JP2004071526A - キャンドル用遠隔点火装置及びキャンドル点火演出方法 - Google Patents
キャンドル用遠隔点火装置及びキャンドル点火演出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004071526A JP2004071526A JP2002264797A JP2002264797A JP2004071526A JP 2004071526 A JP2004071526 A JP 2004071526A JP 2002264797 A JP2002264797 A JP 2002264797A JP 2002264797 A JP2002264797 A JP 2002264797A JP 2004071526 A JP2004071526 A JP 2004071526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telephone
- control mechanism
- candle
- signal
- electric signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V35/00—Candle holders
Abstract
【課題】遠隔地の人にも行事に参加する意味付けとして、電話回線を通してキャンドルに点火する遠隔点火装置及び点火演出方法を提供することにある。
【解決手段】無線又は有線電話機で発した電話信号を受信用電話機で受信し、その着信信号を信号変換機構部で電気信号に変換し、制御機構部で増幅するか、又は着信電気信号を直接制御機構部で増幅し、その制御機構部を経た電気信号で点火装置を作動させ、キャンドル燃焼芯に点火するものである。また、必要に応じて制御機構部で別に用意した照明制御機構や音声・映像制御機構を作動させるキャンドル用遠隔点火装置である。それによって、親しき人への思いを深め、特別な意味付けと、癒しの気持ちを抱かせることが出来る。
【選択図】 図1
【解決手段】無線又は有線電話機で発した電話信号を受信用電話機で受信し、その着信信号を信号変換機構部で電気信号に変換し、制御機構部で増幅するか、又は着信電気信号を直接制御機構部で増幅し、その制御機構部を経た電気信号で点火装置を作動させ、キャンドル燃焼芯に点火するものである。また、必要に応じて制御機構部で別に用意した照明制御機構や音声・映像制御機構を作動させるキャンドル用遠隔点火装置である。それによって、親しき人への思いを深め、特別な意味付けと、癒しの気持ちを抱かせることが出来る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
本発明は、冠婚葬祭の会場やパーティ会場あるいは各種イベント会場に、遠隔地に居る人のために、また、都合で出席されない人のために、会場に設置したキャンドルに点火することで感動を分かち合うことの出来るキャンドル用遠隔点火装置およびその点火演出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、冠婚葬祭の会場に列席したり、パーティ会場やイベント会場に参加することが出来ない人にとって意志を示す手段は、もっぱら音声を記録した媒体や電報に頼る以外にはなかった。しかし、そうした人達でもより密接に行事に関与出来ることを望むものであり、そうした願望を少しでも満たすために、本願出願人は冠婚葬祭の行事をはじめとし、多くの行事にはキャンドルが用いられることに着目し、キャンドルの点火方法について鋭意検討を重ねてきた。すなわち、結婚披露宴やパーティなどの会場で使用する多数のキャンドルからなるキャンドル群の燃焼芯を導火線で連結し、その導火線の一端に点火するキャンドル用点火装置としては、市販の電気器具用無線式リモートコントロールの無線発振器と受信機を組み合わせ、受信機に接続した発火部材を発火させてキャンドルに点火するキャンドル用点火装置を特開2002−130673号公報に提案した。その他にも、電波式の送信機と受信機を一対としたリモートコントロールでマイクロスイッチを作動させ、電熱プラグを加熱し、導火線に着火して点火するパーティー演出装置が特開平8−84378号公報に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の点火装置では微弱電波やレーザー光、超音波などを用いたリモートコントロール操作による点火法で、操作が出来る範囲はごく限られた近距離であって、数キロメートル以上離れた場所や世界各地の場所あるいはビルデングなどの建築物内外でリモートコントロール操作が出来ない場所などの遠隔地に居る人にとっては、行事に出席出来ない場合には意志を表す有効な手段がなかった。そうした場合、縁者にとっては、会場のキャンドルの1本でも点火することが出来て、望むならそのときの表情が会場で見られたら一層親近感が高まるものと考え、近年多機能化した電話機の利用、とりわけ携帯電話機やPHS電話機、ポケットベル方式の通信機(以下、これらの移動方式の通信手段を本発明では単に『携帯電話機』と称すものとする)やインターネット通信手段を使用した電話機や電話回線の利用を試みた。しかし、携帯電話機は通信方式や機種の多さに加えて、多様な通信信号であるため、不特定の携帯電話機を利用した点火装置の開発には課題があった。一方、有線電話機は固定電話機が主体であるが、固定電話機は携帯電話機のように津々浦々に設置されている訳でもなく、架電利用者の制約が大きいばかりではなく、一方の受電側もその都度設置替えや電話機の形態上の不便さがあり、設置場所にも制約が生ずるなどの課題があった。
【0004】
本発明の目的は、無線又は有線電話機の電話回線を使った通信手段で、遠隔地(通常のリモートコントロール方式で制御出来る範囲外の地を本発明では『遠隔地』と称するものとする)の人が冠婚葬祭などの会場に置かれたキャンドルに点火し、その感動を共有することができるキャンドル用遠隔点火装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、無線又は有線電話機で発した電話信号を受信用電話機で受信し、該受信用電話機の電気信号を制御機構部の増幅回路を経て点火装置を作動させ、キャンドル燃焼芯に点火し、必要に応じて制御機構部の電気信号で別に用意した照明制御機構、音声制御機構を作動させることを特徴とするキャンドル用遠隔点火装置である。
【0006】
また、本発明は、無線又は有線電話機で発した電話信号を受信用電話機で受信し、該電話機の着信信号を信号変換機構部で電気信号に変換し、該電気信号は制御機構部の増幅回路を経て点火装置を作動させ、キャンドル燃焼芯に点火し、必要に応じて制御機構部の電気信号で別に用意した照明制御機構、音声制御機構を作動させることを特徴とするキャンドル用遠隔点火装置である。
【0007】
また、本発明は、上記の信号変換機構部が、電話機の着信信号の振動及び/又は音圧で物体が物理的に変位を起こし、落下又は衝突で生じた音を集音し、電気信号に変換するキャンドル用遠隔点火装置である。
【0008】
また、本発明は、上記の受信用電話機が、携帯電話機であるキャンドル用遠隔点火装置である。
【0009】
また、本発明は、無線又は有線電話機で発した電話信号を受信用電話機で受信し、該受信用電話機の電気信号を制御機構部に導入し、又は該電話機の着信信号を信号変換機構部で電気信号に変換して制御機構部に導入し、該制御機構部の増幅回路で増幅し、その電気信号で点火装置を作動させてキャンドル燃焼芯に取り付けた点火器で点火し、必要に応じて制御機構部の電気信号で別に用意した照明制御機構及び/又は音声制御機構を作動させることを特徴とするキャンドル点火演出方法である。
【0010】
また、本発明は、上記の信号変換機構部が、電話機の着信信号の振動及び/又は音圧で物体が物理的に変位を起こし、落下又は衝突で生じた音を集音し、電気信号に変換する請求項5記載のキャンドル点火演出方法である。
【0011】
更に、本発明は、上記の受信用電話機が、携帯電話機であるキャンドル点火演出方法である。
【0012】
すなわち、本発明で使用するキャンドル用遠隔点火装置は、通常のリモートコントロール方式で制御出来る範囲外の遠隔地と無線又は有線電話機で結び、電話機の発した電話信号を受信用電話機(1)で受信し、着信音、着信振動、着信発光などの信号を発して着信を知らせるが、これらの着信信号は電話回線の方式や電話機の機種で異なる多様な着信信号形態である。それに対応するために信号変換機構部(3)を設けて、着信信号を電気信号に変換する。その着信信号の変換方法は、例えば、▲1▼マイクロホンや音声感知センサーあるいは振動感知センサーで捕らえられる着信音や着信振動は信号変換機構部で電気信号に変換し、制御機構部(4)で一定の強度の電気信号に増幅する方法、▲2▼着信発光を光センサーで捕らえたり、着信で変化する磁気を磁気センサーで捕らえた着信信号は信号変換機構部で電気信号に変換し、制御機構部で一定の強度の電気信号に増幅する方法などであり、これらの変換方法は、受信用電話機とマイクロホンや各種センサーを接触又は近接させて設置するか、又はカプラーを介して電話機から発する着信信号を電気信号にして間接的に取り出す方法である。一方、受信用電話機から電気信号を直接取り出すことも出来る。その場合には、▲3▼受信用電話機の回線又は受信用電話機の接続端子から直接電気信号を取り出し、制御機構部で一定の強度の電気信号に増幅する方法でもよい。
【0013】
また、不特定多数の電話機に広く対応出来る方法として、上述の着信信号を電気信号に変換する信号変換機構部の一例として、▲4▼僅かな音圧や振動で物理的に変位を起こす物体の移動、例えば、平滑面上に載置した物体が転がり、滑りなどの変位を起こし、移動した物体の落下又は他の物体との衝突で生じた音を集音し、電気信号に変換する方法、▲5▼物体の変位、例えば、物体の転がり、滑りによる変位で生じた光の遮断あるいは光の透過などの変化を捕らえて電気信号に変換する方法、▲6▼光源と振子を組み合わせて、着信信号で生ずる振子の動きの変化を光の変化で捕らえて電気信号に変換する方法などが無難な信号変換方法である。
【0014】
上記の信号変換機構部で得た電気信号は制御機構部で一定の強度の電気信号に増幅し、点火装置のリレーを作動させ、キャンドルの燃焼芯に取り付けた点火器で点火するものである。一方、制御機構部では、点火装置の点火作動時間の制御をしたり、更に、例えば、電話回線から同時に取り出した音声を放送したり、映像(例えば、インターネットの画像、伝言文字や音声)を放映する音声制御や映像制御を行い、更に、電源の管理、作動制御などを行い、また、別に用意した照明装置や電光掲示装置などの電源制御や予め用意した声の便りや音楽などの音声制御などを行うものである。
【0015】
電気信号で作動する点火装置(5)の電源(6)は、例えば、別に設けた電池又は売電を所望する電圧・電流に変換した電源、あるいは信号変換機構部や制御機構部で使用する電源を用いる。一方、点火方法は、キャンドル燃焼芯(11)に取り付けた点火器(8)に装着した電熱線の加熱による点火方法、また、制御機構部で一定の強度に増幅した電気信号を、更に、▲1▼パルス発振回路を経て少なくとも10KVのパルス高電圧、好ましくは15〜30KVのパルス放電高電圧を得る。又は、▲2▼高電圧発生器(例えば、イグニッショントランス回路)を経て少なくとも10KVのパルス高電圧、好ましくは15〜30KVのパルス放電高電圧を得る。そして、キャンドル燃焼芯(11)を中にして取り付けた放電電極の点火器(8)で放電点火する方法である。
【0016】
【作用】
本発明は、遠隔地で無線又は有線電話機で発した電話信号を受信用電話機で受信し、▲1▼その着信電気信号を直接取り出す方法、▲2▼着信音、着信振動などの着信信号を信号変換機構部で物理的に変位を起こす物体の落下又は衝突によって発した音を集音して電気信号に変換する方法、▲3▼着信発光の揺らぎ又は振子の振幅運動とビーム光を組み合わせた光の変化を電気信号に変換する方法などのいずれかで得た電気信号を制御機構部で増幅して点火装置を作動させ、キャンドル燃焼芯に取り付けた点火器で点火するものである。更に、制御機構部には電気信号で作動し、制御する端子を設け、別に用意した照明装置や音声・映像装置の電源管理や作動の制御を行うものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のキャンドル用遠隔点火装置を図面及び実施例で具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0018】
図1は、本発明のキャンドル用遠隔点火装置の構成図であり、遠隔地で発した無線又は有線電話機からの信号を受信用電話機(1)で受信し、その電話機で発する着信信号、例えば、着信音、着信振動、着信発光などの信号はコントロール部(2)の信号変換機構部(3)で電気信号に変換する、例えば、着信音や着信振動の場合は、物理的に変位を起こす物体の落下又は衝突を利用して発した音を集音して電気信号に変換する方法、着信発光の場合は、光の揺らぎ又は光の遮断あるいは透過など光を利用して電気信号に変換する方法などの作動を行う。変換された電気信号は制御機構部(4)で増幅する。又は、受信用電話機で受信した電気信号を制御機構部(4)に直接接続して増幅する。そして、増幅された電気信号で点火装置(5)の電源回路(6)を作動させ、キャンドル(10)の燃焼芯(11)に取り付けた点火器(8)で点火する機構とした構成である。(7)は点火器を取り付けたスタンド、(9)は制御機構部に取り付けた外部接続用端子である。
【0019】
図2は、本発明のキャンドル用遠隔点火装置で装飾キャンドルに点火する点火機構の模式図であり、点火する装飾キャンドルは主キャンドル(10)の燃焼芯(11)と点火器(8)の間に複数本の小キャンドル(12)を配設し、その小キャンドルの燃焼芯(13)を導火線(14)で連結して構成した装飾キャンドルである。この装飾キャンドルに点火する機構が、受信用電話機(1)で受信した着信信号はコントロール部(2)を経て増幅した電気信号で点火装置を作動させ、点火器(8)で導火線に点火し、その点火した火は導火線を伝わって、途中の小キャンドルの燃焼芯に次々と点火しつつ主キャンドルの燃焼芯に点火する装飾キャンドルの点火機構を示したものである。
【0020】
図3は、本発明の点火装置の点火器部分の模式図であり、図3−1は加熱体による点火部であり、図3−2は高電圧の放電火花による点火部である。
【0021】
【実施例1】
図1に示す大型キャンドルの点火において、点火装置の構成が、受信用電話機に携帯電話機(D会社)を用い、携帯電話機の発する着信信号を電気信号に変換する信号変換機構部が、幅約50mm、長さ150mmのガラス板を約20度の傾斜角を持たせて傾斜台に載せ、そのガラス板の高位に携帯電話機を載置する枠を設け、その中に携帯電話機入れ、一方の低位には、適度の粗面を有した約5〜10gの重さの平板状金属製物体を載置する。しかし、この金属製物体は特別なものではなく、例えば、身近にある10円硬貨や100円硬貨(約5g)あるいは500円硬貨(約7g)、又はナットや座金などでもよく作動する。しかしながら、パーティ会場で行う場合には手近な硬貨が親しみがわくので10円硬貨や100円硬貨を用いるのがよい。一方、金属製物体が落ちる高さ約50mm下に設置する板状体は、金属製物体が落ちて発する音が通常の音センサー又はマイクロホンで集音できるものであれば特に限定することはなく、例えば、木製板、表面樹脂加工した木製板、竹集成板、プラスチック板、金属板、ガラス板など手近の材料が用いられる。そして、これらの板状体の発する音はほぼ問題なく点火装置を作動させる音域に当たるが、使用会場の雰囲気によっては不快な金属音的な高音を発しないで十分な電気信号が得られる木製板又は木製加工板を希望される場合がある。そして、落下音は近くに設置したマイクロホンで集音し、電気信号に変換し、制御機構部で増幅し、点火装置のリレースイッチを作動させて電源を入れ、点火器のヒーター(石油ストーブ用点火ヒーターを使用した)を加熱してキャンドル燃焼芯に着火させる。
【0022】
この装置を当社(岡山県)の会議室に設置し、東京支社から予め定めた時間に架電させるべく準備し、携帯電話の受信信号は振動音として待機した。所定の時刻に設置した携帯電話機の着信音が鳴るとほぼ同時位に設置した10円硬貨が滑り落ち、木製板上へ落下した。その落下音とほぼ同時に点火器のヒーターが着火し、キャンドル燃焼芯に点火した。
【0023】
この点火装置を用いて、携帯電話機の機種を変更した試験、電話会社の変更と機種を変更した試験を行ったが、基本的な問題はなく、キャンドルに点火することが出来た。
【0024】
【実施例2】
披露宴会場に設置した携帯電話機に掛かって来た電話信号を、携帯電話機のイヤホン・マイクセット端子に回線を接続して取り出し、電話機の電気信号をコントロール部の制御機構部に導入して増幅し、図2に示す装飾キャンドルの点火装置を作動させた。点火装置の点火器で小キャンドル燃焼芯に張り巡らした導火線の一端に点火し、導火線を伝わって小キャンドルを次々に点火しつつ、主キャンドルの燃焼芯に点火した。一方、当方の様子は携帯電話付属のマイクロホンで相手に伝えることが出来ると共に、相手の話し声は制御機構部を経て周囲に放送することが出来たため、キャンドル点火の感動を共有することが出来た。
【0025】
【発明の効果】
本発明のキャンドル用遠隔点火装置は、特に冠婚葬祭において、遠隔地の人にも参加の機会を与え、親しい人への思いを深めると共に、会場に『自分で電話を掛けてキャンドルに点火した』という特別な意味付けと、癒しの気持ちを抱かせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャンドル用遠隔点火装置の模式図である。
【図2】本発明のキャンドル用遠隔点火装置で装飾キャンドルに点火する点火機構の模式図である。
【図3】本発明の点火装置の点火器部分の模式図である。
【符号の説明】
1 受信用電話機
2 コントロール部
3 信号変換機構部
4 制御機構部
5 スイッチ部
6 電源
7 配線スタンド
8 点火器
9 外部接続用端子
10 キャンドル
11 燃焼芯
12 小キャンドル
13 小キャンドルの燃焼芯
14 導火線
本発明は、冠婚葬祭の会場やパーティ会場あるいは各種イベント会場に、遠隔地に居る人のために、また、都合で出席されない人のために、会場に設置したキャンドルに点火することで感動を分かち合うことの出来るキャンドル用遠隔点火装置およびその点火演出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、冠婚葬祭の会場に列席したり、パーティ会場やイベント会場に参加することが出来ない人にとって意志を示す手段は、もっぱら音声を記録した媒体や電報に頼る以外にはなかった。しかし、そうした人達でもより密接に行事に関与出来ることを望むものであり、そうした願望を少しでも満たすために、本願出願人は冠婚葬祭の行事をはじめとし、多くの行事にはキャンドルが用いられることに着目し、キャンドルの点火方法について鋭意検討を重ねてきた。すなわち、結婚披露宴やパーティなどの会場で使用する多数のキャンドルからなるキャンドル群の燃焼芯を導火線で連結し、その導火線の一端に点火するキャンドル用点火装置としては、市販の電気器具用無線式リモートコントロールの無線発振器と受信機を組み合わせ、受信機に接続した発火部材を発火させてキャンドルに点火するキャンドル用点火装置を特開2002−130673号公報に提案した。その他にも、電波式の送信機と受信機を一対としたリモートコントロールでマイクロスイッチを作動させ、電熱プラグを加熱し、導火線に着火して点火するパーティー演出装置が特開平8−84378号公報に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の点火装置では微弱電波やレーザー光、超音波などを用いたリモートコントロール操作による点火法で、操作が出来る範囲はごく限られた近距離であって、数キロメートル以上離れた場所や世界各地の場所あるいはビルデングなどの建築物内外でリモートコントロール操作が出来ない場所などの遠隔地に居る人にとっては、行事に出席出来ない場合には意志を表す有効な手段がなかった。そうした場合、縁者にとっては、会場のキャンドルの1本でも点火することが出来て、望むならそのときの表情が会場で見られたら一層親近感が高まるものと考え、近年多機能化した電話機の利用、とりわけ携帯電話機やPHS電話機、ポケットベル方式の通信機(以下、これらの移動方式の通信手段を本発明では単に『携帯電話機』と称すものとする)やインターネット通信手段を使用した電話機や電話回線の利用を試みた。しかし、携帯電話機は通信方式や機種の多さに加えて、多様な通信信号であるため、不特定の携帯電話機を利用した点火装置の開発には課題があった。一方、有線電話機は固定電話機が主体であるが、固定電話機は携帯電話機のように津々浦々に設置されている訳でもなく、架電利用者の制約が大きいばかりではなく、一方の受電側もその都度設置替えや電話機の形態上の不便さがあり、設置場所にも制約が生ずるなどの課題があった。
【0004】
本発明の目的は、無線又は有線電話機の電話回線を使った通信手段で、遠隔地(通常のリモートコントロール方式で制御出来る範囲外の地を本発明では『遠隔地』と称するものとする)の人が冠婚葬祭などの会場に置かれたキャンドルに点火し、その感動を共有することができるキャンドル用遠隔点火装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、無線又は有線電話機で発した電話信号を受信用電話機で受信し、該受信用電話機の電気信号を制御機構部の増幅回路を経て点火装置を作動させ、キャンドル燃焼芯に点火し、必要に応じて制御機構部の電気信号で別に用意した照明制御機構、音声制御機構を作動させることを特徴とするキャンドル用遠隔点火装置である。
【0006】
また、本発明は、無線又は有線電話機で発した電話信号を受信用電話機で受信し、該電話機の着信信号を信号変換機構部で電気信号に変換し、該電気信号は制御機構部の増幅回路を経て点火装置を作動させ、キャンドル燃焼芯に点火し、必要に応じて制御機構部の電気信号で別に用意した照明制御機構、音声制御機構を作動させることを特徴とするキャンドル用遠隔点火装置である。
【0007】
また、本発明は、上記の信号変換機構部が、電話機の着信信号の振動及び/又は音圧で物体が物理的に変位を起こし、落下又は衝突で生じた音を集音し、電気信号に変換するキャンドル用遠隔点火装置である。
【0008】
また、本発明は、上記の受信用電話機が、携帯電話機であるキャンドル用遠隔点火装置である。
【0009】
また、本発明は、無線又は有線電話機で発した電話信号を受信用電話機で受信し、該受信用電話機の電気信号を制御機構部に導入し、又は該電話機の着信信号を信号変換機構部で電気信号に変換して制御機構部に導入し、該制御機構部の増幅回路で増幅し、その電気信号で点火装置を作動させてキャンドル燃焼芯に取り付けた点火器で点火し、必要に応じて制御機構部の電気信号で別に用意した照明制御機構及び/又は音声制御機構を作動させることを特徴とするキャンドル点火演出方法である。
【0010】
また、本発明は、上記の信号変換機構部が、電話機の着信信号の振動及び/又は音圧で物体が物理的に変位を起こし、落下又は衝突で生じた音を集音し、電気信号に変換する請求項5記載のキャンドル点火演出方法である。
【0011】
更に、本発明は、上記の受信用電話機が、携帯電話機であるキャンドル点火演出方法である。
【0012】
すなわち、本発明で使用するキャンドル用遠隔点火装置は、通常のリモートコントロール方式で制御出来る範囲外の遠隔地と無線又は有線電話機で結び、電話機の発した電話信号を受信用電話機(1)で受信し、着信音、着信振動、着信発光などの信号を発して着信を知らせるが、これらの着信信号は電話回線の方式や電話機の機種で異なる多様な着信信号形態である。それに対応するために信号変換機構部(3)を設けて、着信信号を電気信号に変換する。その着信信号の変換方法は、例えば、▲1▼マイクロホンや音声感知センサーあるいは振動感知センサーで捕らえられる着信音や着信振動は信号変換機構部で電気信号に変換し、制御機構部(4)で一定の強度の電気信号に増幅する方法、▲2▼着信発光を光センサーで捕らえたり、着信で変化する磁気を磁気センサーで捕らえた着信信号は信号変換機構部で電気信号に変換し、制御機構部で一定の強度の電気信号に増幅する方法などであり、これらの変換方法は、受信用電話機とマイクロホンや各種センサーを接触又は近接させて設置するか、又はカプラーを介して電話機から発する着信信号を電気信号にして間接的に取り出す方法である。一方、受信用電話機から電気信号を直接取り出すことも出来る。その場合には、▲3▼受信用電話機の回線又は受信用電話機の接続端子から直接電気信号を取り出し、制御機構部で一定の強度の電気信号に増幅する方法でもよい。
【0013】
また、不特定多数の電話機に広く対応出来る方法として、上述の着信信号を電気信号に変換する信号変換機構部の一例として、▲4▼僅かな音圧や振動で物理的に変位を起こす物体の移動、例えば、平滑面上に載置した物体が転がり、滑りなどの変位を起こし、移動した物体の落下又は他の物体との衝突で生じた音を集音し、電気信号に変換する方法、▲5▼物体の変位、例えば、物体の転がり、滑りによる変位で生じた光の遮断あるいは光の透過などの変化を捕らえて電気信号に変換する方法、▲6▼光源と振子を組み合わせて、着信信号で生ずる振子の動きの変化を光の変化で捕らえて電気信号に変換する方法などが無難な信号変換方法である。
【0014】
上記の信号変換機構部で得た電気信号は制御機構部で一定の強度の電気信号に増幅し、点火装置のリレーを作動させ、キャンドルの燃焼芯に取り付けた点火器で点火するものである。一方、制御機構部では、点火装置の点火作動時間の制御をしたり、更に、例えば、電話回線から同時に取り出した音声を放送したり、映像(例えば、インターネットの画像、伝言文字や音声)を放映する音声制御や映像制御を行い、更に、電源の管理、作動制御などを行い、また、別に用意した照明装置や電光掲示装置などの電源制御や予め用意した声の便りや音楽などの音声制御などを行うものである。
【0015】
電気信号で作動する点火装置(5)の電源(6)は、例えば、別に設けた電池又は売電を所望する電圧・電流に変換した電源、あるいは信号変換機構部や制御機構部で使用する電源を用いる。一方、点火方法は、キャンドル燃焼芯(11)に取り付けた点火器(8)に装着した電熱線の加熱による点火方法、また、制御機構部で一定の強度に増幅した電気信号を、更に、▲1▼パルス発振回路を経て少なくとも10KVのパルス高電圧、好ましくは15〜30KVのパルス放電高電圧を得る。又は、▲2▼高電圧発生器(例えば、イグニッショントランス回路)を経て少なくとも10KVのパルス高電圧、好ましくは15〜30KVのパルス放電高電圧を得る。そして、キャンドル燃焼芯(11)を中にして取り付けた放電電極の点火器(8)で放電点火する方法である。
【0016】
【作用】
本発明は、遠隔地で無線又は有線電話機で発した電話信号を受信用電話機で受信し、▲1▼その着信電気信号を直接取り出す方法、▲2▼着信音、着信振動などの着信信号を信号変換機構部で物理的に変位を起こす物体の落下又は衝突によって発した音を集音して電気信号に変換する方法、▲3▼着信発光の揺らぎ又は振子の振幅運動とビーム光を組み合わせた光の変化を電気信号に変換する方法などのいずれかで得た電気信号を制御機構部で増幅して点火装置を作動させ、キャンドル燃焼芯に取り付けた点火器で点火するものである。更に、制御機構部には電気信号で作動し、制御する端子を設け、別に用意した照明装置や音声・映像装置の電源管理や作動の制御を行うものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のキャンドル用遠隔点火装置を図面及び実施例で具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0018】
図1は、本発明のキャンドル用遠隔点火装置の構成図であり、遠隔地で発した無線又は有線電話機からの信号を受信用電話機(1)で受信し、その電話機で発する着信信号、例えば、着信音、着信振動、着信発光などの信号はコントロール部(2)の信号変換機構部(3)で電気信号に変換する、例えば、着信音や着信振動の場合は、物理的に変位を起こす物体の落下又は衝突を利用して発した音を集音して電気信号に変換する方法、着信発光の場合は、光の揺らぎ又は光の遮断あるいは透過など光を利用して電気信号に変換する方法などの作動を行う。変換された電気信号は制御機構部(4)で増幅する。又は、受信用電話機で受信した電気信号を制御機構部(4)に直接接続して増幅する。そして、増幅された電気信号で点火装置(5)の電源回路(6)を作動させ、キャンドル(10)の燃焼芯(11)に取り付けた点火器(8)で点火する機構とした構成である。(7)は点火器を取り付けたスタンド、(9)は制御機構部に取り付けた外部接続用端子である。
【0019】
図2は、本発明のキャンドル用遠隔点火装置で装飾キャンドルに点火する点火機構の模式図であり、点火する装飾キャンドルは主キャンドル(10)の燃焼芯(11)と点火器(8)の間に複数本の小キャンドル(12)を配設し、その小キャンドルの燃焼芯(13)を導火線(14)で連結して構成した装飾キャンドルである。この装飾キャンドルに点火する機構が、受信用電話機(1)で受信した着信信号はコントロール部(2)を経て増幅した電気信号で点火装置を作動させ、点火器(8)で導火線に点火し、その点火した火は導火線を伝わって、途中の小キャンドルの燃焼芯に次々と点火しつつ主キャンドルの燃焼芯に点火する装飾キャンドルの点火機構を示したものである。
【0020】
図3は、本発明の点火装置の点火器部分の模式図であり、図3−1は加熱体による点火部であり、図3−2は高電圧の放電火花による点火部である。
【0021】
【実施例1】
図1に示す大型キャンドルの点火において、点火装置の構成が、受信用電話機に携帯電話機(D会社)を用い、携帯電話機の発する着信信号を電気信号に変換する信号変換機構部が、幅約50mm、長さ150mmのガラス板を約20度の傾斜角を持たせて傾斜台に載せ、そのガラス板の高位に携帯電話機を載置する枠を設け、その中に携帯電話機入れ、一方の低位には、適度の粗面を有した約5〜10gの重さの平板状金属製物体を載置する。しかし、この金属製物体は特別なものではなく、例えば、身近にある10円硬貨や100円硬貨(約5g)あるいは500円硬貨(約7g)、又はナットや座金などでもよく作動する。しかしながら、パーティ会場で行う場合には手近な硬貨が親しみがわくので10円硬貨や100円硬貨を用いるのがよい。一方、金属製物体が落ちる高さ約50mm下に設置する板状体は、金属製物体が落ちて発する音が通常の音センサー又はマイクロホンで集音できるものであれば特に限定することはなく、例えば、木製板、表面樹脂加工した木製板、竹集成板、プラスチック板、金属板、ガラス板など手近の材料が用いられる。そして、これらの板状体の発する音はほぼ問題なく点火装置を作動させる音域に当たるが、使用会場の雰囲気によっては不快な金属音的な高音を発しないで十分な電気信号が得られる木製板又は木製加工板を希望される場合がある。そして、落下音は近くに設置したマイクロホンで集音し、電気信号に変換し、制御機構部で増幅し、点火装置のリレースイッチを作動させて電源を入れ、点火器のヒーター(石油ストーブ用点火ヒーターを使用した)を加熱してキャンドル燃焼芯に着火させる。
【0022】
この装置を当社(岡山県)の会議室に設置し、東京支社から予め定めた時間に架電させるべく準備し、携帯電話の受信信号は振動音として待機した。所定の時刻に設置した携帯電話機の着信音が鳴るとほぼ同時位に設置した10円硬貨が滑り落ち、木製板上へ落下した。その落下音とほぼ同時に点火器のヒーターが着火し、キャンドル燃焼芯に点火した。
【0023】
この点火装置を用いて、携帯電話機の機種を変更した試験、電話会社の変更と機種を変更した試験を行ったが、基本的な問題はなく、キャンドルに点火することが出来た。
【0024】
【実施例2】
披露宴会場に設置した携帯電話機に掛かって来た電話信号を、携帯電話機のイヤホン・マイクセット端子に回線を接続して取り出し、電話機の電気信号をコントロール部の制御機構部に導入して増幅し、図2に示す装飾キャンドルの点火装置を作動させた。点火装置の点火器で小キャンドル燃焼芯に張り巡らした導火線の一端に点火し、導火線を伝わって小キャンドルを次々に点火しつつ、主キャンドルの燃焼芯に点火した。一方、当方の様子は携帯電話付属のマイクロホンで相手に伝えることが出来ると共に、相手の話し声は制御機構部を経て周囲に放送することが出来たため、キャンドル点火の感動を共有することが出来た。
【0025】
【発明の効果】
本発明のキャンドル用遠隔点火装置は、特に冠婚葬祭において、遠隔地の人にも参加の機会を与え、親しい人への思いを深めると共に、会場に『自分で電話を掛けてキャンドルに点火した』という特別な意味付けと、癒しの気持ちを抱かせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャンドル用遠隔点火装置の模式図である。
【図2】本発明のキャンドル用遠隔点火装置で装飾キャンドルに点火する点火機構の模式図である。
【図3】本発明の点火装置の点火器部分の模式図である。
【符号の説明】
1 受信用電話機
2 コントロール部
3 信号変換機構部
4 制御機構部
5 スイッチ部
6 電源
7 配線スタンド
8 点火器
9 外部接続用端子
10 キャンドル
11 燃焼芯
12 小キャンドル
13 小キャンドルの燃焼芯
14 導火線
Claims (7)
- 無線又は有線電話機で発した電話信号を受信用電話機で受信し、該受信用電話機の電気信号を制御機構部の増幅回路を経て点火装置を作動させ、キャンドル燃焼芯に点火し、必要に応じて制御機構部の電気信号で別に用意した照明制御機構、音声制御機構を作動させることを特徴とするキャンドル用遠隔点火装置。
- 無線又は有線電話機で発した電話信号を受信用電話機で受信し、該電話機の着信信号を信号変換機構部で電気信号に変換し、該電気信号は制御機構部の増幅回路を経て点火装置を作動させ、キャンドル燃焼芯に点火し、必要に応じて制御機構部の電気信号で別に用意した照明制御機構、音声制御機構を作動させることを特徴とするキャンドル用遠隔点火装置。
- 信号変換機構部が、電話機の着信信号の振動及び/又は音圧で物体が物理的に変位を起こし、落下又は衝突で生じた音を集音し、電気信号に変換する請求項2記載のキャンドル用遠隔点火装置。
- 受信用電話機が、携帯電話機である請求項1、請求項2又は請求項3記載のキャンドル用遠隔点火装置。
- 無線又は有線電話機で発した電話信号を受信用電話機で受信し、該受信用電話機の電気信号を制御機構部に導入し、又は該電話機の着信信号を信号変換機構部で電気信号に変換して制御機構部に導入し、該制御機構部の増幅回路で増幅し、その電気信号で点火装置を作動させてキャンドル燃焼芯に取り付けた点火器で点火し、必要に応じて制御機構部の電気信号で別に用意した照明制御機構及び/又は音声制御機構を作動させることを特徴とするキャンドル点火演出方法。
- 信号変換機構部が、電話機の着信信号の振動及び/又は音圧で物体が物理的に変位を起こし、落下又は衝突で生じた音を集音し、電気信号に変換する請求項5記載のキャンドル点火演出方法。
- 受信用電話機が、携帯電話機である請求項5又は請求項6記載のキャンドル点火演出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002264797A JP2004071526A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | キャンドル用遠隔点火装置及びキャンドル点火演出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002264797A JP2004071526A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | キャンドル用遠隔点火装置及びキャンドル点火演出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004071526A true JP2004071526A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32024699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002264797A Pending JP2004071526A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | キャンドル用遠隔点火装置及びキャンドル点火演出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004071526A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008132733A1 (en) * | 2007-04-26 | 2008-11-06 | Afcon Industries Ltd. | Remote candle lighting apparatus, system and method |
KR20140070295A (ko) * | 2012-11-29 | 2014-06-10 | 박성용 | 양초를 이용한 비상조명등 |
WO2016092551A1 (en) | 2014-12-11 | 2016-06-16 | Candle Touch Ltd. | Remotely-controlled candle |
KR101935393B1 (ko) * | 2012-11-29 | 2019-01-04 | 박성용 | 등유램프를 이용한 비상조명등 |
US10700165B2 (en) | 2016-06-17 | 2020-06-30 | Adamantite Technologies LLC | Doped diamond SemiConductor and method of manufacture using laser abalation |
-
2002
- 2002-08-06 JP JP2002264797A patent/JP2004071526A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008132733A1 (en) * | 2007-04-26 | 2008-11-06 | Afcon Industries Ltd. | Remote candle lighting apparatus, system and method |
KR20140070295A (ko) * | 2012-11-29 | 2014-06-10 | 박성용 | 양초를 이용한 비상조명등 |
KR101935393B1 (ko) * | 2012-11-29 | 2019-01-04 | 박성용 | 등유램프를 이용한 비상조명등 |
KR101962455B1 (ko) * | 2012-11-29 | 2019-03-26 | 박성용 | 양초를 이용한 비상조명등 |
WO2016092551A1 (en) | 2014-12-11 | 2016-06-16 | Candle Touch Ltd. | Remotely-controlled candle |
US10393379B2 (en) | 2014-12-11 | 2019-08-27 | Candle Touch Ltd. | Remotely-controlled candle |
US10700165B2 (en) | 2016-06-17 | 2020-06-30 | Adamantite Technologies LLC | Doped diamond SemiConductor and method of manufacture using laser abalation |
US11495664B2 (en) | 2016-06-17 | 2022-11-08 | Adamantite Technologies LLC | Doped diamond Semiconductor and method of manufacture using laser ablation |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8282227B2 (en) | Audio lamp | |
CN100420253C (zh) | 控制来话呼叫通知的移动终端设备和方法 | |
US7446669B2 (en) | Devices for use by deaf and/or blind people | |
US9723700B2 (en) | Illumination apparatus and storage medium | |
JP2004071526A (ja) | キャンドル用遠隔点火装置及びキャンドル点火演出方法 | |
KR101255533B1 (ko) | 옥외 스피커 출력음 간의 간섭을 조정하는 방송 장치 및 방송 방법 | |
JP4932751B2 (ja) | 端末装置、通信システム、通信方法、通信プログラム、ならびに記録媒体 | |
KR100478839B1 (ko) | 통신단말기의 시각적 착신알림장치 | |
JP2002238100A (ja) | 難聴者支援方法およびその装置 | |
JP5008438B2 (ja) | センサライト | |
KR19980072020A (ko) | 시각장애인 전용 횡단보도 음성 안내장치 | |
KR100773440B1 (ko) | 이동 단말의 착신 알람 모드를 전환하는 방법 | |
JPH11265601A (ja) | 通信機能付き非常灯装置 | |
JP3919037B2 (ja) | インターホン増設スピーカ及びこれを使用した呼出報知システム | |
CN202617316U (zh) | 多功能喊话器 | |
JP2006074140A (ja) | ナースコール装置 | |
JPS5854498A (ja) | インタ−ホン装置 | |
JP2017212029A (ja) | 照明制御システム及び照明制御方法 | |
KR20050087954A (ko) | 비상버튼을 이용한 이동통신 단말기의 경보장치 및 경보방법 | |
JP2001076271A (ja) | 独居老人等の動作確認通報装置 | |
JP2000069183A (ja) | 呼出装置 | |
JP5094306B2 (ja) | 携帯電話機 | |
CN108718371A (zh) | 紧急求助装置 | |
JP3180984U (ja) | ワンコール促進装置 | |
JPH034655A (ja) | ドアホン |