JP2004059290A - 警報装置及びこれを用いた車両搭載型クレーン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アウトリガーの張り出し、収納、ブームの所定位置への復帰操作などを不注意により誤ることが無いように、車両搭載型クレーン装置を操作する者の注意を喚起する。
【解決手段】車両搭載型クレーン装置が警報装置を備え、警報装置は、ブーム11が所定位置に配置されているか否かを検知するブーム検知手段31,32と、アウトリガー20が水平方向に張り出されているか否かを検知するアウトリガー検知手段33,34と、車両部1が停止しているか否かを検知する車両部検知手段32と、警報音を発生する警報発生器と、各検知手段からの信号が入力されると共に警報発生器に信号を送る制御部35とを備え、制御部では、各検知手段からの信号を受けて、ブーム、車両部及びアウトリガーが予め定められた条件以外で使用された場合に、警報発生器に信号を送り警報音を発生させる。
【選択図】 図1
【解決手段】車両搭載型クレーン装置が警報装置を備え、警報装置は、ブーム11が所定位置に配置されているか否かを検知するブーム検知手段31,32と、アウトリガー20が水平方向に張り出されているか否かを検知するアウトリガー検知手段33,34と、車両部1が停止しているか否かを検知する車両部検知手段32と、警報音を発生する警報発生器と、各検知手段からの信号が入力されると共に警報発生器に信号を送る制御部35とを備え、制御部では、各検知手段からの信号を受けて、ブーム、車両部及びアウトリガーが予め定められた条件以外で使用された場合に、警報発生器に信号を送り警報音を発生させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、警報装置及びこれを用いた車両搭載型クレーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トラック等の車両にクレーン装置を搭載した車両搭載型クレーン装置が知られており、これは比較的操作が簡単であるため、例えば、建設現場における資機材の搬入・搬出作業、建設現場内での資機材の小規模な搬送作業に頻繁に使用されている。この車両搭載型クレーン装置は、車両の運転席と荷台との間にブームとアウトリガーが設けられており、荷物の積み降ろしの際には、車両が走行を開始しないように停止し、アウトリガーを水平方向に伸長して接地させ、ブームを伸長、仰角の開閉、旋回させるものである。また荷物の積み降ろしが終了したら、ブームを収縮させて所定位置に戻し、アウトリガーを収納し、車両を走行させて荷物の搬送を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の車両搭載型クレーン装置は、比較的操作が簡単であるが故に、逆に不注意による事故が発生し易いという欠点がある。すなわち、アウトリガーの水平方向への張り出しを忘れ、ブームを作動させて荷物の積み降ろしを行なった場合、車両搭載型クレーン装置はバランスを失い転倒してしまう。また荷物の積み降ろしの終了後に、ブームを所定位置に戻すことを忘れたり、あるいはアウトリガーを収納することを忘れた状態で、車両を走行させた場合には、ブームやアウトリガーが架線や建造物に衝突する事故が発生する可能性がある。
【0004】
本発明は上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、その課題は、アウトリガーの張り出し、収納、ブームの所定位置への復帰操作などを誤ることが無いように、装置を操作する者の注意を喚起し、事故発生を防止する警報装置及びこれを用いた車両搭載型クレーン装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、伸縮可能、起伏可能かつ旋回可能に設けられたブームと、ブーム作動時の転倒を防止するためのアウトリガーと、走行可能な車両部とを備えるクレーン装置に使用される警報装置であって、該警報装置は、前記ブームが所定位置に配置されているか否かを検知するブーム検知手段と、前記アウトリガーが水平方向に張り出されているか否かを検知するアウトリガー検知手段と、前記車両部が停止しているか否かを検知する車両部検知手段と、警報音を発生する警報発生器と、前記各検知手段からの信号が入力されると共に警報発生器に信号を送る制御部とを備え、該制御部では、前記各検知手段からの信号を受けて、前記ブーム、前記車両部及び前記アウトリガーが予め定められた条件以外で使用された場合に、警報発生器に信号を送り警報音を発生させることを特徴とする警報装置が提供される。
【0006】
本発明では、ブーム検知手段、アウトリガー検知手段、車両部検知手段、警報発生器および制御部を備え、制御部では、各検知手段からの信号を受けて、ブーム、車両部及びアウトリガーが予め定められた条件以外で使用された場合に、警報発生器に信号を送り警報音を発生させるものであるため、たとえ、車両搭載型クレーン装置のオペレーターが操作を誤まり、アウトリガーの張出し、収納、ブームの所定位置への復帰などを怠った場合であっても、警報を鳴らすことによりオペレーターの注意を喚起し、オペレーター自身に誤操作を訂正させることができるので、架線切断などの事故発生を未然に防ぐことが可能になった。
【0007】
本発明において、前記制御部は、ブームの伸縮、起伏または旋回が伴なう作業を行なう際に、車両部が停止していない場合、アウトリガーが水平方向に張り出されていない場合の少なくとも一方に該当するときに、警報発生器に信号を送り警報音を発生させるように制御することができる。
また前記制御部は、車両部が走行する際に、ブームが所定位置に配置されていない場合、またはアウトリガーが水平方向に張り出されている場合の少なくとも一方に該当するときに、警報発生器に信号を送り警報音を発生させるように制御することができる。
【0008】
本発明の警報装置において、前記ブーム検知手段、前記アウトリガー検知手段、前記車両部検知手段、前記警報発生器および前記制御部は、それぞれクレーン装置に着脱自在に形成されたものを使用することも可能である。ここで、ブーム検知手段、アウトリガー検知手段、車両部検知手段、警報発生器および制御部のそれぞれを着脱自在に構成する手段は、特に限定されるものではないが、例えば、磁石、吊りベルト、バイスを用いることができる。
このようにブーム検知手段、アウトリガー検知手段、車両部検知手段、警報発生器および制御部を着脱自在に構成した場合には、施工現場で作業する際に借り受けて、作業が終了したら返却するといった使用形態も可能になり、さらに、既存の車両搭載型クレーン装置にも容易に適用可能になるといった利点がある。
【0009】
本発明によれば、伸縮可能、起伏可能かつ旋回可能なブームと、該ブーム作動時の転倒を防止するためのアウトリガーと、該アウトリガーとブームが設けられる走行可能な車両部と、請求項1に記載の警報装置とを備える車両搭載型クレーン装置が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1(a)は本発明の車両搭載型クレーン装置Aの簡略図、図1(b)はアウトリガー20を正面から見た簡略図、図1(c)はアウトリガー20を上面から見た簡略図である。車両搭載型クレーン装置Aは、トラック1の運転席2と荷台3の荷台フレーム4との間にクレーン装置10が設けられている。このクレーン装置10は、車体フレーム5の上にマスト12が旋回可能に立設され、このマスト12の上端にブーム11が枢着され、ブーム11の仰角はシリンダー13の伸縮により開閉自在に調整され、ブーム11の伸縮部11aは伸縮可能に形成されている。この伸縮部11aの先端には、吊りワイヤー14が巻き出し・巻き込み可能に設けられ、吊りワイヤー14の下端にフック15が取り付けられている。さらに、クレーン装置10はアウトリガー20を備え、アウトリガー20は、水平材22が本体部23の両端からそれぞれ水平方向に張り出し可能かつ本体部23内に収納可能に設けられ、水平材22の両端にそれぞれ垂直材21が連結され、垂直材21の下端は下方に伸縮可能に形成されている。
【0011】
図2は本発明の警報装置50の構成を示した図である。
警報装置50は、ブーム検知器31,32と、アウトリガー検知器33,34と、走行検知器35とを備え、これらの検知器31〜35からの信号を受けて、ブーム11、アウトリガー20及びトラック1が予め定められた条件以外で使用された場合に、警報発生器36cに信号を送り警報音を発生させる制御部36bを備え、制御部36bにおける作業モードを切り替えるための切替えスイッチ36aを備えている。
ここで、切替えスイッチ36a、制御部36b、警報発生器36cは、制御ボックス36に収容されている。
なお、図示はしないが、制御ボックス36には係止具が設けられ、この係止具に吊りベルトが連結されており、この吊りベルトにより制御ボックス36は荷台フレーム4に着脱自在に取り付けられている。
【0012】
前記検知器31〜35は、物体が接触したり、物体が移動することにより作用した曲げ応力または引張り応力を感知するセンサーを有するものである。
それぞれ詳細に説明すれば、ブーム検知器31は、運転席2の屋根2aの上に磁石などにより着脱自在に取り付けられ、ブーム11が前方に旋回されて図1(a)に点線で示した位置に在るとき、ブーム検知器31に接触するように配置される。またブーム検知器32は、バイスなどにより荷台フレーム4に着脱自在に取り付けられ、ブーム11が後方に旋回されて図1(a)に実線で示した位置に在るとき、ブーム検知器32に接触するように配置される。これらブーム検知器31,32にブーム11が接触すると曲げ応力が生じ、センサーはこれを感知する。
またアウトリガー検知器33,34は、アウトリガー20の本体部23の両端にそれぞれ磁石などで着脱自在に取り付けられ、アウトリガー20の水平材22が本体部23から外に張り出すときに、アウトリガー検知器33,34が水平材22に接触するように配置される。逆に、水平材22が本体部23に収納されてX位置に在るときには、アウトリガー検知器33,34が水平材22に接触しないように配置される。これらアウトリガー検知器33,34に水平材22が接触すると曲げ応力が生じ、センサーはこれを感知する。
さらに、走行検知器35は、車体フレーム5あるいはアウトリガー20の本体部23の上に磁石などで着脱自在に取り付けられ、停止状態にあるトラック1が走行を開始した場合に、センサーに引張り応力が伝わるように設置されたものである。すなわち、詳細に図示しないが、例えば、走行検知器35はセンサーにワイヤーが接続され、このワイヤーの下端に錘が接続されており、この錘を地面に置いたときにワイヤーは弛んだ状態でセンサーに引張り応力が作用しないように形成されている。そして、トラック1が走行を開始したときに、トラック1と錘との相対位置が大きくなり、ワイヤーに引張り応力が作用し、この力がセンサーに伝わるように形成されている。走行検知器としては、上記したもの以外に公知技術である車輪の回転角を検出するものであっても良い。
【0013】
前記切替えスイッチ36aは、トラック走行モードと、荷物積降ろし作業モードと、警報停止モードとの三種類のモードに制御部36bを切り替えるスイッチである。
【0014】
前記制御部36bは、切替えスイッチ36aがトラック走行モードになっているとき、ブーム検知器31,32のいずれにもブーム11が接触していない場合、またはアウトリガー検知器33,34に水平材22が接触している場合の少なくとも一方の場合に該当するときに、警報発生器36cに信号を送り警報音を発生させるように制御するものである。
また制御部36bは、切替えスイッチ36aが荷物積降ろし作業モードになっているとき、アウトリガー検知器33,34の両方に水平材22が接触していない場合、または走行検知器35のセンサーに引張り応力が作用した場合の少なくとも一方の場合に該当するときに、警報発生器36cに信号を送り警報音を発生させるように制御するものである。
制御部36bは、切替スイッチ36aが警報停止モードになっているとき、警報装置50への電力の供給を停止して、全検知器31〜35と警報発生器36cをOFF状態に制御するものである。
【0015】
次に、図3のフローチャートを参照してクレーン作業時における警報装置の作用について説明する。
クレーン装置10により荷物の積降ろし作業を開始する際には、トラック1を停止させ(ステップ61)、走行検知器35の錘を地面に設置し(ステップ62)、切替スイッチ36aを荷物積降ろし作業モードに設定する(ステップ63)。
【0016】
ステップ61〜63が終了したら、制御部36bでは走行検知器35から受けた信号により、走行検知器35のセンサーに引張り応力が作用しているか否か、すなわち、停止していたトラック1が走行を開始したか否かが判断される(ステップ64)。トラック1が走行を開始したと判断された場合には、ステップ65において、制御部36bから警報発生器36cに信号が送られ警報音が発生される。このステップ64,65は、トラック1が停止していること、すなわち、走行検知器35のセンサーに引張り応力が作用していないと制御部36bが判断するまで繰り返し行なわれる。
【0017】
トラック1が停止状態であると、制御部36bが判断した場合、ステップ66に進み、アウトリガー20の水平材22が張り出されているか否かを判断する。制御部36bが、アウトリガー20の水平材22が張り出されていないと判断した場合、すなわち、アウトリガー検知器33,34に水平材22が接触しておらず、曲げ応力が作用していない場合には、ステップ67において、制御部36bから警報発生器36cに信号が送られ警報音が発生される。このステップ66,67は、アウトリガー20の水平材22が張り出されていると制御部36bが判断するまで繰り返し行なわれる。
【0018】
ステップ66において、アウトリガー20の水平材22が張り出されていると制御部36bが判断した場合に、ステップ68に進み、制御部36bから警報発生器36cに信号が送られ警報音が停止される。そして、再びステップ64に戻り、ステップ64〜68が繰り返し行なわれる。
【0019】
以上のようなステップ61〜68によれば、クレーン作業時に、トラック1が停止していない場合、アウトリガー20が水平方向に張り出されていない場合の少なくとも一方に該当するときに警報音が発生し、車両搭載型クレーン装置Aを操作する者に不適切な操作があったことを知らせ、事故の発生を未然に防止するものである。
【0020】
次に、図4のフローチャートを参照してトラックの走行開始時における警報装置の作用について説明する。
クレーン装置10による荷物の積降ろし作業が終了したら、走行検知器35の錘を地面から上げてセンサーに引張り応力が作用しないようにして走行検知器35を解除し(ステップ71)、切替スイッチ36aをトラック走行モードに設定する(ステップ72)。
【0021】
ステップ71,72が終了すると、制御部36bではブーム検知器31,32から受けた信号により、ブーム11が図1(a)の実線あるいは点線で示した位置に戻されているか否か、すなわち、ブーム検知器31,32のいずれか一方に曲げ応力が作用しているか否かが判断される(ステップ73)。ブーム11が図1(a)の実線または点線のいずれの位置にも戻されていないと判断された場合には、ステップ74において、制御部36bから警報発生器36cに信号が送られ警報音が発生される。このステップ73,74は、ブーム11が実線または点線の所定位置に戻されたと制御部36bが判断するまで繰り返し行なわれる。
【0022】
ブーム11が所定位置に戻されたと、制御部36bが判断した場合、ステップ75に進み、アウトリガー20の水平材22が本体部23に完全に収納されたか否かを判断する。制御部36bが、アウトリガー20の水平材22が張り出されていると判断した場合、すなわち、アウトリガー検知器33,34に水平材22が接触しており、曲げ応力が作用している場合には、ステップ76において、制御部36bから警報発生器36cに信号が送られ警報音が発生される。このステップ75,76は、アウトリガー20の水平材22が本体部23に完全に収納されたと制御部36bが判断するまで繰り返し行なわれる。
【0023】
ステップ75において、アウトリガー20の水平材22が収納されたと制御部36bが判断した場合に、ステップ77に進み、制御部36bから警報発生器36cに信号が送られ警報音が停止される。そして、再びステップ73に戻り、ステップ73〜77が繰り返し行なわれる。
【0024】
以上のようなステップ71〜77によれば、トラックの走行を開始する時に、ブーム11が所定位置に戻されていない場合、アウトリガー20が完全に収納されていない場合の少なくとも一方に該当するときに警報音を鳴らし、車両搭載型クレーン装置Aを操作する者に不適切な操作があったことを知らせ、誤操作を訂正させることにより、ブーム11やアウトリガー20による架線切断事故や構造物破損事故の発生を未然に防止するものである。
【0025】
【発明の効果】
本発明では、ブーム検知手段と、アウトリガー検知手段と、車両部検知手段と、警報発生器と、制御部とを備え、制御部では、各検知手段からの信号を受けて、ブーム、車両部及びアウトリガーが予め定められた条件以外で使用された場合に、警報発生器に信号を送り警報音を発生させるものであるため、車両搭載型クレーン装置のオペレーターが、アウトリガーの張出し、収納、ブームの所定位置への復帰操作などを誤った場合にも、警報を鳴らすことによりオペレーターの注意を喚起し、オペレーター自身に誤操作を訂正させることができるので、架線切断などの事故発生を未然に防ぐことが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の車両搭載型クレーン装置の簡略図、(b)はアウトリガーを正面から見た簡略図、(c)はアウトリガーを上面から見た簡略図である。
【図2】本発明の警報装置の構成を示した図である。
【図3】クレーン作業時における警報装置のフローチャート。
【図4】車両走行開始時における警報装置のフローチャート。
【符号の説明】
A 車両搭載型クレーン装置
1 車両部
10 クレーン装置
11 ブーム
20 アウトリガー
31,32 ブーム検知手段
32 車両部検知手段
33,34 アウトリガー検知手段
36 制御装置
【発明が属する技術分野】
本発明は、警報装置及びこれを用いた車両搭載型クレーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トラック等の車両にクレーン装置を搭載した車両搭載型クレーン装置が知られており、これは比較的操作が簡単であるため、例えば、建設現場における資機材の搬入・搬出作業、建設現場内での資機材の小規模な搬送作業に頻繁に使用されている。この車両搭載型クレーン装置は、車両の運転席と荷台との間にブームとアウトリガーが設けられており、荷物の積み降ろしの際には、車両が走行を開始しないように停止し、アウトリガーを水平方向に伸長して接地させ、ブームを伸長、仰角の開閉、旋回させるものである。また荷物の積み降ろしが終了したら、ブームを収縮させて所定位置に戻し、アウトリガーを収納し、車両を走行させて荷物の搬送を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の車両搭載型クレーン装置は、比較的操作が簡単であるが故に、逆に不注意による事故が発生し易いという欠点がある。すなわち、アウトリガーの水平方向への張り出しを忘れ、ブームを作動させて荷物の積み降ろしを行なった場合、車両搭載型クレーン装置はバランスを失い転倒してしまう。また荷物の積み降ろしの終了後に、ブームを所定位置に戻すことを忘れたり、あるいはアウトリガーを収納することを忘れた状態で、車両を走行させた場合には、ブームやアウトリガーが架線や建造物に衝突する事故が発生する可能性がある。
【0004】
本発明は上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、その課題は、アウトリガーの張り出し、収納、ブームの所定位置への復帰操作などを誤ることが無いように、装置を操作する者の注意を喚起し、事故発生を防止する警報装置及びこれを用いた車両搭載型クレーン装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、伸縮可能、起伏可能かつ旋回可能に設けられたブームと、ブーム作動時の転倒を防止するためのアウトリガーと、走行可能な車両部とを備えるクレーン装置に使用される警報装置であって、該警報装置は、前記ブームが所定位置に配置されているか否かを検知するブーム検知手段と、前記アウトリガーが水平方向に張り出されているか否かを検知するアウトリガー検知手段と、前記車両部が停止しているか否かを検知する車両部検知手段と、警報音を発生する警報発生器と、前記各検知手段からの信号が入力されると共に警報発生器に信号を送る制御部とを備え、該制御部では、前記各検知手段からの信号を受けて、前記ブーム、前記車両部及び前記アウトリガーが予め定められた条件以外で使用された場合に、警報発生器に信号を送り警報音を発生させることを特徴とする警報装置が提供される。
【0006】
本発明では、ブーム検知手段、アウトリガー検知手段、車両部検知手段、警報発生器および制御部を備え、制御部では、各検知手段からの信号を受けて、ブーム、車両部及びアウトリガーが予め定められた条件以外で使用された場合に、警報発生器に信号を送り警報音を発生させるものであるため、たとえ、車両搭載型クレーン装置のオペレーターが操作を誤まり、アウトリガーの張出し、収納、ブームの所定位置への復帰などを怠った場合であっても、警報を鳴らすことによりオペレーターの注意を喚起し、オペレーター自身に誤操作を訂正させることができるので、架線切断などの事故発生を未然に防ぐことが可能になった。
【0007】
本発明において、前記制御部は、ブームの伸縮、起伏または旋回が伴なう作業を行なう際に、車両部が停止していない場合、アウトリガーが水平方向に張り出されていない場合の少なくとも一方に該当するときに、警報発生器に信号を送り警報音を発生させるように制御することができる。
また前記制御部は、車両部が走行する際に、ブームが所定位置に配置されていない場合、またはアウトリガーが水平方向に張り出されている場合の少なくとも一方に該当するときに、警報発生器に信号を送り警報音を発生させるように制御することができる。
【0008】
本発明の警報装置において、前記ブーム検知手段、前記アウトリガー検知手段、前記車両部検知手段、前記警報発生器および前記制御部は、それぞれクレーン装置に着脱自在に形成されたものを使用することも可能である。ここで、ブーム検知手段、アウトリガー検知手段、車両部検知手段、警報発生器および制御部のそれぞれを着脱自在に構成する手段は、特に限定されるものではないが、例えば、磁石、吊りベルト、バイスを用いることができる。
このようにブーム検知手段、アウトリガー検知手段、車両部検知手段、警報発生器および制御部を着脱自在に構成した場合には、施工現場で作業する際に借り受けて、作業が終了したら返却するといった使用形態も可能になり、さらに、既存の車両搭載型クレーン装置にも容易に適用可能になるといった利点がある。
【0009】
本発明によれば、伸縮可能、起伏可能かつ旋回可能なブームと、該ブーム作動時の転倒を防止するためのアウトリガーと、該アウトリガーとブームが設けられる走行可能な車両部と、請求項1に記載の警報装置とを備える車両搭載型クレーン装置が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1(a)は本発明の車両搭載型クレーン装置Aの簡略図、図1(b)はアウトリガー20を正面から見た簡略図、図1(c)はアウトリガー20を上面から見た簡略図である。車両搭載型クレーン装置Aは、トラック1の運転席2と荷台3の荷台フレーム4との間にクレーン装置10が設けられている。このクレーン装置10は、車体フレーム5の上にマスト12が旋回可能に立設され、このマスト12の上端にブーム11が枢着され、ブーム11の仰角はシリンダー13の伸縮により開閉自在に調整され、ブーム11の伸縮部11aは伸縮可能に形成されている。この伸縮部11aの先端には、吊りワイヤー14が巻き出し・巻き込み可能に設けられ、吊りワイヤー14の下端にフック15が取り付けられている。さらに、クレーン装置10はアウトリガー20を備え、アウトリガー20は、水平材22が本体部23の両端からそれぞれ水平方向に張り出し可能かつ本体部23内に収納可能に設けられ、水平材22の両端にそれぞれ垂直材21が連結され、垂直材21の下端は下方に伸縮可能に形成されている。
【0011】
図2は本発明の警報装置50の構成を示した図である。
警報装置50は、ブーム検知器31,32と、アウトリガー検知器33,34と、走行検知器35とを備え、これらの検知器31〜35からの信号を受けて、ブーム11、アウトリガー20及びトラック1が予め定められた条件以外で使用された場合に、警報発生器36cに信号を送り警報音を発生させる制御部36bを備え、制御部36bにおける作業モードを切り替えるための切替えスイッチ36aを備えている。
ここで、切替えスイッチ36a、制御部36b、警報発生器36cは、制御ボックス36に収容されている。
なお、図示はしないが、制御ボックス36には係止具が設けられ、この係止具に吊りベルトが連結されており、この吊りベルトにより制御ボックス36は荷台フレーム4に着脱自在に取り付けられている。
【0012】
前記検知器31〜35は、物体が接触したり、物体が移動することにより作用した曲げ応力または引張り応力を感知するセンサーを有するものである。
それぞれ詳細に説明すれば、ブーム検知器31は、運転席2の屋根2aの上に磁石などにより着脱自在に取り付けられ、ブーム11が前方に旋回されて図1(a)に点線で示した位置に在るとき、ブーム検知器31に接触するように配置される。またブーム検知器32は、バイスなどにより荷台フレーム4に着脱自在に取り付けられ、ブーム11が後方に旋回されて図1(a)に実線で示した位置に在るとき、ブーム検知器32に接触するように配置される。これらブーム検知器31,32にブーム11が接触すると曲げ応力が生じ、センサーはこれを感知する。
またアウトリガー検知器33,34は、アウトリガー20の本体部23の両端にそれぞれ磁石などで着脱自在に取り付けられ、アウトリガー20の水平材22が本体部23から外に張り出すときに、アウトリガー検知器33,34が水平材22に接触するように配置される。逆に、水平材22が本体部23に収納されてX位置に在るときには、アウトリガー検知器33,34が水平材22に接触しないように配置される。これらアウトリガー検知器33,34に水平材22が接触すると曲げ応力が生じ、センサーはこれを感知する。
さらに、走行検知器35は、車体フレーム5あるいはアウトリガー20の本体部23の上に磁石などで着脱自在に取り付けられ、停止状態にあるトラック1が走行を開始した場合に、センサーに引張り応力が伝わるように設置されたものである。すなわち、詳細に図示しないが、例えば、走行検知器35はセンサーにワイヤーが接続され、このワイヤーの下端に錘が接続されており、この錘を地面に置いたときにワイヤーは弛んだ状態でセンサーに引張り応力が作用しないように形成されている。そして、トラック1が走行を開始したときに、トラック1と錘との相対位置が大きくなり、ワイヤーに引張り応力が作用し、この力がセンサーに伝わるように形成されている。走行検知器としては、上記したもの以外に公知技術である車輪の回転角を検出するものであっても良い。
【0013】
前記切替えスイッチ36aは、トラック走行モードと、荷物積降ろし作業モードと、警報停止モードとの三種類のモードに制御部36bを切り替えるスイッチである。
【0014】
前記制御部36bは、切替えスイッチ36aがトラック走行モードになっているとき、ブーム検知器31,32のいずれにもブーム11が接触していない場合、またはアウトリガー検知器33,34に水平材22が接触している場合の少なくとも一方の場合に該当するときに、警報発生器36cに信号を送り警報音を発生させるように制御するものである。
また制御部36bは、切替えスイッチ36aが荷物積降ろし作業モードになっているとき、アウトリガー検知器33,34の両方に水平材22が接触していない場合、または走行検知器35のセンサーに引張り応力が作用した場合の少なくとも一方の場合に該当するときに、警報発生器36cに信号を送り警報音を発生させるように制御するものである。
制御部36bは、切替スイッチ36aが警報停止モードになっているとき、警報装置50への電力の供給を停止して、全検知器31〜35と警報発生器36cをOFF状態に制御するものである。
【0015】
次に、図3のフローチャートを参照してクレーン作業時における警報装置の作用について説明する。
クレーン装置10により荷物の積降ろし作業を開始する際には、トラック1を停止させ(ステップ61)、走行検知器35の錘を地面に設置し(ステップ62)、切替スイッチ36aを荷物積降ろし作業モードに設定する(ステップ63)。
【0016】
ステップ61〜63が終了したら、制御部36bでは走行検知器35から受けた信号により、走行検知器35のセンサーに引張り応力が作用しているか否か、すなわち、停止していたトラック1が走行を開始したか否かが判断される(ステップ64)。トラック1が走行を開始したと判断された場合には、ステップ65において、制御部36bから警報発生器36cに信号が送られ警報音が発生される。このステップ64,65は、トラック1が停止していること、すなわち、走行検知器35のセンサーに引張り応力が作用していないと制御部36bが判断するまで繰り返し行なわれる。
【0017】
トラック1が停止状態であると、制御部36bが判断した場合、ステップ66に進み、アウトリガー20の水平材22が張り出されているか否かを判断する。制御部36bが、アウトリガー20の水平材22が張り出されていないと判断した場合、すなわち、アウトリガー検知器33,34に水平材22が接触しておらず、曲げ応力が作用していない場合には、ステップ67において、制御部36bから警報発生器36cに信号が送られ警報音が発生される。このステップ66,67は、アウトリガー20の水平材22が張り出されていると制御部36bが判断するまで繰り返し行なわれる。
【0018】
ステップ66において、アウトリガー20の水平材22が張り出されていると制御部36bが判断した場合に、ステップ68に進み、制御部36bから警報発生器36cに信号が送られ警報音が停止される。そして、再びステップ64に戻り、ステップ64〜68が繰り返し行なわれる。
【0019】
以上のようなステップ61〜68によれば、クレーン作業時に、トラック1が停止していない場合、アウトリガー20が水平方向に張り出されていない場合の少なくとも一方に該当するときに警報音が発生し、車両搭載型クレーン装置Aを操作する者に不適切な操作があったことを知らせ、事故の発生を未然に防止するものである。
【0020】
次に、図4のフローチャートを参照してトラックの走行開始時における警報装置の作用について説明する。
クレーン装置10による荷物の積降ろし作業が終了したら、走行検知器35の錘を地面から上げてセンサーに引張り応力が作用しないようにして走行検知器35を解除し(ステップ71)、切替スイッチ36aをトラック走行モードに設定する(ステップ72)。
【0021】
ステップ71,72が終了すると、制御部36bではブーム検知器31,32から受けた信号により、ブーム11が図1(a)の実線あるいは点線で示した位置に戻されているか否か、すなわち、ブーム検知器31,32のいずれか一方に曲げ応力が作用しているか否かが判断される(ステップ73)。ブーム11が図1(a)の実線または点線のいずれの位置にも戻されていないと判断された場合には、ステップ74において、制御部36bから警報発生器36cに信号が送られ警報音が発生される。このステップ73,74は、ブーム11が実線または点線の所定位置に戻されたと制御部36bが判断するまで繰り返し行なわれる。
【0022】
ブーム11が所定位置に戻されたと、制御部36bが判断した場合、ステップ75に進み、アウトリガー20の水平材22が本体部23に完全に収納されたか否かを判断する。制御部36bが、アウトリガー20の水平材22が張り出されていると判断した場合、すなわち、アウトリガー検知器33,34に水平材22が接触しており、曲げ応力が作用している場合には、ステップ76において、制御部36bから警報発生器36cに信号が送られ警報音が発生される。このステップ75,76は、アウトリガー20の水平材22が本体部23に完全に収納されたと制御部36bが判断するまで繰り返し行なわれる。
【0023】
ステップ75において、アウトリガー20の水平材22が収納されたと制御部36bが判断した場合に、ステップ77に進み、制御部36bから警報発生器36cに信号が送られ警報音が停止される。そして、再びステップ73に戻り、ステップ73〜77が繰り返し行なわれる。
【0024】
以上のようなステップ71〜77によれば、トラックの走行を開始する時に、ブーム11が所定位置に戻されていない場合、アウトリガー20が完全に収納されていない場合の少なくとも一方に該当するときに警報音を鳴らし、車両搭載型クレーン装置Aを操作する者に不適切な操作があったことを知らせ、誤操作を訂正させることにより、ブーム11やアウトリガー20による架線切断事故や構造物破損事故の発生を未然に防止するものである。
【0025】
【発明の効果】
本発明では、ブーム検知手段と、アウトリガー検知手段と、車両部検知手段と、警報発生器と、制御部とを備え、制御部では、各検知手段からの信号を受けて、ブーム、車両部及びアウトリガーが予め定められた条件以外で使用された場合に、警報発生器に信号を送り警報音を発生させるものであるため、車両搭載型クレーン装置のオペレーターが、アウトリガーの張出し、収納、ブームの所定位置への復帰操作などを誤った場合にも、警報を鳴らすことによりオペレーターの注意を喚起し、オペレーター自身に誤操作を訂正させることができるので、架線切断などの事故発生を未然に防ぐことが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の車両搭載型クレーン装置の簡略図、(b)はアウトリガーを正面から見た簡略図、(c)はアウトリガーを上面から見た簡略図である。
【図2】本発明の警報装置の構成を示した図である。
【図3】クレーン作業時における警報装置のフローチャート。
【図4】車両走行開始時における警報装置のフローチャート。
【符号の説明】
A 車両搭載型クレーン装置
1 車両部
10 クレーン装置
11 ブーム
20 アウトリガー
31,32 ブーム検知手段
32 車両部検知手段
33,34 アウトリガー検知手段
36 制御装置
Claims (5)
- 伸縮可能、起伏可能かつ旋回可能に設けられたブームと、ブーム作動時の転倒を防止するためのアウトリガーと、走行可能な車両部とを備えるクレーン装置に使用される警報装置であって、
該警報装置は、前記ブームが所定位置に配置されているか否かを検知するブーム検知手段と、前記アウトリガーが水平方向に張り出されているか否かを検知するアウトリガー検知手段と、前記車両部が停止しているか否かを検知する車両部検知手段と、警報音を発生する警報発生器と、前記検知手段のうち所定の単独または複数の検知手段からの信号が入力されると共に警報発生器に信号を送る制御部とを備え、
該制御部では、前記各検知手段からの信号を受けて、前記ブーム、前記車両部及び前記アウトリガーが予め定められた条件以外で使用された場合に、警報発生器に信号を送り警報音を発生させることを特徴とする警報装置。 - 前記制御部は、前記ブームの伸縮、起伏または旋回が伴なう作業を行なう際に、アウトリガーが水平方向に張り出されていない場合、前記車両部が停止していない場合の少なくとも一方に該当するときに、警報発生器に信号を送り警報音を発生させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の警報装置。
- 前記制御部は、前記車両部が走行する際に、前記ブームが所定位置に配置されていない場合、または前記アウトリガーが水平方向に張り出されている場合の少なくとも一方に該当するときに、警報発生器に信号を送り警報音を発生させるように制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の警報装置。
- 前記ブーム検知手段、前記アウトリガー検知手段、前記車両部検知手段、前記警報発生器および前記制御部は、それぞれクレーン装置に着脱自在に形成されたものである請求項1に記載の警報装置。
- 伸縮可能、起伏可能かつ旋回可能なブームと、該ブーム作動時の転倒を防止するためのアウトリガーと、該アウトリガーとブームが設けられる走行可能な車両部と、前記請求項1に記載の警報装置とを備える車両搭載型クレーン装置。
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WO2019111806A1 (ja) * | 2017-12-08 | 2019-06-13 | 住友重機械搬送システム株式会社 | クレーンシステム、コンテナクレーン、及び移載方法 |
-
2002
- 2002-07-31 JP JP2002222748A patent/JP2004059290A/ja active Pending
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