JP2004061297A - 時計 - Google Patents

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Hidenori Fujii
藤井 秀紀
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Abstract

【課題】周囲が明るい場合にも暗い場合にも高い視覚効果を得ることが可能な時計を提供する。
【解決手段】計時手段としての時計本体部50と、時計本体部50に設置され、指令信号を受けて発光するLEDと、LEDの周囲の明るさを検出してその明るさに応じた出力信号を出力するCdSセンサ23と、時計本体部50において、所定の回転軸まわりに回転自在に設置され、時計本体部50の周囲の光を反射し、指令信号を受けて回転する反射板56と、少なくとも時計本体部50によって得られる時刻に連動して、CdSセンサ23からの出力信号に基づいて、時計本体部50の周囲が明るいと判断した場合には、反射板56を回転させる指令信号を反射板56に出力し、周囲が暗いと判断した場合には、LEDを発光させる指令信号をLEDに出力する制御回路14とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば所定時刻に発光体の発光等のからくり動作を行なう時計に関する。特定的には、本発明は、時計の周囲の明るさに応じた視覚効果が得られるように、明るさに応じてからくり動作を変更する時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
時計として、たとえば毎正時に、備え付けられたスピーカーから電子音によるメロディを演奏し、それに伴いたとえば文字板表面に設けられた発光体を発光させる等のパフォーマンスを実行するからくり時計が知られている。
このようなからくり時計においては、たとえばCdS(Cadmium Sulphide)センサによって時計の周囲の明るさを検出することも知られている。
【0003】
従来は、光量が少なくなり暗くなったことをセンサにより検知した場合には、ユーザーが就寝する等の、パフォーマンスを行なう必要がない場合であるとして、正時であっても、メロディ演奏等の音を発するパフォーマンスは停止していた。また、音を発するパフォーマンスの停止に伴い、発光体の発光によるパフォーマンスも停止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、時計の周囲の光量が多く明るい場合には、その外光の影響により発光体の発光が認識されにくく、発光によりユーザーの注意を引くという視覚効果を十分に得ることはできない場合があった。
【0005】
また、発光によるパフォーマンスは、周囲が暗い場合において効果的である。しかし、暗くなった場合に、音を発するパフォーマンスと発光パフォーマンスの両方を停止していたのでは、発光パフォーマンスによる視覚効果を十分に発揮することはできない。
【0006】
したがって、本発明においては、周囲が明るい場合にも暗い場合にも高い視覚効果を得ることが可能な時計を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的を達成するために、本発明に係る時計は、計時手段と、当該計時手段に設置され、指令信号を受けて発光する発光手段と、前記計時手段の周囲の明るさを検出して当該明るさに応じた出力信号を出力する光量検出手段と、前記計時手段において、所定の回転軸まわりに回転自在に設置され、前記計時手段の周囲の光を反射し、指令信号を受けて回転する反射手段と、少なくとも前記計時手段によって得られる時刻に連動して、前記光量検出手段からの出力信号に基づいて、前記計時手段の周囲が明るいと判断した場合には、前記反射手段を回転させる前記指令信号を前記反射手段に出力し、周囲が暗いと判断した場合には、前記発光手段を発光させる前記指令信号を前記発光手段に出力する制御手段とを有する。
【0008】
本発明においては、時刻を計時する計時手段に設置される発光手段が、制御手段からの指令信号を受けて発光する。
また、明るさに応じた出力信号を出力する光量検出手段によって、計時手段の周囲の明るさが検出される。
計時手段には、その周囲の光を反射する反射手段が、計時手段における所定の回転軸まわりに回転可能なように設置される。この反射手段は、制御手段からの指令信号を受けて回転する。
【0009】
制御手段は、光量検出手段からの出力信号に基づいて、周囲が明るいか暗いかを判断する。制御手段は、毎正時等の、計時手段によって得られる時刻に連動して、明るい場合には、発光手段は発光させずに、反射手段を回転させる指令信号を反射手段に出力し、一方、暗い場合には、発光手段を発光させる指令信号を発光体に出力する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら述べる。なお、以下では、一例として、本発明に係る時計が、標準電波を受信することにより時刻情報を入手し、かつ、この標準電波に含まれるカレンダー情報に基づいて、発光パターンを含むパフォーマンスのパターンを変化させる機能も有する場合について述べる。
【0011】
第1実施形態
まず、本発明の第1実施形態について、全体的な概略構成から述べる。
【0012】
〔回路構成〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るからくり時計の制御系の概略構成図である。
図1に示す制御系は、標準電波受信系11と、モニタースイッチ12と、発振回路13と、制御回路14と、バッファ回路17と、モード切替スイッチ19と、メロディメモリ21と、CdSセンサ23と、音源回路25と、スピーカーSPと、ステッピングモータ121,131と,反射板用モータMとを有する。
【0013】
また、図1に示す制御系には、図中に示すように、12個のLED(Light Emitting Diode)も含まれる。詳しくは後ほど述べるが、LED1sp,LED2sp,LED3spが、季節が春のときの発光パフォーマンスに用いられる春用LEDであり、同様に、LED1su,LED2su,LED3suが夏用LEDであり、LED1au,LED2au,LED3auが秋用LEDであり、LED1wi,LED2wi,LED3wiが冬用LEDである。
これら12個のLEDは、本発明における発光手段の一実施態様を構成する。
【0014】
標準電波受信系11は、例えば受信アンテナ11aと、送信所から送信されたタイムコードを含む標準電波を受信し、所定の処理を行いパルス信号S11として制御回路14に出力する長波受信回路11bとから構成される。
この長波受信回路11bは、例えばRFアンプ、検波回路、整流回路、および積分回路とから構成される。
この標準電波受信系11により、制御回路14は、年、月、日等のカレンダー情報と、標準時刻を入手することができる。その入手方法については後述する。
【0015】
発振回路13は、水晶発振器CRY、キャパシタC,C、および抵抗Rにより構成され、所定周波数の基本クロックを制御回路14に供給する。
また、制御回路14は、この基本クロックを用いてカウントされる、図示しない内部時計を有している。
【0016】
ステッピングモータ121,131は指針を駆動するムーブメントに収容されており、それぞれバッファ回路17を介して制御回路14に接続されている。
本実施形態においては、ステッピングモータ121が秒針を駆動し、ステッピングモータ131が時針および分針を駆動する2モータ3針構成になっている。制御回路14は、通常の運針時には、発振回路13から供給される基本クロックに基づいてステッピングモータ121,131を駆動し、時刻修正等の指針位置修正時には、制御信号CTL,CTLを出力してステッピングモータ121,131をそれぞれ早送り駆動することにより指針位置を修正する。
【0017】
反射板用モータMは、制御回路14からの指令を受けた場合に、後述する反射板を回転させるためのモータである。
ステッピングモータ121,131は、本発明における計時手段に相当する時計本体部50の構成要素の一部である。
【0018】
メロディメモリ21は、からくり動作時に演奏する電子メロディのデータを収容するためのメモリである。
メロディメモリ21には、春・夏・秋・冬の各季節用のメロディがそれぞれ4曲ずつ、計16曲収容されており、その他にも、たとえば正月(1月1日)や子供の日(5月5日)等の特定日に演奏されるメロディが数曲分収容されている。
【0019】
各メロディデータには、演奏用のデータの他に、発光させるLEDを指定し、その発光タイミングを制御するための同期信号CTも含まれている。この同期信号CTは、たとえば、各メロディの所定の音の立ち上がりに同調するようにすればよい。
【0020】
音源回路25としてはたとえばPCM(Pulse Code Modulation)音源が用いられる。音源回路25は、制御回路14によりメロディメモリ21に記憶されている演奏用データPLDが供給されると、その演奏用データPLDに基づいて、発音すべき曲のメロディ信号MSを発生させる。
音源回路25は、このメロディ信号MSを、スピーカーSPを用いて実際に演奏する。
【0021】
LEDは、前述のように、春用LED1sp,LED2sp,LED3spと、夏用LED1su,LED2su,LED3su、秋用LED1au,LED2au,LED3au、および冬用LED1wi,LED2wi,LED3wiの4つのグループに分けられている。
各LEDのアノードはグループごとに配線L1〜L4にそれぞれまとめて接続される。一方、配線C1〜C3のそれぞれに、各グループから1つずつ選択されたLEDのカソードが接続される。
即ち、図1に図解のように、たとえば春用LED1sp,LED2sp,LED3spの各アノードは配線L1に接続される。また、たとえば春用LED1sp,夏用LED1su,秋用LED1au,冬用LED1wiの各カソードが、配線C1にまとめて接続される。
【0022】
制御回路14は、配線L1〜L4および配線C1〜C3を適宜スイッチングし、図示しない電源から各LEDへ電力を供給することによって、LEDの発光を制御する。上記のような構成においては、制御回路14は、1つのLEDのグループにおいては、3つのLEDの発光を任意に制御することが可能である。
また、2つ以上のグループ内のLEDを同時に発光させることももちろん可能である。ただし、図1に示す回路構成においては、12個のLEDの発光の組合せを全て任意に制御することはできない。
制御回路14は、メロディデータが供給された場合に、選択されたLEDのグループの3個のLEDを適宜用いて、メロディデータに含まれている同期信号CTに基づいた発光パターンを実現する。
【0023】
ユーザーは、モード切替スイッチ19を操作することにより、パフォーマンスのモードを切替えることができる。
たとえば、モード切替スイッチ19が位置SW1にあるときには、四季連動パフォーマンスモードとなる。四季連動パフォーマンスモードにおいては、制御回路14がカレンダー情報に基づいて季節を判別し、季節に応じたメロディデータを、メロディメモリ21から選択する。そして、制御回路14は、少なくともたとえば毎正時ごとのように、計時時刻に連動させて、選択したメロディデータに基づいたパフォーマンスを実行する。
【0024】
選択されるパフォーマンスは、毎正時ごとにサイクリックに変化する。たとえば、春に実行される4種類のパフォーマンスを春パフォーマンス1〜4とすると、制御回路14は、正時になったことを内部時計によって判断し、パフォーマンスを、毎正時ごとにたとえば春パフォーマンス1、春パフォーマンス2、春パフォーマンス3、春パフォーマンス4、春パフォーマンス1、・・・のように、順番に自動的に選択する。
【0025】
また、四季連動パフォーマンスモードにおいては、カレンダー情報に基づいて入手した日付が予め規定した特定日であった場合には、演奏するメロディは毎正時常に同じとなる。特定日の場合には、制御回路14は、上記のようにパフォーマンスをサイクリックに選択する代わりに、特定日ごとに予め1つずつ規定しているメロディを常に選択する。
特定日の特定日メロディに対応する発光パターンは、各季節用のメロディに対応した発光パターンとは異なり、好適には4つ全てのグループのLEDを用いて構成される。
【0026】
モード切替スイッチ19が位置SW2にあるときには、サイクリックパフォーマンスモードとなる。サイクリックパフォーマンスモードにおいては、制御回路14はカレンダー情報を入手せず、季節に応じて用意されている全16種類のメロディを、季節に無関係に、毎正時ごとにサイクリックに選択する。
【0027】
春の場合と同様に、各季節に対応するパフォーマンスをそれぞれ夏パフォーマンス1〜4(以下、季節ごとにP1〜4と略記する。)、秋P1〜4、冬P1〜4とする。詳細には、サイクリックパフォーマンスモード時には、選択されるパフォーマンスが、たとえば春P1、夏P1、秋P1、冬P1、春P2、夏P2、秋P2、冬P2、春P3、夏P3、秋P3、冬P3、春P4、夏P4、秋P4、冬P4、春P1、・・・のような順番で、正時ごとに自動的に変化する。
なお、本実施形態においては、たとえば、3〜5月を春、6〜8月を夏、9〜11月を秋、12、1、2月を冬とする。
【0028】
モード切替スイッチ19が位置SW3にあるときには、正時ごとのパフォーマンスによる報時を行なわないOFFモードとなる。ただし、OFFモードにおいても、後述するモニタースイッチ12からの入力があった場合には、前述したサイクリックパフォーマンスモードの内容でパフォーマンスが選択される。即ち、OFFモード時にモニタースイッチ12が入る度に、選択されるパフォーマンスが、上記の16種類のあいだでサイクリックに切替わる。
【0029】
CdSセンサ23は、本発明における光量検出手段の一実施態様に相当し、本発明に係るからくり時計の周囲の明るさを検出する。
CdSセンサ23は、硫化カドミウムを用いたインピーダンス変化型の光センサであり、光量が多く明るいほど抵抗値が下がる。したがって、一例として、CdSセンサ23を流れる電流の大きさをCdSセンサ23の出力信号とすれば、光量が多い場合には出力値が大きくなり、光量が少ない場合には出力値は小さくなる。制御回路14はCdSセンサ23からの出力信号を入手し、たとえば、出力信号の値が所定のしきい値よりも大きい場合には周囲が明るいと判断し、しきい値以下の場合には暗いと判断する。
【0030】
本第1実施形態においては、制御回路14は、周囲が明るいと判断した場合には、正時ごとに、モード切替スイッチ19により選択されているパフォーマンスのモードに対応して選択されたメロディを演奏させる。
また、制御回路14は、メロディの演奏中、反射板用モータMに回転指令信号を出力し、反射板を回転させる。
ただし、制御回路14は、明るい場合にはLEDは点灯させない。
【0031】
制御回路14は、周囲が暗いと判断した場合には、正時ごとに、モード切替スイッチ19により選択されているパフォーマンスのモードに対応して選択されたメロディのメロディデータを入手する。入手したメロディデータに含まれる同期信号CTに基づいて、制御回路14は、演奏するメロディの季節に対応するLEDを予め規定されたタイミングと順番で発光させるパフォーマンスを実行する。
ただし、周囲が暗い場合には、メロディの演奏は行なわれない。
また、本第1実施形態においては、周囲が暗い場合には、制御回路14は反射板用モータMに指令信号を出力せず、反射板を停止したままにする。
【0032】
モニタースイッチ12は、時刻に関係なく、選択しているパフォーマンスのモードの内容をモニターするためのスイッチである。
モニタースイッチ12を押すと、モード切替スイッチ19により選択されているパフォーマンスのモードに対応したパフォーマンスが、周囲の明るさに応じて実行される。即ち、四季連動パフォーマンスモードにおいては、周囲が明るい場合には、制御回路14が入手している月と時刻の情報に基づいて選択されるメロディが演奏されると共に反射板が回転される。周囲が暗い場合には、選択されたメロディに対応するグループのLEDが、そのメロディに対応する発光パターンによって発光する。
四季連動パフォーマンスモードにおいては、選択されるメロディの種類は報時時刻から次の報時時刻までの間は同じであるため、その間にモニタースイッチ12を何度押しても、演奏されるメロディ、または実行される発光パターンの種類は変化しない。
【0033】
サイクリックパフォーマンスモードの場合には、周囲が明るい場合には、モニタースイッチ12を押すたびに、演奏されるメロディの種類が、たとえば前述のような順番でサイクリックに変化する。
モニタースイッチ12を押すたびに、演奏されるメロディの種類がサイクリックに変化するため、周囲が暗い場合にも、メロディは演奏されないが、選択されたメロディの種類に応じてLEDの発光パターンがサイクリックに変化する。
【0034】
〔時計本体部〕
以下、本実施形態に係るからくり時計の時計本体部の構成について述べる。
図2は本実施形態に係るからくり時計5の構成を述べるための図であり、図2(a)がからくり時計5の正面図を、図2(b)が図2(a)における断面I−Iから見た断面図を、それぞれ示している。ただし、説明のために、図2(b)においては一部の構成要素の位置を図2(a)とは異ならせて描いている。
また、図3は、図2に示すからくり時計5の主要部の分解図である。
【0035】
図2および図3に示すように、からくり時計5は、裏蓋52と、中板54と、反射板56と、文字板支持板60と、前板62を、この順で重ねて設置した時計本体部50を有する。
時計本体部50は、本発明における計時手段の一実施態様に相当し、反射板56は、本発明における反射手段の一実施態様に相当する。
リング状の反射板56は、中板54と文字板支持板60との間で回転自在に設置されている。この反射板56を挟み込んだ中板54と文字板支持板60とを、裏蓋52と前板62とでさらに挟み込むことにより、時計本体部50は構成されている。
【0036】
中板54には、反射板用モータMが、裏蓋52と中板54との間に位置するように設置される。
また、中板54には、上述した制御回路14等の各種回路を含む回路基板10も設置される。
【0037】
反射板56は、内歯歯車となっている回転駆動板55と一体的に構成されている。回転駆動板55は、その内周側において、複数の支持ローラー78によって支持されている。
反射板用モータMの回転軸には歯車75が設けられており、この歯車に噛合する歯車76は、回転駆動板55の内歯に噛合している。制御回路14は、前述のように、からくり時計5の周囲が明るい場合には、毎正時等のからくり動作時に反射板用モータMに指令信号を出力し、反射板56を所定の回転数で回転させる。
【0038】
文字板支持板60には、その裏側、即ち裏蓋52側にムーブメント70が設置される。ムーブメント70は、図示はしないが周知の中心止めねじによって文字板支持板60に固定される。
文字板支持板60の表側の中心部に形成されている凹部60aに、文字板74が嵌め込まれ、その状態からさらに、ムーブメント70の、文字板支持板60の表側から文字板支持板60を貫通した指針軸に、時針72、分針73、秒針71の3つの指針が取付けられる。
【0039】
ムーブメント70には、前述した秒針用ステッピングモータ121および時分針用ステッピングモータ131と、これらの回転駆動力を指針に伝達するための歯車等の駆動機構が収容されている。ステッピングモータ121,131が回路基板10の制御回路14からの制御指令を受けて駆動されることによって、前述のように指針の駆動および位置修正が行なわれる。
【0040】
また、図2に示すように、文字板支持板60にはCdSセンサ23も設置される。CdSセンサ23は、図示しない配線によって、回路基板10の制御回路14に接続される。
文字板支持板60の表側から設置される前板62の前面にガラス等の保護板を取付けることによって、指針やCdSセンサ23が保護される。
【0041】
また、前述の12個のLED1〜3sp,1〜3su,1〜3au,1〜3wiを、配線板81に設置配線したことにより構成される発光部58が、反射板56と文字板支持板60との間の空間に配置される。
LED1〜3spとしてはたとえば波長518nmの青緑色のLEDが用いられ、これらはそれぞれ文字板74における12,4,8時の位置に配置される。
LED1〜3suとしてはたとえば波長465nmの青色のLEDが用いられ、これらはそれぞれ文字板74における1,5,9時の位置に配置される。
LED1〜3auとしてはたとえば波長590nmの黄色のLEDが用いられ、これらはそれぞれ文字板74における2,6,10時の位置に配置される。
LED1〜3wiとしてはたとえば波長660nmの橙色のLEDが用いられ、これらはそれぞれ文字板74における3,7,11時の位置に配置される。
【0042】
〔導光構造〕
図4は、図2(b)の、12時位置に配置されたLED1spを中心とした一部の拡大図である。
図3および図4に示すように、文字板支持板60は、その中心部に文字板支持部60Bを有しており、文字板支持部60Bの外側に、導光部60Lをさらに有する。
本実施形態においては、導光部60Lと、それよりも高さの高い文字板支持部60Bとを、たとえば透明なアクリル樹脂等の材料により一体的に形成している。したがって、文字板支持板60は、断面から見ると全体として凸形状になっている。
【0043】
この凸部に相当する文字板支持部60Bの表側には、文字板74を嵌込むための凹部60aが形成されている。
また、文字板支持部60Bの裏側にも同様に凹部が形成されている。したがって、断面から見ると導光部60Lはリング状になっており、このリング状導光部60Lの内周側、即ち文字板支持部60Bの裏側に形成された凹状空間60SPに、発光部58が配置される。
【0044】
図4に示すように、配線板81をねじ85により文字板支持部60Bにねじ止めすることによって、発光部58が文字板支持板60に装着される。
発光部58の各LEDは、文字板支持板60の外周側に向かって発光するように配置される。
【0045】
文字板支持部60Bの凹部60aには文字板74が嵌込まれており、この文字板74は、時計本体部50のムーブメント等の内部機構が見えないようにするために、通常不透明である。したがって、LEDからの光を文字板74側から直接認識することはできない。
以下では、LEDからの光を文字板74側から間接的に認識可能とするための導光構造について、LEDとして春用LED1spを例に挙げて述べる。
【0046】
図5は、文字板支持板60の導光構造について述べるための図である。図5(a)が文字板支持板60の部分斜視図であり、図5(b)が導光部60Lを表側から見た部分平面図であり、図5(c)が文字板支持板60と反射板56とLED1spとの関係を示す要部の断面図である。ただし、図5(c)における各要素は模式的に描いているために、図4に示す形状とは異なっている部分も存在する。
【0047】
前述のように、LED1spは、図5(a)に示す文字板支持部60Bの裏側に形成されている空間60SPに配置される。LED1spから出射された光は、図5(b)の矢印DLによって示すように、LED1spの光の出射側に配置されている導光部60Lの内周側から外周側に向かって進行する。また、リング状の導光部60Lは、その厚さ方向が、LED1spからの出射光の光軸方向に直交するように配置される。導光部60Lの表側の表面60S、即ち被視認面には、図5(a),(b)に示すように、表側から見て菱形部LDを組合わせた形状になるような凸部60Lcが形成されている。
各菱形部LDの各辺が、各凸部60Lcによって構成される。また、4つの凸部60Lcによって囲まれる部分が、図5(b)に示す菱形部LD内の小菱形部SDになる。
本実施形態においては、各凸部60Lcは光透過性である。たとえば、各凸部60Lcは、透明なアクリル樹脂を用いて射出成形することにより、導光部60Lと一体的に形成する。
【0048】
側面から見た場合に、LED1spの発光の中心LCと、導光部60Lの板厚方向の中心TCの高さがほぼ同じであると、LED1spから出射される光の大部分が、導光部60L内を通過して導光部60Lの端部へ到達する。したがって、この場合に導光部60Lの表側からLED1spの光を認識することはほとんどできない。
【0049】
本実施形態においては、凸部60Lcを利用してLED1spからの出射光を表側に反射させるために、導光部60Lの板厚方向の中心TCよりもLED1spの発光の中心LCが表側に位置するように、LED1spを配置している。
これにより、より多くの、かつ高強度の光を、空気と各凸部60Lcとの屈折率の違いにより反射させて、導光部60Lの被視認面側に導くことが可能になる。そのために、各凸部60Lcの形状は、図5(c)に示すように、LED1spからの光を、導光部60Lの半径方向に対して垂直に、即ち導光部60Lの板厚方向に沿って、被視認面側に向けて反射可能な形状になっている。
【0050】
図6は、反射板56の導光構造について述べるための図である。図6(a)が反射板56の部分斜視図であり、図6(b)が反射板56を表側から見た部分平面図であり、図6(c)が文字板支持板60と反射板56とLED1spとの関係を示す要部の断面図である。ただし、図6(c)においても、図5(c)の場合と同様に、各要素は模式的に描いているために、図4に示す形状とは異なっている部分も存在する。
【0051】
図6(a),(b)に示すように、反射板56の表側の表面56S、即ちLED1spからの光の入射面には、半径方向に、半径方向に直交する断面が逆三角形状の複数の溝56Gが形成されている。また、この溝56Gを遮るように、複数の逆三角形状の反射面90がさらに設けられている。
LED1spは、リング状の反射板56の内周部側から半径方向外側に向かって発光する。
【0052】
図6(c)に示すように、反射板56は、導光部60Lの裏側に、所定距離をおいて対向するように配置される。
また、LED1spは、導光部60Lの板厚方向の中心TCよりもLED1spの発光の中心LCが表側に位置するように配置されている。したがって、LED1spの発光の中心LCは、反射板56の表面56Sよりも表側に位置する。このため、LED1spが半径方向外側に向かって発光する場合にも、LED1spからの光を、ある程度効率的に表面56Sに照射させることができる。
【0053】
反射面90は、図6(c)に示すように、LED1spからの照射光を、反射板56の半径方向に対して垂直に、即ち反射板56の板厚方向に沿って、導光部60Lの被視認面側に向けて反射可能な形状に形成される。
このような反射面90および溝56Gを有する反射板56は、たとえば、プラスチック等の樹脂材料を射出成形することにより形成する。
また、溝56Gおよび反射面90が形成されている表面56Sには、好適には銀パール蒸着塗装を施す。銀パール蒸着塗装とは、銀にパール(真珠色)の微粒塗料を混入させて、蒸着により塗装したものである。
【0054】
導光部60Lの被視認面に、菱形部LDを構成する凸部60Lcが形成されているために、各凸部60Lcと外界の媒質との屈折率の違いにより導光部60Lにおいて光が反射する場合には、その反射方向は様々な方向に変化する。
したがって、からくり時計5の周囲が明るい場合に、導光部60Lの被視認面に入射する外光の一部は乱反射する。
【0055】
導光部60Lを透過して反射板56に入射した外光は、銀パール蒸着塗装が施されている表面56S、または、反射面90によって反射され、再び導光部60Lの被視認面側に出射する。
この場合にも、入射した光は乱反射され、様々な方向において反射した後に出射した光がユーザーに認識される。
【0056】
したがって、導光部60Lの被視認面においては光線状態が変化しており、文字板支持板60の他の部分とは異なった反射状態がユーザーに認識されることになる。
反射板56を回転させると、それに応じて反射板56の表面56Sにおける反射状態も変化するため、導光部60Lおよび反射板56による外光の変化に起因する視覚効果はさらに向上する。
このように、本実施形態に係る導光構造においては、LEDを発光させない場合においても、高い視認効果を得ることができる。
【0057】
高い視認効果は、外光ではなく、LEDからの出射光を用いた場合にも同様に得ることができる。LED1spからの光は、その大部分が、光透過性の導光部60Lを通過して反射板56の表面56Sに到達する。表面56Sに入射した光は、表面56Sおよび反射面90によって反射され、ふたたび導光部60Lを通過して導光部60Lの表側に出射する。
このとき、本実施形態においては、表面56Sには反射面90が設けられているため、多くの光を反射板56の半径方向に垂直な方向で、表側に反射することができる。
また、反射面90による反射以外にも、銀パール塗装のパールの微粒子によって入射光が乱反射する効果により、反射板56の半径方向に垂直な方向で表側に導かれる光が多くなる。
【0058】
このように、本実施形態においては、導光部60Lと反射板56の形状と、それらとLED1spとの位置関係、また、これらの相乗効果により、LED1spを直接視認できない場合にも、LED1spからの光を確実に視認することができる。
また、この構造を利用することによって、LEDの配置の自由度が増し、時計本体部50のデザインの自由度を向上させることができる。
さらに、ユーザーには、反射板56の回転や、反射板56の表側に形成された反射面90、ならびに凸部60Lcにより変化した光が認識されるため、発光によって得られるパフォーマンス効果が非常に高い。
【0059】
なお、LED1spの輝度が高く、図5(c)および図6(b)に示すように光の出射角度θが大きいほど、LED1spからの光を視認し易くなることは言うまでもない。
本実施形態においては、一例として、春用LED1〜3spの出射角度θは30°、輝度は4500mcdであり、夏用LED1〜3suの出射角度θは30°、輝度は1400mcdであり、秋用LED1〜3auの出射角度θは34°、輝度は1300mcdであり、冬用LED1〜3wiの出射角度θは50°、輝度は2500mcdである。
【0060】
また、LED1spの発光の中心LCと、導光部60Lの板厚方向の中心TCとの距離は、短すぎても長すぎても、表面60Sおよび表面56Sに入射する光が減少する。好適には、導光部60Lの板厚方向の中心TCとの距離は、表面60Sおよび表面56Sに入射する光が最も多くなるように規定する。
菱形部LDおよび反射面90の密度についても、入射光が最も効率的に視認されるように規定する。
【0061】
〔カレンダー情報入手方法〕
以下では、四季連動パフォーマンスモード時に必要とされるカレンダー情報の入手方法について述べる。
なお、本実施形態においては標準電波を受信することによりカレンダー情報を入手する形態について述べるが、図示しないカレンダー情報メモリ、または制御回路14に所定年数分のカレンダー情報を収容しておき、そこから、制御回路14の内部時計のカウントに応じてカレンダー情報を取り出すような構成にしてもよい。
【0062】
標準電波によってカレンダー情報および標準時刻を入手する場合には、図7(a)に示すような形態の、日本標準時(JST)を高精度で伝える長波の標準電波(JJY)を用いる。
具体的には、JJYのタイムコードは「1」信号、「0」信号、「P」信号の3種類の信号パターンから構成され、それぞれの信号パターンは、1秒(s)中の100%振幅期間幅によって区別されている。つまり、「1」信号を表わす場合には1秒(s)の間に500ms(0.5s)だけ所定の周波数の信号が送信され、「0」信号を表わす場合には1秒(s)の間に800ms(0.8s)だけ所定の周波数の信号が送信され、「P」信号を表わす場合には1秒(s)の間に200ms(0.2s)だけ所定の周波数の信号が送信されてくる。
そして、受信状態が良好な場合には、標準電波受信系11からは図7(b)に示すように、標準電波の波形に応じたパルス信号として信号S11が、長波受信回路11bから制御回路14に出力される。
【0063】
なお、日本の標準電波JJYは、2002年6月30日現在、独立行政法人通信総合研究所(CRL)のもとで運用されている。標準電波の周波数としては、これまで40kHzのものが使用されてきたが、2001年10月1日からは、60kHzの標準電波を送信する送信所も開局されている。
また、図7(b)に示す、変調波であるパルス信号の振幅は最大100%、最小10%である。
【0064】
次に、長波標準電波の送信データについて説明する。
図8は、標準電波信号のタイムコードの一例である。
図8に示す通り、タイムコードは1分1周期(1フレーム)としてこれを60分割し、1秒間ごとに1ビットの情報を割り当てて送信している。
【0065】
タイムコードが送信する情報は時、分、1月1日からの通算日、年(西暦下2桁)、曜日、うるう秒情報、時と分に対応するパリティ、予備ビット、停波予告情報であり、このうち時、分、1月1日からの通算日、年(西暦下2桁)、曜日に関しては2進数(BCD(Binary Coded Decimal Notation:2進化10進法)正論理)として表わし送信する。従って、時には24時間制JSTの時を表わすために6ビット、分には7ビット、通算日には10ビット、年には8ビット、曜日には3ビット必要となる。
なお、秒信号については、秒は電波のパルス信号の立ち上がりとし、パルスの立ち上がりの55%値(10%値と100%値の中央)が標準時の1秒信号に同期する。
【0066】
P信号は1フレームに7回送信され、正分(0秒)に対応するものがマーカーMと呼ばれ、9秒、19秒、29秒、39秒、49秒に対応するものがそれぞれポジションマーカーP1〜P5と呼ばれる。
なお、もう1つのポジションマーカーP0は、通常(非うるう秒時)は59秒の立ち上がりに対応する。このP信号が続けて現れるのは1フレーム中1回で59秒、0秒の時、つまりポジションマーカーP0、マーカーMと続くときだけで、この続けて現れる位置が正分位置となる。つまり分・時データ等の時刻データはこの正分位置を基準としてフレーム中の位置が決まっているため、この正分位置の検出を正確に行なわないと時刻データを取り出すことはできない。
【0067】
ただし、標準電波のフレームのフォーマットは毎分同じわけではなく、図8に示すように、毎時15分および45分時のフォーマットと、それ以外の分の時刻のフォーマットは異なっている。SU1、SU2と名付けられた予備ビットと、LS1、LS2と名付けられたうるう秒情報は図8(a)に示す15分、45分以外のフォーマットのみに含まれ、図8(b)に示すように、呼び出し符号と停波情報が、年情報と曜日情報の代わりに15分、45分のフォーマットにのみ現れる。
【0068】
このように、タイムコードを含む標準電波を、たとえば所定の時刻や、CdSセンサ23によって外部が暗くなったと判断された時に受信し、そこから得られるパルス信号をデコードすることにより、月、日、曜日等のカレンダー情報や、標準時刻を入手することができる。
制御回路14は、積算日に基づいて、月、日を判断し、季節と特定日の情報を入手する。
また、標準電波受信時に取得されたカレンダー情報は、図示しないRAM(Random Access Memory)等の記憶手段によって実現されるワーキングエリアに収容しておき、カレンダー情報取得ごとに上書きしていくことが、制御回路14の処理の都合上好ましい。
なお、入手した標準時刻への指針位置の修正方法およびその機構については種種提案されている周知技術を用いればよいため、ここでの記載は省略する。
【0069】
〔パフォーマンス実行処理〕
以下に、カレンダー情報を用いた、四季連動パフォーマンスモード時の処理について述べる。
図9は、本発明の第1実施形態における四季連動パフォーマンスの実行処理の流れを示すフローチャートの一例である。
なお、以下の処理は、特に断りがない限り、制御回路14により実行される。また、メロディ演奏やLED発光等のパフォーマンスが実行されている場合には、モニタースイッチ12が押されることや報時時刻になっても、割込みは実行されないものとする。
からくり時計5が時刻を表示している場合には、制御回路14は、所定のサンプリング間隔ごとに図示しないRAMにアクセスし、そこに収容されているカレンダー情報を入手する(ステップST1)。
【0070】
入手したカレンダー情報に基づいて、パフォーマンスに用いるメロディと、そのメロディに対応するLEDのグループを選択する(ステップST2)。
選択されたLEDのグループの発光パターンは、選択したメロディのメロディデータ中の同期信号CTによって制御されるため、メロディと、LEDのグループが選択されれば、実行するパフォーマンスは実質的に選択されたことになる。
カレンダー情報に基づいた、季節に応じたメロディの選択方法については、図10を参照して後述する。
【0071】
パフォーマンスが選択された状態で、制御回路14は、CdSセンサ23からの出力を入手する(ステップST3)。
CdSセンサ23からの出力信号としては、たとえば、CdSセンサ23を流れる電流値を用いる。
この電流値をCdSセンサ23からの出力信号として用いた場合には、制御回路14は、入手した電流の値が所定のしきい値以下かどうかを判断する(ステップST4)。
制御回路14は、入手した値がしきい値以下であった場合には、からくり時計5の周囲が暗いと判断し、しきい値よりも大きかった場合には、明るいと判断する。
【0072】
電流値がしきい値よりも大きく明るいと判断された場合には、まず、モニタースイッチ12からの入力があるかどうかを判断する(ステップST5)。
ステップST5において、モニタースイッチ12からの入力がない、即ちモニタースイッチ12が押されていない場合には、制御回路14は、内部時計の時刻を参照して、パフォーマンスを実行すべき時、たとえば正時であるかどうかを判断する(ステップST6)。
ステップST6において正時ではなかった場合には、ステップST1に戻り、再びカレンダー情報を入手した後に、明るさの判定を行なう。
【0073】
ステップST6において正時であった場合、またはステップST5においてモニタースイッチ12からの入力があった場合には、制御回路14は、ステップST2において選択したメロディを演奏させると共に、反射板用モータMに指令信号を出力し、反射板56を回転させる(ステップST7)。
ただし、ステップST7においては、制御回路14は、メロディが選択されたことによって選択されたグループのLEDに、それらを発光させる指令信号は出力しない。
【0074】
ステップST7においてパフォーマンスが実行された場合には、制御回路14は、メロディデータに基づいて、メロディの終了時点においてメロディ演奏を終了させる。メロディ演奏終了に伴い、制御回路14は反射板用モータMへの指令信号の出力を停止し、反射板56の回転を終了させ、待機状態になってからまたステップST1の処理に戻る(ステップST8)。
【0075】
ステップST4において電流値がしきい値以下であり、暗いと判断した場合にも、ステップST5の場合と同様に、制御回路14はまずモニタースイッチ12からの入力があるかどうかを判断する(ステップST9)。
モニタースイッチ12が押されていない場合には、内部時計の時刻を参照して、正時であるかどうかを判断する(ステップST10)。
ステップST10において正時ではなかった場合には、ステップST1に戻り、再びカレンダー情報を入手した後に、明るさの判定を行なう。
【0076】
ステップST10において正時であった場合、またはステップST9においてモニタースイッチ12からの入力があった場合には、ステップST2において選択したメロディの同期信号CTのみを用いて、制御回路14は、対応するLEDを発光させる指令信号を各LEDに出力する(ステップST11)。
ただし、本第1実施形態においては、ステップST11においてメロディは演奏せず、反射板56も回転させない。
【0077】
メロディデータが終了した時点において、同期信号CTが制御回路14に出力されなくなるため、ステップST11における発光パフォーマンスも終了する(ステップST12)。
発光パフォーマンスが終了すると、待機状態に戻り、制御回路14は再びステップST1以下の処理を繰り返す。
【0078】
図9におけるステップST2の、制御回路14によるパフォーマンス選択の処理は、たとえば図10に示すフローチャートに従って実行される。
まず、入手したカレンダー情報から、現在日が、予め規定してある特定日かどうかを判断する(ステップST21)。
どの月・日が特定日であるかは図示しないROM(Read−Only Memory)に記憶させておき、制御回路14は、入手したカレンダー情報と、ROMに記憶してある特定日の月日とを比較することにより上記の判断を行なう。
特定日であった場合には、その特定日に応じた特定のメロディをメロディメモリ21から選択して呼び出す(ステップST22)。
この場合にも、選択したメロディに応じて、暗い場合に発光させるLEDは予め規定されている。ただし、特定日メロディの場合には、発光に用いられるLEDのグループは1つとは限らない。
【0079】
ステップST21において特定日ではないと判断した場合には、カレンダー情報に基づいた月の情報により、春かどうかを判断する(ステップST23)。
もし春であった場合には、内部時計による時間情報と照らし合わせて、春メロディ1〜4の中から、時間に応じたメロディを選択する。同時に、周囲が暗い場合には発光させるLEDとして、LED1〜3spを選択する(ステップST24)。
【0080】
ステップST23において春ではないと判断した場合には、夏かどうかを判断する(ステップST25)。
もし夏であった場合には、内部時計による時間情報と照らし合わせて、夏メロディ1〜4の中から、時間に応じたメロディを選択する。同時に、周囲が暗い場合には発光させるLEDとして、LED1〜3suを選択する(ステップST26)。
【0081】
ステップST25において夏ではないと判断した場合には、秋かどうかを判断する(ステップST27)。
もし秋であった場合には、内部時計による時間情報と照らし合わせて、秋メロディ1〜4の中から、時間に応じたメロディを選択する。同時に、周囲が暗い場合には発光させるLEDとして、LED1〜3auを選択する(ステップST28)。
【0082】
ステップST27において秋ではないと判断された場合には、季節は自動的に冬であると判断されるため、季節の判定は行なわず、内部時計による時間情報と照らし合わせて、冬メロディ1〜4の中から、時間に応じたメロディを選択する。同時に、周囲が暗い場合には発光させるLEDとして、LED1〜3wiを選択する(ステップST29)。
以上の処理により、カレンダー情報に基づいて、季節または特定日を判定し、それらに応じたパフォーマンスを選択することができる。
【0083】
また、図11は、本発明の第1実施形態におけるサイクリックパフォーマンスモードの実行処理の流れを示すフローチャートの一例である。
図11に示す処理も、特に断りがない限り、制御回路14により実行される。図11においても、メロディ演奏やLED発光等のパフォーマンスが実行されている場合には、モニタースイッチ12が押されることや報時時刻になっても、割込みは実行されないものとする。
サイクリックパフォーマンスモードにおいては、季節に関係なく実行するパフォーマンスを変化させる。したがって、制御回路14は、季節を判定することなく、まず、CdSセンサ23からの出力を入手する(ステップST31)。
【0084】
以下のステップST32〜36の処理は、図9におけるステップST4〜8の処理と同じである。
制御回路14は、CdSセンサ23からの出力値がしきい値以下かどうかを判断し(ステップST32)、しきい値よりも大きかった場合にはモニタースイッチ12からの入力があるかどうかを判断し(ステップST33)、モニター入力がなかった場合には、正時かどうかを判断し(ステップST34)、正時でない場合にはステップST31へ戻る。
【0085】
ステップST33においてモニター入力があった場合、またはステップST34において正時になったと判断した場合には、LEDを発光させることなく、選択されているメロディのみを演奏させると共に、反射板用モータMに指令信号を出力し、反射板56を回転させる(ステップST35)。
パフォーマンスを規定するメロディの選択については、サイクリックパフォーマンスモードにおいては前述のようにパフォーマンスに利用されるメロディデータがサイクリックに変化するため、各メロディに番号を与えておき、この番号をカウントする図示しないメロディカウンタの値を所定条件で更新してゆき、このメロディカウンタの値に対応する番号のメロディを選択すればよい。
【0086】
ステップST36においてパフォーマンスが実行された場合には、制御回路14は、メロディデータに基づいて、メロディの終了時点においてメロディ演奏を終了させると共に、反射板56の回転を終了させる(ステップST36)。
メロディ演奏および反射板56の回転によるパフォーマンスが終了した後には、メロディカウンタを更新することによって、次に実行すべきパフォーマンスの情報を更新し、ステップST31に戻る(ステップST37)。
【0087】
ステップST32において電流値がしきい値以下であり、暗いと判断した場合のステップST38〜41の処理も、図9におけるステップST9〜12の処理と同じである。
制御回路14は、モニタースイッチ12からの入力があるかどうかを判断し(ステップST38)、モニター入力がない場合には正時かどうかを判断し(ステップST39)、正時でない場合にはステップST31へ戻る。
【0088】
ステップST39において正時であった場合、またはステップST38においてモニタースイッチ12からの入力があった場合には、選択されているメロディの同期信号CTのみを用いて、対応するLEDを発光させるパフォーマンスのみを行なう(ステップST40)。
メロディデータ終了に伴い発光パフォーマンスが終了すると、次に実行すべきパフォーマンスの情報を更新するために、ステップST37へ進む(ステップST41)。
【0089】
以上のように、本第1実施形態によれば、周囲が明るくLEDの発光を認識しづらい場合にも、反射板56を回転させて導光部60Lの被視認面において外光を変化させることによって、高い視覚効果を得ることができる。また、明るい場合にはLEDが発光しないため、電力消費量が低下する。
周囲が暗い場合には、LEDを発光させることによって、LEDの発光効果を十分に活用することができ、高い視覚効果を得ることができる。また、暗い場合には反射板56を回転させないために駆動音が発生せず、またメロディも演奏しないために、不要にユーザーの注意を引くことがない。
このように、本第1実施形態においては、明るい場合と暗い場合のいずれの場合においても高い視覚効果を得ることができる。また、明るい場合と暗い場合とで異なるイメージのパフォーマンスを、制御回路14の処理内容を変化させるだけで容易に提供することができる。
【0090】
さらに、本第1実施形態においては、季節または特定日に応じて、演奏されるメロディまたはLEDの発光パターンが自動的に変化する。したがって、ユーザーに多様なパフォーマンスを自動的に提供することができ、結果的にユーザーに新鮮味のあるからくり動作を提供することができる。
また、メロディおよびLEDの色を適宜選択することによって、季節感のあるパフォーマンスを容易に提供することもできる。
さらに、本第1実施形態によれば、たとえばデザイン上の要求からLEDを直接視認できない配置にした場合にも、LEDからの光を確実に視認することができ、発光パフォーマンスの効果を向上させることが可能である。
【0091】
第2実施形態
上記の第1実施形態においては、周囲が暗い場合においても、正時ごとにLEDは常に発光していた。本発明の第2実施形態に係る時計は、周囲が暗く、かつ所定の時間帯にはLEDの発光も停止する時計である。
【0092】
第2実施形態においては、第1実施形態において述べたからくり時計5の制御回路14は、からくり時計5の周囲が暗いと判断し、かつ、内部時計によって得られる、たとえば正時等のパフォーマンスを行なう時刻が、あらかじめ規定してあるLED発光禁止時間帯内であった場合には、LEDを発光させる指令信号を出力しない。
パフォーマンスを行なう時刻が、LED発光禁止時間帯ではなかった場合には、第1実施形態の場合と同様に、制御回路14は、LEDを発光せる出力信号を、選択されたLEDに出力する。
それ以外のからくり時計5の全体構成は第1実施形態の場合と同じであるので、ここでは詳細な記述は省略する。
【0093】
図12および図13は、本第2実施形態における四季連動パフォーマンスモードならびにサイクリックパフォーマンスモードにおける制御回路14の実行処理の流れを示すフローチャートの一例である。
図12に示す四季連動パフォーマンスモードのフローチャートにおけるステップST1〜10は、図9に示す第1実施形態の場合の四季連動パフォーマンスモードのフローチャートのステップST1〜10と同じである。したがって、ここでは詳細な記述は省略する。
【0094】
図12のステップST10において正時であると判断した場合には、制御回路14はさらに、その時刻が、たとえば2:00〜5:00a.m.等の、予め定めてあるLED発光禁止時間帯内であるかどうかを判断する(ステップST50)。
LED発光禁止時間帯内であった場合には、発光パフォーマンスは行なわず、待機状態に戻り、再びステップST1以下の処理を繰返す。
【0095】
ステップST50においてLED発光禁止時間帯内ではなかった場合には、ステップST11に進み、ステップST2において選択したメロディに対応するLEDを発光させる。
ステップST12において、選択したメロディデータが終了した時点において発光パフォーマンスも終了すると、ステップST1に戻る。
【0096】
図13に示すサイクリックパフォーマンスモードのフローチャートにおいても、ステップST31〜39は、図11に示す第1実施形態の場合のサイクリックパフォーマンスモードのフローチャートのステップST31〜39と同じである。したがって、ここでは詳細な記述は省略する。
図13のステップST39において正時であると判断した場合には、制御回路14は、図12におけるステップST50の場合と同様に、その時刻が、LED発光禁止時間帯内であるかどうかを判断する(ステップST60)。
LED発光禁止時間帯内であった場合には、発光パフォーマンスは行なわず、待機状態に戻り、再びステップST31以下の処理を繰返す。
ステップST60においてLED発光禁止時間帯内でなかった場合には、図11の場合と同様に、ステップST40において、選択した発光パターンで対応するLEDを発光させ、ステップST41においてLEDの発光パフォーマンスが終了した後には、ステップST37に進んで次に実行すべきパフォーマンスを更新する。
【0097】
本第2実施形態によれば、周囲が暗く、かつ就寝等の理由により、ユーザーが発光パフォーマンスを視認しない可能性が高い時刻においてはLEDを発光させない。したがって、無駄な発光による電力消費を抑制することができる。また、暗い場合における発光パフォーマンスの効果を十分に得ることができると同時に、ユーザーの就寝の妨げとなることもない。
【0098】
変形形態
第1および第2実施形態のからくり時計5は、LEDを発光させるときには、反射板56は回転させていなかった。本発明の変形形態に係るからくり時計は、LEDを発光させる場合に、同時に反射板56も回転させるからくり時計である。
本変形形態においては、制御回路14は、メロディデータに基づいてLEDを発光させている間、反射板用モータMにも同時に指令信号を出力して、反射板56を回転させる。
反射板56を回転させる際の駆動音をなるべく小さくするために、歯車ではなく、プーリとベルト等の、駆動音の小さい駆動手段を用いて反射板56を回転させてもよい。
変形形態に係るからくり時計のその他の全体構成は第1、第2実施形態の場合と同じであるため、詳細な説明は省略する。
【0099】
制御回路14の処理を表わすフローチャートも、図9〜13とほぼ同じであり、単に、ステップST11およびステップST40において、LEDを発光させると同時に反射板56を回転させることが追加されるだけである。したがって、その他の詳細な説明はここでは省略する。
【0100】
LEDによる発光パフォーマンスが行なわれている間に反射板56を回転させると、外光を利用する場合と同様に、LEDからの出射光が、反射板56を回転させない場合よりもさらに変化してユーザーに認識されるため、発光パフォーマンスによる視認効果を、さらに向上させることができる。
【0101】
なお、本発明は上記の実施形態に限定されず、特許請求の範囲内で適宜変更可能である。たとえば、パフォーマンスのグループは四季に応じた4つのグループに限定されず、月ごとに設定してもよい。実施形態において記述したパフォーマンスは、たとえば定時における人形や文字板かざりの動作等の他のからくり動作と同期して行なうことも可能である。
また、アラーム機構を組み込むことにより、ユーザーが指定した任意の時間に、周囲の明るさに応じたパフォーマンスを実行させることも可能である。この場合には、図12および図13に示すフローチャートのステップST50およびステップST60において、入手したアラーム時刻がLED発光禁止時間帯内であった場合にも、制御回路14は、LEDを発光させる指令信号を、選択されたLEDに出力するようにすればよい。
【0102】
さらには、LEDの各グループにおけるLEDの数や色も任意である。LEDは、ユーザーから直接視認可能な場所に設置してもよいことは言うまでもない。LEDの代わりに、電球等の他の発光体を用いることも可能である。さらに、LEDは、光の出射方向が、直接被視認面側を向くように配置してもよい。
時計本体部50の構成要素の形状や材料についても、適宜変更可能である。たとえば、反射板56は金属であってもよい。
また、指針位置を自動修正しない、通常のクォーツ時計または機械時計に本発明を適用することももちろん可能である。
【0103】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、周囲が明るい場合にも暗い場合にも高い視覚効果を得ることが可能な時計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係るからくり時計の制御系の概略構成図である。
【図2】図2は本発明の一実施形態に係るからくり時計の構成を示す図であり、図2(a)が正面図を、図2(b)が図2(a)における断面I−Iから見た断面図を示している。
【図3】図3は、図2に図解したからくり時計の主要部の分解図である。
【図4】図4は、図2(b)の部分拡大図である。
【図5】図5は本発明に係る導光構造を説明するための図であり、図5(a)が文字板支持板の部分斜視図であり、図5(b)が導光部を表側から見た部分平面図であり、図5(c)が文字板支持板と反射板とLEDとの関係を示す要部の断面図である。
【図6】図6は本発明に係る導光構造を説明するための図であり、図6(a)が反射板の部分斜視図であり、図6(b)が反射板を表側から見た部分平面図であり、図6(c)が文字板支持板と反射板とLEDとの関係を示す要部の断面図である。
【図7】図7は、標準電波の信号パターンを示す図であり、図7(a)は標準電波の波形の例を示しており、図7(b)は図7(a)に示す波形に応じたパルス信号を示している。
【図8】図8は標準電波のタイムコードの一例を示す図であり、図8(a)は毎時15分、45分以外のフォーマットを示しており、図8(b)は毎時15分、45分におけるフォーマットを示している。
【図9】図9は、本発明の第1実施形態における四季連動パフォーマンスモード時の、制御回路の処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【図10】図10は、図9に示すフローチャートにおけるパフォーマンス選択処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【図11】図11は、本発明の第1実施形態におけるサイクリックパフォーマンスモード時の、制御回路の処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【図12】図12は、本発明の第2実施形態における四季連動パフォーマンスモード時の、制御回路の処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【図13】図13は、本発明の第2実施形態におけるサイクリックパフォーマンスモード時の、制御回路の処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【符号の説明】
10…回路基板
11…標準電波受信系
12…モニタースイッチ
13…発振回路
14…制御回路
19…モード切替スイッチ
21…メロディメモリ
25…音源回路
SP…スピーカー
17…バッファ回路
50…時計本体部
70…ムーブメント
71…秒針
72…時針
73…分針
121…秒針用ステッピングモータ
131…時分針用ステッピングモータ
M…反射板用モータ
52…裏蓋
54…中板
55…回転駆動板
56…反射板
56G…溝
90…反射面
60…文字板支持板
60B…文字板支持部
60L…導光部
60LC…凸部
74…文字板
75,76…歯車
78…支持ローラー
58…発光部
1sp,2sp,3sp…春用LED
1su,2su,3su…夏用LED
1au,2au,3au…秋用LED
1wi,2wi,3wi…冬用LED

Claims (5)

  1. 計時手段と、
    前記計時手段に設置され、指令信号を受けて発光する発光手段と、
    前記計時手段の周囲の明るさを検出して当該明るさに応じた出力信号を出力する光量検出手段と、
    前記計時手段において、所定の回転軸まわりに回転自在に設置され、前記計時手段の周囲の光を反射し、指令信号を受けて回転する反射手段と、
    少なくとも前記計時手段によって得られる時刻に連動して、前記光量検出手段からの出力信号に基づいて、前記計時手段の周囲が明るいと判断した場合には、前記反射手段を回転させる前記指令信号を前記反射手段に出力し、周囲が暗いと判断した場合には、前記発光手段を発光させる前記指令信号を前記発光手段に出力する制御手段と
    を有する時計。
  2. 指令信号を受けて所定のメロディを発生するメロディ発生手段をさらに有し、前記制御手段は、前記反射手段を回転させる際に、所定のメロディを発生させる前記指令信号を前記メロディ発生手段にさらに出力する
    請求項1に記載の時計。
  3. 前記制御手段は、前記計時手段の周囲が暗いと判断し、かつ、前記計時手段によって得られた所定の時間帯には、前記発光手段を発光させる前記指令信号を前記発光手段に出力しない
    請求項1または2に記載の時計。
  4. 前記発光手段は、前記計時手段において、当該発光手段からの出射光の少なくとも一部が前記反射手段に入射する領域に設置されている
    請求項1〜3のいずれかに記載の時計。
  5. 前記制御手段は、前記発光手段を発光させる際に、前記反射手段を回転させる前記指令信号を前記反射手段にさらに出力する
    請求項4に記載の時計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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