JP2004070772A - エンジニアリング支援装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】個々の制御デバイスに対して少ない作業負担で容易にCP値を設定できるようにする。
【解決手段】エンジニアリング支援装置1の制御部10では、CP値モニタ手段12により、所望の制御デバイス4からCP値を取得して画面表示部18へ表示し、CP値編集手段13によりその設定内容を編集する。また、表示されている内容を、CP値パターン登録手段14により、CP値パターンとして記憶部16へ登録する。そして、CP値ダウンロード手段15により、記憶部16に登録されているCP値パターンのいずれかを所望の制御デバイス4へダウンロードする。
【選択図】 図2
【解決手段】エンジニアリング支援装置1の制御部10では、CP値モニタ手段12により、所望の制御デバイス4からCP値を取得して画面表示部18へ表示し、CP値編集手段13によりその設定内容を編集する。また、表示されている内容を、CP値パターン登録手段14により、CP値パターンとして記憶部16へ登録する。そして、CP値ダウンロード手段15により、記憶部16に登録されているCP値パターンのいずれかを所望の制御デバイス4へダウンロードする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジニアリング支援装置およびプログラムに関し、特に通信回線を介して接続された各制御デバイスのアプリケーションプログラムで制御用データとして用いる各種変数値からなるコンフィグレーションプロパティ値(CP値)を設定するエンジニアリング支援装置およびプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまで、複数の設備から構成される大規模設備では、各設備のベンダごとに独自の制御方式が用いられていたため、設備全体を管理するには多くの困難があった。例えばビル設備では、空調設備や照明設備など複数の設備から構成されており、各設備のベンダで独自の制御方式が異なる。したがって、IT技術を導入してこれら設備を管理する場合、各制御方式をインターフェースするための機能を開発する必要があった。
【0003】
上記のような制御方式の違いを吸収して各設備を一元管理するため、LonWorks(登録商標)と呼ばれる通信制御技術が導入されつつある。LonWorksとは、米国のエシェロン社が開発した、通信と制御を一体化させた知的分散制御ネットワークシステムをベースとする設備制御・管理技術である。
このシステムはニューロンチップと呼ばれる通信・制御の両機能を持つLSIを空調や照明などの各種設備機器に埋め込み、TCP/IPに準拠したANSI/EIA709.1規格であるLonTalk(登録商標)と呼ばれる通信プロトコルで各種設備を制御・管理する仕組みとなっている。これにより、各設備ごとの制御方式の違いが取り除かれ、大規模設備全体の一元管理が実現されることになる。
【0004】
このようなLonWorks技術では、ネットワークを介して各設備の操作端、例えばバルブ、ポンプ、センサ、空調機などの端末を制御する場合、これら操作端とネットワークとの間に上記ニューロンチップからなるデバイス制御部を持つ制御デバイスが配置される。この制御デバイスには、接続された操作端を制御するためのアプリケーションプログラムが予め格納されており、各操作端はそのアプリケーションプログラムによって制御される。このとき、アプリケーションプログラムは、コンフィグレーションプロパティ値(以下、CP:Configuration Propeaty値という)と呼ばれる制御用データに基づき操作端を制御する。したがって、このCP値をネットワークを介して上位のエンジニアリング支援装置から設定することにより所望の自動制御を実現できる。
【0005】
各制御デバイスのCP値は、操作端に対する制御を左右するため、各設備を効率よく適切に稼働させるためには、予め設定された初期値とは異なり、その設備に固有の状況や環境に応じた最適値を設定する必要がある。
従来、各制御デバイスのCP値を設定する場合、エンジニアリング支援装置の表示画面でキーボードやポインティングデバイスなどの操作入力手段を用いて、CP値を構成する各変数値をそれぞれ設定し、それをネットワークを介して個々の制御デバイスへダウンロードするものとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のエンジニアリング支援装置では、同じ種類の制御デバイスが設備内に配置されており、これら制御デバイス間で同様のCP値が利用できる場合でも、各制御デバイスごとにCP値を設定する必要があり、システム構築やメンテナンスに多くの作業負担を要するという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、個々の制御デバイスに対して少ない作業負担で容易にCP値を設定できるエンジニアリング支援装置およびプログラムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明にかかるエンジニアリング支援装置は、所定のアプリケーションプログラムに基づき操作端を制御する複数の制御デバイスと通信手段を介して接続され、これら制御デバイスに対して、当該制御デバイスのアプリケーションプログラムで制御用データとして用いる複数の変数値からなるコンフィグレーションプロパティ値(CP値)を設定するエンジニアリング支援装置であって、各種情報を記憶する記憶部と、各制御デバイスのうち任意の制御デバイスを選択するデバイス選択手段と、選択した制御デバイスのアプリケーションプログラムで用いるコンフィグレーションプロパティ値を当該制御デバイスから通信手段を介して収集し表示するCP値モニタ手段と、制御デバイスのコンフィグレーションプロパティ値を編集するCP値編集手段と、制御デバイスのコンフィグレーションプロパティ値をCP値パターンとして記憶部に登録するCP値パターン登録手段と、記憶部に登録されているCP値パターンのいずれかを、選択された制御デバイスへ通信手段を介してダウンロードすることにより、当該制御デバイスで用いるコンフィグレーションプロパティ値として設定するCP値ダウンロード手段とを備えるものである。
【0008】
CP値パターン登録手段では、CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けてCP値パターンを登録するとともに、同一種別について複数の異なるCP値パターンを登録可とするようにしてもよい。
【0009】
CP値パターン登録手段では、CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けてCP値パターンを登録し、CP値ダウンロード手段では、記憶部に登録されているCP値パターンのうち、選択された制御デバイスのアプリケーションプログラムと一致する種別のCP値パターンを一覧表示し、そのうち選択されたCP値パターンを制御デバイスへダウンロードするようにしてもよい。
【0010】
また、本発明にかかるプログラムは、所定のアプリケーションプログラムに基づき操作端を制御する複数の制御デバイスと通信手段を介して接続され、各種情報を記憶する記憶部を有するエンジニアリング支援装置のコンピュータで、これら制御デバイスに対して、当該制御デバイスのアプリケーションプログラムで制御用データとして用いる複数の変数値からなるコンフィグレーションプロパティ値(CP値)を設定させるためのプログラムであって、各制御デバイスのうち任意の制御デバイスを選択するステップと、選択した制御デバイスのアプリケーションプログラムで用いるコンフィグレーションプロパティ値を当該制御デバイスから通信手段を介して収集し表示するステップと、制御デバイスのコンフィグレーションプロパティ値を編集するステップと、制御デバイスのコンフィグレーションプロパティ値をCP値パターンとして記憶部に登録するステップと、記憶部に登録されているCP値パターンのいずれかを、所望の制御デバイスへ通信手段を介してダウンロードすることにより、当該制御デバイスで用いるコンフィグレーションプロパティ値として設定するステップとを実行させるためのものである。
【0011】
CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けてCP値パターンを登録させるとともに、同一種別について複数の異なるCP値パターンを登録可とするステップを実行させるようにしてもよい。
【0012】
CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けてCP値パターンを登録するステップと、CP値パターンをダウンロードする際、記憶部に登録されているCP値パターンのうち、選択された制御デバイスのアプリケーションプログラムと一致する種別のCP値パターンを一覧表示し、そのうち選択されたCP値パターンを制御デバイスへダウンロードするステップとを実行させるようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施の形態にかかるエンジニアリング支援装置が用いられる設備の構成を示すブロック図である。
この設備Yは、エンジニアリング支援装置1、上位コントローラ2A,2B、制御デバイス4、および操作端5から構成されている。エンジニアリング支援装置1と上位コントローラ2A,2Bとは、イーサネット(登録商標)などのLAN回線9を介して接続されている。上位コントローラ2A,2Bと各制御デバイス4とは前述したLonTarkプロトコルを用いるサブネットワーク3A,3Bを介してそれぞれ接続されている。
【0014】
上位コントローラ2Aには、サブネットワーク3Aを介して制御デバイス4(#A1)と制御デバイス4(#A2)が接続されており、制御デバイス4(#A1)には、操作端5(バルブ)が接続され、制御デバイス4(#A2)には、操作端5(ポンプ)が接続されている。
また、上位コントローラ2Bには、サブネットワーク3Bを介して制御デバイス4(#B1)と制御デバイス4(#B2)が接続されており、制御デバイス4(#B1)には、操作端5(空調機)が接続され、制御デバイス4(#B2)には、操作端5(バルブ)が接続されている。
【0015】
エンジニアリング支援装置1は、オペレータが設備Yのシステム構築やメンテナンスを行うための管理装置であり、LAN回線9、上位コントローラ2A,2B、サブネットワーク3A,3Bを介して各制御デバイスとデータ通信を行うことにより、所望の制御デバイスのCP値をモニタし、あるいは必要に応じてダウンロードして設定する。
図2にエンジニアリング支援装置1の構成例を示す。エンジニアリング支援装置1は、全体として通信機能を有するコンピュータからなり、制御部10、記憶部16、操作入力部17、画面表示部18、および通信制御部19が設けられている。
制御部10は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路からなり、これらハードウェア資源と予め記憶部16に格納されているプログラムとを協働させることにより、各種機能手段を実現する。
【0016】
記憶部16は、ハードディスクやメモリなどの各種情報を記憶するメモリ装置からなり、記録媒体8から読み込まれ制御部10で実行されるプログラムのほか、設備Yの構成を示すデータや、各制御デバイス4にダウンロードされるCP値からなるCP値パターンなど、制御部10での処理に用いられる各種データが記憶される。操作入力部17は、キーボードやマウスなどのポインティングデバイスからなり、オペレータの操作を検出して制御部10へ出力する回路部である。画面表示部18は、CRTやLCDなどの画面表示装置からなり、設備Yの構成や各制御デバイスのCP値など、設備Yのシステム構築やメンテナンスに必要な各種情報を画面表示する。通信制御部19は、LAN回線9を介して各上位コントローラ2A,2Bとデータ通信を行う回路部である。
【0017】
制御部10には、機能手段としては、デバイス選択手段11、CP値モニタ手段12、CP値編集手段13、CP値パターン登録手段14、およびCP値ダウンロード手段15が設けられている。
デバイス選択手段11は、設備Yのうち作業対象となる制御デバイスを選択するための手段である。CP値モニタ手段12は、選択した制御デバイスからCP値を収集して画面表示部18へ表示するための手段である。CP値編集手段13は、表示されたCP値を編集するための手段である。CP値パターン登録手段14は、表示されたCP値をCP値パターンとして記憶部16へ登録するための手段である。CP値ダウンロード手段15は、表示されたCP値を任意の制御デバイス4へダウンロードして設定するための手段である。
【0018】
上位コントローラ2A,2Bは、サブネットワーク3A,3Bに接続された制御デバイス4とLonTalkプロトコルに基づきデータ通信を行うことにより、各制御デバイス4を管理する。また、エンジニアリング支援装置1からの指示に応じて管理下にある制御デバイス4からCP値を取得し、LAN回線9を介してエンジニアリング支援装置1へ転送し、あるいはエンジニアリング支援装置1からLAN回線9を介して受け取ったCP値を管理下にある制御デバイス4へダウンロードする。
【0019】
制御デバイス4は、予め設定されているCP値に基づき、所定のアプリケーションプログラムを実行することにより、操作端5を制御する装置である。
図3に制御デバイス4の構成例を示す。制御デバイス4には、LonWorks技術に基づくニューロンチップを用いたデバイス制御部40と、操作端5を接続するための操作端接続部44とが設けられている。
デバイス制御部40は、通信処理部41、アプリケーション処理部42および記憶部43から構成されている。
【0020】
通信処理部41は、LonTalkプロトコルに基づきサブネットワーク3A,3Bを介してデータ通信を行う機能部である。アプリケーション処理部42は、記憶部43に格納されているCP値に基づいて、同じく記憶部43に格納されているアプリケーションプログラムを実行することにより、操作端5を制御する機能部である。記憶部43は上記アプリケーションプログラムやCP値を記憶するメモリである。
【0021】
次に、図4を参照して、本実施の形態にかかるエンジニアリング支援装置1の動作を説明する。図4は、本実施の形態にかかるエンジニアリング支援装置1のCP値管理処理を示すフローチャートである。
まず、制御部10は、デバイス選択手段11を用いて作業対象とする制御デバイスを選択する(ステップ100)。このとき、デバイス選択手段11は、予め記憶部16に格納されている設備Yの構成データを読み込み、画面表示部18へデバイスツリーを表示する。
図5にデバイスツリービューの画面表示例を示す。ここでは、設備管理画面200内に、デバイスツリービュー201が設けられており、そのデバイスツリービュー201内に、設備Yに設置された各制御デバイス4が、それぞれの接続系統ごとに区分けしたツリー構造で、デバイスツリーとして表示される。
【0022】
オペレータは、操作入力部17のマウスなどを用いて、このデバイスツリービュー201から作業対象となる制御デバイス4を選択する。この例では、各制御デバイス4に搭載されているニューロンチップ(デバイス制御部40)の名称が表示されており、オペレータは、そのニューロンチップを選択するものとなっており、図5では、制御デバイス4(#A1)に搭載された「LONデバイス3」という名称のニューロンチップが選択されている。
このようにして、作業対象となる制御デバイスを選択した後、メニュー表示操作が行われると、その制御デバイスに対する処理を選択するための処理メニュー205が表示される。オペレータはその処理メニュー205から所望の処理を選択する(ステップ101)。図5では、CP値の内容を確認するため「コンフィグレーションプロパティ値モニター」という処理項目206が選択されている。
【0023】
これに応じて、制御部10では、CP値モニタ手段12を用いて所望の制御デバイス4(#A1)からCP値を取得して画面表示する(ステップ102)。このとき、CP値モニタ手段12では、通信制御部19制御して、デバイス選択手段11で選択された制御デバイス4(#A1)を管理する上位コントローラ2AとLAN回線9を介してデータ通信を行い、CP値の取得を指示する。上位コントローラ2Aは、これに応じてサブネットワーク3Aを介して制御デバイス4(#A1)とデータ通信を行い、制御デバイス4(#A1)の記憶部43からCP値を取得し、エンジニアリング支援装置1へ転送する。CP値モニタ手段12では、このようにして転送されてきたCP値を通信制御部19で受信し、画面表示部18へ表示する。
【0024】
図6は、CP値の画面表示例である。このCP値表示画面210には、リスト欄211が設けられており、制御デバイス4(#A1)から取得したCP値が一覧表示されている。このリスト欄211では、そのCP値に属する個々の変数の内容が各行ごとに示されており、各行ごとに制御デバイスの種別を示す「デバイスID」、制御デバイスの名称を示す「デバイス名称」、サブネットワーク3A上で変数を識別するための「ネットワーク変数名称」、その変数の形式を示す「ネットワーク変数タイプ」、現在の設定値を示す「値」などの欄が設けられている。
【0025】
CP値の一覧表示後、制御部10では、操作指示待ちループへ移行する(ステップ103)。
ここで、操作入力部17により、オペレータからの変数値の詳細設定指示が検出された場合(ステップ110:YES)、制御部10はCP値編集手段13を用いてCP値の編集を行う(ステップ111〜113)。
図7は、CP値の詳細設定画面例である。例えば、オペレータがマウス操作によりCP値表示画面210で詳細設定したいCP値の行212を選択すると、CP値編集手段13では、その選択行212に表示されている変数値の内容を詳細設定画面220へ表示する(ステップ111)。
【0026】
通常、CP値の各変数は1つ以上のメンバー変数から構成されている。この画面220では、変数値を構成する各メンバー変数の内容がリスト欄221の各行ごとに示されており、各行ごとにメンバー変数の順番を示す「メンバーインデックス」、メンバー変数を識別するための「メンバー名称」、メンバー変数の形式を示す「型」、メンバー変数の現在の設定値を示す「値」、その値の「単位」などの欄が設けられている。
オペレータは、この画面220において、所望のメンバー変数の「値」欄の内容すなわち設定値を変更することにより、上記選択した選択行212の変数値を詳細設定できる。
【0027】
詳細設定画面220において、「OK」ボタンが押された場合には、詳細設定の正常終了と判断して(ステップ122:YES)、詳細設定画面220の表示内容を表示画面210のCP値へ反映させるとともに、詳細設定画面220を閉じ(ステップ113)、操作指示待ちループへ移行する(ステップ103)。
【0028】
また、操作指示待ちループ(ステップ103)において、操作入力部17により、オペレータからのパターン登録指示が検出された場合(ステップ120:YES)、制御部10はCP値パターン登録手段14を用いてCP値パターンの登録を行う(ステップ121)。
図8は、プルダウンメニュー画面例である。例えば、オペレータがマウス操作によりCP値表示画面210で「表示」メニュー215を選択すると、「表示」に関する処理項目を示すプルダウンメニュー230が表示される。
このプルダウンメニュー230において、さらにマウス操作により処理項目231「現在値をCP値パターンとして登録する」を選択すると、CP値のパターン登録処理が開始される。
【0029】
図9は、CP値パターン登録画面例である。このCP値のパターン登録処理では、図9に示すように、記憶部16へ登録するパターンの名称を入力するための入力ダイアログ240が表示される。
オペレータにより、このダイアログ240で所望のパターン名称が入力された場合、CP値パターン登録手段14では、CP値表示画面210に表示されているCP値をそのパターン名称を用いて記憶部16へ登録する。このとき、そのCP値はそのCP値が用いられるアプリケーションプログラムの種別と対応付けて登録される。本実施の形態では、各制御デバイス4ごとに1つのアプリケーションプログラムが割り当てられていることから、CP値表示画面210のデバイスIDの値がアプリケーションプログラムの種別として用いられる。また、同一種別について複数の異なるCP値パターンを登録してもよい。
このようにして、CP値パターン登録後、操作指示待ちループへ移行する(ステップ103)。
【0030】
一方、操作指示待ちループ(ステップ103)において、操作入力部17により、オペレータからのCP値のダウンロード指示が検出された場合(ステップ130:YES)、制御部10はCP値ダウンロード手段15を用いて所望の制御デバイス4に対するCP値のダウンロード処理を行う(ステップ131〜133)。
図10は、CP値ダウンロード画面例である。上記図8のプルダウンメニューにおいて、処理項目232「CP値パターンをダウンロードする」が選択された場合、CP値ダウンロード手段15では、上記ステップ100で選択されてCP値表示画面210で表示されている制御デバイス4に対するCP値ダウンロード画面250を表示する。
【0031】
この画面250には、ダウンロードするCP値パターンの名称を入力する登録パターン入力項目251が設けられている。この入力項目251がプルダウン操作された場合、CP値ダウンロード手段15では、現在選択されている制御デバイス4で用いられるアプリケーションプログラムの種別、ここでは制御デバイス4のデバイスIDと関連づけて記憶部16に登録されているCP値パターンをすべて選択する。そして、これらCP値パタンの名称を当該制御デバイス4で利用可能な登録パターンとして選択メニュー252にリスト表示し、そのうち選択されたCP値パターン名称を入力項目251へ表示する(ステップ131)。
【0032】
その後、オペレータによる登録指示ボタン253の操作に応じて(ステップ132)、入力項目251に表示されているCP値パターンを記憶部16から読み出し、処理対象として選択されている制御デバイス4、例えば制御デバイス4(#B2)へダウンロードする(ステップ133)。このようにして、CP値をダウンロード後、操作指示待ちループ(ステップ103)へ移行する。
また、操作指示待ちループ(ステップ103)において、終了操作が行われた場合(ステップ104:YES)、一連のCP値管理処理を終了する。
【0033】
したがって、ダウンロード指示されたCP値パターンは、通信制御部19からLAN回線9を介して上位コントローラ2Bへ転送され、ここからサブネットワークB(3B)を介して制御デバイス4(#B2)で渡される。制御デバイス4(#B2)のデバイス制御部40では、通信処理部41でそのCP値を受信し、アプリケーション処理部42での操作端制御に用いるCP値として記憶部43へ格納する。
このとき、例えば図1の制御デバイス4(#A1)と制御デバイス4(#B2)とが、ともに操作端(バルブ)5を制御する同種のアプリケーションプログラムを持ち、これらプログラムで同様のCP値を利用できる場合、一方の制御デバイス4で設定したCP値をパターン登録することにより、他方の制御デバイス4でそのCP値を利用することができる。
【0034】
このように、エンジニアリング支援装置1の制御部10で、任意の制御デバイス4のアプリケーションプログラムで制御用データとして用いられる各種CP値をCP値パターンとして記憶部16に登録し、必要に応じて所望の制御デバイス4へ一括してダウンロードするようにしたので、従来のように、各制御デバイスごとにCP値を設定する必要がなくなり、各制御デバイス間で同様のCP値が利用できる場合には、複数の制御デバイスに対して少ない作業負担で容易にCP値を設定できる。
また、CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けて登録するとともに、同一種別について複数の異なるCP値パターンを登録可とするようにしたので、同一種別で用いられるCP値パターンの選択範囲を広げることができ、CP値設定時の作業負担をさらに軽減できる。
【0035】
また、CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けてCP値パターンを登録し、ダウンロードの際、これら登録されているCP値パターンのうち、処理対象の制御デバイスのアプリケーションプログラムと一致する種別のCP値パターンを一覧表示し、そのうち選択されたCP値パターンを所望の制御デバイスへダウンロードするようにしたので、他の種別のアプリケーションプログラムで用いられるCP値を選択するという誤りを完全に回避でき、信頼性の高いCP値設定処理を提供できる。
【0036】
なお、以上の説明では、図1に示したように、エンジニアリング支援装置1と制御デバイス4とが、LAN回線9、上位コントローラ2A,2Bおよびサブネットワーク3A,3Bを介して接続されている設備を例として説明したが、エンジニアリング支援装置1と制御デバイス4との接続関係については、これに限定されるものではない。例えば、エンジニアリング支援装置1と制御デバイス4とがサブネットワーク3A,3Bを介して直接接続されている設備についても、本実施の形態を適用することができ、前述と同様の作用効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、選択した制御デバイスから当該制御デバイスのアプリケーションプログラムで用いるコンフィグレーションプロパティ値を収集して表示するとともに、表示されているコンフィグレーションプロパティ値を編集し、あるいはそのコンフィグレーションプロパティ値のすべてをCP値パターンとして記憶部に登録し、記憶部に登録されているCP値パターンのいずれかを、所望の制御デバイスへ通信回線を介してダウンロードし、当該制御デバイスで用いるコンフィグレーションプロパティ値として設定するようにしたので、従来のように、各制御デバイスごとにCP値を設定する必要がなくなり、各制御デバイス間で同様のCP値が利用できる場合には、複数の制御デバイスに対して少ない作業負担で容易にCP値を設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるエンジニアリング支援装置が適用される設備の構成を示すブロック図である。
【図2】エンジニアリング支援装置の構成を示すブロック図である。
【図3】制御デバイスの構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態にかかるエンジニアリング支援装置1のCP値管理処理を示すフローチャートである。
【図5】デバイスツリービューの画面表示例である。
【図6】CP値の画面表示例である。
【図7】CP値の詳細設定画面表示例である。
【図8】処理メニュー表示画面例である。
【図9】CP値パターン名称入力画面例である。
【図10】CP値ダウンロード画面例である。
【符号の説明】
1…エンジニアリング支援装置、10…制御部、11…デバイス選択手段、12…CP値モニタ手段、13…CP値編集手段、14…CP値パターン登録手段、15…CP値ダウンロード手段、16…記憶部、17…操作入力部、18…画面表示部、19…通信制御部、2A,2B…上位コントローラ、3A,3B…サブネットワーク、4…制御デバイス、40…デバイス制御部、41…通信処理部、42…アプリケーション処理部、43…記憶部、44…操作端接続部、5…操作端、8…記録媒体、9…LAN回線。
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジニアリング支援装置およびプログラムに関し、特に通信回線を介して接続された各制御デバイスのアプリケーションプログラムで制御用データとして用いる各種変数値からなるコンフィグレーションプロパティ値(CP値)を設定するエンジニアリング支援装置およびプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまで、複数の設備から構成される大規模設備では、各設備のベンダごとに独自の制御方式が用いられていたため、設備全体を管理するには多くの困難があった。例えばビル設備では、空調設備や照明設備など複数の設備から構成されており、各設備のベンダで独自の制御方式が異なる。したがって、IT技術を導入してこれら設備を管理する場合、各制御方式をインターフェースするための機能を開発する必要があった。
【0003】
上記のような制御方式の違いを吸収して各設備を一元管理するため、LonWorks(登録商標)と呼ばれる通信制御技術が導入されつつある。LonWorksとは、米国のエシェロン社が開発した、通信と制御を一体化させた知的分散制御ネットワークシステムをベースとする設備制御・管理技術である。
このシステムはニューロンチップと呼ばれる通信・制御の両機能を持つLSIを空調や照明などの各種設備機器に埋め込み、TCP/IPに準拠したANSI/EIA709.1規格であるLonTalk(登録商標)と呼ばれる通信プロトコルで各種設備を制御・管理する仕組みとなっている。これにより、各設備ごとの制御方式の違いが取り除かれ、大規模設備全体の一元管理が実現されることになる。
【0004】
このようなLonWorks技術では、ネットワークを介して各設備の操作端、例えばバルブ、ポンプ、センサ、空調機などの端末を制御する場合、これら操作端とネットワークとの間に上記ニューロンチップからなるデバイス制御部を持つ制御デバイスが配置される。この制御デバイスには、接続された操作端を制御するためのアプリケーションプログラムが予め格納されており、各操作端はそのアプリケーションプログラムによって制御される。このとき、アプリケーションプログラムは、コンフィグレーションプロパティ値(以下、CP:Configuration Propeaty値という)と呼ばれる制御用データに基づき操作端を制御する。したがって、このCP値をネットワークを介して上位のエンジニアリング支援装置から設定することにより所望の自動制御を実現できる。
【0005】
各制御デバイスのCP値は、操作端に対する制御を左右するため、各設備を効率よく適切に稼働させるためには、予め設定された初期値とは異なり、その設備に固有の状況や環境に応じた最適値を設定する必要がある。
従来、各制御デバイスのCP値を設定する場合、エンジニアリング支援装置の表示画面でキーボードやポインティングデバイスなどの操作入力手段を用いて、CP値を構成する各変数値をそれぞれ設定し、それをネットワークを介して個々の制御デバイスへダウンロードするものとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のエンジニアリング支援装置では、同じ種類の制御デバイスが設備内に配置されており、これら制御デバイス間で同様のCP値が利用できる場合でも、各制御デバイスごとにCP値を設定する必要があり、システム構築やメンテナンスに多くの作業負担を要するという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、個々の制御デバイスに対して少ない作業負担で容易にCP値を設定できるエンジニアリング支援装置およびプログラムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明にかかるエンジニアリング支援装置は、所定のアプリケーションプログラムに基づき操作端を制御する複数の制御デバイスと通信手段を介して接続され、これら制御デバイスに対して、当該制御デバイスのアプリケーションプログラムで制御用データとして用いる複数の変数値からなるコンフィグレーションプロパティ値(CP値)を設定するエンジニアリング支援装置であって、各種情報を記憶する記憶部と、各制御デバイスのうち任意の制御デバイスを選択するデバイス選択手段と、選択した制御デバイスのアプリケーションプログラムで用いるコンフィグレーションプロパティ値を当該制御デバイスから通信手段を介して収集し表示するCP値モニタ手段と、制御デバイスのコンフィグレーションプロパティ値を編集するCP値編集手段と、制御デバイスのコンフィグレーションプロパティ値をCP値パターンとして記憶部に登録するCP値パターン登録手段と、記憶部に登録されているCP値パターンのいずれかを、選択された制御デバイスへ通信手段を介してダウンロードすることにより、当該制御デバイスで用いるコンフィグレーションプロパティ値として設定するCP値ダウンロード手段とを備えるものである。
【0008】
CP値パターン登録手段では、CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けてCP値パターンを登録するとともに、同一種別について複数の異なるCP値パターンを登録可とするようにしてもよい。
【0009】
CP値パターン登録手段では、CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けてCP値パターンを登録し、CP値ダウンロード手段では、記憶部に登録されているCP値パターンのうち、選択された制御デバイスのアプリケーションプログラムと一致する種別のCP値パターンを一覧表示し、そのうち選択されたCP値パターンを制御デバイスへダウンロードするようにしてもよい。
【0010】
また、本発明にかかるプログラムは、所定のアプリケーションプログラムに基づき操作端を制御する複数の制御デバイスと通信手段を介して接続され、各種情報を記憶する記憶部を有するエンジニアリング支援装置のコンピュータで、これら制御デバイスに対して、当該制御デバイスのアプリケーションプログラムで制御用データとして用いる複数の変数値からなるコンフィグレーションプロパティ値(CP値)を設定させるためのプログラムであって、各制御デバイスのうち任意の制御デバイスを選択するステップと、選択した制御デバイスのアプリケーションプログラムで用いるコンフィグレーションプロパティ値を当該制御デバイスから通信手段を介して収集し表示するステップと、制御デバイスのコンフィグレーションプロパティ値を編集するステップと、制御デバイスのコンフィグレーションプロパティ値をCP値パターンとして記憶部に登録するステップと、記憶部に登録されているCP値パターンのいずれかを、所望の制御デバイスへ通信手段を介してダウンロードすることにより、当該制御デバイスで用いるコンフィグレーションプロパティ値として設定するステップとを実行させるためのものである。
【0011】
CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けてCP値パターンを登録させるとともに、同一種別について複数の異なるCP値パターンを登録可とするステップを実行させるようにしてもよい。
【0012】
CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けてCP値パターンを登録するステップと、CP値パターンをダウンロードする際、記憶部に登録されているCP値パターンのうち、選択された制御デバイスのアプリケーションプログラムと一致する種別のCP値パターンを一覧表示し、そのうち選択されたCP値パターンを制御デバイスへダウンロードするステップとを実行させるようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施の形態にかかるエンジニアリング支援装置が用いられる設備の構成を示すブロック図である。
この設備Yは、エンジニアリング支援装置1、上位コントローラ2A,2B、制御デバイス4、および操作端5から構成されている。エンジニアリング支援装置1と上位コントローラ2A,2Bとは、イーサネット(登録商標)などのLAN回線9を介して接続されている。上位コントローラ2A,2Bと各制御デバイス4とは前述したLonTarkプロトコルを用いるサブネットワーク3A,3Bを介してそれぞれ接続されている。
【0014】
上位コントローラ2Aには、サブネットワーク3Aを介して制御デバイス4(#A1)と制御デバイス4(#A2)が接続されており、制御デバイス4(#A1)には、操作端5(バルブ)が接続され、制御デバイス4(#A2)には、操作端5(ポンプ)が接続されている。
また、上位コントローラ2Bには、サブネットワーク3Bを介して制御デバイス4(#B1)と制御デバイス4(#B2)が接続されており、制御デバイス4(#B1)には、操作端5(空調機)が接続され、制御デバイス4(#B2)には、操作端5(バルブ)が接続されている。
【0015】
エンジニアリング支援装置1は、オペレータが設備Yのシステム構築やメンテナンスを行うための管理装置であり、LAN回線9、上位コントローラ2A,2B、サブネットワーク3A,3Bを介して各制御デバイスとデータ通信を行うことにより、所望の制御デバイスのCP値をモニタし、あるいは必要に応じてダウンロードして設定する。
図2にエンジニアリング支援装置1の構成例を示す。エンジニアリング支援装置1は、全体として通信機能を有するコンピュータからなり、制御部10、記憶部16、操作入力部17、画面表示部18、および通信制御部19が設けられている。
制御部10は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路からなり、これらハードウェア資源と予め記憶部16に格納されているプログラムとを協働させることにより、各種機能手段を実現する。
【0016】
記憶部16は、ハードディスクやメモリなどの各種情報を記憶するメモリ装置からなり、記録媒体8から読み込まれ制御部10で実行されるプログラムのほか、設備Yの構成を示すデータや、各制御デバイス4にダウンロードされるCP値からなるCP値パターンなど、制御部10での処理に用いられる各種データが記憶される。操作入力部17は、キーボードやマウスなどのポインティングデバイスからなり、オペレータの操作を検出して制御部10へ出力する回路部である。画面表示部18は、CRTやLCDなどの画面表示装置からなり、設備Yの構成や各制御デバイスのCP値など、設備Yのシステム構築やメンテナンスに必要な各種情報を画面表示する。通信制御部19は、LAN回線9を介して各上位コントローラ2A,2Bとデータ通信を行う回路部である。
【0017】
制御部10には、機能手段としては、デバイス選択手段11、CP値モニタ手段12、CP値編集手段13、CP値パターン登録手段14、およびCP値ダウンロード手段15が設けられている。
デバイス選択手段11は、設備Yのうち作業対象となる制御デバイスを選択するための手段である。CP値モニタ手段12は、選択した制御デバイスからCP値を収集して画面表示部18へ表示するための手段である。CP値編集手段13は、表示されたCP値を編集するための手段である。CP値パターン登録手段14は、表示されたCP値をCP値パターンとして記憶部16へ登録するための手段である。CP値ダウンロード手段15は、表示されたCP値を任意の制御デバイス4へダウンロードして設定するための手段である。
【0018】
上位コントローラ2A,2Bは、サブネットワーク3A,3Bに接続された制御デバイス4とLonTalkプロトコルに基づきデータ通信を行うことにより、各制御デバイス4を管理する。また、エンジニアリング支援装置1からの指示に応じて管理下にある制御デバイス4からCP値を取得し、LAN回線9を介してエンジニアリング支援装置1へ転送し、あるいはエンジニアリング支援装置1からLAN回線9を介して受け取ったCP値を管理下にある制御デバイス4へダウンロードする。
【0019】
制御デバイス4は、予め設定されているCP値に基づき、所定のアプリケーションプログラムを実行することにより、操作端5を制御する装置である。
図3に制御デバイス4の構成例を示す。制御デバイス4には、LonWorks技術に基づくニューロンチップを用いたデバイス制御部40と、操作端5を接続するための操作端接続部44とが設けられている。
デバイス制御部40は、通信処理部41、アプリケーション処理部42および記憶部43から構成されている。
【0020】
通信処理部41は、LonTalkプロトコルに基づきサブネットワーク3A,3Bを介してデータ通信を行う機能部である。アプリケーション処理部42は、記憶部43に格納されているCP値に基づいて、同じく記憶部43に格納されているアプリケーションプログラムを実行することにより、操作端5を制御する機能部である。記憶部43は上記アプリケーションプログラムやCP値を記憶するメモリである。
【0021】
次に、図4を参照して、本実施の形態にかかるエンジニアリング支援装置1の動作を説明する。図4は、本実施の形態にかかるエンジニアリング支援装置1のCP値管理処理を示すフローチャートである。
まず、制御部10は、デバイス選択手段11を用いて作業対象とする制御デバイスを選択する(ステップ100)。このとき、デバイス選択手段11は、予め記憶部16に格納されている設備Yの構成データを読み込み、画面表示部18へデバイスツリーを表示する。
図5にデバイスツリービューの画面表示例を示す。ここでは、設備管理画面200内に、デバイスツリービュー201が設けられており、そのデバイスツリービュー201内に、設備Yに設置された各制御デバイス4が、それぞれの接続系統ごとに区分けしたツリー構造で、デバイスツリーとして表示される。
【0022】
オペレータは、操作入力部17のマウスなどを用いて、このデバイスツリービュー201から作業対象となる制御デバイス4を選択する。この例では、各制御デバイス4に搭載されているニューロンチップ(デバイス制御部40)の名称が表示されており、オペレータは、そのニューロンチップを選択するものとなっており、図5では、制御デバイス4(#A1)に搭載された「LONデバイス3」という名称のニューロンチップが選択されている。
このようにして、作業対象となる制御デバイスを選択した後、メニュー表示操作が行われると、その制御デバイスに対する処理を選択するための処理メニュー205が表示される。オペレータはその処理メニュー205から所望の処理を選択する(ステップ101)。図5では、CP値の内容を確認するため「コンフィグレーションプロパティ値モニター」という処理項目206が選択されている。
【0023】
これに応じて、制御部10では、CP値モニタ手段12を用いて所望の制御デバイス4(#A1)からCP値を取得して画面表示する(ステップ102)。このとき、CP値モニタ手段12では、通信制御部19制御して、デバイス選択手段11で選択された制御デバイス4(#A1)を管理する上位コントローラ2AとLAN回線9を介してデータ通信を行い、CP値の取得を指示する。上位コントローラ2Aは、これに応じてサブネットワーク3Aを介して制御デバイス4(#A1)とデータ通信を行い、制御デバイス4(#A1)の記憶部43からCP値を取得し、エンジニアリング支援装置1へ転送する。CP値モニタ手段12では、このようにして転送されてきたCP値を通信制御部19で受信し、画面表示部18へ表示する。
【0024】
図6は、CP値の画面表示例である。このCP値表示画面210には、リスト欄211が設けられており、制御デバイス4(#A1)から取得したCP値が一覧表示されている。このリスト欄211では、そのCP値に属する個々の変数の内容が各行ごとに示されており、各行ごとに制御デバイスの種別を示す「デバイスID」、制御デバイスの名称を示す「デバイス名称」、サブネットワーク3A上で変数を識別するための「ネットワーク変数名称」、その変数の形式を示す「ネットワーク変数タイプ」、現在の設定値を示す「値」などの欄が設けられている。
【0025】
CP値の一覧表示後、制御部10では、操作指示待ちループへ移行する(ステップ103)。
ここで、操作入力部17により、オペレータからの変数値の詳細設定指示が検出された場合(ステップ110:YES)、制御部10はCP値編集手段13を用いてCP値の編集を行う(ステップ111〜113)。
図7は、CP値の詳細設定画面例である。例えば、オペレータがマウス操作によりCP値表示画面210で詳細設定したいCP値の行212を選択すると、CP値編集手段13では、その選択行212に表示されている変数値の内容を詳細設定画面220へ表示する(ステップ111)。
【0026】
通常、CP値の各変数は1つ以上のメンバー変数から構成されている。この画面220では、変数値を構成する各メンバー変数の内容がリスト欄221の各行ごとに示されており、各行ごとにメンバー変数の順番を示す「メンバーインデックス」、メンバー変数を識別するための「メンバー名称」、メンバー変数の形式を示す「型」、メンバー変数の現在の設定値を示す「値」、その値の「単位」などの欄が設けられている。
オペレータは、この画面220において、所望のメンバー変数の「値」欄の内容すなわち設定値を変更することにより、上記選択した選択行212の変数値を詳細設定できる。
【0027】
詳細設定画面220において、「OK」ボタンが押された場合には、詳細設定の正常終了と判断して(ステップ122:YES)、詳細設定画面220の表示内容を表示画面210のCP値へ反映させるとともに、詳細設定画面220を閉じ(ステップ113)、操作指示待ちループへ移行する(ステップ103)。
【0028】
また、操作指示待ちループ(ステップ103)において、操作入力部17により、オペレータからのパターン登録指示が検出された場合(ステップ120:YES)、制御部10はCP値パターン登録手段14を用いてCP値パターンの登録を行う(ステップ121)。
図8は、プルダウンメニュー画面例である。例えば、オペレータがマウス操作によりCP値表示画面210で「表示」メニュー215を選択すると、「表示」に関する処理項目を示すプルダウンメニュー230が表示される。
このプルダウンメニュー230において、さらにマウス操作により処理項目231「現在値をCP値パターンとして登録する」を選択すると、CP値のパターン登録処理が開始される。
【0029】
図9は、CP値パターン登録画面例である。このCP値のパターン登録処理では、図9に示すように、記憶部16へ登録するパターンの名称を入力するための入力ダイアログ240が表示される。
オペレータにより、このダイアログ240で所望のパターン名称が入力された場合、CP値パターン登録手段14では、CP値表示画面210に表示されているCP値をそのパターン名称を用いて記憶部16へ登録する。このとき、そのCP値はそのCP値が用いられるアプリケーションプログラムの種別と対応付けて登録される。本実施の形態では、各制御デバイス4ごとに1つのアプリケーションプログラムが割り当てられていることから、CP値表示画面210のデバイスIDの値がアプリケーションプログラムの種別として用いられる。また、同一種別について複数の異なるCP値パターンを登録してもよい。
このようにして、CP値パターン登録後、操作指示待ちループへ移行する(ステップ103)。
【0030】
一方、操作指示待ちループ(ステップ103)において、操作入力部17により、オペレータからのCP値のダウンロード指示が検出された場合(ステップ130:YES)、制御部10はCP値ダウンロード手段15を用いて所望の制御デバイス4に対するCP値のダウンロード処理を行う(ステップ131〜133)。
図10は、CP値ダウンロード画面例である。上記図8のプルダウンメニューにおいて、処理項目232「CP値パターンをダウンロードする」が選択された場合、CP値ダウンロード手段15では、上記ステップ100で選択されてCP値表示画面210で表示されている制御デバイス4に対するCP値ダウンロード画面250を表示する。
【0031】
この画面250には、ダウンロードするCP値パターンの名称を入力する登録パターン入力項目251が設けられている。この入力項目251がプルダウン操作された場合、CP値ダウンロード手段15では、現在選択されている制御デバイス4で用いられるアプリケーションプログラムの種別、ここでは制御デバイス4のデバイスIDと関連づけて記憶部16に登録されているCP値パターンをすべて選択する。そして、これらCP値パタンの名称を当該制御デバイス4で利用可能な登録パターンとして選択メニュー252にリスト表示し、そのうち選択されたCP値パターン名称を入力項目251へ表示する(ステップ131)。
【0032】
その後、オペレータによる登録指示ボタン253の操作に応じて(ステップ132)、入力項目251に表示されているCP値パターンを記憶部16から読み出し、処理対象として選択されている制御デバイス4、例えば制御デバイス4(#B2)へダウンロードする(ステップ133)。このようにして、CP値をダウンロード後、操作指示待ちループ(ステップ103)へ移行する。
また、操作指示待ちループ(ステップ103)において、終了操作が行われた場合(ステップ104:YES)、一連のCP値管理処理を終了する。
【0033】
したがって、ダウンロード指示されたCP値パターンは、通信制御部19からLAN回線9を介して上位コントローラ2Bへ転送され、ここからサブネットワークB(3B)を介して制御デバイス4(#B2)で渡される。制御デバイス4(#B2)のデバイス制御部40では、通信処理部41でそのCP値を受信し、アプリケーション処理部42での操作端制御に用いるCP値として記憶部43へ格納する。
このとき、例えば図1の制御デバイス4(#A1)と制御デバイス4(#B2)とが、ともに操作端(バルブ)5を制御する同種のアプリケーションプログラムを持ち、これらプログラムで同様のCP値を利用できる場合、一方の制御デバイス4で設定したCP値をパターン登録することにより、他方の制御デバイス4でそのCP値を利用することができる。
【0034】
このように、エンジニアリング支援装置1の制御部10で、任意の制御デバイス4のアプリケーションプログラムで制御用データとして用いられる各種CP値をCP値パターンとして記憶部16に登録し、必要に応じて所望の制御デバイス4へ一括してダウンロードするようにしたので、従来のように、各制御デバイスごとにCP値を設定する必要がなくなり、各制御デバイス間で同様のCP値が利用できる場合には、複数の制御デバイスに対して少ない作業負担で容易にCP値を設定できる。
また、CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けて登録するとともに、同一種別について複数の異なるCP値パターンを登録可とするようにしたので、同一種別で用いられるCP値パターンの選択範囲を広げることができ、CP値設定時の作業負担をさらに軽減できる。
【0035】
また、CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けてCP値パターンを登録し、ダウンロードの際、これら登録されているCP値パターンのうち、処理対象の制御デバイスのアプリケーションプログラムと一致する種別のCP値パターンを一覧表示し、そのうち選択されたCP値パターンを所望の制御デバイスへダウンロードするようにしたので、他の種別のアプリケーションプログラムで用いられるCP値を選択するという誤りを完全に回避でき、信頼性の高いCP値設定処理を提供できる。
【0036】
なお、以上の説明では、図1に示したように、エンジニアリング支援装置1と制御デバイス4とが、LAN回線9、上位コントローラ2A,2Bおよびサブネットワーク3A,3Bを介して接続されている設備を例として説明したが、エンジニアリング支援装置1と制御デバイス4との接続関係については、これに限定されるものではない。例えば、エンジニアリング支援装置1と制御デバイス4とがサブネットワーク3A,3Bを介して直接接続されている設備についても、本実施の形態を適用することができ、前述と同様の作用効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、選択した制御デバイスから当該制御デバイスのアプリケーションプログラムで用いるコンフィグレーションプロパティ値を収集して表示するとともに、表示されているコンフィグレーションプロパティ値を編集し、あるいはそのコンフィグレーションプロパティ値のすべてをCP値パターンとして記憶部に登録し、記憶部に登録されているCP値パターンのいずれかを、所望の制御デバイスへ通信回線を介してダウンロードし、当該制御デバイスで用いるコンフィグレーションプロパティ値として設定するようにしたので、従来のように、各制御デバイスごとにCP値を設定する必要がなくなり、各制御デバイス間で同様のCP値が利用できる場合には、複数の制御デバイスに対して少ない作業負担で容易にCP値を設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるエンジニアリング支援装置が適用される設備の構成を示すブロック図である。
【図2】エンジニアリング支援装置の構成を示すブロック図である。
【図3】制御デバイスの構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態にかかるエンジニアリング支援装置1のCP値管理処理を示すフローチャートである。
【図5】デバイスツリービューの画面表示例である。
【図6】CP値の画面表示例である。
【図7】CP値の詳細設定画面表示例である。
【図8】処理メニュー表示画面例である。
【図9】CP値パターン名称入力画面例である。
【図10】CP値ダウンロード画面例である。
【符号の説明】
1…エンジニアリング支援装置、10…制御部、11…デバイス選択手段、12…CP値モニタ手段、13…CP値編集手段、14…CP値パターン登録手段、15…CP値ダウンロード手段、16…記憶部、17…操作入力部、18…画面表示部、19…通信制御部、2A,2B…上位コントローラ、3A,3B…サブネットワーク、4…制御デバイス、40…デバイス制御部、41…通信処理部、42…アプリケーション処理部、43…記憶部、44…操作端接続部、5…操作端、8…記録媒体、9…LAN回線。
Claims (6)
- 所定のアプリケーションプログラムに基づき操作端を制御する複数の制御デバイスと通信手段を介して接続され、これら制御デバイスに対して、当該制御デバイスのアプリケーションプログラムで制御用データとして用いる複数の変数値からなるコンフィグレーションプロパティ値(CP値)を設定するエンジニアリング支援装置であって、
各種情報を記憶する記憶部と、
前記各制御デバイスのうち任意の制御デバイスを選択するデバイス選択手段と、
選択した制御デバイスのアプリケーションプログラムで用いるコンフィグレーションプロパティ値を当該制御デバイスから前記通信手段を介して収集し表示するCP値モニタ手段と、
前記制御デバイスのコンフィグレーションプロパティ値を編集するCP値編集手段と、
前記制御デバイスのコンフィグレーションプロパティ値をCP値パターンとして前記記憶部に登録するCP値パターン登録手段と、
前記記憶部に登録されているCP値パターンのいずれかを、前記選択された制御デバイスへ前記通信手段を介してダウンロードすることにより、当該制御デバイスで用いるコンフィグレーションプロパティ値として設定するCP値ダウンロード手段とを備えることを特徴とするエンジニアリング支援装置。 - 請求項1記載のエンジニアリング支援装置において、
前記CP値パターン登録手段は、前記CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けて前記CP値パターンを登録するとともに、同一種別について複数の異なるCP値パターンを登録可とすることを特徴とするエンジニアリング支援装置。 - 請求項1記載のエンジニアリング支援装置において、
前記CP値パターン登録手段は、前記CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けて前記CP値パターンを登録し、
前記CP値ダウンロード手段は、前記記憶部に登録されているCP値パターンのうち、前記選択された制御デバイスのアプリケーションプログラムと一致する種別のCP値パターンを一覧表示し、そのうち選択されたCP値パターンを前記制御デバイスへダウンロードすることを特徴とするエンジニアリング支援装置。 - 所定のアプリケーションプログラムに基づき操作端を制御する複数の制御デバイスと通信手段を介して接続され、各種情報を記憶する記憶部を有するエンジニアリング支援装置のコンピュータで、これら制御デバイスに対して、当該制御デバイスのアプリケーションプログラムで制御用データとして用いる複数の変数値からなるコンフィグレーションプロパティ値(CP値)を設定させるためのプログラムであって、
前記各制御デバイスのうち任意の制御デバイスを選択するステップと、
選択した制御デバイスのアプリケーションプログラムで用いるコンフィグレーションプロパティ値を当該制御デバイスから前記通信手段を介して収集し表示するステップと、
前記制御デバイスのコンフィグレーションプロパティ値を編集するステップと、
前記制御デバイスのコンフィグレーションプロパティ値をCP値パターンとして前記記憶部に登録するステップと、
前記記憶部に登録されているCP値パターンのいずれかを、所望の制御デバイスへ前記通信手段を介してダウンロードすることにより、当該制御デバイスで用いるコンフィグレーションプロパティ値として設定するステップとを実行させるためのプログラム。 - 請求項4記載のプログラムにおいて、
前記CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けて前記CP値パターンを登録させるとともに、同一種別について複数の異なるCP値パターンを登録可とするステップを実行させるためのプログラム。 - 請求項4記載のプログラムにおいて、
前記CP値パターンを登録する際、そのCP値を用いるアプリケーションプログラムの種別と対応付けて前記CP値パターンを登録するステップと、
前記CP値パターンをダウンロードする際、前記記憶部に登録されているCP値パターンのうち、前記選択された制御デバイスのアプリケーションプログラムと一致する種別のCP値パターンを一覧表示し、そのうち選択されたCP値パターンを前記制御デバイスへダウンロードするステップとを実行させるためのプログラム。
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