JP2004070010A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004070010A
JP2004070010A JP2002229259A JP2002229259A JP2004070010A JP 2004070010 A JP2004070010 A JP 2004070010A JP 2002229259 A JP2002229259 A JP 2002229259A JP 2002229259 A JP2002229259 A JP 2002229259A JP 2004070010 A JP2004070010 A JP 2004070010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
image
forming apparatus
glossiness
gloss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002229259A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokatsu Suzuki
鈴木 宏克
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002229259A priority Critical patent/JP2004070010A/ja
Publication of JP2004070010A publication Critical patent/JP2004070010A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】用紙に依存せず同一画像面内における光沢が均一で良好な印象を与えるフルカラー画像を形成する。
【解決手段】定着装置10の後工程において、用紙P上の画像光沢度を検知するための光沢度検知手段25を設ける。光沢度測定用のテストパターンとしてトナー付着量変化の大きい3色グレーの階調パターン(パッチ)を作成し、各パッチの光沢度を検知手段25により検出する。そして、各パッチ(画像)の光沢度の差が小さくなるように、定着条件等の画像形成に関わるパラメータを設定する。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、さらに詳しくは、画像光沢性の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の電子写真方式のフルカラー複写機やプリンターにおいては、鮮鋭性、階調性、粒状性、色再現性などの画質が飛躍的に向上している。一方、画像光沢については、表面が均一な光沢である印刷や銀塩写真と異なり、電子写真方式では用紙の表面光沢によらず、画像部に応じて光沢が異なるという特性がある。特に色再現性向上の観点から、従来は画像部で光沢を高めるようなトナーおよび定着装置の設計もなされていた。しかしながら、画像を高光沢化にするに伴い、ビジネス文書においては文字のギラツキによる視認性が悪化する、また、自然画においては画像内において光沢の差が発生しカラー画像の印象を損なう、というような画質の欠点も指摘されている。
【0003】
上記のような画像光沢の課題に対し、例えば特開2000−284548号公報には、記録材の光沢度に応じて定着条件を可変することで、同一画像面内における光沢度を均一化するようにした画像形成装置が開示されている。また、特開2001−305816号公報には、画像部および非画像部に透明トナー層を定着する過程を有し、定着層の表面粗さを規定することで適度な光沢を有し、粒状性が良い画像を得るようにした画像形成装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開2000−284548号公報に記載のものに関し、画像面内の光沢を均一化できるのは普通紙や上質紙などの光沢度の低い用紙に限られ、塗工紙など表面光沢度の高い用紙においては低濃度から中濃度において光沢度が大きく低下することで、画像においては均一な光沢感が得られないという問題があった。
【0005】
また、特開2001−305816号公報に記載のものにおいては、透明トナーの現像器が増えることでの装置の複雑化や、多量の透明トナーを消費しなければならない点などにおいて実用的でないという問題があった。
【0006】
本発明は、従来の画像形成装置における上述の問題を解決し、用紙に依存せず同一画像面内における光沢が均一で良好な印象を与えるフルカラー画像を得ることのできる画像形成装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、本発明により、熱定着装置によりトナー像を記録材上に定着させる画像形成装置において、前記熱定着装置により定着された画像中の最大光沢度と最小光沢度の差である光沢度差が所定値以下となるように、記録材に応じて画像形成条件が設定されることにより解決される。
【0008】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記画像形成条件が前記熱定着装置の定着条件であることを提案する。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記熱定着装置の定着条件が、定着温度,定着速度,定着圧力,定着領域のうちの少なくとも1つであることを提案する。
【0009】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、当該画像形成装置が画像信号のガンマ補正を行うガンマ補正処理手段を有し、前記画像形成条件がガンマ補正のパラメータであることを提案する。
【0010】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、当該画像形成装置が黒を含む複数色のトナーを用いる現像装置を有し、該現像装置が黒トナー量を調整する機構を備え、前記画像形成条件が黒トナー量の調整にかかわるパラメータであることを提案する。
【0011】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記画像中の光沢度差が20以下であることを提案する。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、画像形成する用紙の表面光沢度が5%以下の場合、前記画像中の光沢度差が10以下であることを提案する。
【0012】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記トナーの体積平均粒径が7μm以下であることを提案する。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記熱定着装置により定着された画像の光沢度を検知する光沢度検知手段を有し、該光沢度検知手段により画像中の光沢度差を検出し、該検出された光沢度差に応じて前記画像形成条件を設定することを提案する。
【0013】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記記録材に応じて設定された画像形成条件を記憶する記憶手段を備えることを提案する。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記記録材に応じた画像形成条件を設定するための光沢度設定モードを有することを提案する。
【0014】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記光沢度設定モードの実行を指示する入力手段を有することを提案する。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記光沢度設定モードが、当該画像形成装置に新たに記録材が収納された際に自動的に実行されることを提案する。
【0015】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、当該画像形成装置が画像信号の中間調処理を行う中間調処理部を有し、中間調処理におけるスクリーン角度がトナー色毎に異なることを提案する。
【0016】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、当該画像形成装置が画像信号の中間調処理を行う中間調処理部を有し、中間調処理におけるスクリーン線数が200以上であることを提案する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置の一例における作像部付近を示す概略構成図である。この図に示すように、感光体ドラム(像担持体)1の周囲には、感光体表面を帯電するための帯電手段2,感光体表面の潜像に帯電させたトナーを付与するための現像装置3,中間転写手体としての中間転写ベルト4,感光体上の残留トナーを除去・回収するためのクリーニング装置5等が配設されている。帯電手段2は図示例ではコロトロンやスコロトロン等のチャージャタイプを用いているが、帯電ローラ等の接触式帯電手段を採用することもできる。帯電手段2と現像装置3の間は露光位置となっており、一様帯電処理された感光体面に潜像を形成するために図示しない露光装置からの走査光が照射される。
【0018】
本例における現像装置3は、いわゆるリボルバー型現像装置であり、黒(K),イエロー(Y),シアン(C),マゼンタ(M)の各色トナーに対応した現像器3K,3Y,3C,3Mを備えている。フルカラー画像の形成に際しては、各色現像器が交互に感光体ドラムに対向する現像位置に移動して現像を行う。なお、各色現像器を感光体ドラム1の周面に並べて配置する方式でも良い。また、現像装置は二成分もしくは一成分のどちらの方式でも良い。
【0019】
中間転写ベルト4は複数のローラ間に張設されており、感光体ドラム1上に形成されたトナー像を中間転写ベルト4上に転写させる一次転写手段(図示せず)を有している。この中間転写ベルト4の下方には、中間転写ベルト4に担持されたトナー像を記録紙Pに転写させるための二次転写手段6が設けられている。
【0020】
二次転写手段としての転写搬送ベルト装置6の側方には、記録紙P上に転写された未定着トナーを定着するための定着装置10が設けられている。転写搬送ベルト装置6と定着装置10間は、搬送ベルト7により連絡されている。
【0021】
上記のような構成における画像形成動作について簡単に説明する。
画像形成時、感光体ドラム1の表面は帯電手段2によって所定の電位に均一に帯電される。帯電手段2によって帯電された感光体ドラム1に対し、図示しない露光装置からの露光光L(例えばレーザ光)が照射され、画像情報に応じた静電潜像が形成される。その静電潜像に現像装置3からトナーが付与されてトナー像が形成される。感光体ドラム1上に形成した各色毎のトナー像は、中間転写ベルト4上に順次転写され重ね合わされる。感光体ドラム1上に残留したトナーはクリーニング装置5によって除去され、図示しない除電装置によってドラム上の残留電位が除去される。
【0022】
一方、不図示の給紙部から搬送された記録紙Pが二次転写ニップに進入し、中間転写ベルト4上に担持されたトナー像が、転写搬送ベルト装置6における転写電圧によって記録紙P上に一括して転写される。未定着のトナー像が載った記録紙Pは、定着装置10を通過する際に熱と圧力が与えられ、トナーが記録材上に定着される。なお、定着装置の方式は図示例に限らず、表面加熱方式、誘導加熱方式等任意の方式のものを採用しえる。
【0023】
次に、画像処理について説明する。
本例の画像形成装置における画像処理部は、図2に示すように、主として入力信号変換部21,色変換部22,階調補正部23,中間調処理部24からなっている。コンピュータあるいはスキャナ等の入力装置から送られた画像信号は、入力信号変換部21に入り、L*,a*,b*,およびR,G,B等の信号に適宜変換され、色変換部22に送られる。色変換部22においては、3次元ルックアップテーブルや変換行列などの処理により、Y,M,C,Kのプリンタ用の色信号が生成される。その際にKの最適値を求めるUCR(Under Color Removal)処理も同時に行なわれる。
【0024】
ここで、一般的なUCR処理について図3を参照して説明する。図3(a)のようにC,M,Y値があるときに、C,M,Yの共通部分(点線以下の部分)のある割合をKに置き換えることがUCR処理である。これにより、使用する総トナー量を減らすことができる。この割合をUCR率とすると、図3(b)ではUCR70%、図3(c)ではUCR100%になり、UCR0%の場合は図3(a)のままである。
【0025】
そのC,M,Y,K信号が階調補正部23にて所望の出力特性が得られるようにC’,M’,Y’,K’信号へ変換される。その変換はガンマ変換といい、入力デジタル値Cinと出力デジタル値Coutの関係が図4のようになる。ここで所望の出力特性とは、例えばグレーバランスや明度の線形性,色差の最小など、目的に応じて適宜設定されるものである。そしてガンマ変換されたC’,M’,Y’,K’信号の各色毎にディザや誤差拡散などの中間調処理が中間調処理部24でなされたあとに露光駆動部に送られ、LDやLEDが点灯駆動する。
【0026】
次に、定着装置10について図5を参照して説明する。
図5に示す定着装置10において、定着ローラ11に加圧ローラ12が図示しない加圧手段により圧接されている。定着ローラ11及び加圧ローラ12には、それぞれヒータ13が内蔵されている。また、定着ローラ11及び加圧ローラ12の表面に接触又は近接して、温度検知手段としてのサーミスタ14が配置されている。サーミスタ14の検知出力に基づいて、定着ローラ11及び加圧ローラ12の温度制御が行われる。そして、定着ローラ11には、クリーニングローラ15及びシリコーンオイルを定着ローラ表面に塗布するためのオイル塗布ローラ15がそれぞれ接触して設けられている。未定着トナー像を担持する記録材Pは、定着ローラ11と加圧ローラ12間に通紙され、両ローラからの熱と圧力とにより、トナー像が記録材上に定着される。
【0027】
定着ローラ11及び加圧ローラ12の温度は、ヒータ13,13への供給電力をそれぞれ制御することにより可変できるようになっている。また、図示しない加圧手段により、定着ローラ11と加圧ローラ12間の圧接力を変更できるように構成されている。なお、定着装置としては図示例に限らず、適宜な構成を採用しえるものである。例えば、本例では、ローラが弾性層を有するソフトロールを用いているが、テフロンロールによるハードルールを用いることもできる。また、ベルト定着装置を用いることもできる。さらには、加熱方式もハロゲンランプ等のヒータに限らず、抵抗体による表面加熱方式、誘導加熱方式等任意の方式のものを用いることができる。
【0028】
さて、本願発明者は、用紙種類に応じた好ましい光沢の調査を次のように行った。
まず、用紙の種類毎に光沢を変化させた画像サンプルを作成した。その用紙としては、上質紙(70g/m、リコー製TYPE6000<70W>)、アート紙(127.9g/m、三菱製紙製:特菱アート両面)、マット紙(127.9g/m、三菱製紙製:スーパーマットアート両面)の3種類を用いた。また、画像の光沢については、前述の定着装置10において定着条件である温度および線速を変化させることで、5水準の画像光沢を得た。また、画像サンプルは、光沢度測定用のパターンと主観評価用画像(自然画とビジネス文書の混合)の二種類の画像パターンをそれぞれ出力して用いた。
【0029】
ここで作像条件として、単色の100%ベタ部における単位面積あたりのトナー付着量を0.5〜0.6mg/cmになるように調整した。光沢度測定用パターンは単色(M)、2色(red:M+Y)、3色(グレー:)における階調パターンであり、各色で異なるスクリーン角度を持つディザの中間調処理がなされている。
【0030】
光沢度測定の原理を図6を参照して説明する。JISZ8741に規定されているように、光沢度の測定は画像面の法線に対し、入射角θと受光角θ’が等しくなるように、光源および受光部を設置する。そして、光源からある開き角の光束を入射させ、鏡面反射したある開き角の光束を受光部にて測定する。すなわち、図6において、光源31から照射された光束はレンズを通り、記録材Pに角度θで入射する。そして、鏡面反射方向に反射した光束をレンズを通して受光器32によって検出する。なお、本実施例においては入射角θ=60度として光沢度の検出を行ったものである。
【0031】
そして、上記した光沢度測定用のパターンの測定パッチのうち、トナー付着量変化の大きい3色グレー(C+M+Y)の階調パターンの光沢度を測定することで、各画像サンプルの光沢特性とした。前述の5水準の画像光沢をそれぞれA〜Eとし、各用紙種類毎の光沢特性を図7に示す。図7(a)は上質紙、図7(b)はアート紙、図7(c)はマット紙であり、各グラフの横軸は階調パターンにおける面積率、縦軸は光沢度(Gloss)である。図7から分るように、上質紙では画像面積率による光沢度の差は小さいが、アート紙あるいはマット紙では光沢度の変化が大きく、特にアート紙の水準C,D,D画像では同一画像内における光沢度の差が大きくなっている。
【0032】
なお、上記光沢度測定用テストパターンについて補足すると、テストパターンは画像面積率の異なる階調パターン(紙白〜ベタ)のパッチを幾つか並べたもので、図7に示すように用紙により光沢度の最も高い個所と最も低い個所は異なってくる。例えば、上質紙では光沢度が最も低い個所は紙であるのに対し、アート紙では光沢度が最も低い個所は中濃度あたり(画像面積率が中くらいのところ)の階調パターンとなる。本例では、上記のようにトナー付着量変化の大きい3色グレーの階調パターンをテストパターンとし、その光沢度を測定することで、最大と最小の光沢度が検出できる。
【0033】
そして、上記方法で作成した画像サンプルを用いて、官能評価を行なった。その評価方法は、20人の被験者に対し前記のようにして作成した主観評価用画像サンプルをランダムに提示し、その画像の光沢感の好ましさについて、5段階評価(1:非常に悪い、2:悪い、3:普通、4:良い、5:非常に良い)のランク付けをしてもらう。各画像毎につけられた評価を平均し、◎(4以上)、○(3以上4未満)、△(2以上3未満)、×(2未満)のように表し、○以上を許容できるレベルとした。
【0034】
評価結果を次の表1に示す。
【表1】
Figure 2004070010
【0035】
この表1の行(A〜E)は画像の光沢の水準を表し、列は用紙の種類を表している。また、画像内の光沢度のうち最高値から最低値を引いた光沢度差ΔGも併記した。
【0036】
この官能評価の結果より、画像内の光沢度の差を小さく抑えることが光沢の好ましさに寄与するという知見を得た。その光沢度差は20以内に抑えることで好ましい画像を得られる。特に上質紙や普通紙など低光沢(表面光沢度が5%以下)の用紙の場合には、画像内光沢度差を10以内にすることがさらに望ましい。
【0037】
ただし、表面光沢の高いアート紙においては許容できるレベル(○)に達していなかった(表1参照)。そこで、このアート紙において、階調補正処理であるガンマ変換のパラメータを変えることで、画像内の光沢度差を小さくする水準を作成した。
【0038】
具体的には、アート紙における定着条件(光沢の水準)C,D,Eにおいて、トナー付着量増加に伴う高濃度部(画像面積率の高い部分)の光沢度上昇を減らすように、ガンマ変換の入力デジタル値対出力デジタル値の関係を最大濃度の設定値を下げるように図8(a)から図8(b)又は図8(c)に示すものに変更する。ここで設定する最大濃度値は色再現性を損なわないレベルで設定した。本実施例では最大濃度値が1.2以上になるように設定されている。
【0039】
そのガンマ変換を施した画像の光沢特性を図9のグラフに示す。図9において、上記した定着条件(光沢の水準)C,D,Eの画像に対して図8(b)、図8(c)のガンマ変換を行なったものをそれぞれC(b),C(c),D(b),D(c),E(b),E(c)とした。なお、図9のグラフの横軸は画像面積率、縦軸は光沢度である。
【0040】
そして、これらの画像サンプルについて前述と同様の官能評価を行った結果を次の表2に示す。
【表2】
Figure 2004070010
【0041】
上記の表1と表2を比較して分るように、ガンマ変換によって光沢度差ΔGを小さくすることができ、官能評価結果が良くなっている。そこで、本実施例の画像形成装置においては、使用する用紙種類に応じて画像内の光沢度差が所定値以下となるように画像形成に関わる各種パラメータを設定し、装置内のROMに格納しておく。そして、ユーザによる装置使用時に、ユーザが操作パネルから用紙を指定すると、その指定された用紙に応じたパラメータによって画像が形成される。これによって、均一な光沢感の良質な画像を得ることができる。
【0042】
図10は、上記各種パラメータ設定の処理を示すフローチャートである。
このフローチャートに示すように、まず、使用する用紙に応じて定着条件fを変えた場合の画像の光沢度特性を取得する(S1)。その際の定着条件は定着温度や定着速度,定着圧力,定着ニップ幅など、トナー像をのせた用紙に与える熱エネルギーを変えるように選択される。ただし、画像の定着性が満足する範囲であることはいうまでもなく、具体的には定着温度で言えば、定着不良が起こらない温度域(コールドオフセット以上、ホットオフセット以下の温度域)において温度が変化されるものとする。定着ニップ幅は定着ローラと加圧ローラの圧接力を変えることで変更可能である。
【0043】
次に、その取得した光沢度特性より、定着条件ごとの光沢度差ΔG(f)を取得する(S2)。そして、ΔG(f)が所定値:A以下となるような定着条件が有るかどうかを判断する(S3)。適合する定着条件が有る場合は、ΔGが最小値を取るような定着条件fを取得し(S11)、その用紙情報と条件(パラメータ)をROMに格納する(S12)。
【0044】
一方ΔG(f)が所定値以下となるような定着条件が無い場合は、画像処理部(図2)の階調補正部23においてガンマ変換のパラメータgを変化させ、それによる画像の光沢度特性を取得する(S4)。具体的には、単色の最大濃度を規制しトナーの付着量を減らすことで、高濃度部における高光沢成分を低減する。その際、最大濃度は色再現性を損なわないように、例えば単色の濃度が1.2を下回らないというような制限のもとで行なう。このときのガンマ変換特性としては前述のように、例えば単色の最大濃度がエンジンの特性で決まる最大濃度に設定している状態である図8(a)に対し、図8(b)および図8(c)のように最大濃度を低く設定することで、トナーの付着量を減らすことができる。この場合の画像の光沢特性は図9のように、高濃度部の高光沢部分が低減され、光沢度差が小さくなる。
【0045】
そして、上記ガンマ変換のパラメータgおよび定着条件f毎に画像の光沢度差ΔG(f,g)を取得する(S5)。さらに、上記ΔG(f,g)が所定値以下となるガンマ変換のパラメータgがあるか否かを判断する(S6)。適合する条件がある場合、ΔG(f,g)が最小値を取るようなガンマ変換のパラメータgと定着条件fを取得し(S13)、画像形成装置内のROMに格納する(S14)。
【0046】
一方、S6でΔG(f,g)が所定値以下となるガンマ変換パラメータがなかった場合は、画像処理部の色変換部22において、UCR処理のパラメータを変化させ、これによりトナーの総量を規制し、トナーの最大付着量を減らすことで高濃度部における高光沢成分を低減させる。そして、その画像の光沢度特性を取得する(S7)。さらに、上記ガンマ変換のパラメータgおよび定着条件f、UCR処理のパラメータu毎に画像の光沢度差ΔG(f,g,u)を取得し、そのΔG(f,g,u)が所定値以下となるUCR処理のパラメータuがあるか否かを判断する(S8)。
【0047】
ここで、ΔG(f,g,u)が所定値以下となるまでS7に戻り、UCR処理のパラメータuを変化させることでトナーの総量規制値を徐々に減らしていき、光沢度差が規定値以下となったときのUCRのパラメータuとガンマ変換のパラメータgと定着条件fを取得し(S9)、画像形成装置内のROMに格納する(S10)。
【0048】
このような処理により、用紙種類に応じた最適な画像形成のためのパラメータが求められ、そのパラメータによる画像形成を行うことで、画像内における光沢度が均一で、良好な印象を与えるフルカラー画像を形成することができる。
【0049】
なお、図1の画像形成装置においては、通常の画像出力(プリント・コピー等)を行う画像形成モードと、上記図10で説明した光沢制御処理を行うための光沢検知モード(設定モード)の少なくとも2つの作像モードを備えるように構成することができる。光沢検知モードを搭載することにより、ユーザが所望するタイミングにて光沢制御処理を実施することが可能となる。
【0050】
具体的には、画像形成装置の操作パネル上や当該画像形成装置が接続されたパソコンのプリンタドライバソフト上などにおいて光沢検知モードを指定することで、画像光沢を検知するためのテストパターンが形成される。そのテストパターンの光沢度を測定し、上記図10で説明した光沢制御処理を実施することで、最適な各パラメータの設定を行うことができる。実際の設定処理は、サービスマンが担当するようにしても良い。
【0051】
本実施例の画像形成装置において使用するトナーについて説明する。
トナーの製法については限定せず、公知の混練粉砕法、懸濁重合法、乳化重合凝集法など、適宜の方法で製造することができる。ただし、より均一な光沢特性を得るためには、体積平均粒径が7μm以下であることが好ましい。7μmを超えた場合には、画像表面の凹凸が大きくなり、特に表面光沢の高いアート紙を用いた場合には、低〜中濃度部においての光沢度の低下が大きくなる。また高濃度部における画像厚みも大きくなるため、最大光沢度が上昇しやすい。よって、画像中の光沢度差が大きくなりすぎ、好ましい光沢感を得るための光沢度差を小さくする前述の制御が成立しなくなる。一方、耐久性の観点からは3μm以上であることが望ましい。なお前記トナーの体積平均粒径はホソカワミクロン製のE−spart等で計測することができる。
【0052】
中間調処理については、各色毎に異なるスクリーン角度を備え、線数が200lpi以上であることが望ましい。本実施例においては、各色毎にスクリーン線数およびスクリーン角度がそれぞれ、C(212lpi、45度),M(212lpi、135度),Y(200lpi、72度),K(200lpi、0度)のものを用いた。異なるスクリーン角度を設けることで、低〜中濃度部において同一画素に重なるトナーの量を減らすことができるので、光沢度の低下を抑えることができる。また、スクリーン線数が200lpi以上になることで、明視距離にてディザによる周期構造が認識しづらくなるので、低〜中濃度部における光沢のムラをおさえることができる。
【0053】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図11は、本発明の第2実施形態の画像形成装置の一例における作像部付近を示す断面構成図である。なお、図1のものと同等の部分には同じ符号を付して説明する。図11に示す画像形成装置は、感光体ドラム1を中心とする作像ユニットが4つ(Y,M,C,Kの4色に対応)、搬送ベルト9の上辺に沿って並設された、いわゆるタンデム型のフルカラー画像形成装置である。各作像ユニットにおいては、感光体ドラム1の周囲に帯電手段2,現像装置4,クリーニング装置5等が配設されている。また、本例においては、各作像ユニット毎にLEDヘッドを用いた露光装置8が備えられている。各作像ユニットにおいて形成されたY,M,C,Kの4色のトナー像は、搬送ベルト9によって搬送される記録材P上に、転写手段6の作用によって転写される。未定着トナー像が転写された記録材Pは搬送ベルト9によって定着装置10へと送られ、トナー像が記録材P上に定着される。
【0054】
本例においては、定着装置10の直下流側に搬送ベルト7が配置され、その上部に、画像光沢度を検知する光沢度検知手段25が設けられている。この光沢度検知手段25により、定着装置の後工程において自動的に画像の光沢特性を検出できるようになっている。すなわち、上記説明した図10の光沢制御処理を自動的に実行し、用紙に応じて求められた最適な各パラメータに基づいて画像形成を行うことにより、ユーザの手を煩わせることなく、均一な画像光沢の良質な画像を容易に得ることができる。
【0055】
具体的には、本実施例における光沢検知モードは、画像形成装置内の用紙トレイ等に新たに用紙が設置された際に自動的に実行されるようになっている。このモードの実施により、光沢度測定のためのテストパターンが作像され、光沢度検知手段25により自動的に画像の光沢度が検知され、用紙に応じた適正な各パラメータが図10で説明した処理内容により設定される。また経時において光沢特性が変化した際にも、新たな用紙の設置の際に前述の制御が行なわれることで、常に均一な画像光沢を得ることが出来る。
【0056】
光沢検知モードを実施するタイミングは一例であり、ユーザが操作パネルから当該モードを指定したときに自動的に実行するようにしても良い。
このように、本実施例の画像形成装置においては、画像光沢度を検知する光沢度検知手段25を設けたことにより、用紙に応じた最適な画像形成に関わる各パラメータを設定する光沢制御処理を自動化することができ、均一な光沢感の良質なフルカラー画像を容易に得ることができる。また、経時においても画像光沢感の均一性を維持することができる。
【0057】
以上、本発明を図示の各例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、作像部や定着装置の構成は適宜なものを採用することが可能である。また、光沢度測定手段も適切なものを使用することができる。さらには、光沢制御におけるガンマ変換のパラメータやUCR処理のパラメータ、あるいは定着条件である温度,線速,圧力等の値も適宜設定できるものである。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、熱定着装置により定着された画像中の最大光沢度と最小光沢度の差である光沢度差が所定値以下となるように、記録材に応じて画像形成条件が設定されるので、カラー画像において均一な光沢感で良好な印象を与えることのできる画像を得ることができる。
【0059】
請求項2の構成により、画像形成条件として熱定着装置の定着条件を設定するので、画像光沢を直接的に制御することができ、均一な光沢感の画像を確実に得ることができる。
【0060】
請求項3の構成により、熱定着装置の定着条件として定着温度,定着速度,定着圧力,定着領域のうちの少なくとも1つを設定するので、画像光沢を直接的に制御することができ、均一な光沢感の画像を確実に得ることができる。
【0061】
請求項4の構成により、画像形成装置が画像信号のガンマ補正を行うガンマ補正処理手段を有し、画像形成条件としてガンマ補正のパラメータを設定するので、画像内の最大光沢度値を低減させ、光沢度差を抑えた良質な画像を得ることができる。
【0062】
請求項5の構成により、当該画像形成装置が黒を含む複数色のトナーを用いる現像装置を有し、該現像装置が黒トナー量を調整する機構を備え、画像形成条件として黒トナー量の調整にかかわるパラメータを設定するので、最大トナー付着量を低減させ、光沢度差を抑えた良質な画像を得ることができる。
【0063】
請求項6の構成により、画像中の光沢度差が20以下であるので、画像内の光沢度差が小さく、均一な光沢感で良好な印象を与えることのできる画像を得ることができる。
【0064】
請求項7の構成により、画像形成する用紙の表面光沢度が5%以下の場合、画像中の光沢度差が10以下であるので、普通紙や上質紙等、光沢度の小さい用紙において均一な光沢感を得ることができる。
【0065】
請求項8の構成により、トナーの体積平均粒径が7μm以下であるので、画像表面の凹凸が小さくなり、光沢度の変動が抑えられる。そのため、均一な光沢感で良好な印象を与えることのできる画像を得ることができる。
【0066】
請求項9の構成により、熱定着装置により定着された画像の光沢度を検知する光沢度検知手段を有し、該光沢度検知手段により画像中の光沢度差を検出し、該検出された光沢度差に応じて画像形成条件を設定するので、均一な光沢感を得るための画像形成条件を自動的に設定することができ、均一な光沢感の画像を容易に得ることができる。また、経時においても均一な光沢感を容易に維持することができる。
【0067】
請求項10の構成により、記録材に応じて設定された画像形成条件を記憶する記憶手段を備えるので、用紙種類に応じた最適な画像形成条件が装置に記憶され、均一な光沢感の画像を容易に得ることができる。
【0068】
請求項11の構成により、記録材に応じた画像形成条件を設定するための光沢度設定モードを有するので、効率的な光沢度設定を行うことができる。
請求項12の構成により、光沢度設定モードの実行を指示する入力手段を有するので、ユーザが所望するときに光沢度設定を行って均一な光沢感の画像を得ることができる。
【0069】
請求項13の構成により、光沢度設定モードが、当該画像形成装置に新たに記録材が収納された際に自動的に実行されるので、ユーザが手間をかけることなく光沢度設定を行うことができ、均一な光沢感の画像を容易に得ることができる。
【0070】
請求項14の構成により、当該画像形成装置が画像信号の中間調処理を行う中間調処理部を有し、中間調処理におけるスクリーン角度がトナー色毎に異なるので、低濃度から中濃度部において同一画素に重なるトナー量を減らし、光沢度の低下を抑えることができるため、均一な光沢感の画像を得ることができる。
【0071】
請求項15の構成により、中間調処理におけるスクリーン線数が200以上であるので、中間調処理の周期構造が認識しづらくなり、低濃度から中濃度部における光沢のムラを抑えることができる。そのため、均一な光沢感の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の一例における作像部付近を示す概略構成図である。
【図2】その画像形成装置の画像処理部を示すブロック図である。
【図3】UCR処理について説明するための模式図である。
【図4】ガンマ変換における入力値と出力値の関係を示すグラフである。
【図5】図1の画像形成装置の定着装置の構成を示す断面図である。
【図6】光沢度測定の原理を説明するための模式図である。
【図7】用紙種類毎の光沢特性を示すグラフである。
【図8】光沢度上昇を減らすためのガンマ変換のパラメータ変更を説明する模式図である。
【図9】3つの光沢水準画像に所定のガンマ変換を行った場合の光沢特性を示すグラフである。
【図10】均一な光沢性を得るための各種パラメータ設定の処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2実施形態の画像形成装置の一例における作像部付近を示す断面構成図である。
【符号の説明】
1      感光体ドラム(像担持体)
4      中間転写ベルト
9      搬送ベルト
10     定着装置
11     定着ローラ
12     加圧ローラ
13     ヒータ
14     温度検知手段
21      入力信号変換部
22      色変換部
23      階調補正部
24      中間調処理部
25     光沢度検知手段
P      記録材

Claims (15)

  1. 熱定着装置によりトナー像を記録材上に定着させる画像形成装置において、
    前記熱定着装置により定着された画像中の最大光沢度と最小光沢度の差である光沢度差が所定値以下となるように、記録材に応じて画像形成条件が設定されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成条件が前記熱定着装置の定着条件であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記熱定着装置の定着条件が、定着温度,定着速度,定着圧力,定着領域のうちの少なくとも1つであることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 当該画像形成装置が画像信号のガンマ補正を行うガンマ補正処理手段を有し、前記画像形成条件がガンマ補正のパラメータであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 当該画像形成装置が黒を含む複数色のトナーを用いる現像装置を有し、該現像装置が黒トナー量を調整する機構を備え、前記画像形成条件が黒トナー量の調整にかかわるパラメータであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像中の光沢度差が20以下であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成する用紙の表面光沢度が5%以下の場合、前記画像中の光沢度差が10以下であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナーの体積平均粒径が7μm以下であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記熱定着装置により定着された画像の光沢度を検知する光沢度検知手段を有し、該光沢度検知手段により画像中の光沢度差を検出し、該検出された光沢度差に応じて前記画像形成条件を設定することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記記録材に応じて設定された画像形成条件を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記記録材に応じた画像形成条件を設定するための光沢度設定モードを有することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記光沢度設定モードの実行を指示する入力手段を有することを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記光沢度設定モードが、当該画像形成装置に新たに記録材が収納された際に自動的に実行されることを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
  14. 当該画像形成装置が画像信号の中間調処理を行う中間調処理部を有し、中間調処理におけるスクリーン角度がトナー色毎に異なることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 当該画像形成装置が画像信号の中間調処理を行う中間調処理部を有し、中間調処理におけるスクリーン線数が200以上であることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2002229259A 2002-08-06 2002-08-06 画像形成装置 Pending JP2004070010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002229259A JP2004070010A (ja) 2002-08-06 2002-08-06 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002229259A JP2004070010A (ja) 2002-08-06 2002-08-06 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004070010A true JP2004070010A (ja) 2004-03-04

Family

ID=32015723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002229259A Pending JP2004070010A (ja) 2002-08-06 2002-08-06 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004070010A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1580615A2 (en) 2004-03-26 2005-09-28 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of optimizing glossiness of image formed on recording material with transparent or white toner
JP2006030978A (ja) * 2004-06-14 2006-02-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006267165A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および、画像形成条件と定着条件の制御方法
JP2007183593A (ja) * 2005-12-06 2007-07-19 Canon Inc 画像形成装置
JP2010266533A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法
JP2011013326A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置およびシート材搬送装置
JP2011169706A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Ricoh Co Ltd 光沢評価装置及び光沢評価方法
EP2365395A1 (en) 2010-02-23 2011-09-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2011237562A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Ricoh Co Ltd 画像検査装置、画像形成装置、画像検査方法、プログラム、及び記録媒体
US8086124B2 (en) 2005-12-06 2011-12-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2013178373A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
US8896643B2 (en) 2013-01-08 2014-11-25 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus
US20150177671A1 (en) * 2013-12-20 2015-06-25 Makoto Yoshida Image processing apparatus, image forming system, and computer-readable recording medium
JP2020008540A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 株式会社リコー 検査装置、検査方法、及びプログラム

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005275250A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Canon Inc 画像形成装置
US7245843B2 (en) 2004-03-26 2007-07-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of optimizing glossiness of image formed on recording material with transparent or white toner
EP1580615A2 (en) 2004-03-26 2005-09-28 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of optimizing glossiness of image formed on recording material with transparent or white toner
US7616910B2 (en) 2004-03-26 2009-11-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of optimizing glossiness of image formed on recording material with transparent or white toner
EP1580615A3 (en) * 2004-03-26 2010-09-29 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of optimizing glossiness of image formed on recording material with transparent or white toner
JP2006030978A (ja) * 2004-06-14 2006-02-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4719515B2 (ja) * 2004-06-14 2011-07-06 株式会社リコー 画像形成装置
JP4706293B2 (ja) * 2005-03-22 2011-06-22 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2006267165A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および、画像形成条件と定着条件の制御方法
JP2007183593A (ja) * 2005-12-06 2007-07-19 Canon Inc 画像形成装置
US8086124B2 (en) 2005-12-06 2011-12-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2010266533A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法
JP2011013326A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置およびシート材搬送装置
JP2011169706A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Ricoh Co Ltd 光沢評価装置及び光沢評価方法
US8503919B2 (en) 2010-02-23 2013-08-06 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus for controlling image clarity using clear toner
EP2365395A1 (en) 2010-02-23 2011-09-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2011237562A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Ricoh Co Ltd 画像検査装置、画像形成装置、画像検査方法、プログラム、及び記録媒体
JP2013178373A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
US8896643B2 (en) 2013-01-08 2014-11-25 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus
US20150177671A1 (en) * 2013-12-20 2015-06-25 Makoto Yoshida Image processing apparatus, image forming system, and computer-readable recording medium
US9223281B2 (en) * 2013-12-20 2015-12-29 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus, image forming system, and computer-readable recording medium having gloss control
JP2020008540A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 株式会社リコー 検査装置、検査方法、及びプログラム
JP7172231B2 (ja) 2018-07-03 2022-11-16 株式会社リコー 検査装置、検査方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7206068B2 (en) Image forming device, post-processing device and color calibration method
US7650093B2 (en) Image forming device, calibration method and storage medium storing program
US8797615B2 (en) Image forming apparatus
US8655252B2 (en) Image control device
US8503919B2 (en) Image forming apparatus for controlling image clarity using clear toner
JP5225358B2 (ja) 画像形成装置
US7486410B2 (en) Image forming apparatus, image forming method and storage medium
JP4944478B2 (ja) 画像形成装置
JP2008532065A (ja) エンハンスされた色域による静電画像印刷
US8655228B2 (en) Image forming apparatus
JP5233259B2 (ja) 画像形成装置
JP2005167550A (ja) 画像形成装置、校正方法及びそのプログラム
JP2004070010A (ja) 画像形成装置
JP2012103605A (ja) 画像形成装置
JP5464783B2 (ja) 画像形成システム及び画像形成方法及び画質向上方法
JPH07114241A (ja) カラー画像形成装置
US9256152B2 (en) Image processing apparatus and method having viewing-density priority and color material saving modes
JP2005205604A (ja) 画像形成装置、記録媒体、画像形成方法、装置調整方法及びそのプログラム
JP4345295B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2005017631A (ja) 画像形成装置
JP2017198771A (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP2006171306A (ja) 画像形成装置
JP2003186260A (ja) 画像形成装置
JPH0466970A (ja) カラープリンタ
JP2006189789A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071030