されるのであるから、RAM10’は1チャネルではなく2つの出力チャネルにデータを与えることができる。それに加え、以下に説明するように、各RAM 10’によって2つのこのようなチャネルがサポートされるのであるから、各RAM 10’のアドレスを指定する接続パターンを与える変更がなされている。
【0019】
図6の構造体に注目すると、RAM 10’からRAM 10’63まで名称が付与され、各RAMの構造が同じである全部で64個の倍速RAMが存在する。次に一例としてRAM 10’に注目すると、接続メモリ16は、アドレスを与えるために一部がRAM 10’に接続され、一部がマルチプレクサのデータ入力でRAM 10’の出力を受信するために接続されたマルチプレクサ14’に接続されているが、このような装置は、図3のRAM 10に関する上記説明と同じように、RAM 10’に6,144バイトが書き込まれた後、RAM 10’を読み出すために与えられている。しかし、マルチプレクサ14’の出力は、出力チャネルOCH0またはOCH1のいずれかに与えられることを指示する等価機能として用意されているスイッチ18に接続されることに注意されたい。さらにこの点について、接続メモリ16は、図4のシステム100について用いられている参照番号とは異なる参照番号が付与されている。何故ならば、前者は次に2つの出力チャネルOCH0とOCH1の接続パターンを格納するからである。代替的に図4で12および12として示されている2つの別々の接続メモリを多重化して、同じ結果、つまり2つの出力チャネルOCH0とOCH1の接続パターンを与えることを達成してもよい。代替方法として、出力ビットが2倍ある1つの接続メモリを用いてもよい。
【0020】
システム110の動作は次の通りである。第1に、書き込み周期を形成する48クロックサイクルの各サイクルごとに、上記説明のようにバスBが128入力チャネルの各チャネルからのデータ・バイトを連結すると、これらの連結した語のそれぞれは、RAM 10’からRAM 10’63のそれぞれの同じ行に書き込まれる。したがって、この48クロックサイクルの書き込み周期の後、RAM 10’からRAM 10’63のそれぞれは、各自の中にSTS−1バイト間隔全体に相当するデータを格納する。第2に、読み出し周期を形成する次の48クロックサイクルの各サイクルごとに、RAM 10’からRAM 10’63のそれぞれが2回読み出される。換言すると、これらのRAMは着信データ規格(たとえば、STS−48)のバイト間隔の2倍の速度で読み出されるように形成されることを想起されたい。これら2つの読み出しの第1の場合、対応する接続メモリ16は、第1の出力チャネルのアドレスを与え、これら2つの読み出しの第2の場合、対応する接続メモリ16は、第2の出力チャネルのアドレスを与える。上記と同じRAMのサイズが与えられているので、ここでもアドレスは好適に13ビットであり、この13ビットのうちの6ビットは、対応するRAM 10’の48行の任意の1行のアドレスを指定し、13ビットの残りの7ビットは、対応するマルチプレクサ14’を制御するために用いられる。
【0021】
上記の例として、RAM 10’に注目すると、1つのSTS−48クロックサイクル中にRAM 10’は2回読み出される。第1の読み出しのとき、接続メモリ16が、出力チャネルOCH0に与えられるデータのアドレスを与えると、そのアドレスによって、データがマルチプレクサ14’に与えられ、次にスイッチ18に対して出力されると、スイッチ18は、出力チャネルOCH0にそのデータを送る。第2の読み出しのとき、接続メモリ16が出力チャネルOCH1に与えられるデータのアドレスを与えると、そのアドレスによって、データがマルチプレクサ14’に与えられ、次にスイッチ18に対して出力されると、スイッチ18は、出力チャネルOCH1にそのデータを送る。したがって、一連の48クロックサイクルの過程で各クロックサイクルごとにこの動作を用いると、接続メモリ12からの2つのアドレスでRAM 10’内の任意の2バイトを選択することができ、一対の出力チャネルOCH0およびOCH1に対してそれらのバイトがそれぞれ出力される。システム110の前の動作が与えられると、一連の48クロックサイクルの終了時点で、出力チャネルOCH0およびOCH1のそれぞれに対して48 STS−48バイトが出力されている。同じように、RAM 10’から10’63のそれぞれは、1対の出力チャネルに対して合計48 STS−48バイトを与える。したがって、図6のシステム110は、図4のシステム100と同じ効果的なスループットと総合データ・レート、つまり、1つのSTS−1バイト間隔で128チャネルに対して合計6,144バイトを与える。しかし、それだけでなく、システム110は、システム100と比べると半数のRAM(とマルチプレクサ)だけを用いてシステム110のスループットを達成する。結果としてシステム110は、システム100と比べるとかなり小さい集積回路チップ面積を必要とするので、このような方法は、コスト、複雑性および当業者には公知の他の条件を低減するなど、たいていの状況で好適であると思われる。
【0022】
他の実施例に対して考慮されていることは、システム110の方法をさらに少数のRAMに拡張することである。たとえば、各RAM 10’がSTS−1バイト・レート311.04 MHzの3倍で読み出されうる場合、RAM 10’の数は、128/3から端数が切り上げられた整数、つまり43個のRAMに等しい整数に減少し、1つだけを除く全部のRAMは、3つの出力チャネルに対して出力を与え(残りの1つは2つの出力チャネルに出力を与え)る。他の実施例として、各RAM 10’がSTS−1バイト・レート311.04 MHzの4倍で読み出されうる場合、RAM 10’の数は、128/4 =32 RAMに減少し、これらのRAMのそれぞれは、4つの出力チャネルに対して出力する。したがって、当業者は、RAMの読み出し周波数がSTS−48データ・クロック周波数(たとえば、311.04 MHz)を超過する程度までRAMの数を減少させることができることを理解できるであろう。
【0023】
システム110に関して追加される2つの観察は、注目に値する。第1に、システム110は一対の出力チャネルごとに1つのRAMを示しているが、好適実施例における図6のユニット10Uは、図示されているRAM 10’ごとに用いられる。つまり、このような各RAMは、上記説明のとおり、実際にピンポンのように動作する一対のRAMを含む。第2に、システム110の好適実施例は、バスBによって与えられるSTS−1データ・バイト・レート311.04MHzに比べてRAM書き込み速度を増加(たとえば、2倍に)するが、RAMに関連する出力回路に対してこのような増加した速度を適用しない理由がありうる。たとえば、STS−1データ・バイト・レート311.04 MHzの2倍でクロック動作する1つの対応する出力マルチプレクサ14ではなく、RAM 10’について代替可能な方法は、それぞれが同じSTS−1データ・バイト・レート311.04 MHzでクロック動作する2つの別々のマルチプレクサにRAM 10’の出力を接続することである。事実、このようにASICをより便利にするASICの流れと設計ツールの限界がありうるから、RAMは基本データ・レートの倍数でクロック動作するようになっているが、基本データ・レートで各コピーをクロック動作させうるように、他の出力回路を2重化してもよい。
【0024】
図7は、前述の実施例のいずれかと組み合わせて用いられ、システム内のRAMをRAM 10Cと交換することによって代替可能なシステムの実施例を追加することができる代替可能なRAM 10Cを示している。紹介として、前述の実施例においては、各RAM 10(またはそのRAMの変形)に対するSTS−48バイト書き込み速度は311.04 MHzであることを想起されたい。たとえば、図3に関連して、各行は、311.04 MHzの速度で128バイトが書き込まれ、各サイクルの周期が1/311.04 MHzである48クロックサイクルの終了時点で48行を埋めることを想起されたい。対照的に、図7のRAM 10Cについては、RAM 10Cが311.04 MHzのSTS−48クロック速度の2倍で書き込まれる、つまり、RAM 10Cが2 x 311.04 MHz = 622.08 MHz で書き込まれるように、RAM 10Cは、当業者によって確認されうるようにRAM 10Cがつくられている。RAM 10Cの書き込み速度の容量が2倍になっているので、RAM10Cは、48 x 311.04 MHz クロックサイクルの後で、6,144バイトを記憶することが必要であることに注意されたい。したがって、図3のRAM 10に比べてRAM 10Cの行の数が2倍になり、バイト列が半数になるようにRAM 10Cのアスペクト比が変更される。特に、RAM 10Cは、行0から行95まで名称が付与された96行を含み、各行は64バイトを格納するサイズであって、0から63まで64バイト列がつくられる。さらに、RAM 10Cはバイト列0からバイト列63までの64列を含む。したがって、311.04 MHzのクロックサイクルごとに書き込み速度がクロックサイクル・レートの2倍であるから、RAM 10Cの行のうちの2行が書き込まれる。たとえば、行0に注目すると、311.04 MHzの書き込み速度の半分に等しい第1の時限において、行0は、バイトS00,0からバイトS00,63が書き込まれ、311.04 MHzの書き込み速度の半分に等しい第2の時限において、行1は、バイトS00,64からバイトS00,127が書き込まれる。対照的に、図3のRAM 10に注目すると、そのRAMの行0は、バイトS00,0からバイトS00,127までを格納する、つまり、RAM 10は、行の中に2倍の数のバイトを格納し、その複数バイトの行は、RAM 10Cの1行と比べて、2倍長く書き込まれることを必要とすることが判る。
【0025】
RAM 10Cの方法は、本明細書で説明した各種実施例で用いられうるので、当業者はいろいろな理由でそうすることが望ましいことを承知している。特にRAM 10とRAM 10Cのアスペクト比を比べて、たいていの場合、後者がより好ましいことを理解されたい。特にRAM 10には、各行が1,024ビット(つまり、128バイトx 8ビット = 1,024ビット)を含む行が48ある。したがって、行/列のビット比は、48/1,024である。対照的に、RAM 10Cには、各行が512ビットを含む行が96ある。したがって、RAM 10Cのアスペクト比は、RAM 10のアスペクト比と比べるとより正方形に近いので、RAM 10と比べると、RAM 10Cをつくるときの総面積(overhead area)を減少させる改善の余地がある。換言すると、RAM 10Cはより正方形に近いのであるから、有意であると考えられる程度まで、それをつくるために必要な面積を小さくすることができる。このため出力語を(RAM読み出しアドレスビットを1ビット追加することを必要とするが、マルチプレクサの出力ビットを1つ減少させて)512ビットにして、マルチプレクサの制御ビットを1ビット少なくすることが必要なので、そうしない場合に必要だった構造よりも小さくなるため、最終出力マルチプレクサのサイズとコストは半減する。
【0026】
他の実施例に対して考慮したことは、RAM 10Cの方法を、STS−48クロック周波数の他の倍数にさらに拡張して、より速い書き込み速度と、それに対応して一組の入力チャネルから並列で与えられる各組のデータを格納する多数の行とを必要とすることである。したがって、128入力チャネルの例の説明を続けると、128バイトの入力をRAMの3行に分割しRAMの幅を43バイトに、RAMの高さを48 * 3 = 144行にして、所定のRAMをSTS−48周波数の3倍で書き込んでもよい。このような場合、読み出しアドレスの符号化はより複雑になる。何故ならば、各行の入力バイト数が均等に割り切れないからである。さらに読み出しアドレスの符号化は、128バイトをRAMのバイト幅で割った商を求めることであり、列のアドレスは剰余である。本例においては、STS−48周波数の4倍でRAMが書き込まれる場合は、これらの制約は存在しない。何故ならば、128バイトは128/4 = 32行に均等に割り切れるからである。速度におけるさらなる増加に関するこの態様を結論づけると、さらに高いRAM書き込みクロック周波数に関するある種の他の例の場合でも、RAM内の行の全数は、クロック周波数の増加と同じ倍数(たとえば、前の例では3倍)で増加し、列の数は、クロック周波数の増加と同じ倍数で割られたクロックサイクルの入力バイト数によって形成される商の次の最大の整数に等しい(たとえば、同じ前の例における128/3 = 42.6は43に丸められる)。
【0027】
図7のRAM 10Cに関する他の検討条件として、この好適実施例は、バスBによって与えられる311.04MHzのSTS−1データ・バイト・レートに比例してRAM書き込み速度を増加させる(たとえば2倍にする)が、外部速度(off−chip speed)の倍数でRAM 10Cを書き込むためには、RAM 10Cに関連する入力回路に対してつくることができる変形が存在する。たとえば、外部のSTS−1バイト・データ・レートは311.04MHzであり、これが311.04MHzの各サイクル中に1,024ビットを与えるが、一代替実施例におけるRAM 10Cは、512ビットの内部バスから622.08 MHzのレートで書き込まれる。他の代替方法として、RAM 10Cは、各書き込み動作でバスBから1,024ビットの半分を選択するように接続されるマルチプレクサから書き込まれてもよいので、これらの選択されたビットはRAM 10Cの行に書き込まれる。さらに別の代替方法は、当業者によって与えられるかもしれない。
【0028】
図8は、前の実施例の中のRAMを交換することによって、前の実施例のいずれかと組み合わせて用いられ別の代替可能なシステムの実施例を追加することができる代替可能なRAM 10Dを示している。前の実施例と同様であるとして、図7のRAM 10Dと同様、RAM 10Bは512の列と96の行を含み、RAM 10D全体としては、バイトSO0,0からバイトS470,127として図7に示す6,144バイトを格納することを想起されたい。しかし、RAM 10Dの512列は、図7のRAM 10Cに対して示したように、順番通り方向付けした(sequentially−oriented)バイトを含まない。この理由は、本明細書で説明したシステムは、各RAMに対して一度に512ビット(以前は1,024ビット)を書き込むが、優先権は最終的に1つの8ビット・バイトを出力することであることに本発明者が気づいたからである。したがって、出力寸法(output dimension)は、入力寸法よりも小さい。対照的に、先行技術によるRAMの書き込み出力寸法は読み出し出力寸法と同じである。つまり、一回の読み出し動作で読み出される列数と、一回の書き込み動作でこの種RAMに書き込まれる列数とは同じなのが普通である。これらの観察の結果として、以下に詳細に説明するように、RAM 10Dは、自身の書き込みサイズに比例して自身の読み出しサイズを削減し、外部ハードウエアの条件を緩和するように構成される。
【0029】
例としてRAM 10Dの行0に注目すると、ここでもRAM 10Dは64個のバイト列0からバイト列63までを含むので、各行は合計512ビットに等しい合計64バイトの情報を格納する。しかし、RAM 10Dの場合、第1の8バイト列(つまり、第1の64ビット)は、その行に沿って格納される64バイトの各情報ごとにビット0を格納する。したがって、上記と同じ約束事を用いると、行0の第1の64列は、バイトS00,0からバイトS00,63までのビット0を格納する。換言すると、RAM 10Dが8個の等しいサイズの縦方向スライスで形成されていると考えられるならば、各スライスは、行に沿って格納された合計64バイトに対して同じビット位置を格納するので、図8のこのような第1のスライスSLは、バイトS00,0からバイトS00,63までの64バイトのビット0を格納する。同様に、このような第2のスライス(図8では完全に示されていない)は、バイトS00,0からバイトS00,63までの64バイトのビット1を格納し、以下同様に第8のスライスSLは、バイトS00,0からバイトS00,63までの64バイトのビット7を格納する。このように格納する理由は以下の説明で理解される。
【0030】
RAM 10Dの他の態様においては、RAM 10Dの列はグループ化され、このような各グループは対応する1つの出力マルチプレクサの入力に接続される。この好適実施例における各グループは16列から構成されており、当業者に公知のとおり、通常、このような列は、相補信号(complementarysignal)または差動信号を用いる一対の信号を介して与えられる(ただし、説明を簡単にするため図中では1つの列として示されている)。たとえば、スライスSLに注目すると、SLの第1の16列のグループは、入力として対応するマルチプレクサMに接続され、第2の16列のグループは、入力として対応するマルチプレクサMに接続され、第3の16列のグループは、入力として対応するマルチプレクサMに接続され、第4の16列のグループは、入力として対応するマルチプレクサMに接続される。さらなる例として、図8は、このような4つのグループを含む最終の第8のスライスSLの一部を示しており、これらのグループの4番目のグループは、入力として最終の対応するマルチプレクサM31に接続されているように示されている。したがって、RAM 10Dの全体について、合計32マルチプレクサが与えられ、各マルチプレクサの入力は16個あるので、合計512ビット列をRAMから集める。
【0031】
図8の描写を続けると、32マルチプレクサMからM31のそれぞれの出力は、入力として対応するセンス増幅器SAからSA31に接続される。センス増幅器は、RAM構造体の内部にあると決められているのが普通なので、マルチプレクサMからマルチプレクサM31も同じくRAM構造体の内部にあると言うことができる。図8に示すように、この好適実施例における4つのセンス増幅器の出力は、例として、出力マルチプレクサOMの出力に接続されたセンス増幅器SAからSAの出力で示されているように、1つの出力マルチプレクサへの入力としてグループ化されている。したがって、このパターンは残りのセンス増幅器に対して続いており、合計8つの出力マルチプレクサOMからOMを与える。
【0032】
RAM 10Dの書き込み動作とそれに関連する構造体は次の通りである。全体として、1サイクルで512ビットがRAM 10Dの行に書き込まれる。つまり、RAM 10Dのすべての列は1つの書き込みサイクルで書き込まれるので、望ましくは、このサイクル速度は、このシステムのSTS−48クロックサイクルのサイクル速度の2倍であることを想起されたい。さらに、行に沿ったRAM 10Dの入力ビットの構成は、全64バイトのビット0が、RAM 10Dの行の64列の第1のスライスSLに書き込まれ、全64バイトのビット1が、RAM 10Dの行の64列の第2のスライスSLに書き込まれ、以下同様に書き込まれるというようなことになっているのを、上記説明から想起されたい。この点について、このような構成は、前にはバスBとして示されており、図8ではB’と示されている部分の物理的配置を再構成することによって簡単に得られることに注意されたい。換言すると、もう一度1つの行に沿って64入力バイトが入力され、これらのバイトを交互に連結するのではなく、ビット位置0の全ビットの後にビット位置1の全ビットが続き、以下同様になるという上記説明の構成を達成するためにバスB’が接続される。STS−48クロックサイクルの2倍の速度である次のクロックサイクルにおいて行アドレスが増分されると、再び同じビット位置をグループ化することによって、次の512ビットが同じように書き込まれる。この処理は、RAM 10Dに6,144アイとのデータが完全に書き込まれるまで続行する。
【0033】
RAM 10Dの読み出し動作とそれに関連する構造は次の通りである。前の実施例と同様、所望のバイトに対する13ビットのアドレスがRAM 10Dに発行される。このアドレスビットの7ビットが、96行中の所望の1行のアドレスを指定するために用いられ、その行の複数の列がマルチプレクサMからM31に接続されると、これらのマルチプレクサのそれぞれは、16入力の1つを選択するために接続されることを想起されたい。したがって、同じ組の4つのアドレスビットは、マルチプレクサMからM31のそれぞれに接続される。これに応答して、各マルチプレクサは16入力中の1つだけを選択するので、1つの読み出しサイクルでRAM 10Dの32列だけ、つまり、マルチプレクサMからM31の1つごとに1列が読み出される。したがって、結果としてマルチプレクサMからM31は、合計32ビットを各自のセンス増幅器SAからSA31に与える。
各センス増幅器SAからSA31は当業者に公知のように動作して、各自の入力における差動入力電圧に基づいて論理値を確定する。たとえば、動作する場合、各マルチプレクサMからM31は1列(つまり、2つの差動信号)を選択して、各自の対応するセンス増幅器SAからSA31に対してその信号を出力する。これに応答して、センス増幅器は、感知した差動電圧(voltage differential)に基づいて対応するデジタル信号を出力する。したがって、各組の4つのセンス増幅器SAからSAx+3は、8出力マルチプレクサOMからOMの対応する1つに合計4入力を与える。したがって、最終的には、同じ組の2つの追加アドレスビットが出力マルチプレクサOMからOMのそれぞれに接続され、これに応答して、各出力マルチプレクサは合計8出力ビットに対する1ビットを出力する。
【0034】
図8のRAM 10Dについていくつかの観察を追加することができる。第1に、図示された例は、マルチプレクサの16の因子(つまり、各マルチプレクサに対する16列の入力)を与え、他の実施例は、1より大きいマルチプレクサ因子を用いてつくられる。いずれにしても、このようなマルチプレクサの使用は、所定の読み出しサイクル中に対応するセンス増幅器によって読み出される列の数を減少させ、センス増幅器によって出力される対応ビット数とともに、センス増幅器の数を減少させる。その上、センス増幅器の数が減少すると、センス増幅器の配置間隔(layout pitch)をより大きくすることが可能になるので回路配置の能率が向上する。
【0035】
上記観察から、上記実施例は、各入力チャネルが交互配置されたデータ・ストリームを運ぶ複数の入力チャネルからのデータを、複数の出力チャネルの組の任意の1つに迅速にスイッチする多数の代替方法を提供することを理解することができる。その上、各種の上記方法を組み合わせて、複雑性やコストのような設計基準を最小化することができる。要約すると、次に示す1つの例の中にこれらの方法を記載できるとともに、組み合わせることができる。空間・時間スイッチは、STS−xデータに対してNin個の入力チャネルと、NOUT個の出力チャネルとが備えられており、この場合のSTS−xデータは、6.48 MHzのx倍のシステム・クロック周波数で与えられる。望ましくは、このスイッチは複数のRAMを含み、各RAMは6.48x MHzのシステム・クロックよりKW倍速い速度で書き込まれ、さらに各RAMは6.48x MHzのシステム・クロックよりKR倍速い速度で読み出される。このスイッチは、各ユニットがKR個のデータの出力チャネルに対してデータを出力するx/KR個のスイッチユニットを実現する。Nin個の入力チャネルは、Nin掛ける8ビットの1つの入力バスに結合されるので、入力は全ビットの連結であってもよいし、同じビット位置のビットをグループにしてもよい。各スイッチユニットごとに2つの(つまりピンとポン)RAMが存在し、Wを8の倍数でかつ可及的小さい数として、Wビットのセンス増幅器からの読み出しデータ出力幅を備えた各RAMのサイズは、KW行のx倍に、8/KWビットのNin倍を掛けたものである。またスイッチユニットごとに、KR語のx倍に、AW = log(Nin x x)ビットを掛けたサイズの接続メモリが与えられる。ピンポン書き込み/読み出し動作が実行されて、xサイクル中に各ユニットの第1のRAMが複数回書き込まれ、xサイクル中に各ユニットの第2のRAMが複数回読み出されると、次のxサイクルの各サイクル中に第1のRAMが複数回読み出され、第2のRAMが複数回書き込まれるように、この処理を反転する。読み出しと書き込みが複数回なされるということは次の通りである。ユニットRAMの1つに対する書き込み動作の合計xサイクルの過程で、ソースとしてNin×8ビットの書き込みデータ・バスを用いて各クロックサイクル中に(Nin x 8)/KWビットが書き込まれ、各クロックサイクル中に書き込みアドレスKWが増分される。xサイクル中のRAMの読み出し動作については、各クロックサイクル中にWビットがRAMからKR回読み出される。この動作は、クロックサイクルごとに接続メモリをKR回読み出す(代替的には、より広い接続メモリをクロックサイクルごとに1回読み出し、サイクルごとにKR回その出力を多重化する)ことによって、RAMに対して読み出しアドレスを与え、さらにサイクルごとに1回、接続メモリの読み出しアドレスを増分することによって達成される。各出力がWビット幅であるRAMのKR個の出力の各出力に対するそれらのWビットは、そのWビットを8ビットの量に逆多重化(multiplex down)して、そのユニットに対応するKR個の出力チャネルの1つに対してデータを与えるように出力マルチプレクサに接続される。
【0036】
これまでの記述により、好適実施例の中に含まれる各種の代替方法を示してきた。当業者は、これらの代替方法から、それらが提供する多数の利点を理解すべきである。たとえば、各入力チャネルが交互配置されたデータ・ストリームを運ぶマルチ入力チャネルからのデータを、マルチ出力チャネルの組の任意の1つに迅速にスイッチするように動作するランダム・アクセス・メモリ・スイッチング構造体が提供されている。このような構造体は、各タイム・スロットが等しいサイズのデータ量(たとえば、バイト)を収容するように決められている各種形式のタイム・スロットに分割されたデータに関して実現される。このような構造体は、光通信を含むとともに各種規格(たとえば、SONET、SDH)を用いる各種接点で用いられうる。そのほか、上に説明した各種態様を用い、望ましくは1つの集積回路上にマルチRAMを含めることによって、効率的な装置をつくることができ、この場合、その集積回路は、他の関連回路とともに、説明したスイッチング機能を達成するためのコアとして用いられる。その上、実行可能性とともに製造可能性における大きな効率性が達成される。最後に、上で与えられた多数の方法は、本実施例を詳細に説明しきたが、特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲から逸脱することなく、上記説明に対して様々な置き換え、修正または変更をつくることがことができることを示している。
【0037】
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
(1)同じ時限中に、各データ・ストリームが複数の同じサイズのデータ量を含む、前記複数のデータ・ストリームを受信する少なくとも1つの入力と、
複数のアドレス指定可能なメモリの各々が複数の単一ポート・メモリ・セルを含む、前記複数のアドレス指定可能なメモリと、
第1の時限中に、前記複数のアドレス指定可能なメモリの各々の中に、前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを書き込む回路と、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれ各1つに結合され、第2の時限中に、前記それぞれのアドレス指定可能なメモリからいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに対し前記読み出したデータ量を交互に出力する読み出し回路と、
を含むデータ・スイッチング回路。
【0038】
(2)同じ時限中に、各データ・ストリームが複数の同じサイズのデータ量を含む、前記複数のデータ・ストリームを受信する少なくとも1つの入力と、
複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれが複数のメモリ・セルを含む、前記複数のアドレス指定可能なメモリと、
第1の時限中に、前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれの中に、前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを書き込む回路と、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれ各1つに結合され、第2の時限中に、前記それぞれのアドレス指定可能なメモリからいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに対し前記読み出したデータ量を交互に出力する読み出し回路と、
を含むデータ・スイッチング回路において、
Mは1より大きい整数であり、
前記データ・ストリームのそれぞれは、整数NTS個のタイム・スロットから成り、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれは、MのNTS倍に等しい数の行から成り、
前記複数のデータ・ストリームは、整数Nin個のデータ・ストリームから成り、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれは、Mで除したNinに等しい商の端数を切り上げた整数に等しい数の列から成り、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれは、前記メモリ・セルを含む、整数N個の列から成り、
前記書き込む回路は、前記整数N個の列のそれぞれに同時にデータを書き込み、
前記読み出し回路は、
センス増幅器回路と、
前記整数N個の列のグループと、前記センス増幅器のグループの間に接続されたスイッチング回路であって、前記スイッチング回路が接続される前記グループのそれぞれからのサブセットの列を選択し、前記選択したサブセットからの信号を前記センス増幅器に与えるように動作可能な前記スイッチング回路と、
を含む前記データ・スイッチング回路。
【0039】
(3)同じ時限中に、各データ・ストリームが複数の同じサイズのデータ量を含む、前記複数のデータ・ストリームを受信する少なくとも1つの入力と、
複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれが、メモリ・セルを含む整数N個の列から成る、前記複数のアドレス指定可能なメモリと、
第1の時限中に、前記複数のアドレス指定可能なメモリの中に、前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを書き込む回路であって、前記整数N個の列のそれぞれに対して、同時にデータを書き込む前記書き込む回路と、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれの各1つに結合され、第2の時限中に、前記それぞれのアドレス指定可能なメモリからいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに前記読み出したデータ量を交互に出力する読み出し回路であって、
センス増幅器と、
前記整数N個の列のグループと、前記センス増幅器のグループの間に接続されたスイッチング回路であって、前記スイッチング回路が接続される前記グループのそれぞれからのサブセットの列を選択し、前記選択したサブセットからの信号を前記センス増幅器に与えるように動作可能な前記スイッチング回路と、
を含む前記データ・スイッチング回路。
【0040】
(4)同じ時限中に、各データ・ストリームが複数の同じサイズのデータ量を含む、前記複数のデータ・ストリームを受信する少なくとも1つの入力と、
複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれが複数のメモリ・セルを含む、前記複数のアドレス指定可能なメモリと、
第1の時限中に、前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれの中に、前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを書き込む回路と、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれ各1つに結合され、第2の時限中に、前記それぞれのアドレス指定可能なメモリからいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに対し前記読み出したデータ量を交互に出力する読み出し回路と、
を含むデータ・スイッチング回路において、
Mは1より大きい整数であり、
前記データ・ストリームのそれぞれは、整数NTS個のタイム・スロットから成り、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれは、MのNTS倍に等しい数の行から成り、
前記複数のデータ・ストリームは、整数Nin個のデータ・ストリームから成り、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれは、Mで除したNinに等しい商の端数を切り上げた整数に等しい数の列から成る、
前記データ・スイッチング回路。
【0041】
(5)同じ時限中に、データ・ストリームのそれぞれが複数の同じサイズのデータ量を含み、外部周波数で外部から前記データ・スイッチング回路に向けて伝達される前記複数のデータ・ストリームを受信する少なくとも1つの入力と、
同じ集積回路上に形成され、行のそれぞれが複数のメモリ・セルを含む同じ数の行を含む、前記複数のアドレス指定可能なメモリと、
第1の時限中に、前記複数のアドレス指定可能なメモリに、前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを、前記外部周波数より高い周波数で書き込む回路と、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれの各1つに結合され、第2の時限中に、前記それぞれのアドレス指定可能なメモリからいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに前記読み出したデータ量を交互に出力する読み出し回路と、
を含むデータ・スイッチング回路。
【0042】
(6)同じ時限中に、各データ・ストリームが複数の同じサイズのデータ量を含む、前記複数のデータ・ストリームを受信する少なくとも1つの入力と、
複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれが複数のメモリ・セルを含む、前記複数のアドレス指定可能なメモリと、
第1の時限中に、前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれの中に、前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを書き込む回路と、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれ各1つに結合され、第2の時限中に、前記それぞれのアドレス指定可能なメモリからいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに対し前記読み出したデータ量を交互に出力する読み出し回路と、
を含むデータ・スイッチング回路において、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれは、Mで除したNinに等しい商の端数を切り上げた整数に等しい数の列から成り、
前記書き込む回路は、前記整数N個の列のそれぞれに同時にデータを書き込み、
前記読み出し回路は、
センス増幅器回路と、
前記整数N個の列のグループと、前記センス増幅器のグループの間に接続されたスイッチング回路であって、前記スイッチング回路が接続される前記グループのそれぞれからのサブセットの列を選択し、前記選択したサブセットからの信号を前記センス増幅器に与えるように動作可能な前記スイッチング回路と、
を含む前記データ・スイッチング回路。
【0043】
(7)同じ時限中に、各データ・ストリームが複数の同じサイズのデータ量を含む、複数のデータ・ストリームを受信し、
第1の時限中に、複数のアドレス指定可能なメモリの各々が複数の単一ポート・メモリ・セルを含む、前記複数のアドレス指定可能なメモリの各々の中に、前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを書き込み、
第2の時限中に、前記アドレス指定可能なメモリのそれぞれからいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに対し前記読み出したデータ量を交互に出力する、
ことを含む、データをスイッチする方法。
【0044】
(8)同じ時限中に、各データ・ストリームが複数の同じサイズのデータ量を含む、前記複数のデータ・ストリームを受信し、
第1の時限中に、複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれが複数のメモリ・セルを含む、前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれの中に、前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを書き込み、
第2の時限中に、前記アドレス指定可能なメモリのそれぞれ1つからいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに対し前記読み出したデータ量を交互に出力する、
ことを含む、データをスイッチする方法において、
Mは1より大きい整数であり、
前記データ・ストリームのそれぞれは、整数NTS個のタイム・スロットから成り、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれは、MのNTS倍に等しい数の行から成り、
前記複数のデータ・ストリームは、整数Nin個のデータ・ストリームから成り、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれは、Mで除したNinに等しい商の端数を切り上げた整数に等しい数の列から成り、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれは、前記メモリ・セルを含む、整数N個の列から成り、
前記書き込むステップは、前記メモリ・セルを含む前記整数N個の列のそれぞれに同時にデータを書き込み、
前記読み出しステップは、複数のグループのそれぞれからサブセットの列を選択し、前記選択したサブセットからの信号を前記センス増幅器に与える、
ことを含む前記方法。
【0045】
(9)同じ時限中に、データ・ストリームのそれぞれが複数の同じサイズのデータ量を含む複数のデータ・ストリームを受信し、
第1の時限中に、複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれが、メモリ・セルを含むN個の列から成る、前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれの中に、前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを書き込み、同時に前記書き込みステップは、整数N個の列のそれぞれにデータを書き込み、
第2の時限中に、アドレス指定可能なメモリのそれぞれからいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに前記読み出したデータ量を交互に出力し、前記読み込みステップは、複数のグループのそれぞれから列を選択し、前記選択したサブセットの列からの信号をセンス増幅器に与える、
ことを含む、データをスイッチする方法
【0046】
(10)同じ時限中に、各データ・ストリームが複数の同じサイズのデータ量を含む、前記複数のデータ・ストリームを受信し、
第1の時限中に、複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれが複数のメモリ・セルを含む、前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれの中に、前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを書き込み、
第2の時限中に、前記アドレス指定可能なメモリのそれぞれ1つからいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに対し前記読み出したデータ量を交互に出力する、
ことを含む、データをスイッチする方法において、
Mは1より大きい整数であり、
前記データ・ストリームのそれぞれは、整数NTS個のタイム・スロットから成り、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれは、MのNTS倍に等しい数の行から成り、
前記複数のデータ・ストリームは、整数Nin個のデータ・ストリームから成り、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれは、Mで除したNinに等しい商の端数を切り上げた整数に等しい数の列から成る、
前記方法。
【0047】
(11)同じ時限中に、各データ・ストリームが複数の同じサイズのデータ量を含み、外部周波数で外部から前記データ・スイッチング回路に向けて伝達される前記複数のデータ・ストリームを受信し、
前記アドレス指定可能なメモリが同じ集積回路上に形成され、各行が複数のメモリ・セルを含む同じ数の行を含む前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれの中に、第1の時限中に前記外部周波数より高い周波数で前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを書き込み、
第2の時限中に、前記アドレス指定可能なメモリからそれぞれいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに前記読み出したデータ量を交互に出力する、
ことを含む、データをスイッチする方法
【0048】
(12)同じ時限中に、各データ・ストリームが複数の同じサイズのデータ量を含む、前記複数のデータ・ストリームを受信し、
第1の時限中に、複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれが複数のメモリ・セルを含む、前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれの中に、前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを書き込み、
第2の時限中に、前記アドレス指定可能なメモリのそれぞれ1つからいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに対し前記読み出したデータ量を交互に出力する、
ことを含む、データをスイッチする方法において、
前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれは、前記メモリ・セルを含む、整数N個の列から成り、
前記書き込むステップは、前記メモリ・セルを含む前記整数N個の列のそれぞれに同時にデータを書き込み、
前記読み出しステップは、複数のグループのそれぞれからサブセットの列を選択し、前記選択したサブセットからの信号を前記センス増幅器に与える、
ことを含む前記方法。
【0049】
(13)データ・スイッチング回路(10)。本データ・スイッチング回路は、同一時限中に複数のデータ・ストリーム(ICH0〜ICH127)を受信する、少なくとも1つの入力(10in)を含む。各データ・ストリームは複数の同サイズのデータ量を含む。このデータ・スイッチング回路は、複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれが、複数のメモリ・セルを含む複数のアドレス指定可能なメモリ(10)をさらに含む。データ・スイッチング回路は、第1の時限中にデータ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれの中に書き込む回路(11)を含む。最後に、データ・スイッチング回路は、複数のアドレス指定可能なメモリの各1つにそれぞれ接続され、第2の時限中にそれぞれのアドレス指定可能なメモリからいくつかのデータ量を読み出して、その読み出したデータ量を出力チャネルに出力する読み出し回路(13,14)をさらに含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知のSTS−1フォーマットのデータ・ストリームを示す図である。
【図2】128個の入力チャネルの各チャネルごとの1つのSTS−1バイト間隔に対する時間系列を示す図である。
【図3】全体を「10」で示し、それぞれが48個の異なるストリームからの1バイトのデータを与える、28個の入力チャネルからのデータを格納する第1のRAMの内容を示す図である。
【図4】一好適実施例に従って、RAM 10とそれに関連する図3の構造体を、合計128回複製するスイッチング・システム100を示す図である。
【図5】他の実施例によるピンポンRAM構造体を実装し、本明細書で詳細が説明されている他の各種のRAMの代わりに使用できるユニット10Uを示す図である。
【図6】他の好適実施例によるスイッチング・システム110を示す図であって、システム110のRAMは図4のRAMの2倍の速度で読み出され、各RAMが図4と比べて出力チャネルの数の2倍(または他の複数倍)をサポートすることを可能にすることを示す図である。
【図7】前に示した実施例のいずれかと組み合わせて使用できる代替可能なRAM 10Cを示す図であって、RAM 10Cは図4のRAMの2倍の速度で書き込まれるので、RAM 10Cは、図4のRAMの列の数の半分(または「1」より小さい分数)の列と、行の数の2倍(または他の複数倍)の行を含むことを示す図である。
【図8】前に示した実施例のいずれかと組み合わせて使用できる代替可能なRAM 10Dを示す図であって、RAM 10Dは、異なるデータ方向と、増幅を感知する前に、複数の(たとえば、16)のRAMの列をそれぞれの内部マルチプレクサにグループ化することとを含むことを示す図である。
【符号の説明】
10 RAM
10’、10’、10’ 64個用いる場合のRAM(64RAMs)
10、10、10127 128個用いる場合のRAM(128RAMs)
10a、10b ピンポンRAM
10C、10D 変更が加えられたRAM
11 アドレス増分・書き込み回路
11、11、163 64RAMsを用いる場合のアドレス増分・書き込み回路
11、11、11127 128RAMsを用いる場合のアドレス増分・書き込み回路
12 接続メモリ
12、12、1263 64RAMsを用いる場合の接続メモリ
12、12、12127 128RAMsを用いる場合の接続メモリ
13 読み出し回路
13、13、1363 64RAMsを用いる場合の読み出し回路
13、13、13127 128RAMsを用いる場合の読み出し回路
14 マルチプレクサ(読み出し回路)
14、14、1463 64RAMsを用いる場合のマルチプレクサ(読み出し回路)
14、14、14127 128RAMsを用いる場合のマルチプレクサ(読み出し回路)
15 出力マルチプレクサ
18、1863 スイッチ
100、110 システム(IC)

Claims (2)

  1. 同じ時限中に、各データ・ストリームが複数の同じサイズのデータ量を含む、前記複数のデータ・ストリームを受信する少なくとも1つの入力と、
    複数のアドレス指定可能なメモリの各々が複数の単一ポート・メモリ・セルを含む、前記複数のアドレス指定可能なメモリと、
    第1の時限中に、前記複数のアドレス指定可能なメモリの各々の中に、前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを書き込む回路と、
    前記複数のアドレス指定可能なメモリのそれぞれ各1つに結合され、第2の時限中に、前記それぞれのアドレス指定可能なメモリからいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに対し前記読み出したデータ量を交互に出力する読み出し回路と、
    を含むデータ・スイッチング回路。
  2. 同じ時限中に、各データ・ストリームが複数の同じサイズのデータ量を含む、複数のデータ・ストリームを受信し、
    第1の時限中に、複数のアドレス指定可能なメモリの各々が複数の単一ポート・メモリ・セルを含む、前記複数のアドレス指定可能なメモリの各々の中に、前記データ・ストリームによって与えられた同じ組のデータ量のコピーを書き込み、
    第2の時限中に、前記アドレス指定可能なメモリのそれぞれからいくつかのデータ量を読み出して、それぞれマルチ出力チャネルに対し前記読み出したデータ量を交互に出力する、
    ことを含む、データをスイッチする方法。
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