JP2004065465A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パチンコ遊技機1は,枠体2と,上下一対のヒンジ機構部4を介して枠体2に対して開閉可能に配設した開閉部材3とを有する。ヒンジ機構部4は,案内溝411を有する枠体支持部材41,スライド支点421を有する開閉支持部材42及びこれらを第1回動支点44及び第2回動支点45の係合により連結するリンク部材43とよりなる。開閉部材3を枠体2に対して開ける際には,リンク部材43が第1回動支点44を中心にして開閉部材3の開く方向と同じ方向に回転すると共に,スライド支点421が案内溝411を枠体2の左右方向における内側に向けてスライドする。
【選択図】 図1
Description
【技術分野】
本発明は,枠体と,該枠体に対して上下一対に設けたヒンジ機構部を介して開閉可能に配設した開閉部材とを有する弾球遊技機やスロットマシン等の遊技機に関する。
【0002】
【従来技術】
例えば,パチンコ遊技機において,枠体に対する開閉部材の開閉は,一般に,これらを回動可能に係合する回転軸を中心にして上記開閉部材を回動させて行っている。しかしながら,このような単純なヒンジ機構では,上記開閉部材を開けた際に,この開閉部材における上記回転軸側に位置する端部が,上記枠体の左右方向における外側に向けて突出してしまう。そのため,例えば,上記パチンコ遊技機に隣接して設置されるCRユニット(カードを投入して遊技球を配給する装置)や台間球貸機(現金を投入して遊技球を配給する装置)等の島設備装置に上記開閉部材の端部が接触(干渉)してしまい,この開閉部材を十分に開放させることができないという問題点があった。
【0003】
【解決しようとする課題】
これを改善するために,例えば,特許第3075492号公報に示されるように,複数のリンク部材を使用して開閉を行うヒンジ機構がある。
しかしながら,上記複数のリンク部材を使用したヒンジ機構では,この複数のリンク部材を上記枠体と上記開閉部材との間で連結させる必要がある。そのため,このヒンジ機構は,上記枠体において多大なスペースを占有してしまう。
【0004】
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,ヒンジ機構部が枠体に対して占有するスペースを小さくできると共に,開閉部材を開ける際に,その端部が枠体の左右方向における外側方向に突出することを防止できる遊技機を提供しようとするものである。
【0005】
【課題の解決手段】
第1の発明は,枠体と,上下一対のヒンジ機構部を介して上記枠体に対して開閉可能に配設した開閉部材とを有する遊技機において,
上記ヒンジ機構部は,上記枠体に配設した枠体支持部材と,上記開閉部材に配設した開閉支持部材と,該開閉支持部材と上記枠体支持部材との間を連結するリンク部材とよりなり,
上記開閉支持部材は,スライドする開閉支点となるスライド支点を有し,上記枠体支持部材は,上記スライド支点のスライドを上記枠体の左右方向に案内する案内溝を有し,上記リンク部材は,該リンク部材の一端と上記枠体支持部材とが第1回動支点により回動可能に係合してあると共に,上記リンク部材の他端と上記開閉支持部材とが第2回動支点により回動可能に係合してあり,
上記第1回動支点は,上記開閉部材を上記枠体に対して閉じた状態において,上記第2回動支点よりも上記枠体の左右方向における外側位置に設けてあり,
上記開閉部材を上記枠体に対して開ける際には,上記リンク部材が上記第1回動支点を中心にして上記開閉部材の開く方向と同じ方向に回転すると共に,上記スライド支点が上記案内溝を上記枠体の左右方向における内側に向けてスライドするよう構成してあることを特徴とする遊技機にある(請求項1)。
【0006】
本発明のヒンジ機構部は,上記スライド支点を有する上記開閉支持部材,上記案内溝を有する上記枠体支持部材及び上記リンク部材よりなる。そして,上記枠体に配設する枠体支持部材には,上記案内溝と,上記リンク部材の一端を連結する上記第1回動支点とが形成されているのみである。そのため,上記枠体支持部材を小さくすることができ,上記ヒンジ機構部が上記枠体に対して占有するスペースを小さくすることができる。
【0007】
また,上記リンク部材の一端と上記枠体支持部材とを回動可能に係合する第1回動支点は,上記開閉部材を上記枠体に対して閉じた状態において,上記リンク部材の他端と上記開閉支持部材とを回動可能に係合する第2回動支点よりも上記枠体の左右方向における外側位置に設けてある。
これにより,上記第1回動支点は,上記枠体支持部材において上記案内溝が左右方向に占める長さの範囲内,あるいはその近傍に設けることができる。そのため,上記枠体支持部材を左右方向に小さくすることができ,上記ヒンジ機構部が上記枠体に対して占有するスペースを一層小さくすることができる。
【0008】
また,上記開閉部材を上記枠体に対して開ける際には,上記リンク部材は,上記第1回動支点を中心にして上記開閉部材の開く方向と同じ方向に回転する。また,上記開閉部材を上記枠体に対して閉じる際にも,上記リンク部材は,上記第1回動支点を中心にして上記開閉部材の閉じる方向と同じ方向に回転する。これにより,上記開閉部材を開閉させる際に,上記リンク部材を連結する第1回動支点及び第2回動支点に働く摩擦等による回動抵抗の発生を抑制することができ,上記開閉部材は,一層滑らかに開閉することができる。
【0009】
そして,上記開閉部材は,上記スライド支点が上記案内溝を上記枠体の左右方向における内側に向けてスライドする。これにより,上記開閉部材において上記スライド支点を設けた側の端部が,上記枠体の左右方向における外側方向に突出することを防止することができる。そのため,例えば,上記遊技機に隣接して設置されるCRユニットや台間球貸機等の島設備装置に上記開閉部材の端部が接触(干渉)することなく,この開閉部材を十分に開放させることができる。
【0010】
なお,上記案内溝は,上記スライド支点を上記枠体の左右方向に案内するだけでなく,これと同時に前後方向に案内しても勿論よい。例えば,上記案内溝は,上記枠体の左右方向における内側にいくにつれて前面側に向けて傾斜する傾斜溝とすることができる。
【0011】
第2の発明は,枠体と,上下一対のヒンジ機構部を介して上記枠体に対して開閉可能に配設した開閉部材とを有する遊技機において,
上記ヒンジ機構部は,上記枠体に配設した枠体支持部材と,上記開閉部材に配設した開閉支持部材と,該開閉支持部材と上記枠体支持部材との間を連結するリンク部材とよりなり,
上記開閉支持部材は,スライドする開閉支点となるスライド支点を有し,上記枠体支持部材は,上記スライド支点のスライドを上記枠体の左右方向に案内する案内溝を有し,上記リンク部材は,該リンク部材の一端と上記枠体支持部材とが第1回動支点により回動可能に係合してあると共に,上記リンク部材の他端と上記開閉支持部材とが第2回動支点により回動可能に係合してあり,
上記開閉部材を上記枠体に対して開ける際には,上記リンク部材が上記第1回動支点を中心にして回転すると共に,上記スライド支点が上記案内溝を上記枠体の左右方向における内側に向けてスライドするよう構成してあり,
かつ,上記リンク部材には,上記開閉部材を上記枠体に対して閉じた状態において,当該開閉部材における上記開閉支持部材のスライド支点に当接して,当該開閉部材が上記枠体の左右方向にぐらつくことを防止するストッパーが設けてあることを特徴とする遊技機にある(請求項3)。
【0012】
本発明のヒンジ機構部は,上記第1の発明と同様に,上記スライド支点を有する上記開閉支持部材,上記案内溝を有する上記枠体支持部材及び上記リンク部材よりなる。そのため,上記第1の発明と同様に,上記枠体支持部材を小さくすることができ,上記ヒンジ機構部が上記枠体に対して占有するスペースを小さくすることができる。
【0013】
また,本発明においても,上記開閉部材は,上記スライド支点が上記案内溝を上記枠体の左右方向における内側に向けてスライドする。これにより,上記開閉部材において上記スライド支点を設けた側の端部が,上記枠体の左右方向における外側方向に突出することを防止することができる。そのため,本発明においても,例えば,上記遊技機に隣接して設置されるCRユニットや台間球貸機等の島設備装置に上記開閉部材の端部が接触(干渉)することなく,この開閉部材を十分に開放させることができる。
【0014】
ところで,上記第1回動支点,第2回動支点又は上記スライド支点と上記案内溝との間には,これらの摺動を可能にするために若干のクリアランスが形成されている。そして,上記案内溝を利用したヒンジ機構部の構造では,上記開閉部材を閉じた際に,上記クリアランスに起因して,上記第1回動支点を中心にした上記リンク部材の回動を伴うことなく,上記案内溝に対する上記スライド支点のスライドのみが起こってしまうおそれがある。そして,この問題が生じたときには,上記開閉部材が上記枠体の左右方向にぐらついてしまうおそれがある。
【0015】
そこで,本発明では,このようなクリアランスに起因する上記開閉部材のぐらつきを防止するために,上記リンク部材は,上記ストッパーを有している。すなわち,このストッパーは,上記開閉部材を閉じた状態において,上記スライド支点に当接して,このスライド支点が上記リンク部材の回動を伴うことなく,上記案内溝に対してスライドしてしまうことを防止することができる。そのため,本発明によれば,上記開閉部材を上記枠体に対して閉じた状態を安定して維持することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
上記第1の発明において,上記リンク部材には,上記開閉部材を上記枠体に対して閉じた状態において,当該開閉部材における上記開閉支持部材のスライド支点に当接して,当該開閉部材が上記枠体の左右方向にぐらつくことを防止するストッパーが設けてあることが好ましい(請求項2)。
この場合には,上記第1の発明においても,上記ストッパーが,上記開閉部材を閉じた状態において,上記スライド支点に当接して,このスライド支点が上記リンク部材の回動を伴うことなく,上記案内溝に対してスライドしてしまうことを防止することができる。そのため,上記開閉部材を上記枠体に対して閉じた状態を安定して維持することができる。
【0017】
また,上記第1及び第2の発明において,上記第1回動支点は,上記案内溝よりも前面側に設けてあることが好ましい(請求項4)。
この場合には,上記リンク部材を短くすることができると共に,上記ヒンジ機構部が上記枠体に対して占有するスペースを一層小さくすることができる。
【0018】
また,上記案内溝は,上記枠体の左右方向における内側にいくにつれて前面側に向けて湾曲する円弧状溝部を有していることが好ましい(請求項5)。
この場合には,上記開閉部材を開ける際に上記リンク部材を常に同じ方向に回転させながら開けることができる。そのため,上記開閉部材を一層滑らかに開けることができる。また,上記開閉部材を閉じる際にも同様に,上記リンク部材を常に同じ方向に回転させながら閉じることができ,上記開閉部材を一層滑らかに閉じることができる。
【0019】
また,上記枠体は,遊技機における本体枠であり,上記開閉部材は,上記本体枠に対して開閉する開閉扉であることが好ましい(請求項6)。
この場合には,上記ヒンジ機構部による優れた作用効果を上記本体枠と,これに対して開閉する開閉扉とに実現することができる。
【0020】
また,上記ストッパーを有するリンク部材は,上記開閉支持部材と上記枠体支持部材との間の隙間に配設してあることが好ましい(請求項7)。
この場合には,上記開閉支持部材と上記枠体支持部材との間の隙間に位置する上記スライド支点の一部に,上記リンク部材におけるストッパーを当接させることができる。そのため,上記ストッパーを簡単に上記リンク部材に形成することができる。
【0021】
上記ストッパーを有するリンク部材が上記開閉支持部材と上記枠体支持部材との間の隙間に配設してある場合には,少なくとも上記枠体の下側に位置する一方のヒンジ機構部は,上記枠体支持部材が下,上記開閉支持部材が上,及び上記リンク部材が中央という重なり順序で配設されており,上記スライド支点は,その基端部に上記リンク部材の厚みと略同一の厚みを有すると共に上記枠体支持部材に当接するボス部を有していることが好ましい(請求項8)。
【0022】
この場合には,少なくとも上記一方のヒンジ機構部における開閉支持部材と枠体支持部材とは,上記リンク部材を介して当接するだけでなく,上記ボス部により当接することもできる。そのため,上記開閉部材を上記枠体に対して安定して支持することができ,上記開閉部材を上記枠体に対して安定して開閉させることもできる。
【0023】
【実施例】
以下に,図面を用いて本発明の遊技機にかかる実施例につき説明する。
(実施例1)
図1に示すごとく,本例における遊技機はパチンコ遊技機1である。このパチンコ遊技機1は,枠体2(図2参照)と,上下一対のヒンジ機構部4を介して上記枠体2に対して開閉可能に配設した開閉部材3とを有する。上記ヒンジ機構部4は,上記枠体2に配設した枠体支持部材41と,上記開閉部材3に配設した開閉支持部材42と,該開閉支持部材42と上記枠体支持部材41との間を連結するリンク部材43とよりなる。
【0024】
図1,図2に示すごとく,上記開閉支持部材42は,スライドする開閉支点となるスライド支点421を有しており,上記枠体支持部材41は,上記スライド支点421のスライドを上記枠体2の左右方向に案内する案内溝411を有している。また,上記リンク部材43は,このリンク部材43の一端と上記枠体支持部材41とが第1回動支点44により回動可能に係合してあると共に,上記リンク部材43の他端と上記開閉支持部材42とが第2回動支点45により回動可能に係合してある。
また,上記第1回動支点44は,上記開閉部材3を上記枠体2に対して閉じた状態において,上記第2回動支点45よりも上記枠体2の左右方向における外側位置に設けてある。
【0025】
そして,図7〜図9に示すごとく,上記開閉部材3を上記枠体2に対して開ける際には,上記リンク部材43が上記第1回動支点44を中心にして上記開閉部材3の開く方向と同じ方向に回転すると共に,上記スライド支点421が上記案内溝411を上記枠体2の左右方向における内側に向けてスライドする。これにより,上記開閉部材3は,上記枠体2の左右方向における内側方向に移動させながら開けることができる。
なお,本例において,内側又は内側方向とは,枠体2の中心側又は枠体2の中心に向かう方向をいう。一方,外側又は外側方向とは,枠体2の側方側又は側方に向かう方向をいう。
【0026】
以下に,これを詳説する。
図1に示すごとく,上記ヒンジ機構部4は,上記枠体2の左右方向における一方の端部に,上下一対にして設けてある。本例では,上記パチンコ遊技機1の前面から見て左側に上記ヒンジ機構部4を上下一対に設け,図7〜図9に示すごとく,時計回りに開く開閉部材3を構成した。
【0027】
図4に示すごとく,本例においては,上記枠体2は,パチンコ遊技機1における本体枠であり,上記開閉部材3は,上記本体枠に対して開閉する開閉扉である。また,上記枠体2には,上記パチンコ遊技機1における遊技を行う遊技盤21が設けてあり,上記開閉扉は,2重ガラス構造を用いて構成してある。
【0028】
図1に示すごとく,上記スライド支点421は,上記案内溝411をスライドするスライド軸により形成してあり,上記第1回動支点44及び第2回動支点45は,それぞれ回動軸441,451とこれを挿入配置する回動穴442,452とにより形成してある。
【0029】
図1,図3に示すごとく,上記リンク部材43には,上記開閉部材3を上記枠体2に対して閉じた状態において,当該開閉部材3における上記開閉支持部材42のスライド支点421に当接して,当該開閉部材3が上記枠体2の左右方向にぐらつくことを防止するストッパー431が設けてある。
【0030】
また,図3,図6に示すごとく,上記上下一対のヒンジ機構部4において,本例のスライド支点421は,その基端部に上記リンク部材43の厚みと略同一の厚みを有すると共に上記枠体支持部材41に当接するボス部422を有している。本例のボス部422は,上記スライド支点421の軸径を拡大するようにして設けてある。そして,本例のストッパー431は,上記ボス部422に当接する。
なお,上記スライド支点421の基端部とは,このスライド支点421を上記開閉支持部材42に設けた根元側の端部をいう。
【0031】
また,図1に示すごとく,上記枠体2の上側に位置する上側のヒンジ機構部4は,上記枠体支持部材41が上,上記開閉支持部材42が下,及び上記リンク部材43が中央という重なり順序で配設されており,上記下側のヒンジ機構部4は,上記開閉支持部材42が上,上記枠体支持部材41が下,及び上記リンク部材43が中央という重なり順序で配設されている。
【0032】
そして,上記スライド支点421が上記ボス部422を有していることにより,少なくとも,上記枠体2の下側に位置する下側のヒンジ機構部4においては,上記開閉支持部材42と枠体支持部材41とは,上記リンク部材43を介して当接するだけでなく,上記ボス部422により当接することもできる。そのため,上記開閉部材3を上記枠体2に対して安定して支持することができ,上記開閉部材3を上記枠体2に対して安定して開閉させることもできる。
【0033】
図3に示すごとく,本例のストッパー431は,平板状のリンク部材43の一部より,その幅方向に突出させることにより形成してある。なお,上記幅方向とは,上記リンク部材43において,上記第1回動支点44と上記第2回動支点45とを結ぶ長手方向に対して直交する直交方向をいう。そして,ストッパー431には,上記スライド支点421のボス部422に当接する当接面432が上記直交方向に形成してある。
【0034】
そして,上記ストッパー431は,上記開閉部材3を閉じた状態において,上記スライド支点421のボス部422に当接して,このスライド支点421が上記リンク部材43の回動を伴うことなく,上記案内溝411に対してスライドしてしまうことを防止することができる。これにより,本例のパチンコ遊技機1においては,上記開閉部材3を上記枠体2に対して閉じた状態を安定して維持することができる。
【0035】
また,図5に示すごとく,上記上下一対のヒンジ機構部4において,上記リンク部材43は,上記開閉支持部材42と上記枠体支持部材41との間の隙間に配設してある。これにより,上記開閉支持部材42と枠体支持部材41との間の隙間に位置する上記スライド支点421のボス部422に,上記リンク部材43におけるストッパー431を当接させることができる。そのため,上記ストッパー431を簡単に上記リンク部材43に形成することができる。
図3に示すごとく,上記リンク部材43は,上記開閉部材3を閉じた状態において,上記開閉部材3とほぼ並行に位置するよう設けてあり,上記第1回動支点44と上記第2回動支点45とは上記枠体2の前後方向においてほぼ同じ位置に配置されている。
【0036】
また,図2に示すごとく,上記リンク部材43を短く形成し,コンパクトな上記枠体支持部材41を形成するために,上記第1回動支点44は,上記案内溝411よりも前面側に設けてある。
また,上記第1回動支点44は,上記枠体支持部材41において,上記左右方向の外側の部分において形成してあり,本例では,上記案内溝411の外側方向における端部(外側端部)414の前方に形成してある。
【0037】
そして,図3に示すごとく,上記開閉部材3を上記枠体2に対して閉じた状態においては,上記スライド支点421は上記案内溝411の外側端部414に位置している。そして,この状態において,上記リンク部材43のストッパー431は,上記スライド支点421のボス部422に当接して,このスライド支点421が上記案内溝411の外側端部414から内側方向にずれないようにしている。
【0038】
図2に示すごとく,本例の案内溝411は,上記枠体2の前面側に向けて傾斜する前面傾斜溝部412と,この前面傾斜溝部412の端部より上記枠体2の左右方向における内側にいくにつれて前面側に向けて湾曲する円弧状溝部413とにより形成してある。
【0039】
本例では,図7,図8に示すごとく,上記スライド支点421は,上記開閉部材3を上記枠体2に対して閉じた状態からこの枠体2に対して約90°まで開けるときは,上記前面傾斜溝部412をスライドする。そして,このときには,上記開閉部材3は,上記リンク部材43を時計回りに回転させながら時計回りに回転して開く。
なお,本例では,上記開閉部材3を上記枠体2に対して約90°まで開けたときには,上記前面傾斜溝部412に対して,上記第2回動支点45と上記スライド支点421とを結ぶ直線が直交する。
【0040】
また,図9に示すごとく,上記スライド支点421は,上記開閉部材3を約90°開けた状態からさらに広く開けるときには,上記円弧状溝部413をスライドする。そして,このときには,上記リンク部材43の回転がほぼ停止すると共に,上記開閉部材3は,上記第2回動支点45を中心に回転して開く。
【0041】
上記のように,円弧状溝部413を形成することにより,上記開閉部材3は,90°以上開けるときには,上記リンク部材43の回転をほぼ停止させて,回転することができる。そのため,上記開閉部材3を開ける際に,上記リンク部材43は上記時計回りに回転するだけである。また,上記開閉部材3を閉じる際にも同様に,上記リンク部材43は上記反時計回りに回転するだけである。
これにより,上記開閉部材3を開閉させる際に,上記リンク部材43を連結する第1回動支点44及び第2回動支点45に働く摩擦等による回動抵抗の発生を抑制することができ,上記開閉部材3は,一層滑らかに開閉することができる。
【0042】
なお,上記円弧状溝部413の円弧の半径によっては,上記開閉部材3を90°以上開ける際においても,上記リンク部材43は当該開閉部材3が開く方向と常に同じ方向(時計回り)に回転する場合もある。また,この場合には,上記開閉部材3を閉じる際にも同様に,上記リンク部材43は当該開閉部材3が閉じる方向と常に同じ方向(反時計回り)に回転する。
この場合でも,上記と同様に,上記回動抵抗の発生を抑制することができ,上記開閉部材3は,一層滑らかに開閉することができる。
【0043】
図1に示したように,本例のヒンジ機構部4は,上記スライド支点421を有する上記開閉支持部材42,上記案内溝411を有する上記枠体支持部材41及び上記リンク部材43よりなる。そして,上記枠体2に配設する枠体支持部材41には,上記案内溝411と,上記リンク部材43の一端を連結する上記第1回動支点44とが形成されているのみである。そのため,上記枠体支持部材41を小さくすることができ,上記ヒンジ機構部4が上記枠体2に対して占有するスペースを小さくすることができる。
【0044】
また,図2,図3に示したように,上記開閉部材3を上記枠体2に対して閉じた状態において,上記第1回動支点44は,上記第2回動支点45よりも上記枠体2の左右方向における外側位置に設けてあり,かつ,上記案内溝411の外側端部414の前方に形成してある。
これにより,上記第1回動支点44は,上記枠体支持部材41において上記案内溝411が左右方向に占める長さの範囲内,あるいはその近傍に設けることができる。そのため,上記枠体支持部材41を左右方向に小さくすることができ,上記ヒンジ機構部4が上記枠体2に対して占有するスペースを一層小さくすることができる。
【0045】
そして,図7〜図9に示したように,上記開閉部材3は,上記スライド支点421が上記案内溝411を上記枠体2の左右方向における内側に向けてスライドする。これにより,上記開閉部材3において上記スライド支点421を設けた側の端部31(上記左右方向の左側において前面側を含む周縁部31)が,上記枠体2の左右方向における外側方向に突出することを防止することができる。
【0046】
そのため,例えば,上記パチンコ遊技機1に隣接して設置されるCRユニットや台間球貸機等の島設備装置に上記開閉部材3の端部31が接触(干渉)することなく,この開閉部材3を十分に開放させることができる。
なお,本例においては,上記開閉部材3の前面側には,ランプ飾り等の装飾部品(図示略)が設けてあり,このランプ飾り等の装飾部品が上記島設備装置に接触することを防止することができる。
【0047】
(実施例2)
本例は,図10に示すごとく,上記ヒンジ機構部4において,上記リンク部材43を取り付ける位置を変更した例である。すなわち,図11,図12に示すごとく,本例においては,上記第1回動支点44は,上記開閉部材3を上記枠体2に対して閉じた状態において,上記第2回動支点45よりも上記枠体2の左右方向における内側位置に設けてある。また,本例の案内溝411は,上記枠体2の左右方向に対して略並行に形成してある。
【0048】
図12に示すごとく,本例のストッパー431も,平板状のリンク部材43の一部より,その幅方向(この定義は上記実施例1と同じ。)に突出させることにより形成してある。具体的には,本例のストッパー431は,上記リンク部材43を上記第1回動支点44から上記第2回動支点45に向かう方向に延設すると共に,この延設したリンク部材43より,第1回動支点44と第2回動支点45とを結ぶ長手方向に対して直交する直交方向に突出させて形成してある。そして,ストッパー431には,スライド支点421のボス部422に当接する当接面432が形成してある。
【0049】
そして,上記実施例1と同様に,上記ストッパー431は,上記開閉部材3を閉じた状態において,上記スライド支点421のボス部422に当接して,このスライド支点421が上記リンク部材43の回動を伴うことなく,上記案内溝411に対してスライドしてしまうことを防止することができる。
【0050】
そして,図13〜図15に示すごとく,上記開閉部材3を上記枠体2に対して開ける際には,上記リンク部材43が上記第1回動支点44を中心にして上記開閉部材3の開く方向と反対方向に回転すると共に,上記スライド支点421が上記案内溝411を上記枠体2の左右方向における内側に向けてスライドする。
その他の構成は上記実施例1と同様であり,上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
【0051】
なお,上記開閉部材3は,上記実施例1,2で説明した2重ガラス構造を有する開閉扉(いわゆるガラス枠)の他に,球皿が設けられた前面パネル等種々のものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における,各部品を分解した状態のパチンコ遊技機を示す斜視説明図。
【図2】実施例1における,開閉部材を枠体に対して閉じた状態のパチンコ遊技機を示す平面説明図。
【図3】実施例1における,リンク部材のストッパーが第1回動支点に当接している状態のパチンコ遊技機を示す平面説明図。
【図4】実施例1における,開閉部材の詳細構造を示す平面説明図。
【図5】実施例1における,枠体支持部材,開閉支持部材及びリンク部材の重なり構造を示す図で,図2のA−A線矢視断面説明図。
【図6】実施例1における,枠体支持部材,開閉支持部材及びリンク部材の重なり構造を示す図で,図2のB−B線矢視断面説明図。
【図7】実施例1における,開閉部材を枠体に対して開けている状態のパチンコ遊技機を示す平面説明図。
【図8】実施例1における,開閉部材を枠体に対して約90°開けた状態のパチンコ遊技機を示す平面説明図。
【図9】実施例1における,開閉部材を枠体に対して90°以上開けた状態のパチンコ遊技機を示す平面説明図。
【図10】実施例2における,各部品を分解した状態のパチンコ遊技機を示す斜視説明図。
【図11】実施例2における,開閉部材を枠体に対して閉じた状態のパチンコ遊技機を示す平面説明図。
【図12】実施例2における,リンク部材のストッパーが第1回動支点に当接している状態のパチンコ遊技機を示す平面説明図。
【図13】実施例2における,開閉部材を枠体に対して開けている状態のパチンコ遊技機を示す平面説明図。
【図14】実施例2における,開閉部材を枠体に対して約90°開けた状態のパチンコ遊技機を示す平面説明図。
【図15】実施例2における,開閉部材を枠体に対して90°以上開けた状態のパチンコ遊技機を示す平面説明図。
【符号の説明】
1...パチンコ遊技機,
2...枠体,
3...開閉部材,
4...ヒンジ機構部,
41...枠体支持部材,
411...案内溝,
42...開閉支持部材,
421...スライド支点,
422...ボス部,
43...リンク部材,
431...ストッパー,
44...第1回動支点,
45...第2回動支点,
Claims (8)
- 枠体と,上下一対のヒンジ機構部を介して上記枠体に対して開閉可能に配設した開閉部材とを有する遊技機において,
上記ヒンジ機構部は,上記枠体に配設した枠体支持部材と,上記開閉部材に配設した開閉支持部材と,該開閉支持部材と上記枠体支持部材との間を連結するリンク部材とよりなり,
上記開閉支持部材は,スライドする開閉支点となるスライド支点を有し,上記枠体支持部材は,上記スライド支点のスライドを上記枠体の左右方向に案内する案内溝を有し,上記リンク部材は,該リンク部材の一端と上記枠体支持部材とが第1回動支点により回動可能に係合してあると共に,上記リンク部材の他端と上記開閉支持部材とが第2回動支点により回動可能に係合してあり,
上記第1回動支点は,上記開閉部材を上記枠体に対して閉じた状態において,上記第2回動支点よりも上記枠体の左右方向における外側位置に設けてあり,
上記開閉部材を上記枠体に対して開ける際には,上記リンク部材が上記第1回動支点を中心にして上記開閉部材の開く方向と同じ方向に回転すると共に,上記スライド支点が上記案内溝を上記枠体の左右方向における内側に向けてスライドするよう構成してあることを特徴とする遊技機。 - 請求項1において,上記リンク部材には,上記開閉部材を上記枠体に対して閉じた状態において,当該開閉部材における上記開閉支持部材のスライド支点に当接して,当該開閉部材が上記枠体の左右方向にぐらつくことを防止するストッパーが設けてあることを特徴とする遊技機。
- 枠体と,上下一対のヒンジ機構部を介して上記枠体に対して開閉可能に配設した開閉部材とを有する遊技機において,
上記ヒンジ機構部は,上記枠体に配設した枠体支持部材と,上記開閉部材に配設した開閉支持部材と,該開閉支持部材と上記枠体支持部材との間を連結するリンク部材とよりなり,
上記開閉支持部材は,スライドする開閉支点となるスライド支点を有し,上記枠体支持部材は,上記スライド支点のスライドを上記枠体の左右方向に案内する案内溝を有し,上記リンク部材は,該リンク部材の一端と上記枠体支持部材とが第1回動支点により回動可能に係合してあると共に,上記リンク部材の他端と上記開閉支持部材とが第2回動支点により回動可能に係合してあり,
上記開閉部材を上記枠体に対して開ける際には,上記リンク部材が上記第1回動支点を中心にして回転すると共に,上記スライド支点が上記案内溝を上記枠体の左右方向における内側に向けてスライドするよう構成してあり,
かつ,上記リンク部材には,上記開閉部材を上記枠体に対して閉じた状態において,当該開閉部材における上記開閉支持部材のスライド支点に当接して,当該開閉部材が上記枠体の左右方向にぐらつくことを防止するストッパーが設けてあることを特徴とする遊技機。 - 請求項1〜3のいずれか一項において,上記第1回動支点は,上記案内溝よりも前面側に設けてあることを特徴とする遊技機。
- 請求項1〜4のいずれか一項において,上記案内溝は,上記枠体の左右方向における内側にいくにつれて前面側に向けて湾曲する円弧状溝部を有していることを特徴とする遊技機。
- 請求項1〜5のいずれか一項において,上記枠体は,遊技機における本体枠であり,上記開閉部材は,上記本体枠に対して開閉する開閉扉であることを特徴とする遊技機。
- 請求項2〜6のいずれか一項において,上記リンク部材は,上記開閉支持部材と上記枠体支持部材との間の隙間に配設してあることを特徴とする遊技機。
- 請求項7において,少なくとも上記枠体の下側に位置する一方のヒンジ機構部は,上記枠体支持部材が下,上記開閉支持部材が上,及び上記リンク部材が中央という重なり順序で配設されており,上記スライド支点は,その基端部に上記リンク部材の厚みと略同一の厚みを有すると共に上記枠体支持部材に当接するボス部を有していることを特徴とする遊技機。
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-
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- 2002-08-05 JP JP2002227812A patent/JP4259823B2/ja not_active Expired - Fee Related
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