JP2004063370A - 高周波同軸ケーブル - Google Patents

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関 育雄
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Abstract

【課題】高周波におけるVSWR及び減衰量を小さくできる高周波同軸ケーブルを提供する。
【解決手段】高周波同軸ケーブルは中心導体等の導体と、この導体の外表面に被覆された絶縁体とを備えて構成されている。前記絶縁体には、実施例1〜実施例12のように、フェノキシイミン触媒により合成された高密度ポリエチレン(HDPE)或いは中密度ポリエチレン(MDPE)によるポリエチレンの55〜95重量部(その密度は0.93〜0.96g/cm3 )に対し、45〜5重量部(その密度は0.92〜0.93g/cm3 )の低密度ポリエチレン(LDPE)を混合し、これに0.02〜3.0重量部の発泡核剤を添加した樹脂を用いる。これにより、VSWR、減衰量共に満足できる高周波同軸ケーブルが得られる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体通信施設やマイクロ波通信施設で用いられる高周波同軸ケーブルに関し、特に、高周波域における減衰量及び電圧定在波比(VSWR)を小さくすることが可能な高周波同軸ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
移動体通信施設やマイクロ波通信施設で用いられる高周波同軸ケーブル用の発泡絶縁体としては、従来、溶融張力(MS)が大きく、さらに発泡させ易い特性を持つ低密度ポリエチレン(LDPE)をべースにして、誘電正接(tanδ)と減衰量が共に小さい高密度ポリエチレン(HDPE)或いは中密度ポリエチレン(MDPE)を少量ブレンドしたものを用いていた。
【0003】
最近では、通信速度及び容量の向上を図るため、上記した様な施設で用いられる高周波同軸ケーブルの使用周波数は、高くなる傾向にある。このため、減衰量の小さい高周波同軸ケーブルが要求されるようになっている。この要求に対し、上記したようなLDPEを多く含む発泡絶縁体の組成では、もはや対処できなくなっており、より減衰量の小さいHDPE又はMDPEを多く含む組成にする必要が生じている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の高周波同軸ケーブルによると、その絶縁体をHDPEやMDPEを多く含む組成にした場合、気泡壁の破れにより巣を発生するという問題がある。また、PE(ポリエチレン)合成時に使用する触媒残渣が減衰量を大きくするという問題もある。さらに、巣の発生は電圧定在波比(Voltage Standing Wave Ratio :VSWR)を大きくするため、高周波ケーブルにとって致命的な欠点となる。
【0005】
したがって、本発明の目的は、高周波におけるVSWR及び減衰量が小さい高周波同軸ケーブルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、導体と、この導体の外表面に被覆された絶縁体とを備える高周波同軸ケーブルにおいて、前記絶縁体は、フェノキシイミン触媒により合成された密度0.93〜0.96g/cm3 のポリエチレン55〜95重量部に、密度0.92〜0.93g/cm3 の低密度ポリエチレンが5〜45重量部混合された樹脂を主体とし、その100重量部当たりに0.02〜3.0重量部の発泡核剤が添加された組成物であることを特徴とする高周波同軸ケーブルを提供する。
【0007】
この構成によれば、絶縁体が、フェノキシイミン触媒により合成された55〜95重量部のポリエチレン(密度0.93〜0.96g/cm3 )に45〜5重量部の低密度ポリエチレン(密度0.92〜0.93g/cm3 )を混合し、この混合樹脂に0.02〜3.0重量部の発泡核剤を添加した組成物を用いたため、HDPEやMDPEを多く含む組成にした場合でも、巣を発生することがなくなり、良好なVSWRが得られ、更に、減衰量を小さくすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明による高周波同軸ケーブルは、導体外周面に被覆される絶縁体を以下の組成としたところに特徴がある。すなわち、フェノキシイミン触媒により合成した密度0.930〜0.960g/cm3 のポリエチレン55〜95重量部に対し、密度0.92〜0.93g/cm3 の低密度ポリエチレンを45〜5重量部混合した樹脂を主体とし、この樹脂の100重量部当たりに0.02〜3.0重量部の発泡核剤を添加した組成物を絶縁体とし、この絶縁体を高周波同軸ケーブルの導体外周面に被覆している。さらに、この絶縁体のメルトフローレート(MFR)が、1〜10g/10分の範囲になるようにしている。
【0009】
ポリエチレン(PE)の高周波帯域におけるtanδは、密度と密接に関係し、不純物が同じであれば密度が高いほど小さい。したがって、混合するPEとしては、LDPEよりHDPEの方が好ましい。しかし、HDPEは分岐が小さいため、発泡し易さの尺度となる伸張粘度が小さく、押出機で発泡させたとき、巣(大きな空隙)を発生しやすい。これに対し、合成触媒としてフェノキシイミン触媒を用いたHDPE乃至MDPEは合成時の触媒量とその残渣等が少ないため、tanδはさらに小さい。また、HDPEやMDPEにLDPEをブレンドした時、その伸張粘度が著しく増大することを本発明らは見いだした。伸張粘度は、樹脂が溶融している時の強度であり、この値が大きいほどケーブル製造時に巣を発生し難くなる。さらに、PEの密度は特性に影響を与え、密度0.930g/cm3 未満の密度ではtanδが大きくなり、0.960g/cm3 以上の密度では伸張粘度が小さすぎる。
【0010】
LDPEは、通常、0.920g/cm3 程度の密度を有するものが使用されているが、tanδを考慮すると、密度は0.92〜0.93g/cm3 の範囲にするのが良い。0.92g/cm3 以下の密度ではtanδが大きく、逆に、0.93g/cm3 以上の密度では伸張粘度が低下し、巣を発生しやすくなる。なお、MFRは「JIS K7210」の規格に基づき、190℃及び21.18Nの環境下で測定した値である。更に、LDPEの配合量は、伸張粘度を上げるために5重量部以上とし、また、tanδが大きくならないように45重量部以下とした。
【0011】
上記組成物のMFRを1〜10g/10分に規定したのは、1g/10分未満では製造時樹脂の発熱が大きくなり、絶縁体の内部と外部に温度ムラを生じ、巣を発生させるためである。また、MFRが10g/10分を超えると伸張粘度が小さくなり、巣を発生し易くなる。
【0012】
発泡剤として用いるガスは、規制対象外のフロンガスや窒素ガス、炭酸ガス、及びこれら不活性ガスの混合ガスである。そして、通常、均一な気泡を形成するために、発泡核剤が添加される。この発泡核剤には、アゾジカルボンアミド(ADCA)、窒化ホウ素(BN)、シリカ(SiO2 )、タルク(talc:滑石)等があるが、フタル酸ヒドラジドは分解温度が300℃以上と高くtanδに影響を与えないので、最も適している。発泡核剤が未添加である場合、気泡が均一に形成されず、一方、添加量が多すぎると凝集して減衰量を悪化させ、気泡径が不均一になる。そこで、発泡核剤の添加量は0.02〜3.0重量部とした。
【0013】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【実施例】
図1は、本発明の実施例(12例)と比較例(8例)を示す。
図1に示した高密度ポリエチレン(HDPE)及び中密度ポリエチレン(MDPE)は、フェノキシイミン触媒を用いて合成したPEであり、合成時のコモノマ量、温度、及び時間を変更することにより、密度及びMFRの異なるPEを得ることができた。また、MDPEについては、チーグラー(Ziegler )法により1−ブテン(1−butene)をコモノマとして用いて重合した密度0.934g/cm3 、MFR5.3g/10分のPEと比較した。さらに、低密度ポリエチレン(LDPE)は、ラジカル( radical)重合法により、パーオキサイドを触媒として重合したものである。
【0014】
図2は、高周波同軸ケーブルの製造設備の構成を示す。
上記組成による樹脂材が供給されるホッパー2を備える第1の押出機1には、ガス注入装置3が接続されている。さらに、第1の押出機1には第2の押出機4が連結され、この第2の押出機4には、この第2の押出機4から樹脂が供給される押出ヘッド5が連結されている。押出ヘッド5には導体6(中心導体)が通線される。この導体6を押出ヘッド5に供給するために導体送出し機7が設けられている。押出ヘッド5から送り出された高周波同軸ケーブル8を冷却するために、押出ヘッド5の後段には冷却水槽9が設置され、この冷却水槽9の後段には冷却された高周波同軸ケーブル8を巻き取るためのケーブル巻取機10が設置されている。
【0015】
図2を用いて、同軸ケーブルの作製手順を以下に説明する。
まず、発泡核剤をLDPEに予め10倍に練り込んで核剤マスターバッチとし、これに残りの樹脂をドライブレンドして発泡コンパウンドを作製した。その際、発泡核剤の濃度が0.02〜3重量部の間に入るようにした。次に、この発泡コンパウンドを図2の第1の押出機1のホッパー2に投入すると共に、ガス注入装置3から発泡剤である窒素ガスを適量注入しながら第1の押出機1で混練した後、第2の押出機4へ移送した。第2の押出機4では発泡に適した温度まで下げていき、押出ヘッド5で導体送出し機7からの導体6の表面に第2の押出機4からの発泡コンパウンドを被覆することにより、高周波同軸ケーブル8が得られる。この高周波同軸ケーブル8は冷却水槽9で冷却された後、ケーブル巻取機10に順次巻き取られる。更に、シールド編組、カバー樹脂等が以降の工程で実施される。
【0016】
図3は図2の設備で製作された高周波同軸ケーブル8の減衰量測定における接続を示し、図4は図2の設備で製作された高周波同軸ケーブル8のVSWR測定における接続を示す。高周波同軸ケーブル8の減衰量及びVSWRの測定には、アジレント社製「スカラネットワークアナライザ8757D」を用いて行った。減衰量の測定は、温度t(℃)を用い、(1)式により換算した。そして、2GHzにおける減衰量が6.5dB/100m未満の測定値が出た高周波同軸ケーブル8を合格品とした。
減衰量=1−(t−20)×0.002×測定値     ・・・(1)
【0017】
図3に示すように、図2の設備で製作された高周波同軸ケーブル8は、導体6(心線)外表面に発泡絶縁体11が被覆された構造を有しており、そのインピーダンスは50Ωに設計されている。測定器20は、上記したスカラネットワークアナライザ(scalar network analyzer )を用い、コネクタ20a,20bを介して導体6の両端に接続した。
【0018】
また、VSWRは、図4に示すように、高周波同軸ケーブル8の導体6の一端に測定器20から50Ωの信号を送り、その反射信号から反射特性を測定した。VSWRは、その測定値が1.0に近いほど良く、逆に、∞に近づくほど悪いことを示している。
【0019】
実施例1及び2(図1ではNo.1及び2)は、共にMDPEの密度が、本発明の下限である0.931g/cm3 と上限である0.959g/cm3 とし、実施例1ではMFR12g/10分のHDPE70重量部、実施例2ではMFR4g/10分のHDPE70重量部含む組成物を発泡させた発泡絶縁体11によりケーブルを作製したものである。図1に示すように、実施例1及び2の減衰量はいずれも本発明の規格を満足し、巣の発生も無いため、VSWRは共に本発明の規格を満たしている。
【0020】
実施例3〜5(No.3,4,5)は、密度0.942g/cm3 、MFR10g/10分のHDPE70重量部に対し、密度が0.928g/cm3 、MFRが0.5〜2g/10分の範囲のLDPEを30重量部、発泡核剤としてフタル酸ヒドラジドを1重量部含む組成物を発泡させた発泡絶縁体11によりケーブルを作製したものである。これら実施例における2GHzの減衰量はいずれも本発明の規格を余裕をもって満足し、巣の発生も無いため、VSWRは本発明の規格を満たしている。
【0021】
実施例6及び7(No.6及び7)は、それぞれLDPEの密度が本発明の下限である0.920g/cm3 と、上限である0.930g/cm3 の場合である。これら実施例においても、減衰量及びVSWRが共に本発明の規格を満たしている。
【0022】
実施例8(No.8)は、密度0.942g/cm3 、MFR10g/10分のHDPE70重量部に対し、密度0.928g/cm3 、MFR0.5g/10分のLDPEを30重量部、及び発泡核剤としてADCAを0.1重量部添加した組成物を発泡させた発泡絶縁体11によりケーブルを作製したものである。この実施例も減衰量、VSWR共に設定した規格を満たしている。
【0023】
実施例9及び10(No.9及び10)は、発泡核剤であるフタル酸ヒドラジドの添加量をそれぞれ0.02重量部、3.0重量部とし、密度0.942g/cm3 、MFR10g/10分のHDPE70重量部に対し、密度0.928g/cm3 、MFR0.5g/10分のLDPEを30重量部に添加して発泡絶縁体11を作製したものである。実施例9,10のいずれも減衰量、VSWR共に本発明の規格を満たしている。
【0024】
実施例11及び12(No.11,12)は、実施例3において、HDPEとLDPEのブレンド比率を変更した組成により発泡絶縁体11を作製したものである。HDPEが55重量部、LDPEが45重量部の実施例11は、減衰量、VSWR共に本発明の規格を満たしている。また、HDPE95重量部、LDPEが5重量部の実施例12も、減衰量、VSWR共に本発明の規格を満たしている。
【0025】
比較例21及び22(No.21,22)は、フェノキシイミン触媒合成PEの密度をそれぞれ上記規定以下、及び以上とした組み合わせである。比較例21のPEは、密度が0.925g/cm3 と〔0010〕及び〔0011〕で規定した値以下のため、減衰量が大きく、不合格となった。比較例22のPEは、密度が0.962g/cm3 と大きく、伸張粘度が小さいため、ケーブル作製時に巣が発生し、電圧定在波比が不合格となった。
比較例23(No.23)は、LDPEの密度が0.919g/cm3 と本発明の〔0001〕及び〔0011〕で規定した値を外れるLDPEを用いた組成であるが、減衰量が大きく不合格になった。
比較例24(No.24)は、MDPEをフェノキシイミン触媒ではないチーグラー系触媒のMDPEに変更した組成である。この比較例24は、減衰量が大きく、本発明の規格を満足せず、また、巣が発生したため、VSWRも不合格になった。
比較例25(No.25)は、HDPEの割合が本発明で規定する範囲を下回る組成ではあるが、減衰量が6.6dB/100mと大きい値になり、不合格になった。
比較例26(No.26)は、LDPEを全く含まず、MDPE単独にした組成であるが、大きな巣を発生し、製品化ができなかった。
比較例27と28(No.27,28)は、発泡核剤の添加量が本発明の規定値を外れる配合である。発泡核剤が零の比較例27は、巣の発生及び粗発泡が生じたために製品化が出来ず、また、発泡核剤が5重量部と多い比較例28は、減衰量が不合格となった。
【0026】
以上説明した実施例から明らかなように、導体に絶縁体を被覆して構成される高周波同軸ケーブルにおいて、前記絶縁体を(1)フェノキシイミン触媒により合成した密度0.930〜0.960g/cm3 のポリエチレン55〜95重量部に対し、(2)密度0.92〜0.93g/cm3 の低密度ポリエチレンを45〜5重量部混合してなる樹脂を主体とし、この樹脂の100重量部当たりに0.02〜3.0重量部の発泡核剤を添加した組成物を用いたことにより、HDPEやMDPEを多く含む組成にした場合でも、巣を発生することがないために良好なVSWRが得られ、更に、減衰量を悪化させることもない。
【0027】
【発明の効果】
以上より明らかなように、本発明の高発泡高周波同軸ケーブルによれば、導体に被覆する絶縁体に、フェノキシイミン触媒により合成された55〜95重量部のポリエチレン(密度0.93〜0.96g/cm3 )に45〜5重量部の低密度ポリエチレン(密度0.92〜0.93g/cm3 )を混合し、この混合樹脂に0.02〜3.0重量部の発泡核剤を添加した組成物を用いたことにより、HDPEやMDPEを多く含む組成にした場合でも巣を発生することがないため、良好なVSWR及び減衰量の小さな高周波同軸ケーブルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例と比較例を示す説明図である。
【図2】高周波同軸ケーブルの製造設備の構成を示す構成図である。
【図3】図2の製造設備で製作された高周波同軸ケーブルの減衰量測定における接続を示す接続図である。
【図4】図2の製造設備で製作された高周波同軸ケーブルのVSWR測定における接続を示す接続図である。
【符号の説明】
1 第1の押出機
2 ホッパー
3 ガス注入装置
4 第2の押出機
5 押出ヘッド
6 導体
7 導体送出し機
8 高周波同軸ケーブル
9 冷却水槽
10 ケーブル巻取機
11 発泡絶縁体
20 測定器
20a,20b コネクタ

Claims (2)

  1. 導体と、この導体の外表面に被覆された絶縁体とを備える高周波同軸ケーブルにおいて、
    前記絶縁体は、フェノキシイミン触媒により合成された密度0.93〜0.96g/cm3 のポリエチレン55〜95重量部に、密度0.92〜0.93g/cm3 の低密度ポリエチレンが5〜45重量部混合された樹脂を主体とし、その100重量部当たりに0.02〜3.0重量部の発泡核剤が添加された組成物であることを特徴とする高周波同軸ケーブル。
  2. 前記組成物は、そのメルトフローレート(MFR)が、1g/10分〜10g/10分の範囲にあると共に発泡していることを特徴とする請求項1記載の高周波同軸ケーブル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006100160A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Tosoh Corp 高周波同軸ケーブルおよびその製造方法
US8017867B2 (en) * 2007-10-15 2011-09-13 Ls Cable & System Ltd. Highly foamed coaxial cable

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