JP2004056226A - ディジタル放送受信装置 - Google Patents

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Norihiro Sagishima
鷺島 憲弘
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Abstract

【目的】ペット感覚の親近感を持つことができるディジタル放送受信装置を提供する。
【構成】CPU13は、放送波に含まれる各種データを分離取得し、これに基づいてメッセージを生成し、キャラクタの画面表示とともに音声合成回路23によって前記メッセージを音声出力する。また、受信装置30には、マイク21や音声認識部22などが設けられており、ユーザの発した言葉を認識し、これに対応するメッセージを生成して擬似会話を行う。また、ユーザ属性情報(名前や年齢など)や、ユーザ識別情報(音声周波数パターンなど)を登録し、これらに基づくメッセージを生成して音声出力する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、ディジタル放送を受信するディジタル放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
衛星や地上波を用いたディジタル放送を受信するディジタル放送受信装置は、専用のアンテナや地上波用アンテナを通して受け取った複数の放送波のなかから任意の放送波をチューナによって選択し、この選択した放送波に含まれる複数のチャンネルのなかから任意のチャンネルをデマルチプレクス処理によって選択し、この選択したチャンネルのディジタル信号を取り出し、これをデコードすることによって映像・音声信号を出力することができる。
【0003】
このようなディジタル放送では、従来のアナログ放送と同様に映像や音声を送信することに加え、番組情報などの各種データを送信している。番組情報は、番組名、番組開始時刻、番組継続時刻、番組内容などの情報を含んでおり、受信装置側ではOSD(オンスクリーンディスプレイ)機能を用いた電子番組ガイド(Electronic Program Guide)画面表示によって、多チャンネル放送のなかからユーザが望む番組を選択することができる。また、各種データには、例えば番組に連動したデータ放送用データや、時間情報などが含まれる。受信装置はデータ放送用データを受信し、例えばBML(Broadcast Markup Language)ブラウザなどのファイル閲覧機能によって画面表示を行う。更に、時間情報を用い、画面に現在時刻をテキスト表示できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のとおり、ディジタル放送では、映像や音声以外に多くの情報が提供されているものの、その利用については、電子番組ガイドやファイル閲覧機能などによる画面提示に利用しているにすぎない。すなわち、放送受信装置はあくまで放送受信装置であるとしてその機能や使い勝手の向上を目指しており、放送受信装置にペット感覚の親近感を持たせるような工夫は何らなされていない。
【0005】
この発明は、上記の事情に鑑み、ペット感覚の親近感を持つことができるディジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明のディジタル放送受信装置は、上記の課題を解決するために、ディジタル放送波に載せられている各種データを分離取得することができるディジタル放送受信装置において、キャラクタ画像を映像信号化して出力する手段と、前記各種データに基づいて作成したメッセージを音声及び/又は映像によって前記キャラクタの言葉として提示する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
上記の構成であれば、画面上にキャラクタ画像が表示され、例えば、「今日は雨が降りそうだよ 出かけるなら傘を忘れないでね」のごとく作成されたメッセージを音声等で話しかてくることになるので、ユーザは放送受信装置に対してペット感覚の親近感を持つようになる。作成されるメッセージは予め記憶してあるデータのみに頼るのではなく、ディジタル放送波から分離取得した各種データに基づいて作成されるので、上述した今日の天気予報に関するメッセージのごとくタイムリーな話題による話しかけが可能になる。
【0008】
予め登録されたユーザ情報を加味してメッセージを作成するように構成されていてもよい。例えば、ユーザ情報として「サッカー好き」が登録されていれば、その日に放送される番組のなかからサッカー番組を検索し、「今日は19時からサッカー番組があるよ。予約しておこうか」といったメッセージが前記キャラクタの言葉として提示されることになる。
【0009】
周囲の音声及び/又は映像を捉え、この音声及び/又は映像基づいて現在ユーザを判別するように構成されていてもよい。予めユーザ情報として例えば家族を構成している「パパ」「ママ」「3歳女児」の音声や映像を登録しておき、現在ユーザが「3歳女児」であると判断されたとき、「もうすぐ、○○さんといっしょが始まるよ」といったメッセージが前記キャラクタの言葉として提示されることになる。
【0010】
音声認識手段を備え、認識された言葉の内容を加味してメッセージを作成するように構成されていてもよい。これによれば、「おはようございます。現在時刻は午前7時です。ご機嫌いかが」というキャラクタの問いかけに対し、ユーザが「風邪気味なの」と答えた場合には、これを認識し、例えば「無理しないでね、風邪に関する番組をさがしてみようか」といった応答メッセージが前記キャラクタの言葉として提示されることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図1乃至図3に基づいて説明するが、ここではユーザがBS(Broadcasting Satellite)ディジタル放送を視聴する場合を例示している。図1はこの実施形態のディジタル放送受信装置30を示したブロック図であり、図2(a)(b)はキャラクタの表示/音声出力処理を説明したフローチャートであり、図3はキャラクタ出力画面を例示した説明図である。
【0012】
図1において、アンテナ1は、屋外において所定の方向に向けて配置されており、BSから送られてくるディジタル放送波を受信する。このアンテナ1は一般に周波数変換器を備え、受信/周波数変換した信号をチューナ2に与える。
【0013】
チューナ2は、受信した高周波ディジタル変調信号のうちから特定周波数を取り出す。すなわち、ディジタル放送の複数のトランスポンダのなかから一つを選択する処理を行う。また、チューナ2は、復調回路、逆インタリーブ回路、誤り訂正回路などを備えることにより、選択したディジタル変調信号を復調してトランスポートストリームを出力する。
【0014】
デマルチプレクサ(DEMUX)3は、チューナ2から出力されるトランスポートストリームを、MPEG2(Moving Picture Experts Group2)のビデオストリーム、オーディオストリーム、及びPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)に分離する。デマルチプレクサ3は、ビデオストリームとオーディオストリームをAVデコーダ4に供給し、PSI/SIをCPU13に供給する。なお、前述のごとくトランスポート・ストリームには複数のチャンネルが多重化されており、このなかから任意のチャンネルを選択するための処理は、前記PSI/SIから任意のチャンネルがトランスポート・ストリーム中でどのパケットIDで多重化されているかといったデータを取り出すことで可能となる。また、トランスポート・ストリームの選定(トランスポンダの選定)もPSI/SIの情報に基づいて行うことができる。
【0015】
AVデコーダ4は、ビデオストリームに対してデコードを行うビデオデコーダ、及びオーディオストリームに対してデコードを行うオーディオデコーダを備える。ビデオデコーダは、入力された可変長符号を復号して量子化係数や動きベクトルを求め、逆DCT変換や動きベクトルに基づく動き補償制御などを行う。オーディオデコーダは、入力された符号化信号を復号して音声データを生成する。デコードにより生成された映像データは映像処理回路5に出力され、音声データは音声処理回路6に出力される。
【0016】
映像処理回路5は、AVデコーダ4から映像データを受け取ってD/A変換を行い、例えばコンポジット映像信号に変換する。音声信号処理回路6は、AVデコーダ4から出力された音声データを受け取ってD/A変換を行い、例えば右(R)音のアナログ信号及び左(L)音のアナログ信号を生成する。
【0017】
映像出力回路7及び音声出力回路8は出力抵抗や増幅器等を備えて成る。AV出力端子9には出力部(左右音声出力端子等や映像出力端子等のセット)が設けられており、この出力部には、映像/音声コード17によって受像管16a及びスピーカ16bを備えるモニタ16が接続される。
【0018】
書き換え可能な不揮発性メモリ(例えば、EEPROM等)14には、前述の電子番組ガイドの表示などに用いられる番組情報(番組名、番組詳細、番組開始時間、番組終了時間等)が格納される他、ユーザ識別情報やユーザ属性情報も格納される。ユーザ識別情報は、ユーザが発した音声の周波数パターン情報等である。ユーザ属性情報は、ユーザの名前、年齢、性別、趣味、好きな番組のジャンルなどの情報である。また、不揮発性メモリ14には、キャラクタを成す画像データやキャラクタ用の言葉データが記録されている。前記画像データとして同一キャラクタについて複数の姿態を成す画像、例えば、腕を真上に挙げた少女の画像、腕を斜め上に挙げた少女の画像、腕を真横に挙げた少女の画像を保有しておき、これらの画像を繰り返し表示させることにより、少女が手を振っている動作を表現することができる。言葉データは、例えば、「__ちゃん」や「もうすぐ__がはじまるよ」といったデータであり、選択データ(ユーザ属性情報に基づいて得られるデータ、及び番組情報などに基づいて得られるデータ等)を上記「__」に挿入することでメッセージが作成される。また、不揮発性メモリ14には、会話用として「風邪」といったユーザの言葉に対して「無理しないでね」といった言葉を対応させた対応データ表が記憶されている。
【0019】
OSD回路12は、CPU13から出力指示された文字情報や色情報に基づく映像データを生成して加算器20に出力する。加算器20は前記映像データをAVデコーダ4から出力される受信映像データに組み込む処理を行う。上記OSD回路12により、メッセージ表示やキャラクタ表示などが実現される。
【0020】
リモコン送信機10は、当該放送受信装置30に指令を送出するための送信機である。このリモコン送信機10に設けられた図示しないキーを操作すると、そのキーに対応した指令を意味する信号光(リモコン信号)が図示しない発光部から送出される。リモコン受光器11は、前記信号光を受光し、これを電気信号に変換してCPU13に与える。
【0021】
音声合成回路23は、作成されたメッセージデータの音声信号化(D/A変換)を行い、音声出力回路8に出力する。音声合成回路23により、キャラクタの音声出力が行われることになる。
【0022】
マイク21は、受信装置30付近の声を集音し、音声信号を音声認識部22へ出力する。音声認識部22はマイク21からの音声信号をA/D変換して得た音声データと、ユーザ識別情報である音声の周波数パターン情報との比較を行って受信装置30付近に居るユーザを識別する。また、音声認識処理を行ってユーザが発した言葉を認識し、この認識情報をCPU13に出力する。
【0023】
CPU13は、このディジタル放送受信装置30における全体制御を行うものであるが、特にこの発明にかかる制御として以下に説明するキャラクタ表示に関連する処理を行うようになっている。
【0024】
[ユーザ登録処理]
ユーザは、リモコン送信機10を操作して、例えばメニュー画面(図示せず)から「ユーザ登録」の項目を選択する。ユーザは、ユーザ登録の画面において、家族構成、名前、年齢、性別、趣味、好きな番組のジャンル、といった属性をリモコン送信機10を用いて入力していく。また、ユーザ登録画面ではユーザ識別情報としてユーザの声を登録することができる。例えば、画面上に設けられた「声の登録」にカーソルを合わせて決定キーを押すと、「録音開始ボタン」及び「録音終了ボタン」が画面に表示される。「録音開始ボタン」を選択して決定キーを押下すると録音状態となるので、ユーザは所定の言葉をマイク21に向けて発声する。音声認識部22は、マイク21から音声信号を受け取り、A/D変換によって生成した音声データからユーザの声の周波数パターンデータを生成し、これをCPU13に供給する。CPU13はユーザの名前に対応付けて上記周波数パターンデータをユーザ識別情報として不揮発性メモリ14に格納する。また、このユーザ登録において、幾つかのキャラクタのなかからユーザの好みのキャラクタを選択できるようになっていてもよい。
【0025】
[キャラクタ表示処理1(図2(a)参照)]
例えば、テレビOFF(受信映像非出力状態)のときにも、音声認識部22を動作させておき、周囲に誰が居るのか(現在ユーザはだれか)を判断するようにしておく(ステップS1)。また、受信した放送波から時間情報を取得する(ステップS2)。この時間情報及び現在ユーザの情報に基づいて言葉データ群のなかから出力すべき言葉データを選択し、また、キャラクタ画像群のなかから表示すべきキャラクタを選択する(ステップS3)。例えば、11時30分から11時50分の範囲の時間情報を受信した場合には「__さん もうすぐ昼だよ」といった言葉データを選択し、現在ユーザが「ママ」であれば「__」に「ママ」を組み入れて「ママさん もうすぐ昼だよ」といったメッセージを作成し、また、キャラクタ画像群のなかから例えば時計キャラクタを選択する。そして、キャラクタ画像の表示位置、表示方法、及び表示範囲等を決定し(ステップS4)、映像表示系及び音声出力系への電力供給を行い、キャラクタ画像表示及びメッセージ音声出力を行う(ステップS5)。受信放送映像を表示していない状態のときであれば、画面全体を使ってキャラクタを大きく表示することができる。また、不揮発性メモリ14に格納されている番組情報を検索し、ユーザ属性情報に基づいて「ママ」が好みの番組が現在放送されているかどうかを判断し、例えば「ママ」が好みのマラソン番組が放送されていれば、「マラソンが放送されているよ 受信しようか」といったメッセージを音声出力し、現在ユーザであるママが「はい」といった言葉を発したときには、これを認識してマラソン番組の受信映像表示処理を実行し、図3に示すように、番組の表示に重ねてキャラクタを画面左上に小さく表示するといった処理を行うようにしてもよい。
【0026】
[キャラクタ表示処理2]
図2(b)は、ユーザに提示すべき情報が放送波に含まれていた場合におけるキャラクタ表示処理を示したフローチャートである。例えば、各受信装置に固有のアドレスが与えられているとし、放送波において個別アドレス宛てで情報が載せられているとした場合、当該情報を受信装置30が受け取ると、当該情報に基づいて作成したメッセージを音声合成によってキャラクタの言葉として提示することになる(ステップS11〜ステップS14)。例えば、或る特定小地域の天気予報を特定の受信装置に宛てて配信するサービスを提供しているとした場合、受信装置30は、自身宛ての天気予報情報を取得し、例えば、今日の午後の降水確率が30%以上であった場合、言葉データから「今日は昼から雨が降りそうだよ 出かけるなら傘を忘れないでね」を選択する。そして、キャラクタにおいては傘の画像を付加するなどの処理を行う。また、今日は「晴れ」、明日は「曇りのち雨」といった数日分の天気予報情報を受信した場合には、「明日は雨が降りそうだよ 洗濯するなら今日のうちにね」といったメッセージを生成することも可能である。
【0027】
また、キャラクタとの間で擬似的な会話を行うことができるようにしている。例えば、毎朝7:00になると、「おはようございます 現在時刻は午前7時です ご機嫌いかが」といったメッセージ生成して出力し、ユーザがこの問いかけに対して「風邪気味なのよ」と返答した場合には、不揮発性メモリ14に記憶されている対応データ表において「風邪」に対応付けられた「無理しないでね 風邪に関する番組をさがしてみようか」の言葉データを読み出して音声出力する。このとき、ユーザが「はい」と応えれば、「風邪」をキーワードにして風邪に関する番組を検索し、在れば「番組があったよ」を音声出力すると共に検索された番組のリストを表示する。また、ユーザからの「ご機嫌いかが」という問いかけに対して、キャラクタに「元気だよ」といった回答をさせることもできる。このような処理により、あたかも画面上のキャラクタと会話をしているかのようにユーザに感じさせることができる。また、時間情報に基づいて、キャラクタに独り言的な言葉、例えば、12時過ぎになったときに「おなかすいたな〜」といった言葉や、22時過ぎになったときに「眠くなっちゃったな〜」といった言葉を音声出力させるようにすれば、より親近感が得られることになる。
【0028】
なお、複数のキャラクタを用意しておき、受信情報によって表示するキャラクタを変えることとしてもよいし、認識された現在ユーザによって表示するキャラクタを変えることとしてもよい。また、キャラクタ画像データや言葉データなどはROMに格納しておいてもよいが、この実施形態のごとく書き換え可能な不揮発性メモリに格納する構成であれば、例えば、放送波によって新しいキャラクタ画像データや言葉データを受け取り、キャラクタに関するデータの更新を行うことができる。なお、普遍的であると考えられるデータ等については、ROMに格納しておき、不揮発性メモリ14の使用量を少なくするのもよい。また、例えばメニュー画面やリモコン送信機10のボタン操作により、キャラクタの表示/非表示や、音声出力のオン/オフを行える構成としてもよい。メッセージの提示は音声に代えて或いは音声と共に、OSD回路12を用いて例えば吹きだしセリフのごとく画面に表示させることもできる。また、キャラクタを基本的には常時表示させておくこととする形態、予め決めておいた一定の時間帯にだけ出現させる形態、何らかのイベントが発生したとき(新規番組データ取得時等)に出現させる形態、時間的にランダムに出現させる形態など、様々な形態が考えられる。
【0029】
また、音声によってユーザの識別を行うこととしたが、受信装置30にカメラを備え、ユーザの容姿を映像で記憶しておき、容姿の特徴からユーザを判別することも可能である。また、音声及び映像の両方によってユーザを識別するようにしてもよいものである。また、ディジタルカメラで撮像した写真データを受信装置に取り込み、この写真データそのもの或いは加工したものをキャラクタとして利用できるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のディジタル放送受信装置であれば、画面上にキャラクタ画像が表示され、作成されたメッセージを音声等で話しかけてくることになるので、ユーザは放送受信装置に対してペット感覚の親近感を持つようになる。作成されるメッセージは予め記憶してあるデータのみに頼るのではなく、ディジタル放送波から分離取得した各種データに基づいて作成されるので、タイムリーな話題による話しかけが可能になる。予め登録されたユーザ情報を加味する構成、現在ユーザを判別した上でユーザ情報を加味する構成、ユーザが発した言葉の内容を加味する構成であれば、ユーザは放送受信装置に対してより一層の親近感を持つことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1 】この実施形態のディジタル放送受信装置を示したブロック図である。
【図2】同図(a)及び同図(b)はそれぞれキャラクタの表示関連処理を説明したフローチャートである。
【図3】キャラクタ出力画面を例示した説明図である。
【符号の説明】
1  アンテナ
2  チューナ
3  デマルチプレクサ(DEMUX)
4  AVデコーダ
12 OSD回路
13 CPU
14 不揮発性メモリ
21 マイク
22 音声認識部
23 音声合成回路

Claims (4)

  1. ディジタル放送波に載せられている各種データを分離取得することができるディジタル放送受信装置において、キャラクタ画像を映像信号化して出力する手段と、前記各種データに基づいて作成したメッセージを音声及び/又は映像によって前記キャラクタの言葉として提示する手段と、を備えたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  2. 請求項1に記載のディジタル放送受信装置において、予め登録されたユーザ情報を加味してメッセージを作成するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  3. 請求項2に記載のディジタル放送受信装置において、周囲の音声及び/又は映像を捉え、この音声及び/又は映像に基づいて現在ユーザを判別するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のディジタル放送受信装置において、音声認識手段を備え、認識された言葉の内容を加味してメッセージを作成するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
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