JP2004059237A - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低騒音で、省スペースかつ低コスト、省電力のシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】シートを挟持して搬送可能であり、離間可能な排出ローラ対330を有するシート処理装置において、排出上ローラ330aを支持するとともに、揺動可能なアーム331と、排出ローラ対330が近づく方向にアーム331を付勢する加圧バネPと、加圧バネPに付勢されたアーム331と当接し、回転することでアーム331を揺動可能なカム505と、カム505が回転する所定角度範囲で該カムの回転にブレーキ力を付与するブレーキ板500とを有することを特徴とする。
【選択図】  図12

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシートを挟持搬送し、または挟持解除可能なシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プリンタ等の画像形成装置では、画像形成(印字)した複数枚のシートについて、各端部を整合させてステイプル(針打ち)等の後処理を施して排出するシート後処理装置を備えているものがある。
【0003】
このようなシート後処理装置としては、画像形成装置本体のシート排出口側の側面に設けられ、画像形成装置本体側で印字されたシートについて、順次、排出口から供給され、各端部を整合して、後処理を施して排出するタイプのものが知られている。
【0004】
これらの排出装置において、ローラ対がシートの中間積載部を構成するために離間可能なものがある。後処理モードでは、ローラ対付勢手段で付勢されたローラ対がローラ対のいずれか一方を回転自在に支持したアーム部材と当接してローラ対の間隔を決めるカムが回転することでローラ対付勢手段にうち勝って、ローラ対を離間させる。
【0005】
離間して構成された中間積載部でシートを整合したのち、ステイプルなどの後処理手段で後処理したのち、後処理されたシート束をカムが回転してアーム部材をローラ付勢手段の力の方向と同方向に移動させることで、ローラ対がニップしてシート積載部に排出する。
【0006】
また、後処理を施さないスタックモードでは、このローラ対を離間させずにシートを搬送することでシート積載部に積載する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のシート後処理装置では、ローラ対の片側を回転自在に軸支するアームと当接しているカムが回転動作して、ローラ対をニップする動作をするとき、すなわちローラ対付勢手段の付勢する方向と同方向に離間したローラを移動させ、停止させるときに、衝撃音が生じて、ユーザに不快感を与える場合があった。
【0008】
また、付勢手段で付勢される方向にカムが回転しすぎて、所定の位置でローラを軸支しているアームが停止せずローラの間隔が安定しないことがあった。この場合、ローラ対がニップせず、シートを排出する搬送力が足りなくなりジャムしたり、クシ歯構成のローラ対の場合にはシートにコシを与えることができずにシート積載性が悪化する場合があった。
【0009】
また、トルクの小さなステッピングモータを用いた場合にはカムがステッピングモータの回転より速く回転して強制的にステッピングモータを回すことで脱調することもあった。
【0010】
この問題の解決手段として、カムの回転軸もしくはギア列にシリコンオイルなどを封入したオイルダンパを設けてカムの駆動系に負荷を与えることが知られている。
【0011】
図13は付勢されているアームから受ける力によりカムが受けるトルクの大きさとカムの回転角度との関係を示すグラフである。ここで、トルクの符号は、図12に示すように、カムに対して反時計回り方向に作用するトルクをプラス、時計回り方向に作用するトルクをマイナスと定義し、横軸の位相角度は0度でローラ対がニップ状態、180度で離間状態、縦軸はトルクを表わしている。
【0012】
そして、実線はオイルダンパの設けられていない場合のトルクを示し、一点鎖線はカムの位相が180度〜360度の間のマイナストルクを小さくするためのオイルダンパが設けられている場合のトルクを示している。
【0013】
オイルダンパが設けられていると、カムの位相が180度〜360度の間のマイナストルクを小さくなり、ローラ対をニップする動作をするとき、すなわちローラ対付勢手段の付勢する方向と同方向に離間したローラを移動させ、停止させるときの衝撃音は小さくなる。
【0014】
しかしながら、オイルダンパを設けると、ローラ対を離間させるとき場合に該ダンパに抗してカムを回転させる必要があるため、0度〜180の位相でのトルクが大きくなり、オイルダンパを設ける前より高トルクの駆動源としてのモータが必要となりコスト高である。
【0015】
また、一般的に高トルクのモータは、より大きな電力が必要であるとともに、大型となり、装置の大型のモータを備えるスペースが必要となる。
【0016】
本発明は上記課題を解決するものであり、その目的は、低騒音で、省スペースかつ低コスト、省電力のシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、シートを挟持して搬送可能であり、離間可能なローラ対を有するシート処理装置において、前記ローラ対のいずれか一方のローラを支持するとともに、揺動可能なアームと、前記アームに支持されたローラが他方のローラに近づく方向に前記アームを付勢する付勢手段と、前記付勢手段に付勢された前記アームと当接し、回転することで前記アームを揺動可能なカムと、前記カムが回転する所定角度範囲で該カムの回転にブレーキ力を付与するブレーキ手段と、を有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の各実施の形態では、レーザビームプリンタに代表されるプリンタ装置に装着されるシート後処理装置の例について説明する。
【0019】
〔第1実施形態〕
まず、図1乃至図5を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
【0020】
図1は第1実施形態に係るシート後処理装置及び画像形成装置(プリンタ)の全体構成を示す概略断面説明図である。
【0021】
{画像形成装置}
図1において、100は画像形成装置としてのプリンタ本体であり、単独にコンピュータに接続され、或いはLAN等のネットワークに接続され、これらコンピュータやネットワークから送られた画像情報やプリント信号等に基づいて、所定の画像形成プロセスによってシートに画像形成(印字)し、排出する装置である。
【0022】
一方、シート後処理装置(シート処理装置)300は、プリンタ本体100から機外に排出されるシートをシート後処理装置内の搬送部を経由して画像面を下側にしたフェイスダウン状態で第1のシート積載部に載置し、整合手段による整合を行い、所定のジョブ毎にシートを束ねて当該シートの1ヶ所又は複数箇所をステイプルしてシート後処理装置の積載部325に排出積載したり、単にフェイスダウンでシート後処理装置の積載部325に排出積載するための装置である。
【0023】
ここで、シート後処理装置300とプリンタ本体100は、不図示のケーブルコネクターで電気的に接続されている。また、シート後処理装置300は、各部を格納するケーシング部300Aを有し、後述するプリンタ本体100の装置本体100Aに対して着脱可能とされる。
【0024】
{プリンタ本体}
次に、プリンタ本体100の各部の構成について、搬送されるシートSの搬送経路に沿って説明する。
【0025】
プリンタ本体100では、装置本体下部に装填された給送カセット200内にシートSが複数枚積載され、給送ローラ101、分離ローラ対102によってこれらのうちの最上位のシートが順次1枚ずつ分離給送されるようになっている。そして給送されたシートは搬送ローラ対103及びレジストローラ対104によって画像形成手段へと搬送される。
【0026】
本実施形態では画像形成手段として電子写真方式を用いており、感光体ドラム105を帯電させ、これにコンピュータやネットワークから供給された所定のプリント信号により、露光手段106から選択的な露光を行い、これを現像手段107でトナー現像して可視像化する。そして、転写ローラ108への転写バイアス印加によって前記トナー像を搬送されるシートに転写し、続いて下流側の定着器109で熱及び圧力を加えられることにより、当該トナー画像が永久定着される。
【0027】
画像を定着されたシートSは、図1に示すように、排出ローラ130に至るまでの略U字状のシート搬送路で折り返されることにより画像面が反転し、画像面が下側になった状態で排出ローラ130によってプリンタ本体100から外部にフェイスダウン排出される。
【0028】
ここで、当該シートSは、不図示の制御部からの制御信号に基づいてプリンタ本体100のフラッパ150の位置が決定されることにより、プリンタ本体100の上部に設けられたフェイスダウン排出部125に排出されるか、シート後処理装置300の積載部325に排出されるかが選択される。
【0029】
{シート後処理装置}
次に、シート後処理装置300の構成、及び、排出ローラ130により搬送されたシートSがシート後処理装置300に向かう場合の各部の動きについて、図2及び図3を参照して説明する。ここで、図2は排出ローラ130及びシート後処理装置300の断面説明図であり、図3はスライドガイドの動作を説明する断面図であり、スライドガイドが待機位置にある状態を示す説明図である。
【0030】
図2において、330aは排出上ローラ、330bは排出下ローラ、Mは駆動源としてのジョガーモータ、322はパドル、323はシート後端を突き当てるための基準壁である。
【0031】
図2に示すように、排出上ローラ330aと排出下ローラ330bで構成される排出ローラ対330は、上述したフラッパ150のシート搬送方向の下流側上方に配置され、不図示の駆動モータによって回転駆動される。
【0032】
また、排出上ローラ330aはパドル軸350を中心に回転して揺動可能なアーム331に軸支されている。
【0033】
ジョガーモータMは、後述する各スライドガイド301,302を駆動するためのモータであり、本実施形態ではステッピングモータが用いられている。
【0034】
パドル322は、ゴムなどの可撓性材料で構成され、パドル軸350にシート搬送方向と直交する方向に複数個固定されている。パドル軸が駆動されて図2の時計回り方向に回転することで、シートSをシート搬送方向と反対方向に移動させて基準壁323にシートSの端面を当接させて整合する。
【0035】
また、図3に示すように、本実施の形態のシート後処理装置300では、シートの幅方向の整合を行うガイド部材として、スライドガイド301,302が設けられている。
【0036】
シート後処理装置300では、コンピュータ等から予め出力されたコマンドに基づいてステイプル処理を行う場合には、ステイプルされるシートSが排出ローラ130で排出される前に、不図示のソレノイドにより不図示のリンクを介してフラッパ150が図2の反時計回り方向に回動して、図2(a)の位置でストッパに当接して停止した状態になることで、シートパスがシート後処理装置300に切り換えられる。
【0037】
これにより、シートSはプリンタ本体100に設けられたローラ対120によりシート後処理装置300の入口部390に搬入される。
【0038】
シート後処理装置300に搬入されたシートSは入口センサのフラグ361を時計回りに回転させて、フラグ361がフォトセンサ362を透光させることで検知させる。その後入口ローラ対363により上方へ搬送される。
【0039】
前記シート後処理装置300は、ステイプルしてシート後処理装置の積載部325に排出積載することと、単にフェイスダウンでシート後処理装置の積載部325に排出積載することができる。
【0040】
ここで、図2にもとづいて、フェイスダウンでシート後処理装置の積載部325に排出積載する動作について説明する。
【0041】
このとき、図5(a)に示すように、シート後処理装置300では、シート搬入方向に対して右側のスライドガイド301及び左側のスライドガイド302の底面が、搬入されてくるシートSに当接しない位置に、つまりシートSの幅方向より所定量だけ外側の位置に退避して、シートSがシート後処理装置の積載部へ直接搬送されるようになっている。
【0042】
入口ローラ対363により搬送されたシートはステープルローラ対320を通過した後、ステープルHの間口を通過してから排出ローラ対330により搬送されてシート後処理装置のシート排出部325に積載される。
【0043】
{後処理動作}
次に図6にもとづいて、ステイプルしてシート後処理装置の積載部325に排出積載する場合の動作について説明する。
【0044】
このとき、図3(a)に示すように、シート後処理装置300では、シート搬入方向に対して右側のスライドガイド301及び左側のスライドガイド302の壁面に設けられた基準ピン303,304が、搬入されてくるシートSと干渉しないように、シートSの幅方向より所定量だけ外側の位置に退避している。スライドガイド301,302の底面の端面の間隔ははシートSの幅より小さい位置にあり、シートSの進入を待機するようになっている。この位置を待機ポジションとする。
【0045】
入口ローラ対363により搬送されたシートはステープルローラ対320を通過した後、ステープルHの間口を通過してから、排出ローラ対330により搬送されて、スライドガイド301,302により構成される第1のシート積載部300Bのガイド面上へ搬送される。
【0046】
ここで、第1のシート積載部300Bのガイド面は、図6(a)に示すように、水平方向に対して所定角度で傾斜するとともに、シート搬入方向の上流側と下流側とで相互に異なった傾斜角度とされており、具体的には、上流側の所定区間と下流側の所定区間との間で傾斜角度αで屈曲する屈曲部300Cが形成されている。第1のシート積載部300Bのガイド面では、このような屈曲部300Cを有することにより、各スライドガイド301,302でガイドされないシートSの中央部の撓みを防止している。
【0047】
1枚目のシートがスライドガイド301,302により形成される面上に搬送された直後に、アーム331が反時計回り方向に回転することでアーム331に軸支されている排出上ローラ330aが上方向に退避して、排出ローラ対330が離間されると同時に排出ローラ対330に接続されていた駆動を切断して排出上ローラ330a及び排出下ローラ330bの回転を停止させる。
【0048】
シートSの後端がステープルローラ対320を完全に抜けると、シートは自重で搬送方向と反対方向に戻り、基準壁323方向に移動する。
【0049】
次に、左側のスライドガイド302のみが動作して、第1のシート積載部300B上に積載される各シートの幅方向の整合動作が開始されるようになっている。具体的には、スライドガイド302がモータMに駆動されて図3(a)の右側に移動することで左側のスライドガイド302に設けられた基準ピン304がシートSの左側面に当接して右側のスライドガイド301側にシートSを押し込む。そして、シートSの右側面がスライドガイド301に設けられた基準ピン303に突き当たることで、各シートの幅方向の整合が行われる。シートSが基準ピン303に当接して整合された位置で設定されたステープル位置にシートSが移動するように設定されている。
【0050】
シート整合動作後、左側のスライドガイド302がシートSの幅より広がる方向に移動し、再び待機ポジションで次のシートの搬送に対応できるようにする。
【0051】
(スライドガイド)
ここで、スライドガイドの構成について図3乃至図5を参照して説明する。各スライドガイド301,302は、モールドフレームに設けられたガイドピン313a及び板金フレームに設けられたガイドピン313bの計4本にガイドされることにより、図3(a)の左右方向、すなわちシート搬送方向に直交する方向(シート幅方向)に往復移動可能とされ、前記ジョガーモータMからの駆動力の伝達により移動するようになっている。
【0052】
各スライドガイド301,302は、シート搬送方向下流からから見ると、図3(b)に示すように、シートSの両サイドをガイドする各壁部とシートSの上下面を支持する支持部とにより、断面略コ字型の形状を呈しており、当該コ字型の下面によって第1のシート積載部300B上に排出される各シートを支持し、シートSの幅方向中央部についてはガイドしない構成となっている。
【0053】
左側スライドガイド302には段ギア317と噛み合う平板歯車を有するスライドラック310が設けられている。一方、右側スライドガイド301にも段ギア317と噛み合う平板歯車を有するスライドラック312が取り付けられている。ここで、右側スライドラック312は、コイル状のバネ314を介して右側スライドガイド301に対して相対移動可能に設けられている。ここで、バネ314は、その一端側が右側スライドガイド301に当接し、他端側が右側スライドラック312に当接し、右側スライドガイド301と右側スライドラック312とを広げる方向に付勢している。また、右側スライドラック312は、右側スライドガイド301側の角穴部301aを移動させるエンボス部312aを有している
右側スライドガイド301の側壁には耐磨耗にすぐれた金属で構成される2本の基準ピン303が、左側スライドガイド302の側壁には2本の基準ピン304がそれぞれ設けられており、シートを整合するときには、後述のように左側スライドガイド302が移動して、シート両側端面305,306に、基準ピン303,304が当接する。
【0054】
また、右側スライドガイド301及び左側スライドガイド302は、段ギア317及ジョグ板金フレームにより高さ方向を支持されている。
【0055】
ステイプラHは、画像形成されたシートの画像面の左上コーナー部に針打ちを行って各シートを綴じるため、右側スライドガイド301側に固定配置されている。
【0056】
次に、各スライドガイド301,302の動作について説明する。シート後処理装置300に電源が入ると、前記駆動モータにより駆動されるステープルローラ対320が回転を開始し、次にジョガーモータMが回転して段ギア317が回転することで、左側スライドガイド301のラック310が駆動されて外側に退避する。右側スライドガイド301は、ジョガーモータMが回転して段ギア317が回転すると、まずスライドラック312が相対移動し、スライドラック312のエンボス部312aが右側スライドガイド301の角穴部301aの図3に示す右側端面に当接した後に、エンボス部312aで押圧されることにより、外側に退避する。
【0057】
右側スライドガイド301にはスリット部301Sが設けられており、スリット部301Sが所定の退避距離まで移動すると、図5(a)に示すように、フォトセンサ316が透光し、その時点でジョガーモータMが停止する。この位置をホームポジションとする。
【0058】
シートSがシート後処理装置300に進入する信号がプリンタ本体100からシート後処理装置300に入力されると、ジョガーモータMが回転し、右側スライドガイド301及び左側スライドガイド302が内側に移動して、図3(a),(b)に示すように、進入するシートSの幅よりも所定量dだけ広い位置で停止する。この位置において、右側スライドガイド301は、ストッパ301bがガイドピン313aの端面313cに当接し、それ以上内側には移動できない状態となる。図3に示す位置を待機位置とし、この待機位置では右側スライドガイド301の側面が整合動作時の基準位置になる。
【0059】
本実施形態では、シートSのサイズ(幅)が搬送可能な最大サイズである場合に、両側の隙間がそれぞれ所定量d,dとなるように、右側スライドガイド301、左側スライドガイド302の待機位置が設定されている。
【0060】
なお、これよりも幅の狭いシートをシート後処理装置300で整合する場合には、これに応じた分だけ左側スライドガイド301が右側に移動することにより、待機位置における図3左側の隙間が常に所定量dとなる。一方、この場合には、当該シートと左側スライドガイド302との隙間は、所定量dよりも、幅狭となった量の半分だけ広がることになる。
【0061】
図4に示すように、スライドガイド301,302により横方向の整合をした後、両スライドガイドが若干量外側に退避し、シートSの横整合方向の規制をラフ状態にし、シートSがシート搬送方向に移動可能な状態にする。その後、図6(b)に示すように、パドル322がパドル軸350を中心に時計回りに一回転してパドル322がシートSの上面に当接してシートSを基準壁323に突き当てることで整列する。
【0062】
これらの動作でシート搬送方向及びシート搬送方向に対して直角方向の整合が可能となる。この整合された状態を保つために、図3(a)に示すように、シート整合されたシートの右端面近傍に、矢視図Aに示すように、摩擦部材を設けたレバーが上下方向に移動して整合されたシートを押圧するスタンプ手段400を有していて、整合動作終了した後でかつ次に進入するシートが整合されたシートに当接する前にレバーがシート上面を押圧して、次のシートが整合されたシートを移動させることを防ぐ。このスタンプ手段400はソレノイド400aによりリンクを介してスタンプ部材400を上下動作させる。
【0063】
2枚目以降のシートの搬送時には、排出ローラ対330が離間されているため、シートSの後端がステープルローラ対320を完全に抜けるとシートは自重で搬送方向と反対方向に戻り、基準壁323方向に移動する。整合動作を始める前に、スタンプ手段400が上方向に移動してホールド動作を終了する。ここからの整合動作は1枚目と全く同様であるので説明を省略する。
【0064】
このような動作を繰り返し行い、1ジョブの最後(n番目)のシート(Sn)を整合する動作を行い、左側スライドガイド302に設けられた各基準ピン304がシートの左側面を右側スライドガイド301の各基準ピン303に突き当て、左側スライドガイド302の移動を停止した図4の状態で、シート束の後端右側に位置する小型のステイプラHで後端右側の位置をステイプルする。
【0065】
この構成及び動作によれば、各シートの整合動作中は右側スライドガイド301が基準位置で停止して移動せず、左側スライドガイド302のみが移動して、各シートの左側端部が基準位置に揃うので、右側スライドガイド301側に固定配置されたステイプラHによる綴じ処理が正確かつ確実に行われる。さらには、1ジョブにおいて搬入される各シートの幅にばらつきがある場合や1ジョブ内でシートサイズが例えばレターサイズからA4サイズに変化した場合であっても、各シートの左端部の位置が一定に揃えられるので、ステイプラHによる綴じ処理の仕上がりが正確かつ綺麗になり、優れた効果が得られる。
【0066】
本実施形態では、前述のようにしてステイプル動作が終了すると、図6(c)に示すように、アーム331が時計回り方向に回転することでアーム331に軸支されている排出上ローラ330aが下方向に移動して、排出ローラ対330が形成されると同時に排出ローラ対330のローラ双方に駆動を接続して排出上ローラ330a及び排出下ローラ330bの回転を開始する。
【0067】
この動作によりシート束Sは排出上ローラ330a及び排出下ローラ330bによりニップされて右側スライドガイド301及び左側スライドガイド302により形成される面上に搬送される。
【0068】
シート束Sが排出ローラ対330から完全に排出されると、ジョガーモータMが回転駆動されることにより、図4に示す状態から左側スライドガイド302が広がる方向に移動する。なお、この左側スライドガイド302の移動開始時には、右側スライドガイド301側は、スライドラック312が図4の右側に移動し、右側スライドガイド301自体は直ちには移動しない。
【0069】
そして、左側スライドガイド302の位置が図3に示す待機位置を過ぎると、スライドラック312のエンボス部312aが右側スライドガイド301の角穴部310aの端面と当接して、右側スライドガイド301が図3の右側に移動を開始し、両スライドガイド301,302が移動する。
【0070】
さらに、ステイプル済みのシート束は、支持されている両スライドガイド301,302の間隔がシートの幅近傍、又はそれより広くなったときに、図5及び図6(c)に示すように、下方に落下する。これにより、当該シート束は、シート後処理装置の積載部325まで落下し、積載される。
【0071】
(パドル駆動構成)
ここで、パドル軸350を回転させる手段について説明をする。
【0072】
図7にもとづいて、駆動系の構成について説明する。図7(a)は排出上ローラ330aに駆動を伝えるギア系列、ギア504a,504bを示している。ギア504aは排出上ローラ330aの軸に固定されている。図7(b)は(a)の図からギア504bと揺動板560を削除した図となっており、(b)は排出下ローラ330bに駆動を伝えるギア系列、ギア506を示している。ギア506は排出下ローラ330bに固定されている。
【0073】
本駆動系列は、2つの系列に分かれている。搬送駆動系は、駆動モータの軸に固定されているHモータギア501から回転を受け取り排出ローラ対330、ギア513、ベルトプーリ521が固定されている図示しない搬送ローラ対の3つのローラ対をシートが矢印方向(図中、下から上方向)に搬送させる。
【0074】
パドル及びローラ離間駆動系はPモータギア401から駆動力を出力する。揺動ホルダ450は回転中心450aを中心に揺動可能で、軸支している切替ギア403をカムギアL404とアイドラギア406に選択的に接続可能な構成をとる。
【0075】
次に図8(b)を参照してパドル322の動作について説明する。Pモータに固定されたPモータギア401が反時計回り(図中、矢印方向)に回転すると、段ギア402は揺動ホルダ450と一緒に反時計回転し、切替ギア403がアイドラギア406に接続すると揺動ホルダ450はそれ以上は反時計回りに回転しなくなる。このとき切替ギア403はカムギアL404とは接続されていない。
【0076】
アイドラギア406はパドル軸350に固定されたパドルギア407に接続されており、パドル軸350を時計回りに回転させることでパドル322を回転させて、シートをシート搬送方向と反対側に移動させて基準壁323にシートSの端面を当接させて整合することができる。
【0077】
{排出ローラ対の離間構成}
次にアーム331に軸支されている排出上ローラ330aを上方向に退避させ、排出ローラ対330を離間させる構成について説明する。
【0078】
図8(a)に示すように、揺動ホルダ450は切替ギア403と段ギア402を回転自在に保持し、回転中心450aを中心に左右に揺動可能な構成をとる。段ギア402と揺動ホルダ450との間には一定の摩擦力で保持されてる。
【0079】
揺動ホルダ450が右側に揺動すると切替ギア403がカムギアL404に、揺動ホルダ450が左側に揺動すると切替ギア403がアイドラギア406に接続して駆動を伝達する。
【0080】
Pモータに固定されたPモータギア401が反時計回り(図中、矢印方向)に回転すると、段ギア402はと揺動ホルダ450と一緒に回転し、切替ギア403がカムギアL404に接続すると揺動ホルダ450はそれ以上時計回りに回転しなくなる。このとき切替ギア403はアイドラギア406とは接続されていない。
【0081】
切替ギア403がカムギアL404に接続すると、カムギアL404は時計回りに180度、カムギアR405は反時計回りに180度回転する。
【0082】
駆動解除板550は、駆動解除ギア502を軸支し回転中心550aを中心に揺動可能な構成をとる。また、図7に示すように、駆動解除板550はバネ555で反時計回りに付勢されている。カムギアL404が時計回りに180度回転することでカム面が駆動解除板550のを時計回りに約10度ほど回転させて駆動解除ギア502とアイドラギア503の接続を解除する。
【0083】
アーム331はニップしている状態で付勢手段としての加圧バネPによって下方向に加圧され、シート搬送に必要なニップ圧を確保している。
【0084】
カムギアR405が時計回りに回転し、点線で表示されているカム面405aがアーム331を押し上げる方向に移動すると、アーム331は加圧バネPの圧縮させながら、パドル軸350を中心に反時計回りに回転して、アーム331に軸支されている排出上ローラ330aを上方向に移動させて排出ローラ対330を離間させる。
【0085】
この一連の動作で排出ローラ330の離間及び排出ローラ対330への駆動の解除を実現する。
【0086】
以上のような構成をとることで一個のモータで選択的に排出ローラ対330の離間動作とパドル322によるシートの整合動作をする。
【0087】
{排出ローラ対のニップ構成}
次に図9乃至図13を参照して排出上ローラ330aが下方向に移動してニップする動作について説明する。
【0088】
シートの整合、後処理が終わると、再び、Pモータに固定されたPモータギア401が反時計回り(図8(a)の矢印方向)に回転すると、段ギア402は揺動ホルダ450と一緒に回転し、切替ギア403がカムギアL404に接続する。切替ギア403がカムギアL404に接続すると、カムギアL404は時計回りにカムギアR405は反時計回りに回転を開始する。加圧バネPは圧縮されているため、カムギアR405が所定角度回転し始めたところで、カムギアR405にはアーム331を介して加圧バネPから力をうけて反時計回りのトルクを発生する。そのトルクにより、Pモータからの駆動力とを受けなくてもギアR405は回転する力を受ける。
【0089】
図9は図8と同じ方向から見た排出上ローラ330aの移動する駆動手段の斜視図を示し、図10は反対側の斜視図を示す。
【0090】
(ブレーキ構成)
カムギアR405の反対側には同形状のカム形状をもつカム505が設けられ、アーム331の反対側の面と当接することで排出上ローラ330aの距離を決めている。また、反対面と同じように加圧バネPがアーム331を下方向に付勢している。
【0091】
ブレーキ手段となるブレーキ板500は、図11に示すように、板バネ部500aとゴムなどの摩擦係数の高い材料でできた摩擦部材500bから構成されていて端部500cがフレームに固定されている。カム505には、幅方向(軸と直交する方向)に長く、カム作用面はアーム331と当接する部分の他に、ブレーキ板500と当接する領域も設けられている。
【0092】
図12は、カム505の位相角とブレーキ板500の位置関係及び反対側に設けられたカムの位置を検知するセンサ590とカムギアL404に設けられたフラグ部404aの位置を示していて、排出ローラ対330がニップしている場合のカム505の角度を0度、離間しているときのカム505の角度を180度としている。
【0093】
図12に示すように、ブレーキ板500はアーム331が上昇する過程、つまりカム505が0〜180度の位相ではほとんどカムに当接しない。
【0094】
一方、アーム331が下降する過程、前述のカムギアR405が所定角度回転し始めたところでカムギアR405には、アーム331を介して加圧バネPから力をうけて図12中で時計回りのトルクを発生する。そのトルクにより、Pモータからの駆動力を受けなくてもカムギアR405は回転する力を受ける位相においてブレーキ板500の摩擦部材部500bがカム505と当接して加圧バネPから受けるトルクを制動させる力を発生させている。そのトルクを図13の一点鎖線で示す。
【0095】
前記トルク曲線は加圧バネPがアーム331、カム505、カムギアR405を介してカム軸に発生させるトルク曲線(図13の実線に示す曲線)と打ち消し合うように設定され、これによってマイナス側(図12中で時計回りのトルク)のトルクの最大値を激減させている。
【0096】
カム505、カムギア405の位相が360度の位置になる所定角度手前でカムギアL404に設けられたフラグ部404aがセンサ590を切る。このタイミングから所定パルスPモータが駆動した時点でPモータを停止して排出上ローラ330対は、ニップ位置(位相360度)となる。マイナスのトルクを減少させているため、カムギア405、カム505がオーバーランすることもない。
【0097】
よって、本構成をとることでアーム331の下降時の衝撃を無くすことができ、かつ排出上ローラ対の位置を精度よく決めることができる。またアーム331下降にともなう衝撃音も抑えられる。
【0098】
また、Pモータがステッピングモータであってもアームから付勢されたトルクで回転させられて脱調することもないのでジャムの発生がない。
【0099】
〔第2実施形態〕
次に図14を参照して、本発明の第2実施の形態に係るアーム331のブレーキ構成について説明する。
【0100】
前述した第1実施形態ではブレーキ板500は、板バネ部500aと摩擦部材500bから構成されていたが、本実施形態のブレーキ板600は摩擦部材601が支持部材602に固定され、支持部材602には円筒状のガイド部602aが設けられ、フレームのガイド部650aに摺動可能に取り付けられている。また、支持部材602の円筒状のガイド部602aには圧縮バネ660が挿入されていて支持部材602とフレーム650との間で広がる方向で付勢している。
【0101】
支持部材602にはピン形状のストッパ670があり、フレームのガイド部650aの端面とストッパが当接することで位置が規制される。第1実施形態との相違点はブレーキ板500の部分のみで、その他の部分は全く同じ構成であるので説明を省略する。
【0102】
図14はカム505の位相角とブレーキ板600の位置関係を示していて、排出ローラ対330がニップしている場合のカム505の角度を0度、離間しているときのカム505の角度を180度としている。
【0103】
図14に示すように、ブレーキ板600はアーム331が上昇する過程、つまりカム505が0〜180度の位相ではほとんどカム505に当接しない。
【0104】
一方、アーム331が下降する過程、前述のカムギアR405が所定角度回転し始めたところでカムギアR405にはアーム331を介して加圧バネPから力をうけて図14中で時計回りのトルクを発生する。そのトルクにより、Pモータからの駆動力とを受けなくてもギアR405は回転する力を受ける位相においてブレーキ板600の摩擦部材部601がカム505と当接して加圧バネPから受けるトルクを制動させる力を発生させている。
【0105】
そのトルク曲線は加圧バネPがアーム331、カム505、カムギア405を介してカム軸に発生させるトルク曲線と打ち消し合うように設定されていて、マイナス側のトルクの最大値は第1実施形態と同様に激減される。
【0106】
本実施形態によれば前述した第1実施形態のような板バネを設けるスペースの無い場合に、圧縮バネを用いることで省スペースなカムの制動手段を提供することができる。
【0107】
〔第3実施形態〕
次に図15を参照して、本発明の第3実施の形態に係るアーム331のブレーキ構成について説明する。
【0108】
前述した実施形態のブレーキ手段はカム505の回転方向に対して摩擦部材を付勢手段で付勢させてカムの回転運動を制動していたが、本実施形態ではカムの回転方向に直交する方向に押圧可能に設けられたブレーキ板700が側面に側面カム部705aを設けたカム705を付勢してカム705のトルクを制動する構成をとる。すなわち、カム705には、A矢視図に示すように、カマボコ形状の側面カム部705aが設けられている。
【0109】
図15は側面カム部705の位相角とブレーキ板700の位置関係を示していて、排出ローラ対330がニップしている場合のカム705の角度を0度、離間しているときのカム705の角度を180度としている。
【0110】
ブレーキ板700は摩擦部材701と板バネ702から構成されており、端部はフレームに固定されている。図15に示すように、ブレーキ板700は、アーム331が上昇する過程、つまりカム505が0〜180度の位相ではほとんどカムに当接しない。
【0111】
一方、アーム331が下降する過程でカム705の側面カム部705aがブレーキ板700の摩擦部材701に当接してカム705が加圧バネPから受けるトルクを制動させる力を発生させている。そのトルク曲線は加圧バネPがアーム331、カム705、カムギア405を介してカム軸に発生させるトルク曲線と打ち消し合うように設定されていて、マイナス(図15中で時計回りのトルク)側のトルクの最大値は前述した第1実施形態と同様に激減される。
【0112】
本構成によれば、カムの回転方向にスペースが無いときにも簡単な構成でカム705の制動手段を提供することができる。また、側壁カムの形状の自由度が高いので、制動トルクの発生が容易となる。
【0113】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の構成によれば、カムにより離間可能なローラ対を確実に動作させることができるので、例えばローラ対が互い違いに配置されているクシ歯ローラであってもローラ間の間隔を安定させることができる。従って、搬送するシートに所定の搬送力を与え、かつコシ付けもできるのでシート積載性のよい離間可能なローラ対を実現できる。
【0114】
また、カムの回転軸もしくはギア列にシリコンオイルなどを封入したオイルダンパを設けてカムの駆動系に負荷を与える構成と比較して、ローラの離間動作をするカムにかかる最大トルクが抑えられるので小型のモータを採用することができ、離間ローラ対の小型化、省電力化、低コスト化が実現できる。
【0115】
さらに、小型で低コストで省電力のシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシート後処理装置を装着したプリンタの断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るシート後処理装置の動作説明図である。
【図3】第1の実施の形態におけるスライドガイドの動作を説明する断面図であり、スライドガイドが待機位置にある状態を示す。
【図4】第1の実施の形態におけるスライドガイドの動作を説明する断面図であり、スライドガイドによりシートが整合した状態について示す。
【図5】第1の実施の形態におけるスライドガイドの動作を説明する断面図であり、スライドガイドがホームポジションに位置し、かつ、シート束が落下する状態を示す。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る断面図であり、動作説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における駆動部の断面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における駆動部の断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における駆動部の斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるブレーキ板近傍の斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態におけるブレーキ板の拡大図
【図12】本発明の第2の実施の形態におけるブレーキ手段の断面図である。
【図13】カムのトルク曲線を示すグラフ
【図14】本発明の第2の実施の形態におけるブレーキ手段の断面図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態におけるブレーキ手段の断面図である。
【符号の説明】
H  …ステープル
M  …ジョガーモータ
P  …加圧バネ
S  …シート
100  …プリンタ本体
100A …装置本体
101  …給送ローラ
102  …分離ローラ対
103  …搬送ローラ対
104  …レジストローラ対
105  …感光体ドラム
106  …露光手段
107  …現像手段
108  …転写ローラ
109  …定着器
120  …ローラ対
125  …フェイスダウン排出部
130  …排出ローラ
150  …フラッパ
200  …給送カセット
300  …シート後処理装置
300A …ケーシング部
300B …シート積載部
300C …屈曲部
301,302 …スライドガイド
301S …スリット部
301a …エンボス部
301b …ストッパ
303,304 …基準ピン
305,306 …シート両側端面
310  …スライドラック
312  …スライドラック
312a …角穴部
313a …ガイドピン
313b …ガイドピン
313c …端面
314  …バネ
316  …フォトセンサ
317  …段ギア
320  …ステープルローラ対
322  …パドル
323  …基準壁
325  …積載部
330  …排出ローラ対
330a …排出上ローラ
330b …排出下ローラ
331  …アーム
350  …パドル軸
361  …フラグ
362  …フォトセンサ
363  …後入口ローラ対
400  …スタンプ手段
400a …ソレノイド
401  …モータギア
402  …段ギア
403  …切替ギア
404  …カムギアL
404a …フラグ部
405  …カムギアR
405a …カム面
406  …アイドラギア
407  …パドルギア
450  …揺動ホルダ
450a …回転中心
500  …ブレーキ板
500a …板バネ部
500b …摩擦部材
501  …モータギア
502  …駆動解除ギア
503  …アイドラギア
504a,504b …ギア
505  …カム
513  …ギア
521  …ベルトプーリ
550  …駆動解除板
550a …回転中心
555  …バネ
560  …揺動板
590  …センサ
600  …ブレーキ板
601  …摩擦部材
602  …支持部材
602a …ガイド部
650a …ガイド部
660  …圧縮バネ
670  …ストッパ
700  …ブレーキ板
701  …摩擦部材
702  …板バネ
705  …カム
705a …側面カム部

Claims (9)

  1. シートを挟持して搬送可能であり、離間可能なローラ対を有するシート処理装置において、
    前記ローラ対のいずれか一方のローラを支持するとともに、揺動可能なアームと、
    前記アームに支持されたローラが他方のローラに近づく方向に前記アームを付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段に付勢された前記アームと当接し、回転することで前記アームを揺動可能なカムと、
    前記カムが回転する所定角度範囲で該カムの回転にブレーキ力を付与するブレーキ手段と、
    を有することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記ローラ対は互い違いに配置されていることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記ブレーキ手段は、摩擦部材を前記カムに付勢する構成であることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  4. 前記摩擦部材は前記カムのカム作用面に作用することを特徴とする請求項3記載のシート処理装置。
  5. 前記摩擦部材は前記カムの側面に作用することを特徴とする請求項3記載のシート処理装置。
  6. 前記摩擦部材を前記カムに付勢する手段は板バネまたは圧縮バネで構成されていることを特徴とする請求項3記載のシート処理装置。
  7. 前記カムはステッピングモータで回転することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  8. 前記カムの回転位置を検出する検出手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  9. シートに画像形成する画像処理手段と、
    前記画像処理したシートを処理する請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のシート処理装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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