JP2004063477A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】数多くの接触子でアレイを形成する。
【解決手段】 オス・メスの電気コネクタは、このコネクタを形成するに際して押圧されるかメイトされる少なくとも2つの部分を有する。第1接続ユニットと、これと実質的に同一の第2接続ユニットとが、係合される。薄板状のカンチレバー型の導電性の接触子は、絶縁ハウジングのアパーチャ又はスロットにおいて、接触相手の薄板状のカンチレバー型の導電性の接触子と接触させるため、設けることができる。ハンダ部分又はハンダボールは、これら接触子と外部回路基板等と接続するため設けることができる。ハンダボールは、互いにメイトさせるために適合させた他方の絶縁基体内に、これら接触子の第1端部を保持することもできる。本コネクタは、2つのコプレナ(coplanar)アレイとして提供することができる。絶縁ハウジング内における総変位量が最小になるように、接触子どうしを弾性接触させるようにした。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、電気コネクタに関する。
 電気コネクタは、数多くの適用例に多くの異なる形態で提供されている。コンピュータおよびマイクロエレクトロニクス産業では、互いにメイト(mate)するように設計された2つの別体部分で電気コネクタが提供される。この産業では、より小型のコネクタを提供するように奨励されている。コネクタは、回路基板の導電トレースを次々に電気的に接続するために使用される。このようなコネクタは、対向面上に接続点のグリッドまたはアレイを備えている。2パーツ(two-part)コネクタをメイティング(mating)面上で電気的にメイトし、その結果、対向する実装面上の回路基板の導電トレースに組み合わせる。
 ボールグリッドアレイコネクタは、接触要素の端部上の「ハンダボール」として知られるハンダ部分を使用する。ハンダボールを位置決めし、次いで接触子上でリフローし、それによってコネクタに、導電トレースすなわち回路基板への、電気的経路を設けることができる。ハンダボールまたはボールのアレイを回路基板に対して配置すると、ハンダボールを加熱してリフローしこれらのボールを導電トレース上で溶融させて、確実にハンダ付けされた電気接続を得る。ボールグリッドアレイの多くの種々のタイプが知られている。
 多くの従来技術による接続デバイスは、ジェンダ(gender)特有の第1のパーツを使用し、すなわち異なる構成を有するメス接触子受け部とメイトするように設計されているオス接触子部分を採用する。したがって、この第1の「オス」部分を、穴すなわち「メス」部分に挿入して確実な電気接続を得る。
 残念なことに、ジェンダ特有のコネクタパーツを使用するとコスト高になる。このようなコネクタを使用する販売業者および製造業者は、オス部分とメス部分の両方を保管してそれらの在庫を抱えなければならない。このために、維持しなければならない望ましくない在庫量が増大する。しかも、オス部分とメス部分の両方を在庫に持つことによって、注文を受けたときに、どちらの部分が必要なのか混乱を来すこともある。様々な寸法のアレイが使用されていると、このような問題が悪化する恐れがある。例えば、100、200、400、および800接点の特定のコネクタアレイが業界で必要な場合、製造業者は通常、様々なエンドユーザ向けの製造に必要なそれぞれのまたあらゆる異なるサイズのアレイに対応するための組立ライン、図面、工作機械器具設備、部品番号、パッケージ等を有する必要がある。ジェンダ特有のオス型およびメス型構成要素を使用する場合、別個の使用部品の数が2倍分増加する。アレイの組合せそれぞれを作製するのに必要な膨大な数の別個部品は、深刻な制約である。
 オス/メス組合接触子に関する別の問題は、多くのこのようなデバイスでは、オスまたはメスの一方の部分のみが変位を受けることにある。すなわち、メイトされるとき、このようなメイトされた対の一方のみが実際に変位を受けるのが一般的である。より小型のサイズを実現するコネクタでは、接点の変位に利用可能なハウジング内の距離または間隔が時には決定的な要因になることがある。ハウジング内で接触要素を弾性的にメイトするのに必要なトータルの直線的な変位を最小限に抑えることでき、かつ十分な電気的導通性も実現する配置が大いに望ましい。
 幾つかの従来技術による方法および装置は、絶縁基体(insulative base)材料中のくぼみまたはへこみ部分を使用する。製造時に、接触子にリフローするためのこのようなくぼみの中にハンダ部分を配置する。しかし、絶縁基体中のくぼみを使用するためには、相対的に精密な絶縁基体の機械加工が必要である。これは、そのような構成要素のコストを時折増大させる。その上、このような基体ユニット中の障害またはくぼみは不要にユニットを弱化させる恐れがある。このために、このようなくぼみを有する基体ユニットをより一層厚く設計して同等な強度を付与する必要がある。
 比較的に平坦な表面を有する絶縁基体を使用するコネクタアレイを製造する装置および方法を提供することが望ましい。接触子上で融着(fuse)するハンダ部分を平坦な表面上に供給する手段を提供する方法および装置が望ましい。少量の材料のみを使用する比較的に精密な幾何学配置での数多くの接続箇所を、利用可能にするコネクタアレイが望ましい。さらには、多パーツ(multi-part)コネクタにオスおよびメス部分を使用しないことによって、過剰な部品在庫の必要がない接続デバイスまたはシステムであれば大いに有益である。モジュラ方式であり、大アレイには大グループ、または小アレイには小グループを導入可能なアレイも大いに有益である。
 第1接続ユニットと、この第1接続ユニットと実質的に同一の第2接続ユニットとを有する電気コネクタアレイが提供される。この電気コネクタアレイは、第1接続ユニットを用いて、接続をメイト(mate)するように構成することができる。第1接続ユニットは、第1面及び第2面を有する第1絶縁基体を備えており、この第1絶縁基体には、複数のアパーチャが設けてある。薄板状の導電性の接触子よりなる第1接触子セットを、一般的に、この第1絶縁基体のアパーチャ内において、第1面から第2面に延在させてある。さらに、少なくとも1つの接触子は、第1面にある第1ハンダ部分に接続させてある。この第1ハンダ部分は、ハンダペーストと、ハンダボールと、等々を備えることができる。
 第2接続ユニットは、第1接続ユニットとメイトしてアレイを構成するものである。この第2接続ユニットは、その構成は、第1接続ユニットと実質的に同一である。この第2接続ユニットは、薄板状の接触子よりなる第2接触子セットを含み、第1接触子セットとメイトするために配向してある。この第2接触子セットは、第1接続ユニットの第1接触子セットと弾性接触させて、多くの接触子を有するアレイを形成することができる。
 以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。当業者に示す最良の態様を含めて、本発明の完全かつ実施可能な開示を本明細書に記載する。
 本発明の実施形態を参照して、1つまたは複数の例を以下に記載する。それぞれの例を、本発明の限定としてではなく、本発明を説明するために供する。実際に、本発明の範囲または趣旨から逸脱することなく様々な変形および変更が本発明においてなされ得ることが当業者には明らかであろう。
 図1を参照すると、第2絶縁基体(insulative base)25とメイトされた構成に位置決めされている第1絶縁基体21を備えるコネクタアレイ20が示してある。この第1絶縁基体21は、図1に示すその第1面28上に、ハンダ部分22a、22b(「ハンダボール」または「ハンダナッブ(solder nub)」としても知られる)などの数多くのハンダ部分を含む。同様に、第2絶縁基体25が、図1には示されていない複数のハンダ部分を含み、それは第2面29上の第2絶縁基体25の下側に位置する(図1A参照)。さらには、第1および第2絶縁基体(図中符号21、25)が、細長い接触子30aなどの複数の接触子を含み(図1Aの断面図参照)、それぞれが図1のようにそれぞれのハンダ部分22a、22bに接続可能である。
 図1Aでは、例えば、細長い接触子30a、30b、および41bがそれぞれのハンダ部分と結合する、すなわち、ハンダ部分22aを接触子41bに融着し、ハンダ部分22bを接触子30aに融着し、また接触子30bをハンダ部分22cに融着する。第1絶縁基体21の第1面28上の複数のハンダ部分22a、22bは、第2絶縁基体25の第2面29上の複数の細長い接触子に電気的に接続される。壁41aおよび35が図1Aに示してある。これらの壁41aおよび35は、幾つかの適用例ではアパーチャ66a〜66jを分離し、他の適用例では接触子30aのメイト部分を隔離する役割を果たす。(図4Aも参照されたい。)
 連結ナッブ(interlocking nubs)46a〜46eが縁部38(図1B)に沿って設けてあるが、それらを本発明のモジュラ連結の形状構成に関して本明細書で詳しく論じる。連結ナッブ46gは図1および図1A、1Bにも見られる。これらの構造の実施方法を本明細書で詳しく論じる。図1Bは、ここで説明した形状構成の上面図である。連結ナッブ46fが図1Bの右側に沿って見える。
 図1Aに示す接触子30aは、ハンダ部分22bに融着される第1端部31と、メイトするための第2端部32を含む。接触子30bは、その第1端部33にハンダ部分22cを含み、その第2端部34が接触子30aの第2端部32とメイトする。
 図2では、第1接続ユニット26と第2接続ユニット27を含む2部アッセンブリとして、コネクタアレイ20の分解図を示す。第1および第2接続ユニット26、27をメイトし、それぞれ第1回路基板23と第2回路基板24の間に位置決めし、かつそれらと電気的に融着する。メイトして回路基板23、24に適用すると、上記回路基板間の電気通信がコネクタアレイ20によって実現する。図2の他の参照符号および構造は図1および1Aに関連して既に論じた。連結ナッブ40aおよび40bは、図2の右下部分の第2絶縁基体25から突出する。
 本発明の実施において、第1絶縁基体21を図2Aに上面図で示すが、接触子またはハンダ部分がいずれも割愛されている。アパーチャ66a〜jを含む数多くの平行なアパーチャが、第1絶縁基体21に設けてあり、それぞれが縁部38近くの一箇所から連結ナッブ46f近くの第1絶縁基体21の対向側まで延長する。合計10のアパーチャが図2Aに見られる。本発明の他の実施形態では、アパーチャが、円形、長円形、楕円形、三角形、または四角形などの様々な数または形状であり得る。所与のアパーチャ66aに挿入するために備えることができる接触子の数に制限はない。本発明は、任意の形状または配置のアパーチャが使用可能であり、本発明は、本明細書で図示かつ説明するアパーチャに限定されない。アパーチャは、任意の数の接触子を収容するように設計およびサイズ決めが可能であり、それらの接触子を単独でまたは接触子群として挿入することができる。
 支柱部材44aおよび44bを図2Aに示すが、それらは垂直に延在し、したがって第1絶縁基体21を安定させる。位置取り切欠き(registration notches)45a〜45jは、アパーチャ66a〜66jに挿入するための、1グループの接触子をそれぞれ位置決めする。本発明では切欠き45a〜45jの必要はないが、所望の接触子構成に応じて、幾つかのアパーチャが切欠きを含む場合もあり、他のアパーチャにはそれらが必要ではない場合もある。接触子群55a(図3Cおよび4A参照)をアパーチャ66aに挿入するとき、位置決めナッブ49(図3C参照)に適合するカムによって、これらの接触子を位置取り切欠き45aに対して、その適切な箇所に位置決めすることができる。
 連結ナッブ46a〜46gが第1絶縁基体21の周囲に示されている。連結ナッブ46a〜46eを第1絶縁基体21の左側に示し、連結ナッブ46fを第1絶縁基体21の右側に示す。このような連結ナッブ46a〜46gの幾つかが図2Cに側面図で見られる。連結ナッブ46a〜46gの機能は、図7に関連して以下で詳しく論じるように、モジュールシステムにおいて、2つ以上の絶縁基体を「蟻継ぎ」方式でロックし合ってより大きいアレイを形成することである。
 図2Bは、第1絶縁基体21の裏側を示す。図2Cでは、第1絶縁基体21の端面図を示す。
 図3Aは、キャリアストリップ50を示すが、本発明の適用例における接触子の製造または打抜き方法および手段の1つを例示する。例えば、接触子群51はキャリアストリップ50から打ち抜かれており、接触子群51から延長する複数の接触子52a〜52hを形成する。このキャリアストリップは、非常に長く、製造作業で必要になるまで効率よく保管するためにコイル巻きにすることができる。
 図3Bは、キャリアストリップ59に沿って延長するオーバモールド(overmold)54を有し、オーバモールド54のモールドラインに沿ってオーバモールド接触子群を形成する、さらに別のキャリアストリップ59を示す。したがって、本発明では、オーバモールドした接触子およびオーバモールドしていない接触子を含めて数々の幅広い多様な接触子を使用することができる。
 オーバモールドは一般に、第1絶縁基体21の中へ耐久性がありかつ弾性的な嵌め合いを提供することができる、任意の材料を含み得る。オーバモールドによってオーバモールド接触子群55aを絶縁基体ユニット21中に堅固かつぴったりと嵌めることが可能になり、絶縁基体21中に接触子群55aを保持する能力が向上する。オーバモールドは、接触子の位置決めおよび厳密かつ正確な位置合わせの助けになり、それは有益なものとなり得る。幾つかの適用例では、オーバモールドが、本明細書で詳しく説明するように、接触子上でハンダを加熱してリフローするとき、ハンダが接触子に沿って不要に滲出する(垂れる)のを防止する役割を果たす。またオーバモールドは、接触子が電気的に互いに隔離し合うのを助ける役割も果たすことができる。
 オーバモールド材料は、液晶ポリマー(「LCP」)、熱可塑性樹脂、熱硬化樹脂、または他のポリマー材料を含むことができる。例えば、DuPont社製のZenite(登録商標)、Ticona社販売のVectra(登録商標)を含めて、それらに限定しないが幾つかの製品を使用することができる。
 本発明に使用可能なオーバモールド接触子群55aの一例が図3Cに見られる。図3Cに示すように、ポリマー成形品56が延長して多接触子48a〜48jを連結する。位置決めナッブ49がポリマー成形品56から張り出しており、図4Aに示すように、この位置決めナッブ49は、第1絶縁基体21内部でオーバモールド接触子群55aを相対的に厳密に位置決めするようになされている。接触子48jの第1端部57を図3Cに示すが、この第1端部57は、本明細書で詳しく説明するように、製造作業時に、ハンダ部分が供給される箇所である。
 図4Aは、第1絶縁基体21が、その基体のそれぞれのアパーチャ66a〜66j中にオーバモールド接触子群55a〜55jを収容するところを示す。図4Bは、オーバモールド接触子群55a〜55jを挿入した第1絶縁基体21の上面図を示す。さらに、図4B〜5に接触子62および65が見られる。図4Bでは、連結ナッブ46a〜gが第1絶縁基体21の周囲から突出する。
 オーバモールドを備えるかまたは備えていない接触子群55a〜55jを第1絶縁基体21に挿入した後(図4A参照)、これらの接触子を切り取る。すなわち、機械的な打抜き具または同様な装置(図示せず)によって接触子群55a〜55jの個々の接触子間に残存する金属部分を残らず剪断することができる。このような切取りプロセスによって、接触子を電気的に互いに隔離する。幾つかの例では、使用する具体的な製造の順序に応じて、接触子を絶縁基体に挿入する前に切取りを行うこともできる。
 図4Cでは、接触子62の第1端部63が、ハンダ部分またはハンダボール(図4B〜5には図示せず)とメイトする準備ができている。接触子62の第2端部64は、コネクタが同一のすなわち鏡像の相手側ユニットに対してメイトするとき、電気的伝導通路を形成するようになされている。図4Cの断面は、接触子群55gの中心を通る線4C−4C沿いに取ってある。図5は、接触子65を通って取った断面図を示す。さらに、連結ナッブ46h、46i、および46gが、第1絶縁基体21のそれぞれの面に見られる。
 図6は、第1絶縁基体21を鏡像すなわち交換可能な絶縁基体87と結合することによって形成されている200ポジションの接続ユニット90を示す。この接続ユニット90は、図6の中心近くに示す連結ナッブ88a〜88dによって形成されている。図7は、図6の線7−7沿いに取った断面を示すが、連結ナッブ88aおよび88dが連結ナッブ46gに緊密に接触して、蟻継ぎ92を形成する。したがって、絶縁基体87は、その面部で第1絶縁基体21と連結してより大きなモジュラアレイを形成する。一方の角をまず蟻継ぎ92に形成し、それから連結ナッブ46gを連結ナッブ88aと88dの中間に滑動させ、面全体が蟻継ぎ92を形成するように、連結ナッブ46gを連結ナッブ86aと86dに沿ってかつそれらの間で滑動させることによって連結を実現する。別法として、本質的に絶縁基体21および87の全長に沿って、連結ナッブ46gを連結ナッブ88a〜88dに対して配置することによって、連結するための別の手段を準備する。次いで、連接ナッブ46gを連接ナッブ88aと88dの間のその長さに沿ってプレス嵌めまたは「スナップ嵌め」するように、第1絶縁基体21を絶縁基体87に押し付けることができる。このようなプレス嵌めまたはスナップ嵌めアッセンブリは、第1絶縁基体21、絶縁基体87、または両方を作製する際に、力を受けると屈曲または変形し、次いで一旦力を取り除くと原形に復帰可能な柔軟なポリマー材料を含む材料を使用して蟻継ぎ92を形成する場合に、特に有効である。
 図8は900接触子アレイ101を示しており、9つの絶縁基体ユニットをつなぎ合わせて、それぞれの面部で連結し、かつ対向するユニットとメイトした。所与のアレイまたは拡張アレイ中で提供可能な接触子の数に制限はない。それぞれの接続ユニットは、それぞれに関して図示した10×10の接触子グリッド102以外の接触子グリッドで製造可能である。例えば、次のような接触子配置を有するグリッド、すなわち、4×4、6×6、8×8、12×12、または他の接触子配置を作製することができよう。また、4×6、6×12等々のような長方形のグリッドも制限なく作製可能である。数多くの組合せが利用可能でありかつ応用可能である。
 図9〜17は、本発明のコネクタアレイ20を構成するために使用可能な様々な製造技法を例示する。最初に、図9には、ハンダ位置決め装置112(「ステンシル(stencil)」と呼ぶ場合もある)の分解図が示してある。しかし、本発明は図9〜10に示す構造に限定されず、本発明の範囲および趣旨内で、ハンダを接触子に近接させる他の手段を使用することができる。ハンダ位置決め装置112を第1絶縁基体21の第1面28の上平面110上に位置決めする。55jなどのオーバモールド接触子群を挿入した、第1絶縁基体21の上平面110上のアパーチャが示してある。底平面111を図9に示す。オーバモールド接触子群55jは、図10の中心近くに位置決めされている。
 穴113のアレイが、ハンダ位置決め装置112の表面に設けてあり、下面117を貫通する。位置合わせ溝穴115a〜115bは、ハンダ位置決め装置112を第1絶縁基体21に対して位置取りおよび位置決めするのを助ける。ハンダ部分アレイ116(分解図で示す)が、ハンダ位置決め装置112の上表面108上に配置されている。このハンダ部分アレイ116には、それぞれの穴113に嵌り込む、ハンダの数多くの、部分、ボール、粉末、またはペーストが含まれる。
 図10は、ハンダ位置決め装置112の下面117を示す。この下面117は、位置合わせレッジ(ledge)118a、118bを備える。位置合わせレッジ118a、118bは、任意の数または任意の配置でよいが、図10に示す特定の実施形態では、穴113の両側に間隔を置きかつ互いに概ね平行な2つのレッジがある。1つまたは複数の位置合わせレッジ118a、118bを穴113から特定かつ所定の距離に配置し、これらの位置合わせレッジ118a、118bを使用して、第1絶縁本体21の接触子が通るそれぞれのアパーチャ66a〜66j(図2A)のちょうど上面にかつそれらと連通して穴113を位置決めすることができる。
 図11は、第1絶縁基体21の上方に位置決めして第1接続ユニット26を形成するハンダ位置決め装置112の斜視クローズアップを示す。ハンダ部分アレイ116からのハンダ部分が穴113に入り、図12にも見られる充填穴121を形成する。図12は、第1接続ユニット26の上面図を示すが、具体的には図12の右下部分のハンダ部分123および124を含めて、ハンダ部分アレイ116が穴113に挿入されている。さらに、ハンダ部分135および136が図12に見られる。
 図13Aは、ハンダ部分アレイ116を加熱して融着する前の姿であるが、図11の第1接続ユニット26の線13A−13A(図12参照)に沿って見た側面の部分断面図である。例示として、ハンダ部分123、124を部分断面図で示す。加熱する前の図13Aでは、接触子125が、ハンダ部分123に隣接する第1端部126と第2端部127を含む。ハンダ部分124に隣接する第1端部129と第2端部130を有する接触子128が示してある。ハンダ位置決め装置112は、第1端部126および129にそれぞれリフローするために、ハンダ部分123および124を定位置に保持する。本明細書でさらに説明するように、使用する具体的なハンダの特徴に応じて、約180℃から約260℃までまたはそれ以上に及ぶ温度まで加熱する。
 図13Bでは、接触子137および140上にそれぞれ融着したハンダ部分135および136の加熱およびリフロー後の第1接続ユニット26を示す。接触子137は、ハンダ部分135と融着した第1端部138を含む。第2端部139は、メイトするために直立して保持されている。接触子140は、ハンダ部分136に融着した第1端部141を含む。接触子140の第2端部142は、メイトするばかりとなっている。
 図14は、高速製造プロセスに使用可能な1つの装置を斜視図で示す。このような高速または連続プロセスでは、それぞれのハンダ部分をそれらの接触子に対してそれぞれに保持するために、ハンダ位置決め装置112の代わりにハンダ位置決めベルト144を使用する。ハンダ位置決めベルト144に穴アレイ145、146、および147を実装する。ハンダ位置決めベルト144上に設けることができる穴アレイ145〜147の数に制限はない。この特定の実施形態では、3つの穴アレイ145〜147を例示目的のために示す。ホイール148a〜148bは、連続プロセスでハンダ位置決めベルト144を回転および/または軸回転させるために備えられている。一例として、ハンダ位置決めベルト144を図15に示すように応用することができる。
 他の適用例では、間欠ベルト、回転式コンベア、またはハンダ部分を保持および配置可能な任意のタイプの「台」を使用することができる。
 図15では、自動プロセス159を示す。図15に、連続態様で図の左側から右側に流れる電気接続ユニット154a〜154fを示す。駆動ホイール152a〜152bが時計回りの態様でコンベア153を回転させる。このような動きによって、電気接続ユニット154a〜154fが製造ラインに沿って移動するが、そこでハンダを位置決めし、次いで接触子上でリフローのために加熱する。ハンダ分配機151からハンダ部分のアレイ151aを受け取る電気接続ユニット154aが示してある。一旦アレイ151aを充填すると、電気接続ユニットは、例として電気接続ユニット154cによって示すように、加熱オーブン150を通過して流れる。自動プロセス159のオーブン150内にある間に、ハンダアレイ151a〜151fがそれぞれ接触子(図15では接触子は見えていない)に融着される。コンベア153を越えて流れていく完成した電気接続ユニット154fが示してある。ハンダ位置決めベルト144は、図15に示すように時計回りにかつコンベア153と同期時間で回転する。ハンダ分配機151において、充填前の穴アレイ(図14の穴アレイ145など)が、組み立てられた接続ユニット(電気接続ユニット154aなど)にメイトして供給される。他の適用例では、図15に示すハンダ粒子を使用しないで、ハンダペーストをハンダ位置決めベルト144に塗布または擦り付けることができる。したがって、ハンダペーストを穴アレイ145〜147に被せて擦り付けて、それぞれの穴にハンダペーストを「充填する」。さらには、電気接続ユニット154a上の所与のアレイを満たすために必要な分量以上の、ハンダアレイ151aからのハンダ部分をハンダ回収機149中に落下させて後で再利用することができる。
 図16Aは、本発明のさらに別の実施形態を示すが、そこではハンダキャリア172を使用して第1接続ユニット164を構成する(完全な第1接続ユニット164に関しては図16Bを参照されたい)。図16A〜16Bは、接触子をハンダのそれぞれの部分と接合させるためにキャリア172を使用する方法および装置の図を2つばかり示す。図16Aでは、上面166および下面167を有する第1絶縁基体165を部分断面図で示す。複数のアパーチャが上面166から下面167に延長する(例としてアパーチャ163a、163bを図16A、16Bに示す)。壁198、199が、接触子178、179を電気的に隔離しかつ第1接続ユニット164の構造的な支柱となる。
 第1絶縁基体165の下方にハンダキャリア172がある。このハンダキャリア172は、例えば、ハンダ部分181を含む切欠き173およびハンダ部分180を含む切欠き174(ハンダ部分を充填すると、本明細書ではそれらを「充填切欠き」と呼ぶ)などの、そのキャリア上面に数多くの開放切欠きを含むことができる。例えば、4×4、6×6、8×8、10×10、12×12、6×10、8×12等々のグリッドで切欠き173、174の完全なアレイを有することができる。
 図16Aに、例えば、第1接触子179と第2接触子178がハンダ部分180とハンダ部分181とそれぞれにメイトして接触している加熱状態177が示してある。一旦熱を加えてハンダを融着すると、キャリア172を第1接続ユニット164から取り除くことができる。
 図16Bは取除き状態を示す。図16Bに示す段階では、絶縁基体165が加熱されて、ハンダ部分180、181はそれぞれの接触子179、178に融着を完了している。ここでキャリア172を第1接続ユニット164から取り除くことができる。様々なハンダ部分180、181(およびその他のハンダ部分)の融着が完了したら、第1絶縁基体165の下面167をキャリア172から引き離す。
 図17は、製造方法および装置の1つの代替実施形態を示す。図示のようにキャリアテンプレート193a〜193gを用いる自動プロセス190を使用して電気接続ユニット191a〜191gを構成する。図17に示す連続製造プロセスでは、ハンダ位置決めキャリアベルト192をホイール194a〜194bの回りに(すなわち、図17では時計回りに)回転させる。さらに、ハンダ供給エリア195でハンダを第1接続ユニット191上に供給する。供給するハンダは、球形のボール、粒子、顆粒の形態、またはそれぞれのキャリアテンプレート193a〜193gがハンダ供給エリア195を通過するとき、キャリアテンプレート193a〜193gの上表面の上に供給する塗り広げ可能なハンダペーストの形態でもよい。このプロセスは、複数の「充填」切欠きを形成し、次いでそれをオーブン197内で加熱することができる。様々な種類のハンダを様々な粘稠度または幾何学的配置で、液体または固体で使用して、このような充填切欠きを形成するためにキャリアテンプレート193a〜193gにハンダを導入する効率的かつ効果的手段を提供する。当然のことであるが、図17に示したもの以外の手段または装置を使用する連続プロセスが使用可能であり、そのようなプロセスも同様に本発明の範囲および趣旨に包含されている。
 図18は、その構成を示すために、図1Aの接触子30aおよび30bをコネクタアレイ20から切り離してある、本発明の1つの実施形態を示す。接触子30a〜30bは、メイトされるとき、互いに移動して偏向した対(biased pair)になって電気伝導性の結合部を形成する。
 接触子30aは、接触子30bの第2カンチレバー延長部252に対向する第1カンチレバー延長部251となる。第1ハンダ部分22bは第1カンチレバー延長部251の第1端部31に連結している。同様に、第2ハンダ部分22cは第2カンチレバー延長部252の第1端部33に連結している。随意選択のオーバモールド255および256も使用することができる。そのオーバモールドは随意選択の形状構成なので、本発明はオーバモールドを使用せずに実施可能である。第1カンチレバー延長部251は、第1屈曲部257と、概ね第1屈曲部257と第2屈曲部265の間に位置する第1湾曲部263を含む。メイト部分267が第2屈曲部265越しにある。このメイト部分267は、第1カンチレバー延長部251の第2端部32まで延長する。同様に、第2カンチレバー252は第1屈曲部258を含み、それを越えて第2カンチレバー延長252が位置する。第2湾曲部264は、第1屈曲部258と第2屈曲部256の間に位置する。メイト部分268は第2屈曲部256越しに位置する。第2カンチレバー延長部252の第2端部34が示してある。それぞれのメイト部分267、268は、図18〜20に示すように概ね直線的であり得るが、必要な強制撓みおよび特定の接続システムの接触子構成に応じて、他の適用例では湾曲している場合もある。
 図19は接触子30a〜30bを示しており、第1カンチレバー延長部251と第2カンチレバー延長部252が共に移動され、第1絶縁基体21と第2絶縁基体25(図1A参照)がメイト構成で接合されて、コネクタアレイ20を形成するときに見られるように、互いに弾性的に接触している。図19はメイト部分267を示し、それぞれのメイト部分267、268が一体になって、第1カンチレバー延長部251と第2カンチレバー延長部252を撓ませる。第1カンチレバー延長部251は、図19に示すように左側に向かって撓む。第2カンチレバー延長部252は、図19に示すように、右側に向かって撓む。点線が撓む前の位置を示す。
 図20に接触子30a〜bを連続する図で示すが、そこでは、第1カンチレバー延長部251と第2カンチレバー延長部252が完全なメイト構成で接合されており、重なり部分270が接触子30aと接触子30bの間の電気的導体となる。幾つかの場合では、第1接触子30aの全長の少なくとも約20%の重なり部分を有することが望ましいが、特定の適用例に応じて、重なり部分の量がそれよりも少なくてもまたは多くても使用可能である。
 図21Aは、先に図3Cのオーバモールド接触子群55aの一部として例示した、接触子48aの1つの構成を示す斜視図である。図21Aでは、随意選択のオーバモールドを備えていない接触子48aを示すが、アパーチャ301、第1端部302、および第2端部303を含む金属部分の幾何学的形状を示している。第1屈曲部304および第2屈曲部305も示してある。
 図21Bは、先に図3Cで見た接触子群55aの一部である接触子48b(オーバモールドを備えず)を示す。アパーチャ306が接触子48bに対してオーバモールドを保持する(オーバモールドは図示せず)。第1端部307と第2端部308が接触子48bの終端部を形成しており、また第1屈曲部309と第2屈曲部310が示してある。本発明の他の適用例では、変位要件および弾性的かつ確実な結合を維持するのに必要な力に応じて、1つの接触子ごとに合計2つよりも少ないかまたは多い屈曲部を使用する場合もある。
 図21Cは接触子48j(先に図3Cで見た)を示す。第1端部57は、ハンダボールまたはハンダ部分(図示せず)と融着するようになされている。アパーチャ315がちょうど第1端部57越しに見える。第2端部317も見えている。第1屈曲部316と第2屈曲部318も同様に示してある。
 図21A〜21Cは、明確に例示するために接触子上のオーバモールドが割愛されている。接触子のオーバモールドは、随意選択の形状構成であり、必ずしも本発明の接触子に使用されるとは限らない。
 より小型の電子構成要素を生産することが一層重要になるにつれて、電子構成要素中の接触子の撓み許容範囲が益々1つの重要な問題になっている。すなわち、製造上の許容範囲が、約0.020インチ(約0.051cm)と0.030インチ(0.076cm)の間であり、誤差プラス/マイナス0.002インチ(0.005cm)の撓みでなければならない場合がある。これは、構成要素には完全な撓み状態から撓み前の状態までの変位移動量のわずか約10%の誤差しか許容されない。設計要件によってより小型の構成要素が要求されるとき、接触子の移動距離すなわち撓みが、約0.002インチ(0.005cm)のみの場合があり、それは0.020インチ(0.051cm)の10分の1の撓みである。さらには、プラス/マイナス0.002インチ(0.005cm)の打抜き誤差が接触子の許容範囲の全移動量である場合、本発明の使用は特に利点がある。他の装置に比べ、この利点の1つの理由は、対向して両方が撓むメイト接触子を有する本発明を使用することによって、撓みに関してハウジング内で必要な幅全体を小さくできることである。これによって、より小型のコネクタアレイ20を製造できるようになる。
 所与のアレイまたは拡張モジュラアレイに設けることができる接触子の数に制限がない。それぞれの接続ユニットを図示した10×10グリッド以外のグリッドで製造することができる。例えば、例として次のようなグリッド、4×4、6×6、8×8、12×12またはその他のグリッドが構成可能である。また、4×6、6×12等々の長方形のグリッドも制限なく構成することができる。数多くの組合せが利用可能であり、また使用可能である。
 好ましくは、コネクタアレイ20が実質的に共平面であるべきである。共平面に関して比較的厳密な許容範囲がある。基板実装面の共平面性に影響する1つの要因は、ハンダ部分(またはハンダボール)のサイズと回路基板実装面に対するハンダ位置の均一性である。
 製造時、接触子の長さに沿って溶融ハンダが「滲出」または垂れると、1つにはそれによって回路基板上で接着するために利用できるハンダボールの融着可能な本体の量が減少し、したがってアレイの共平面に悪影響を及ぼすので、望ましくない結果が生じる恐れがある。ハンダボールの量が不要にまた予想以上に減少すると、共平面問題を引き起こしかねない。
 幾つかの適用例では、接触子にオーバモールドを使用することによってリフローしたハンダの滲出を最小限に抑えることができる。接触子群55a〜55jのオーバモールド部分は、第1絶縁基体21に緊密に嵌め込むように設計可能であり、それによってハンダのリフローおよび溶融時にハンダが接触子の長さに沿って滴り落ちようとする傾向を抑制することができる。幾つかの適用例では、オーバモールドされていないが、当技術分野で知られた他の保持手段によって定位置に保持される、グループ分けした打抜きユニットで第1絶縁基体に挿入するための接触子を設けることが望ましい。
 本発明の実施では、多様な異なる幾何学形状を有する様々なハンダ部分を使用することができる。しかし、効果的なことが判明している1つの実施形態は、ニューヨーク州13502ウティカ市リンカーンアベニュー1676のIndium Corporation of America社が製造販売するハンダボールなどの、球形のハンダボールを使用することである。例えば、球形のハンダボールには、約63%のSn(錫)と約37%のPb(鉛)とを含む合金を有する、例えば、Indium Corporation社の部品番号42141を含めて、様々な合金が利用可能である。
 他の適用例では、ハンダ中のSnの量を約90%か、またはそれ以上に多くすることもできる。幾つかの合金では、合金の残り部分は鉛でよい。他の実施形態では、完全にSnからなる無鉛ハンダも使用可能である。さらに、本発明の実施で使用可能な他の種類のハンダがある。一般的に言えば、ハンダは適切に結合するのに十分に低いリフロー温度を有するべきであるが、高分子の絶縁本体材料への悪影響を避けるためには十分に高温でなければならない。
 本発明で使用するハンダ合金は、約80%のPbと20%のSnの間の範囲にあり、約10%以下のPbと90%のSnの比率にまで及ぶ。1つの有用な合金組成は、約63%のPbと約37%のSnであり、約183℃の融点を有する。固いハンダボールが表面実装技術(SMT)条件下で軟化するとき、そのわずかな変形が見られる場合がある。しばしば、柔らかい共融ボールを使用してコネクタをプリント回路基板に取付け可能であり、通常はSMT条件下でリフローしかつ自然に形状が修正されていく。
 本発明の実施で使用可能な他のハンダの種類には、限定はしないが、電子的に許容される錫−アンチモン、錫−銀、鉛−銀合金、およびインジウムが含まれる。幾つかの場合では、本発明に使用するために、ハンダペーストまたはクリームを含むかまたは適合させることができる。幾つかの適用例では、ハンダ合金を適切な溶融材料中に懸濁した微細粉末の形態で使用することができる。
 加熱は、図15および17で例示したハンダリフローコンベアまたは同様の装置で実行するのが好ましい。典型的には、ハンダ部分を約181℃から約200℃の温度まで加熱するが、ハウジング内で使用する材料の個性に応じて、本明細書で特定する温度よりも低いかまたは高い溶融温度を有するハンダも使用可能である。幾つかのハンダ合金は、使用する特定の合金に応じて230℃と260℃の間まで加熱される。260℃を超える温度が必要な合金もある。
 自動プロセスでは、オーブン内での合金の総経過時間が約5分と約10分の間であるように、コンベアオーブンを動作させることができるが、幾つかの適用例ではリフローにそれよりも少ないまたはそれよりも多い時間を使用する。時には、コンベアオーブンに挿入する前に、接触子およびハンダ要素を高温で予熱し、次いで融着に備える。
 回路基板または同様の電気的構造上にハンダ付けするためにコネクタを定位置に保持する幾つかの方法および装置を本明細書に開示する。図22Aでは、保持装置400を上面図で示す。この保持装置400は、下で詳しく論じるように、電気コネクタを回路基板上に配置しやすくするフレーム401を備える。このフレーム401は、第1内壁402、第2内壁403、第3内壁404、および第4内壁405を含む。図22Aで示すように、それぞれの内壁402〜405を直交態様で配置する。第1内壁402および第3内壁404は、それらが図22Aの中心に示す吸着盤406の下側に位置するように、仮想線で示してある。この吸着盤406の目的と機能をここで詳しく論じる。
 第1外壁407、第2外壁408、第3外壁409、および第4外壁410は共に、内壁402〜405をそれぞれ結合する4面構造を形成してフレーム401を構成する。それぞれの外壁407〜410がフレーム401の外周りの外面を形成し、内壁402〜405は、それぞれの外壁407〜410と共に4つの窓、すなわち417a、417b、417c、および417dを形成する。それぞれの窓417a〜417dをフレーム401の内周によってそれぞれに境界をつける。中心点418が内壁402〜405間の交差点を形成する。
 図22Bは、先に図22Aで見た保持装置400の裏面を示す。図22Bでは、吸着盤406の裏面が見られるが、それは図22Bの中央付近で中心点418に連結する。
 図22Cは、図22Bに示す装置の側面の部分断面図を示す。図22Cでは、第4内壁405が、この図の上部断面図に示され、窓417aを示す図22Cの下部の断面図が示してある。
 図22Dは、図22Bの円によって示す部分の拡大図である。図22Dは、フレーム401の内周沿いに備わる多くのリブ420aの1つをクローズアップして示す。見やすくするために、図22A〜22Cではこれらのリブに符号を付けないが、下で説明する図22Eで詳細に示す。
 図22Eは、図22Bのフレーム401の斜視図を示す。タブ421が中心点418の下側に延長する。このタブ421は、本明細書で詳しく説明するように、フレーム401内部で電気コネクタの保持を助ける保持機構としての役割を果たす。タブ421として示すものと同様のタブを他の窓417b、417c、および417aにも設けることができる。タブ421は、図22Eで示すように、窓417d内部で電気コネクタを保持する働きをする。しかし、タブ421は、フレーム401の保持機構の随意選択的な形状構成であり、それは、下で詳しく論じるように、限定はしないがリブの使用も含めて、電気コネクタを定位置に保持する多様な他の装置および方法と併用して作用可能であることに留意されたい。
 フレーム401の窓417a〜417dの内周に沿って、複数のリブ420a〜420mが設けてある。これらのリブ420a〜420mは、このような電気コネクタをフレーム401の窓417a〜417dに挿入するとき、絶縁体または電気コネクタの側面部分に対して弾性的に係合する。リブ420a〜420mは電気コネクタを定位置に保持するように働き、図24に関連して下で説明するように、回路基板上に実装するときフレーム401を逆さにしても、これらの電気コネクタが、フレーム401内の定位置にしっかりと留まって、下で詳しく説明するように、加熱されて回路基板にハンダ付けされることになる。つまり、リブ420a〜420mがわずかに変形してこのような保持機能を助けることができる。
 図22Eに示す特定の適用例では、電気コネクタをこのような窓417a〜417d内に配置するとき、さらに電気コネクタを窓417a〜417d内で四角形に安定させるためにレッジ422a〜422dを設ける。電気コネクタの絶縁基体をレッジ422a〜422dの表面にしっかりと押し付けて、電気コネクタを回路基板または他の電気的アッセンブリに確実にハンダ付けしてしまう時まで、タブ(タブ421など)およびリブ420a〜420mと共にこれらのレッジ422a〜420mが協働して、電気コネクタをフレーム401内に確実に保持できる保持機構を形成することができる。さらに、レッジ422a〜422dは、回路基板アッセンブリに供給されたハンダボールのアレイが平面であり、それによって、ハンダボールに均一かつむらなくハンダ付けを施せるように、電気コネクタを定位置に保持する役割も果たす。
 図23は、窓417a中に配置可能な第1電気コネクタ426を含む分解図を示す。第2電気コネクタ427が窓417bに挿入するように構成されている。同様に、第3電気コネクタ428が窓417dに挿入するように構成され、また第4電気コネクタ429がフレーム401の窓417cに挿入するように構成されている。
 それぞれの窓417a〜417dは、相互連結する壁の内周に沿って突出する少なくとも1つのリブをそれぞれに含む。図23に見られるこれらのリブ420a〜420mは、それぞれの電気コネクタ426〜429に対して弾性的に係合するようになされている。
 図23に示すフレーム401は、4つの電気コネクタ426〜429を保持するようになされている。しかし、フレーム401内に収容可能な電気コネクタの数に制限はなく、本発明の趣旨と範囲内にある他の実施形態では、単一のフレーム401内に2つ、3つ、5つ、6つ、またはそれ以上の電気コネクタを保持するフレーム401を含むこともできる。
 図23に示した実施形態は、それぞれの窓417a〜417dの内周に沿って幾つかのリブを設ける。例えば、窓417dはその内壁(すなわち、第1内壁402および第2内壁403)に2つのリブを含む。しかし、図23の実施形態に示す外壁407〜410は、リブ1つのみをそれぞれに含むだけである。しかし、他の配置では外壁により多くのリブを、または内壁により少ないリブを設けることができるが、図23に示した配置で十分であることが分かっている。タブ421は内壁402、403に概ね直角に配向してあり、壁402、403、408、および407の周囲内に電気コネクタ428を保持しやすいように位置決めしてある。それぞれの外壁407〜410が、図23に示すように、2つの窓の境界になっているのが分かる。例えば、第1外壁407は窓417cと窓417dの境界を形成する。
 図24は、回路基板434上で電気コネクタを正確に移動し、配置し、次いで取付けを補助するための保持装置400を使用する1つの手段を示す。図24では、保持装置400が裏返されており、ロボットアーム435は、保持装置400の中心近くに位置決めされた吸着パッド406に裏返し可能な態様で付着するために、真空力を使用する吸着端473によって保持装置400を取り上げる。電気コネクタ426、427、428、および429を裏返しの姿勢で保持装置400内に保持し、それによって回路基板434と接触するためにハンダボールを利用可能にする。電気コネクタ426〜429が装着されている保持装置400を回路基板434に対して一旦配置すると、このアッセンブリを加熱し、回路基板434上のトレースにハンダボールを融着しやすくし、それによって電気コネクタ426〜429を回路基板434にメイトして回路を完成する。一旦冷却してしまえば、保持装置400を単に取り外すか切り離すだけで、電気コネクタ426〜429を回路基板434にしっかり固着させておくことができる。
 他の適用例では、保持装置400を手動で定位置に配置するか、または図24に示したもの以外の手段を使用して、保持装置400を回路基板434上に配置する何らかの他の機械的な手段を使用することも可能である。さらには、図24に示す吸着端437を有するロボットアーム435を使用して図25〜26に示す保持装置を配置することもできる。
 図25を参照すると、本発明のさらに別の実施形態、すなわち、第1面507(上側)と第2面502(対向側または下側)を備える平面基体501を有する保持装置500が示されている。この平面基体501は、第1端部511と第2端部512を含む。第1端部511では、第1壁503が平面基体501に対して垂直である。第2壁504も同様に平面基体501に対して垂直である。図25に示す実施形態は、2つの壁と平面基体501のみを含むが、本発明の実施では、1つの壁、3つの壁、4つの壁、またはそれ以上の壁を(多面構造の場合)平面基体501上に設けることが同様に可能である。弾性部材505a〜hを備える保持機構が図25に示してある。1つまたは複数の弾性部材505a〜505hは、第1端部と第2端部を有する細長い本体を含むが、第1端部は平面基体501に固着され、第2端部はフック部分を有する。このフック部分は、図26に関連して本明細書で詳しく説明するように、電気コネクタを支持しかつ電気コネクタを平面基体501に対して拘束するように配向可能である。
 平面基体501の第2面502(すなわち、図25に見られる下側)は、図24で示したものと同様の保持装置500の移動および配置を助ける吸着力を受けることができる。この保持装置500は、その中心に沿って中心線506を含み、対向する弾性部材505a〜505hが対構成になっている。例えば、弾性部材505eは、弾性部材505gに対向しかつ対をなして、図26に詳しく示すように電気コネクタ510dを2つの側から固定する。弾性部材505a〜hの同様なペアリングには、(1)505a/505f、(2)505b/505c、(3)505d/505hの対が含まれる。本発明の他の適用例では、それぞれの電気コネクタ510a〜510dを保持するためにそれよりも多いかまたは少ない弾性部材505a〜505hを有することができる。しかし、図25に示した特定の実施形態は、それぞれの電気コネクタ510a〜510dごとに2対の弾性部材を使用する。
 図26では、電気コネクタ510a〜dを定位置で示すが、図25に示した本発明の実施形態の実施にしたがって、それらが平面基体501に保持または支持されている。さらには、本発明の実施では、1つのみ、2つ、3つ、5つ、6つ、またはそれ以上の電気コネクタ510a〜510dを保持装置500によって保持することができる。さらには、弾性部材505a〜505hの他の配置を使用して、図26に示すものと同じかまたは類似の保持機能を実行することができる。一般的には、弾性部材505a〜505hは、それらが協働して電気コネクタ510a〜510dに対して保持力を加える対向するペアリングを形成する。対向する弾性部材505a〜505hは、平面基体501の第1端部511に隣接して位置決めされている第1部材と、平面基体501の第2端部512に隣接して位置決めされている第2部材を備えることができる。さらには、第3部材を中心線506に沿って位置決めすることができるが、そこでは保持装置500が1つまたは複数の電気コネクタ510a〜dを保持するように構成してある。
 本解説は、例示的な実施形態のみを説明するものであり、例示的な構造で実施されている本発明のより広範な態様を限定しようとするものではないことを、当業者なら理解できよう。
本発明の実施形態のメイトされた電気コネクタアレイを示す斜視図である。 本発明の実施形態の図1の線1A−1Aに沿って取った電気コネクタアレイを示す部分切欠き側面図である。 本発明の実施形態の図1の電気接続コネクタアレイを示す上面図である。 本発明の実施形態の2つの回路基板の間で実装位置にある電気コネクタアレイを示す分解図であり、第1接続ユニットを図2の上部近くに示し、第2接続ユニットを図2の下部に示す図である。 本発明の実施形態の接触子またはハンダ部分が割愛されている、第1接続ユニットの絶縁本体部分を示す上面図である。 本発明の実施形態の図2Aに示した絶縁本体を示す底面図である。 本発明の実施形態の図2A〜2Bの絶縁本体を示す側面図である。 本発明の実施形態の打抜きグループとして接触子を提供する打抜きキャリアストリップの一部を示す図である。 本発明の実施形態の切り離して絶縁基体に挿入するばかりになっているオーバモールド接触子セットグループを示す図である。 本発明の実施形態のキャリアストリップから切り離した、図3Bの接触子セットグループを示す斜視図である。 本発明の実施形態の複数のオーバモールド接触子セットグループを第1絶縁基体に挿入するところを示す斜視図である。 本発明の実施形態の接触子がそれぞれのアパーチャに挿入されている絶縁基体を示す上面図である。 本発明の実施形態の図4Bの線4C−4Cに沿って取った、接触子が挿入されている第1絶縁基体を示す断面図である。 本発明の実施形態の接触子が挿入されている絶縁基体の線5−5に沿って示した、図4Bの構造の断面を示す図である。 本発明の実施形態の2つの第1接続ユニットが並置関係でメイトした、コネクタおよびハンダ部分がそれぞれの絶縁基体中にある、結合モジュラユニットを示す図である。 本発明の実施形態のそれぞれの面部で連結する2つの絶縁本体を示す、図6の線7−7に沿う断面図であり、図6で詳しく示しまた本明細書で説明するモジュラユニットを形成する図である。 本発明の別の実施形態のメイトした9ユニットのアレイを示す図である。 本発明の実施形態のハンダ位置決め装置の穴内部のハンダボールアレイを融着するために位置決めするように第1絶縁基体上に配置するばかりになっているハンダ位置決め装置を示す分解図である。 本発明の実施形態の図9のハンダ位置決め装置の下面を示す図である。 本発明の実施形態の第1絶縁基体の上部平面の平坦な表面上に取り付けた、ハンダ部分が穴に挿入されているハンダ位置決め装置を示すクローズアップ斜視図である。 本発明の実施形態のハンダ位置決め装置を示すクローズアップ上面図であり、点線によってハンダ位置決め装置下側の絶縁基体の位置を示す図である。 本発明の実施形態の図12の線13A−13Aに沿って取った、それぞれの接触子要素に対してハンダ部分を融着する前の、図12のアッセンブリを示す部分断面図であり、ハンダ位置決め装置が絶縁基体に重なっている。 本発明の実施形態の図12に示した線13B−13Bに沿って取った、ハンダ部分を接触子に熱融着させた後の、図12のアッセンブリを示す部分断面図である。 本発明の代替実施形態の幾つかの穴のアレイを有する連続的なハンダ位置決めベルトまたはループを示す図である。 本発明の代替実施形態の電気コネクタユニットを製造するために図14のハンダ位置決めベルトを使用する自動プロセスを示す図である。 本発明のさらに別の実施形態の熱融着するためにキャリアを使用してハンダを接触子に対して位置決めし、ハンダ部分をキャリアの切欠き中に充填しかつ接触子の端部に付着する接続ユニットを構成する方法を示す図である。 本発明の実施形態のハンダ部分を接触子に融着した後でキャリアを絶縁基体から変位させるか、または取り外すところを示す図である。 本発明の実施形態のハンダ部分を絶縁基体に付着して切欠きを充填する連続プロセスを示す図である。 本発明の実施形態の第1接続ユニットからの第1カンチレバー型接触子対を第2接続ユニット内部に保持されている第2カンチレバー型接触子とのメイト構成に向かって移動させる一例を示す図である。 本発明の実施形態の図18の接触子を示す図であり、接触子は互いに電気的に連通または結合を完了するが、完全にメイトされていない図である。 本発明の実施形態の接触子が完全に相互メイトした図18〜19の対向する接触子対を示す図である。 本発明の実施形態の切り取った、先に図3Cで示した接触子の1つの構成を示す斜視図であり、オーバモールドは割愛されている図である。 本発明の実施形態の別の接触子を示す図である。 本発明の実施形態のさらに別の接触子を示す図である。 本発明の実施形態の1グループの電気コネクタを回路基板上に精確に配置するために使用可能な保持装置を示す上面図である。 本発明の実施形態の図22Aに示した保持装置の裏面を示す図である。 本発明の実施形態の図22A〜Bの保持装置を示す部分断面図および側面図である。 本発明の実施形態の図22Bに示した保持装置の一部を示すクローズアップ図であり、電気コネクタを保持装置のフレーム内に保持するために使用するリブの形状構成を示す図である。 本発明の実施形態の図22Bの保持装置またはフレームを示す斜視図である。 本発明の実施形態の図22Bの保持装置に嵌め込んだ4つの電気接触子を示す分解図である。 本発明の実施形態のアッセンブリを回路基板上に精確に配置するロボットアームを示す図である。 本発明のさらに別の実施形態の保持装置を示す図である。 本発明のさらに別の実施形態の図25に示した保持装置を示す図であり、幾つかの電気コネクタを挿入して保持し、1つの電気コネクタを保持装置の上方に分解図で示す図である。
符号の説明
 20 コネクタアレイ
 21 第1絶縁基体
 22a〜22c ハンダ部分
 23 第1回路基板
 24 第2回路基板
 25 第2絶縁基体
 26 第1接続ユニット
 27 第2接続ユニット
 28 第1面
 29 第2面
 30a、30b 接触子
 31 第1端部
 32 第2端部
 33 第1端部
 34 第2端部
 35 接触子の第1端部
 36 接触子の第2端部
 38 縁部
 40a、40b 連結ナッブ
 41a 壁
 41b 接触子
 44a、44b 支柱部材
 45a、45j 位置取り切欠き
 46a〜46g 連結ナッブ
 48a〜48j 多接触子
 49 位置決めナッブ
 50 キャリアストリップ
 51 接触子群
 52a〜52j 接触子
 54 オーバモールド
 55a〜55j オーバモールド接触子群
 56 ポリマー成形品
 57 接触子第1端部
 59 キャリアストリップ
 62 接触子
 63 接触子の第1端部
 64 接触子の第2端部
 65 接触子
 66a〜66j アパーチャ
 87 絶縁基体
 88a〜88j 連結ナッブ
 90 200位置接続ユニット
 92 蟻継ぎ
 101 接触子アレイ
 102 接触子グリッド
 108 上表面
 110 上平面
 111 底平面
 112 ハンダ位置決め装置
 113 穴
 115a、115b 位置合わせ溝穴
 116 ハンダ部分アレイ
 117 ハンダ位置決め装置の下面
 118a、118b 位置合わせレッジ
 121 充填穴
 123 ハンダ部分
 124 ハンダ部分
 125 接触子
 126 第1端部
 127 第2端部
 128 接触子
 129 第1端部
 130 第2端部
 135 ハンダ部分
 136 ハンダ部分
 137 接触子
 138 第1端部
 139 第2端部
 140 接触子
 141 接触子の第1端部
 142 接触子の第2端部
 144 ハンダ位置決めベルト
 145 穴アレイ
 146 穴アレイ
 147 穴アレイ
 148a、148b ホイール
 149 ハンダ回収機
 150 加熱オーブン
 151 ハンダ分配機
 151a ハンダアレイ
 152a、152b 駆動ホイール
 153 コンベア
 154a〜154f 電気接続ユニット
 159 自動プロセス
 163a、163b アパーチャ
 164 第1接続ユニット
 165 第1絶縁基体
 166 上面
 167 下面
 172 ハンダキャリア
 173 切欠き
 174 切欠き
 177 加熱装置
 178 第2接触子
 179 第1接触子
 180 ハンダ部分
 181 ハンダ部分
 190 自動プロセス
 191a〜191g 電気接続ユニット
 192 ハンダ位置決めキャリアベルト
 193a〜193g キャリアテンプレート
 194a、914b ホイール
 195 ハンダ供給エリア
 197 オーブン
 198 壁
 199 壁
 251 第1カンチレバー延長部
 252 第2カンチレバー延長部
 255 オーバモールド
 256 オーバモールド
 257 第1屈曲部
 258 第1屈曲部
 263 第1湾曲部
 264 第2湾曲部
 265 第2屈曲部
 267 メイト部分
 268 メイト部分
 270 重なり部分
 301 アパーチャ
 302 第1端部
 303 第2端部
 304 第1屈曲部
 305 第2屈曲部
 306 アパーチャ
 307 第1端部
 308 第2端部
 309 第1屈曲部
 310 第2屈曲部
 315 アパーチャ
 316 第1屈曲部
 317 第2端部
 318 第2屈曲部
 400 保持装置
 401 フレーム
 402 第1内壁
 403 第2内壁
 404 第3内壁
 405 第4内壁
 406 吸着盤
 407 第1外壁
 408 第2外壁
 409 第3外壁
 410 第4外壁
 417a〜417d 窓
 418 中心点
 420a〜420m リブ
 421 タブ
 422a〜422d レッジ
 426 第1電気コネクタ
 427 第2電気コネクタ
 428 第3電気コネクタ
 429 第4電気コネクタ
 434 回路基板
 435 ロボットアーム
 437 吸着端
 500 第1面
 501 平面基体
 502 第2面
 503 第1壁
 504 第2壁
 505a〜505h 弾性部材
 506 中心線
 507 第1面
 510 電気コネクタ
 511 第1端部
 512 第2端部

Claims (27)

  1.  (a)第1面及び第2面と、第1の複数のアパーチャを有する第1絶縁基体とを備えた第1接続ユニットと、
     (b)前記第1の複数のアパーチャ内において一般的に前記第1面から前記第2面へ延在させた接触子を有する第1接触子セットと、
     (c)前記第1絶縁基体の前記第1面にある第1ハンダ部分であって、前記第1接触子セットに接続した第1ハンダ部分と、
     (d)第1面及び第2面と、第2の複数のアパーチャを有する第2絶縁基体とを備えた第2接続ユニットと、
     (e)前記第2の複数のアパーチャ内において一般的に前記第1面から前記第2面へ延在させた接触子を有する第2接触子セットと、
     (f)前記第2絶縁基体の前記第1面にある第2ハンダ部分であって、前記第2接触子セットに接続した第2ハンダ部分と
    を備えたことを特徴とする電気コネクタアレイ。
  2.  請求項1において、前記第1接続ユニットは、前記第2接続ユニットの鏡像であることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  3.  請求項1において、前記第1接続ユニットは、前記第2接続ユニットと互換可能であることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  4.  請求項1において、前記ハンダ部分は、ハンダボールを備えたことを特徴とする電気コネクタアレイ。
  5.  請求項1において、前記第1接触子セット及び前記第2接触子セットは、メイト構成において、前記第1接触子セットが前記第2接触子セットと弾性接触するようにするため、それぞれ、複数の接触子を短冊状に設けたことを特徴とする電気コネクタアレイ。
  6.  請求項1において、前記第1接触子セットは、接触子群として提供され、前記接触子群は、前記第1絶縁基体の複数のアパーチャに、それぞれ、一まとまりにして挿入されることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  7.  請求項6において、前記接触子群のうちの少なくとも1つの接触子群は、オーバモールドされることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  8.  請求項7において、前記オーバモールドは、高分子材料よりなることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  9.  請求項1において、前記第1絶縁基体は、該第1絶縁基体の第3絶縁基体への取り付けを容易にするため、噛み合わせナッジを突出させた少なくとも1つのエッジを備えたことを特徴とする電気コネクタアレイ。
  10.  請求項9において、前記第1絶縁基体の前記第1面は、実質的に平面であり、前記ハンダ部分は、前記第1面から突出していることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  11.  請求項1において、前記第1ハンダ部分は、前記第1接触子セットに溶着され、前記第2ハンダ部分は、前記第2接触子セットに溶着されていることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  12.  請求項9において、前記エッジの前記噛み合わせナッブは、モジュラーアレイを形成するため、一方の接続ユニットと他方の接続ユニットが面接触するようにしたことを特徴とする電気コネクタアレイ。
  13.  請求項12において、少なくとも2つの接続ユニットは、前記モジュラーアレイとして提供されることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  14.  請求項12において、少なくとも4つの接続ユニットは、前記モジュラーアレイとして提供されることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  15.  (a)第1面及び第2面と、第1の複数のアパーチャを有する第1絶縁基体とを備えた第1接続ユニットと、
     (b)前記第1の複数のアパーチャ内において一般的に前記第1面から前記第2面へ延在させた接触子を有する第1接触子セットと、
     (c)第1面及び第2面と、第2の複数のアパーチャを有する第2絶縁基体とを備えた第2接続ユニットと、
     (d)前記第2の複数のアパーチャ内において一般的に前記第1面から前記第2面へ延在させた接触子を有する第2接触子セットと
    を備え、
     (e)前記第2接続ユニットは、前記第1接続ユニットの鏡像を備え、前記第1接続ユニットと互換可能であることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  16.  請求項15において、ハンダ部分は、前記第1絶縁基体の第1面において前記第1接触子セットに溶着されていることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  17.  請求項16において、ハンダ部分は、前記第2絶縁基体の第1面において前記第2接触子セットに溶着されていることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  18.  請求項16において、前記第1接触子セットは、それぞれ、第1端部及び第2端部を有し、
     前記第1接触子セットの第1端部は、それぞれ、ハンダ部分と溶着されており、
     前記第2接触子セットの第2端部は、前記第2接続ユニットの前記第2接触子セットの有する各接触子に弾性接触されている
    ことを特徴とする電気コネクタアレイ。
  19.  請求項18において、前記第1接触子セットの前記第2端部は、角度を付けてあることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  20.  請求項18において、前記第1接触子セットの有する接触子は、一般的に平行に設けたことを特徴とする電気コネクタアレイ。
  21.  請求項18において、前記第1接触子セットと前記第2接触子セットは、各接触子の長手方向が、各接触子の第1端部から第2端部に至る方向であり、
     前記第1接触子セットと前記第2接触子セットは、各接触子が、それぞれ長手方向において少なくとも約20%において弾性接触されることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  22.  請求項16において、前記ハンダ部分は、高温でリフローさせて前記第1接触子セットに取り付けられることを特徴とする電気コネクタアレイ。
  23.  請求項22において、前記ハンダ部分は、ハンダボールを備え、前記ハンダボールは、少なくとも約50%の錫を備えたことを特徴とする電気コネクタアレイ。
  24.  請求項15において、少なくとも1つの接触子は、オーバモールドしたことを特徴とする電気コネクタアレイ。
  25.  請求項15において、前記第1接触子セットは、群にして、前記第1絶縁基体に適用するようにしたことを特徴とする電気コネクタアレイ。
  26.  請求項15において、前記第1絶縁基体は、噛み合わせナッブを有するエッジを備え、
     本電気コネクタアレイは、さらに、
     (f)モジュラーアレイを形成するに際して、前記第1絶縁基体の噛み合わせナッブと係合する噛み合わせナッブを突出させたエッジを有する前記第3絶縁基体
    を備えたことを特徴とする電気コネクタアレイ。
  27.  請求項26において、前記第1及び第3絶縁基体の噛み合わせナッブの結合は、ダブテイル型の接続であることを特徴とする電気コネクタアレイ。
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