JP2004066048A - コンテナブレンダ - Google Patents

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二村 光司
Atsushi Ono
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Abstract

【課題】コンテナ内に充填した粉粒体などの内容物を、コンテナを一方向に回転させるだけで、未混合部が生じないよう充分に混合することができる、コンテナブレンダを提供すること。
【解決手段】投入口113及び排出口114を有する容器11と、投入口113を脱着自在に塞ぐ蓋12と、からなるコンテナ1を、水平回転軸2回りに回転させることにより、コンテナ1の内容物を混合する、コンテナブレンダにおいて、2枚の混合用ブレード3を、容器11内の平面視中央に、立設状態で、相互に平行に、且つ、水平回転軸2に対して平行に、備えており、混合用ブレード3の上端には、上記内容物が通過可能な空隙が切欠窓31によって確保されている、ことを特徴としている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテナを水平軸回りに回転させることにより、コンテナに充填した2種以上の粉粒体である内容物を混合する、コンテナブレンダに関するものである。
【0002】
【従来技術及びその課題】
図16はコンテナブレンダの第1従来例の平面断面図、図17は同じく正面断面図である。この例は、コンテナ1内に混合用ブレードが設けられていないものである。この例では、コンテナ1を矢印A方向に回転させると、コンテナ1内に充填した粉粒体などの内容物が矢印に示すように流動して混合されるが、水平回転軸2の軸上の容器内壁付近が未混合部M1となりやすいという問題があった。例えば、内容物が多量の白色粉粒体と少量の赤色粉粒体とからなる場合、未混合部M1には赤色粉粒体が殆ど存在していなかった。
【0003】
図18はコンテナブレンダの第2従来例の平面断面図、図19は同じく正面断面図である。この例は、2枚の混合用ブレード3が相互に平行に且つ水平回転軸2に対して交差してコンテナ1内に設けられているものである。この例では、コンテナ1を矢印A方向に回転させると、コンテナ1の内容物が矢印に示すように流動することによって混合されるが、混合用ブレード3の並列方向と直交する方向の容器内壁付近が未混合部M2となりやすいという問題があった。例えば、内容物が多量の白色粉粒体と少量の赤色粉粒体とからなる場合、未混合部M2には赤色粉粒体が殆ど存在していなかった。そこで、この未混合部M2を解消して充分な混合を行うためには、コンテナ1を矢印A方向だけでなく、それとは反対の矢印B方向にも回転させる必要があった。
【0004】
本発明は、コンテナ内に充填した粉粒体などの内容物を、コンテナを一方向に回転させるだけで、未混合部が生じないよう充分に混合することができる、コンテナブレンダを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、投入口を上部中央に有し且つ開閉弁を備えた排出口を下部中央に有する容器と、投入口を脱着自在に塞ぐ蓋と、からなるコンテナを、水平回転軸回りに回転させることにより、コンテナに充填した内容物を混合する、コンテナブレンダにおいて、少なくとも2枚の混合用ブレードを、容器内の平面視中央に、立設状態で、相互に平行に、且つ、上記水平回転軸に対して平行に、備えており、混合用ブレードの上部又は上方には、上記内容物が通過可能な空隙が確保されている、ことを特徴としている。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、混合用ブレードが、その上縁にて蓋の内面に固定されており、上記空隙が、混合用ブレードの上端に形成した切欠窓で構成されているものである。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、混合用ブレードが、その上部両縁にて筒状リング体の内面に固定されており、蓋が、その内面が混合用ブレードの上縁との間に、上記空隙となる隙間を有した状態で、筒状リング体を介して、投入口を塞いでいるものである。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、混合用ブレードの片面が緩やかな凸曲面となっており、各混合用ブレードは、凸曲面が同じ側に向いているものである。
【0009】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、混合用ブレードの上部又は下部の少なくとも一方がテーパ面となっており、各混合用ブレードは、テーパ面が同じ側に向いているものである。
【0010】
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明において、混合用ブレードの両側部がテーパ面となっており、各混合用ブレードは、テーパ面が同じ側に向いているものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
図1は本発明のコンテナブレンダで用いるコンテナの正面図、図2は同じく平面図、図3は図2のIII−III断面図である。コンテナ1は、容器11と蓋12とからなっている。容器11は、円筒状の本体111と、円錐状の下部コーン112及び上部コーン118と、からなっており、上部コーン118の上部中央に投入口113を有し、下部コーン112の下端中央に排出口114を有している。排出口114は開閉弁115を備えている。蓋12は、投入口113を塞いだ状態で、4箇所に設けたクランプ機構116により、容器11に脱着自在に固定されるようになっている。なお、図2及び図3では、クランプ機構116の図示を省略している。
【0012】
蓋12の内面121からは、2枚の混合用ブレード3が下方に延びている。2枚の混合用ブレード3は、容器11内の平面視中央に位置しており、立設した状態で、相互に平行に、且つ、後述する水平回転軸を示す軸X−X(図2)に対して平行となっている。混合用ブレード3の上端には、切欠窓31が形成されている。従って、混合用ブレード3は、2箇所の上縁部分32にて、蓋12の内面121に溶接等によって固定されている。
【0013】
混合用ブレード3は、図2に示すように、片面が緩やかな断面凸状となった形態を有している。即ち、混合用ブレード3は、平坦面33と凸曲面34とを有している。2枚の混合用ブレード3は、同じ側に凸曲面34が向いている。また、混合用ブレード3の凸曲面34側の下部は、テーパ面35となっている。
【0014】
図4はコンテナ1を水平回転軸2で支持した状態の正面図、図5はコンテナ1の回転途中における図4のV−V断面図、図6はコンテナ1の回転途中における図4のVI−VI断面図である。水平回転軸2は、コンテナ1の縦方向中央にて、コンテナ1を両持ち支持している。なお、コンテナ1は、模式的に示しており、クランプ機構116の図示は省略している。これらの図に基づいて、上記構成のコンテナブレンダの作動について説明する。
【0015】
まず、開閉弁115を閉じた状態の容器11内に、投入口113から、2種以上の粉粒体(内容物)を投入する。次に、2枚の混合用ブレード3を投入口113から容器11内に挿し込みながら、蓋12で投入口113を塞ぎ、クランプ機構116によって、蓋12を容器11に固定する。そして、この状態で、水平回転軸2を駆動させる。
【0016】
なお、蓋12を容器11に固定する際においては、2枚の混合用ブレード3が水平回転軸2に対して平行となるよう、蓋12を容器11に対して位置決めする。この位置決めは、位置決め手段(図示せず)を利用して行う。位置決め手段としては、例えば、蓋12と投入口113とに位置合わせマークを設けたり、4箇所のクランプ機構116の内の1箇所のクランプ機構116を他とは異なるものとしたりすることが、挙げられるが、これらに限るものではない。
【0017】
図4において、水平回転軸2を駆動機構(図示せず)によって矢印A方向に回転させることにより、コンテナ1を回転させると、コンテナ1内における粉粒体の流動は、図5及び図6に示すようになる。なお、矢印A方向は、混合用ブレード3が挿入されて蓋12が容器11に固定された状態から、凸曲面34を上方に向けて回転させる方向である。
【0018】
図5は、コンテナ1を横断面視した場合の粉粒体の流動を示す。粉粒体は、2枚の混合用ブレード3によって掻き揚げられ、図5の矢印に示すように流動する。ここで、流動するのは、主として、混合用ブレード3の左右の容器内壁付近にある粉粒体である。この流動を「左右流動」と称する。
【0019】
上記左右流動においては、混合用ブレード3が容器11内の平面視中央に位置し且つ水平回転軸2に対して平行であるので、混合用ブレード3によって掻き揚げられた粉粒体は混合用ブレード3の左右両側に均等に流れる。従って、上記左右流動は、偏りの無いものとなり、未流動部即ち未混合部は生じない。しかも、混合用ブレード3によって掻き揚げられた粉粒体は、凸曲面34によって、その両側に円滑に流れる。
【0020】
図6は、コンテナ1を縦断面視した場合の粉粒体の流動を示す。粉粒体は、2枚の混合用ブレード3の凸曲面34によって掻き揚げられ、混合用ブレード3の下端縁及び切欠窓31を通って、図6の矢印に示すように流動する。ここで、流動するのは、主として、混合用ブレード3の上下にある粉粒体である。この流動を「上下流動」と称する。
【0021】
上記上下流動においては、切欠窓31があるため、粉粒体は混合用ブレード3の上下方向に確実に流れる。
【0022】
以上のように、上記構成のコンテナブレンダにおいては、コンテナ1を矢印A方向に回転させると、粉粒体について、上記左右流動だけでなく、上記上下流動も生じるので、コンテナ1内の粉粒体は、上下左右に満遍なく混合され、未混合部は生じない。例えば、コンテナ1の内容物が多量の白色粉粒体と少量の赤色粉粒体とからなる場合、赤色粉粒体は白色粉粒体中に満遍なく且つ均等に行き渡る。従って、コンテナ1内の粉粒体を、未混合部が生じないよう、確実且つ短時間に混合することができる。しかも、コンテナ1を一方向に回転させるだけで効率良く混合することができる。
【0023】
(実施形態2)
図7は本発明のコンテナブレンダで用いるコンテナの正面図、図8は同じく平面図、図9は図8のIX−IX断面図である。コンテナ1は、容器11と蓋12と筒状リング体13とからなっている。容器11は、円筒状の本体111と、円錐状の下部コーン112及び上部コーン118と、からなっており、上部コーン118の上部中央に投入口113を有し、下部コーン112の下端中央に排出口114を有している。排出口114は開閉弁115を備えている。蓋12は、筒状リング体13を介して投入口113を塞ぐようになっている。筒状リング体13は、投入口113に連続する大きさの短い円筒体である。蓋12は、筒状リング体13を介して投入口113を塞いだ状態で、4箇所に設けたクランプ機構116により、容器11に脱着自在に固定されるようになっている。なお、図8及び図9では、クランプ機構116の図示を省略している。
【0024】
筒状リング体13の内面131には、2枚の混合用ブレード3が固定されており、下方に延びている。2枚の混合用ブレード3は、容器11内の平面視中央に位置しており、立設した状態で、相互に平行に、且つ、水平回転軸2を示す軸X−X(図8)に対して平行となっている。図9に示すように、混合用ブレード3は、その上部両縁36にて、筒状リング体13の内面131に溶接等によって固定されている。混合用ブレード3の上縁38は、筒状リング体13の上縁132と同じ高さ位置となっている。蓋12は、内面121が上方に膨らんだ鏡板であり、混合用ブレード3の上縁38と蓋12の内面121との間には、隙間39が確保されている。
【0025】
混合用ブレード3は、図8に示すように、片面が緩やかな断面凸状となった形態を有している。即ち、混合用ブレード3は、平坦面33と凸曲面34とを有している。2枚の混合用ブレード3は、同じ側に凸曲面34が向いている。また、図9に示すように、混合用ブレード3の凸曲面34側の下部はテーパ面35となっており、上部はテーパ面37となっている。
【0026】
図10はコンテナ1を水平回転軸2で支持した状態の正面図、図11はコンテナ1の回転途中における図10のXI−XI断面図、図12はコンテナ1の回転途中における図10のXII−XII断面図である。水平回転軸2は、コンテナ1の縦方向中央にて、コンテナ1を両持ち支持している。なお、コンテナ1は、模式的に示しており、クランプ機構116の図示は省略している。これらの図に基づいて、上記構成のコンテナブレンダの作動について説明する。
【0027】
まず、開閉弁115を閉じた容器11の投入口113に、2枚の混合用ブレード3が固定された筒状リング体13を接続し、内容物の投入準備完了とする。そして、2種の粉粒体(内容物)を筒状リング体13及び投入口113を通して容器11内に投入する。次に、蓋12で、筒状リング体13即ち投入口113を塞ぎ、クランプ機構116によって、蓋12を容器11に固定する。そして、この状態で、水平回転軸2を駆動させる。
【0028】
なお、筒状リング体13を投入口113に接続させる際においては、2枚の混合用ブレード3が水平回転軸2に対して平行となるよう、筒状リング体13を投入口113に対して位置決めする。この位置決めは、位置決め手段(図示せず)を利用して行う。位置決め手段としては、例えば、筒状リング体13と投入口113とに位置合わせマークを設けることが、挙げられるが、これに限るものではない。
【0029】
図10において、水平回転軸2を駆動機構(図示せず)によって矢印A方向に回転させることにより、コンテナ1を回転させると、コンテナ1内における粉粒体の流動は、図11及び図12に示すようになる。なお、矢印A方向は、混合用ブレード3が挿入されて蓋12が容器11に固定された状態から、凸曲面34を上方に向けて回転させる方向である。
【0030】
図11は、コンテナ1を横断面視した場合の粉粒体の流動を示す。粉粒体は、2枚の混合用ブレード3によって掻き揚げられ、図11の矢印に示すように流動する。ここで、流動するのは、主として、混合用ブレード3の左右の容器内壁付近にある粉粒体である。この流動を「左右流動」と称する。
【0031】
上記左右流動においては、混合用ブレード3が容器11内の平面視中央に位置し且つ水平回転軸2に対して平行であるので、混合用ブレード3によって掻き揚げられた粉粒体は混合用ブレード3の左右両側に均等に流れる。従って、上記左右流動は、偏りの無いものとなり、未流動部即ち未混合部は生じない。しかも、混合用ブレード3によって掻き揚げられた粉粒体は、凸曲面34によって、その両側に円滑に流れる。
【0032】
図12は、コンテナ1を縦断面視した場合の粉粒体の流動を示す。粉粒体は、2枚の混合用ブレード3の凸曲面34によって掻き揚げられ、混合用ブレード3の下端縁及び隙間39を通って、図12の矢印に示すように流動する。ここで、流動するのは、主として、混合用ブレード3の上下にある粉粒体である。この流動を「上下流動」と称する。
【0033】
上記上下流動においては、隙間39があるため、粉粒体は混合用ブレード3の上下方向に流れる。
【0034】
以上のように、上記構成のコンテナブレンダにおいては、コンテナ1を矢印A方向に回転させると、粉粒体について、上記左右流動だけでなく、上記上下流動も生じるので、コンテナ1内の粉粒体は、上下左右に満遍なく混合され、未混合部は生じない。例えば、コンテナ1の内容物が多量の白色粉粒体と少量の赤色粉粒体とからなる場合、赤色粉粒体は白色粉粒体中に満遍なく且つ均等に行き渡る。従って、コンテナ1内の粉粒体を、未混合部が生じないよう、確実且つ短時間に混合することができる。しかも、コンテナ1を一方向に回転させるだけで効率良く混合することができる。
【0035】
更に、容器11内に投入できる粉粒体の充填量は、安息角による制限を受けるため、図10に示すように、筒状リング体13が無く且つ蓋12が平坦な形状である場合においては二点鎖線Y1のようになるが、筒状リング体13が有り且つ蓋12が鏡板形状である場合には二点鎖線Y2のようになる。よって、上記構成のコンテナ1においては、粉粒体の投入量を増大でき、従って、コンテナ1の内容物の充填率を向上できる。
【0036】
(別の実施形態)
(1)混合用ブレード3は、容器11内の平面視中央に位置し、立設した状態で、相互に平行に、且つ、水平回転軸2に対して平行であるならば、2枚に限るものではなく、3枚以上設けてもよい。
【0037】
(2)実施形態1,2では、水平回転軸2を、容器11の上下方向中央に両持ち支持で設けているが、これに限るものではなく、例えば、図13に示すように、蓋12に両持ち支持で設けたり、図14に示すように、蓋12に片持ち支持で設けたり、又は、容器11の上下方向中央に片持ち支持で設けたりしてもよい。また、水平回転軸2を、図15に示すように、L字形として片持ち支持で設けてもよい。片持ち支持の場合には、両持ち支持の場合に比して、横方向の設置スペースを小さくできる。また、上下方向中央で支持する場合には、回転ストロークを小さくできるので、縦方向の設置スペースを小さくできる。
【0038】
(3)混合用ブレード3の片面を凸曲面34とする代わりに、当該面の両側部をテーパ面としてもよい。これによっても、混合用ブレード3で掻き揚げられた粉粒体が混合用ブレード3の両側に円滑に流れることとなる。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、コンテナの内容物を、左右方向に均等に流動させるだけでなく、上下にも流動させることができるので、全方向に満遍なく流動させることができ、従って、未混合物が生じないよう、確実且つ短時間に混合することができる。しかも、コンテナを一方向に回転させるだけで効率良く混合することができる。
【0040】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果を確実に発揮できる。
【0041】
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果を確実に発揮できる。しかも、安息角で制限される内容物の投入量を、筒状リング体の高さ及び蓋の鏡板形状の分だけ、増大でき、コンテナに対する内容物の充填率を向上できる。
【0042】
請求項4又は請求項6に記載の発明によれば、内容物の左右流動を円滑に行わせることができる。
【0043】
請求項5記載の発明によれば、内容物の上下流動を円滑に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のコンテナブレンダで用いるコンテナの正面図である。
【図2】実施形態1のコンテナブレンダで用いるコンテナの平面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】実施形態1のコンテナを水平回転軸で支持した状態の正面図である。
【図5】コンテナの回転途中における図4のV−V断面図である。
【図6】コンテナの回転途中における図4のVI−VI断面図である。
【図7】実施形態2のコンテナブレンダで用いるコンテナの正面図である。
【図8】実施形態2のコンテナブレンダで用いるコンテナの平面図である。
【図9】図8のIX−IX断面図である。
【図10】実施形態2のコンテナを水平回転軸で支持した状態の正面図である。
【図11】コンテナの回転途中における図10のXI−XI断面図である。
【図12】コンテナの回転途中における図10のXII−XII断面図である。
【図13】水平回転軸による別の支持形態を示す正面図である。
【図14】水平回転軸による更に別の支持形態を示す正面図である。
【図15】水平回転軸の別の例を示す正面図である。
【図16】コンテナブレンダの第1従来例の平面断面図である。
【図17】コンテナブレンダの第1従来例の正面断面図である。
【図18】コンテナブレンダの第2従来例の平面断面図である。
【図19】コンテナブレンダの第2従来例の正面断面図である。
【符号の説明】
1 コンテナ
11 容器
113 投入口
114 排出口
115 開閉弁
12 蓋
13 筒状リング体
2 水平回転軸
3 混合用ブレード
31 切欠窓
34 凸曲面
35,37 テーパ面
39 隙間

Claims (6)

  1. 投入口を上部中央に有し且つ開閉弁を備えた排出口を下部中央に有する容器と、投入口を脱着自在に塞ぐ蓋と、からなるコンテナを、水平回転軸回りに回転させることにより、コンテナに充填した内容物を混合する、コンテナブレンダにおいて、
    少なくとも2枚の混合用ブレードを、容器内の平面視中央に、立設状態で、相互に平行に、且つ、上記水平回転軸に対して平行に、備えており、
    混合用ブレードの上部又は上方には、上記内容物が通過可能な空隙が確保されている、ことを特徴とするコンテナブレンダ。
  2. 混合用ブレードが、その上縁にて蓋の内面に固定されており、
    上記空隙が、混合用ブレードの上端に形成した切欠窓で構成されている、請求項1記載のコンテナブレンダ。
  3. 混合用ブレードが、その上部両縁にて筒状リング体の内面に固定されており、
    蓋が、その内面が混合用ブレードの上縁との間に、上記空隙となる隙間を有した状態で、筒状リング体を介して、投入口を塞いでいる、請求項1記載のコンテナブレンダ。
  4. 混合用ブレードの片面が緩やかな凸曲面となっており、各混合用ブレードは、凸曲面が同じ側に向いている、請求項1記載のコンテナブレンダ。
  5. 混合用ブレードの上部又は下部の少なくとも一方がテーパ面となっており、各混合用ブレードは、テーパ面が同じ側に向いている、請求項1記載のコンテナブレンダ。
  6. 混合用ブレードの両側部がテーパ面となっており、各混合用ブレードは、テーパ面が同じ側に向いている、請求項1記載のコンテナブレンダ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008055406A (ja) * 2006-06-27 2008-03-13 Wolff Cellulosics Gmbh & Co Kg バッフルを備えたダブルコーンミキサー
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