JP2004062641A - 違法駐車監視システム、駐車課金システムおよびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定手段によって読み取られた車両特定データを受信するデータ受信手段と、時刻データを関連づけて記憶するタイムスタンプと、所定時間毎にその車両特定データに係る車両の画像データをデジタルデータとして撮影するカメラと、そのカメラにて撮影されたデジタルデータを用いて、同一車両であるか否かを分析する画像分析手段と、その画像分析手段と時刻データとを用いて違法性を判断する判断手段と、その判断手段によって違法である旨が決定した車両特定データにつき、違法駐車管理者へ送信するデータ送信手段とを備える。
【選択図】 図1
Description
【発明が属する分野】
本発明は、違法駐車を監視するための技術、および駐車に関わる課金の技術に関する。
【0002】
【先行技術】
(違法駐車の取り締まり)
一般に、違法駐車の取り締まりは、以下のようにして行われていた。まず、パトロールカーが巡回し、駐車している車両について、そのタイヤと道路へチョークで時刻データを書き込む。そして、ある程度の時間が経過した後に巡回してきて、既に書き込んだ時刻データと現在時刻とを見比べて違法性を判断し、違法駐車の車両に関しては、駐車違反キップを発行する。
【0003】
これらの手続きを電子化する試みが始まっている。先行技術として調査した結果、以下のような技術を抽出した。
(特許文献1)
特開2001−283376号
【0004】
この技術は、それ以前に多く見られたナンバープレートによる車両特定技術に依存せずに、駐車違反車両を検知できる技術である。
【0005】
(特許文献2)
特開2002−32801号
【0006】
この技術は、路上有料駐車スペースに対して、規定の駐車料金を支払わない違法駐車をなくしたり、複数の地域の監視を簡単に行うことができるものであり、非接触式プリペイドカード(例えばICカード)を媒体として用いる。
【0007】
(車両特定データの出現)
さて、ひとつひとつの車両に対して、その車両を特定可能なデータを埋め込む技術が、近年誕生している。そのデータは塗装しても、専用のデータ読取装置によれば、非接触であってもデータを読み取ることが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
(違法性判断のためのデータ収集)
個々の車両特定可能な専用のデータ読取装置をパトロールカーへ搭載して車両特定データを読み取ること、および読み取った車両特定データに対して時刻データを紐付けするタイムスタンプなどを備えて、違法駐車を取り締まるシステムを構築することは、可能であろう。しかし、巡回し、もう一度同じ場所へ戻ってきて、違法駐車の車両であるかどうかを判断するという作業は依然として必要である。
同様の問題は、路上駐車スペースに対する課金においても発生する。たとえば、パーキングメーターを備えた路上駐車場では、超過料金の徴収問題が解決できていない。これは、出庫時において精算をする仕組みが、コスト的に行えないか、シンプルではないためである。
【0009】
(車両特定データの悪用防止)
車両特定データが位置情報や時刻情報と共に収集されることは、プライバシー侵害のおそれがある。そのため、違法行為の摘発などに用いられる以外の情報は、厳格な管理が必要とされることが容易に予想される。
【0010】
本発明が解決すべき課題は、駐車状態判断のためのデータ収集行為について、手間を軽減することが可能な技術と、車両特定データにつき、プライバシー侵害のおそれを軽減する技術とを提供することにある。
請求項1から請求項3に記載の発明の目的は、違法駐車の車両であるかどうかを判断するという作業の手間の軽減を実現するシステムを提供することである。請求項4から請求項6に記載の発明の目的は、駐車料金の課金作業に関する手間の軽減を実現するシステムを提供することである。
請求項6から請求項9に記載の発明の目的は、違法駐車の車両であるかどうかを判断するという作業の手間の軽減を実現するコンピュータプログラムを提供することである。
請求項10から請求項12に記載の発明の目的は、駐車料金の課金作業に関する手間の軽減を実現するコンピュータプログラムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した課題を解決する手段を提供する。具体的には、駐車状態を自動的に監視する装置を中心とした情報処理技術による。
【0012】
(請求項1)
請求項1記載の発明は、所定手段によって読み取られた車両特定データを受信するデータ受信手段と、 その車両特定データに対して時刻データを関連づけて記憶するタイムスタンプと、 所定時間毎にその車両特定データに係る車両の画像データをデジタルデータとして撮影するカメラと、 そのカメラにて撮影されたデジタルデータを用いて、同一車両であるか否かを分析する画像分析手段と、
その画像分析手段と時刻データとを用いて違法性を判断する判断手段と、 その判断手段によって違法である旨が決定した車両特定データにつき、違法駐車管理者へ送信するデータ送信手段とを備えた違法駐車監視システムに係る。
【0013】
(用語説明)
「車両特定データ」とは、車両の製造時などに埋め込まれたICチップに書き込まれた情報、あるいは販売時などにおいて新たに書き込まれたオーナー情報などがあり、非接触でのデータ読み取りが可能な媒体であることが望ましい。この車両特定データを読み取るための「所定手段」は、専用のデータ読取手段であり、例えば警察のパトロールカー等に搭載されたり、駐車禁止の道路標識に設置されたりする。道路標識に設置されているような場合には、作動開始のトリガー信号は、例えば所轄の警察署交通課が発信できる。
「データ送信手段」が送信するのは、判断手段によって違法である旨が決定した車両特定データ、および違法性が成立するためのデータ(駐車開始時刻、駐車時間など)が少なくとも必要である。違法性の証拠となる車両の画像データなども、合わせて送信することとしてもよい。また、送信の際にデータを暗号化する手段を付加してもよい。
【0014】
(作用)
データ受信手段は、所定手段によって読み取られた車両特定データを受信する。受信したその車両特定データに対しては、タイムスタンプが時刻データを関連づけて記録する。続いて、カメラが、所定時間毎にその車両特定データに係る車両の画像データをデジタルデータとして撮影する。そのカメラにて撮影されたデジタルデータを用いて、画像分析手段が同一車両であるか否かを分析する。その画像分析手段と時刻データとを用いて、判断手段が違法性を判断する。その判断手段によって違法である旨が決定した車両特定データにつき、データ送信手段が違法駐車管理者へ送信する。
以上のような作用によって、巡回し、もう一度同じ場所へ戻ってきて、違法駐車の車両であるかどうかを判断するという作業は不要となる。
【0015】
(請求項2)
請求項2記載の発明は、請求項1記載の違法駐車監視システムを限定したものであり、
判断手段が違法でないと判断した結果に係る車両特定データにつき、廃棄するデータ廃棄手段を備えた違法駐車監視システムに係る。
【0016】
(用語説明)
データ廃棄手段とは、車両特定データ、時刻データ、画像データなど一連のデータであって違法性のないデータを、外部へ取り出せないようにする手段をいう。具体的には、データ保存手段へ一旦保存したそれらのデータに対して、消去したり無意味なデータを上書きするといった手段である。
【0017】
(作用)
判断手段が違法でないと判断した結果に係る車両特定データについては、データ廃棄手段が廃棄する。それによって、プライバシー侵害のおそれがあるデータが外部へ取り出されることを防止する。
【0018】
(請求項3)
請求項3記載の発明は、請求項1,2記載の違法駐車監視システムを用いるための警察側のシステムである。
すなわち、車両特定データの読取手段と、 その読取手段で読み取った車両特定データを暗号化する暗号化手段と、 暗号化した車両特定データを監視装置のデータ受信手段へ送信するデータ送信手段と、 監視装置が送信してきた駐車に関するデータを受信するデータ受信手段と、 受信したデータを複合化して車両特定データを複合化する複合化手段とを備えた違法駐車監視システムに係る。
【0019】
(作用)
読取手段が車両特定データを読み取り、その読取手段で読み取った車両特定データを暗号化手段が暗号化する。そして、データ送信手段が暗号化した車両特定データを監視装置のデータ受信手段へ送信する。監視装置が駐車に関するデータを送信してきたら、そのデータをデータ受信手段が受信する。そして、受信したデータは、複合化手段が複合化して車両特定データを復元し、駐車違反の車両データを特定する。
以上により、違法駐車キップの発行までの負担が軽減される。また、車両特定データはすぐに暗号化されるので、送受信時などに漏洩しても、プライバシーの侵害などに悪用される危険性を提言させることができる。
【0020】
(請求項4)
請求項4記載の発明は、 所定手段によって読み取られた車両特定データを受信するデータ受信手段と、 その車両特定データに対して時刻データを関連づけて記憶するタイムスタンプと、 所定時間毎にその車両特定データに係る車両の画像データをデジタルデータとして撮影するカメラと、 そのカメラにて撮影されたデジタルデータを用いて、同一車両であるか否かを分析する画像分析手段と、 その画像分析手段と時刻データとを用いて課金対象車両であるか否かを判断する課金判断手段と、 その課金判断手段によって課金対象車両である旨が決定した車両特定データにつき、課金管理サーバへ送信するデータ送信手段とを備えた駐車課金システムに係る。
【0021】
(作用)
データ受信手段は、所定手段によって読み取られた車両特定データを受信する。受信したその車両特定データに対しては、タイムスタンプが時刻データを関連づけて記録する。続いて、カメラが、所定時間毎にその車両特定データに係る車両の画像データをデジタルデータとして撮影する。そのカメラにて撮影されたデジタルデータを用いて、画像分析手段が同一車両であるか否かを分析する。その画像分析手段と時刻データとを用いて、課金判断手段が課金対象車両であるか否かを判断する。そして、その課金判断手段によって課金対象車両である旨が決定した車両特定データにつき、データ送信手段が課金管理サーバへ送信する。
ここにおいて、課金のための管理や手続きに関わる作業を軽減できる。
【0022】
(請求項5)
請求項5記載の発明は、請求項4記載の駐車課金システムを限定したものである。
すなわち、データ送信手段によって送信された車両特定データと、所定時間内にデータ送信手段によって送信されなかった車両特定データと、それら車両特定データに関連づけられた関連データとを廃棄するデータ廃棄手段を備えた駐車課金システムに係る。
【0023】
(作用)
処理が済んだ車両特定データおよび使用しなかった車両特定データについては、データ廃棄手段が廃棄する。それによって、プライバシー侵害のおそれがあるデータが外部へ取り出されることを防止する。
【0024】
(請求項6)
請求項6記載の発明は、請求項4または請求項5のいずれかに記載の駐車課金システムを用いるための課金サーバ側のシステムに係る。
すなわち、 車両特定データの読取手段と、 その読取手段で読み取った車両特定データを暗号化する暗号化手段と、 暗号化した車両特定データを監視装置のデータ受信手段へ送信するデータ送信手段と、 監視装置が送信してきた駐車に関するデータを受信するデータ受信手段と、 受信したデータを複合化して車両特定データを複合化する複合化手段と、 顧客管理データベースを用いて課金を実行する課金実行手段とを備えた駐車課金システムに係る。
【0025】
(作用)
まず、読取手段が車両特定データを読み取り、その読取手段で読み取った車両特定データを、暗号化手段が暗号化する。暗号化した車両特定データは、データ送信手段が監視装置のデータ受信手段へ送信する。そして、監視装置が送信してきた駐車に関するデータをデータ受信手段が受信し、受信したデータを複合化手段が複合化して車両特定データを複合化する。その車両特定データと顧客管理データベースとを用いて、課金実行手段が課金する。
本請求項に係る発明は、例えば、会員登録をした会員の車両特定データ等を顧客管理データベースへ登録しておき、その会員に対しては、キャッシュレスで駐車場を利用できる。また、駐車場管理者や現金の取り扱い者が不要であるため、駐車場の運営側も運営コストを削減できる。
【0026】
(請求項7)
請求項7記載の発明は、違法駐車の車両を監視するためのプログラムをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムに係る。
そのプログラムは、所定手段によって読み取られた車両特定データを受信するデータ受信手順と、 その車両特定データに対して時刻データを関連づけて記憶するタイムスタンプ手順と、 所定時間毎にその車両特定データに係る車両の画像データを、カメラを介してデジタルデータとして撮影する撮影手順と、 その撮影手順にて撮影されたデジタルデータを用いて、同一車両であるか否かを分析する画像分析手順と、 その画像分析手順による画像分析結果とタイムスタンプ手順による時刻データとを用いて違法性を判断する判断手順と、 その判断手順によって違法である旨が決定した車両特定データにつき、違法駐車管理者へ送信するデータ送信手順とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
【0027】
本請求項および他の請求項に係るコンピュータプログラムは、CD−ROM等の記録媒体へ記録して配布したり、インターネットなど通信回線を介してダウンロードすることも可能である。なお、記録媒体としては、ハードディスク、CD−ROM、MO(光磁気ディスク)、DVD−ROMなどもある。
【0028】
以下のようなプロセス発明を提供することも可能である。すなわち、所定手段によって読み取られた車両特定データを受信するデータ受信手順と、 その車両特定データに対して時刻データを関連づけて記憶するタイムスタンプ手順と、 所定時間毎にその車両特定データに係る車両の画像データを、カメラを介してデジタルデータとして撮影する撮影手順と、 その撮影手順にて撮影されたデジタルデータを用いて、同一車両であるか否かを分析する画像分析手順と、 その画像分析手順による画像分析結果とタイムスタンプ手順による時刻データとを用いて違法性を判断する判断手順と、 その判断手順によって違法である旨が決定した車両特定データにつき、違法駐車管理者へ送信するデータ送信手順とを備えた違法駐車監視方法である。
【0029】
(請求項8)
請求項8記載の発明は、請求項7記載のコンピュータプログラムを限定したものであり、
判断手順において違法でないと判断した結果に係る車両特定データにつき、廃棄するデータ廃棄手順を備えたコンピュータプログラムに係る。
【0030】
(請求項9)
請求項9記載の発明は、違法駐車の車両を監視するためのプログラムをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムに係る。
そのプログラムは、 車両特定データの読取手順と、 その読取手順で読み取った車両特定データを暗号化する暗号化手順と、 暗号化した車両特定データを監視装置のデータ受信手段へ送信するデータ送信手順と、 監視装置が送信してきた違法駐車に関するデータを受信するデータ受信手順と、 受信したデータを複合化して車両特定データを複合化する複合化手順とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
【0031】
以下のような、違法駐車監視方法に係る発明を提供することも可能である。
すなわち、車両特定データの読取手順と、 その読取手順で読み取った車両特定データを暗号化する暗号化手順と、 暗号化した車両特定データを監視装置のデータ受信手段へ送信するデータ送信手順と、 監視装置が送信してきた違法駐車に関するデータを受信するデータ受信手順と、 受信したデータを複合化して車両特定データを複合化する複合化手順とを備えた違法駐車監視方法である。
【0032】
(請求項10)
請求項10記載の発明は、駐車場における課金プログラムをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムに係る。
そのプログラムは、その車両特定データに対して時刻データを関連づけて記憶するタイムスタンプ手順と、 所定時間毎にその車両特定データに係る車両の画像データを、カメラを介してデジタルデータとして撮影する撮影手順と、 その撮影手順にて撮影されたデジタルデータを用いて、同一車両であるか否かを分析する画像分析手順と、 その画像分析手順による画像分析結果と時刻データとを用いて課金対象車両であるか否かを判断する課金判断手順と、 その課金判断手順によって課金対象車両である旨が決定した車両特定データにつき、課金管理サーバへ送信するデータ送信手順とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
【0033】
以下のような、駐車場における課金方法に係る発明を提供することも可能である。
すなわち、その車両特定データに対して時刻データを関連づけて記憶するタイムスタンプ手順と、 所定時間毎にその車両特定データに係る車両の画像データを、カメラを介してデジタルデータとして撮影する撮影手順と、 その撮影手順にて撮影されたデジタルデータを用いて、同一車両であるか否かを分析する画像分析手順と、 その画像分析手順による画像分析結果と時刻データとを用いて課金対象車両であるか否かを判断する課金判断手順と、 その課金判断手順によって課金対象車両である旨が決定した車両特定データにつき、課金管理サーバへ送信するデータ送信手順とを備えた課金方法である。
【0034】
(請求項11)
請求項11記載の発明は、請求項10記載のコンピュータプログラムを限定したものである。
すなわち、データ送信手順にて送信された車両特定データと、所定時間内にデータ送信手順によって送信されなかった車両特定データと、それら車両特定データに関連づけられた関連データとを廃棄するデータ廃棄手順を備えたコンピュータプログラムに係る。
【0035】
(請求項12)
請求項12記載の発明は、駐車した車両に対する課金を実行するためのプログラムをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムに係る。
そのプログラムは、車両特定データの読取手順と、 その読取手順で読み取った車両特定データを暗号化する暗号化手順と、 暗号化した車両特定データを監視装置のデータ受信手段へ送信するデータ送信手順と、 監視装置が送信してきた駐車に関するデータを受信するデータ受信手順と、 受信したデータを複合化して車両特定データを複合化する複合化手順と、 顧客管理データベースを用いて課金を実行する課金実行手順とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
【0036】
以下のような、駐車した車両に対する課金を実行するための方法に係る発明を提供することもできる。
すなわち、車両特定データの読取手順と、 その読取手順で読み取った車両特定データを暗号化する暗号化手順と、 暗号化した車両特定データを監視装置のデータ受信手段へ送信するデータ送信手順と、 監視装置が送信してきた駐車に関するデータを受信するデータ受信手順と、 受信したデータを複合化して車両特定データを複合化する複合化手順と、 顧客管理データベースを用いて課金を実行する課金実行手順とを備えた課金方法である。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施の形態及び図面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図面は、図1、図2および図3である。
【0038】
(図1)
図1に基づいて、第一の実施形態の概要を説明する。この実施形態は、違法駐車を取り締まるシステムである。
取り締まりの対象となる車両には、全て車両特定が可能なデータ記録媒体が備えられている。たとえばICチップである。このICチップに書き込まれたデータは、車両の持ち主、ナンバープレートなどであり、車両外部から非接触にてデータ読み取りが可能である。その車両特定データの読取手段は、パトロールカーに搭載されており、徐行程度のスピードにて車両の右側を通過すれば、その車両の車両特定データを読み取ることができる。
【0039】
違法駐車の取り締まりを行いたい道路には、1台から数台までの車両撮影が可能なデジタルカメラを組み込んだ違法駐車の監視装置が設置してある。さて、その監視装置の付近に二台の車両A(軽トラック)、車両B(レジャービークル)が駐車していたとする。そして、巡回中のパトロールカーがそれら車両A,Bの車両特定データを読み取り、暗号化してから監視装置へ送信する。監視装置では、暗号化された車両特定データをデータ受信手段が受信し、そのそれらのデータについてタイムスタンプを用いて時刻データとともに、記憶装置(例えばハードディスク、フラッシュメモリなど)へいったん記憶する。
【0040】
続いて、二台の車両A,Bをデジタルカメラによって5分ごとに撮影し、撮影時刻とともに記憶装置へ記録する。そして、連続して撮影される車両の画像データについて、同一車両であるか否かを画像分析する。そして、違法性の判断手段が駐車している車両についての違法性を判断する。すなわち、同一の画像であると分析できれば、その撮影時刻と照らし合わせて、何分間駐車しているかを判断でき、その駐車時間が法廷限度を超えていれば、違法駐車である旨を判断できるのである。
【0041】
例えば、車両Aは荷物の積み卸しをしたらすぐに立ち去ったとする。すると、デジタルカメラにおける二度目の撮影時には撮影されていなかった。そうすると、画像分析によって同一車両が撮影されていることとはならず、判断手段は違法であるとは判断しない。一方、車両Bは、一時間ほど駐車していたとする。すると、少なくとも11回デジタルカメラによって撮影され、画像分析によって同一車両が撮影されている旨が判断される。すると、判断手段は、5分に11回を乗じた55分を駐車時間として算出し、違法である旨を判断する。
【0042】
さて、判断手段が違法である旨を判断したら、車両特定データやその証拠データ(撮影された車両画像およびその時刻など)を、データ送信手段が管轄の警察署の交通課に設置されたサーバへ送信する。送信されたデータは、データ受信手段が受信する。そして、暗号化されている車両特定データについての複合化を施し、車両データベースを用いて駐車違反キップを発行する。ナンバープレートを撮影する手法と異なり、確実性が向上する。
【0043】
なお、車両Aについては違法ではないため、車両Aについての車両特定データや撮影された車両画像データなどは、廃棄手段によってそのデータは廃棄される。これによって、プライバシーの侵害を未然防止する。また、違法駐車である旨の車両Bに関するデータについても、管轄の警察署サーバへ送信した後には、バックアップの確認などが行われた後に、廃棄手段によって廃棄することとしてもよい。データの記憶装置の容量を効率的に活用するとともに、プライバシーの侵害を未然防止するためである。
【0044】
(図2)
図2に基づいて、第二の実施形態の概要を説明する。この実施形態は、路上駐車場の課金管理システムである。この路上駐車場の課金管理システムを利用できるのは、予め顧客管理データベースへ登録した車両に限られる。
路上駐車場を利用できるというサービスの対象となる車両には、全て車両特定が可能なICチップが備えられている。このICチップに書き込まれたデータは、車両の持ち主、ナンバープレートなどであり、車両外部から非接触にてデータ読み取りが可能である。その車両特定データの読取手段は、パーキングメーターに搭載されており、車両がパーキングメーターへ近づき、所定時間(例えば2分)以上停車していると、車両特定データが読み取られる。
【0045】
さて、パーキングメーターの付近に二台の車両A(軽トラック)、車両B(レジャービークル)が駐車し、車両特定データ読取手段が車両A,Bの車両特定データを読み取ったとする。読み取られた車両特定データは、暗号化し、それらのデータについてタイムスタンプを用いて時刻データとともに、記憶装置へいったん記憶する。
【0046】
同時に、二台の車両A,Bをデジタルカメラによって1回目の撮影がなされ、課金の単位時間ごと(例えば10分ごと)に更に撮影が続行され、撮影時刻とともに記憶装置へ記録する。そして、連続して撮影される車両の画像データについて、同一車両であるか否かを画像分析する。そして、同一の画像であると分析でき且つ同一の画像でなくなった旨が分析できれば、同一画像の最後の撮影時刻と照らし合わせて、何分間駐車しているかを判断できる。、その駐車時間が、課金額として算出される。
【0047】
例えば、車両Aは荷物の積み卸しをしたらすぐに立ち去ったとする。すると、デジタルカメラにおける二度目の撮影時には撮影されていなかった。そうすると、画像分析によって同一車両が撮影されていることとはならないが、最低単位である10分の駐車料金の課金がなされる。一方、車両Bは、一時間ほど駐車していたとする。すると、6回ほどの撮影画像が蓄積され、6単位または7単位分の駐車料金が課金される。
実際の課金は、上記の課金の判断手段に基づき、課金するための車両特定データ、駐車時間データなどをデータ送信手段が、課金管理サーバへ送信する。送信されたデータは、課金管理サーバにおけるデータ受信手段が受信し、暗号化されている車両特定データを複合化手段が複合化する。そして、顧客管理データベースを用いて課金実行手段が、当該顧客への請求書を発行するなどの課金手続きを行う。
【0048】
なお、データ送信手段によって送信されたデータについては、バックアップの確認などが行われた後、廃棄手段によってデータは廃棄される。データの記憶装置の容量を効率的に活用するとともに、プライバシーの侵害を未然防止するためである。
【0049】
(図3)
図3に示す実施形態は、図1に示す実施形態と類似している。異なる点は、第一の実施形態でパトロールカーに搭載されていた車両特定データの読取手段が、駐車禁止の道路標識へ格納されている。このため、パトロールカーによる車両特定データの読み取りが不要であり、違法駐車の監視が自動化、強化されることとなる。
【0050】
【発明の効果】
請求項1から請求項3に記載の発明によれば、違法駐車の車両であるかどうかを判断するという作業の手間の軽減を実現するシステムを提供することができた。
請求項4から請求項6に記載の発明によれば、駐車料金の課金作業に関する手間の軽減を実現するシステムを提供することができた。
請求項6から請求項9に記載の発明によれば、違法駐車の車両であるかどうかを判断するという作業の手間の軽減を実現するコンピュータプログラムを提供することができた。
請求項10から請求項12に記載の発明によれば、駐車料金の課金作業に関する手間の軽減を実現するコンピュータプログラムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示す概念図である。
【図2】本発明の第二の実施形態を示す概念図である。
【図3】本発明の第三の実施形態を示す概念図である。
Claims (12)
- 所定手段によって読み取られた車両特定データを受信するデータ受信手段と、
その車両特定データに対して時刻データを関連づけて記憶するタイムスタンプと、
所定時間毎にその車両特定データに係る車両の画像データをデジタルデータとして撮影するカメラと、
そのカメラにて撮影されたデジタルデータを用いて、同一車両であるか否かを分析する画像分析手段と、
その画像分析手段と時刻データとを用いて違法性を判断する判断手段と、
その判断手段によって違法である旨が決定した車両特定データにつき、違法駐車管理者へ送信するデータ送信手段とを備えた違法駐車監視システム。 - 判断手段が違法でないと判断した結果に係る車両特定データにつき、廃棄するデータ廃棄手段を備えた請求項1記載の違法駐車監視システム。
- 車両特定データの読取手段と、
その読取手段で読み取った車両特定データを暗号化する暗号化手段と、
暗号化した車両特定データを監視装置のデータ受信手段へ送信するデータ送信手段と、
監視装置が送信してきた違法駐車に関するデータを受信するデータ受信手段と、
受信したデータを複合化して車両特定データを複合化する複合化手段とを備えた違法駐車監視システム。 - 所定手段によって読み取られた車両特定データを受信するデータ受信手段と、
その車両特定データに対して時刻データを関連づけて記憶するタイムスタンプと、
所定時間毎にその車両特定データに係る車両の画像データをデジタルデータとして撮影するカメラと、
そのカメラにて撮影されたデジタルデータを用いて、同一車両であるか否かを分析する画像分析手段と、
その画像分析手段と時刻データとを用いて課金対象車両であるか否かを判断する課金判断手段と、
その課金判断手段によって課金対象車両である旨が決定した車両特定データにつき、課金管理サーバへ送信するデータ送信手段とを備えた駐車課金システム。 - データ送信手段によって送信された車両特定データと、所定時間内にデータ送信手段によって送信されなかった車両特定データと、それら車両特定データに関連づけられた関連データとを廃棄するデータ廃棄手段を備えた請求項4記載の駐車課金システム。
- 車両特定データの読取手段と、
その読取手段で読み取った車両特定データを暗号化する暗号化手段と、
暗号化した車両特定データを監視装置のデータ受信手段へ送信するデータ送信手段と、
監視装置が送信してきた駐車に関するデータを受信するデータ受信手段と、
受信したデータを複合化して車両特定データを複合化する複合化手段と、
顧客管理データベースを用いて課金を実行する課金実行手段とを備えた駐車課金システム。 - 違法駐車の車両を監視するためのプログラムをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
所定手段によって読み取られた車両特定データを受信するデータ受信手順と、その車両特定データに対して時刻データを関連づけて記憶するタイムスタンプ手順と、
所定時間毎にその車両特定データに係る車両の画像データを、カメラを介してデジタルデータとして撮影する撮影手順と、
その撮影手順にて撮影されたデジタルデータを用いて、同一車両であるか否かを分析する画像分析手順と、
その画像分析手順による画像分析結果とタイムスタンプ手順による時刻データとを用いて違法性を判断する判断手順と、
その判断手順によって違法である旨が決定した車両特定データにつき、違法駐車管理者へ送信するデータ送信手順とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。 - 判断手順において違法でないと判断した結果に係る車両特定データにつき、廃棄するデータ廃棄手順を備えた請求項7記載のコンピュータプログラム。
- 違法駐車の車両を監視するためのプログラムをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
車両特定データの読取手順と、
その読取手順で読み取った車両特定データを暗号化する暗号化手順と、
暗号化した車両特定データを監視装置のデータ受信手段へ送信するデータ送信手順と、
監視装置が送信してきた違法駐車に関するデータを受信するデータ受信手順と、
受信したデータを複合化して車両特定データを複合化する複合化手順とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。 - 駐車場における課金プログラムをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
その車両特定データに対して時刻データを関連づけて記憶するタイムスタンプ手順と、
所定時間毎にその車両特定データに係る車両の画像データを、カメラを介してデジタルデータとして撮影する撮影手順と、
その撮影手順にて撮影されたデジタルデータを用いて、同一車両であるか否かを分析する画像分析手順と、
その画像分析手順による画像分析結果と時刻データとを用いて課金対象車両であるか否かを判断する課金判断手順と、
その課金判断手順によって課金対象車両である旨が決定した車両特定データにつき、課金管理サーバへ送信するデータ送信手順とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。 - データ送信手順にて送信された車両特定データと、所定時間内にデータ送信手順によって送信されなかった車両特定データと、それら車両特定データに関連づけられた関連データとを廃棄するデータ廃棄手順を備えた請求項10記載のコンピュータプログラム。
- 駐車した車両に対する課金を実行するためのプログラムをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
車両特定データの読取手順と、
その読取手順で読み取った車両特定データを暗号化する暗号化手順と、
暗号化した車両特定データを監視装置のデータ受信手段へ送信するデータ送信手順と、
監視装置が送信してきた駐車に関するデータを受信するデータ受信手順と、
受信したデータを複合化して車両特定データを複合化する複合化手順と、
顧客管理データベースを用いて課金を実行する課金実行手順とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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