JP2004066594A - 施設内配達専用伝票 - Google Patents

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服部 良浩
Fumiyoshi Nakao
中尾 文愛
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Abstract

【課題】多数のテナント、会社が入っているビル等の内などの特定地域で業者が異なる運輸業者の荷物を一つの代理業者が受けるシステムにおいて、代理業者、運送業者のコストを低減できると共に問い合わせに対して直ちに応答できる形式の地域内配送用伝票を得る。
【解決手段】施設内配達専用伝票は、運送業者控伝票1、荷受人控伝票2及び到着原票3の三枚綴りになっている。そして、運送業者控伝票1と、荷受人控え伝票2と、受領書伝票3とを重ね併せてなる。これらの伝票には、運送業者名と営業所名と運送業者の伝票番号11とが記載される持ち込み業者欄5と、ビル内の荷受人先が記載される荷受人欄6と、代理業者が用いる荷物の問い合せ番号9aが記載される問い合せ番号欄9とが表記されている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビル等の施設内に入居している荷受人宛に送られた荷物を一つの代理業者が受け持って配達するときの施設内配達専用伝票に関する。
【0002】
【従来の技術】
多数のテナントが入居する大型ビル等の施設において、各荷受人に荷物を配達するときは、運送業者が施設内の荷受人まで直接荷物を配達しようとすると、荷物を運んできたトラックから荷物をおろしてから、荷受人に配達が完了するまでの時間、トラックを施設内に駐車しておかなければならない。
【0003】
しかし、施設内におけるトラックを受け入れる駐車スペースが限られているため、同じ時間帯に、別々の運送業者が次々と荷物を運び込もうとしたとき、駐車スペースが空くまで、運送用トラックを施設外で待機させなければならないという事態が発生することがあり、そのため、その施設の周辺で交通渋滞が起こる場合があった。
【0004】
かかる場合において、各運送会社に代わってその施設内の荷受人宛の荷物を代理人が一括して受け取って荷受人に配達することにすれば、運送業者が荷物を施設内の荷受人のところまで配達する時間分、運送用トラックの施設内における駐車時間を短縮することができると共にドライバーの配達作業を短縮できる。
【0005】
例えば、運送用トラック一台あたり施設内での駐車時間が平均30分だったのが、3分程度に短縮することができれば、施設内の駐車スペースが空くまで運送用トラックを施設外で待機させたりする必要がなくなり、施設周辺における交通渋滞も起こらなくなる。
【0006】
そこで、従来、その施設に入居するテナントから代理契約を結ぶなどして、代理人が一括してその施設内の荷受人宛の荷物を受領し、荷受人5のところまで配達することが行われていた。
【0007】
図6を参照して、従来の代理受領の手順について説明する。
【0008】
運送業者21は顧客から託された荷物211をトラックに積んで荷受人5が入居する施設まで運送し(d21)、施設内の所定の駐車スペースにこのトラックを駐車し、施設内に入居している荷受人宛の荷物211をおろして、荷物211毎に添付された物流伝票212(複数枚綴り)とともに一括して物流センタ1に引き渡す(d22)。代理業者22は物流伝票212(ドライバー控え用)に受領印を押印して、これを2部コピーする(d35)。
【0009】
また、受領印が押印された物流伝票212を運送業者21に返却し(d33)、運送業者21は受領印を押印した物流伝票212を受け取り、運送用トラックとともに、施設の外に退出する。これで、運送業者21の業務は完了する。
【0010】
前述の物流伝票212の控え伝票は、例えば図7に示すように荷送人欄A1と荷受人欄B1、問い合わせ番号欄C1等からなる。
【0011】
一方、代理人22は受け取った荷物211を荷受人5のところまで配達する(d23)。そして、荷受人に物流伝票212のコピーを1部荷受人控えとして渡す(d36)とともに、荷受人に物流伝票212のもう一方のコピーに荷受人5の受領印をもらい(d37、d38)荷受人5の受領印が押印された物流伝票212のコピーを保管する(d39)。
【0012】
このようにすることで、運送業者21が運送用トラックを施設内に駐車する時間を短縮することが出来るので、施設周辺における交通渋滞の問題も解決される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ビル内の代理業者は運送業者が荷物を運んでくる毎に、物流伝票をコピーし、このコピーした物流伝票をビル内の配送伝票としているので、代理業者にとっては余分な作業が発生すると共にコピー代がかかり、結果として代理業者のコスト高を招くという課題があった。
【0014】
また、異なる運送業者からの荷物をビル内の荷受人に代理業者が配達した後は、その受領印をもらったコピー伝票を保管している。
【0015】
一方、荷送人は荷受人が荷物を受け取ったかを荷送人が頼んだ運送業者に確認してくる場合がある。このような場合には、運送業者はビル内の代理業者に問い合わせしてくる。
【0016】
しかしながら、代理業者は運送業者の物流伝票をコピーして保管しているので、このコピー伝票から問い合わせの伝票を探し出さなければならない。
【0017】
このため、運送業者に対しての応答に時間が係ると共に代理業者の作業員にとっても手間がかかるという課題があった。
【0018】
また、コピーした物流伝票の伝票番号(問い合わせ番号)等を代理業者がコンピュータに入力してデータベース化したとして、入力のための作業員が必要であるから結果として代理業者のコスト高を招くという課題があった。
【0019】
さらに、コンピュータを用いて代理業者が運送業者の物流伝票の伝票番号をデータベース化して代理業者の中央センタービルにも記憶したとしても、代理業者の伝票形式とは異なる形式であるから容易には代理業者のシステムに乗せて、代理業者独自のサービスを提供できない。例えば、web上でビル内の荷受人に荷物を配達したか等のサービスを容易に提供できない。
【0020】
本発明は以上の課題を解決するためになされたもので、多数のテナント、会社が入っているビル等の内などの特定地域で業者が異なる運輸業者の荷物を一つの代理業者が受けるシステムにおいて、代理業者、運送業者のコストを低減できると共に問い合わせに対して直ちに応答できる形式の地域内配送用伝票を得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の施設内専用伝票は、多数の運送業者が車輌で特定施設に持ち込んで該特定施設内の荷受人に荷物を配送する場合に代理業者が前記多数の運送業者に代わって前記特定施設内の荷受人への配達を担うときに用いられる施設内配達専用伝票である。
【0022】
前記運送業者への控え伝票と、荷受人控え伝票と、受領書伝票とを重ね併せてなる。それぞれの伝票には、前記運送業者名と営業所名と前記運送業者の伝票番号とが記載される持ち込み業者欄と、前記ビル内の荷受人先が記載される荷受人欄と、前記代理業者が用いる前記荷物の問い合せ番号が記載される問い合せ番号欄とを備えたことを要旨とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の施設内配達専用伝票の外観図である。施設内配達専用伝票は、運送業者控1、荷受人控2及び到着原票3の三枚綴りになっており、左端が圧着されていると共に、1枚毎に切り込みが入っている。
【0024】
綴りの一枚目、運送業者控1(裏側はカーボンが必要箇所に塗布されている)には、図1に示すように、荷物を持ち込んだ運送業者を表記する持ち込み業者欄5と、ビル内の荷受人を表記する荷受人欄6、ビル内の代理業者の受領印を押印する受領印欄7と、施設内配達用伝票の伝票番号を表す施設内配達用問い合わせ番号であって、物流センタにおいて荷物毎に付番した施設内配達に関する「お問い合わせNo.」欄9、及びお客様コード欄10が作られている。そして、持ち込み業者欄5には、荷物を持ち込んだ運送業者の伝票番号11が表記されている。前述の業者欄5は荷受け人欄6に併設されている。
【0025】
また、持ち込み業者欄5に表記される運送会社名、営業所名、運送業者の伝票番号11は、運送業者の伝票(図示せず)に付記されているバーコードをバーコードリーダで読み込み、これを伝票印刷装置(パソコンとプリンタとからなる)で印字させている。
【0026】
2枚目の荷受人控2(裏側はカーボンが必要箇所に塗布されている)には、図2に示すように、荷物を持ち込んだ運送業者を表記する持ち込み業者欄5、及び荷受人を表記する荷受人欄6が作られ、施設内配達に関する「お問い合わせNo.」9aが表記されている。また、持ち込み業者欄5には、物流伝票に表記した「お問い合わせNo.」と同一の番号が運送業者付番「お問い合わせNo.」9aとして表記されている。
【0027】
また、お問い合わせ番号9aに対応したバーコード15と、重量を示すバーコード16a、…16fが表記されている。
【0028】
つまり、受け取った荷物に何らかの問題があったときなど、荷受人控2に記載された「お問い合わせNo.」9aを代理業者に伝えれば、代理業者はこの「お問い合わせNo」9でa荷物の配達ルート等を追跡調査することができるため、速やかな問題解決が期待できる。なお、運送業者付番「お問い合わせNo.」11と施設内配達に関する「お問い合わせNo.」9aとは、リンクされてパソコンに保存されるので、荷受人がどちらの「お問い合わせNo.」を伝えても、その荷物の配達ルート等を追跡調査することができる。
【0029】
綴りの三枚目、到着原票3には、図3に示すように、荷物を持ち込んだ運送業者を表記する持ち込み業者欄5、荷受人を表記する荷受人欄6、施設内配達に関する「お問い合わせNo.」欄9、客様コード欄10、及び荷受人の受領印を押印する受領印欄18が作られ、さらに、施設内配達に関する「お問い合わせNo.」のバーコド19が表示されている。また、持ち込み業者欄5には、運送業者付番「お問い合わせNo.」9aが表記されている。
【0030】
すなわち、本実施の形態の施設内配達専用伝票には、運送会社名と運送会社の伝票コードとを表記する持ち込み業者欄5と、この業者欄5に隣接させて荷受人欄7とを設けていることにより、異なる業者である代理業者が荷受け人に配達したとしても、荷送人が頼んだ業者と同じ業者名が書き込まれているので、予め荷送人から「どの業者でおくるかの連絡があった」場合において、違和感がない。
【0031】
また、コピーによらない3枚綴りの施設内配達専用伝票としているので、代理業者の作業員にとっては管理しやすい。
【0032】
また、運送業者の伝票番号を表記しているので、運送業者にとっても自分の伝票番号で問い合わせが可能となる。
【0033】
さらに、代理業者の中央センターが発行した問い合わせ番号を表記した伝票であるので、この問い合わせ番号に運送業者の伝票番号をリンクさせて管理できるので、代理業者のシステムに合わせた運営が可能である。
【0034】
上記のような施設内専用伝票は、以下に説明するようにして用いられる。図4に示すように、本実施の形態における施設内配達システムは、施設内配達システムセンタ(物流センタ)100に設置された施設内配達用伝票を作成するための端末110等の施設内配達システム端末、インターネット200、ホストコンピュータ300、トレースセンタ400に設置されたトレース41、及び、荷受人50に荷物を引き渡したとき、配達完了情報を送信するためのPDT(ポータブルデータターミナル)130bとからなる。
【0035】
施設内配達システム端末は、施設内配達用伝票を作成するための端末110、運商業者210から持ち込まれた荷物211に添付された物流伝票212を読み込むためのPDT130a、及び荷送人、荷受人や運商業者210から持ち込まれた荷物211に関する情報等を蓄える荷物情報データベース120により構成される。
【0036】
ホストコンピュータ300は、インターネット200を介して送信されて来た荷物に関する情報及び、PDT130bから送信された情報を整理し、受託情報300a、集荷情報300b、及び配達完了情報300cとして保管する。
【0037】
トレースセンタ400は、荷物211を荷受人50に引き渡したとき、荷受人から受領印をもらった到着伝票3のイメージ受領印のイメージとともに読み込み、イメージデータとして格納するためのトレース41が設置される。トレース41により読み込まれたイメージデータは専用通信回線を介してホストコンピュータ300に送信される。
【0038】
図5は本実施の形態における施設内配達システムの処理手順を示すシーケンス図である。
【0039】
図5に示すように、運送業者210は顧客から託された荷物211をトラックに積んで荷受人50が入居する施設の施設内配達システムセンタ(物流センタ)100まで運送し(d21)、施設内の所定の駐車スペースにこのトラックを駐車し、施設内に入居している荷受人宛の荷物211をおろして、荷物211毎に添付された物流伝票212とともに一括して物流センタ100に引き渡す(d22)。物流センタ100は物流伝票212に受領印を押印し、PDT130aで物流伝票212のバーコードに表記された「お問い合わせNo.」を読み、そして、受領印が押印された物流伝票212を運送業者21に返却する(d33)。ここで、物流伝票212のバーコードに表記された「お問い合わせNo.」は、物流センタ100まで当該荷物を配送してきた運送業者の伝票番号を表す運送業者問い合わせ番号であって、各運送業者210が荷物毎に独自に付番したNo.(11)である。
【0040】
物流センタ100の荷物情報データベース120には、荷送人の住所、氏名等の荷送人情報と施設内に居住している荷受人の住所、氏名等の荷受人情報があらかじめ登録されているので、これらの情報とPDT130aで物流伝票212から読み込んだ「お問い合わせNo.」から、物流センタの端末110を操作して、施設内での配達に用いる施設内配達専用伝票を作成する(d41)。
【0041】
施設内配達専用伝票は、運送業者控1、荷受人控2、及び到着原票3の三枚綴りになっており、運送業者控1には物流センタ100の受領印を押印して運送業者に渡す。また、施設内配達専用伝票に表示されるデータはその荷物を物流センタ100で受け取った日時とともに受託情報としてホストコンピュータ300にインターネットを介してその都度送信される(d51)。なお、運送業者210が物流センタ100に持ち込んでくるたびに作成されるこれらの情報は、荷物情報データベース120に集積され一定量まとめて、集荷情報としてホストコンピュータ300にインターネット1を介して適時送信される。
【0042】
運送業者210は、受領印が押印された物流伝票212及び運送業者控1を受け取り、運送用トラックとともに、施設の外に退出する。これで、運送業者210の業務は完了する。
【0043】
荷物211を荷受人50に配達したとき、荷受人50から受領印をもらうと同時に配達人はPDT130bを使ってバーコド51を読み込み(d61)配達完了情報としてインターネット2を介してホストコンピュータ300に送信する(d62)。
【0044】
配達完了と同時にPDT130bから直接ホストコンピュータ300に送信されるので、配達完了日時を示す配達完了情報がリアルタイムにホストコンピュータ300に反映される。従って、運送業者21等から問い合わせがあった時点で、配達が完了していれば、リアルタイムのその旨回答することができる。
【0045】
荷受人50の受領印が押印された到着原票3は、トレースセンタ400に持ち込まれ(d46)トレースセンタ4に設置されたトレース41により受領印が押印された到着原票3のイメージが読み込まれ、専用線を介してホストコンピュータに送信される(d47)。
【0046】
受領印が押印された到着原票3のイメージは、配達証明として扱うことができ、ホストコンピュータにおいてこのイメージが送られてきたとき、施設内における当該荷物の一連の配達処理がすべて完了することとなる。
【0047】
また、運送業者210等から要求があったとき、受領印が押印された到着原票3のイメージを配達証明として、要求のFAX番号宛送信することが可能となる。このとき、運送業者付番「お問い合わせNo.」11と施設内配達に関する「お問い合わせNo.」9aとは、リンクされているので、運送業者が、自ら付番した運送業者付番「お問い合わせNo.」を参照して要求してきた場合であっても、受領印が押印された到着原票3のイメージを配達証明として、要求のFAX番号宛送信することができる。
【0048】
ホストコンピュータ300では、送信されてきた上記データを整理し、受託情報300a、集荷情報300b、及び配達完了情報300cとして保管する。そして、これらのデータを加工することにより、当該施設のオーナに対する請求書の作成のみならず、オーナに代わって、運送業者や施設の管理会社等に対する請求書を作成することもできる。
【0049】
このように、本実施の形態によれば、施設内に入居している荷受人5宛に送られた荷物211を施設内の物流センタ100で一括して受け取り、当該荷物211を施設内の当該荷受人50まで配達するので、運送業者210が運送用トラックを施設内に駐車する時間を短縮することができ、施設周辺における交通渋滞の問題も解決される。
【0050】
また、荷物211を物流センタ100で受け取った日時、荷受人50のところに配達した日時、実際に受け取った荷受人50の名前、運送業者付番「お問い合わせNo.」11、施設内配達に関する「お問い合わせNo.」9aがホストコンピュータ300に集約されるので、運送業者210等が「お問い合わせNo.」を参照することによって荷受人50のところに配達が完了した日時を知ることができる。
【0051】
さらに、施設内において、いつ、誰が、誰に配達したかが明らかになるため、責任の所在が明確になる。例えば、荷受人50が荷物211を受け取ったとき、その荷物211がすでに破損していたような場合、その責任が運送業者210の側にあるのか物流センタ100の側にあるのかの追求が容易となる。
【0052】
また、運送業者付番「お問い合わせNo.」11と施設内配達に関する「お問い合わせNo.」9aとは、リンクされているので、どちらの「お問い合わせNo.」を参照しても荷物の配達状況を追跡することができる。
【0053】
例えば、運送業者21が物流伝票212に記載した「お問い合わせNo.」のみを頼りに、施設内配達状況を知ることができ、また、受領印が押印された到着原票3のイメージを配達証明としてFAX等で受信することができる。
【0054】
なお、上記実施の形態ではビル内の配達に用いる専用伝票として説明したが、多数の運送業者の特定地域(例えば一丁目)における配達を一社で受け持つ場合にも、その地域における専用伝票として使用してもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、多数の運送業者が車輌で特定施設に持ち込んで該特定施設内の荷受人に荷物を配送する場合に代理業者が多数の運送業者に代わって特定施設内の荷受人への配達を担うときに用いられる施設内配達専用伝票である。
【0056】
この施設内配達専用伝票は、運送業者への控え伝票と、荷受人控え伝票と、受領書伝票とを重ね、それぞれの伝票には、運送業者名と営業所名と運送業者の伝票番号とが記載される持ち込み業者欄と、ビル内の荷受人先が記載される荷受人欄と、代理業者が用いる前記荷物の問い合せ番号が記載される問い合せ番号欄とを備えている。
【0057】
すなわち、運送業者の伝票番号と代理業者の問い合わせ番号とが表記されることになるので、運送業者は荷送人から問い合わせがあったときには、代理業者に運送業者の伝票番号を伝えると、代理業者はこの伝票番号にリンク付けされる代理業者の問い合わせ番号で、検索できることになる。
【0058】
つまり、容易に代理業者のシステムでビル内の荷受人に荷物を配達したか等のサービスを提供できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の施設内配達専用伝票の外観図である。
【図2】荷受人控用の伝票を説明する説明図である。
【図3】到着原票を説明する説明図である。
【図4】本実施の形態の施設内配達専用伝票を用いる施設内配達システムの概略構成図である。
【図5】本実施の形態の施設内配達システムの処理手順を示すシーケンス図である。
【図6】従来の代理業者受領の手順を示すシーケンス図である。
【図7】運送業者が用いる伝票の説明図である。
【符号の説明】
1 運送業者控
2 荷受人控
3 到着原票
5 持ち込み業者欄
6 荷受人欄
7 受領印欄
11 運送業者の伝票番号

Claims (3)

  1. 多数の運送業者が車輌で特定施設に持ち込んで該特定施設内の荷受人に荷物を配送する場合に代理業者が前記多数の運送業者に代わって前記特定施設内の荷受人への配達を担うときに用いられる施設内配達専用伝票であって、
    前記運送業者への控え伝票と、荷受人控え伝票と、受領書伝票とを重ね併せてなり、
    それぞれの伝票には、
    前記運送業者名と営業所名と前記運送業者の伝票番号とが記載される持ち込み業者欄と、
    前記ビル内の荷受人先が記載される荷受人欄と
    前記代理業者が用いる前記荷物の問い合せ番号が記載される問い合せ番号欄とを有していることを特徴とする施設内配達専用伝票。
  2. 最も上が前記運送業者への控え伝票で前記受領書伝票は最も下に、前記荷受人控え伝票は両伝票の間に設けられて一対化されて左端が圧着されていることを特徴する請求項1記載の施設内配達専用伝票。
  3. 前記運送業者への控え伝票は、
    前記運送業者名と営業所名と前記運送業者が持ち込んだ荷物に貼り付けられている伝票番号とが記載される持ち込み業者欄と、
    前記ビル内の荷受人先が記載される荷受人欄と、
    前記代理業者が用いる前記荷物の問い合せ番号が記載される問い合せ番号欄とを少なくとも備え、
    前記運送業者への控え伝票には、少なくとも、
    前記持ち込み業者欄と荷受人欄と問い合せ番号欄と前記荷受人のコード欄と、
    前記運送業者の証明印欄又は前記荷受人が押される受領印欄と、
    前記問い合わせ番号に対応したバーコードと
    を備え、
    前記受領書伝票には、少なくとも、
    前記運送業者名と営業所名と前記運送業者が持ち込んだ荷物に貼り付けられている伝票番号とが記載される持ち込み業者欄と、
    前記ビル内の荷受人先が記載される荷受人欄と、
    前記代理業者が用いる前記荷物の問い合せ番号が記載される問い合せ番号欄と、
    前記バーコードと、
    前記荷受人の受領印が押される受領印欄と
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の施設内配達専用伝票。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008184251A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Fujitsu Social Science Laboratory Ltd 配送物受渡管理システム及び配送物受渡管理プログラム

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