JP2004056268A - 携帯電話装置及びハンズフリー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サービスエリア内外を問わずトランシーバが機能するようにする。
【解決手段】一定の近距離範囲内に他の携帯電話装置11a,11bやハンズフリー装置が存在するか否かを近距離判定回路12a,12bで判定し、近距離範囲内に存在していれば、トランシーバ型通信回路13a,13bで直接にトランシーバとして通信する一方、近距離範囲内に存在していなければ、携帯電話型通信回路15a,15bやハンズフリー回路部が機能することにより、携帯電話基地局14を介して通信する。近距離通信の場合には、携帯電話基地局14を介する際に課金される通信料金を節約することが可能となる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、携帯電話装置及びハンズフリー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
元来、携帯電話装置間での通信においては、通信事業者の基地局を介在しなければならない。したがって、携帯電話装置の基本的機能としては、サービスエリア内においては相互の通話が可能であるが、サービスエリア外での通話が不可能であった。このような携帯電話装置を、例えば走行中の自動車内で運転者以外の乗員がその基本的な機能を使用する場合、サービスエリア外においては通話を行うことができず、不便である。また、かかる携帯電話装置を例えばハンズフリー装置に接続して使用する場合も同様な不便さがある。
【0003】
このことを考慮し、例えば特開平11−88959号公報(従来技術1)には、図7に示すように、携帯電話装置Kがサービスエリア内にあるか否かをサービスエリア判定回路1で判定し、サービスエリア内であれば、携帯電話型通信回路2が動作して基地局3の中継により通話を行う一方、サービスエリア外であれば、トランシーバ型通信回路4により、利用者が資格を必要としない小電力型の通信方式で基地局3を介在させずにトランシーバとして通信を行う技術が公開されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術1では、携帯電話のサービスエリア外でしかトランシーバ型通信回路4が動作せず、この範囲内でしか携帯電話装置Kをトランシーバとして使用することができない。
【0005】
尚、PHS(Personal Handyphone System)においては、サービスエリア内外を問わず、基地局を介さずにトランシーバ型通信を行うことができるが、このPHSの場合は、基地局を介した通話とトランシーバ型通信とを切り替えるために、押しボタン等の所定の操作を行う必要があり、かかる操作に手間取ることから、例えば走行中の自動車内で使用する場合などには適していない。
【0006】
そこで、この発明の課題は、サービスエリア内外を問わずトランシーバ機能を持たせることによって、近距離範囲内での通話において課金されずに通話を行うことができる携帯電話装置及びハンズフリー装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、一定の近距離範囲内に他の携帯電話装置が存在しているか否かを判定する近距離判定手段と、前記近距離判定手段において前記近距離範囲内に他の携帯電話装置が存在していると判断された場合に当該他の携帯電話装置と直接に近距離通信を行うトランシーバ型通信手段と、前記近距離判定手段において前記近距離範囲内に他の携帯電話装置が存在していないと判断された場合に所定の携帯電話基地局を介して当該他の携帯電話装置と通信を行う携帯電話型通信手段とを備えるものである。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯電話装置であって、前記近距離判定手段において前記近距離範囲内に他の携帯電話装置が存在していないと判断された場合に、所定の警告を行う警告手段をさらに備えるものである。
【0009】
請求項3に記載の発明は、移動体に搭載されて手を使うことなく通話を行うためのハンズフリー装置であって、一定の近距離範囲内に他のハンズフリー装置が存在しているか否かを判定する近距離判定手段と、前記近距離判定手段において前記近距離範囲内に他のハンズフリー装置が存在していると判断された場合に当該他のハンズフリー装置と直接に近距離通信を行うトランシーバ型通信手段と、携帯電話装置に接続可能とされ、前記近距離判定手段において前記近距離範囲内に他のハンズフリー装置が存在していないと判断された場合に、携帯電話装置を利用して所定の携帯電話基地局を介して当該他のハンズフリー装置と通信を行うハンズフリー回路部とを備えるものである。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のハンズフリー装置であって、前記近距離判定手段において前記近距離範囲内に他のハンズフリー装置が存在していないと判断された場合に、所定の警告を行う警告手段をさらに備えるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
{第1の実施の形態}
図1はこの発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置11a,11b同士が通話を行っている様子を示すブロック図である。この携帯電話装置11a,11bは、図1の如く、携帯電話装置11aが通話相手となる携帯電話装置11bに電話をかける際に、まず近距離判定回路(近距離判定手段)12aを用いて通話相手となる携帯電話装置11bが近距離範囲内にあるか否かの判定を行い、通話相手の携帯電話装置11bが近距離範囲内にあれば、両携帯電話装置11a,11bのトランシーバ型通信回路(トランシーバ型通信手段)13a,13b同士の通信により、利用者が資格を必要としない小電力型の通信方式で携帯電話基地局14を介在させずにトランシーバとして通信を行う一方、通話相手の携帯電話装置11bが近距離範囲外にあれば、両携帯電話装置11a,11bの携帯電話型通信回路(携帯電話型通信手段)15a,15bが動作して携帯電話基地局14の中継により通話を行う。
【0012】
即ち、各携帯電話装置11a,11bは、図2の如く、他の同機種の携帯電話装置11a,11bが近距離範囲内にあるか否かを判定する近距離判定回路12a,12bと、利用者が資格を必要としない小電力型の通信方式で基地局14を介在させずにトランシーバとして通信を行うトランシーバ型通信回路13a,13bと、携帯電話基地局14の中継により通話を行う携帯電話型通信回路15a,15bと、話者の音声を入力するためのマイクロフォン装置等の音声入力手段16と、通話相手の音声を出力するスピーカ等の音声出力手段17と、通話相手の携帯電話装置11a,11bが近距離範囲内にある場合に近距離判定回路12a,12bの切替制御に基づいてトランシーバ型通信回路13a,13bを音声入力手段16及び音声出力手段17に接続する一方、通話相手の携帯電話装置11bが近距離範囲内にない場合に、近距離判定回路12a,12bの切替制御に基づいて携帯電話型通信回路15a,15bを音声入力手段16及び音声出力手段17に接続するスイッチ回路18と、通話相手の携帯電話装置11bが近距離範囲内にない場合に近距離判定回路12a,12bの制御に基づいて音声出力手段17に警報信号を出力する警告手段19とを備える。
【0013】
近距離判定回路12a,12bは、例えばBluetooth(登録商標)、超音波センサ、電波信号送受信または赤外線通信(Irda)等のような近距離無線通信機能を有し、かかる近距離無線通信機能により周囲の一定の近距離範囲内に他の携帯電話装置11a,11bが存在しているか否かを検出判定する。
【0014】
そして、この近距離判定回路12a,12bは、近距離範囲内に他の携帯電話装置11a,11bが存在していると判定したときに、スイッチ回路18の切替制御を通じてトランシーバ型通信回路13a,13bを音声入力手段16及び音声出力手段17に接続する一方、近距離範囲内に他の携帯電話装置11a,11bが存在していないと判定したときに、スイッチ回路18の切替制御を通じて携帯電話型通信回路15a,15bを音声入力手段16及び音声出力手段17に接続する。
【0015】
この近距離判定回路12a,12bの近距離範囲内の他の携帯電話装置11a,11bの存在検出判定は、電話の発呼が行われる場合に実施され、また、既に通話が開始されている状態においても、例えば数秒毎に間欠的に実行され、この携帯電話装置11a,11bが一定距離を移動するたびに、その携帯電話装置11a,11bの近距離範囲内に他の携帯電話装置11a,11bが存在しているか否かを常時検出判定するようになっている。
【0016】
トランシーバ型通信回路13a,13bは、所定の周波数で小電力型の通信を行うもので、音声入力手段16で音電変換された電気信号を無線電波として送信する送信回路と、無線電波を受信して電気信号として音声出力手段17に出力する受信回路(いずれも図示省略)を備えた一般的なものが使用され、スイッチ回路18により音声入力手段16及び音声出力手段17に接続された場合に、携帯電話装置11a,11bがトランシーバとして機能するようになっている。
【0017】
携帯電話型通信回路15a,15bは、CDMA方式またはTDMA方式により音声データを圧縮して通信を行う一般的なものが使用され、スイッチ回路18により音声入力手段16及び音声出力手段17に接続された場合に、携帯電話装置11a,11bが本来の携帯電話装置として機能するようになっている。
【0018】
音声入力手段16は、入力される音声を電気信号に変換する一般的なマイクロフォン装置等が適用され、この音声に係る電気信号を、トランシーバ型通信回路13a,13b及び携帯電話型通信回路15a,15bのうちのスイッチ回路18によって切り替えられた側に対して出力する。
【0019】
音声出力手段17は、トランシーバ型通信回路13a,13b及び携帯電話型通信回路15a,15bのうちのスイッチ回路18によって切り替えられた側から与えられる電気信号を音声に変換する一般的なスピーカ等が使用される。
【0020】
警告手段19は、近距離判定回路12a,12bが一定の近距離範囲内に他の同機種の携帯電話装置11a,11bが存在していないと判定した場合に、電子音等の電気信号を音声出力手段17に出力する。
【0021】
上記携帯電話装置11a,11bの動作を図3のフローチャートに沿って説明する。尚、トランシーバ型通信回路13a,13b及び携帯電話型通信回路15a,15bのいずれも駆動がオンの状態になっている。したがって、他の携帯電話装置11a,11bからトランシーバとしての無線信号により通話呼び出しがかかると、受信側においてはそのままトランシーバ型通信回路13a,13bが機能してトランシーバ同士の通話が開始される一方、他の携帯電話装置11a,11bから携帯電話基地局14を介して携帯電話としての無線信号により通話呼び出しがかかると、受信側においてはそのまま携帯電話型通信回路15a,15bが機能して本来の携帯電話同士の通話が開始されるようになる。
【0022】
具体的に、まず図3中のステップS01において、一方の携帯電話装置11aが他の携帯電話装置11bに電話をかけると、ステップS02で、携帯電話装置11a内の近距離判定回路12aは、一定の近距離範囲内に他の携帯電話装置11bが存在しているか否かを検出判定する。
【0023】
このステップS02での判定結果において、近距離範囲内に他の携帯電話装置11bが存在していると判断した場合はステップS03に進む。
【0024】
ステップS03では、近距離判定回路12aでのスイッチ回路18の切替制御により、トランシーバ型通信回路13aが音声入力手段16及び音声出力手段17に接続される。この場合、携帯電話装置11a,11bはトランシーバとして機能するため、通話者は、トランシーバ型通信回路13aを通じて通話相手の携帯電話装置11bに接続する。
【0025】
この際、通話相手の携帯電話装置11bでは、発信元の携帯電話装置11bのトランシーバ型通信回路13aからの信号を受信し、これに応じて受信側のトランシーバ型通信回路13bが機能し、両携帯電話装置11a,11b間でトランシーバとしての通話が行われる(ステップS05)。
【0026】
また、ステップS02での判定結果において、近距離範囲内に他の携帯電話装置11bが存在していない(即ち、他の携帯電話装置11bが遠距離にしか存在していない)と判断した場合は、警告手段19を通じて音声出力手段17から電子音等の警告音を発した後、ステップS04に進む。
【0027】
ステップS04では、近距離判定回路12aでのスイッチ回路18の切替制御により、携帯電話型通信回路15aが音声入力手段16及び音声出力手段17に接続される。この場合、携帯電話装置11a,11bは本来の携帯電話として機能し、通話者は、携帯電話型通信回路15aから携帯電話基地局14を通じて通話相手の携帯電話装置11bに接続する。
【0028】
この際、通話相手の携帯電話装置11bでは、発信元の携帯電話装置11bの携帯電話型通信回路15aからの信号を受信し、これに応じて受信側の携帯電話型通信回路15bが機能し、両携帯電話装置11a,11b間で本来の携帯電話としての通話が行われる(ステップS05)。
【0029】
このようにして通話が行われた後、ステップS06において通話が終了するかどうかが判断され、通話が終了しない場合はステップS02〜ステップS05の処理が一定時間毎に繰り返される。この場合、通話者が移動しても、一定時間毎にステップS02の近距離判定が行われるので、両方の通話者間の距離に応じて、一定時間毎にトランシーバ機能と携帯電話機能とが適切に切り替わる。したがって、途中で通話が断たれる事態が防止される。
【0030】
そして、ステップS06において通話が終了した時点で通話者は電話を切る。
【0031】
このように、近距離間の通話においては携帯電話基地局14を介さずに通話できるので、携帯電話基地局14を介する際に課金される通信料金を節約することが可能となる。
【0032】
また、近距離範囲内に他の携帯電話装置11a,11bが存在していない場合に、携帯電話基地局14を通じて通話を行うために課金がなされる旨を、警告手段19による警告により通話者が認識できるので便利である。
【0033】
{第2の実施の形態}
図4及び図5はこの発明の第2の実施の形態に係るハンズフリー装置21a,21bを使用した通信動作を示すブロック図、図6はそのハンズフリー装置21a,21bを示すブロック図である。
【0034】
図4及び図5の如く、この実施の形態のハンズフリー装置21a,21bは、自動車等に搭載されて手を使わずに通話を行うものであって、第1の実施の形態で説明した携帯電話装置11a,11bと同様に、一のハンズフリー装置21aが通話相手となるハンズフリー装置21bに電話をかける際に、まず近距離判定回路22aを用いて通話相手となるハンズフリー装置21bが近距離範囲内にあるか否かの判定を行い、通話相手のハンズフリー装置21bが近距離範囲内にあれば、両ハンズフリー装置21a,21bのトランシーバ型通信回路23a,23b同士の通信により携帯電話基地局14を介在させずにトランシーバとして通信を行う一方、通話相手のハンズフリー装置21bが近距離範囲外にあれば、両ハンズフリー装置21a,21bのハンズフリー回路部25a,25bが動作して携帯電話基地局14の中継により通話を行う。
【0035】
即ち、各ハンズフリー装置21a,21bは、図6の如く、他の同機種のハンズフリー装置21a,21bが近距離範囲内にあるか否かを判定する近距離判定回路22a,22bと、利用者が資格を必要としない小電力型の通信方式で基地局14を介在させずにトランシーバとして通信を行うトランシーバ型通信回路23a,23bと、携帯電話装置31a,31bを通じて外部との通話を行うハンズフリー回路部25a,25bと、話者の音声を入力するためのマイクロフォン装置等の音声入力手段26と、通話相手の音声を出力するスピーカ等の音声出力手段27と、通話相手のハンズフリー装置21bが近距離範囲内にある場合に近距離判定回路22a,22bの切替制御に基づいてトランシーバ型通信回路23a,23bを音声入力手段26及び音声出力手段27に接続する一方、通話相手のハンズフリー装置21bが近距離範囲内にない場合に、近距離判定回路22a,22bの切替制御に基づいてハンズフリー回路部25a,25bを音声入力手段26及び音声出力手段27に接続するスイッチ回路28と、通話相手のハンズフリー装置21bが近距離範囲内にない場合に近距離判定回路22a,22bの制御に基づいて音声出力手段27に警報信号を出力する警告手段29とを備える。
【0036】
近距離判定回路22a,22bは、第1の実施の形態の近距離判定回路12a,12bと同様のものが使用され、近距離範囲内に他のハンズフリー装置21a,21bが存在していると判定したときに、スイッチ回路28の切替制御を通じてトランシーバ型通信回路23a,23bを音声入力手段26及び音声出力手段27に接続する一方、近距離範囲内に他のハンズフリー装置21a,21bが存在していないと判定したときに、スイッチ回路28の切替制御を通じてハンズフリー回路部25a,25bを音声入力手段26及び音声出力手段27に接続する。
【0037】
トランシーバ型通信回路23a,23bは、第1の実施の形態のトランシーバ型通信回路13a,13bと同様であるため、その説明を省略する。
【0038】
ハンズフリー回路部25a,25bは、クレードル等のアダプタを通じて携帯電話装置31a,31bに接続可能とされたり、あるいはハンズフリー回路部25a,25bがそれぞれ携帯電話装置31a,31bとBluetooth(登録商標)またはIrdaのような近距離無線通信技術(図示省略)を用いて接続可能とされ、この携帯電話装置31a,31bの通信方式を通信プロトコルとして、携帯電話基地局14を通じて通話を行うものである。
【0039】
音声入力手段26及び音声出力手段27は、車室内の所定位置にそれぞれ配置され、自動車の運転者を含む乗員が手で持つことなく通話を行うようにされている。
【0040】
かかる構成のハンズフリー装置21a,21bにおいても、第1の実施の形態と同様に、一定の近距離範囲内に他のハンズフリー装置21a,21bが存在している場合には、図4及び図5のように、トランシーバ型通信回路23a,23bが機能して、携帯電話基地局14を介さずに、トランシーバとしての通信が行われる。一方、一定の近距離範囲内に他のハンズフリー装置21a,21bが存在していない場合には、図4のように、ハンズフリー装置21a,21bが携帯電話装置31a,31b及び携帯電話基地局14を通じて通話することで、携帯電話としての通信が行われる。
【0041】
したがって、近距離間の通話においては携帯電話基地局14を介さずに通話できるので、携帯電話基地局14を介する際に課金される通信料金を節約することが可能となる。
【0042】
また、通話を希望する者が携帯電話装置31a,31bを所持していない場合であって、通話相手が一定の近距離範囲内に存在している場合には、図5のように、携帯電話装置31a,31bを使用しなくても通話を行うことができ、便利である。
【0043】
尚、上記実施の形態では、通話の場合を例に挙げて説明したが、電子メール等のデータ通信をトランシーバ型の通信によって実行することが可能な場合であれば、このようなデータ通信をもトランシーバ型の通信と携帯電話型の通信とを切り分けて実行するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
請求項1及び請求項3に記載の発明によれば、近距離間の通話においては携帯電話基地局を介さずにトランシーバ型の通信を実行できるので、携帯電話基地局を介する際に課金される通信料金を節約することが可能となる。また、通信相手が近距離範囲内に存在していない場合には、携帯電話基地局を通じて課金により通信を行うことができる。
【0045】
そして、請求項3に記載の発明によれば、通信を希望する者が携帯電話装置を所持していない場合であって、通信相手が一定の近距離範囲内に存在している場合には、携帯電話装置を使用しなくても、ハンズフリー装置内のトランシーバ型通信手段を用いて通信を行うことができ、便利である。
【0046】
請求項2及び請求項4に記載の発明によれば、近距離範囲内に他の携帯電話装置や他のハンズフリー装置が存在していない場合に、携帯電話基地局を通じて通話を行うために課金がなされる旨を、警告手段による警告により通信者が認識できるので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置を使用した通信動作を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置を示すブロック図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態に係る携帯電話装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】この発明の第2の実施の形態に係るハンズフリー装置を使用した通信動作を示すブロック図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態に係るハンズフリー装置を使用した通信動作を示すブロック図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態に係るハンズフリー装置を示すブロック図である。
【図7】従来技術1の携帯電話装置による通信動作を示すブロック図である。
【符号の説明】
11a,11b,31a,31b 携帯電話装置
12a,12b,22a,22a 近距離判定回路
13a,13b,23a,23b トランシーバ型通信回路
14 携帯電話基地局
15a,15b 携帯電話型通信回路
16,26 音声入力手段
17,27 音声出力手段
18,28 スイッチ回路
19,29 警告手段
21a,21b ハンズフリー装置
25a,25b ハンズフリー回路部

Claims (4)

  1. 一定の近距離範囲内に他の携帯電話装置が存在しているか否かを判定する近距離判定手段と、
    前記近距離判定手段において前記近距離範囲内に他の携帯電話装置が存在していると判断された場合に当該他の携帯電話装置と直接に近距離通信を行うトランシーバ型通信手段と、
    前記近距離判定手段において前記近距離範囲内に他の携帯電話装置が存在していないと判断された場合に所定の携帯電話基地局を介して当該他の携帯電話装置と通信を行う携帯電話型通信手段と
    を備える携帯電話装置。
  2. 請求項1に記載の携帯電話装置であって、
    前記近距離判定手段において前記近距離範囲内に他の携帯電話装置が存在していないと判断された場合に、所定の警告を行う警告手段をさらに備える携帯電話装置。
  3. 移動体に搭載されて手を使うことなく通話を行うためのハンズフリー装置であって、
    一定の近距離範囲内に他のハンズフリー装置が存在しているか否かを判定する近距離判定手段と、
    前記近距離判定手段において前記近距離範囲内に他のハンズフリー装置が存在していると判断された場合に当該他のハンズフリー装置と直接に近距離通信を行うトランシーバ型通信手段と、
    携帯電話装置に接続可能とされ、前記近距離判定手段において前記近距離範囲内に他のハンズフリー装置が存在していないと判断された場合に、携帯電話装置を利用して所定の携帯電話基地局を介して当該他のハンズフリー装置と通信を行うハンズフリー回路部と
    を備えるハンズフリー装置。
  4. 請求項3に記載のハンズフリー装置であって、
    前記近距離判定手段において前記近距離範囲内に他のハンズフリー装置が存在していないと判断された場合に、所定の警告を行う警告手段をさらに備えるハンズフリー装置。
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