JP2004071108A - ディスク再生装置及びディスク記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】1つのディスク上に記録された複数の異なるデータを同時に再生可能としたディスク再生装置及びディスク記録再生装置を得る。
【解決手段】複数の少くとも第1及び第2エリア用信号処理部100,200を設けてこれら処理部100,200から出力された複数の異なるデータを加算器で加算した信号を再生すると共に外部切換スイッチと複数のヘッドホンジャックを用意して機能の異なる音声を夫々異なるヘッドホンで同時に再生する様にする。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の少くとも第1及び第2エリア用信号処理部100,200を設けてこれら処理部100,200から出力された複数の異なるデータを加算器で加算した信号を再生すると共に外部切換スイッチと複数のヘッドホンジャックを用意して機能の異なる音声を夫々異なるヘッドホンで同時に再生する様にする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は1つのセットから異なる音響信号を導出可能なディスク再生装置及びディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からミニディスク(以下MDと記す)等の光磁気ディスクを用いたディスク再生装置或はディスク記録再生装置は2chの音響信号を再生出来る機能を装備しているが、フォーマットを変えずに4ch再生を可能にする構成のディスク記録再生装置が特開平6−195882号公報に開示されている。
【0003】
上述の公報にはMDの特徴の1つである音飛びに対処する耐震手段を用いた技術が披瀝されている。この耐震技術は光ピックアップがディスクからデータを読み出す速度と圧縮/伸縮手段のデータ入力の伝送速度の違いを利用したものであり、複数の耐震手段を設けて、記録1−記録2、記録1−再生2、再生1−記録2、再生1−再生2の4通りの組み合せ設定が可能なディスク記録再生装置が示されている。
【0004】
図5は上述の公報に開示されたブロック図である。同図に於いて、1はMD用の光磁気ディスク、2はこのディスクを線速度一定で回転させるスピンドルモータ、3はディスク1から光学的に情報を読み取る機能および後述する磁気記録ヘッド14と協働してディスク1に光磁気的に情報を書き込む機能を有する光ピックアップ、4はこのピックアップ3をディスク1の半径方向に移動させる送りモータ、5はピックアップ3の出力を増幅する高周波(RF)アンプ、6はスピンドルモータ2の回転制御、送りモータ4の送り制御及びピックアップ3のフォーカス/トラッキング制御を行うサーボ制御部である。
【0005】
このMDプレーヤの再生系は、アンプ5の出力をデコード(復調)するエンコーダ/デコーダ7のデコーダ部と、アンプ5の出力から再生中のアドレスを検出するアドレスデコーダ8と、エンコーダ/デコーダ7のデコード出力を一時蓄えるメモリ9−1,9−2及びそのコントローラ10−1,10−2と、メモリ9−1,9−2の出力を伸張する音声圧縮/伸張部11−1,11−2の伸張部と、この音声圧縮/伸張部11−1,11−2の伸張出力をアナログ信号に変換するD/A変換部12−1,12−2とで構成される。エンコーダ/デコーダ7は、変調方式としてEFM(eight to fourteen modulation)を、また誤り訂正方式としてCIRC(cross interleave reed−solomon code)を採用している。
【0006】
このMDプレーヤの記録系は、アナログ信号をデジタル信号に変換する複数のA/D変換部13−1,13−2と、変換されたデジタル信号からオーディオ信号の再生に不要な成分を除去するように圧縮する音声圧縮/伸張部11−1,11−2の圧縮部と、圧縮された信号を一時蓄積するメモリ9−1,9−2及びそのコントローラ10−1,10−2と、メモリ9−1,9−2の出力をエンコード(変調)する前記エンコーダ/デコーダ7のエンコーダ部と、このエンコーダ部でエンコードされた信号をディスク1に書き込む磁気記録ヘッド14及びそのヘッド駆動回路15とで構成される。16は全体を制御するシステムコントローラ、17は各種の情報を表示する表示部、18は各種の指示与える複数の操作キーである。
【0007】
このMDプレーヤはCDプレーヤをベースとして、これに音声圧縮技術、耐震技術、ユーザ録音機能等を追加している。音声圧縮/伸張部11−1,11−2で行われる音声圧縮は、人間の聴感特性を利用して不要なデータを間引く、例えばATRAC(Adaptive Transform Acoustic Codion)と呼ばれる圧縮技術では、人間の最小可聴限特性とマスキング効果を利用して、約5倍の情報圧縮を実現する。この圧縮されたデータを復元する伸張部は、エンコーダ/デコーダ7のデコード出力を合成して、デジタル波形を順次再生する。この方式により、16ビット段階のレベル変化およびサンプリング周波数44.1kHzで表現される信号と等価な品質を再現する。このデータ圧縮/伸張をおこなうため、信号処理回路上に相応の容量を有するバッファのメモリ9−1,9−2が必要となる。
【0008】
MDプレーヤの一つの特徴に、「音飛び」に対処する耐震技術がある。これは、ピックアップ3の読み出し速度と音声圧縮/伸張部11−1,11−2へのデータ入力の転送速度の違いを利用し、前述のメモリ9−1,9−2をデータバッファとして使用することで実現する。即ち、ピックアップ3の読み出し速度は1.5Mb(メガビット)/sと高速であるのに対し、音声圧縮/伸張部11−1,11−2へのデータ入力の転送速度は0.3Mb/sと低速である。従って、1Mビットのメモリ9を使用すると、約3秒分のデータを蓄えておくことができる。このため、振動でディスク1からの読み出しが停止しても、3秒以内に復帰すれば、再生されるオーディオ出力は「音飛び」しないで済む様に成されている点が記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来構成のディスク記録再生装置では複数の第1エリア用メモリ9−1とメモリコントローラ10−1を有する第1エリア用信号処理部100と、第2エリア用メモリ9−2とメモリコントローラ10−2を有する第2のエリア用信号処理部200を用いて、夫々の待期時間を利用して、交互に繰り返す制御をすることで記録1/再生1及び記録2/再生2を選択し、記録1−記録2、記録1−再生2、再生1−記録2、再生1−再生2の4通りの組み合せのいずれかの設定をシステムコントロール16で行うことが可能であり、例えば再生1−再生2ではステレオ用の2ch信号を用いて4ch信号を再生するディスク記録再生装置が示されている。
【0010】
然し、上述のディスク再生装置は2ch信号用の標準フォーマットを採用して、1組の録再ヘッドだけで4chの信号の記録再生を行なっているために、再生装置側で変化に富んだ種々の複数の音響信号を再生することが出来ない課題があった。
【0011】
本発明は叙上の課題を解消するために成されたもので、発明が解決しようとする課題は第1及び第2信号処理部から取り出される2種類の音響信号を混合させる機能や2種類の異なる音響信号を別々に再生させて聴取可能としたディスク再生装置及びディスク記録再生装置を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のディスク再生装置は再生ディスクからの再生データを耐震用メモリを基に伸張して再生する様に成されたディスク再生装置に於いて、複数の耐震用メモリ及びこれら耐震用メモリを制御する複数のメモリ制御手段並びに再生データを伸張する複数の伸張手段、この複数の伸張手段のデータをデジタル−アナログ変換する複数のデジタル/アナログ変換手段と、この複数のデジタル/アナログ変換手段の出力を混合した出力が供給されると共に複数の少くとも1対の出力が供給されるスイッチング手段を介して異なる複数の出力信号を再生する様に成したものである。
【0013】
本発明のディスク記録再生装置は記録再生ディスクへの記録データ及びディスクからの再生データを耐震用メモリを基に記録再生する様に成したディスク記録再生装置に於いて、複数のの耐震用メモリ及び複数の耐震用メモリを制御する複数のメモリ制御手段並びに記録再生データを圧縮、伸張する複数の圧縮伸張手段と、この複数の圧縮伸張手段へ入力されるアナログ信号をアナログ/デジタル変換する複数のアナログ/デジタル変換手段と、複数の圧縮伸張手段のデータをデジタル/アナログ変換する複数のデジタル/アナログ変換手段を具備し、複数の耐震用メモリの一方に記録データをセーブした時に他方の耐震用メモリに切換えるスイッチング手段を設けて成るものである。
【0014】
本発明のディスク再生装置によれば複数の異なる音響信号を加算することでミキシングされた音響信号再生が可能となる。
また、本発明のディスク再生装置によれば、異なる音響信号を別々に聴取可能となる。
【0015】
更に、本発明のディスク記録再生装置によれば、第1エリアメモリの容量を越えたデータをスイッチング手段を切換えることで第2エリアメモリに直ちに格納可能となって記録データの欠落の防止が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のディスク記録再生装置及びディスク記録再生装置の1形態例を図1乃至図4によって説明する。
【0017】
図1は本発明のディスク記録再生装置の全体的なブロック図を示すもので、従来の図5との対応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。この例では図5の構成を基本とし、ハード的に次の構成を加えている。即ちEFMエンコーダ・デコーダ7側とメモリコントローラ10−1間に第1のスイッチSW1 を配し第1のスイッチSW1 の可動接片をEFMエンコーダ・デコーダ7側に接続し、第1のスイッチSW1 の固定接点Aをメモリコントローラ10−1の入力に接続し、同じく第1のスイッチSW1 の固定接点Bをメモリコントローラ10−2の入力に接続している。
【0018】
また、音声圧縮伸張部11−1とメモリコントローラ10−1との間に第2のスイッチSW2 を介在させる。第2のスイッチSW2 の可動接片は音声圧縮伸張部11−1の出力に接続され、固定接点A,Bは夫々メモリコントローラ10−1及びメモリコントローラ10−2の入力(記録側)に接続されている。
【0019】
図2は本発明の再生出力回路を説明するブロック図であり、音声圧縮伸張部11−1及び11−2で伸張された再生データをD/A変換部12−1及び12−2でアナログ変換された異なる出力信号は加算器19及び第3のスイッチSW3の固定接点A及びA′側に接続され、加算器19の出力は固定接点B及びB′に接続され、第3のスイッチSW3の2つの可動接片は第1のヘッドホンが挿脱可能な第1のヘッドホンジャック端子T1 及び第2のヘッドホンが挿脱可能な第2のヘッドホンジャック端子T2 に接続される。
【0020】
上述の如きハード構成以外は図5と同様であるが、本例では第1エリア用及び第2エリア用メモリ9−1及び9−2は16MビットのDRAM(図5では4Mビット)が用いられる。これら耐震用のメモリは従来例でも説明した様にピックアップ3はディスク1のデータを1.4Mbit/sで読み取り、ATRAC等の音声圧縮伸張部11−1及び11−2の圧縮を解き、デコードするには図3に示す様に0.3Mbit/sしか必要としないので間欠的に読取る事になる。第1及び第2エリア用メモリ9−1及び9−2に16MbitのDRAMを用いた場合、読取り時間は、約19秒で、再生時間は53秒となる。通常は読取り時間以外は、ディスク1を停止させるので、停止状態からスピンドルモータ2を回転させ、読取り可能となる最大時間を約10秒とすると、読取り開始は、第1及び第2エリア用メモリ9−1及び9−2内の残りデータが20%となった時(残り再生時間12秒)となるので読取り時間の合計を最大23秒とすると、待期(停止)時間は30秒となり、半分以上停止していることになる。ここでDRAM9−1,9−2の容量は任意に増大させることが出来るのでアイドル状態を更に増加可能となる。
【0021】
上述のディスク記録再生装置で今、ディスク1に記録された異なる2種類のデータを同時に再生する場合のディスク再生装置としての動作を図4のフローチャートと共に説明する。
【0022】
図4に於いて、図1のシステムコントローラ16によって、例えば、英単語或は英会話の様な単調な繰り返しレッスン用のデータWが記録されているディスク1の先頭に光ピックアップ3をアクセスする(第1ステップS1 )。
【0023】
次に第2ステップS2 では第1のスイッチSW1 の可動接片を固定接点A側にセットする様にシステムコントローラ16は第1のスイッチSW1 を制御する。
【0024】
次の第3ステップS3 では耐震用のメモリコントローラ10−1をシステムコントローラ16が制御し、このメモリコントローラ10−1を介して第1エリア用メモリ(DRAM)9−1にデータWをセーブする。
【0025】
次の第4ステップS4 では音声圧縮伸張部(ATRACデコーダ)11−1をスタートさせる。
【0026】
次の第5ステップS5 では例えば、バックグランドミュージック(BGM)となるサウンドデータSが記録されたディスクの先頭に光ピックアップ3アクセスする。
【0027】
次の第6ステップS6 では第1のスイッチSW1 の可動接片を固定接点B側にセットする様にシステムコントローラ16は第1のスイッチSW1 を制御する。
【0028】
第7ステップS7 では耐震用のメモリコントローラ10−2をシステムコントローラ16が制御し、このメモリコントローラ10−2を介して第2エリア用メモリ(DRAM)9−2にデータSをセーブする。
【0029】
第8ステップS8 では音声圧縮伸張部(ATRACデコーダ)11−2をスタートさせる。
【0030】
第9ステップS9 では第1エリア用メモリ(DRAM)9−1の残量を確認する。
【0031】
次の第10ステップS10ではデータ残量が20%を割ったか否かをシステムコントローラ16が判断し、YESの場合は第11ステップS11へ進め、NOの場合は第14ステップS14へ進める。
【0032】
第10ステップS10で第1エリア用メモリ9−1の残データが20%(残り再生時間12秒)となった時には第11ステップS11でデータWに光ピックアップ3をアクセスする。
【0033】
第12ステップS12では第1のスイッチSW1 の可動接片をA側に倒し、次の第13ステップS13で第1エリア用メモリ(DRAM)9−1に次のデータWをセーブする。
【0034】
第13ステップS13終了後は第9ステップS9 の頭に戻される。
【0035】
第10ステップS10でDRAM9−1の残量が20%以上であるNOの場合は第2エリア用メモリ(DRAM)9−2のデータSの残量確認が行なわれて、第15ステップS15で補充を行なうべきか否かの判断が成されてNOであれば第9ステップS9 の頭に戻され、YESの場合は第16ステップS16に進められる。
【0036】
第16ステップS16では光ピックアップ3をデータSにアクセスする。
【0037】
第17ステップS17では第1のスイッチSW1 の可動接片を固定接点B側に倒し、次の第18ステップS18で第2エリア用メモリ(DRAM)9−2に次のデータSうセーブし、第9ステップS9 の頭に戻すことでDRAM9−1及びDRAM9−2の残量をモニタし、53秒のデータ内で残量が20%を割った時にデータ補充を繰り返して行なう様な制御が行なわれる。
【0038】
上述の図4に示したフローチャートに基づいて音声圧縮伸張部(ATRACデコーダ)11−1及び11−2を介して伸張されてD/A変換部12−1及び12−2でアナログ信号に変換されたW及びSデータを含むオーディオ出力1及びオーディオ出力2は図2に示す加算器19で混合されて、第3のスイッチSW3 の固定接点B及びB′を経てヘッドホンジャックA及びBに接続されたスピーカ或はヘッドホン等の放音手段を介して、英会話又は英単語の様な単調な繰り返しレッスン時に自分の好みの曲をBGMとして流すことが出来る。
【0039】
また、システムコントローラ16で制御され或は手動で切換えられる第3のスイッチSW3 は双極双投の4回路から好みの2回路を選択出来るので、第3のスイッチSW3 の固定接点をA側に切換えた場合には第1のヘッドホンジャックT1 及び第2のヘッドホンジャックT2 に別々のヘッドホンA及びBを挿入すれば別々の人がWデータの単語とBGMを個別に聴取することも簡単に行なえるものが得られる。
【0040】
次に、図1に示した第2のスイッチSW2 の説明を行なう。この第2のスイッチSW2 はA/D変換部13−1からオーディオ信号を光ディスク1に記録する場合に用いられる。即ち、始めに第2のスイッチSW2 の可動接片を固定接点A側にセットし、メモリコントローラ10−1を介して第1エリア用メモリ9−1にデータを格納する。この時、外部振動が発生した光ディスク1のサーボがはずれ一定時間光ディスク1への記録が出来なくなった場合を想定すると、第1エリア用メモリ9−1に格納される記録データがオーバーフローする事になる。この場合、第1エリア用メモリ9−1の容量を超えたデータは、記録不可となる。この時、第2のスイッチSW2 の可動接片を固定接点B側にセットし、第2エリア用メモリ9−2にデータ格納する様にすれば記録データ欠落の防止を補助する事が可能となる。勿論、これらの制御はシステムコントローラ16によって自動的に制御される。
【0041】
【発明の効果】
本発明のディスク再生装置及びディスク記録再生装置によれば2つのATRACデコーダから取り出された2種類のオーディオ信号を、ミキシングして出力する機能、又は、2つの出力端子を設け別々に出力する機能を備えているので英会話または英単語の様な単調な繰り返しレッスンに、自分の好みの曲をその時々に応じて選択してBGMとして流すことにより、記憶すべき事柄をより印象強くする効果をもたらす。
また2組のヘッドホンジャックを使用することにより、1つのプレーヤで異なる曲を同時に聴く事が出来る。又、データ記録時に第1エリア用メモリの容量を超えた時は第2のスイッチを切換制御することで記録データの欠落を簡単に防止可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1形態例を示すブロック図である。
【図2】本発明の再生出力回路を示すブロック図である。
【図3】本発明の再生時の音声圧縮伸張部の動作説明図である。
【図4】本発明の1形態例を示すフローチャートである。
【図5】従来のディスク記録再生装置のブロック図である。
【符号の説明】
1‥‥ディスク、2‥‥スピンドルモータ、3‥‥光ピックアップ、4‥‥送りモータ、5‥‥高周波アンプ、6‥‥サーボ制御部、7‥‥EFMエンコーダ/デコーダ、8‥‥アドレスデコーダ、9−1,9−2‥‥メモリ、10−1,10−2メモリコントローラ、11−1,11−2‥‥音声圧縮伸張部、12−1,12−2‥‥D/A変換器、13−1,13−2‥‥A/D変換器、14‥‥磁気記録ヘッド、15‥‥ヘッド駆動回路、16‥‥システムコントローラ、17‥‥表示部、18‥‥操作キー、100‥‥第1の信号処理部、200‥‥第2の信号処理部
【発明の属する技術分野】
本発明は1つのセットから異なる音響信号を導出可能なディスク再生装置及びディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からミニディスク(以下MDと記す)等の光磁気ディスクを用いたディスク再生装置或はディスク記録再生装置は2chの音響信号を再生出来る機能を装備しているが、フォーマットを変えずに4ch再生を可能にする構成のディスク記録再生装置が特開平6−195882号公報に開示されている。
【0003】
上述の公報にはMDの特徴の1つである音飛びに対処する耐震手段を用いた技術が披瀝されている。この耐震技術は光ピックアップがディスクからデータを読み出す速度と圧縮/伸縮手段のデータ入力の伝送速度の違いを利用したものであり、複数の耐震手段を設けて、記録1−記録2、記録1−再生2、再生1−記録2、再生1−再生2の4通りの組み合せ設定が可能なディスク記録再生装置が示されている。
【0004】
図5は上述の公報に開示されたブロック図である。同図に於いて、1はMD用の光磁気ディスク、2はこのディスクを線速度一定で回転させるスピンドルモータ、3はディスク1から光学的に情報を読み取る機能および後述する磁気記録ヘッド14と協働してディスク1に光磁気的に情報を書き込む機能を有する光ピックアップ、4はこのピックアップ3をディスク1の半径方向に移動させる送りモータ、5はピックアップ3の出力を増幅する高周波(RF)アンプ、6はスピンドルモータ2の回転制御、送りモータ4の送り制御及びピックアップ3のフォーカス/トラッキング制御を行うサーボ制御部である。
【0005】
このMDプレーヤの再生系は、アンプ5の出力をデコード(復調)するエンコーダ/デコーダ7のデコーダ部と、アンプ5の出力から再生中のアドレスを検出するアドレスデコーダ8と、エンコーダ/デコーダ7のデコード出力を一時蓄えるメモリ9−1,9−2及びそのコントローラ10−1,10−2と、メモリ9−1,9−2の出力を伸張する音声圧縮/伸張部11−1,11−2の伸張部と、この音声圧縮/伸張部11−1,11−2の伸張出力をアナログ信号に変換するD/A変換部12−1,12−2とで構成される。エンコーダ/デコーダ7は、変調方式としてEFM(eight to fourteen modulation)を、また誤り訂正方式としてCIRC(cross interleave reed−solomon code)を採用している。
【0006】
このMDプレーヤの記録系は、アナログ信号をデジタル信号に変換する複数のA/D変換部13−1,13−2と、変換されたデジタル信号からオーディオ信号の再生に不要な成分を除去するように圧縮する音声圧縮/伸張部11−1,11−2の圧縮部と、圧縮された信号を一時蓄積するメモリ9−1,9−2及びそのコントローラ10−1,10−2と、メモリ9−1,9−2の出力をエンコード(変調)する前記エンコーダ/デコーダ7のエンコーダ部と、このエンコーダ部でエンコードされた信号をディスク1に書き込む磁気記録ヘッド14及びそのヘッド駆動回路15とで構成される。16は全体を制御するシステムコントローラ、17は各種の情報を表示する表示部、18は各種の指示与える複数の操作キーである。
【0007】
このMDプレーヤはCDプレーヤをベースとして、これに音声圧縮技術、耐震技術、ユーザ録音機能等を追加している。音声圧縮/伸張部11−1,11−2で行われる音声圧縮は、人間の聴感特性を利用して不要なデータを間引く、例えばATRAC(Adaptive Transform Acoustic Codion)と呼ばれる圧縮技術では、人間の最小可聴限特性とマスキング効果を利用して、約5倍の情報圧縮を実現する。この圧縮されたデータを復元する伸張部は、エンコーダ/デコーダ7のデコード出力を合成して、デジタル波形を順次再生する。この方式により、16ビット段階のレベル変化およびサンプリング周波数44.1kHzで表現される信号と等価な品質を再現する。このデータ圧縮/伸張をおこなうため、信号処理回路上に相応の容量を有するバッファのメモリ9−1,9−2が必要となる。
【0008】
MDプレーヤの一つの特徴に、「音飛び」に対処する耐震技術がある。これは、ピックアップ3の読み出し速度と音声圧縮/伸張部11−1,11−2へのデータ入力の転送速度の違いを利用し、前述のメモリ9−1,9−2をデータバッファとして使用することで実現する。即ち、ピックアップ3の読み出し速度は1.5Mb(メガビット)/sと高速であるのに対し、音声圧縮/伸張部11−1,11−2へのデータ入力の転送速度は0.3Mb/sと低速である。従って、1Mビットのメモリ9を使用すると、約3秒分のデータを蓄えておくことができる。このため、振動でディスク1からの読み出しが停止しても、3秒以内に復帰すれば、再生されるオーディオ出力は「音飛び」しないで済む様に成されている点が記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来構成のディスク記録再生装置では複数の第1エリア用メモリ9−1とメモリコントローラ10−1を有する第1エリア用信号処理部100と、第2エリア用メモリ9−2とメモリコントローラ10−2を有する第2のエリア用信号処理部200を用いて、夫々の待期時間を利用して、交互に繰り返す制御をすることで記録1/再生1及び記録2/再生2を選択し、記録1−記録2、記録1−再生2、再生1−記録2、再生1−再生2の4通りの組み合せのいずれかの設定をシステムコントロール16で行うことが可能であり、例えば再生1−再生2ではステレオ用の2ch信号を用いて4ch信号を再生するディスク記録再生装置が示されている。
【0010】
然し、上述のディスク再生装置は2ch信号用の標準フォーマットを採用して、1組の録再ヘッドだけで4chの信号の記録再生を行なっているために、再生装置側で変化に富んだ種々の複数の音響信号を再生することが出来ない課題があった。
【0011】
本発明は叙上の課題を解消するために成されたもので、発明が解決しようとする課題は第1及び第2信号処理部から取り出される2種類の音響信号を混合させる機能や2種類の異なる音響信号を別々に再生させて聴取可能としたディスク再生装置及びディスク記録再生装置を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のディスク再生装置は再生ディスクからの再生データを耐震用メモリを基に伸張して再生する様に成されたディスク再生装置に於いて、複数の耐震用メモリ及びこれら耐震用メモリを制御する複数のメモリ制御手段並びに再生データを伸張する複数の伸張手段、この複数の伸張手段のデータをデジタル−アナログ変換する複数のデジタル/アナログ変換手段と、この複数のデジタル/アナログ変換手段の出力を混合した出力が供給されると共に複数の少くとも1対の出力が供給されるスイッチング手段を介して異なる複数の出力信号を再生する様に成したものである。
【0013】
本発明のディスク記録再生装置は記録再生ディスクへの記録データ及びディスクからの再生データを耐震用メモリを基に記録再生する様に成したディスク記録再生装置に於いて、複数のの耐震用メモリ及び複数の耐震用メモリを制御する複数のメモリ制御手段並びに記録再生データを圧縮、伸張する複数の圧縮伸張手段と、この複数の圧縮伸張手段へ入力されるアナログ信号をアナログ/デジタル変換する複数のアナログ/デジタル変換手段と、複数の圧縮伸張手段のデータをデジタル/アナログ変換する複数のデジタル/アナログ変換手段を具備し、複数の耐震用メモリの一方に記録データをセーブした時に他方の耐震用メモリに切換えるスイッチング手段を設けて成るものである。
【0014】
本発明のディスク再生装置によれば複数の異なる音響信号を加算することでミキシングされた音響信号再生が可能となる。
また、本発明のディスク再生装置によれば、異なる音響信号を別々に聴取可能となる。
【0015】
更に、本発明のディスク記録再生装置によれば、第1エリアメモリの容量を越えたデータをスイッチング手段を切換えることで第2エリアメモリに直ちに格納可能となって記録データの欠落の防止が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のディスク記録再生装置及びディスク記録再生装置の1形態例を図1乃至図4によって説明する。
【0017】
図1は本発明のディスク記録再生装置の全体的なブロック図を示すもので、従来の図5との対応部分には同一符号を付して重複説明を省略する。この例では図5の構成を基本とし、ハード的に次の構成を加えている。即ちEFMエンコーダ・デコーダ7側とメモリコントローラ10−1間に第1のスイッチSW1 を配し第1のスイッチSW1 の可動接片をEFMエンコーダ・デコーダ7側に接続し、第1のスイッチSW1 の固定接点Aをメモリコントローラ10−1の入力に接続し、同じく第1のスイッチSW1 の固定接点Bをメモリコントローラ10−2の入力に接続している。
【0018】
また、音声圧縮伸張部11−1とメモリコントローラ10−1との間に第2のスイッチSW2 を介在させる。第2のスイッチSW2 の可動接片は音声圧縮伸張部11−1の出力に接続され、固定接点A,Bは夫々メモリコントローラ10−1及びメモリコントローラ10−2の入力(記録側)に接続されている。
【0019】
図2は本発明の再生出力回路を説明するブロック図であり、音声圧縮伸張部11−1及び11−2で伸張された再生データをD/A変換部12−1及び12−2でアナログ変換された異なる出力信号は加算器19及び第3のスイッチSW3の固定接点A及びA′側に接続され、加算器19の出力は固定接点B及びB′に接続され、第3のスイッチSW3の2つの可動接片は第1のヘッドホンが挿脱可能な第1のヘッドホンジャック端子T1 及び第2のヘッドホンが挿脱可能な第2のヘッドホンジャック端子T2 に接続される。
【0020】
上述の如きハード構成以外は図5と同様であるが、本例では第1エリア用及び第2エリア用メモリ9−1及び9−2は16MビットのDRAM(図5では4Mビット)が用いられる。これら耐震用のメモリは従来例でも説明した様にピックアップ3はディスク1のデータを1.4Mbit/sで読み取り、ATRAC等の音声圧縮伸張部11−1及び11−2の圧縮を解き、デコードするには図3に示す様に0.3Mbit/sしか必要としないので間欠的に読取る事になる。第1及び第2エリア用メモリ9−1及び9−2に16MbitのDRAMを用いた場合、読取り時間は、約19秒で、再生時間は53秒となる。通常は読取り時間以外は、ディスク1を停止させるので、停止状態からスピンドルモータ2を回転させ、読取り可能となる最大時間を約10秒とすると、読取り開始は、第1及び第2エリア用メモリ9−1及び9−2内の残りデータが20%となった時(残り再生時間12秒)となるので読取り時間の合計を最大23秒とすると、待期(停止)時間は30秒となり、半分以上停止していることになる。ここでDRAM9−1,9−2の容量は任意に増大させることが出来るのでアイドル状態を更に増加可能となる。
【0021】
上述のディスク記録再生装置で今、ディスク1に記録された異なる2種類のデータを同時に再生する場合のディスク再生装置としての動作を図4のフローチャートと共に説明する。
【0022】
図4に於いて、図1のシステムコントローラ16によって、例えば、英単語或は英会話の様な単調な繰り返しレッスン用のデータWが記録されているディスク1の先頭に光ピックアップ3をアクセスする(第1ステップS1 )。
【0023】
次に第2ステップS2 では第1のスイッチSW1 の可動接片を固定接点A側にセットする様にシステムコントローラ16は第1のスイッチSW1 を制御する。
【0024】
次の第3ステップS3 では耐震用のメモリコントローラ10−1をシステムコントローラ16が制御し、このメモリコントローラ10−1を介して第1エリア用メモリ(DRAM)9−1にデータWをセーブする。
【0025】
次の第4ステップS4 では音声圧縮伸張部(ATRACデコーダ)11−1をスタートさせる。
【0026】
次の第5ステップS5 では例えば、バックグランドミュージック(BGM)となるサウンドデータSが記録されたディスクの先頭に光ピックアップ3アクセスする。
【0027】
次の第6ステップS6 では第1のスイッチSW1 の可動接片を固定接点B側にセットする様にシステムコントローラ16は第1のスイッチSW1 を制御する。
【0028】
第7ステップS7 では耐震用のメモリコントローラ10−2をシステムコントローラ16が制御し、このメモリコントローラ10−2を介して第2エリア用メモリ(DRAM)9−2にデータSをセーブする。
【0029】
第8ステップS8 では音声圧縮伸張部(ATRACデコーダ)11−2をスタートさせる。
【0030】
第9ステップS9 では第1エリア用メモリ(DRAM)9−1の残量を確認する。
【0031】
次の第10ステップS10ではデータ残量が20%を割ったか否かをシステムコントローラ16が判断し、YESの場合は第11ステップS11へ進め、NOの場合は第14ステップS14へ進める。
【0032】
第10ステップS10で第1エリア用メモリ9−1の残データが20%(残り再生時間12秒)となった時には第11ステップS11でデータWに光ピックアップ3をアクセスする。
【0033】
第12ステップS12では第1のスイッチSW1 の可動接片をA側に倒し、次の第13ステップS13で第1エリア用メモリ(DRAM)9−1に次のデータWをセーブする。
【0034】
第13ステップS13終了後は第9ステップS9 の頭に戻される。
【0035】
第10ステップS10でDRAM9−1の残量が20%以上であるNOの場合は第2エリア用メモリ(DRAM)9−2のデータSの残量確認が行なわれて、第15ステップS15で補充を行なうべきか否かの判断が成されてNOであれば第9ステップS9 の頭に戻され、YESの場合は第16ステップS16に進められる。
【0036】
第16ステップS16では光ピックアップ3をデータSにアクセスする。
【0037】
第17ステップS17では第1のスイッチSW1 の可動接片を固定接点B側に倒し、次の第18ステップS18で第2エリア用メモリ(DRAM)9−2に次のデータSうセーブし、第9ステップS9 の頭に戻すことでDRAM9−1及びDRAM9−2の残量をモニタし、53秒のデータ内で残量が20%を割った時にデータ補充を繰り返して行なう様な制御が行なわれる。
【0038】
上述の図4に示したフローチャートに基づいて音声圧縮伸張部(ATRACデコーダ)11−1及び11−2を介して伸張されてD/A変換部12−1及び12−2でアナログ信号に変換されたW及びSデータを含むオーディオ出力1及びオーディオ出力2は図2に示す加算器19で混合されて、第3のスイッチSW3 の固定接点B及びB′を経てヘッドホンジャックA及びBに接続されたスピーカ或はヘッドホン等の放音手段を介して、英会話又は英単語の様な単調な繰り返しレッスン時に自分の好みの曲をBGMとして流すことが出来る。
【0039】
また、システムコントローラ16で制御され或は手動で切換えられる第3のスイッチSW3 は双極双投の4回路から好みの2回路を選択出来るので、第3のスイッチSW3 の固定接点をA側に切換えた場合には第1のヘッドホンジャックT1 及び第2のヘッドホンジャックT2 に別々のヘッドホンA及びBを挿入すれば別々の人がWデータの単語とBGMを個別に聴取することも簡単に行なえるものが得られる。
【0040】
次に、図1に示した第2のスイッチSW2 の説明を行なう。この第2のスイッチSW2 はA/D変換部13−1からオーディオ信号を光ディスク1に記録する場合に用いられる。即ち、始めに第2のスイッチSW2 の可動接片を固定接点A側にセットし、メモリコントローラ10−1を介して第1エリア用メモリ9−1にデータを格納する。この時、外部振動が発生した光ディスク1のサーボがはずれ一定時間光ディスク1への記録が出来なくなった場合を想定すると、第1エリア用メモリ9−1に格納される記録データがオーバーフローする事になる。この場合、第1エリア用メモリ9−1の容量を超えたデータは、記録不可となる。この時、第2のスイッチSW2 の可動接片を固定接点B側にセットし、第2エリア用メモリ9−2にデータ格納する様にすれば記録データ欠落の防止を補助する事が可能となる。勿論、これらの制御はシステムコントローラ16によって自動的に制御される。
【0041】
【発明の効果】
本発明のディスク再生装置及びディスク記録再生装置によれば2つのATRACデコーダから取り出された2種類のオーディオ信号を、ミキシングして出力する機能、又は、2つの出力端子を設け別々に出力する機能を備えているので英会話または英単語の様な単調な繰り返しレッスンに、自分の好みの曲をその時々に応じて選択してBGMとして流すことにより、記憶すべき事柄をより印象強くする効果をもたらす。
また2組のヘッドホンジャックを使用することにより、1つのプレーヤで異なる曲を同時に聴く事が出来る。又、データ記録時に第1エリア用メモリの容量を超えた時は第2のスイッチを切換制御することで記録データの欠落を簡単に防止可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1形態例を示すブロック図である。
【図2】本発明の再生出力回路を示すブロック図である。
【図3】本発明の再生時の音声圧縮伸張部の動作説明図である。
【図4】本発明の1形態例を示すフローチャートである。
【図5】従来のディスク記録再生装置のブロック図である。
【符号の説明】
1‥‥ディスク、2‥‥スピンドルモータ、3‥‥光ピックアップ、4‥‥送りモータ、5‥‥高周波アンプ、6‥‥サーボ制御部、7‥‥EFMエンコーダ/デコーダ、8‥‥アドレスデコーダ、9−1,9−2‥‥メモリ、10−1,10−2メモリコントローラ、11−1,11−2‥‥音声圧縮伸張部、12−1,12−2‥‥D/A変換器、13−1,13−2‥‥A/D変換器、14‥‥磁気記録ヘッド、15‥‥ヘッド駆動回路、16‥‥システムコントローラ、17‥‥表示部、18‥‥操作キー、100‥‥第1の信号処理部、200‥‥第2の信号処理部
Claims (4)
- 再生ディスクからの再生データを耐震用メモリを基に伸張して再生する様に成されたディスク再生装置に於いて、
複数の上記耐震用メモリ及び該複数耐震用メモリを制御する複数のメモリ制御手段並びに上記再生データを伸張する複数の伸張手段、該複数の伸張手段のデータをデジタル−アナログ変換する複数のデジタル/アナログ変換手段と、
上記複数のデジタル/アナログ変換手段の出力を混合した出力が供給されると共に複数の少くとも1対の出力が供給されるスイッチング手段を介して異なる複数の出力信号を再生する様に成したことを特徴とするディスク再生装置。 - 前記複数のデジタル/アナログ変換手段の一方に供給されるデータが英単語の様な単調な繰り返し信号であり、他のデジタル/アナログ変換手段に供給されるデータが音響等のバックグランドミュージックであることを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
- 前記複数のデジタル/アナログ変換手段の一方に供給されるデータと他方のデータとを少くとも2つのヘッドホンに接続させ、複数の人が1つのセットで異なる音響信号を再生可能と成したことを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
- 記録再生ディスクへの記録データ及び該ディスクからの再生データを耐震用メモリを基に記録再生する様に成したディスク記録再生装置に於いて、
複数の上記の耐震用メモリ及び該複数の耐震用メモリを制御する複数のメモリ制御手段並びに上記記録再生データを圧縮、伸張する複数の圧縮伸張手段と、該複数の圧縮伸張手段へ入力されるアナログ信号をアナログ/デジタル変換する複数のアナログ/デジタル変換手段と、該複数の圧縮伸張手段のデータをデジタル/アナログ変換する複数のデジタル/アナログ変換手段を具備し、
上記複数の耐震用メモリの一方に記録データをセーブした時に他方の上記耐震用メモリに切換えるスイッチング手段を設けたことを特徴とするディスク記録再生装置。
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---|---|---|---|
JP2002232018A JP2004071108A (ja) | 2002-08-08 | 2002-08-08 | ディスク再生装置及びディスク記録再生装置 |
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JP2002232018A JP2004071108A (ja) | 2002-08-08 | 2002-08-08 | ディスク再生装置及びディスク記録再生装置 |
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ID=32017601
Family Applications (1)
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JP2002232018A Pending JP2004071108A (ja) | 2002-08-08 | 2002-08-08 | ディスク再生装置及びディスク記録再生装置 |
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-
2002
- 2002-08-08 JP JP2002232018A patent/JP2004071108A/ja active Pending
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