JP2004068988A - ボールねじ - Google Patents

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信朝 雅弘
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/24Elements essential to such mechanisms, e.g. screws, nuts
    • F16H25/2418Screw seals, wipers, scrapers or the like

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Abstract

【課題】簡便な手段により、エアオイルによる充分な潤滑効果を発揮し得るボールねじを提供することにある。
【解決手段】ねじ軸21の螺旋溝22とナット23の螺旋溝24との間にボール25を配してねじ軸21とナット23間で回転動力を軸方向推力に変換するボールねじにおいて、ナット23の端部のインロー部28に嵌着されたシール部材26の外径面に、潤滑剤が導入される環状溝31を周方向に沿って形成し、その環状溝31に連通して、シール部材26の内側端面35にナット内部のボール転走部33と対向させて開口し、かつ、外部から導入された潤滑剤をボール転走部33へ向けて噴射するノズル孔32を形成する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、各種スライド装置などの産業機械に使用され、ねじ軸とナット間にボールを配して両者間で回転動力を軸方向推力に変換するボールねじに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、ボールねじは、工作機械や半導体製造装置などの様々な産業機械に利用されている。この種のボールねじには、エアオイル潤滑で駆動されるものがあり、例えば図4(a)(b)および図5に示すようにねじ軸1の外周面に設けた螺旋溝2と、ナット3の内周面に設けた螺旋溝4との間に複数のボール5を配し、ねじ軸1の回転動力をボール5を介してナット3の軸方向推力に変換してそのナット3を直動させたり、あるいは逆に、ナット3の回転動力をボール5を介してねじ軸1の軸方向推力に変換してそのねじ軸1を直動させる。
【0003】
このボールねじでは、ナット3の内部に充填した潤滑剤の漏出、または、外部からの加工物の破片やゴミなどの異物の侵入を防止するため、ナット3の両端部に弾性材料からなるシール部材6を装着した構造を具備する。図5は、ナット3の両端部にシール部材6を装着した従来構造例を示す。このボールねじは、ねじ軸1の螺旋溝2に嵌合する突部7を内径面に形成した環状のシール部材6を、ナット3の端部に形成されたインロー部8に配設したシール構造を具備する。
【0004】
このシール構造を具備したボールねじは、エアと油を混合させたエアオイルで駆動部分を潤滑するようにしている。このボールねじの内部にエアオイルを供給する構造として、ナット3の一端部に設けられたフランジ部9に給油孔10を径方向に沿って形成する。そのフランジ部9の外径面に開口する給油孔10の一端は、図示しないエアオイル供給源に接続され、その給油孔10の他端は、ナット3の内径面に形成された凹段部11に開口する。
【0005】
外部のエアオイル供給源から給油孔10に供給されたエアオイルは、その給油孔10を通して径方向からねじ軸1の外表面、つまり螺旋溝2に吹き付けられ、その後、ナット3の内部に拡散することにより、駆動部分であるボール5とねじ軸1およびナット3間を潤滑するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来のボールねじでは、ナット3の端部に設けられたフランジ部9の給油孔10からエアオイルをナット3の内部に供給するようにしている。この給油孔10は、通常、フランジ部9の円周方向一箇所に形成され、また、エアオイルは、その給油孔10により径方向からねじ軸1の螺旋溝2の外表面に吹き付けられることになる。
【0007】
しかしながら、給油孔10からエアオイルが吹き付けられる箇所は、ねじ軸1の螺旋溝2において転走するボール5が存在しない部分であるため、そのねじ軸1の螺旋溝2に吹き付けられたエアオイルは、油が分離してその吹き付けられた部位に付着し、螺旋溝2にボール5が存在するボール転走部には油分の少なくなったエアオイルが拡散することになって、エアオイルによる充分な潤滑効果を得ることが困難になる。
【0008】
例えば、ナット3の移動ストロークが長い場合には、給油孔10から吹き付けられたエアオイルから分離した油が付着する螺旋溝2をボール5が通過していくために潤滑効果を発揮することもあるが、特に、ねじ軸1のリードの数分の一程度の短いストロークでねじ軸1が揺動する場合には、油が付着した螺旋溝2をボール5が通過しないことがあるので、エアオイルによる充分な潤滑効果を得ることが困難である。
【0009】
また、給油孔10のナット内部への開口部近傍には、シール部材6が配置されていることから、そのシール部材6とねじ軸1との隙間や、シール部材6とナット3との隙間からエアオイルが外部に漏れる量が多く、エアオイルの供給が最も必要なボール転走部にエアオイルを充分に供給することが困難になるという問題もあった。
【0010】
さらに、エアオイルの供給は、前述した潤滑効果だけでなく、その冷却作用によりねじ軸1の伸びを抑制して位置決め精度の向上が図れる効果も発揮し得る。そのため、ナット3の円周方向一箇所からねじ軸1の螺旋溝2の外表面にエアオイルを吹き付けていたのでは、そのエアオイルが直接的に吹き付けられたねじ軸1の外表面のみが冷却されやすく、他の部分に比べて冷却される割合が高くなる。その結果、ねじ軸1の温度分布、特に円周方向の温度分布の均一性が損なわれ、ねじ軸1の曲がりやリードの不均一を招来して位置決め精度不良や曲がりによる振動などの不具合が発生する。
【0011】
そこで、本発明は前記問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、簡便な手段により、エアオイルによる充分な潤滑効果を発揮し得るボールねじを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための技術的手段として、本発明は、ねじ軸の螺旋溝とナットの螺旋溝との間にボールを配してねじ軸とナット間で回転動力を軸方向推力に変換するボールねじにおいて、前記ナットの端部に設けられたシール部材に、その内側端面にナット内部のボール転走部と対向させて開口し、かつ、外部から導入された潤滑剤を前記ボール転走部へ向けて噴射するノズル孔を形成したことを特徴とする。ここで、シール部材の内側端面とは、ナット内部に向かって露呈する面を意味する。また、ボール転走部とは、ボールねじの駆動部分であり、ねじ軸の螺旋溝およびナットの螺旋溝との間でボールが摺接する部位、特にねじ軸の螺旋溝にボールが存在する部位を意味する。
【0013】
本発明では、シール部材の内側端面にナット内部のボール転走部と対向させて開口するノズル孔を形成したことにより、外部から導入された潤滑剤をシール部材のノズル孔からボール転走部へ向けて噴射することができるので、潤滑剤をボール転走部に直接的かつ確実に供給することができる。その結果、ボールねじに導入された潤滑剤の大部分を最も必要なボール転走部に供給できるので、潤滑剤の使用量を必要最小限に抑えることができる。
【0014】
また、潤滑剤をナット内部へ供給するノズル孔を、潤滑剤の漏出または異物の侵入を防止するためのシール部材に形成したことにより、シングルナットタイプのボールねじにおける潤滑剤供給構造として適用可能である。なお、前述したシングルナットタイプとは、単一のナットを具備した構造のボールねじであるが、その他、二つのナットを軸方向に間座を介して連結した構造を具備したダブルナットタイプにも適用可能である。
【0015】
外部から潤滑剤をナット内部に導入するため、ナットの端部に給油孔を設けた構造の場合、前記ナット端部のインロー部に嵌着されたシール部材の外径面に、潤滑剤が導入される環状溝を周方向に沿って形成し、その環状溝に前記ノズル孔を連設した構造が実現容易である。このようにすれば、シール部材の外径面に形成された環状溝は、シール部材がインロー部で潤滑剤の環状通路となり、この環状通路を介してノズル孔から潤滑剤をボール転走部に噴射させる。
【0016】
前記ノズル孔は、シール部材の内側端面で円周方向に沿って複数配置されていることが望ましい。このように複数のノズル孔をシール部材の円周方向に沿って配置すれば、複数個のボールがナットとねじ軸間で円周方向に沿って環状配置されていることに対応することから、潤滑剤を供給する対象であるボール転走部に均等に潤滑剤を供給することができる。
【0017】
前述したようにノズル孔を複数配置する場合、前記ノズル孔のそれぞれは、潤滑剤の噴射量が均一となるような開口径を有することが望ましい。潤滑剤が各ノズル孔に導入される箇所からそれら各ノズル孔の開口部までの通路長さが各ノズル孔について異なるため、これを補正することを目的として、潤滑剤の噴射量が均一となるような開口径とすれば、潤滑剤をボール転走部に円周方向で均等に供給することができる。
【0018】
なお、前記シール部材は、その外径面に配されたOリングを介してナットの端部に装着された構造とすることが望ましい。このようにすれば、少なくともシール部材とナットとの隙間から潤滑剤が外部に漏れることを抑制することができ、その分、ボール転走部への潤滑剤の供給が充分となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1および図2(a)(b)は本発明に係るボールねじの実施形態を示す。なお、以下の実施形態は、単一のナットを具備したシングルナットタイプのボールねじであるが、二つのナットを軸方向に間座を介して連結した構造を具備したダブルナットタイプにも適用可能である。
【0020】
この実施形態におけるボールねじは、ねじ軸21の外周面に設けた螺旋溝22とナット23の内周面に設けた螺旋溝24との間に複数のボール25を配した構造を具備し、ねじ軸21の回転動力をボール25を介してナット23の軸方向推力に変換してそのナット23を直動させたり、あるいは逆に、ナット23の回転動力をボール25を介してねじ軸21の軸方向推力に変換してそのねじ軸21を直動させる。このボールねじでは、ナット23の内部に充填した潤滑剤の漏出、または、外部からの加工物の破片やゴミ等の異物の侵入を防止するシール部材26をナット23の両端部に組み付けている。
【0021】
このシール部材26は、ねじ軸21の螺旋溝22に嵌合する突部27を内径面に形成した環状をなし、ナット23の端部に形成されたインロー部28に圧入などの適宜の固定手段により装着した構造を具備する。シール部材26は、例えば樹脂材またはフッ素ゴム等のゴム材、あるいは、固形潤滑剤例えばプラスチックグリースからなる弾性材料で形成されている。プラスチックグリースは、例えばポリエチレン1〜95重量%、好ましくは30重量%以上と石鹸または非石鹸増稠の潤滑グリース99〜5重量%との混合物を加熱して固形化したものである。あるいは、上記成分に、油の滲み出しを抑制するための添加物を1〜50重量%加える場合もある。
【0022】
このシール構造を具備したボールねじは、駆動部分の潤滑剤としてエアと油を混合させたエアオイルを使用する。このボールねじの内部にエアオイルを供給する構造として、ナット23の一端部に設けられたフランジ部29に給油孔30を径方向に沿って形成する。そのフランジ部29の外径面に開口する給油孔30の一端は、図示しないエアオイル供給源に接続され、その給油孔30の他端は、ナット23の端部に形成されたインロー部28の内径面に開口する。なお、前述した給油孔30は、ナット23のフランジ部29の円周方向一箇所に設けているが、複数箇所に設けてもよい。
【0023】
ナット23のインロー部28に装着されたシール部材26は、インロー部28の内径面と接合する外径面に、前記給油孔30と連通する環状溝31を周方向に沿って形成し、その環状溝31に細径のノズル孔32をほぼ軸方向に沿って連設する。前述した環状溝31は、エアオイルが通過するのに十分な断面積を有する。このノズル孔32は、一端が環状溝31の底部側面に開口し、その他端がシール部材26の内側端面にナット23内部のボール転走部33と対向するように開口する。
【0024】
ここで、ボール転走部33は、ボールねじの駆動部分であり、ねじ軸21の螺旋溝22およびナット23の螺旋溝24との間でボール25が摺接する部位、特にねじ軸21の螺旋溝22にボール25が存在する部位である。また、ノズル孔32をボール転走部33、例えばボール25と対向させるため、図示のボールねじの場合、シール部材26の内側端面35に開口する側を、環状溝31と連通する側よりもナット軸方向に対して軸心に向けて若干傾斜するように形成する。
【0025】
ノズル孔32は、図3に示すようにシール部材26の内側端面35で円周方向等間隔に複数配置されている。このように複数のノズル孔32をシール部材26の円周方向等間隔に配置したことにより、複数個のボール25がナット23とねじ軸21間で円周方向に沿って環状配置されていることに対応することから、エアオイルを供給する対象であるボール転走部33に均等にエアオイルを供給することができる。
【0026】
なお、複数のノズル孔32を配置する場合、ノズル孔32のそれぞれは、エアオイルの噴射量が均一となるような開口径を有する必要がある。つまり、これらノズル孔32に導入されるエアオイルは、環状溝31を介してナット23のフランジ部29に設けられた給油孔30から供給されるため、その給油孔30から環状溝31を介して各ノズル孔32までのエアオイル経路の距離が各ノズル孔32ごとに異なる。その結果、給油孔30から近い位置(例えば図3上方位置)にあるノズル孔32と遠い位置(例えば図3下方位置)にあるノズル孔32とでエアオイルの噴射量が異なることになるため、これを補正する必要がある。そこで、各ノズル孔32について、エアオイルの噴射量が均一となるように開口径を設定する。例えば、給油孔30から近い位置にあるノズル孔32よりも遠い位置にあるノズル孔32の開口径を大きくする。これにより、エアオイルをボール転走部33に円周方向で均等に供給することができる。
【0027】
また、シール部材26は、その外径面で環状溝31の両側に配された二つのOリング34を介してナット23の端部のインロー部28に装着されている。これにより、少なくともシール部材26とナット23との隙間からエアオイルが外部に漏れることを抑制することができ、その分、ボール転走部33へのエアオイルの供給が充分となる。
【0028】
外部から給油孔30に供給されたエアオイルは、シール部材26の環状溝31を介してノズル孔32からボール転走部33へ向けて噴射される。これにより、エアオイルをボール転走部33に直接的かつ確実に供給することができる。その結果、外部から給油孔30に供給されるエアオイルの大部分を最も必要なボール転走部33に供給できるので、エアオイルの使用量を必要最小限に抑えることができる。
【0029】
また、ナット23の駆動範囲がナット23の軸方向長さ以下の非常に短いストロークである場合や、ねじ軸21のリードの数分の一程度の短いストロークでねじ軸21が揺動する場合でも、エアオイルをボール転走部33に直接的に供給しているので、エアオイルによる充分な潤滑効果を得ることができる。
【0030】
さらに、エアオイルの供給は、前述した潤滑効果だけでなく、その冷却作用によりねじ軸21の伸びを抑制して位置決め精度の向上が図れる効果も発揮し得る。前述したようにエアオイルをボール転走部33に均一に吹き付けているので、ねじ軸21を均等に冷却することができ、その結果、ねじ軸21の温度分布、特に円周方向の温度分布の均一性が得られ、位置決め精度不良、曲がりやリード変動による振動、偏荷重などの不具合を防止できる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、シール部材の内側端面にナット内部のボール転走部と対向させて開口するノズル孔を形成したことにより、外部から導入された潤滑剤をシール部材のノズル孔からボール転走部へ向けて噴射することができるので、潤滑剤をボール転走部に直接的かつ確実に供給することができる。その結果、ボールねじに導入された潤滑剤の大部分を最も必要なボール転走部に供給できるので、潤滑剤の使用量を必要最小限に抑えることができる。また、潤滑剤をナット内部へ供給するノズル孔を、潤滑剤の漏出または異物の侵入を防止するためのシール部材に形成したことにより、シングルナットタイプのボールねじにおける潤滑剤供給構造として適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボールねじの実施形態を示す要部拡大断面図である。
【図2】(a)は図1のボールねじを示す側面図、(b)は(a)の平面図である。
【図3】図1のシール部材の内側側面を示す側面図である。
【図4】(a)はボールねじの従来例を示す側面図、(b)は(a)の平面図である。
【図5】ボールねじの従来例を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
21 ねじ軸
22,24 螺旋溝
23 ナット
25 ボール
26 シール部材
28 インロー部
30 給油孔
31 環状溝
32 ノズル孔
33 ボール転走部
34 Oリング

Claims (5)

  1. ねじ軸の螺旋溝とナットの螺旋溝との間にボールを配してねじ軸とナット間で回転動力を軸方向推力に変換するボールねじにおいて、前記ナットの端部に設けられたシール部材に、その内側端面にナット内部のボール転走部と対向させて開口し、かつ、外部から導入された潤滑剤を前記ボール転走部へ向けて噴射するノズル孔を形成したことを特徴とするボールねじ。
  2. 前記ナット端部のインロー部に嵌着されたシール部材の外径面に、潤滑剤が導入される環状溝を周方向に沿って形成し、その環状溝に前記ノズル孔を連設したことを特徴とする請求項1に記載のボールねじ。
  3. 前記ノズル孔は、シール部材の内側端面で円周方向に沿って複数配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のボールねじ。
  4. 前記ノズル孔のそれぞれは、潤滑剤の噴射量が均一となるような開口径を有することを特徴とする請求項3に記載のボールねじ。
  5. 前記シール部材は、その外径面に配されたOリングを介してナットの端部に装着されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のボールねじ。
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