JP2004069108A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、本来の空気調和機能を備えることの他に、冷房運転や除湿運転の終了後に熱交換器等に付着する湿分を屋外へ完全排出し、カビ等の発生を抑制して本体内の清潔度を高めた空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】吸込み口4,6と吹出し口9を備えた室内機本体1と、この室内機本体内に収容され吸込み口と対向して配置される熱交換器10と、吸込み口から室内空気を吸込んで熱交換器を通過させ吹出し口から吹出す室内送風機13と、上記熱交換器と吸込み口との間に取付けられ室内空気中の塵埃を捕捉除去するエアーフィルタ11と、熱交換器を流通したあとの2次側空気を吸込んで屋外へ排出する換気ユニット15とを具備した。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内機と室外機とから構成される空気調和機に係り、特に、室内機における室内換気機能の付加に関する。
【0002】
【従来の技術】
室内機と室外機とから構成される空気調和機が多用されている。室内機においては、本体に吸込み口および吹出し口を備え、本体内部には熱交換器および送風機などが収容される。上記熱交換器の前面にはエアーフィルタが取付けられ、熱交換器に導かれる以前で塵埃を捕捉するようになっている。
ところで、使用者にとって常時室内の空気調和を行なうことばかりでなく、状況によっては窓を開放することなく室内の換気を有効、かつ迅速に行いたい場合がある。
【0003】
たとえば、居間において複数人が一斉に喫煙することにより煙が充満したり、不快な臭いが篭った状態などの不快感がある一方で、窓を開放すると外部の騒音や塵埃等が侵入してしまう等の条件が考えられる。
通常では、換気扇は台所などには備えられているが、居間専用の換気扇を備えることはあまりない。したがって上記の場合は、わずかでも窓を開放するか、窓を開放せずそのまま我慢することで対応しなければならず、いずれにしても快適性が損なわれている。
【0004】
そこで、室内機本体を横に長く伸ばし、熱交換器に隣接した位置に換気ファンを備えた製品が提供されるに至った。室内機本体の前面と背面の換気ファン対向部位および取付け壁面部位に換気口が開口され、換気ファンの作動により室内空気を外部へ排出するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、冷房運転や除湿運転などを行って停止した直後の状態では、熱交換器をはじめとして他の構成部品に湿分(ドレン水)が付着していて、室内機本体内は高湿度雰囲気となっている。そのまま放置すると、付着した湿分が蒸発しないまま残って、腐蝕もしくはカビの発生要因となる。
通常の空気調和機では、特に室内機本体内に残った湿分を蒸発させる機能を備えていない。機種によっては、冷房運転や除湿運転終了後に熱交換作用をともなわない送風作用を数分間継続して本体内の乾燥を図る程度であり、不十分であるとともに、湿分が室内に吹出される不具合がある。
【0006】
また、上述の換気ファンを備えた室内機においては、熱交換器と換気ファンが並列に配置されているため、たとえ上記運転終了後に換気ファンを継続して作用させても、換気口を風が流通するだけで熱交換器および室内機本体内に対する効率の良い乾燥をなすことができない。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、本来の空気調和機能を備えることの他に、冷房運転や除湿運転の終了後に熱交換器をはじめとして本体内に付着する湿分の屋外排出を可能として、本体内を完全乾燥化しカビ等の発生を抑制して清潔度を高めた空気調和機の室内機を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を満足するため本発明の空気調和機の室内機は、吸込み口と吹出し口を備えた室内機本体に、吸込み口と対向して配置される熱交換器と、吸込み口から室内空気を吸込んで熱交換器を通過させ吹出し口から吹出す室内送風機と、熱交換器と吸込み口との間に取付けられ室内空気中の塵埃を捕捉除去するエアーフィルタと、熱交換器を流通したあとの2次側空気を吸込んで屋外へ排出する換気ユニットとを具備した。
【0008】
さらに、上記換気ユニットは、エアーフィルタを通過して塵埃が捕捉されたあとで熱交換器を流通する以前の1次側空気を吸込んで屋外へ排出するよう切換え可能なダンパおよびダンパ駆動機構を有する。
さらに、上記換気ユニットのダンパおよびダンパ駆動機構は、環境条件等に応じて屋外への排出路を閉塞し、室内機本体内部と屋外との流通を遮断する全閉モードに切換え可能とした。
【0009】
さらに、上記換気ユニットのダンパは外周縁に沿ってギヤ部が設けられ、ダンパ駆動機構は駆動源に連結される駆動ギヤおよび少なくとも2個の小ギヤを備え、各ギヤはダンパのギヤ部に噛合する。
このような課題を解決する手段を採用することにより、本来の空気調和機能を備えることの他に、冷房運転や除湿運転の終了後に熱交換器等に付着する湿分の屋外排出を可能として、本体内の完全乾燥化をなしカビ等の発生を抑制して本体内の清潔度の向上を得る。
【0010】
さらに、上記換気ユニットは1次側空気を屋外へ排出することで、熱交換器の熱ロスを抑制し、効率の良い室内の換気運転が行える。
さらに、環境条件等に応じて室内機本体内と屋外との流通を遮断して、屋外からの塵埃や騒音等の侵入を阻止し、通常の空気調和機と同一の構成に適宜切換えられる。
さらに、換気ユニット内の流路切換えをなすダンパに駆動ギヤと少なくとも2つの小ギヤを噛合させたダンパ駆動機構を備えたから、ダンパ駆動の摺動抵抗が小さくてすみ円滑な回動運動を保証できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は空気調和機を構成する室内機の外観の斜視図であり、図2は室内機の概略の縦断面図であり、図3は前面パネルを取外して室内機内部を見せた斜視図である。
【0012】
室内機本体1は、前面パネル2と後板3とから構成されていて、上下方向に対して幅方向が極端に長い横長状をなす。前面パネル2は、湾曲して手前側に突出し、かつ左右両側に側面板1aを備えている。後板3は、横長の矩形状をなし被空調室の壁面に取付けられる。
上記前面パネル2の前面側一部に前部吸込み口4が開口され、開閉駆動機構5に支持された可動パネル2aが嵌め込まれている。運転停止時において、可動パネル2aは前面パネル2と同一面となり前部吸込み口4を閉成するが、運転時には手前側に突出変位して前部吸込み口4を開放するよう制御される。
【0013】
前面パネル2および後板3の上部に亘って上部吸込み口6が設けられる。上部吸込み口6には枠状の桟7が嵌め込まれていて、この桟によって複数の空間部に仕切られている。
上記可動パネル2a下部には、前面パネル2の一部を構成する半透明材からなる化粧板2bが室内機本体1の幅方向に亘って設けられる。この化粧板2bの下部側には、2枚の吹出しルーバー8a,8bが並行して設けられる。
【0014】
各吹出しルーバー8a,8bは、室内機本体1の前面下部に沿って設けられる吹出し口9を開閉するとともに、運転条件に応じて姿勢角度を可変し熱交換空気の吹出し方向を設定できるようになっている。
室内機本体1内には、前側熱交換器部10Aと後側熱交換器部10Bとで略逆V字状に形成される熱交換器10が配置される。上記前側熱交換器部10Aは、前面パネル2と間隙を存してほぼ平行な湾曲状に形成され、かつ後側熱交換器部10Bは直状に形成されて上部吸込み口6と斜めに傾斜して対向する。
【0015】
一方、前部吸込み口4と上部吸込み口6とに対向する室内機本体1内にエアーフィルタ11が取付けられる。このエアーフィルタ11は各吸込み口4,6と前部熱交換器部10Aと上部熱交換器部10Bとの間に介在され、開放した吹出し口9上端と前面パネル2下端の間から着脱自在に挿着される。
上記熱交換器10の前側熱交換器部10Aの前面側で、かつ室内機本体1に対する正面視で右端部側にずれた位置に電気集塵機12が取付けられる。この電気集塵機12は、流通する空気中の塵埃に電荷を与える荷電側電極と、電荷を与えられた塵埃を引きつけて捕捉する集塵側電極とから構成される。
【0016】
なお上記電気集塵機12は、通常の集塵時よりも集塵側電極との電位差が大きくなるように荷電側電極に高い高電圧を印加すると、多くのオゾンが発生するオゾン発生装置となる。このとき、周囲の空気の流れを制限するため送風機13を停止もしくは極く低速運転することで、オゾンの発生量がより大となる。
上記熱交換器10の前後側熱交換器部10A,10Bの相互間で、かつ上記吹出し口9との間に室内送風機13が配置される。すなわち、傘状に形成される熱交換器10の内側に上記室内送風機13が位置している。
【0017】
図4(A)に概略的に示すように、上記室内送風機13は、ファンモータ13Mと、このファンモータの回転軸に一方の支軸aが機械的に連結される横流ファン13Fとから構成される。
上記横流ファン13Fの軸方向長さLaは、上記熱交換器10の幅方向寸法Lとほぼ同一であり、全体的に正面視で熱交換器10の右側に位置をずらせて設けられる。
【0018】
すなわち、上記横流ファン13Fの左側端部cは熱交換器10の左側面dよりも内側にあり、かつ横流ファン13Fの右側端部eは熱交換器10の右側面fよりも外方へ突出している。
また、図4(B)に示すように、軸方向長さLbが熱交換器10の幅寸法Lよりも短い横流ファン13Fを備え、このファンの左側端部cは図4(A)と同一位置にあるけれども、右側端部gは熱交換器10の右側面fと位置を揃えるようにしてもよい。
【0019】
いずれにしても、上記室内送風機13を構成する横流ファン13Fの他方(左側)の支軸hは、後述する換気ユニット15に軸支されている。この換気ユニット15は、熱交換器10に対して室内送風機13の位置をずらせることによって形成される室内送風機13横の空間スペースに配置されている。
熱交換器10の左側面dに対して上記換気ユニット15の左側面jがほぼ同一位置に揃えられ、室内送風機13とともに換気ユニット15は傘状に形成される熱交換器10の内側に取付けられる。
【0020】
再び図2に示すように、上記前側熱交換器部10Aの下端部は前ドレンパン16a上に載り、後側熱交換器部10Bの下端部は後ドレンパン16b上に載って、それぞれの熱交換器部10A,10Bから滴下するドレン水を受け、図示しない排水ホースを介して外部に排水できるようになっている。
また、前後ドレンパン16a,16bの一部側壁外面は室内送風機13に近接した位置に設けられ、これらで室内送風機13の横流ファン13Fに対するノーズを構成している。
【0021】
ノーズを構成する前後ドレンパン16a,16bの側壁部分と、上記吹出し口9の各辺部との間は、隔壁部材17によって連結される。この隔壁部材17で囲まれる空間が、ノーズと上記吹出し口9とを連通する吹出し通風路18となっている。
つぎに、上記換気ユニット15について詳述する。
図5は換気ユニット15を断面にして示すとともに、他の構成部品に対する配置構成を説明する図であり、図6は換気ユニットを分解した斜視図であり、図7は換気ユニットの一側面側の斜視図であり、図8は換気ユニットの他側面側の斜視図である。
【0022】
上記換気ユニット15は、その一側面部を形成するユニットベース20と、他側面部を形成する送風機構30と、これらユニットベース20と送風機構30との間に介設されるダンパ40及びダンパ駆動機構45とから構成される。
上記ユニットベース20は、垂直部20aを備えるとともに、この垂直部の下端縁を除く端縁に沿って傾斜部20bが形成され、かつ傾斜部の端縁から水平方向に一体に折曲される水平部20cを備えている。
【0023】
上記垂直部20aの上部は、側面視で略三角状に突出形成されていて、上記熱交換器10を構成する前側熱交換器部10Aと後側熱交換器部10Bの傘状の組合せ形状と合致している。
上記水平部20cの端縁に沿って立上り片部kが形成され、ここに熱交換器10の端板tが位置合わせされ、かつ水平部20c上に熱交換器10を構成するフィンFが載る。水平部20c上に熱交換器10が載ることで上記傾斜部20bと対向する部位に隙間が形成される。
【0024】
上記垂直部20aの略中央部に円形状の取付用開口部21が開口され、この開口部の周面に沿うとともに、垂直部20a内面側へ折曲形成されるリブ22が設けられる。また、上記取付用開口部21の周縁に沿う垂直部20a外面側に、放射状に補強用リブ23が設けられる。
上記垂直部20aの内面側で、上記開口部21の略半周に沿い所定間隔を存して複数(7本)の全閉用片部24が設けられる。これら全閉用片部24のうちの半分の全閉用片部相互間は開口されていて、この開口部を2次用換気口25と呼ぶ。すなわち、2次用換気口25は3口設けられる。
【0025】
上記垂直部20aの取付用開口部22に軸受け具26が嵌着固定されていて、これらで軸受け部27が構成される。この軸受け部27は上述したように、上記室内送風機13を構成する横流ファン13Fの他方(左側)の支軸hを軸支している。
垂直部20aの内面側で、同一の曲率半径上に2本のステー28aが突設される。これらステー28aは、突出端部のみ直径が細く形成され、それぞれに上記ダンパ駆動機構45を構成する小ギヤ46が回転自在に嵌め込まれたうえで適宜な手段で抜け止めがなされている。
【0026】
上記ステー28aの近傍に、これより高さの大きい複数本のステー28bが設けられる。各ステー28bの突出端面から軸方向にねじ孔が設けられ、上記送風機構30を取付け固定する取付けねじmが螺挿される。
上記全閉用片部24近傍に設けられるステー28bのみ、この周部に隣接して受け部29が一体に設けられている。上記受け部29には、ダンパ駆動機構45を構成する駆動用モータ47が取付け固定され、さらにこの駆動用モータの回転軸に連結する駆動ギヤ48が回転自在に支持されている。
【0027】
一方、上記軸受け部27を構成するリブ21外周面には、上記ダンパ40の中心部に設けられる孔部である嵌め合い部41が回転自在に嵌め込まれている。このダンパ40は嵌め合い部41から径方向に断面略皿状に形成され、円形外周縁に沿ってギヤ部42が設けられる。
上記ダンパ40のギヤ部42には、先に説明した2個の小ギヤ46と駆動用ギヤ48が噛合するよう組み立てられる。したがって、駆動用モータ47が駆動ギヤ48を回転駆動することによりダンパ40が回転させられ、かつ上記小ギヤ46はダンパギヤ部42に対してアイドルギヤ的に機能する。
【0028】
さらに、ダンパ40における嵌め合い部41と外周ギヤ部42との間で、周方向の一部には複数(3口)の案内用換気口43が設けられる。これら案内用換気口43は、ユニットベース垂直部20aに設けられる上記2次用換気口25と全く同一の開口寸法形状をなしている。
上記案内用換気口43の相互間に形成される桟部nは、互いの間隔が上記全閉用片部24相互間隔と全く同一である。ダンパ40はリブ21に嵌め込まれた状態で垂直部20a内面とは間隙を存しているが、ダンパ40の一側面は垂直部内面に突設される全閉用片部24端縁に常に摺接状態にある。
【0029】
したがって、ダンパ40の案内用換気口43が垂直部20aの2次用換気口25と対向している状態を除いて、各2次用換気口25はダンパ40によって閉塞されている。
上記送風機構30は、ダンパ40側の側面に吸込み口31が形成され、周方向に矩形状の吹出し口体32が突設されるケーシング33と、このケーシングの吸込み口31対向側面に取付けられるファンモータ34と、このファンモータの回転軸に取付けられるファン35とから構成される。
【0030】
上記ファン35は、回転にともなって軸心方向から空気を吸込んで周方向へ送風する、いわゆるシロッコファンタイプである。したがって、ファン35はケーシング33の吸込み口31から空気を吸込んで吹出し口体32から送風する作用をなす。
上記送風機構30は、ダンパ40とダンパ駆動機構45を介してユニットベース20の垂直部20aに取付けられているので、送風機構30と垂直部20aとは間隙を存している。
【0031】
さらに、送風機構30の周面はユニットベース20の傾斜部20bおよび水平部20cと間隙を存して取付けられ、特に、ユニットベース20の三角状突部での間隙が大である。
再び図3に示すように、上記前ドレンパン16aの左側端部にはドレン排水用ニップル50および換気用ニップル51が正面視での位置を揃えて一体に突設されている。ドレン排水用ニップル50よりも換気用ニップル51が大径であり、互いのニップル50,51は同一傾斜角度に設定される。
【0032】
上記換気用ニップル51内には換気ユニット15の吹出し口体32が挿入され、かつニップル51外周面に図示しない排出用ホースが接続される。上記ドレン排水用ニップル50には図示しないドレンホースが接続され、各ホースは屋外へ延出される。
このようにして構成される空気調和機の室内機であって、リモコンの運転スイッチをオンに切換えると、前面パネル2の一部をなす可動パネル2aが前部吸込み口4を開放し、冷房運転と暖房運転の指定に応じて吹出し口9に備えられる吹出しルーバー8a,8bが回動し、かつその姿勢が設定される。
【0033】
同時に、室内送風機13が送風作用をなす一方で、室外機の圧縮機が駆動され冷凍サイクル運転が開始される。室内空気は、上部吸込み口6と前部吸込み口4から室内機本体1内に導かれ、エアーフィルタ11を通過する。
室内空気中に含まれるほとんどの塵埃はエアーフィルタ11によって捕捉され、塵埃が除去された状態で熱交換器10を通過して熱交換作用が行われる。この熱交換空気は吹出し通風路18に沿って導かれ、吹出し口9から吹出しルーバー8a,8bに案内されて室内へ吹出され、効率のよい空調運転を継続する。
【0034】
また、上記電気集塵機12を機能させることにより、エアーフィルタ11を通過した細かい塵埃は完全に捕捉され、清浄化した空気が熱交換器10を介して吹出し口9から室内に吹出される。
つぎに、上記換気ユニット15の作用について説明する。
換気ユニット15は、「2次側空気換気モード」と、「1次側空気換気モード」および「換気ダンパ全閉モード」の3種類のモードに切換えられるようになっている。
【0035】
なお、2次側、1次側の呼称は、ここでは上記熱交換器10を基準としていて、2次側空気は熱交換器10を流通したあとの空気を言い、1次側空気は熱交換器10を流通する以前の空気を言う。
図9〜図11は、送風機構30を取外した換気ユニット15の内部を示していて、それぞれのモードに対応したダンパ40の状態を説明するための図である。図12〜図14は、室内機本体1内で、それぞれのモードに対応した風の状態を説明するための模式的に示す図である。
【0036】
空調運転終了時において清浄運転モードを選択すると、上記「2次側空気換気モード」が自動的に機能する。
図9に示すように、換気ユニット15のダンパ駆動機構45が作動してダンパ40を回動させる。ダンパ40の案内用換気口43がユニットベース20の2次用換気口25と対向する位置に到達したら、ダンパの回動を停止する。この状態は、図7にも示されている。
【0037】
ついで、換気ユニット15の送風機構30が作動し、2次用換気口25と案内用換気口43を介して換気ユニット内に空気を吸込み、送風機構を介して吹出し口体32から吹出す。
上記室内送風機13は超低速運転が行われる一方で、可動パネル2aが前部吸込み口4を閉成し、上側の吹出しルーバー8aは吹出し口9を小さく開放し、下側の吹出しルーバー8bは閉成される。
【0038】
通常、冷房運転や除湿運転などを行って停止した直後の状態では、熱交換器10に湿分(ドレン水)が付着していて、室内機本体1内は高湿度雰囲気となっている。そのまま放置すると、熱交換器10をはじめとして他の構成部品に付着した湿分が蒸発せず、腐蝕もしくはカビの発生要因となる。
そこで、上記清浄運転モードを選択して、室内機本体1内の乾燥と殺菌運転を行わせる。
具体的には、上部吸込み口6から微量の室内空気が室内機本体1内に吸込まれ、熱交換器10を通過し他の構成部品に接触する。したがって、熱交換器10のフィン面間および他の構成部品面に存在していた湿分は蒸発する。
【0039】
熱交換器10を通過したあとの蒸発湿分を含んだ空気、すなわち2次側空気は、図12に模式的に示すように換気ユニット15に吸込まれ、かつ吹出し口体32から吹出されて最終的には屋外へ排出される。蒸発湿分を含んだ空気を直接的に屋外へ排出することにより、熱交換器10は勿論のこと室内機本体1内は早急に完全乾燥してカビ等の発生を防止する。
さらに説明すると、図5に一点鎖線矢印で示すように、2次側空気はユニットベース20の傾斜部20b外面と熱交換器10との隙間を介して、垂直部20a外面と横流ファン13F端面との間に導かれる。
【0040】
そして、2次側空気は互いに対向する2次用換気口25と案内用換気口43を介してケーシング33の吸込み口31からこの内部に吸込まれ、吹出し口体32から吹出される。
このようにして、上記ダンパ40の位置に応じて換気ユニット15には室内機本体1内の空気を吸込み案内する第1の吸込み案内部Saが形成される。これに対して、上記吹出し口体32が換気ユニット15から屋外へ吹出し案内する吹出し案内部となる。
【0041】
上記運転を所定時間継続したあと電気集塵機12に通電される。この電気集塵機12で発生したオゾンが室内機本体1内に充満し、上部吸込み口6から吸込まれる微量の室内空気によって運ばれる。
オゾンを含んだ室内空気は熱交換器10を通過し、他の構成部品に接触して殺菌し、臭いのもとを断つ。室内機本体1内を殺菌したあとの空気は換気ユニット15の第1の吸込み案内部Saに導かれ、さらに吹出し案内部(吹出し口体)32から屋外へ排出される。
【0042】
なお、電気集塵機12を熱交換器10の右側端部方向へずれた位置に配置し、換気ユニット15を熱交換器10の左側端部に配置したから、電気集塵機12で発生したオゾンを室内機本体1内に充満させ、全体的に行き亘せたあと換気でき、効率の良い本体内殺菌をなす。
所定時間経過後、電気集塵機12の機能が停止され、室内送風機13の運転をある程度継続すると、換気ユニット15の機能も停止して、全ての清浄運転モードが終了する。
結局、この清浄運転モードを選択することにより、室内機本体1内の殺菌・清浄化がなされ、ここで用いられた空気を換気ユニット15を介して屋外へ直接的に排出する。したがって、室内に対する環境に何らの影響も及ぼすこともない。
【0043】
再び図12に示すように、清浄運転モードの運転中は、上側の吹出しルーバー8aのみをわずかに開放させ、かつ室内送風機13を超低速運転しているので、室内機本体1内を通過したあとの一部の空気が上記吹出しルーバー8aから吹出される。
吹出された風は前面パネル2に沿って導かれ、再び上部吸込み口6に吸込まれる。したがって、室内機本体1における吹出し口9と上部吸込み口6との間で、いわゆるショートサーキット風が形成され、可動パネル2aを含めた前面パネル2の清浄・殺菌化に役立つ。
【0044】
つぎに、リモコンに備えられた換気モードを選択すると、「1次側空気換気モード」が自動的に行われる。上記換気モードは空調運転と並行して選択してもよく、あるいは空調運転の停止時に選択してもよい。
すなわち、冷房運転もしくは暖房運転しながら室内の換気を行いたい場合に、換気モードを選択する。あるいは、たとえば夏季の外出時に閉めきった室内に熱気が篭っていて、帰宅後早急に室内温度を下げて冷房負荷を抑える場合などは換気モードのみを選択するとよい。
【0045】
室内送風機13は換気モードの選択に拘わらず空調運転の選択モードに応じた回転を行う。もしくは、換気運転のみが行われる場合には停止する。電気集塵機12においても空調運転の選択モードに応じてONとなり、かつ清浄運転モードの選択時にはON、換気モードの場合にOFFする。
可動パネル2aおよび吹出しルーバー8a,8bにおいても空調運転時は運転モードに応じた開閉をなし、空調運転の停止時および換気運転のみでは閉成する。なお、上部吸込み口6は常時開放しているため、換気運転のみの場合でも室内空気が室内機本体1内に吸込まれる。
【0046】
図10は、換気モードを選択したときの換気ユニット15の内部状態を示している。
ダンパ駆動機構45はダンパ40を回動駆動し、ダンパの案内用換気口43がユニットベース20の2次用換気口25とは対向しない位置に変位したら、ダンパ駆動機構45は作動を停止する。
ダンパ40面がユニットベース20の全閉用片部24端縁に接触し、2次用換気口25がダンパによって閉成される。その一方で、送風機構30周面とダンパ40側面に対するユニットベース20の各内面とは間隙が形成され、案内用換気口43はこれらの隙間と連通する。
【0047】
図13は、空調運転を停止したうえで、換気モードを選択した場合の空気の流れを模式的に示している。
換気ユニット15の送風機構30が作動して、常時開放状態にある上部吸込み口6から室内空気を室内機本体1内に吸込む。室内空気はエアーフィルタ11を通過して塵埃を捕捉されたあと熱交換器10を通過する前の1次側空気として換気ユニット15に直接導かれ、吹出し口体32から屋外へ排出される。
【0048】
なお説明すれば、室内機本体1内に吸込まれた室内空気は、図5に実線矢印方向に示すように導かれる。
すなわち、空調運転を停止しているので室内送風機13も停止状態にある。その一方で、換気ユニット15の送風機構30が作動しているので、1次側空気はエアーフィルタ11と熱交換器10の前面と間から換気ユニットが配置される左側端部に集められる。
【0049】
そして、熱交換器10側面と室内機本体1の側面板1aとの間から換気ユニット15に導かれる。上述したように、ユニットベース20と送風機構30のケーシング33との間に隙間が形成されているとともに、ユニットベースとダンパ40との間に隙間が形成され、かつ案内用換気口43が開放している。
このようにして、ダンパ40の位置によって換気ユニット15にはこれら隙間からなる第2の吸込み案内部Sbが形成されることになり、上記室内空気は第2の吸込み案内部を介して換気ユニット15内に吸込まれ、吹出し口体32から排出される。
【0050】
結局、室内の汚れた空気が一旦、室内機本体1内に吸込まれ、さらに換気ユニット15の作用によってフィルタ11を通過したあと熱交換器10に導かれる以前に、換気ユニット15を介して屋外へ排出される。汚れた空気が熱交換器10を通過しないので、熱交換器の汚れを最小限に抑制した換気作用をなす。
以上は空調運転を停止した状態での換気運転であるが、空調運転を継続したうえで換気運転を行っても何らの支障もない。この場合にも、熱交換器10を通過しない1次側空気を集めて屋外へ換気するので、空調運転によるエネルギーロスを必要最小限に抑えた省エネ運転が可能となる。
【0051】
なお、換気ユニット15は換気用ニップル51に接続されるホースを介して屋外と直接的に連通している。屋外に極めて多量の塵埃が充満したり、夜間に大なる騒音があると、これらがホースを介して換気ユニット15に侵入し、さらには室内機本体1を介して室内に漏れることが考えられる。
このような据付け環境条件もしくは使用環境条件など、必要に応じて換気ユニット15を完全閉成状態にして換気モードを機能させたくない場合は、上記した「換気ダンパ全閉モード」を選択して塵埃や騒音の侵入を阻止する。
【0052】
図11は、換気ダンパ全閉モードを選択したときのダンパ40の状態を表している。すなわち、ダンパ駆動機構45はダンパ40を回動し、この案内用換気口43相互間の桟部nがユニットベース垂直部20aの全閉用片部24端縁に対向した位置でダンパの回動を停止する。
全ての案内用換気口43はユニットベース20の全閉用片部24とリブ21によって周囲を囲まれ、完全閉成状態になる。また、ユニットベース20の2次用換気口25がダンパ40面によって完全閉成されることには変わりがない。
【0053】
したがって、図14に模式的に示すように、換気ユニット15はダンパ40によって完全閉成され、風の流通路が遮断される。換気ユニット15を介して屋外の塵埃、騒音等の室内機本体1と室内への侵入を確実に阻止でき、快適性の向上を図れる。
なお、先に説明した本体内清浄運転モードの終了後は勿論のこと、通常の空調運転の終了後は、上記換気ユニット15は必然的に上述した状態になるよう設定されている。また、空調運転の際にこのモードを選択すれば、通常の空調運転と同等の状態となる。
【0054】
以上説明したように、上記換気ユニットは、エアーフィルタを通過して塵埃が捕捉されたあとで、かつ熱交換器を流通する以前の1次側空気を吸込んで屋外へ排出するよう切換え可能なダンパ駆動機構を有することで、熱交換器の熱ロスを抑制し、効率の良い室内の換気運転が行える。
さらに、上記換気ユニットのダンパ駆動機構は、環境条件等に応じて屋外への排出路を閉塞して室内機本体内部と屋外との流通を遮断する全閉モードに切換え可能としたことにより、室内機本体内と屋外との流通を遮断して、屋外からの塵埃や騒音等の侵入を阻止し、通常の空気調和機と同一の構成に切換えられる。
【0055】
さらに、駆動ギヤと少なくとも2個の小ギヤをダンパに噛合させて、ダンパの外周をガイドしながら回転駆動するようにしたから、摺動抵抗が小さくてすみ、ダンパの円滑な回動運動を保証できる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、本来の空気調和機能を備えることの他に、冷房運転や除湿運転の終了後に熱交換器等に付着する湿分を屋外に完全排出してカビ等の発生を抑制し、本体内の清潔度を高められるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す、空気調和機の室内機の外観斜視図。
【図2】同実施の形態を示す、室内機の断面図。
【図3】同実施の形態を示す、室内機の前面パネルを開放した状態の斜視図。
【図4】同実施の形態を示す、熱交換器に対する室内送風機の互いに異なる配置を説明する図。
【図5】同実施の形態を示す、換気ユニットとその周辺部位の断面図。
【図6】同実施の形態を示す、換気ユニットの分解した斜視図。
【図7】同実施の形態を示す、換気ユニットの一面側の斜視図。
【図8】同実施の形態を示す、換気ユニットの他面側の斜視図。
【図9】同実施の形態を示す、2次側空気換気モードを選択した場合の換気ユニット内部の正面図。
【図10】同実施の形態を示す、1次側空気換気モードを選択した場合の換気ユニット内部の正面図。
【図11】同実施の形態を示す、換気ダンパ全閉モードを選択した場合の換気ユニット内部の正面図。
【図12】同実施の形態を示す、2次側空気換気モードを選択した場合の換気ユニット内部状態を説明する図。
【図13】同実施の形態を示す、1次側空気換気モードを選択した場合の換気ユニット内部状態を説明する図。
【図14】同実施の形態を示す、換気ダンパ全閉モードを選択した場合の換気ユニット内部を状態を説明する図。
【符号の説明】
4…前部吸込み口、
6…上部吸込み口、
9…吹出し口、
1…室内機本体、
10…熱交換器、
13…室内送風機、
11…エアーフィルタ、
15…換気ユニット、
45…ダンパ駆動機構、
42…ギヤ部、
40…ダンパ、
47…駆動用モータ、
48…駆動ギヤ、
46…小ギヤ。

Claims (4)

  1. 吸込み口と吹出し口を備えた室内機本体と、
    この室内機本体内に収容され、上記吸込み口と対向して配置される熱交換器と、
    上記吸込み口から室内空気を吸込んで上記熱交換器を通過させ、上記吹出し口から吹出す室内送風機と、
    上記熱交換器と上記吸込み口との間に取付けられ、室内空気中の塵埃を捕捉除去するエアーフィルタと、
    上記熱交換器を流通したあとの2次側空気を吸込んで屋外へ排出する換気ユニットとを具備したことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 上記換気ユニットは、上記エアーフィルタを通過して塵埃が捕捉されたあとで、かつ上記熱交換器を流通する以前の1次側空気を吸込んで屋外へ排出するよう切換え可能なダンパおよびダンパ駆動機構を有することを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 上記換気ユニットのダンパおよびダンパ駆動機構は、環境条件等に応じて屋外への排出路を閉塞し、室内機本体内部と屋外との流通を遮断する全閉モードに切換え可能としたことを特徴とする請求項2記載の空気調和機の室内機。
  4. 上記換気ユニットのダンパは、その外周縁に沿ってギヤ部が設けられ、
    上記ダンパ駆動機構は、駆動源に連結される駆動ギヤおよび少なくとも2個の小ギヤを備え、各ギヤは上記ダンパのギヤ部に噛合することを特徴とする請求項3記載の空気調和機の室内機。
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