JP2004057611A - 炊飯検出方法及び自動炊飯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】計量から、洗米、炊飯までをマイコン制御によって自動的に行う自動炊飯機において、誤動作による炊飯完了を防止して、良好に炊き上がるように考慮する。
【解決手段】洗米された米を収容して炊飯する炊飯部と、この炊飯部の熱を感知する感熱部とを有する炊飯器を備え、炊飯開始後に、炊飯部が所定温度に達したことを感熱部が感知すると炊飯動作を終了するようにした自動炊飯機において、炊飯開始から炊飯動作終了までの実際の炊飯時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短い場合に、炊飯動作を再開させる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、米の計量、洗米、炊飯までを自動的に行う自動炊飯機及び炊飯検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、米を貯留する貯米タンクと、この貯米タンク内の米を計量する計量器と、計量された米を洗う洗米タンクと、この洗米タンクで洗米された米を炊飯する炊飯器とを備え、所望の炊飯量を入力してスタートさせると、該炊飯量の米を貯米タンク内から計量して洗米タンクに供給し、該洗米タンクにて洗米した後、水加減して炊飯器に供給し、該炊飯器で炊飯するように自動制御した自動炊飯機がある。
【0003】
炊飯器の内釜の温度は、図7を参照すると、炊飯器のコンロに点火した後、内釜内の水が沸騰するまで比較的急速に上昇した後、内釜内の水分が略なくなるまで略一定温度を維持し、内釜内の水分が略なくなると、再び急速に上昇する。
そして、自動炊飯機にあっては、炊飯器の内釜の下面側に感熱センサを配置し、炊飯開始後、内釜内の水分が略なくなって、内釜の温度が所定温度(炊飯完了温度)に達したことを感熱センサが感知したときに、炊飯完了を認識して、コントを消火して、炊飯動作を終了させると共に、炊飯終了信号を出して、むらし工程に移行するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のものにあっては、炊飯状態のバラツキによって、図7において符号Bで示すように、内釜が部分的に過熱して所定温度に達し、それを感熱センサが感知することにより、或いは、感熱センサの不具合等により、まだ炊飯が良好に完了していないのに、炊飯終了信号を出力してしまい、むらし工程に移行してしまうことがある。
この場合、正常な工程と変わりがないので、ご飯が良好に炊き上がっていないのは、ご飯を食するまでわからない。
【0005】
なお、感熱センサが感知する設定温度を高く採れば、炊飯器の誤消火が少なくなるが、感熱センサが感知する温度を高く採れば採るほど、ご飯が焦げるという問題がある。
本発明は、前記問題点に鑑みて、炊飯が良好に完了しているか否かを検出できるようにすることを主目的とし、炊飯が良好に完了していない場合には、該炊飯が良好に完了するようにする、又は、知らせるようにした自動炊飯機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明が技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、洗米された米を収容して炊飯する炊飯部が所定温度になったことを感知することにより炊飯完了を検出するようにした炊飯検出方法において、
炊飯開始から炊飯部が所定温度になったときまでの時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短いか否かを検出するようにしたことを特徴とする。また、他の技術的手段は、洗米された米を収容して炊飯する炊飯部と、この炊飯部の熱を感知する感熱部とを備え、炊飯部が所定温度になったことを感熱部が感知することにより炊飯完了が検出されるようにした自動炊飯機において、
炊飯開始から炊飯部が所定温度になったことを感熱部が感知したときまでの時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短い場合に、炊飯動作を継続させる、又は、一旦終了した炊飯動作を再開させる、或いは、報知するようにしたことを特徴とする。
【0007】
また、他の技術的手段は、洗米された米を収容して炊飯する炊飯部と、この炊飯部の熱を感知する感熱部とを備え、炊飯開始後に、炊飯部が所定温度になったことを感熱部が感知すると炊飯動作を終了するようにした自動炊飯機において、炊飯開始から炊飯動作終了までの実際の炊飯時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短い場合に、炊飯動作を再開させ、最初の炊飯開始から再開後の炊飯動作終了までの実際の炊飯時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短い場合に、それを報知するようにしたことを特徴とする。
【0008】
また、他の技術的手段は、洗米された米を収容して炊飯する炊飯部と、この炊飯部の熱を感知する感熱部とを備え、炊飯部が所定温度になったことを感熱部が感知することにより炊飯完了が検出されるようにした自動炊飯機において、
炊飯開始から炊飯部が所定温度になったことを感熱部が感知したときまでの時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲か、それよりも長い場合に、炊飯動作を終了させるようにしたことを特徴とする。
また、炊飯動作を再開させる場合には、炊飯動作終了後一定時間経過後に炊飯動作を再開させるようにするのがよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2において、1は、米の計量から、洗米、炊飯までをマイコン制御によって自動的に行う自動炊飯機であり、この自動炊飯機1は、本体フレーム2と、米を貯える貯米タンク3と、この貯米タンク3内の米を計量して排出する計量器4と、この計量器4から排出された米を洗う洗米タンク5と、洗米タンク5に給水する給水装置(図示省略)と、制御装置6と、炊飯器7とを有する。
【0010】
本体フレーム2は、下部にベースフレーム8を有すると共に、このベースフレーム8の後部側に立設された縦フレーム9を有し、さらに、縦フレーム9の上部に固定された装置ボックス10を有する。
また、ベースフレーム8上には、炊飯器7を載せる載置台12が前後移動自在に設けられ、この載置台12を、その前部に設けたハンドル13を把持して前方移動させることにより、炊飯器7が引き出し可能とされている。
貯米タンク3は、本体フレーム2の装置ボックス10内に設けられ、その下部は下方に向けて先窄まりとなるように形成されていると共に、下端が開口状とされており、この貯米タンク3の下端開口部分に計量器4が設けられている。
【0011】
洗米タンク5は、タンク本体14と、このタンク本体14の下端側に設けられた排水部15とを備えている。
タンク本体14は、装置ボックス10の下面側に着脱自在に取り付けられ、下部が下方に向けて先窄まりとなる漏斗状に形成されていると共に下端が開口状とされている。
排水部15は、図3に示すように、タンク本体14の下端側に固定されたフランジ16に着脱自在に取り付けられた排水ジャケット17と、この排水ジャケット17内に取り付けられたガイド18とを有する。
【0012】
排水ジャケット17は上下開口状の筒状に形成され、上端開口はタンク本体14に連通しており、下端開口側には米等を排出する排米口19が設けられており、排米口19は、昇降自在に支持された排米弁20によって開閉自在に閉塞される。
排水ジャケット17の側周壁には、開口21が形成されていると共に、該開口21に連通する排水口22が設けられている。
この排水口22は、排水パイプ25を介して排水箱23に接続され、この排水箱23には、排水部15からの水等流入させるための流入口を開閉自在に閉塞する開閉弁が設けられており、また、排水箱23に流入した水等は、下水等に排水されるようになっている。
【0013】
なお、排水箱23には、洗米タンク5上部からオーバーフローさせる水等を流すためのオーバーフローパイプ24も接続されている。
ガイド18は、截頭円錐形の筒体によって構成され、上下開口状とされており、タンク本体14の下端開口と、排米口19との間に、これらの間の空間を取り囲むように介在され、米等をタンク本体14から排米口19へと案内する。
また、ガイド18には、米は通さないが、水や糠、塵等は通す多数の小孔が形成されており、洗米タンク5内の米のとぎ汁を排出できるようになっている。
【0014】
このガイド18には、糠等が付着するので、定期的に排水部15を分解してガイドの洗浄が必要となるが、排水部15を分解したり、組立てるのは結構面倒であるので、手入れがなされない場合がある。
そこで、本実施の形態の自動炊飯機1にあっては、排水部15を分解しないでガイド18の洗浄を行えるように、排水ジャケット17に、1又は複数(図例では3つ)の洗浄ノズル26が設けられている。
洗浄ノズル26は、排水ジャケット17の側周壁を斜めに貫通すると共に、洗浄ノズル26から噴出される洗浄水が、ガイド18の略接線方向から該ガイド18に衝当するように、その噴射口27が、ガイド18に向けて指向するように設けられている。
【0015】
洗浄ノズル26の外側には、給水ホース、配管28等が接続され、給水源から洗浄ノズル26に水が圧送されるようになっており、給水源と洗浄ノズル26との間の給水路には、電磁開閉弁が介装されており、洗浄する際には、洗浄スイッチ等の押し操作等によって、この電磁弁を一定時間、開とする。
炊飯器7は、米を収容して炊飯する内釜31(炊飯部)と、この内釜31を装着する外釜32と、内釜31の上端開口を開閉自在に閉塞する上蓋33と、内釜31を加熱するからガスコンロ34(等の加熱手段)と、内釜の熱を感知する感熱センサ35(感知部)とを有する。
【0016】
感熱センサ35は、炊飯器7によって炊飯が開始された後、内釜31内の水分が略なくなって、内釜31の温度が所定の設定温度になったことを感知するものであり、感熱センサ35が感知する温度は設定変更自在である。
なお、上蓋33には、洗米タンク5から排出される米等を内釜31内に供給するための開口が形成されており、この開口はシャッタによって開閉自在に閉塞される。
制御装置6は、装置ボックス10の前面側に設けられ、操作パネル36を有する。
【0017】
操作パネル36には、自動炊飯機1を始動させるスタートスイッチの他、炊飯する米の量を入力する米量入力スイッチ、米の洗い方の程度(軽く〜念入り)を選定する洗い方選定スイッチ、炊き加減(軟〜硬)を選定するかたさ選定スイッチ、炊き方の種類(通常の白米、玄米、おこわ、おかゆ等)を選定するスイッチ等が設けられており、これら各スイッチにより入力された条件によって、米の量に応じた、給水量、洗い方で洗米され、水加減され、炊飯されるように、前記制御装置6により自動運転される。
【0018】
すなわち、運転がスタートされると、先ず、入力した量の米が計量されて洗米タンク5内に落下供給されると共に、給水装置によって洗米タンク5内に給水しながら攪拌手段により米を攪拌することによって、洗米タンク5内の米が洗米される。
このとき給水しながら同時に濁水等を排水部15から排水するようにするか、又は、所定量の洗米水を供給すると共に排水部15からの排水を停止して洗米動作を行う。
【0019】
この洗米動作を所定時間行った後、給水を停止すると共に水を切り、米を攪拌手段により攪拌することにより研米動作が行われ、これら洗米動作と研米動作とを数回行った後、排水部15からの排水を停止し、攪拌しながら洗米タンク5内に給水して、オーバーフローパイプ24を介して濁水等を排水させる。
以上によって洗米が終了する。
洗米が終了すると、洗米タンク5内の水が排水部15から一旦全部排水され、ざる上げされ、その後、入力された米量及び炊き方に対応する量の水加減がなされた後、排米弁20が下降され、排米口19から水加減水と共に米が炊飯器7の内釜31内に落下供給され、制御装置6によって炊飯器7が起動され、炊飯される。
【0020】
次に、図1のフローチャートを参照して、炊飯開始から炊き上がりまでの処理を説明する。
前記制御装置6から炊飯器7側の制御装置に炊飯器点火信号が出力されると炊飯器7のガスコンロ34が点火され(ステップS1)、炊飯器7のガスコンロ34が点火されると、炊飯器7側から制御装置6に炊飯開始信号が出力され(ステップS2)、制御装置6に炊飯開始信号が入力されると、該制御装置6によって炊飯時間がカウント(計測)される。
【0021】
この場合、炊飯器7側の制御装置によって炊飯時間をカウントさせるようにしてもよい。
次に、内釜31が所定の温度になったことを感熱センサ35が感知すると(ステップS3)、炊飯器7のガスコンロ34が消火され(ステップS4)、炊飯器7側から制御装置6に炊飯終了信号が出力される(ステップS5)。
制御装置6に炊飯終了信号が入力されると、炊飯時間のカウントが停止され、この炊飯時間が記憶される。
【0022】
この処理も炊飯器7側の制御装置によって行うようにしてもよい。
次に、制御装置6で計測された実際の炊飯時間と、制御装置6に、予め、入力した炊飯時間の正常範囲とを比べ(ステップS6)、実際の炊飯時間が正常炊飯時間の範囲にある場合には、炊飯が良好に完了したと認識され、むらし工程に移行し(ステップS7)、設定された時間むらした後、炊き上りとなる(ステップS8)。
炊飯器7側の制御装置によって炊飯時間をカウントさせる場合は、この実際の炊飯時間と炊飯時間の正常範囲との比較は、炊飯器7側の制御装置によって行われる。
【0023】
ここで、炊飯時間の正常範囲(正常炊飯時間の範囲、標準炊飯時間の範囲)とは、ある量の米を炊くのに、当該自動炊飯機1の炊飯器7であれば、どのくらいの時間で良好に炊飯が完了するか、実験的に求めた値であり、範囲があるのは、水加減水の水温等の炊飯時間に影響を与える要因によって、炊飯時間が多少異なるからである。
ステップS6において、実際の炊飯時間が正常炊飯時間の範囲にない場合には、実際の炊飯時間が正常炊飯時間の範囲よりも短いか否か判別され(ステップS9)、実際の炊飯時間が正常炊飯時間の範囲よりも短いと、ステップS10に移行し、ここで感熱センサ35による所定温度の感知が2回目か否かが判別される。
【0024】
感熱センサ35による所定温度の感知が2回目でない(すなわち1回目である)と、一定時間経過後(ステップ11)、再び炊飯器7のコンロ34が点火され、再度炊飯が行われる。
これによって、誤動作によって、炊飯動作が終了しても、良好に炊飯することができ、また、一定時間経過後に、コンロ34が再点火されるので、感熱センサ35が冷めた後に再点火されることとなり、誤動作を少なくすることができる。ステップS9において、実際の炊飯時間が正常炊飯時間の範囲よりも長いと、異常報知される(ステップS12)が、そのまま、むらし工程に移行する。
【0025】
また、ステップS10において、感熱センサ35による所定温度の感知が2回目であると、異常報知し(ステップS13)、再度の炊飯が行われない。
これによって、炊飯が正常に行われていない場合に、早めに気づく事が可能である。
なお、前記異常報知としては、操作パネル36等に表示する、ブザー等の警報を鳴らす、音声によって知らせる、これらを組み合わせる等が考えられる。
図5に示すフローチャートは、炊飯器7のコンロ34を手動で着火するタイプの自動炊飯機1の処理を示す。
【0026】
このものにあっては、炊飯器7のコンロ34を自動で着火できないので、ステップS9において、実際の炊飯時間が正常炊飯時間の範囲よりも短いと、異常報知し、炊飯器7のコンロ34が再点火されないという点が前述した実施の形態と相違しており、その他は前記図1に示す実施の形態と同様である。
また、図6に示すフローチャートは、他の制御例を示すものである。
図6に示すものにあっては、炊飯器7のガスコンロ34が点火されると(ステップS1)、炊飯器7側から制御装置6に炊飯開始信号が出力される(ステップS2)が、前述した実施の形態のように炊飯時間がカウントされることはない。
【0027】
次に、内釜31が所定の温度になったことを感熱センサ35が感知すると(ステップS3)、炊飯開始から感熱センサ35が所定温度を感知したときまでの時間と炊飯時間の正常範囲とを比べ(ステップS4)、炊飯開始から感熱センサ35が所定温度を感知したときまでの時間が正常炊飯時間の範囲にある場合には、炊飯器7のガスコンロ34が消火され(ステップS5)、炊飯器7側から制御装置6に炊飯終了信号が出力され(ステップS6)、制御装置6に炊飯終了信号が入力されると、むらし工程に移行し(ステップS7)、所定時間むらした後、炊き上りとなる(ステップS8)。
【0028】
ステップS4において、炊飯開始から感熱センサ35が所定温度を感知したときまでの時間が正常炊飯時間の範囲にない場合には、炊飯開始から感熱センサ35が所定温度を感知したときまでの時間が正常炊飯時間の範囲よりも短いか否かを比べ(ステップS9)、炊飯開始から感熱センサ35が所定温度を感知したときまでの時間が正常炊飯時間の範囲よりも短い場合には、炊飯を続行する。
また、ステップS9において、炊飯開始から感熱センサ35が所定温度を感知したときまでの時間が正常炊飯時間の範囲よりも長い場合には、異常を報知する(ステップS10)が、炊飯器7のガスコンロ34が消火され(ステップS5)、炊飯器7側から制御装置6に炊飯終了信号が出力され(ステップS6)、むらし工程に移行し(ステップS7)、所定時間むらした後、炊き上りとなる(ステップS8)。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、炊飯開始から炊飯部が所定温度になったときまでの時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短いか否かを検出することにより、炊飯が良好に完了していない場合に、これに対して、ご飯を食する前に対処することができる。
また、炊飯開始から炊飯部が所定温度になったことを感熱部が感知したときまでの時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短い場合に、炊飯動作を継続させる、又は、一旦終了した炊飯動作を再開させることにより、感熱部が誤動作したときでも、ご飯を良好に炊き上げることができる。
【0030】
また、炊飯開始から炊飯部が所定温度になったことを感熱部が感知したときまでの時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短い場合に、それを報知することにより、トラブルに対して早期に対処できる。
また、炊飯開始から炊飯動作終了までの実際の炊飯時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短い場合に、炊飯動作を再開させ、最初の炊飯開始から再開後の炊飯動作終了までの実際の炊飯時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短い場合に、それを報知するようにすることにより、感熱部が誤動作したときでも、ご飯を良好に炊き上げることができると共に、感熱部が不良等の場合には、その異常を知ることができる。
【0031】
また、炊飯開始から炊飯部が所定温度になったことを感熱部が感知したときまでの時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲か、それよりも長い場合に、炊飯動作を終了させるようにすることにより、炊飯完了不良を確実に防止できる。
また、炊飯動作を再開させる場合に、炊飯動作終了後一定時間経過後に炊飯動作を再開させることにより、感熱部が少し冷めてから炊飯動作が再開するので、感熱部の誤動作を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】炊飯開始から炊き上がりまでを示すフローチャートである。
【図2】自動炊飯機の正面図である。
【図3】洗米タンク下部の正面断面図である。
【図4】図3のA−A線矢示断面図である。
【図5】炊飯開始から炊き上がりまでの他の例を示すフローチャート図である。
【図6】炊飯開始から炊き上がりまでの別の例を示すフローチャート図である。
【図7】炊飯時の内釜の温度変化を示すグラフである。
【符号の説明】
7  炊飯器
31  内釜(炊飯部)
35  感熱センサ(感熱部)

Claims (5)

  1. 洗米された米を収容して炊飯する炊飯部が所定温度になったことを感知することにより炊飯完了を検出するようにした炊飯検出方法において、
    炊飯開始から炊飯部が所定温度になったときまでの時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短いか否かを検出するようにしたことを特徴とする炊飯検出方法。
  2. 洗米された米を収容して炊飯する炊飯部と、この炊飯部の熱を感知する感熱部とを備え、炊飯部が所定温度になったことを感熱部が感知することにより炊飯完了が検出されるようにした自動炊飯機において、
    炊飯開始から炊飯部が所定温度になったことを感熱部が感知したときまでの時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短い場合に、炊飯動作を継続させる、又は、一旦終了した炊飯動作を再開させる、或いは、報知するようにしたことを特徴とする自動炊飯機。
  3. 洗米された米を収容して炊飯する炊飯部と、この炊飯部の熱を感知する感熱部とを備え、炊飯開始後に、炊飯部が所定温度になったことを感熱部が感知すると炊飯動作を終了するようにした自動炊飯機において、
    炊飯開始から炊飯動作終了までの実際の炊飯時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短い場合に、炊飯動作を再開させ、最初の炊飯開始から再開後の炊飯動作終了までの実際の炊飯時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲よりも短い場合に、それを報知するようにしたことを特徴とする自動炊飯機。
  4. 洗米された米を収容して炊飯する炊飯部と、この炊飯部の熱を感知する感熱部とを備え、炊飯部が所定温度になったことを感熱部が感知することにより炊飯完了が検出されるようにした自動炊飯機において、
    炊飯開始から炊飯部が所定温度になったことを感熱部が感知したときまでの時間が、炊飯量に見合った正常炊飯時間の範囲か、それよりも長い場合に、炊飯動作を終了させるようにしたことを特徴とする自動炊飯機。
  5. 炊飯動作を再開させる場合において、炊飯動作終了後一定時間経過後に炊飯動作を再開させるようにしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の自動炊飯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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