JP2004070545A - アドレス入力支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】過去に入力したことのない長く複雑なメールアドレスやURLアドレスを入力する際の面倒を軽減する。
【解決手段】予め多数のアドレスが登録されたデータベースを用意しておき、メールソフトやブラウザのアドレス入力欄に入力された冒頭部分から始まるアドレスを瞬時に検索してリスト表示する。ユーザが選択したアドレスをアドレス入力欄に転載する。これによりユーザは過去に入力したことのないアドレスであっても最後まで入力する必要がなくなり、ユーザの入力負担を軽減させることができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアドレス入力支援システムに関し、特に、長く複雑な電子メールアドレスやURLアドレスを入力する場合のユーザの負担を軽減するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のインターネット人口の増加に伴い、メールアドレスの重複を避けるため、あるいは無作為に組み合わせた文字列を宛先として送られる迷惑メールの受信を防止すべく、電子メールアドレスを長く複雑なものとする傾向がある。メールアドレスが長く複雑な場合には、新規メールの作成画面において送信先アドレス入力欄への入力作業の負担が大きくなる。また、アドレス入力の際に入力ミスが生じる可能性も高くなる。特に、近年はインターネット機能付きの携帯電話端末が普及しているが、携帯電話機の限られたキーを操作して複雑なアドレス入力を行うのは面倒である。
【0003】
電子メール機能を有する情報通信端末では通常、アドレス帳に登録された電子メールアドレスをアドレス入力欄に転載できるようにしている。また、過去に入力したことのあるメールアドレスを履歴として保存しておき、一覧から選択できるような機能も採用されている。しかしながら、過去に一度も入力したことのないアドレスは呼び出すことはできず、始めから入力しなければならず面倒であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題を解決すべく、過去に入力したことのない長く複雑なメールアドレスやURLアドレスを入力する際の面倒を軽減するアドレス入力支援システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明に係るシステムは、電子メール機能及び/又はウェブページ閲覧機能を備えるユーザ端末と、多数の電子メールアドレス及び/又はURLアドレスが登録されたデータベースを備えるアドレス提供手段とで構成され、
前記ユーザ端末が、電子メール又はURLのアドレス入力欄に入力されるアドレスの冒頭部分を前記アドレス提供手段に送出するアドレス冒頭部送出手段と、前記アドレス提供手段から検索結果を受け取ってユーザに表示する検索結果表示手段と、この検索結果に記載のアドレスを前記アドレス入力欄に転載するアドレス決定手段とを備え、
前記アドレス提供手段が、前記ユーザ端末からアドレス冒頭部を受け取ったら前記データベースを検索し、条件に合致する電子メールアドレス又はURLアドレスを検索結果として前記ユーザ端末に返信する検索手段を備えることを特徴とする。
【0006】
本発明では、ユーザ端末においてアドレス入力欄に入力されるアドレス冒頭部分をキーワードとして多数のアドレスが登録されたデータベースを検索し、当該冒頭部分を含むアドレスを表示してユーザが利用できるようにした。したがってユーザは一度も入力したことのないアドレスであっても冒頭部分を入力するだけで完全なアドレスを得ることができ、入力負担を軽減することができる。
【0007】
このシステムにおいて、前記アドレス提供手段は、前記ユーザ端末が接続されたネットワーク上にあるサーバ端末であることを特徴とする。ネットワーク上のサーバ端末でアドレスデータベースを一元管理すれば、多数のユーザ端末で当該データベースを利用できるとともに、データベースの更新管理を簡単に行うことが可能となる。しかしながら、前記アドレス提供手段は前記ユーザ端末あるいはその周辺装置に組み込まれていてもよい。
【0008】
本発明のシステムにおいて、前記アドレス冒頭部送出手段は、前記アドレス入力欄に予め設定された文字数の入力があった場合または所定の入力があった場合に、それまでに入力された文字列をアドレス冒頭部として前記アドレス提供手段に送出することを特徴とする。このように予め設定しておき自動的にアドレス冒頭部が送出されるようにすると、迅速に完全なアドレスの提供を受けることができる。
【0009】
また、前記アドレス提供手段は、受信したアドレス冒頭部から始まる電子メールアドレス又はURLアドレスを検索し、該当するアドレスがない場合にはさらに類似のアドレスを検索することが望ましい。条件に合うアドレスが存在しなくても類似アドレスを提供するようにすれば、ユーザは若干の変更を加えて完全なアドレスとすることができ、この場合でも全部を入力する場合よりユーザの入力負担を軽減させることが可能となる。
【0010】
また、前記アドレス提供手段がさらに、前記データベースに未登録の電子メールアドレス及び/又はURLアドレスの情報を受信して前記データベースに追加登録するアドレス収集手段を備えることが望ましい。データベースの登録数は多い方が適切であるので、随時新規なアドレス情報を入手してデータベースに追加登録するようにする。これにより、検索時のヒット率を向上させることができる。
【0011】
また、本発明のシステムにおいて、前記ユーザ端末がさらに、前記アドレス入力欄に文字「@」の入力があった場合に、予め設定された1以上のドメイン名をユーザに提示して選択を促すドメイン入力補助手段を備えるようにしてもよい。オプションで「@」の入力によりドメイン名が1以上提示されるようにすれば、ユーザは適宜のドメイン名を選択してアドレスを完成させることができ、ドメイン名まですべてを入力する負担が軽減する。
【0012】
本発明に係るプログラムは、電子メール機能及び/又はウェブページ閲覧機能を有するユーザ端末上で動作するアドレス入力支援プログラムであって、
電子メール又はURLのアドレス入力欄に入力されるアドレスの冒頭部分を、通信ネットワークで接続されたアドレス提供サーバに送出するステップと、前記アドレス提供サーバから検索結果を受け取ってユーザに表示するステップと、この検索結果に記載のアドレスを前記アドレス入力欄に転載するステップと、を前記ユーザ端末に実行させることを特徴とする。
【0013】
あるいは、電子メール機能及び/又はウェブページ閲覧機能を有するユーザ端末上で動作するアドレス入力支援プログラムであって、
電子メール又はURLのアドレス入力欄に入力されるアドレスの冒頭部分を抽出するステップと、前記ユーザ端末が利用可能であって多数の電子メールアドレス及び/又はURLアドレスが登録されたデータベースを検索して前記アドレスの冒頭分を含む電子メールアドレス又はURLアドレスをユーザに表示するステップと、この検索結果に記載のアドレスを前記アドレス入力欄に転載するステップと、を前記ユーザ端末に実行させることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら以下に詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態のアドレス入力支援システムでは、ユーザ端末10と、アドレス提供サーバ20とがネットワーク30で接続されている。ユーザ端末10は個々のユーザが用いるパーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話機、PHSなどの情報端末であり、少なくとも電子メール機能を有する。すなわち、ユーザ端末10は電子メールの送受信やメール編集作業を制御するメールソフト11を備え、入力キーや液晶ディスプレイ等の表示手段(図示せず)を備えている。
【0015】
ネットワーク30は例えばインターネットであり、ユーザ端末10は常時接続サービスを受けているものとする。ただし、ネットワーク30は外部に開放されていない社内LAN等であってもよいし、またユーザ端末10は常時接続でなく必要に応じてネットワーク30にログインするような形式であってもよい。
【0016】
メールソフト11はユーザ端末10上で動作するプログラムであり、ユーザが新規メールの作成を希望した場合に、新規メール作成画面を表示する。この新規メール作成画面の例を図2に示す。新規メール作成画面は本文入力欄31、送信ボタン32等の他に、宛先やカーボンコピー(CC)のメールアドレスを入力するアドレス入力欄33を備える。ユーザが本文入力欄31及びアドレス入力欄33を入力して送信ボタン32を押下すると、このメールが宛先アドレスのメールボックスに送信される。
【0017】
図示しないが、ユーザ端末10は独自のアドレス帳やアドレス入力履歴を管理し、アドレス帳に登録されたメールアドレスや過去に入力したことのあるメールアドレスを呼び出してアドレス入力欄33に転載できるように構成されていてもよい。この場合、ユーザはアドレス帳の登録アドレスあるいは過去に入力したことのあるアドレスであれば、キー操作で一からアドレス入力を行う必要がない。しかしながら、過去に一度も入力したことのないアドレスは呼び出すことができない。本発明の特徴はこの場合に有効な入力支援システムを提供することにある。
【0018】
ユーザ端末10はメールソフト11の他に、本発明の特徴部分である冒頭部送出部12と、検索結果表示部13と、アドレス決定部14とを備えている。冒頭部送出部12は、ユーザがアドレス入力欄33に入力した文字列を電子メールアドレスの冒頭部分としてアドレス提供サーバ20へ送出する。ここで、冒頭部送出部12のアドレス冒頭部分送出処理は、予め設定された所定数の文字入力があったらこれを冒頭部分としてサーバ20に送出したり、電子メールアドレスのうちドメインとの区切りとなるアットマーク「@」の入力、その他所定のボタン押下など適宜の入力があったらそれまでの文字列を冒頭部分として送出する等、予めユーザの設定により定められるものとする。
【0019】
検索結果表示部13は、アドレス提供サーバ20から返信されてきた電子メールアドレスをユーザに表示する。この場合、サーバ20の検索で複数のメールアドレスが抽出された場合には、リスト表示してユーザが選択できるようにする。アドレス決定部14は、サーバ20からの検索回答が1つである場合にはそのままアドレス入力欄33に転載する。検索回答が複数である場合には、ユーザが選択したアドレスをアドレス入力欄33に転載する。
【0020】
アドレス提供サーバ20は、検索手段21と、アドレスデータベース22とを備えている。アドレスデータベース22にはネットワーク30上で公開されている多数の電子メールアドレスが登録されている。検索手段21は、ユーザ端末10からアドレス冒頭部分を受信するとデータベース22を検索し、当該冒頭部分から始まるアドレスをユーザ端末10に返信する。
【0021】
また、検索手段21は、データベース22の登録アドレスに受信した冒頭部分から始まるアドレスが存在しない場合には、これに近いアドレスを抽出してユーザ端末10に返信するようにする。この類似アドレスの検索は、例えば受信した冒頭部分が5文字である場合には最初の4文字を冒頭に含むアドレスを検索し、この条件に合致するアドレスがなければ更に最初の3文字を含むアドレスを条件として検索する。また、受信したアドレス冒頭部分がドット「.」やハイフン「−」を含む場合には、その前後の文字列を含むアドレスを条件として検索するようにしてもよい。また、検索条件に合致するメールアドレスが複数ある場合には、リスト形式でユーザ端末10に返信するようにする。
【0022】
上記システムを用いた電子メールの作成/送信処理を、図3のフローを用いて説明する。図3において、左側にユーザの入力動作、中央にユーザ端末10の処理、右側にアドレス提供サーバ20の処理を示す。
例えば名刺や広告チラシ等に記載されたメールアドレスにユーザが初めてメール送信する場合に、ユーザは端末10に新規メール作成要求を行う(ステップS1)。これにより、端末10に図2に示すような新規メール作成ウィンドウが表示される(ステップS2)。
【0023】
メールアドレスを入力するために、ユーザはアドレス入力欄33にカーソルをおき、名刺等のアドレス表示を見ながら冒頭部分を入力する(ステップS3)。上述のように、アドレス冒頭部は予め設定された文字数としたり、適宜の入力(例えば「@」)までの文字列とすることができる。また、メールソフトに「アドレス検索」ボタンを設けておき、当該ボタンの押下を契機として入力文字を冒頭部分とするようにしてもよい。いずれを選択するかは予めユーザが設定するようにする。
【0024】
ユーザ端末10の冒頭部送出部12はアドレス冒頭部の入力があったら、入力内容をアドレス提供サーバ20に送出する(ステップS4)。アドレス提供サーバ20の検索手段21はユーザ端末10からの情報を受信したらデータベース22を検索し、受信した文字列を冒頭に含むメールアドレスをユーザ端末10に返送する(ステップS5)。ここで該当するアドレスが複数ある場合は、リスト形式で返送される。また、データベース22に該当するメールアドレスが存在しない場合は、上述した類似アドレスの検索を行い、受信した文字列に近い文字列を含むメールアドレスのリストを返送するようにする。
【0025】
ユーザ端末10の検索結果表示手段13は受信したリストを液晶ディスプレイ等の表示手段に表示して、ユーザの選択を促す(ステップS6)。ここで、アドレス決定部14は検索回答が1つである場合には、そのままアドレス入力欄33に転載するようにする。検索回答が複数であってリスト表示した場合には、ユーザが選択したアドレスをアドレス入力欄33に転載する(ステップS7、S8)。以上の処理により、入力しなければならないメールアドレスが長く複雑なものであっても、サーバ20の検索結果から選択するだけでよいため、入力負担を軽減することができる。また、サーバ20に登録されたアドレスを選択する方式なので、メールの入力ミスといった不都合が生じることがない。
【0026】
ユーザはその後、メール本文を編集したり選択したアドレスの一部を変更する等して、メール作成作業を完了する(ステップS9)。そしてユーザがメール作成ウィンドウ上の送信ボタン32を押下すると(ステップS10)、メールがネットワーク30を介して宛先に送信される(ステップS11)。
【0027】
図4は、本発明の別の実施形態の構成を示す図である。図4に示す実施形態では、図1に示すアドレス提供サーバ20の機能がそのままユーザ端末40に組み込まれている。すなわち、ユーザ端末40は、メールソフト11、冒頭部送出部12、検索結果表示部13、アドレス決定部14の他に、アドレス提供手段としての検索手段21及びデータベース22を備えている。この場合、図1に示す要素と同一の符号を付した要素は同様の動作を行うものとし、以下における重複する説明は省略する。データベース22は磁気ディスク、フレキシブルディスクやCD−ROM等のリムーバブルディスクなどに格納されており、その駆動制御を行うドライブ装置は内蔵型であっても周辺機器としてユーザ端末40に接続されていてもよい。本実施形態の場合、多数のメールアドレスが登録されたアドレスデータベース22を例えばネットワーク30からのダウンロードあるいはCD−ROM等の入手によりユーザ端末40に取り込んで使用するものとする。
【0028】
このようにシステムを構成しても、図1に示す例と同様の効果を得ることができる。すなわち、メールソフト11のアドレス入力欄に冒頭部分を入力すれば検索手段21がデータベース22を検索して該当するメールアドレスを表示するので、そのなかから所望するアドレスを選択すればよい。これによりアドレス全部を入力する労力を軽減することができる。
【0029】
図5は、本発明のさらなる実施形態の構成を示す図である。本実施形態のシステムでは、図1に示すシステムの構成に加えて、アドレス提供サーバ20がアドレス取得手段23を備えている。アドレス取得手段23は、ユーザ端末10その他ネットワーク30に接続している端末からメールアドレスの情報を受け取り、データベース22に随時追加登録を行う。このアドレス取得形態としては、以下のものを考えることができる。
【0030】
(1)サービス利用の申し込みの際にアドレスを取得する
アドレス提供サーバ20のサービスを登録されたユーザしか利用できないように設定し、利用を希望するユーザからの申し込み時に電子メールアドレス情報の提供を依頼する。この場合、登録したユーザにはユーザIDやパスワードを交付しておき、冒頭アドレスの受信時すなわちサービス利用時にIDやパスワードを認証するようにする。
【0031】
(2)公開ホームページやメール等でアドレス登録を受け付ける
公開されたホームページなどにアドレス入力欄を設けておき、自己のアドレスの登録を希望するユーザがアドレス情報を登録するようにする。また、大企業などには数千から数万のメールアドレスのリストを予め定められたデータフォーマットで出力してもらい、所定のメールアドレスに添付ファイルで送ってもらう。メールアドレス取得手段23はこれをバッチ処理にてデータベース22にインポートする。
【0032】
このようにシステムを構成すると、データベース22を随時更新して電子メールアドレスの登録数を増やしていくことができる。また、アドレス提供サーバ20で一元管理するデータベース22を更新することにより、ネットワーク30に接続された複数のユーザ端末10のいずれもが、より多くのアドレスが登録された最新のデータベース22を利用することができる。
【0033】
図6は、本発明の更なる実施形態の構成を示す図である。図6に示す実施形態では、図1に示すシステムの構成に加えて、ユーザ端末10がさらにドメイン入力補助部15を備えている。このドメイン入力補助部15には予め数種類のドメイン名が登録されており、アドレス入力欄33に「@」の入力があったら所定のドメインをリスト表示し、ユーザに選択を促す。ここでユーザがリストから選択したドメインアドレスが入力済み「@」の後部に付加され、メールアドレスとして完成する。例えば「biglobe.ne.jp」や「docomo.ne.jp」などユーザ数の多いドメイン名を登録しておけば、その都度ドメインアドレスを呼び出して利用することができる。これにより、ユーザはメールアドレスの最後の文字まで入力する必要がなくなり、電子メールアドレスの入力負担が軽減される。
【0034】
このドメイン入力補助部15はユーザ端末10にある必要はなく、アドレス提供サーバ20がその機能を担うようにしてもよい。その場合、冒頭部送出部12が文字「@」の入力を検出してサーバ20に通知するようにする。また、ドメイン入力補助部15の登録データにはユーザが自社ドメイン等を自身で追加できるようにするのが望ましい。さらにユーザの指定により、登録されているドメインのうち有名なドメインを優先的に表示するといった設定ができるようにしてもよい。
【0035】
上記の実施形態はいずれも電子メールアドレスの入力支援を行うシステムとして構成しているが、本発明のアドレス入力支援システムは、ウェブサイトのURLアドレスの入力支援システムとして構成することができる。図7はURLアドレスの入力支援システムの例を示す図である。図7に示すシステムでは、図1、図4、図5に示すシステムのメールソフト11がウェブページ閲覧ソフト(ブラウザ)51に置き換えられており、アドレスデータベース62には多数のURLアドレスが登録されているものとする。
【0036】
このシステムにおいて冒頭部送出部52は、ブラウザ51のアドレス入力欄の入力文字のうち、例えばURLアドレスを示す最初の「http://」を除いた冒頭部分を冒頭アドレスとしてサーバ60に送出する。ここで冒頭アドレスの送出には、予め設定された文字数の入力、あるいは任意の文字(例えばドット「.」やスラッシュ「/」など)の入力があったら入力文字列を冒頭アドレスとして送出する処理が考えられる。以降の処理は図1等に示すアドレス入力支援システムと同様であり、サーバ60の検索手段61がデータベース62を検索し、該当アドレスのリストをユーザ端末50に返信する。端末50ではリストが表示され、ユーザが選択したアドレスがブラウザ51のアドレス入力欄に転載される。これにより、ユーザは長く複雑なURLアドレスを最後まで入力する必要がなくなり、入力負担を軽減することができる。
【0037】
本発明のシステムにおいて、冒頭部送出部12、検索結果表示部13、アドレス決定部14の処理、及び、検索手段21の処理は、ユーザ端末10またはアドレス提供サーバ20のプログラム制御により行うことができる。このプログラムはインストール時にメールソフト11あるいはブラウザ51に組み込まれ、メールソフト11又はブラウザ51の起動時には常駐するものとする。また、ユーザ端末10で動作するプログラムはCD−ROM等のパッケージ製品として提供する他、ネットワーク30上のサーバ20からダウンロード形式で提供することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明したように、本発明のアドレス入力支援システムでは、電子メールアドレスやURLアドレスの冒頭部分の入力文字からデータベースの検索を行い所望のアドレスを選択できるようにしているため、長く複雑なアドレスを最後まで入力する必要がなく、ユーザのアドレス入力負担を軽減することができる。また、手入力を不要としているので、アドレスの入力ミスといった不都合が生じることがない。したがって、今まで入力したことのないアドレスであっても迅速かつ正確にアドレス入力欄に表示して、メール送信またはURL閲覧を快適に進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示す図である。
【図2】ユーザ端末における新規メール作成画面例を示す図である。
【図3】図1に示すシステムの動作を説明するフロー図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の構成を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の構成を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施形態の構成を示す図である。
【図7】本発明の第5の実施形態の構成を示す図である。
【符号の説明】
10、50  ユーザ端末
11   メールソフト
12、52  冒頭部送出部
13、53  検索結果表示部
14、54  アドレス決定部
15   ドメイン入力補助部
20、60  アドレス提供サーバ
21、61  検索手段
22、62  アドレスデータベース
23   アドレス取得手段
30   ネットワーク
51   ウェブページ閲覧ソフト

Claims (9)

  1. 電子メール機能及び/又はウェブページ閲覧機能を備えるユーザ端末と、多数の電子メールアドレス及び/又はURLアドレスが登録されたデータベースを備えるアドレス提供手段とで構成され、
    前記ユーザ端末が、電子メール又はURLのアドレス入力欄に入力されるアドレスの冒頭部分を前記アドレス提供手段に送出するアドレス冒頭部送出手段と、前記アドレス提供手段から検索結果を受け取ってユーザに表示する検索結果表示手段と、この検索結果に記載のアドレスを前記アドレス入力欄に転載するアドレス決定手段とを備え、
    前記アドレス提供手段が、前記ユーザ端末からアドレス冒頭部を受け取ったら前記データベースを検索し、条件に合致する電子メールアドレス又はURLアドレスを検索結果として前記ユーザ端末に返信する検索手段を備えることを特徴とするアドレス入力支援システム。
  2. 請求項1に記載のアドレス入力支援システムにおいて、前記アドレス提供手段は、前記ユーザ端末が接続されたネットワーク上にあるサーバ端末であることを特徴とするアドレス入力支援システム。
  3. 請求項1に記載のアドレス入力支援システムにおいて、前記アドレス提供手段が前記ユーザ端末あるいはその周辺装置に組み込まれていることを特徴とするアドレス入力支援システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のアドレス入力支援システムにおいて、前記アドレス冒頭部送出手段は、前記アドレス入力欄に予め設定された文字数の入力があった場合または所定の入力があった場合に、それまでに入力された文字列をアドレス冒頭部として前記アドレス提供手段に送出することを特徴とするアドレス入力支援システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のアドレス入力支援システムにおいて、前記アドレス提供手段は、受信したアドレス冒頭部から始まる電子メールアドレス又はURLアドレスを検索し、該当するアドレスがない場合にはさらに類似のアドレスを検索することを特徴とするアドレス入力支援システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のアドレス入力支援システムにおいて、前記アドレス提供手段がさらに、前記データベースに未登録の電子メールアドレス及び/又はURLアドレスの情報を受信して前記データベースに追加登録するアドレス収集手段を備えることを特徴とするアドレス入力支援システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のアドレス入力支援システムにおいて、前記ユーザ端末がさらに、前記アドレス入力欄に文字「@」の入力があった場合に、予め設定された1以上のドメイン名をユーザに提示して選択を促すドメイン入力補助手段を備えることを特徴とするアドレス提供システム。
  8. 電子メール機能及び/又はウェブページ閲覧機能を有するユーザ端末上で動作するアドレス入力支援プログラムであって、
    電子メール又はURLのアドレス入力欄に入力されるアドレスの冒頭部分を、通信ネットワークで接続されたアドレス提供サーバに送出するステップと、前記アドレス提供サーバから検索結果を受け取ってユーザに表示するステップと、この検索結果に記載のアドレスを前記アドレス入力欄に転載するステップと、を前記ユーザ端末に実行させることを特徴とするアドレス入力支援プログラム。
  9. 電子メール機能及び/又はウェブページ閲覧機能を有するユーザ端末上で動作するアドレス入力支援プログラムであって、
    電子メール又はURLのアドレス入力欄に入力されるアドレスの冒頭部分を抽出するステップと、前記ユーザ端末が利用可能であって多数の電子メールアドレス及び/又はURLアドレスが登録されたデータベースを検索して前記アドレスの冒頭分を含む電子メールアドレス又はURLアドレスをユーザに表示するステップと、この検索結果に記載のアドレスを前記アドレス入力欄に転載するステップと、を前記ユーザ端末に実行させることを特徴とするアドレス入力支援プログラム。
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