JP2004069708A - 特にラジオゾンデ中の相対湿度の測定方法およびその方法を利用する湿度検出器 - Google Patents

特にラジオゾンデ中の相対湿度の測定方法およびその方法を利用する湿度検出器 Download PDF

Info

Publication number
JP2004069708A
JP2004069708A JP2003293195A JP2003293195A JP2004069708A JP 2004069708 A JP2004069708 A JP 2004069708A JP 2003293195 A JP2003293195 A JP 2003293195A JP 2003293195 A JP2003293195 A JP 2003293195A JP 2004069708 A JP2004069708 A JP 2004069708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detector
heating
humidity
capacitance
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003293195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3783114B2 (ja
Inventor
Veijo Antikainen
ベイジョ アンティカイネン
Ari Paukkunen
アリ パウクーネン
Lars Stormbom
ラース ストームボン
Hannu Jauhiainen
ハンヌ ジャウヒアイネン
Jorma Ponkala
ヨルマ ポンカラ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Vaisala Oy
Original Assignee
Vaisala Oy
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Vaisala Oy filed Critical Vaisala Oy
Publication of JP2004069708A publication Critical patent/JP2004069708A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3783114B2 publication Critical patent/JP3783114B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01WMETEOROLOGY
    • G01W1/00Meteorology
    • G01W1/08Adaptations of balloons, missiles, or aircraft for meteorological purposes; Radiosondes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/02Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
    • G01N27/22Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating capacitance
    • G01N27/223Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating capacitance for determining moisture content, e.g. humidity
    • G01N27/225Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating capacitance for determining moisture content, e.g. humidity by using hygroscopic materials

Abstract

【課題】表面の水の凝縮および凍結を防止し、1〜2%以下の精度で相対湿度を測定でき、装置を単純化、軽量化、および大量生産できる。
【解決手段】湿度検出器10は、安定したガラス基板11上に構築され、その平坦な面の1つの上に検出器キャパシタンスの電極13aが設置され、その電極上に、プラスチック・フィルム12が設けられる。フィルム12上には、水は透過可能であるが、電気的には導電性で、表面接触部13bと直流電流によって接続されている表面電極フィルム14が置かれる。測定対象のキャパシタンスCMは、接触部13aおよび13bに接続されている端子C1およびC2の間で検出される。湿度検出器10には電気的加熱抵抗体15が取付られている。
【選択図】図1

Description

 本発明は、相対湿度を測定する方法に関する。
 本発明はまた、容量性湿度検出器に関する。
 従来の技術においては、数多くの異なった電気的に検出された温度検出器および湿度検出器が知られており、そのインピーダンスは測定対象の量の関数として変化する。このような湿度検出器は、例えば、米国特許3,168,829号および3,350,941号、ならびに本出願人のフィンランド特許48,229号より知られている。
 従来の技術において知られるように、温度の測定には、通常コンデンサ・プレート間の絶縁剤の誘電率が温度に依存し、その場合検出器の端子から検出されたキャパシタンスも温度に依存するという事実に基づく容量性検出器が使用される。
 フィンランド特許48,229号は、本発明に関係する従来の技術に関し、その特許の中で、容量性湿度検出器は、誘電絶縁材がポリマー・フィルムであり、その誘電率がポリマー・フィルムにより吸収される水分量の関数であると記述されている。
 上述の検出器、およびインピーダンスの変化に基づいたそれ以外の検出器においては、検出器の凍結および湿潤、放射エラー、検出器の低速化、ならびにヒステリシスを含む望ましくない現象が発生する。
 本出願人のフィンランド特許58,402号では、特に容量性湿度検出器において、インピーダンスの変化に基づいた電気式湿度検出器の可逆変化により生じる望ましくない特性を減らすための方法が記述され、湿度に敏感な材料は有機ポリマーであり、少なくともより高い相対湿度で、湿度検出器の周囲の温度より高い温度まで加熱される。必要ならば、検出器の加熱電力は、測定対象の湿度の関数として調節できる。前記フィンランド特許では、湿度検出器の温度または外部温度あるいはその両方が測定され、この、またはこれらの補助量は湿度測定値の計算に活用される。前記フィンランド特許では、検出器の加熱は測定の期間中オフに切り替えることができると記述されているが、より明確にどのような方法で、どのような目的でこのオフへの切替えが行われるのかは記述されていない。いずれにせよ、前記フィンランド特許58,402号においては、検出器の温度の測定は常に必須であり、測定結果は、その上昇した気温のため検出器が相対湿度の過剰の低い気温を「示す」という理由から、前記温度の測定に基づいて訂正される。
 従来の技術に関して、湿度検出器内の調節装置が記述される本出願人の(英国特許2,047,431号に対応する)フィンランド特許58、403号がさらに参照され、この場合、温度依存型抵抗体要素を具備するブリッジ接続または同等なものを具備し、その手段によって検出器外部の温度および検出器自体の温度Tsが検出され、前記ブリッジ接続内の差圧はフィードバック信号として使用され、その手段によって検出器を加熱する電力が調整される。検出器の加熱抵抗体として、例えばプラチナ抵抗体のような、同時に検出器の温度Ts のセンサとしても動作するような正の温度係数の抵抗体要素が、使用される。外部温度Ta のセンサとしては、抵抗体サーミスタ・アセンブリが使用され、ブリッジ接続のその他の分岐で最後に言及される抵抗体要素の位置に関して反対の位置に配置され、各検出器タイプの特徴となる一定の関数Ts =f(Ta )が調節装置により実現する。
 本発明に関する従来の技術に関しては、出願人の(米国特許5,156,045号に対応する)フィンランド特許85、770号がさらに参照され、この場合、方法はラジオゾンデ用インピーダンス検出器に関連して記述され、その方法において1台の検出器または複数の検出器の温度が熱電対により測定され、その熱電対の一方の分岐の接合部が測定対象の検出器に接続してあるいは測定対象の検出器の近くに配置され、その熱電対においてもう一方の分岐の接合部が検出器を取り囲む大気中に配置され、その方法において、前記熱電対により、検出器との接合部での温度と周辺大気の温度の間の差が観察され、前記差を表す電気信号がラジオゾンデの測定継手の出力信号に作用し、信号は1台の検出器または複数の検出器により測定される気象学上の量に関する情報を含む。
 従来技術に関して、1991年6月25日に出願され、特開平5−99877号として出願公開された、特願平3−179006号からの優先権を主張する米国特許5,296,819号もまた参照される。この米国特許は、湿度検知材料を有する容量性湿度検出器を示している。この材料の誘電率は、キャパシタ板間の前記材料によって吸収された水の量の関数である。検出器内の湿度検知膜は、抵抗に電流を流すことによって加熱される。これは、湿度検知膜が高温・高湿、有機溶剤雰囲気、たばこの煙、ガス等に曝されたときに、ドリフトしたキャパシタンス/湿度比を初期値に戻すためである。検出器で温度測定回路が使用されるときは、加熱および冷却動作は最適温度で行われる。2個のセンサもまた使用され、その一方が加熱されているときに、他方が切り換えられて出力を生じ、これにより出力が連続して得られる。
 従来技術に関して、DE特許公報3911812号も参照される。この公報は、湿度検知材料を有した抵抗性または容量性の湿度検出器を示している。この材料の誘電率は、キャパシタ板間のその材料によって吸収された水の量の関数である。この検出器は、その検出器内に一体化された抵抗に電流を流すことによって加熱できる。2個のセンサもまた使用され、その一方が加熱されているときに、他方が切り換えられて出力を生じ、これにより出力が連続して得られる。
 本発明の総体的な目的は、さらに詳細に後述される短所が回避されるように、特にラジオゾンデ応用例における相対湿度の測定に関する従来の技術をさらに展開することである。
 本発明の目的は、容量性湿度検出器が、検出器動作が劣化するほど高い湿度にさらされ、水、霜、または氷あるいはそのすべてが検出器またはその環境内の構造体の活性表面に採集あるいは凝縮される特にラジオゾンデ操作における、新規の測定方法および新規検出器を提供することである。このような妨害の状況が終了すると、水または氷が蒸発するまで長い時間を要し、その時間期間の間当然のことながら検出器は過剰に高い湿度を示す誤ったメッセージを出す。上述された欠点の内のいくつかは、上記フィンランド特許58,402号に記述される容量性湿度検出器の加熱により回避することができるが、十分に正確な湿度の測定を行うためには、湿度検出器の温度も極めて正確に知られていなければならないという、満足の行く解決策のない問題が依然として残る。相対湿度の測定の1〜2%以下という正確さを達成するためには、〜0.1℃という精度で検出器の温度の測定が行うことが可能でなければならない。温度の測定では、さらに高い絶対エラーが生じる可能性もあるが、周囲と比較した場合の温度差は前記の精度で知られなければならない。したがって、本発明の主要な目的とは、例えばラジオゾンデが過冷状態の雲の中を飛ぶ場合などに、湿度検出器またはその環境内の構造体あるいはその両方の表面の水の凝縮および凍結により起こる欠点を避けることができる手段による湿度検出器を提供することである。
 本発明の目的は、上述された少なくとも1〜2%以下の精度で相対湿度を測定することができる手段による測定方法および検出器を提供することである。本発明のもう一つの目的とは、本発明の方法および検出器により、検出器装置を単純化、軽量化、および大量生産できるようにし、またそうでなければ経済的になるようにし、処置可能なラジオゾンデに特によく適した測定方法および検出器を提供することである。
 前記の目的ならびに後述される目的を達成するという点から、本発明の方法は、請求項1に規定されている。
 本発明に従った検出器は、請求項6に規定されている。
 本発明に従った方法および検出器が適用される場合、検出器温度の測定の段階ならびに前記段階に必要な設備および計算装置を完全に省略することが可能で、その結果、方法、および検出器装置ならびに関連するその他のシステムを実行するステップは大幅に簡略化され、しかも測定の上記の正確さは達成され、通例ではゾンデ動作には十分である。
 本発明では、加熱エネルギーとして、明確な電流、できれば直流が使用され、本発明の方法に従って、検出器または検出器結合体と接続して配置される抵抗性加熱抵抗体または加熱抵抗体の異なった結合体に通される。
 湿度の測定という点で不利益なあらゆる霜、氷、および水を検出器から取り除くためには、本発明に適用される湿度検出器の加熱が必要である。検出器アセンブリは、湿度を測定する部分および加熱部分から構成される。これらは別個の装置である場合もあれば、湿度測定用装置が加熱の目的で使用されることもある。必要に応じて、加熱容量もさまざまな方法で調節できる。
 本発明に従った湿度検出器の加熱を実現する場合、測定および調節のエレクトロニクスは、通常のゾンデ応用例に対する追加として使用できる。必要な場合には加熱の必要性が検出され、加熱要素自体が、氷または凝縮水またはその両方が要素の加熱率の変化を生じさせ、要素内の抵抗体の一部の特定の抵抗の低速化がエレクトロニクスによって測定されるように、加熱要件の検出器として動作できる。電子システムを使用することにより、加熱を継続できるようにしたり、必要に応じてオフの場合には切り替わる。加熱サイクルは、ゾンデの1測定サイクルの間に、または他の方法で1度実行できる。加熱容量は、必要なときに調節することができる。容量の規模は、必要に応じて、加熱と同時に加熱される抵抗体によって測定することができる。この情報も、凍結効率または過飽和の基準として使用することができる。
 本発明に従った湿度検出器の実施例は、その小さなサイズおよび短期の加熱パルスが表面電極およびその周辺のみに広がるようにする装置を特徴とする。このような場合、検出器の熱時間定数および湿度時間定数は非常に短く、ゾンデ操作における加熱から生じるエラーを訂正しなくても直接湿度を測定するために検出器を使用できるようにし、湿度の測定は、従来の技術から知られているように、約1.5秒に1度で行われる。加熱は、湿度検出器の表面または周辺あるいはその両方から測定を干渉するあらゆる氷および水を取り除く。検出器は小型なので、放射保護を使用する必要もない。また、検出器の製造費用も従来の技術による検出器の場合より低くすることができる。
 本発明にかかる湿度検出器は、湿度を検出する複数の構成検出器が並列に接続されて、1つの検出器キャパシタンスを形成するように実行することもできる。相対湿度の測定は、できれば絶えず容量性湿度検出器のすべてで並列接続のもとに行われる。各構成検出器は、一度に1台づつ別個に加熱される。加熱により生じるエラーは、N台の構成検出器が並列に接続されている場合、常に、1台の構成検出器のエラーのNあたりの1部分まで削減される。検出器アセンブリが、前記加熱が通常に作動中に、校正される場合に、エラーはさらに削減される。電子システムが加熱および測定の実行に必要となる。このような検出器の並列接続は、表面電極または底部電極の加熱に基づく検出器を用いて、達成することができる。また、申請者の従来の技術による「ヒュミキャップ(Humicap)」TM装置は、基板上に蒸気沈着されるか、あるいは抵抗体の一部である加熱抵抗体により補足される場合、可能である。湿度検出器は、1個または複数個の基板上に統合することができる。
 本発明においては、加熱用に使用される電流に関係する多様な電気的な現象が、検出器キャパシタンスの測定と干渉しないという利点も得られ、これは相対湿度の測定に使用される前記検出器キャパシタンスが極めて低く、そのキャパシタンス値が通例は1〜100pfの範囲にあるという点でも重要である。
 図1Aおよび1Bに示される湿度検出器は、安定したガラス基板10上に構築され、その平坦な面の1つの上に検出器キャパシタンスの電極13aが適用され、その電極上に、プラスチック・フィルム12が適合され、その誘電率はフィルム12によって吸収される水分量の関数である。フィルム12上には、水によっては透過可能であるが、電気的には導電性で、表面接触部13bと直流電流によって接続されている表面電極フィルム14が適用される。測定対象のキャパシタンスCMは、接触部13aおよび13bに接続されている端子C1 およびC2 の間で検出される。図1Aおよび1Bに示されるような検出器10には、電気的加熱抵抗体15が提供され、その導体パターンは、基板11の、底部電極13aと同じ面に適用されている。加熱抵抗体15に、直流であることが望ましい加熱電流Iが、接触パターン15aおよび15bに接続される端子r1 およびr2 を通して通される。
 図1Aおよび1Bに示されるような湿度検出器10の電気的に同等な回路は、図1Cに示されている。加熱抵抗体Rに通される加熱電流Iは、測定対象のキャパシタンスの活性フィルム12を加熱、その上に存在する可能性があるあらゆる氷あるいは霜を溶かし、フィルム12の表面からあらゆる余分な水分を蒸発させる、加熱電力W=I2 xRを生じさせる。
 図2Aおよび2Bは、別個の加熱抵抗体は使用されないが、加熱抵抗体4が電気的に導電性の表面電極14を具備する、本発明に従った第2の湿度検出器10を示す。表面電極14の向かい合うエッジは、導体パターン13bおよび15aに接続され、加熱電流Iは前記導体パターンに接続される端子r1 およびr2 を通って供給され、電流Iは、表面電極14の導電抵抗性素材を通って流れる場合、希望の加熱効果W=I2 xRを生じさせ、その場合、R=表面電極の端子13a、15bから測定される抵抗となる。
 表面電極14は、水分によって透過可能な、非常に薄い「ミシン目のある」フィルムで、例えば金などから作られるが、フィルムは電気的には連続的で、したがって電気的には導電性である。
 図2Aおよび2Bに示されるような湿度検出器10の電気的に同等な回路は、図2Cに示され、それから、測定対象のキャパシタンスCM および表面電極を具備する加熱抵抗体Rには共通端子c2 =r2 があることが分かる。
 図3Aおよび3Bは、加熱抵抗体15が、電極13a、14に関して、および活性フィルム12に関してガラス基板11の反対側の面に配置されるという点を除き、他の点で図1Aおよび1Bに類似する検出器10を示す。図3Aおよび3Bに示されるような湿度検出器の同等な回路は、図1Cに示される回路に類似する。本発明の目的を達成するという点から見て、検出器のサイズおよび熱質量の双方とも小さくすることが可能で、したがってそれにより検出器が十分に速く加熱および冷却されるように、図1、2、および3に示される検出器の基準1xmxsは比較的小さい。通常は、前記の寸法1xmxsは≒4mmx1.5mmx0.2mmである。
 図4Aおよび4Bにおいて、本発明に従った検出器10は、絶縁材から作られているサポート・ストリップ16aおよび16bに接続して示されている。サポート・ストリップ16a、16bの回り、および同時にアクティブな検出器10の回りには、抵抗体ワイヤ15が巻かれ、検出器を加熱する抵抗体Rを形成し、加熱電流Iは前記抵抗体4の端子r1 およびr2 に通される。図5Aおよび5Bは、アクティブな検出器10が一つにまとめられたストリップ16に接続され、その周辺では、検出器10の周辺のように、抵抗体ワイヤ15が巻かれ、検出器の加熱抵抗体Rを形成しているという点を除き、図4Aおよび4Bに示される検出器と他の点では類似している。図4および5に示されるような検出器の電気的に同等な回路は、図1Cに示される回路に類似している。このようにして、図4および5に従って、検出器10そのもの、加熱抵抗体15、およびその可能なサポート装置16a、16bは、図1から3と異なっており、装置は互いに分離され、製造の異なった段階で製造される。湿度検出器10として、出願人が商標「ヒュミキャップ(Humicap)」として販売する検出器のような、従来の技術に類似した検出器を使用できるという点は、図4および5に示されるような装置の利点である。ただし、図1から3に示されるような装置の特定の利点とは、その小さなサイズおよび低い熱質量であり、これらはより詳細に後述されるように、本発明の数多くのさまざまな応用例において大きな利点となる。
 図6は、互いに並列に接続されるN構成検出器キャパシタンスC1〜CNがある、本発明に従った検出器アセンブリ10Pを示す。各構成キャパシタンスC1 ...CN には、それ自体の加熱抵抗体R1〜RN が提供され、抵抗体のそれぞれには、加熱電流I1〜IN が交互にかつ別個に通される(通例は、I1 =I2 ...=IN )。測定対象のキャパシタンスは、CM =C1 +C2...+CN である。測定対象のCM は、絶えず検出可能である。さまざまな構成キャパシタンスC1 〜CN は、一方の構成キャパシタンスC1〜CNが、もう一方のキャパシタンスが同時に冷却している間に、常に加熱されるように、交互に実行される。このようにして、加熱により生じるエラーは、Nあたり1部分まで引き下げられるが、各構成キャパシタンスの活性面から、霜および氷が溶け、余剰水分が交互に蒸発する。加熱により生じるエラーは、前記交互に行われる加熱が通常に動作している間に検出器を校正することによって、さらに減らすことができる。検出器キャパシタンスCM が絶えず、あるいは実質上絶えず測定される場合、構成キャパシタンスC1 〜CN は加熱され、時間t0 の間一定の反復サイクルT0で交互に行われ、前記時間は、t0 ≒T0 /Nとなるように選択され、この場合Nは構成キャパシタンスC1〜CN の数である。絶えず測定する必要がない場合は、測定サイクルT0 の間に、残りのサイクル、またはすべての構成キャパシタンスC1〜CN が同時に加熱されるサイクルあるいはその両方を使用することができる。
 図7は、本発明の測定方法を利用するラジオゾンデ、および本発明に従った2台の湿度検出器101 および102 の測定システムのブロック図形式の原則の説明である。図7に従ったシステムは、センサ要素30、電源31、検出器101、102の加熱のレベルの調節装置32、および加熱電流の分散装置33を具備する。システムは、測定および加熱用の制御装置34、ゾンデ用のデータ処理装置35(オプション)、遠隔計器送信機6、および検出器用測定エレクトロニクス40を具備する。さらに、システムは、圧力と温度、および同等なものなどのラジオゾンデにより測定される物理的な量のために検出器101、102および103...100n ならびに本発明に従った湿度検出器101 および102 を具備する。前記装置は、ガス風船のサポート上で上昇するラジオゾンデ内、および無線受信機37との無線遠隔計器リンクTEを経由した無線接触および地上局のデータ処理装置内に配置される。装置38によって、検出器101...100n 、101 および102 によって検出される大気の物理的な量は処理され、指摘され、表示される。装置33は、各加熱段階で、氷または霜が溶け、水分が関係する検出器101 および102 から蒸発するように、そして測定中の検出器キャパシタンスCM が、検出器キャパシタンスCM の温度を測定しなくても、前記測定に基づいて、測定結果の補正計算を実行するために、周囲の温度に十分に近いレベルまで冷却する時間を取れるように、湿度検出器101 および102 をできれば交互に加熱する加熱装置201 、20 を制御する。図7に示されるシステムは、構成検出器C1 ...CN のN個のそれぞれに関して加熱が交互に行われるように改良されているので、図6に示される検出器と関連しても使用可能で、キャパシタンスCM の測定は、図6に示される検出器の端子c1 およびc2 から実行される。
 図7のシステムでは、湿度検出器101 および102 が測定検出器として交互に動作する。また、システムは、電子システム40が湿度検出器101 および102 のキャパシタンスCM の両方を絶えず測定するように動作し、装置201 および202 による検出器の加熱だけが交互に行われる。このような場合、正しい湿度観察(冷却された検出器101 または102 )は、過剰に暖かい検出器101 または102 はさらに低い読取り値を示し、拒絶されるという事実に基づいて、データ処理によって区別される。
 図8は、図7に示されるシステムのより詳細な実施例を示す。図8によると、システムは、マルチプレクサ41を制御する測定シーケンス装置43、および検出器101 および102 の加熱用の制御装置22を具備し、加熱電力がその制御装置に対して装置21から供給される。湿度検出器101 および102 に関連して、加熱抵抗体151 および152 があり、そのそれぞれの中に加熱電流I1 およびI2 が交互に供給され(通例では、I1 =I2 )、装置21によって制御される。マルチプレクサ41は、ゾンデの異なった検出器のすべてを測定および遠隔計器接合部TEに交互に接続し、前記検出器は図8ではs、p、k2 、T、u1 =101 、u2 =102 、およびk1 で表記されている。例えば、検出器sは圧力検出器の温度検出器、検出器pは圧力検出器、検出器Tは温度検出器、および検出器k1 とk2 は正しく知られている参照検出器および校正検出器を表す。マルチプレクサ41を通して、通常容量性検出器であるところの前記検出器は、RC発振器42の周波数を決定するキャパシタンス部分に接続され、それにより周波数fM が発振器42から得られ、その周波数は測定対象の量に比例している。無線送信機36は、周波数fM で変調される。
 図9の上部は、次々に繰り返される測定サイクルを示しており、サイクルのそれぞれに検出器s、p、k2 、T、u1 、u2 、およびk1 の読取り値が含まれている。図9の下部はパルスが上がっているときに、図9の左側に示される動作が実行されているように、検出器u1 =101 およびu2 =102 の加熱、安定化、および測定のシーケンスを示すパルス図である。
 本発明のいわゆる数少ないパルスの応用例では、1台の検出器だけを使用できる。この応用例では、不正確なデータがプログラムされたとして検出され、補間が実行される。
 本発明は、検出器の活性表面上またはその周辺での、霜の凍結または形成および凝縮水の存在を検知できる機能と組み合わせることができる。この機能は、図10に示される配線に類似した配線によって達成可能で、その動作は、例えば、図4および5に示されるような装置に存在する加熱抵抗体15の、加熱率または加熱抵抗体の同等なものの測定を特徴とする。
 図10に示される配線は、加熱電力用の給電装置21および加熱の要件を検出するための装置23を具備する。加熱抵抗体15の抵抗の変化率に基づいた装置23によって、加熱の要件は装置23の入力信号UC を基本に検出される。装置23は、加熱電力調節装置22または加熱パルス(オプション)調節信号c1 およびc2 の期間の調節用装置24を与える。装置23の動作は、加熱抵抗体15および前記抵抗体15と接続する検出器キャパシタンスCM に関連する凝縮水、霜または氷がある場合に、加熱パルスのオンへの切替えの後に、加熱抵抗体15の抵抗の増加率は、前記水、霜および氷が検出器抵抗体15の加熱を遅らせる熱質量の形成に寄与するため、加熱抵抗体15の上または近く、および検出器キャパシタンスCM の活性面に凝縮水、霜、または氷がない状況よりかなり遅い。加熱段階の始めで、例えば、電圧UC の増加率としての不変電流Iを用いたり、同等の方法により表示可能な検出器抵抗体15の増加率が一定のしきい値より高い場合、加熱は装置23の信号c1 またはc2 あるいはその両方によって制御され、停止することができる。他方、抵抗体15の加熱率およびその抵抗の増加率が前記しきい値より低い場合には、本発明に従った検出器抵抗体15の定期的な加熱は、前記しきい値が超過されるまで、または事前設定されたシーケンスに従っている間、装置23の調節信号c1 またはc2 あるいはその両方によって制御され、継続される。
 本明細書の始めに特許請求項が示され、本発明の多様な詳細は、前記請求項に定義された創意に富んだ考えの範囲内での変形を示し、例のためだけに上述された詳細とは異なる可能性がある。
 以下において、本発明は、添付の図面中の図に描かれる本発明のいくつかの実施例を参照し詳細に説明される。本発明は、前記実施例の詳細にのみ厳密に制限されるものではない。
(A)は本発明の検出器の第1実施例の平面図、(B)は図1(A)の側面図、(C)は図1(A)および(B)に示される検出器の同等な回路である。 (A)は本発明の検出器の第2実施例、(B)は図2(A)の側面図、(C)は図2(A)および(B)の検出器の同等の回路である。 (A)は本発明の第3実施例の平面図、(B)は図3(A)の側面図である。 (A)は加熱抵抗体が検出器の回りに巻かれている、本発明に従った湿度検出器の側面図、(B)は図4(A)の平面図である。 (A)は図4(A)に示される検出器を改良したものの図4(A)に類似した図、(B)は図5(A)に示される検出器の平面図である。 検出器キャパシタンスが、並列に接続されたNキャパシタンスがあるキャパシタンスの接合部から構成される、本発明に従った検出器アセンブリの概要図である。 本発明の方法を利用するラジオゾンデ測定システムのブロック図である。 2検出器キャパシタンスが使用され、交互に加熱される本発明の第1実施例に従った測定システムのブロック図である。 図8に示される測定システムの測定サイクルおよびシーケンスを示す。 例えば、図4(A)、(B)または図5(B)に示されるように検出器上に氷または水分が存在する場合、その手段よってそれが検出できるエレクトロニクス配線の実施例を示す。
符号の説明
    10      容量性湿度検出器
    11      基板
    12      フィルム
    14      表面電極
    15      加熱抵抗体
    15a     接触パターン
    15b     接触パターン

Claims (13)

  1.  ラジオゾンデにおいて、容量性湿度検出器(10,101 ,102,10P)を使用することにより相対湿度を測定するための方法であって、前記検出器は、測定される検出器キャパシタンス(CM )を形成するように並列に接続される数多くのキャパシタンス(C1 、C2 ...CN )を備え、前記検出器キャパシタンス(CM )は2つの端子(C1 、C2 )を有し、その検出器内では各キャパシタンス(C1〜CN)のコンデンサ・プレート間に絶縁材(12)が使用され、その誘電率が前記誘電材(12)によって吸収される水分量の関数であり、各キャパシタンス(C1〜CN )には専用の加熱抵抗体(R1〜RN )が設けられ、これら抵抗体の中に、前記キャパシタンス(C1〜CN )のそれぞれを別個に加熱するように、それぞれの加熱電流(I1〜IN )が別個に、周期的に且つ交番的に流され、この結果、1つのキャパシタンスが常に加熱され、他のキャパシタンスは同時に冷却されることを特徴とする方法。
  2.  請求項1記載の方法であって、キャパシタンス(C1 〜CN )は交互に回転するシーケンスで加熱され、そして測定対象のキャパシタンス(CM )が検出器の端子(c1 、c2 )から検出され、N個のキャパシタンス(C1〜CN )が使用されるとき、前記検出器の合計検出器キャパシタンス(CM)の中で加熱される1つのキャパシタンスの割合は、N当たり1部にすぎないという点を特徴とする方法。
  3.  請求項2記載の方法であって、検出器キャパシタンス(CM )が絶えず測定されるという点、およびキャパシタンス(C1〜CN)が時間期間t0 、つまりt0 ≒T0 /Nの間交互に一定の反復可能サイクル(T0)で加熱されるという点を特徴とする方法。
  4.  請求項1から3までのいずれかに記載の方法であって、その方法においては、検出器の加熱のオンへ切替えの前に、検出器(10,101 ,102,10P)上に沈積された氷、霜または凝縮湿度の存在が検出されるという点を特徴とする方法。
  5.  請求項4記載の方法であって、検出器(10,101 ,102,10P)上での凍結、霜の形成または湿潤あるいはそのすべての前記検出が、加熱率または検出器を加熱する抵抗体(15)の比抵抗の変化の測定値について実行されるという点を特徴とする方法。
  6.  容量性湿度検出器、特にラジオゾンデ用に意図された湿度検出器(10,101 ,102,10P)であって、2つの対向する面を有して絶縁材料によって形成された基板(11)を備え、前記基板上に、検出器の形成および接続に必要な接触パターンが適用され、前記検出器は、測定される検出器キャパシタンス(CM )を形成するように並列に接続される数多くのキャパシタンス(C1〜CN )を備え、検出器キャパシタンスを測定するために配置された手段が設けられ、活性絶縁フィルム(12)が各キャパシタンス(C1 〜CN )のコンデンサ・プレート間に設けられ、その誘電率が前記フィルム(12)によって吸収される水分の量の関数であり、各キャパシタンス(C1〜CN)には、それ自身の加熱抵抗(R〜R)が設けられ、これら抵抗体の中に、前記キャパシタンス(C1〜CN )のそれぞれを別個に加熱するように、加熱電流(I1 〜IN )が別個に、周期的に且つ交番的に流され、また、フィルム(12)上には水が浸透可能な電気的に導電性の電極(14)である表面接触部(14)と、前記表面電極に接続された接触パターン(13b)とが設けられているとを特徴とした容量性湿度検出器。
  7.  請求項6記載の湿度検出器であって、接触パターン(13b,15a)が前記表面電極(14)に接続され、前記検出器(10,101 ,102,10P)を加熱する電流(I)が前記パターンを通して前記表面電極(14)に流れることを特徴とする湿度検出器。
  8.  請求項6または7記載の湿度検出器であって、検出器(10,101 ,102,10P)においては、表面電極加熱抵抗体(R)および測定対象のキャパシタンス(CM )は、1個の共通した端子(c2 、r2 )を有するという点を特徴とする湿度検出器。
  9.  請求項6〜8のいずれかに記載の湿度検出器であって、検出器(10,101 ,102,10P)の加熱抵抗体(15)が、活性絶縁フィルム(12)に関係して検出器基板(11)の向かい合う面に適用されているという点を特徴とする湿度検出器。
  10.  請求項6に記載の湿度検出器であって、検出器(10,101 ,102,10P)が、検出器(10,101 ,102,10P)から離れた抵抗体ワイヤまたは抵抗体部分(15)と接続され、抵抗体が検出器の加熱抵抗体(R)として動作するという点を特徴とした湿度検出器。
  11.  請求項10に記載の検出器であって、湿度検出器(10,101 ,102,10P)に、1つのサポート部分(16)または複数のサポート部分(16a、16b)が接続され、その上に、抵抗体ワイヤ(15)の巻き線が巻かれるか、抵抗体の一部または複数部分が接続され、それらが、湿度検出器(10,101 ,102,10P)の加熱抵抗体を形成するという点を特徴とする検出器。
  12.  請求項6〜11のいずれかに記載の検出器であって、検出器が並列に接続されたN個のキャパシタンスを備えるという点、およびN≒2〜20、好ましくはN=5〜10であるという点を特徴とする検出器。
  13.  請求項6〜12のいずれかに記載の湿度検出器であって、前記検出器は、制御装置(23)と、第1の調整装置(22)および/または第2の調整装置(24)を備え、前記制御装置(23)は、検出器キャパシタンス(C1〜C)を加熱する加熱抵抗体(R1〜R)の抵抗値の変化率を観察し、電流(I)が、前記抵抗体に作用する電圧(U)に基づいて前記加熱抵抗中に供給されるときに、前記第1の調整装置(22)は、前記制御装置(23)の第1の出力信号(C)に基づいて、前記抵抗体に供給される加熱電力を調節し、前記第2の調整装置(24)は、前記制御装置(23)の第2の出力信号(C)に基づいて、前記抵抗体に供給される加熱パルスの周期を調節することを特徴とする湿度検出器。
JP2003293195A 1993-08-23 2003-08-13 特にラジオゾンデ中の相対湿度の測定方法およびその方法を利用する湿度検出器 Expired - Lifetime JP3783114B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI933702A FI96640C (fi) 1993-08-23 1993-08-23 Menetelmä suhteellisen kosteuden mittaamiseksi, etenkin radiosondeissa

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21955394A Division JP3553657B2 (ja) 1993-08-23 1994-08-23 相対湿度を測定する方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004069708A true JP2004069708A (ja) 2004-03-04
JP3783114B2 JP3783114B2 (ja) 2006-06-07

Family

ID=8538461

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21955394A Expired - Fee Related JP3553657B2 (ja) 1993-08-23 1994-08-23 相対湿度を測定する方法
JP2003293195A Expired - Lifetime JP3783114B2 (ja) 1993-08-23 2003-08-13 特にラジオゾンデ中の相対湿度の測定方法およびその方法を利用する湿度検出器

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21955394A Expired - Fee Related JP3553657B2 (ja) 1993-08-23 1994-08-23 相対湿度を測定する方法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US5485747A (ja)
EP (2) EP0640831B1 (ja)
JP (2) JP3553657B2 (ja)
DE (2) DE69427005T2 (ja)
FI (1) FI96640C (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008249689A (ja) * 2007-02-12 2008-10-16 Vaisala Oyj 温度依存性を補償する方法及び装置
JP2009537824A (ja) * 2006-05-16 2009-10-29 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 誘導的に連結した変換器を使用する遠隔感知のためのシステム及び方法
JP2016509226A (ja) * 2013-02-22 2016-03-24 ヴァイサラ オーワイジェー ラジオゾンデおよび高温で実施される大気測定方法
JP2018105861A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 ヴァイサラ・オーワイジェイ ラジオゾンデに関連する方法およびシステム

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI98567C (fi) * 1993-09-29 1997-07-10 Vaisala Oy Impedanssianturi, etenkin radiosondikäyttöön, sekä menetelmä anturin valmistamiseksi
FI99164C (fi) * 1994-04-15 1997-10-10 Vaisala Oy Menetelmä kastepisteen tai kaasupitoisuuden mittaamiseksi sekä laitteisto jäätymisen ennakoimista varten
FR2732465B1 (fr) * 1995-03-31 1997-06-06 Aerospatiale Procede de mesure du gradient d'humidite dans l'epaisseur d'une piece en materiau composite
US5792938A (en) * 1996-12-13 1998-08-11 Panametrics, Inc. Humidity sensor with differential thermal detection and method of sensing
DE19711371C1 (de) * 1997-03-19 1998-08-27 Tekmar Elektronik Gmbh & Co Einrichtung und Verfahren zur Schnee- und Eismeldung
FI110287B (fi) * 1999-06-17 2002-12-31 Vaisala Oyj Menetelmä ja laitteisto nesteen vesipitoisuuden mittausta varten
FI107840B (fi) * 1999-12-09 2001-10-15 Vaisala Oyj Mittausmenetelmä ja järjestelmä kosteus- tai kaasuanturia varten
US6712504B1 (en) * 2002-10-01 2004-03-30 Forintek Canada Corp. Method for determining the relative humidity of a volume of air having a temperature of 100° C or greater
ATE325338T1 (de) * 2002-10-18 2006-06-15 Siemens Schweiz Ag Verfahren zur erfassung der luftfeuchtigkeit mit kapazitivem feuchte-messelement
DE102004005353B4 (de) * 2004-02-03 2016-08-11 CiS Forschungsinstitut für Mikrosensorik GmbH Verfahren zur Bestimmung der Parameter von Gasen
JP3994975B2 (ja) * 2004-02-27 2007-10-24 株式会社デンソー 容量式湿度センサ
US7596870B2 (en) * 2004-03-02 2009-10-06 Leatherman Tool Group, Inc. Folding multipurpose tool with shears and comfortable handles
US7710205B2 (en) * 2005-11-28 2010-05-04 Seagate Technology Llc Capacitor detection by phase shift
JP5216444B2 (ja) * 2008-06-30 2013-06-19 アズビル株式会社 湿度計測装置
JP5216443B2 (ja) * 2008-06-30 2013-06-19 アズビル株式会社 湿度計測装置
US8230716B2 (en) * 2009-11-09 2012-07-31 Delphi Technologies, Inc. Method and system for diagnostics of a particulate matter sensor
KR101968999B1 (ko) 2011-04-13 2019-04-15 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 흡수 센서 요소를 사용하는 방법
JP2014510933A (ja) * 2011-04-13 2014-05-01 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー センサ素子を含み一体型加熱機構を備えた蒸気センサ
EP2697635B1 (en) 2011-04-13 2017-03-22 3M Innovative Properties Company Method of detecting volatile organic compounds
US9091792B2 (en) * 2012-08-28 2015-07-28 Foster-Miller, Inc. Sounding kit
US9329160B2 (en) * 2013-04-05 2016-05-03 Ford Global Technologies, Llc Humidity sensor diagnostic method using condensation clearing heater
DE102013104043A1 (de) * 2013-04-22 2014-10-23 Epcos Ag Sensorbauelement und Verfahren zu dessen Herstellung
DE102014200060A1 (de) 2013-08-28 2015-03-19 Micro-Epsilon Messtechnik Gmbh & Co. Kg Sensorelement und Sensor mit einem entsprechenden Sensorelement
CN103438936B (zh) * 2013-09-02 2016-06-15 东南大学 基于soi片器件层硅阳极键合的电容式温度、湿度和气压传感器集成制造方法
KR101787189B1 (ko) 2015-06-29 2017-11-16 한국표준과학연구원 복수의 온도센서가 구비된 라디오존데와 이를 이용한 온도 측정 방법 및 그 보정 시스템과 보정 방법
DE102017210064A1 (de) 2017-06-14 2018-12-20 E + E Elektronik Ges.M.B.H. Verfahren zum Betrieb einer Sensoranordnung und hierzu geeignete Sensoranordnung
LU100589B1 (en) * 2017-12-22 2019-07-25 Luxembourg Inst Science & Tech List Directed freezing precipitation detection device and method
CN111551593A (zh) * 2020-04-23 2020-08-18 西安工程大学 一种基于rbf-nn的绝缘子融冰含水率监测方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3075385A (en) * 1960-12-15 1963-01-29 Clifford M Stover Hygrometer
US3168829A (en) * 1961-10-05 1965-02-09 Honeywell Inc Control apparatus
US3350941A (en) * 1965-05-20 1967-11-07 Johnson Service Co Humidity sensing element
DE1598446A1 (de) * 1966-05-03 1969-06-26 Hoechst Ag Feuchtigkeitsmessfuehler
FI48229C (fi) * 1972-10-12 1974-07-10 Vaisala Oy Kapasitiivinen kosteusanturi ja sen valmistumenetelmä.
SU597955A1 (ru) * 1975-06-02 1978-03-15 Институт Экспериментальной Метеорологии Датчик влажности
US4011538A (en) * 1976-01-30 1977-03-08 Illinois Tool Works Inc. Fluid sensor
FR2498329A1 (fr) * 1981-01-19 1982-07-23 Commissariat Energie Atomique Hygrometre capacitif a dielectrique mince et son procede de fabrication
JPS58135945A (ja) * 1982-02-08 1983-08-12 Kakubari Shigeru 湿度測定素子
DE3313150C1 (de) * 1983-04-12 1984-10-04 Endress U. Hauser Gmbh U. Co, 7867 Maulburg Duennschicht-Feuchtsensor zur Messung der absoluten Feuchte und Verfahren zu seiner Herstellung
JPH0517650Y2 (ja) * 1986-01-31 1993-05-12
DE3829517A1 (de) * 1988-08-31 1990-03-08 Bosch Gmbh Robert Feuchtesensor
DE68928739T2 (de) * 1988-12-29 1999-02-11 Sharp Kk Detecteur d'humidite
DE3911812C2 (de) * 1989-04-11 1996-09-19 Siemens Ag Schneller Feuchtesensor auf Polymerbasis
DE3923595C1 (ja) * 1989-07-17 1990-12-20 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung Ev, 8000 Muenchen, De
US4931897A (en) * 1989-08-07 1990-06-05 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of manufacturing semiconductor capacitive element
FI85770C (fi) * 1990-02-21 1992-05-25 Vaisala Oy Foerfarande i samband med impedansgivare i radiosonder.
US5036704A (en) * 1990-03-23 1991-08-06 Gas Research Institute Moisture sensor
JPH0599877A (ja) * 1991-06-25 1993-04-23 Yamatake Honeywell Co Ltd 感湿装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537824A (ja) * 2006-05-16 2009-10-29 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 誘導的に連結した変換器を使用する遠隔感知のためのシステム及び方法
JP2008249689A (ja) * 2007-02-12 2008-10-16 Vaisala Oyj 温度依存性を補償する方法及び装置
JP2016509226A (ja) * 2013-02-22 2016-03-24 ヴァイサラ オーワイジェー ラジオゾンデおよび高温で実施される大気測定方法
JP2018105861A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 ヴァイサラ・オーワイジェイ ラジオゾンデに関連する方法およびシステム
JP7007176B2 (ja) 2016-12-22 2022-01-24 ヴァイサラ・オーワイジェイ ラジオゾンデに関連する方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
FI96640B (fi) 1996-04-15
FI933702A (fi) 1995-02-24
DE69427005T2 (de) 2001-09-13
DE69434130T2 (de) 2005-10-13
JP3553657B2 (ja) 2004-08-11
EP0640831B1 (en) 2001-04-04
EP0640831A3 (en) 1995-05-24
JP3783114B2 (ja) 2006-06-07
FI96640C (fi) 1996-07-25
EP0965837B1 (en) 2004-11-10
JPH07229973A (ja) 1995-08-29
EP0640831A2 (en) 1995-03-01
US5485747A (en) 1996-01-23
EP0965837A1 (en) 1999-12-22
US5511418A (en) 1996-04-30
DE69427005D1 (de) 2001-05-10
DE69434130D1 (de) 2004-12-16
FI933702A0 (fi) 1993-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3783114B2 (ja) 特にラジオゾンデ中の相対湿度の測定方法およびその方法を利用する湿度検出器
JP3442503B2 (ja) ラジオゾンデ気象観測などにおける湿度測定方法と湿度測定構造
RU2538930C2 (ru) Устройство и способ для калибровки термометра по месту
FI58403B (fi) Regleranordning i fuktighetsgivare
KR20010055875A (ko) 절대습도센서
JPH0340334B2 (ja)
GB2126350A (en) Dew-point measuring device
US20010003249A1 (en) Measurement method and system for humidity or gas concentration sensor
JP3460749B2 (ja) 検出装置
US5619144A (en) Detector and method for observation of the presence of a liquid and/or of a change of phase in same
US4893508A (en) Humidity sensing apparatus and method therefor
US5156045A (en) Method related to impedance detectors in radiosondes
FI100739B (fi) Menetelmä suhteellisen kosteuden mittaamiseksi, etenkin radiosondeissa sekä menetelmää soveltava kosteusanturi
KR102499009B1 (ko) 센서 어셈블리 작동 방법 및 이에 적합한 센서 어셈블리
JPH0712771A (ja) ガス検出器
JPH0769221B2 (ja) 温度検知材料、温度センサー及び温度測定方法
JPH08122163A (ja) 熱依存性検出装置
JP2002139470A (ja) ガス検知装置及びガス検知方法
JPH05323046A (ja) 降雪量計測装置及びその方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 7