JP2004065526A - 非接触式眼圧計 - Google Patents

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Abstract

【課題】角膜厚さや硬さなどに個人差があっても、簡素な構成で高精度な眼圧測定値を得る。
【解決手段】気流をノズルから角膜に吹き付けると、角膜は気流の強さに応じて変形を始め、その曲率半径RがRbに近付くにつれ、第2の角膜変形検出系の受光量が増え、その出力Ib(t)はR=Rbとなった時にピーク値となる。更に、強い気流を吹き付けると、曲率半径RはRaに近付き、第1の角膜変形検出系の受光量が増え、その出力Ia(t)がR=Raとなったときにピーク値となる。
第2の角膜変形検出系の出力Ib(t)がピーク値となったときの圧力の値Pbと、出力Ib(t)がピーク値となったときの圧力値Paとから、角膜をRb、Raに変形させることに必要なそれぞれの圧力値Pb、Paが求められるので、データテーブルを参照して、角膜厚dを予測し、この角膜厚dからデータテーブルを参照し補正量を決定する。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検眼の角膜に空気などの流体を吹き付けて、角膜を変形させて眼圧を測定する非接触式眼圧計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、被検眼の角膜に空気などの流体を吹き付けて角膜を変形させ、角膜に投影した指標光の変化を検出し解析することにより、被検眼の眼圧を測定する非接触式眼圧計が知られている。このような装置で測定した眼圧値は、被検眼の眼内圧のみを正確に測定しているのではなく、角膜厚さの個人差による角膜の剛性などをも含んだ値として測定されてしまうことになる。
【0003】
このような問題を解決するために、上記のような方法で眼圧値を測定すると同時に、角膜に対し斜め方向からスリット状に光束を投影し、角膜前面及び後面からの反射光を集光して得られた像を解析することにより角膜厚さを求め、測定された眼圧値を角膜厚さとの相関から補正する方法が特表平8−507463号公報などにより紹介されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述の従来例においては、スリット光を投影する手段と、角膜断面像を撮像する手段が必要となり、装置が複雑となり、かつコストもかかる。
【0005】
本発明の目的は、上述の課題を解決し、被検眼の角膜厚さや硬さなどの個人差があったとしても、簡単な構成で高精度な被検眼の眼圧測定値を得ることができる非接触式眼圧計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る非接触式眼圧計は、被検眼角膜を変形させるために角膜に対して気流を吹き付ける気流吹付手段と、角膜に測定光を投影する測定光源を有する測定光投影手段と、角膜が前記気流吹付手段からの気流により変形され第1の曲率半径になったときに前記測定光の角膜反射光を検出する第1角膜変形検出手段と、角膜が同一の気流により変形され前記第1の曲率半径と異なる第2の曲率半径になったときに前記測定光の角膜反射光を検出する第2角膜変形検出手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る非接触式眼圧計は、被検眼角膜を変形させるために角膜に対して気流を吹き付ける気流吹付手段と、角膜に測定光を投影する測定光源を有する測定光投影手段と、角膜が前記気流吹付手段からの気流により変形され第1の曲率半径になったときに前記測定光の角膜反射光を検出する第1角膜変形検出手段と、角膜が同一の気流により変形され前記第1の曲率半径と異なる曲率半径になったときに前記測定光の角膜反射光をそれぞれ検出する複数の角膜変形検出手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は非接触式眼圧計の測定部の構成を示し、光軸L1上には被検眼Eに対向して、中心軸上にノズル10が設けられている対物レンズ11と対物レンズ12が配置され、その後方に空気室13、観察窓14、ダイクロイックミラー15、16、プリズム絞り17、結像レンズ18、撮像素子19が順次に配列されている。そして、これらの対物レンズ11〜撮像素子19により、被検眼Eの観察系及びアライメント検出系が構成されている。
【0009】
被検眼Eに対して斜め方向の位置には、対物レンズ11、12の光軸に対して対称な位置には、前眼部を照明するための外眼照明光源20a、20bが配置されている。ダイクロイックミラー16は外眼照明光源20a、20bから発する波長光を透過し、後述する測定及びアライメントの兼用LED光源21からの波長の光の一部を除き反射する特性にされている。
【0010】
なお、プリズム絞り17は図2に示すような3つの開口部を有しており、上下の開口部には互いに異なる左右方向に光束を偏向するためのプリズム17a、17bが設けられ、外眼照明光源20a、20bからの波長光を吸収し、LED光源21からの波長光を透過する分光特性を有するフィルタが設けられている。
【0011】
空気室13内の空気は、ソレノイド22の駆動により押し上げられるピストン23によって圧縮され、パルス状の空気がノズル10を介して被検眼Eの角膜Ecに向けて噴出するようになっている。また、ソレノイド22によってピストン23が押し上げられたときの空気室13内の圧力を、モニタするための圧力センサ24が設けられている。これらのノズル10、空気室13、ピストン23、ソレノイド22、圧力センサ24により被検眼加圧部が構成されている。
【0012】
一方、ダイクロイックミラー15の反射方向の光軸L2上には、測定及びアライメントの兼用LED光源21と投影レンズ25が配置されている。投影されるLED光源21の光束は細い光束であり、ノズル10内で一度結像し、被検眼Eの角膜Ecに照射され、角膜Ecでの反射光束はノズル10の外側の対物レンズ11、12を通るようになっている。これらにより、測定光投影系及びアライメント指標投影系が構成されている。
【0013】
更に、図示は省略しているが、光軸L2上には可視光を反射し赤外光を透過する特性を有するダイクロイックミラーが45度で斜設され、その入射方向の光軸上には、固視のための固視灯を被検眼Eに提示する固視灯投影系が設けられている。
【0014】
また、ダイクロイックミラー16の反射方向の光軸L3上には、レンズ26、ハーフミラー27が配列され、ハーフミラー27の透過方向にはピンホール板28、光検出器29が配置されており、ハーフミラー27の反射方向の光軸L4上にはピンホール板30、光検出器31が配置されている。そして、これらの対物レンズ11、12〜ダイクロイックミラー16、レンズ26、ハーフミラー27、ピンホール板28、光検出器29及びピンホール板30、光検出器31により、被検眼Eの角膜Ecがパルス状に発せられた空気によって視軸方向に変形されるときの角膜反射光量の変化を検出する角膜変形検出系が構成されている。なお、ピンホール板28とピンホール板30は、被検眼Eに対し光学的に異なる距離に配置されている。
【0015】
この非接触式眼圧計の電気的制御部として装置各部の制御を行ったり、得られた信号を処理したりする制御部40と検者が装置を操作するための操作手段41が設けられている。これらの装置測定部は被検眼Eに対して光軸L1方向及び光軸L1に垂直な方向の3軸方向に駆動できるように図示しないステージ上に載置されている。
【0016】
外眼照明光源20a、20bから発せられた照明光束は、被検眼Eの前眼部を照明する。前眼部により反射散乱した照明光束は対物レンズ11、12により略平行光とされ、観察窓14、ダイクロイックミラー15、16を透過した後に、プリズム絞り17の中央部の開口部を通過し、結像レンズ18によって撮像素子19に結像される。
【0017】
制御部40は撮像素子19から得られた前眼部画像から、適当な閾値で2値化処理をして瞳孔を検出し瞳孔中心を求め、装置測定部の光軸L1と被検眼Eの瞳孔との光軸L1に垂直な面内(xy方向)での相対位置が許容内にないとき、装置測定部が固定されているステージを駆動し、許容範囲内に入るように粗アライメントを行う。
【0018】
被検眼Eと装置測定部との光軸に垂直な面内での位置合わせが終わると、制御部40はLED光源21を点灯する。LED光源21から発せられた光束は、投影レンズ25、ダイクロイックミラー15により一旦、ノズル10内で結像して被検眼Eに達し角膜Ecで反射される。角膜Ecで反射された光束は、対物レンズ11、対物レンズ12により集光され、観察窓14を通過した後に、略50%の光束がダイクロイックミラー15を透過し、一部がダイクロイックミラー16を透過する。
【0019】
その後に、プリズム絞り17の3つの開口部により3つの光束に分割され、結像レンズ18を介して撮像素子19上に結像する。このとき、プリズム絞り17の上下の開口部を通過した光束は、偏向プリズム17a、17bによりそれぞれ紙面奥の方向と手前の方向に偏向されるので、撮像素子19上では、LED光源21の3つに分割された角膜輝点像の位置関係は、被検眼Eと装置測定部との相対的な位置によって変化するので、3つに分割された角膜輝点像の位置関係を検出することにより、被検眼Eと装置との位置関係を知ることができる。
【0020】
例えば、被検眼Eと装置測定部との距離が所定距離よりも遠い場合には、撮像素子19上の紙面奥の角膜輝点像は下方に、紙面手前の角膜輝点像は上方に移動する。反対に、被検眼Eと装置測定部との距離が所定距離よりも近い場合には、撮像素子19上の紙面奥の角膜輝点像は上方に、紙面手前の角膜輝点像は下方に移動する。また、被検眼Eと装置測定部との光軸に垂直な面内でのずれがある場合には、3つの角膜輝点像の重心或いは中央の角膜輝点像の位置を検出することによって、被検眼Eと装置測定部との位置関係を求めることができる。
【0021】
このような位置合わせ方法によって、被検眼Eと装置測定部との位置合わせが終了すると、制御部40はソレノイド22を駆動し、ノズル10からパルス状の気流を被検眼Eの角膜Ecに吹き付ける。すると、角膜Ecは図3に示すように吹き付けられた気流の強さに応じて変形する。
【0022】
ここで装置測定部には、角膜Ecがパルス状に発せられた空気によって視軸方向の変形が光検出器29、31による2組の角膜変形検出系により検出される。光検出器29を有する第1の角膜変形検出系においては、空気によって図3(a)に示すように角膜Ecの曲率半径RがRaとなったときにLED光源21から発せられ、角膜Ecに投影された光束が角膜Ecで反射されることにより形成される虚像と、対物レンズ11、対物レンズ12、レンズ26に対して光学的に共役な位置に配置されたピンホール板28のピンホールを通過した光束のみを光検出器29によって検出する。
【0023】
更に、光検出器31を有する第2の角膜変形検出系においては、気流によって角膜の曲率半径Rが図3(b)に示すように、Raよりも小さくRaになる前のRbとなったときに、LED光源21から発せられ角膜Ecに投影された光束が、角膜Ecで反射されることにより形成される虚像と、対物レンズ11、対物レンズ12、レンズ26に対して光学的に共役な位置に配置されたピンホール板30のピンホールを通過した光束のみを光検出器31によって検出するようになっている。
【0024】
具体的には、本実施の形態の非接触式眼圧計では、Raは無限大、つまり角膜Ecがパルス状に発せられた空気により平面になった状態であり、Rbは曲率半径が16mmになった状態である。
【0025】
図4に示すグラフ図は、横軸が時間(t)であり、ピストン23の移動によって上昇する空気室13内の圧力をモニタする圧力センサ24の出力P(t)を左縦軸に、第1の角膜変形検出系の光検出器29の出力Ia(t)と第2の角膜変形検出系の光検出器31の出力Ib(t)を右縦軸にとっている。
【0026】
被検眼Eと装置測定部との位置合わせが終了すると、制御部40はソレノイド22を駆動し、ピストン23を移動させる。すると、空気室13内の圧力が上昇し圧力センサ24により検出されると同時に、空気室13内の圧力上昇に伴った強さの気流が、ノズル10から被検眼Eの角膜Ecに吹き付けられる。
【0027】
角膜Ecは気流の強さに応じて徐々に変形を始め、角膜Ecの曲率半径RがRbに近付くにつれ、第2の角膜変形検出系の光検出器31の受光量が増え、その出力Ib(t)は、R=Rbとなった時にピーク値となる。更に、空気室13内の圧力上昇により、強い気流がノズル10から角膜Ecに吹き付けられると、曲率半径RはRaに近付き、第1の角膜変形検出系の光検出器29の受光量が増え、その出力Ia(t)はR=Raとなったときにピーク値となる。
【0028】
従って、第2の角膜変形検出系による出力Ib(t)がピーク値となったときの圧力センサ24の出力信号P(t)の値Pbと、第1の角膜変形検出系による出力Ia(t)のピーク値となったときの圧力センサ24の出力P(t)の値Paを求めることにより、角膜Ecの曲率半径をRb、Raに変形させることに必要なそれぞれの圧力Pb、Paが求められる。
【0029】
従来の非接触式眼圧計は、被検眼Eの角膜Ecを所定の曲率半径に変形させるために必要な空気圧を求めることにより、被検眼Eの眼圧値を求めている。しかしながら、この方法で求められているものは、被検眼Eの眼内圧と角膜Ecの硬さとを合わせたものである。また、角膜Ecの硬さはその厚さに由来する部分が大きいため、角膜Ecの厚さを測定することにより求めた眼圧値を補正する方法が、前述した公報などにより紹介されている。
【0030】
ところで、図5に示すように被検眼Eの角膜Ecを所定の変形量Δa(R=Ra)を得るために圧力Paが必要であったとしても、所定の変形量Δaよりも少ない変形量Δbに角膜Ecを変形させるために必要な圧力は、角膜Ecの硬さにより異なる。例えば、角膜中央部の厚さがd1の被検眼E1と、被検眼E1の角膜Ecよりも薄い角膜厚d2の被検眼E2を測定したときに、角膜Ecの所定の変形量Δaつまり曲率半径R=Raになったときの圧力Paが等しい場合において、所定の変形量Δaよりも少ない変形量Δb、つまり曲率半径R=Rbに変形させるために必要な圧力を被検眼E1の圧力Pb1、被検眼E2の圧力Pb2とすると、図5に示すようにPb1>Pb2となる。従って、第2の曲率半径R=Rbに変形させるために必要な圧力Pbを求めることにより、角膜Ecの厚さなどに由来する角膜Ecの硬さの眼圧測定値への影響度を知ることができる。
【0031】
図6は他の装置により予め角膜厚を計測した被検眼Eを本装置で測定した圧力Pa、Pbの分布を角膜厚群毎に求めた相関図である。図7は眼内圧が一定の模型眼において、角膜厚を変化させたときに本装置で測定した圧力Paを角膜厚550μmの圧力Pa基準に正規化したグラフ図である。装置測定部は図6及び図7に示したデータをデータテーブルとして記憶している。
【0032】
従って、装置測定部は被検眼Eの角膜Ecにパルス状の空気を射出して角膜Ecを変形させ、第2の曲率半径R=Rbに変形させるために必要な圧力Pb、及び第1の曲率半径R=Raに変形させるために必要な圧力Paを求める。これら圧力Pa、Pbから図6に示すようなデータテーブルを参照して、被検眼Eの角膜厚dを予測し、この角膜厚dから図7に示すようなデータテーブルを参照し補正量を決定する。
【0033】
そして、従来の非接触式眼圧計で求めている眼圧値と同等な圧力Paと共に、図示しないモニタに補正量、角膜厚を表示するようになっている。或いは、この補正量を反映した眼圧値を表示してもよい。
【0034】
このように本実施の形態による装置は、被検眼Eの角膜Ecが第1の曲率半径Raを経て第2の曲率半径Rbとなったときに、測定光の角膜反射像と共役な位置に、ピンホールを有する絞り板28及び絞り板30をそれぞれ配置し、それぞれの後方にこれらのピンホールを通過した光を検出する光検出器29及び光検出器31を設け、角膜Ecの曲率半径がRa及びRbとなったときの圧力をそれぞれ求めることにより、簡単な構成で角膜Ecの厚さに由来する測定誤差を算出することが可能となり、精度の高い眼圧値を求めることができる。
【0035】
なお本実施の形態では、第1の曲率半径Raを平面としたが、角膜Ecに射出するパルス状の空気を少なくして被検者の負担を軽減するために、角膜Ecが平面になる前の曲率半径にしても、同様の効果が得られる。
【0036】
更に、曲率半径のRa、Rbに加えて、それらとは異なる第3の曲率半径Rに角膜Ecが変形されたときに形成される測定光の角膜反射像と共役な位置にピンホール板を配置し、その後方に光検出器を設け、角膜Ecが更に第3の曲率半径Rになったときの圧力を求めるようにすることもできる。このようにすることにより、更に精度の良い眼圧測定が可能となる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る非接触式眼圧計は、被検眼の角膜が同一の気流により第1の曲率半径及びこれと異なる他の曲率半径となったときに、それぞれの角膜反射光を検出する複数の角膜変形検出手段を配置し、角膜が第1の曲率半径及び他の曲率半径となったときの圧力をそれぞれ求めることにより、簡単な構成で角膜の厚さに由来する測定誤差を算出することが可能となり、精度の高い眼圧値を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の構成図である。
【図2】プリズム絞りの斜視図である。
【図3】空気により変形される角膜の説明図である。
【図4】光検出器及び圧力センサの出力関係のグラフ図である。
【図5】角膜変形量と圧力の関係のグラフ図である。
【図6】角膜厚と内圧値の相関グラフ図である。
【図7】角膜厚と正規化した内圧値の相関グラフ図である。
【符号の説明】
10 対物レンズ
11 対物レンズ
12 ノズル
13 空気室
14 観察窓
15、16 ダイクロイックミラー
17 プリズム絞り
18 結像レンズ
19 撮像素子
20a、20b 外眼照明光源
21 LED光源
22 ソレノイド
23 ピストン
24 圧力センサ
28、30 ピンホール板
29、31 光検出器
40 制御部
41 操作手段

Claims (5)

  1. 被検眼角膜を変形させるために角膜に対して気流を吹き付ける気流吹付手段と、角膜に測定光を投影する測定光源を有する測定光投影手段と、角膜が前記気流吹付手段からの気流により変形され第1の曲率半径になったときに前記測定光の角膜反射光を検出する第1角膜変形検出手段と、角膜が同一の気流により変形され前記第1の曲率半径と異なる第2の曲率半径になったときに前記測定光の角膜反射光を検出する第2角膜変形検出手段とを備えたことを特徴とする非接触式眼圧計。
  2. 前記第1角膜変形検出手段はピンホールを有する第1光束制限板を有し、前記第2角膜変形検出手段はピンホールを有する第2光束制限板を有し、前記第1光束制限板は角膜が第1の曲率半径になったときに前記測定光源の角膜反射像と光学的に共役な位置に配置し、前記第2光束制限板は角膜が第2の曲率半径になったときに前記測定光源の角膜反射像と光学的に共役な位置に配置した請求項1に記載の非接触式眼圧計。
  3. 前記第1角膜変形検出手段からの第1の検出結果と前記第2角膜変形検出手段からの第2の検出結果とを比較することにより、眼圧値を算出する演算手段を有する請求項1又は2に記載の非接触式眼圧計。
  4. 被検眼角膜を変形させるために角膜に対して気流を吹き付ける気流吹付手段と、角膜に測定光を投影する測定光源を有する測定光投影手段と、角膜が前記気流吹付手段からの気流により変形され第1の曲率半径になったときに前記測定光の角膜反射光を検出する第1角膜変形検出手段と、角膜が同一の気流により変形され前記第1の曲率半径と異なる曲率半径になったときに前記測定光の角膜反射光をそれぞれ検出する複数の角膜変形検出手段を備えたことを特徴とする非接触式眼圧計。
  5. 前記第1の曲率半径は平面である請求項1又は請求項4に記載の非接触式眼圧計。
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